JP2006195566A - サーボ制御装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少ない計算量で、外乱抑圧特性を向上させるだけでなく、完全に位置指令θrとアーム位置θaを一致させることができるサーボ制御装置を提供する。
【解決手段】 制御対象の制御量xdが指令refに一致するようにフィードバック制御器と、フィードフォワード制御器と、オブザーバとを備えたサーボ制御装置において、フィードバック制御器は、オブザーバによる状態量推定値shにゲインGを乗じたものを第2の操作量tfb2にフィードバックする構成であり、フィードフォワード制御器は、操作量trefから前記制御量xdまでの伝達関数P1の逆関数P1−1および、制御対象の状態量を検出する検出器の出力xfbから制御量xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を含むようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、指令追従性と外乱抑圧特性の両方を少ない演算で同時に向上させることを目的とするサーボ制御装置に関する。
従来のサーボ制御装置は、オブザーバの推定値を用いたフィードバック制御部と指令を微分した信号を作成するフィードフォワード制御部を別々に設計し、両者を併用している。(例えば、特許文献1参照)。
図5においてロボット102の第1アーム駆動部213は、第1アーム203を駆動する駆動電動機及び当該駆動電動機の出力軸に接続された減速機構とからなっている。この第1アーム駆動部213は、後述するアンプ部105を介して基台205に固定され、回動軸に回転力を伝達することで、第1アーム203の全体を回動可能にしている。なお、上記第1アーム駆動部213やアンプ部105はカバー206により覆われている。
ロボット102の第2アーム駆動部207は、例えばスチールベルトからなる駆動ベルト200を介して第2アーム103を駆動するサーボ電動機104と、その電動機出力軸に接続された減速機構215とからなっている。第2アーム駆動部207は、第1アーム駆動部213と同様に基台205に対して回動方向に固定されている。また支持部204は、第2アーム駆動部207のサーボ電動機104自体が回転しないように、上記カバー206を介して上記基台205に固定するためのものである。上記サーボ電動機104の駆動力は、上記減速機構215で減速され、さらに回動軸208を介してベルト駆動プーリ202に伝達され、このプーリ202を回動させるようになっている。なお、これら第1アーム駆動部213と第2アーム駆動部207は、第1アーム203の一方の端部に対応して配置されている。
駆動ベルト200は、上記ベルト駆動プーリ202と第2軸駆動プーリ201との間に懸架され、上記第2アーム駆動部207にて発生した駆動力を、上記第2軸駆動プーリ201に伝達するようになっている。なお、これらベルト駆動プーリ202と駆動ベルト200と第2軸駆動プーリ201とは、第1アーム203内部に配置されている。
第2軸駆動プーリ201は、上記第1アーム203の他方の端部に対応して配置され、回動軸214を回転中心として回動可能になっている。
第2アーム3の中央部は、上記第2軸駆動プーリ201に固着されている。したがって、当該第2軸駆動プーリ201が上記駆動ベルト200を介して上記第2アーム駆動部207にて回転されると、上記第2アーム103は当該第2軸駆動プーリの回転に伴って駆動されることになる。また、第2アーム103の一方の端部には、作用軸211を介して、例えば上記基板等に部品を装填するための動作部210が配設されている。上記作用軸211は、いわゆるツール搭載軸であり、上下方向(Z軸方向)の移動と軸回りの方向(R軸方向)の回転とを行うことができるものである。したがって、当該作用軸211の先端に配設された動作部210は、上下,回転方向に自由に駆動されることになり、これにより基板に対して部品を自在に装填可能となる。
上述したように、ロボット102は、第1アーム203及び第2アーム103を有し、第2アーム3が駆動ベルト200を介して駆動される2慣性系の構成となっている。
また、上記ロボット102には、上述した構成の他に、上記第2アーム103を駆動するサーボ電動機104に対して所望のトルクを発生させる上記アンプ部105を備え、さらに上記サーボ電動機104の角度を検出する例えばロータリーエンコーダ等からなる角度検出器106をも備えている。本発明の実施の形態にかかるロボット102のアンプ部105には、ロボット制御装置101が算出した指令トルクτを示す信号が、コード212を介して伝達供給されるようになっており、アンプ部105は上記指令トルクτの値に基づいて上記サーボ電動機104を駆動する際の上記所望のトルクを発生する。
