JP2006193012A - ペダル反力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はアクセルペダルの踏み込み量に対する反力特性の変更の自由度を高めることを課題とする。
【解決手段】 ペダル反力制御装置10は、アクセルペダル12と、アクセルペダル12と共に回動するカム14と、カム14が摺接するカムプロフィール15を有する反力調整部材16と、反力調整部材16をカム14に押圧するコイルバネ18と、アクセルペダル12を初期位置に復帰させるリターンスプリング20と、コイルバネ18の他端に当接する支持部材22に減速機24を介して反力を付与するモータ26とを有する。カムプロフィール15は、放物線状に湾曲した曲面に形成されており、アクセルペダル12の回動操作に伴ってカム14との摺接位置が変化する。このように、アクセルペダル12の回動位置によってカム14が回動しながらカムプロフィール15に対する摺接位置を変化させるため、カム14に作用する反力が変化する。
【選択図】 図1

Description

本発明はペダル反力制御装置に係り、特にペダルの回動位置に応じてペダルに付与される反力を変更するよう構成されたペダル反力制御装置に関する。
自動車を運転する場合、運転者はアクセルペダルの踏み込み量を調整することでエンジンの回転数を調整して車速をコントロールしている。このアクセルペダルは、運転者の踏力によって回動角度が変化するように設けられており、アクセルペダルに対する踏力を軽減すると、リターンスプリングのバネ力によって初期位置に復帰する。
そして、ペダル反力制御装置では、アクセルペダルにリターンスプリングのバネ力とモータ(アクチュエータ)からの駆動力を反力として作用させており、このモータの駆動力を制御することによりアクセルペダルの操作位置(回動角度)に応じた反力を発生させて運転者にアクセルペダルの操作位置を知らせるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−217627号公報
従来のペダル反力制御装置では、アクセルペダルの踏み込み量を検出してモータによりアクセルペダルの反力を増大するように制御しているので、反力の大きさ(絶対値)を変更することができるものの、アクセルペダルの踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することが難しく変更の自由度が狭かった。
また、モータからの駆動力を制御してアクセルペダルの踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンに変更しようとした場合には、モータの消費電力が増大し、且つモータの通電時間が延長されて発熱による温度上昇が生じるという問題がある。
また、モータによる反力制御の応答性を高めようとした場合、モータトルクを上げるため、モータが大型化する。一方、モータの小型化を図ると、回転数を上げて高減速比にするため、ペダルの追従性が低下して反力による操作感が悪化する。
そこで、本発明は上記課題を解決したペダル反力制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1記載の発明は、踏力を受けて軸を中心に回動するペダルの回動位置に応じた反力を該ペダルに付与するペダル反力制御装置において、前記ペダルの回動位置に応じて前記軸を中心に回動変位する回動部材と、該回動部材に摺接する摺接部を有し、前記回動部材と前記摺接部との接触角に応じた反力を発生する反力調整部材と、該反力調整部材を前記回動部材に押圧する付勢部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記回動部材が、前記カムまたは前記カムプロフィールの何れか一方からなり、前記摺接部が、前記カムまたは前記カムプロフィールの何れか他方からなることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記ペダルの回動位置に応じた前記付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ペダルの操作位置に対する前記回動部材と前記摺接部との相対位置を変更する変更手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ペダルの回動位置に応じて軸を中心に回動変位する回動部材が付勢部材に付勢された反力調整部材の摺接部に摺接し、回動部材と摺接部との接触角に応じた反力を発生するため、ペダルの回動位置に応じた反力特性を回動部材または摺接部の形状によって任意のパターンに設定することが可能になり、反力特性の変更の自由度を高められると共に、アクチュエータの制御により反力特性を変更する場合よりもアクチュエータの消費電力や発熱が問題とならず、アクチュエータの小型化及び操作感の向上にも寄与しうる。
