JP2006195967A - 随時対応型訪問介護サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切な介護行為を誰でも確実且つスムーズに行う。
【解決手段】 利用者1の端末機1aから受信センター2への要請により受信センター2のオペレーター3の状況判断に基づいてサービス担当者4を利用者宅1Hへ出動させると共に、このサービス担当者4の出動に伴って受信センター2から、出動要請のあった利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報として、訪問する利用者1の介護に際しての留意事項、介護サービスの手順、事前に契約した介護サービスの内容や訪問する利用者宅1Hの間取りなどを、サービス担当者4の端末機4aへ伝達することにより、これら情報に基づく適切な介護行為が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、夜間や早朝などの緊急時における在宅の要介護者や高齢者などからの介護要請に対応できて、定時提供の介護サービスと併用することにより「24時間365日」在宅で施設入所並の安心した介護サービスを受けることが可能な随時対応型訪問介護サービスシステムに関する。
詳しくは、利用者からの要請により必要に応じてサービス担当者を利用者宅へ随時出動させる随時対応型訪問介護サービスシステムに関する。
この種の随時対応型訪問介護サービスシステムとして、利用者(クライアント)が介護サービスを欲しい時に、そのベッドサイドに配置されたコールボタンを押すことにより、受信センター(コールセンター)のパソコンが作動し、ボタンを押した利用者のデータが画面に表示され、コールセンターのオペレーターが、利用者の情報を参照しながら利用者と会話して、その状況判断に基づきサービス担当者(ヘルパー)を出動させ、利用者宅に訪問して必要な介護サービスを提供するナイトケアパトロールシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特願2003−367324号(図1)
しかし乍ら、このような随時対応型訪問介護サービスシステムでは、オペレーターからの出動要請によって担当外のサービス担当者が出先から利用者宅へ直接訪問する場合など、この利用者に関する情報を持たないサービス担当者が介護サービスを行うことが考えられ、このようなケースでは、サービス担当者が介護サービスの内容確認に手間取るため、適切な介護行為を確実でしかもスムーズに行えない恐れがあった。
具体的には、介護に際しての各利用者毎の留意事項や各利用者毎の介護サービスの手順などをサービス担当者が事前に知らないと、利用者から苦情が発生したり、最悪の場合には介護事故に発展するという問題があった。
更に、訪問する利用者宅の間取りをサービス担当者が事前に知らないと、利用者宅まで到着しても利用者が居る部屋まで辿り着けず、しかも夜間には近所迷惑になるため、大きな声で確認できないこともあって、大幅に介護サービスが遅れるという問題があった。
また、オペレーターからの出動要請時には、移動中のサービス担当者が、その訪問する利用者宅までに要する時間を利用者に通知することが考えられるものの、渋滞などの道路状況によって到着時間が遅れることもあり、このような場合に利用者はサービス担当者が予定時間に着かないため、苛立ちにより利用者の体調が更に悪化する恐れがあるという問題があった。
そして、利用者と受信センターとを利用者宅の電話回線で接続すると、受信センター側から利用者の端末機を呼び出すと、利用者の端末機と同時に家庭の電話機も鳴ってしまい、深夜就寝している同居家族を目覚めさせてしまうという問題があると共に、そのために同居家族とは関係なく、精神的に不安な利用者に対して定期的にオペレーターが連絡を入れることで安心感を提供するサービスが不可能であった。
一方、介護保険制度における訪問介護サービスは、予めケアプランに定められた利用日・時間帯にヘルパーが訪問してサービスを行うこととなっており、1回の訪問に対して報酬が支払われる所謂出来高払い方式となっている。
これに対して、本発明のような随時対応型訪問介護サービスシステムによって提供される随時訪問介護サービスは、突発的に発生する介護ニーズに対応するものであるが、呼ばれたら訪問するという対応では利用者の依存心を高めてしまい本人の自立の妨げになることが懸念されるだけでなく、不要な介護保険の給付となる恐れがある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、適切な介護行為を誰でも確実且つスムーズに行うことを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、適切な介護行為を更に早く開始することを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、サービス担当者への情報伝達を確実にすることを目的としたものである。