ここで、上記ロボット102は、下記の式(1)に示すように、指令トルクτ、サーボ電動機104の角度θm 、サーボ電動機104の角速度θm'、第2アーム103の角度θa、第2アーム103の角速度θa'、サーボ電動機104の電動機軸に加わる外乱トルクdを、それぞれ状態変数とした状態方程式で表されるものである。なお、式(1)におけるJm はサーボ電動機104のイナーシャ、Dm はサーボ電動機104の粘性摩擦、Ja は第2アーム103のイナーシャ、Da は第2アーム103の粘性摩擦、Kはバネ定数、Nはギヤ比である。
すなわち、ロボット102では、上記式(1)により表されたダイナミックスに基づいて、サーボ電動機104が第2アーム103を駆動する。図6において、ねじれ角・外乱推定オブザーバ107と、フィードフォワード部108と、制御部109とを備えており、端子120には例えば全体をコントロールするシステムコントローラ等から上記サーボ電動機の所望の目標角度θrを示す信号が入力される。
上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ107は、図6に示すように、制御対象であるロボットについて、最小次元オブザーバを構成することにより、ロボットの第2アーム103の角度θa 、ロボット2の第2アーム103の角速度θa'、サーボ電動機104の角速度θm'及び外乱トルクdを推定する。
すなわち、ねじれ角・外乱推定オブザーバ107は、指令トルクτと、角度検出器106から検出されたサーボ電動機104の実際の角度θm とが入力され、式(2)、式(3)に示すように、ロボット2の第2アーム103の推定角度θa 、第2アーム103の推定角速度θa'、及びサーボ電動機104の推定角速度θm'を算出し、さらにロボット102に外乱として加わる値として推定外乱トルクdを算出する。これら第2アーム103の推定角度θa 、第2アーム103の推定角速度θa'、及びサーボ電動機104の推定角速度θm'、及び推定外乱トルクdの各値は、制御部109に送られる。
ここで、式(2)、式(3)におけるz1 、z2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変数、k1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメータである。
次に、フィードフォワード部108は、図6に示すように、上記端子120に供給された上記サーボ電動機104の所望の目標角度θr の値が入力され、このサーボ電動機104の目標角度θr を時間微分してサーボ電動機104の目標角速度θr'を算出して出力する。ここで、サーボ電動機104の目標角速度θr'は、サーボ電動機104の角速度θm'と上記サーボ電動機104の所望の目標角度θr との差分によって求めるようにしても良い。またこのサーボ電動機104の目標角速度θr'は、サーボ電動機104の目標角度θr が求められるのと同時に求めるようにしても良い。なお、フィードフォワード部108において、上記サーボ電動機104の目標角速度θr'を上記サーボ電動機104の所望の目標角度θr との差分によって求めるようにする場合には、当該フィードフォワード部108に対して上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ107からサーボ電動機104の角速度θm'を供給する。上記フィードフォワード部108から出力された上記サーボ電動機104の目標角速度θr'の値は、制御部109の後段に設けられている演算部121に送られることになる。
制御部109には、図6に示すように、端子120からのサーボ電動機104の目標角度θr の値と、ねじれ角・外乱推定オブザーバ107からの第2アーム103の推定角度θa 、第2アーム103の推定角速度θa'、サーボ電動機104の推定角速度θm'、推定外乱トルクdの各値と、上記角度検出器106にて検出された上記サーボ電動機104の角度θmの値とが入力される。
この制御部109及びその後段の演算部121では、上記供給された各値を用いて、上記サーボ電動機104の角度θm と第2アーム103の推定角度θa との差分、サーボ電動機104の推定角速度θm'と第2アーム103の推定角速度θa'との差分、サーボ電動機104の目標角速度θr'とサーボ電動機104の推定角速度θm'との差分、サーボ電動機104の目標角度θr とサーボ電動機104の角度θm との差分をそれぞれ求める。
そして、上記制御部109及びその後段の演算部121では、下記の式(4)により、上記のように求めたサーボ電動機104の角度θm と第2アーム103の推定角度θaとの差分、サーボ電動機104の推定角速度θm’と第2アーム103の推定角速度θa'との差分、サーボ電動機104の目標角速度θr'とサーボ電動機104の推定角速度θm'との差分、サーボ電動機104の目標角度θr とサーボ電動機104の角度θm との差分、サーボ電動機104の目標角速度θr'と、前記推定外乱トルクdとから、指令トルクτを算出して出力する。