また、本発明によれば、回動部材が、カムまたはカムプロフィールの何れか一方からなり、摺接部がカムまたはカムプロフィールの何れか他方からなるため、カムプロフィールの形状を任意の形状に変更することにより、ペダルの回動位置に応じた反力特性を任意のパターンに設定することが可能になり、反力特性の変更の自由度を高められる。
また、本発明によれば、ペダルの回動位置に応じた付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段を有するため、付勢力を調整することで、ペダルの回動位置に応じた反力特性を変更することが可能になる。
また、本発明によれば、ペダルの操作位置に対する回動部材と摺接部との相対位置を変更する変更手段を有するため、ペダルの操作位置に対する回動部材と摺接部との接触角を変更することで、ペダルの回動位置に応じた反力特性を変更することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明になるペダル反力制御装置の実施例1を示す側面図である。図1に示されるように、ペダル反力制御装置10は、アクセルペダル12と、アクセルペダル12と共に回動するカム(回動部材)14と、カム14が摺接するカムプロフィール(摺接部)15を有する反力調整部材16と、反力調整部材16をカム14に押圧するコイルバネ(付勢部材)18と、アクセルペダル12を初期位置(図1に示す位置)に復帰させるリターンスプリング20と、コイルバネ18の他端に当接する支持部材22に減速機24を介して反力を付与するモータ26と、アクセルペダル12の回動角度を直接的に検出するペダル位置センサ30と、ペダル位置センサ30により検出された回動角度に応じた反力を発生させるようにモータ26を制御する制御回路(付勢力調整手段)32とを有する。
制御回路32は、ペダル位置センサ30によりアクセルペダル12が踏み込み方向(A方向)に回動したことが検出されると、モータ26のトルクが減速機24及びコイルバネ18を介してアクセルペダル12に伝達される。また、アクセルペダル12は、リターンスプリング20のバネ力により復帰方向(B方向)に付勢されており、運転者が踏力を弱めてリターンスプリング20のバネ力よりも踏力が小さくなると、初期位置に復帰する。
アクセルペダル12は、運転者の踏力を受けるペダルプレート34と、ペダルプレート34を支持するペダルアーム36とを有する。ペダルアーム36の基端38は、軸40により回動可能に支持されており、カム14は円盤状の基端38と一体的に設けられている。また、カム14は、円柱形状に形成されており、回動中心となる軸40の中心に対して偏心しており、ペダルプレート34がA方向に踏み込まれると、軸40を中心に回動する。その際、カム14は、任意の曲線形状に形成されたカムプロフィール15を摺接する。
カム14及び反力調整部材16は、筒状に形成されたガイド部材42の内部空間にC,D方向に摺動可能に挿入されており、且つ内部空間の形状によって回転規制されており、カム14とカムプロフィール15との相対位置が回転方向にずれないようにガイドしている。
カムプロフィール15は、放物線状に湾曲した曲面(中心線に対して非対称)に形成されており、アクセルペダル12の回動操作に伴ってカム14との摺接位置が変化し、カム14との接触角を変化させる。このように、アクセルペダル12の回動位置によってカム14が回動しながらカムプロフィール15に対する摺接位置を変化させるため、カム14に作用する反力が変化する。よって、ペダル反力制御装置10では、アクセルペダル12の踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することができ、反力特性の変更の自由度が高められている。