本発明の請求項4記載の発明は、受信センター側から利用者のみに連絡を取ることを目的としたものである。
請求項5記載の発明は、請求項1または4に記載の発明の目的に加えて、利用者の苛立ちによる体調の悪化を防止することを目的としたものである。
本発明の請求項6記載の発明は、オペレーターの判断の妥当性を客観的に確認することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、このサービス担当者の出動に伴って受信センターから、出動要請のあった利用者に関する適切な介護行為に必要な情報を、訪問するサービス担当者の端末機へ伝達することを特徴とするものである。
ここで言う「利用者に関する適切な介護行為に必要な情報」とは、各利用者毎の介護に際しての留意事項、各利用者毎の介護サービスの手順、各利用者と事前に契約した介護サービスの内容と、訪問する各利用者宅の間取りなどやそれらに類似する情報である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記受信センターから移動中のサービス担当者に対して、出動要請のあった利用者に関する適切な介護行為に必要な情報を伝達する構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記サービス担当者の端末機が携帯電話である構成を加えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、この利用者の端末機に、受信センターと直接通話するための通信手段を利用者宅の電話回線とは独立して備えたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1または4記載の発明の構成に、前記サービス担当者の出動に伴って受信センターから、出動するサービス担当者に関する情報を、訪問する利用者の端末機へ設定時間経過毎に伝達する構成を加えたことを特徴とする。
ここで言う「出動するサービス担当者に関する情報」とは、移動中のサービス担当者が訪問する利用者宅に到着するまでの移動時間か又は到着予定時間などやそれらに類似する情報である。
請求項6記載の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、この利用者の端末機から受信センターへの要請と同時に利用者とオペレーターの会話を録音し、この録音内容を利用者側から確認可能な状態で保存したことを特徴とするものである。
本発明のうち請求項1記載の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、このサービス担当者の出動に伴って受信センターから、出動要請のあった利用者に関する適切な介護行為に必要な情報として、訪問する利用者の介護に際しての留意事項、介護サービスの手順、事前に契約した介護サービスの内容や訪問する利用者宅の間取りなどを、サービス担当者の端末機へ伝達することにより、これら情報に基づく適切な介護行為が可能となる。
従って、適切な介護行為を誰でも確実且つスムーズに行うことができる。
その結果、サービス担当者が介護サービスの内容確認に手間取って適切な介護行為を確実でしかもスムーズに行えない恐れがあるシステムに比べ、その利用者の適切な介護行為に必要な情報情報を持たないサービス担当者が出動する場合でも、利用者から苦情の発生や介護事故への発展を防止できると共に、夜間でも利用者が通常いる部屋までスムーズに移動できて大幅な介護サービスの遅れを防止できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、受信センターから移動中のサービス担当者へ、出動要請のあった利用者に関する適切な介護行為に必要な情報として、訪問する利用者宅の間取りなどを伝達することにより、利用者宅に到着してから利用者の居る部屋まで素早く移動可能となる。
従って、適切な介護行為を更に早く開始することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、サービス担当者の端末機として携帯電話を使用することにより、徒歩移動中のサービス担当者にも確実な情報伝達が可能となる。
従って、サービス担当者への情報伝達を確実にすることができる。
請求項4の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、この利用者の端末機に、受信センターと直接通話するための通信手段を利用者宅の電話回線とは独立して備えることにより、該通信手段を介して利用者の端末機と受信センターとが通話可能となる。
従って、受信センター側から利用者のみに連絡を取ることができる。