なお、上記式(4)におけるf1 、f2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータである。
上述したようにして求められた指令トルクτは、制御対象であるロボット102に供給される。
ここで、図6のロボット102の部分は、より詳細には図7のように表すことができる。すなわち、この図7は、ロボット102の各部の動作をブロック線図として表すものであり、図6と対応する構成要素には同一の指示符号を付している。
図7及び図6において、上記ロボット制御装置101からの指令トルクτの値は、端子131に伝達される。この端子131に伝達された指令トルクτの値は、演算部133に加算値として入力する。また、この演算部133には、端子130から前記外乱トルクdが減算値として伝達される。すなわち、当該演算部133では、上記指令トルクτに対する外乱トルクdの影響量を差し引くことを行っている。この演算部133の出力値は、演算部134に加算値として入力する。
演算部134には、後述する演算部124からの出力が減算値として伝達され、当該演算部134では上記演算部133の出力から演算部124の出力値を減算した値を求める。この演算部134の出力は、演算部123に入力する。なお、上記演算部133及び134が図6の演算部122に対応している。
上記演算部123は、演算部135及び136からなり、前記サーボ電動機4に対応している。上記演算部123では、演算部135にて前記サーボ電動機104のイナーシャJmとサーボ電動機104の粘性摩擦Dmより、1/(JmS+Dm)で表される演算を行い、さらに演算部136にて上記演算部135の出力値を積分する演算を行い、これら演算{1/(JmS+Dm)S}により得られた値を出力する。すなわち、当該演算部123において、上記演算部135の出力値は上記サーボ電動機104の角速度θm'に対応し、上記演算部136の出力値は上記サーボ電動機104の速度θmに対応する。なお、上記式中のSはラプラス変換演算子である。
上述したようなことから、演算部122から演算部123までのブロックは、制御対象であるロボット102における指令トルクτに基づいた実際のサーボ電動機4の駆動と、このサーボ電動機104の駆動に応じた角度検出器106における角度検出動作とに対応している。上記角度検出器106にて検出されたサーボ電動機104の角度θmは、端子139を介してロボット制御装置101にフィードバックされることになる。
上記演算部123の出力値は、演算部125に伝達され、この演算部125にて1/N倍になされる。すなわち、上記Nは前記ギヤ比であり、当該演算部125は、上記サーボ電動機104の電動機出力軸に接続された前記減速機構215と対応している。この演算部125の出力値は、第2アーム103の角度θaに相当し、この値が演算部126に加算値として伝達される。
上記演算部126から演算部128までの構成は、ロボット102の第2アーム103に対応している。上記演算部126には、後述する演算部128から伝達されたロボット102の第2アーム103の実際の角度θaが、減算値として供給されている。すなわちこの演算部126では、演算部128から伝送される第2アーム103の実際の角度θaを、上記演算部125から伝達される角度θaまで変化させる際の、角度変化量を求めている。
上記演算部126の出力値は、演算部127に伝達され、ここで前記バネ定数であるKが掛けられた後、さらに演算部124にて1/N倍されて、前記演算部134に減算値として伝達される。すなわち、上記演算部127及び124では、上記サーボ電動機104の角度の値をサーボ電動機104のトルクの値に変換している。これにより、前記演算部134では、前記演算部133で求められたトルクの値から現在のサーボ電動機4のトルクの値が差し引かれた値が求められる。
また、上記演算部127の出力値は、演算部128にも伝達される。当該演算部128は、演算部137及び138からなる。当該演算部128では、演算部137にて前記第2アーム103のイナーシャJaと第2アーム103の粘性摩擦Daより、1/(JaS+Da)で表される演算を行い、さらに演算部138にて上記演算部137の出力値を積分する演算を行い、これら演算{1/(JaS+Da)S}により得られた値を出力する。すなわち、当該演算部128において、上記演算部137の出力値は上記第2アーム103の角速度θa'に対応し、上記演算部138の出力値は上記第2アーム103の角度θaに対応する。