減速機24は、例えば、ウォームギヤからなり、モータ26の回転軸に支持されたウォーム44と、ウォーム44に噛合するウォームホイール46とから構成されている。ウォームホイール46は、支持部材22と一体に設けられている。また、支持部材22は、外周にガイド部材42の内周に設けられためねじに螺合されたおねじが形成されており、ウォームホイール46の回動角度に応じてC,D方向に移動し、コイルバネ18に対する支持位置が変更される。尚、減速機24としては、上記のようなウォームギヤに限らず、例えば、直径の異なる平歯車を組み合わせた構成やラックとピニオンなどを用いても良い。
図2に示されるように、コイルバネ18は、支持部材22の位置が変更されることによってばね定数が変化する。さらにアクセルペダル12の回動位置によってカム14が回動することによって反力調整部材16がC,D方向に摺動するため、カム14に対するコイルバネ18のバネ力がカムプロフィール15との摺接位置の変化に応じて変化する。
従って、ペダル反力制御装置10では、コイルバネ18のバネ力が支持部材22の支持位置によって変更されると共に、コイルバネ18に押圧された反力調整部材16のカムプロフィール15からカム14に付与されるバネ力(反力)がカム14とカムプロフィール15との相対位置によって変化されるように構成されている。
また、アクセルペダル12の回動角度は、運転者の踏力と反力(コイルバネ18のバネ力)とが釣り合う位置に決まる。そのため、例えば、無負荷状態(踏力が付加されない状態)でモータ26を駆動して支持部材22の位置をC,D方向に移動させることにより、コイルバネ18のバネ力とリターンスプリング20のバネ力とが釣り合う任意の位置にアクセルペダル12を回動させることが可能になる。よって、アクセルペダル12の初期位置を引き込み方向(A方向)または押し出し方向(B方向)に調整することが可能になる。
図3は変形例1を示す側面図である。図3に示されるように、反力調整部材16のカムプロフィール50は、U字状の凹曲面(中心線に対して対称)に形成されている。このようにカムプロフィール50がU字状に形成されているので、カム14の当接位置をカムプロフィール50の中心凹部に位置させることが可能になり、コイルバネ18のバネ力を与圧としてカム14に付勢することができる。
この変形例1では、アクセルペダル12が初期位置にあるときは、カム14がカムプロフィール50の中心凹部に当接しており、コイルバネ18のバネ力がアクセルペダル12の回動中心である軸40に向けて作用している。そのため、運転者がアクセルペダル12をA方向に踏み込んで回動させると、アクセルペダル12を初期位置に復帰させようとする反力が作用することになる。従って、アクセルペダル12を踏み込み始めたときの初期荷重に対してより大きな反力を発生させることが可能になる。これにより、アクセルペダル12を操作する初期段階での反力増大による操作感の演出が行える。
図4は実施例1の反力特性と変形例1の反力特性を示す図である。図4において、実施例1のアクセルペダル12の回動に応じた反力は、グラフI,IIに示すように非線形で変化する。そして、反力特性は、グラフIからグラフIIの範囲(実線で示す)で設定することができる。一方、図3に示す変形例のアクセルペダル12の回動に応じた反力特性は、グラフIIIからグラフIVの範囲(一点鎖線で示す)で設定することができる。
従って、カムプロフィール15からカムプロフィール50に替えることにより、アクセルペダル12の回動位置に応じた反力特性をグラフI〜IIの範囲からグラフIII〜IVの範囲に切り替えることができる。このように変形例1では、カムプロフィール50の形状によりアクセルペダル12の踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することができ、反力特性の変更の自由度を高められる。
図5はカムプロフィール15の一例を拡大して示す図である。図5に示されるように、カムプロフィール15が円弧状の曲面に形成されている場合には、カム14の外周が1点でカムプロフィール15に接触している。この1点接触状態では、カム14とカムプロフィール15との摩擦が一定であるので、アクセルペダル12を踏み込み始めた初期段階の反力特性は、図4のグラフIからグラフIIの範囲(実線で示す)で変化することになる。
図6はカムプロフィール50の一例を拡大して示す図である。図6に示されるように、カムプロフィール50は、カム14の直径に近い曲率半径を有する凹部50aと、カム14の直径よりも大きい曲率半径を有するU字状の凹曲面50bとを有する。