その結果、利用者と受信センターとを利用者宅の電話回線で接続するシステムに比べ、受信センター側から利用者の端末機を呼び出しても家庭の電話機が鳴らず、深夜就寝している同居家族を目覚めさせることがないと共に、これによって同居家族とは関係なく、精神的に不安な利用者に対して定期的にオペレーターが連絡を入れることで安心感を提供するサービスが可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1または4の発明の効果に加えて、サービス担当者の出動に伴って受信センターから、出動するサービス担当者に関する情報として、訪問する利用者宅に到着するまでの移動時間か又は到着予定時間などを、訪問する利用者の端末機へ設定時間経過毎に伝達することにより、利用者がサービス担当者の到着時間を時間経過に伴って容易に予測可能になる。
従って、利用者の苛立ちによる体調の悪化を防止することができる。
請求項6の発明は、利用者の端末機から受信センターへの要請により受信センターのオペレーターの状況判断に基づいてサービス担当者を利用者宅へ出動させると共に、この利用者の端末機から受信センターへの要請と同時に利用者とオペレーターの会話を録音し、この録音内容を利用者側から確認可能な状態で保存することにより、いつでも利用者側が、利用者の出動要請からオペレーターがサービス担当者の出動要否を判断するまでの経緯が確認可能となる。
従って、オペレーターの判断の妥当性を客観的に確認することができる。
その結果、利用者の依存心が高くなって本人の自立の妨げになることを防止でき、また不要な介護保険の給付に発展する恐れもない。
本発明の随時対応型訪問介護サービスシステムAは、図1に示す如く、在宅の要介護者や高齢者などの利用者1の身に付けることで持ち運び自在とするか又は利用者1の近くのベッドサイドなどに設置される端末機1aと、この端末機1aからの利用者1の呼び出しに対応する受信センター2と、この受信センター2に常駐する看護師や介護福祉士などの専門職からなるオペレーター3と、このオペレーター3からの指示に従って利用者宅1Hへ出動するために待機しているホームヘルパー(訪問介護員)などの介護職や看護師などのサービス担当者4とからなる。
そして、利用者1の端末機1aから受信センター2への要請により、受信センター2のオペレーター3がサービス担当者4へ出動を要請するか、又は利用者1の端末機1aからの要請により受信センター2のコンピューター2aが作動し、その利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報が各コンピューター2aの画面2bに表示されると共に、該受信センター2のオペレーター3が、その利用者1の情報を参照しながら利用者1と会話してサービス担当者4の出動の必要性を判断し、オペレーター3が必要性を判断した場合には、待機中又は出動中のサービス担当者4へ出動を要請し、少なくとも介護職1名と看護師1名からなるサービス担当者4が利用者宅1Hに訪問して必要な介護サービス(随時サービス)を提供する。
上記利用者1の端末機1aは、マイク及びスピーカーによる会話機能と、携帯電話と同様な通信機能などを有しており、介護サービスが欲しい時に、各利用者1の操作により呼び出し信号を発信して受信センター2へ連絡され、そこに常駐するオペレーター3と直接会話できるようになっている。
この通信機能は、利用者宅1Hの電話回線とは独立した例えば携帯電話回線などの電話回線で接続される通信手段であることが好ましい。
上記受信センター2には、利用者1の端末機1aからの呼び出しに対応して作動するオペレーター用の電話対応機能を有するコンピューター2aが備えられ、必要に応じて、利用者1の端末機1aから受信センター2への要請と同時に利用者1とオペレーター3の会話を録音し、この録音内容を利用者1側から確認可能な状態で保存することが好ましい。

この受信センター2のコンピューター2aには、各利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報が記憶され、この情報を利用者1の呼び出しに連動してコンピューター2aの画面に表示すると共に、必要に応じてサービス担当者4が持つ携帯電話やパソコンなどの端末機4aへ転送する。
この各利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報とは、各利用者1毎の介護データ(最近の身体状況、疾病履歴、担当医などの情報)だけでなく、各利用者1毎の介護に際しての留意事項や各利用者1に対応する際の注意点、各利用者1毎の介護サービスの手順、各利用者1と事前に介護サービス会社と契約した介護サービスの内容などや、訪問する各利用者宅1Hまでの詳細な住所案内図などの地図情報、訪問する各利用者宅1Hの間取り図や注意などや、それらに類似する情報も含まれる。
また、上記受信センター2のコンピューター2aは、サービス担当者4が使用する自動車4bなどに装備されたナビゲーションシステムと連動させ、出動するサービス担当者4に関する情報として、移動中のサービス担当者4が、その訪問する利用者宅1Hへ到着するまでに要する移動時間か又は到着予定時間や、それらに類似する情報を演算すると共に、必要に応じて利用者1の端末機1aへ設定時間経過毎に転送する。