上記演算部128にて求められた上記第2アーム103の実際の角度θaは、端子129から外部へ作用する力として取り出されることになる。
上述したように、従来例のロボット制御装置101においては、ねじれ角と外乱とを同時に推定するねじれ角・外乱推定手段を備えたことにより、剛性の低い2慣性のロボット102に対して外乱に強い制御を行うので、ロボット102側の第2アーム103の振動の抑制が図られるとともに、当該ロボット102側の第2アーム103の位置決めの高速化が図られる。したがって、このロボット制御装置101によれば、ロボット102による電子部品の組み立て等の作業効率の向上が図られるというものである。
このように、従来のサーボ制御装置は、フィードフォワードとオブザーバを別々に設計し、それらを組み合わせて使用している。
特開平9−212203号公報(第9−13頁、図1,2,3)
従来のサーボ制御装置は、たとえば説明を簡単にするために減速比N=1とし、粘性係数DmおよびDaを0とした時、位置指令θrからアーム位置θaまでの伝達関数は式(5)のようになる。

式(5)から明らかなように、パラメータf1、f2、f3、f4を操作して極配置することは可能であるため振動抑制や外乱特性の改善をすることはできるが、分母が4次、分子が1次の伝達関数で表されるため、完全に位置指令θrとアーム位置θaを一致させる(伝達関数を1とする)ことは不可能である。このように、従来の制御装置では、外乱抑圧特性は向上させることができるが、指令追従性には限界があり、かつ、計算量が多くなるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、少ない計算量で、外乱抑圧特性を向上させるだけでなく、完全に位置指令θrとアーム位置θaを一致させることができるサーボ制御装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、制御対象の制御量xdが指令refに一致するようにフィードバック制御器と、フィードフォワード制御器と、オブザーバとを備えたサーボ制御装置において、前記フィードバック制御器は、前記オブザーバによる状態量推定値shにゲインGを乗じたものを第2の操作量tfb2にフィードバックする構成であり、前記フィードフォワード制御器は、操作量trefから前記制御量xdまでの伝達関数P1の逆関数P1−1および、制御対象の状態量を検出する検出器の出力xfbから制御量xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を含むことを特徴とするものである。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記オブザーバは、制御対象に作用する外乱を推定するものであることを特徴とするものである。
請求項3記載の本発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記オブザーバは、制御対象が2慣性系の場合に、ねじれ角とねじれ角速度と負荷速度のうちの少なくとも一つを推定することを特徴とするものである。
請求項4記載の本発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記オブザーバは、制御対象が機台振動系の場合に、機台の変位と速度のうちの少なくとも一つを推定することを特徴とするものである。
請求項5記載の本発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記オブザーバの推定値をフィードバックする際に、オブザーバ推定値shをフィルタ処理した後に、ゲインGを乗じたものをフィードバックすることを特徴とするものである。
請求項6記載の本発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記フィードフォワード制御器は、分母が2次以上のフィルタと伝達関数P1の逆伝達関数P1−1および伝達関数P2の逆伝達関数P2−1から構成されていることを特徴とするものである。
請求項7記載の本発明は、制御対象の制御量xdが指令refに一致するようにフィードバック制御器と、フィードフォワード制御器と、オブザーバとを備えたサーボ制御方法において、前記位置指令refをフィルタを通してref1を求めるステップと、トルク指令trefがら負荷位置までの逆伝達関数P1−1を通して前記ref1からtffをもとめるステップと、電動機位置xfbから負荷位置xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を通して前記ref1からxffをもとめるステップと、前記xffと前記xfbの差からPID制御器を通して第1のトルク指令tfb1を求めるステップと、前記tffと前記tfb1を加算して第2