凹部50aは、凹曲面50bの中央(カムプロフィール50の中心線上)に位置している。アクセルペダル12が初期位置にあるとき、カム14は、凹部50aに嵌合する。この嵌合状態では、カム14の外周が凹部50aと凹曲面50bとの角部50cの2点に接触している。そのため、アクセルペダル12をA方向に回動操作する際は、カム14が角部50cを乗り越えることになり、アクセルペダル12を踏み込み始めた初期段階の反力を増大させることができる。
よって、反力特性は、図4のグラフIIIからグラフIVの範囲(一点鎖線で示す)で変化することになる。このように変形例1では、カムプロフィール50の形状によりアクセルペダル12の踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することができ、反力特性の変更の自由度を高められる。
図7は変形例2を示す側面図である。図7に示されるように、変形例2のペダル反力制御装置60は、ペダルアーム36の基端38にカムプロフィール15を有する反力調整部材16が一体的に設けられ、カムプロフィール15に摺接するカム14がコイルバネ18の一端に結合されている。この変形例2では、カム14とカムプロフィール15との位置関係が逆転しているが、カムプロフィール15が回動することによりカム14との摺接位置を変更することができる。
従って、アクセルペダル12をA方向に回動操作されると、カムプロフィール15もA方向に回動し、カム14との摺接位置を変化させるため、アクセルペダル12に対する反力は、カムプロフィール15の回動角度に応じて変化する。よって、変形例2では、反力特性を、上記実施例と同様に図4に示すように変化させることが可能になる。
図8はペダル反力制御装置の実施例2を示す側面図である。図8において、上記実施例1と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示されるように、ペダル反力制御装置70は、ガイド部材42の下端が回動軸72により回動可能に支持されている。また、ガイド部材42の上端に挿入された支持部材22の連結軸74は、リンク76を介してモータ78の回転軸に連結されている。リンク76は、モータ78の回転力によって、E,F方向に回動する。これと共に、支持部材22及びガイド部材42は、回動軸72を中心に回動してカム14に対するカムプロフィール50の摺接位置(角度)を変更することができる。
このようにペダル反力制御装置70では、モータ78を制御することによりカム14に対するカムプロフィール15の角度を任意の角度に変更する変更手段を有するため、アクセルペダル12に対する反力特性を変更することが可能になる。このように、ペダル反力制御装置70では、カムプロフィール15の角度を変更することによりアクセルペダル12の踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することができ、反力特性の変更の自由度が高められている。
図9は実施例2の反力特性の変化を示す図である。図9に示されるように、例えば、リンク76がF方向に回動された状態での反力特性は、グラフVに示すように非線形で変化し、リンク76がE方向に回動された状態での反力特性は、グラフVIに示すように非線形で変化する。
ガイド部材42及びカムプロフィール50が実線で示す位置にあるときは、アクセルペダル12の回動角度に対する反力がグラフVのように推移する。また、ガイド部材42及びカムプロフィール50が一点鎖線で示す位置に回動したときは、カム14に対するカムプロフィール50の角度が変更されると共に、カムプロフィール50がカム14から離間する方向に移動する。そのため、アクセルペダル12の初期位置が所定角度踏み込み方向(A方向)にずれることになり、アクセルペダル12の操作始めの初期段階(アクセルペダル回動角=α)での反力を増大させることができる。
従って、モータ78を制御してリンク76及びガイド部材42の回動角度を任意の角度に調整することで、グラフVからグラフVIの範囲で任意の反力特性が得られる。
図10はペダル反力制御装置の実施例3を示す側面図である。図10において、上記実施例1と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図10に示されるように、ペダル反力制御装置80は、ガイド部材42の側面の中間位置が回動軸82により回動可能に支持されている。また、ガイド部材42の上端に挿入された支持部材22の連結軸84は、水平方向に延在するリンク86を介してモータ88の回転軸にウォームギヤ機構89を介して連結されている。リンク86は、モータ88の回転力がウォームギヤ機構89を介して伝達されて水平方向に摺動する。これと共に、支持部材22及びガイド部材42は、回動軸82を中心にG,H方向に回動してカム14に対するカムプロフィール50の摺接位置(角度)を変更する。