従って、上記随時対応型訪問介護サービスシステムAは、受信センター2からのサービス担当者4の出動要請に伴って、受信センター2から訪問する利用者1の介護に際しての留意事項、介護サービスの手順、事前に契約した介護サービスの内容や訪問する利用者宅1Hの間取りなどが、サービス担当者4の端末機4aへ転送される。
そのため、例えば出先から利用者宅1Hへ直接訪問する時のような該利用者1の適切な介護行為に必要な情報情報を持たないサービス担当者4が出動して介護サービスを行う場合でも、転送された情報に基づいた適切な介護行為を誰でも確実且つスムーズに行える。
特に移動中のサービス担当者4に対し、受信センター2から訪問する利用者宅1Hの間取りなどを転送すれば、利用者宅1Hに到着してから利用者1が居る部屋まで素早く移動可能となるため、適切な介護行為を更に早く開始できる。
また、受信センター2からのサービス担当者4の出動要請に伴って、受信センター2から移動中のサービス担当者4が、訪問する利用者宅1Hへ到着するまでに要する移動時間か又は到着予定時間などを、訪問する利用者1の端末機1aへ設定時間経過毎に転送すれば、利用者1がサービス担当者4の到着時間を時間経過に伴って容易に予測可能になるため、利用者1の苛立ちによる体調の悪化をも防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1に示す如く、前記利用者1の端末機1aが、利用者1の身に付けて持ち運び自在なペンダント型のコール専用端末機1bと、利用者宅1Hの電話回線とは独立して通話自在な通信手段を備えた据え置き型の端末機1cとから構成され、これら端末機1aから受信センター2への要請と同時に利用者1とオペレーター3の会話を録音して、この録音内容を利用者1側から確認可能な状態で保存すると共に、サービス担当者4の端末機4aが携帯電話であり、受信センター2のオペレーター3の状況判断に基づく場合にのみサービス担当者4を出動させるものである。
上記ペンダント型のコール専用端末機1bと据え置き型の端末機1cには、コールボタン1dが夫々備えられ、コール専用端末機1bのコールボタン1dを押すことで、据え置き型の端末機1cを介して前記受信センター2へ連絡可能となるように構成されている。
更に、上記据え置き型の端末機1cには、室内のどの場所からでも呼びかけの声が拾えるマイク1eと、室内のどの場所からでもオペレーター3からの声が聞けるスピーカー1fとが備えられ、更に必要に応じて前記受信センター2のコンピューター2aから送信された情報を表示するためのモニターやランプなどの表示部1gを設けることが好ましい。
上記受信センター2には、利用者1の端末機1aからの要請と同時に利用者1とオペレーター3との会話を自動的に録音する会話録音装置が備えられ、この録音内容をデータ化して受信センター2のコンピューター2aや記録媒体などに保存し蓄積すると共に、この会話情報を例えば利用者1が指定するメールアドレスへ転送するなどして、利用者1側の利用者1本人又は利用者1から委託された家族や第三者から該会話情報がいつでも確認できるようにしている。
次に、斯かる実施例1に示された随時対応型訪問介護サービスシステムAの作動について説明する。
先ず、利用者1が介護サービスを欲しい時に、胸などにぶら下げているペンダント型のコール専用端末機1bか、又は据え置き型の端末機1cのどちらか一方のコールボタン1dを押すと、そのコールが受信センター2に着信する。
このコール着信により、該受信センター2のコンピューター2aが作動して、上記コールボタン1dを押した利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報が、コンピューター2aの画面2bに表示される。
これに伴い、該受信センター2のオペレーター3が、コンピューター2aの画面2bに表示された上記情報を参照しながら利用者1と会話して、サービス担当者4の出動の必要性を判断し、オペレーター3が必要性を判断した場合には、サービス担当者4に出動を要請する。
この出動要請に伴って、受信センター2のオペレーター3から、上記利用者1に関する適切な介護行為に必要な情報が、サービス担当者4の端末機4aである携帯電話に転送される。
そのため、サービス担当者4が使用する自動車4bから離れて徒歩移動中であってもサービス担当者4への情報伝達を確実に行えるという利点がある。
更に、受信センター2からのサービス担当者4の出動要請に伴って、受信センター2から移動中のサービス担当者4が、訪問する利用者宅1Hへ到着するまでに要する移動時間や到着予定時間などが、訪問する利用者1の端末機1aである据え置き型の端末機1cへ設定時間経過毎に転送される。
これらの到着情報は、到着するまでの時間変化を表示部1gとしてモニターに数値や図形などで表示したり、配列された複数のランプを順番に消灯させるか又は点灯させたり、或いはスピーカー1fから音声でアナウンスしたり、複数の異なる音楽を流すようにすれば、利用者1が電気装置に不慣れな高齢者などであってもサービス担当者4の到着時間を極めて容易に予測できるという利点がある。