のトルク指令tfb2と求めるステップと、前記オブサーバで最終の操作量trefと位置検出器出力xfbから状態推定値shをもとめるステップと、前記状態推定値shをフィルタを通してゲインGを乗じtobsをもとめるステップと、前記tfb2から前記tobsを減算してtrefをもとめるステップと、前記trefで前記制御対象を駆動することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、オブザーバ推定値のフィードバック制御の設計を行った後に、全体のシステムに対して、その逆特性を有するようにフィードフォワード制御部の設計を行うため、特別な処理を追加することなく、少ない計算量で、指令に対しても外乱に対しても良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。
請求項2に記載の発明によると、オブザーバで外乱を推定値フィードバックすることで、制御対象に作用する外乱や実際のイナーシャとノミナルイナーシャの誤差を除去することができるため、フィードフォワード制御部では、外乱やモデル化誤差の影響を無視して、ノミナルなモデルの逆特性をもつ制御器を設計すれば、良好な性能を実現することができる。
請求項3記載の発明によると、制御対象が2慣性系の時に、オブザーバで、ねじれ角やねじれ角速度や負荷速度を推定し、ゲインを乗じてフィードバックすることで、システムの減衰を大きくすることができ、且つ、フィードフォワード制御器では減衰を上げた後の制御対象の逆特性をもつ制御器を設計すれば、指令に対しても外乱に対しても良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。
請求項4記載の発明によると、制御対象が機台振動系の時に、オブザーバで、機台の変位と速度を推定し、ゲインを乗じてフィードバックすることで、システムの減衰を大きくすることができ、且つ、フィードフォワード制御器では減衰を上げた後の制御対象の逆特性をもつ制御器を設計すれば、指令に対しても外乱に対しても良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。
請求項5記載の発明によると、オブザーバ推定値shをフィルタ処理することで、フィルタの設定により、抽出したい信号のみにゲインを乗じてフィードバックすることが可能であり、複数の外乱が作用するような場合も、良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。
請求項6記載の発明によると、分母が2次以上のフィルタを用いることで、逆特性を用いても滑らかなフィードフォワード信号を作成することができ、結果として良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のサーボ制御装置のブロック図である。図において、1はフィードバック制御器、2はフィードフォワード制御器、3はオブザーバ、4は制御対象で電動機5と負荷6で構成される。7は電動機位置検出器、8はPID補償器、9は第1の逆伝達関数P1−1、10は第2の逆伝達関数P2−1、11はゲインGである。フィードフォワード制御器2は位置指令refから位置フィードフォワード信号xffおよびトルクフィードフォワード指令tffを生成する。フィードバック制御器1は、位置フィードフォワード信号xffと電動機位置xfbの差からPID制御を行い、第1のトルク指令tfb1を生成する。さらに、第1のトルク指令tfb1とトルクフィードフォワード指令tffを加算し、第2のトルク指令tfb2を生成する。オブザーバ3は、トルク指令trefと電動機位置xfbから制御対象の状態量や外乱の推定値shを生成する。ゲインG11は状態推定量shにゲインGを乗算して、推定トルクtobsを生成する。減算器は第2のトルク指令から推定トルクを減算してトルク指令trefを生成する。トルク指令trefは図示していないが電流指令に変換され、電流制御器で電動機にトルクを発生させる。
フィードフォワード制御器内部の処理として、第1の逆伝達関数9は、トルク指令値tfb2から制御量xdまでの伝達関数P1の逆数であるP1−1の計算を行う。第2の逆伝達関数10は、電動機の位置xfbから制御量xdまでの伝達関数P2の逆数であるP2−1の計算を行う。
本発明が従来例と異なる部分は、フィードフォワード制御器2内部の処理である。
以下、各処理に関して詳細に説明する。
図3は本実施例の詳細ブロック図である。
本実施例では、図6の従来例の構成と比較し以下のようにする。
4の制御対象は図6の102と同じ構成、3のオブザーバは図6の107と同じ構成、8のPID制御器は図6の109と同じ構成である。また、減速比N=1とし、粘性係数DmおよびDaを0、外乱d=0とし、11のゲインGは、以下のKp,Kd,Ks,Ksdからなり、従来例のf1、f2、f3、f4に相当するものとする。