従って、ペダル反力制御装置80は、上記実施例2と同様に、モータ88を制御してガイド部材42及びカムプロフィール50の回動角度を任意の角度に変更する変更手段を有するため、図7に示すグラフVからグラフVIの範囲で任意の反力特性が得られる。このように、ペダル反力制御装置80では、カムプロフィール50の角度を変更することによりアクセルペダル12の踏み込み量に対する反力特性を任意のパターンになるように変更することができ、反力特性の変更の自由度が高められている。
図11(A)はペダル反力制御装置の実施例4を示す側面図、図11(B)はカムプロフィール15を拡大して示す拡大図である。図11(A)(B)において、上記実施例1と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図11(A)(B)に示されるように、ペダル反力制御装置90は、カムプロフィール50の任意の位置にV字状に形成された凹部92を有する。アクセルペダル12がA方向に踏み込まれて回動する過程でカム14は、カムプロフィール50を摺接し、凹部92に嵌合する。
カム14が凹部92を通過する際にカム14に対する反力が変動してアクセルペダル12にクリック感が付与される。そのため、運転者は、アクセルペダル12の操作位置(回動角度)が予め設定された領域に入ったことを感知することができ、例えば、アクセル操作位置が制動領域から加速領域に切り換わったことを認識することが可能になる。
また、凹部92の開口幅をカム14の直径よりも大きくすることにより、カム14が凹部92に係止されて、アクセルペダル12を任意の回動位置に保持することができ、例えば、アクセルペダル12をフットレストとして使用可能な位置に保持することも可能になる。
上記実施例では、アクセルペダルに反力を付与する構成について説明したが、これに限らず、アクセルペダル以外のペダルにも本発明を適用することができるのは勿論である。
本発明になるペダル反力制御装置の実施例1を示す側面図である。 カムプロフィールを付勢するバネ力の作用を説明する図である。 変形例1を示す側面図である。 実施例1の反力特性と変形例1の反力特性を示す図である。 カムプロフィール15の一例を拡大して示す図である。 カムプロフィール50の一例を拡大して示す図である。 変形例2を示す側面図である。 ペダル反力制御装置の実施例2を示す側面図である。 実施例2の反力特性の変化を示す図である。 ペダル反力制御装置の実施例3を示す側面図である。 ペダル反力制御装置の実施例4を示す図である。
符号の説明
10,70,80,90 ペダル反力制御装置
12 アクセルペダル
14 カム
15,50 カムプロフィール
16 反力調整部材
18 コイルバネ
20 リターンスプリング
22 支持部材
24 減速機
32 制御回路
34 ペダルプレート
36 ペダルアーム
38 基端
42 ガイド部材
72,82 回動軸
76,86 リンク
78,88 モータ
92 凹部

Claims (4)

  1. 踏力を受けて軸を中心に回動するペダルの回動位置に応じた反力を該ペダルに付与するペダル反力制御装置において、
    前記ペダルの回動位置に応じて前記軸を中心に回動変位する回動部材と、
    該回動部材に摺接する摺接部を有し、前記回動部材と前記摺接部との接触角に応じた反力を発生する反力調整部材と、
    該反力調整部材を前記回動部材に押圧する付勢部材と、
    を備えたことを特徴とするペダル反力制御装置。
  2. 前記回動部材は、前記カムまたは前記カムプロフィールの何れか一方からなり、
    前記摺接部は、前記カムまたは前記カムプロフィールの何れか他方からなることを特徴とする請求項1に記載のペダル反力制御装置。
  3. 前記ペダルの回動位置に応じた前記付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のペダル反力制御装置。
  4. 前記ペダルの操作位置に対する前記回動部材と前記摺接部との相対位置を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のペダル反力制御装置。
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