そして、据え置き型の端末機1cは、利用者宅1Hの電話回線とは独立して通話自在であるため、受信センター2側から同居家族とは関係なく利用者1のみに連絡を取ることができ、それにより深夜に連絡しても、同居家族が目覚めることがなく、しかも精神的に不安な利用者1に対しては定期的にオペレーター3が連絡を入れることで安心感を与えることができるという利点がある。
また、利用者1の端末機1aから受信センター2へコール着信と同時に、利用者1とオペレーター3との会話が自動的に録音され、この録音内容は利用者1側からいつでも確認できる。
そのため、オペレーターの判断の妥当性を客観的に確認できるという利点がある。
尚、前示実施例では、利用者1の端末機1aが、ペンダント型のコール専用端末機1bと据え置き型の端末機1cとから構成される場合を示したが、これに限定されず、簡単な操作で受信センター2へ連絡できれば、それら以外のものから構成しても良い。
更に、サービス担当者4の端末機4aが携帯電話である場合を示したが、これに限定されず、サービス担当者4が持つパソコンやサービス担当者4が使用する自動車4bに装備されたナビなど、受信センター2からメール機能やホームページの閲覧機能などを通じて伝達できれば、それら以外のものから構成しても良い。
本発明の一実施例を示す随時対応型訪問介護サービスシステムの概略説明図である。
符号の説明
A 随時対応型訪問介護サービスシステム 1 利用者
1a 端末機 1b コール専用端末機1b
1c 据え置き型の端末機 1H 利用者宅
1d コールボタン 1e マイク
1f スピーカー 1g 表示部
2 受信センター 2a コンピューター
2b 画面 3 オペレーター
4 サービス担当者 4a 端末機(携帯電話)
4b 自動車

Claims (6)

  1. 利用者(1)からの要請により必要に応じてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させる随時対応型訪問介護サービスシステムにおいて、
    前記利用者(1)の端末機(1a)からの要請により受信センター(2)のオペレーター(3)の状況判断に基づいてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させると共に、このサービス担当者(4)の出動に伴って受信センター(2)から、出動要請のあった利用者(1)に関する適切な介護行為に必要な情報を、訪問するサービス担当者(4)の端末機(4a)へ伝達することを特徴とする随時対応型訪問介護サービスシステム。
  2. 前記受信センター(2)から移動中のサービス担当者(4)に対して、出動要請のあった利用者(1)に関する適切な介護行為に必要な情報を伝達する請求項1記載の随時対応型訪問介護サービスシステム。
  3. 前記サービス担当者(4)の端末機(4a)が携帯電話である請求項1または2記載の随時対応型訪問介護サービスシステム。
  4. 利用者(1)からの要請により必要に応じてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させる随時対応型訪問介護サービスシステムにおいて、
    前記利用者(1)の端末機(1a)から受信センター(2)への要請により受信センター(2)のオペレーター(3)の状況判断に基づいてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させると共に、この利用者(1)の端末機(1a)に、受信センター(2)と直接通話するための通信手段を利用者宅(1H)の電話回線とは独立して備えたことを特徴とする随時対応型訪問介護サービスシステム。
  5. 前記サービス担当者(4)の出動に伴って受信センター(2)から、出動するサービス担当者(4)に関する情報を、訪問する利用者(1)の端末機(1a)へ設定時間経過毎に伝達する請求項1または4記載の随時対応型訪問介護サービスシステム。
  6. 利用者(1)からの要請により必要に応じてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させる随時対応型訪問介護サービスシステムにおいて、
    前記利用者(1)の端末機(1a)から受信センター(2)への要請により受信センター(2)のオペレーター(3)の状況判断に基づいてサービス担当者(4)を利用者宅(1H)へ出動させると共に、この利用者(1)の端末機(1a)から受信センター(2)への要請と同時に利用者(1)とオペレーター(3)の会話を録音し、この録音内容を利用者(1)側から確認可能な状態で保存したことを特徴とする随時対応型訪問介護サービスシステム。
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