各記号は式(6)のように対応しているとする。
xd = θa
xfb = θm
xd' =θa'
xfb' = θm'
tref =τ
Ks = f1
Ksd = f2
Kd = f3
Kp = f4
xs = xfb−xd
xs’ = xfb−xd'
(6)
指令θrの替わりにフィードフォワード制御器2から出力されるxffを用い、フィードフォワード信号−f5・θr'の替わりにフィードフォワード制御器2から出力されるtffを用いるとすると、トルク指令値tref(従来例の指令トルクτと同等)は式(7)のようになる。
ここで、tfb2からxdの伝達関数P1および、xfbからxdの伝達関数P2は、それぞれ式(8)および式(9)のようになる。
そこで、式(8)および式(9)からxffとtffを求めると式(10)と式(11)のようになる。
xff = P1−1・ref (10)
tff = P2−1・ref (11)
ここで、式(10)や式(11)のP1−1 やP2−1 の中にでてくる制御対象の物理パラメータJm,Ja,Kの値はわからないので、それらの変数のノミナル値をそれぞれ、Jmn,Jam,Knとし、式(7)のxffとtffに代入した後、位置指令refからアーム位置xdまでの伝達関数を導出すると式(12)が得られる。

式(12)からわかるように、分母は、従来の制御装置の伝達特性である式(5)と全く同等である。このことから、従来の制御装置同様に、パラメータf1、f2、f3、f4に相当する、Kp,Kd,Ks,Ksdを操作して極配置することは可能であるため振動抑制や外乱特性の改善をすることはできる。
それに加えて、制御対象の実際のJm,Ja,Kの値とノミナル値Jmn,Jam,Knが一致した場合には、分母と分子が完全に同じになり、位置指令refから制御対象の位置xdまでの伝達特性が1となる。このように、指令追従性に関しても理想的な制御装置を構成できるのである。
ここでは、従来例に合わせて、制御対象を2慣性系とし、オブザーバ3は従来例で負荷位置および負荷速度を推定するような構成の説明をしたが、本発明は制御対象によらない。例えば、制御対象が剛体の場合は、
P1 = 1/(Jm・s) (13)
P2 = 1 (14)
とするだけである。
また、本発明にて制御対象が機台振動系の場合は、図4に示すようになる。この場合、オブザーバ3で推定する状態量は、機台の位置xbと速度xb’とする。この場合は、P1およびP2は式(15)、式(16)のようにすればよいだけである。

P2=1 (16)

この場合、P1−1が虚軸上に極を持つことになり振動が発生する。このような場合は、
式(15)の分母をP1−1とし、式(15)の分子をP2−1とすればよい。
このように、外乱抑圧特性を向上させるためにFB系を設計し、その後、制御系も含めた部分を含めて新しい制御対象とし、その逆特性を有するようにフィードフォワード制御部を設計する構成になっているので、制御対象によらず、指令追従性と外乱抑圧特性両方の性能向上を簡単な計算で実現することができるのである。
図2は第2実施例の構成を示す図である。図1の構成と基本的には同じであるが、2のフィードフォワード制御器内部の処理が、9の逆伝達関数1と10の逆伝達関数2に加えて、14のフィルタを有している点と、3のオブザーバの推定値shに直接ゲインGを乗じてtobsを作成するのではなく、推定値shを13のフィルタ処理した後、ゲインGを乗じてtobsを作成する点が異なる。
このように、13のフィルタの設定により、抽出したい信号のみにゲインを乗じてフィードバックすることが可能となり、複数の外乱が作用するような場合も、良好な性能が得られるサーボ制御装置を実現することができる。また、14のフィルタとして、分母が2次以上のフィルタを用いることで、逆特性に微分要素がある場合も、分母の次数を上げることで滑らかなフィードフォワード信号を作成することができ、結果として良好な性能が得られる。
次に本発明の制御方法について説明する。図8は本発明の制御方法を示すフローチャートで制御周期ごとに実行される。ステップST1で、位置指令refをフィルタを通してref1を求め、ステップST2で、トルク指令trefがら負荷位置までの逆伝達関数P1−1を通して前記ref1からtffをもとめ、ステップST3で、電動機位置xfbから負荷位置xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を通して前記ref1からxffをもとめ、ステップST4で、xffとxfbの差からPID制御器を通して第1のトルク指令tfb1を求め、ステップST5で、tffとtfb1を加算して第2のトルク指令tfb2と求め、ステップST6で、オブサーバでトルク指令値trefと位置検出器出力xfbから状態推定値shをもとめ、ステップST7で、状態推定値shをフィルタを通してゲインGを乗じtobsをもとめ、ステップST8で、tfb2から前記tobsを減算してtrefをもとめ、ステップST9で、trefで制御対象を駆動する。
本発明は、指令追従性と外乱抑圧特性両方の性能向上を簡単な計算で実現できるので、工作機やロボットだけではなく一般産業機械などにも幅広く適用できる。
本発明の第1実施例を示すサーボ制御装置のブロック図 本発明の第2実施例のサーボ制御装置の構成を説明するブロック図 制御対象が2慣性系の場合の本発明の第1実施例を示す詳細ブロック図 制御対象が機台振動系の場合の本発明の第1実施例を示す詳細ブロック図 従来のシステム全体を説明する構成図 従来のサーボ制御装置のブロック図 従来の制御対象を示すブロック図 本発明の方法を示すフローチャート
符号の説明
1 フィードバック制御器
2 フィードフォワード制御器
3 オブザーバ
4 制御対象
5 電動機
6 負荷
7 検出器
8 PID制御器
9 逆伝達関数1
10 逆伝達関数2
11 ゲインG
13 フィルタ
14 フィルタ
101 ロボット制御装置
102 ロボット
103 第2アーム
104 サーボ電動機
105 アンプ部
106 角度検出器
107 外乱オブザーバ
108 フィードフォワード部
109 制御部
122〜129 演算部
130 端子
131 端子
133〜136 演算部
200 駆動ベルト
201 第2軸駆動プーリ
202 ベルト駆動プーリ
203 第1アーム
204 支持部
205 基台
206 カバー
207 第2アーム駆動部
208 回転軸
210 動作部
211 作用軸
212 コード
213 第1アーム駆動部
214 回転軸
215 減速機構

Claims (7)

  1. 制御対象の制御量xdが指令refに一致するようにフィードバック制御器と、フィードフォワード制御器と、オブザーバとを備えたサーボ制御装置において、
    前記フィードバック制御器は、前記オブザーバによる状態量推定値shにゲインGを乗じたものを第2の操作量tfb2にフィードバックする構成であり、
    前記フィードフォワード制御器は、操作量trefから前記制御量xdまでの伝達関数P1の逆関数P1−1および、制御対象の状態量を検出する検出器の出力xfbから制御量xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を含むことを特徴とするサーボ制御装置。
  2. 前記オブザーバは、制御対象に作用する外乱を推定することを特徴とする請求項1記載のサーボ制御装置。
  3. 前記オブザーバは、制御対象が2慣性系の場合に、ねじれ角とねじれ角速度と負荷速度のうちの少なくとも一つを推定することを特徴とする請求項1記載のサーボ制御装置。
  4. 前記オブザーバは、制御対象が機台振動系の場合に、機台の変位と速度のうちの少なくとも一つを推定することを特徴とする請求項1記載のサーボ制御装置。
  5. 前記オブザーバの推定値をフィードバックする際に、オブザーバ推定値shをフィルタ処理した後に、ゲインGを乗じたものをフィードバックすることを特徴とする請求項1乃至4記載のサーボ制御装置。
  6. 前記フィードフォワード制御器は、分母が2次以上のフィルタと伝達関数P1の逆伝達関数P1−1および伝達関数P2の逆伝達関数P2−1から構成されていることを特徴とする請求項1乃至4記載のサーボ制御装置。
  7. 制御対象の制御量xdが指令refに一致するようにフィードバック制御器と、フィードフォワード制御器と、オブザーバとを備えたサーボ制御方法において、
    前記指令refをフィルタを通してref1を求めるステップと、
    操作量trefから制御量xdまでの伝達関数P1の逆関数P1−1を通して前記ref1からtffを求めるステップと、
    制御対象の状態量を検出する検出器の出力xfbから制御量xdまでの伝達関数P2の逆関数P2−1を通して前記ref1からxffを求めるステップと、
    前記xffと前記xfbの差からPID制御器を通して第1の操作量tfb1を求めるステップと、
    前記tffと前記tfb1を加算して第2の操作量tfb2と求めるステップと、
    前記オブサーバで最終の操作量trefと前記検出器の出力xfbから状態推定値shを求めるステップと、
    前記状態推定値shをフィルタを通してゲインGを乗じtobsを求めるステップと、
    前記tfb2から前記tobsを減算してtrefを求めるステップと、
    前記trefで前記制御対象を駆動することを特徴とするサーボ制御方法。
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