JP2006192180A - スライドレール - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体内から出し入れされるケースが奥側端縁まで完全に本体内から引き出されるようにしたスライドレールを提供する。
【解決手段】 対向して配置される長尺な板状の固定レール10および可動レール20と、該両レール10,20間にスライド自在に挟まれるインナーメンバ30と、両レール10,20がインナーメンバ30上をスライドするようにするためのローラ40とを備えている。両レール10,20は、外側フランジ部12,22が内向きに設けられ、該外側フランジ部12,22の内面に外側突条13,23が形成されている。インナーメンバ30は、外側フランジ部12,22と対向する内側フランジ部32が設けられ、該内側フランジ部32に外側フランジ部12,22と対向する内側突条35が形成されている。ローラ40は、外側フランジ部12,22と内側フランジ部32との間に配置され、各外側突条13,23と内側突条35とを余裕をもって係入する溝41が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、前面側を開口した箱型の本体内からケースをスムーズに出し入れするためのスライドレールに関し、詳しくは、本体の内面に取り付けられる固定レールと、ケースの側面に取り付けられる可動レールと、固定レールと可動レールとの間にスライド自在に挟まれるインナーメンバとを備えているスライドレールに関する。
スライドレールは、引出し式の冷凍室や野菜室などを有する冷蔵庫などに備えられている。この冷蔵庫は、図9に示すように野菜室などを構成しているケース1が一対のスライドレール3によって前面側を開口した箱型の本体2内からスムーズに出し入れできるようにされている。スライドレール3は、本体2の内壁2aに取り付けられた固定レール3aや、ケース1の側板1aに取り付けられた可動レール3bなどを備えている。そして、ケース1は、可動レール3bが固定レール3a上をスライドすることにより、本体2内からスムーズに出し入れされる。
なお、収納容器(ケース)内にたくさんの食品が収納されても、スムーズに収納容器を引き出すことができるようにした冷蔵庫が特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は、収納容器の両側板に第1のレール(可動レール)が水平方向に設けられ、この両側板の奥端部に第1のローラが設けられるとともに、本体内に前記第1のローラを案内する断面コ字形の第2のレール(固定レール)が設けられ、この本体内の前面付近に前記第1のレールを案内する第2のローラが設けられている。
特開2003−227679号公報
冷蔵庫の本体2がABS樹脂で成型されると、金型の離形勾配が各内壁2aに1°程度必要である。したがって、本体2の各内壁2aの間隔は開口側が奥側よりもわずかに広くなり、本体2の各内壁2aは極端にいえばハ字形に向き合っている。さらに、ケース1の各側板1aも極端にいえばハ字形に向き合っている。
このようなケース1が一対のスライドレール3によって本体2内から引き出されるにつれて、可動レール3bは固定レール3aから離隔する。したがって、本体2の内壁2aおよびケース1の側板1aが1°ずつの開きを有しているときは、図9に示すように、ケース1を最大限引き出しても、ケース1の奥行きの25%程度が本体2内に残ってしまい、ケース1を本体2内から完全に引き出すことができない。
また、本体2の内壁2aとケース1の側板1aとが平行に配置され、これらに取り付けられる一対のスライドレール3も平行に配置されるとしても、従来のスライドレール3は、可動レール3bが固定レール3a上をスライドするため、可動レール3bと固定レール3aとが重なり合っている部分が必要である。したがって、ケース1は、本体2内から最大限引き出されても、可動レール3bと固定レール3aとが重なり合う長さ分だけケース1の奥側が本体2内に残され、完全に引き出すことができない。
しかし、このようにケース1が本体2内から完全に引き出されないと、ケース1の奥側に収納された食品を取り出しにくく、使い勝手が悪いものとなっている。
そこで、本発明は、本体内から出し入れされるケースが奥側端縁まで完全に本体内から引き出されるようにしたスライドレールを提供することを課題とする。
本発明に係るスライドレールは、間隔が変えられるように対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールと、該両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバと、前記両レールが前記インナーメンバ上を相対的にスライドするようにするためのローラとを備えているスライドレールであって、前記固定レールおよび可動レールは、ウェブ部の両側縁に外側フランジ部が内向きに設けられ、該外側フランジ部の内面に外側突条が形成されており、前記インナーメンバは、前記外側フランジ部と対向する内側フランジ部が設けられ、該内側フランジ部に前記外側フランジ部と対向する内側突条が形成されており、前記ローラは、前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置され、かつ、前記各外側突条と内側突条とを余裕をもって係入する溝が形成されていることを特徴としている。
このスライドレールによれば、固定レールおよび可動レールの外側フランジ部とインナーメンバの内側フランジ部は、ローラを挟んで上下に対向するように配置される。このローラが回転することにより、インナーメンバが固定レールからスムーズに出し入れされ、そして、可動レールがインナーメンバからスムーズに出し入れされる。
また、ローラに形成された溝には、固定レールおよび可動レールに形成された外側突条およびインナーメンバに形成された内側突条が余裕をもって係入し、そして、ローラが幅方向に移動可能とされることにより、固定レール、インナーメンバそして可動レールは、幅方向にも移動する。固定レールおよび可動レールの外側突条がインナーメンバの内側突条よりも内寄りで対向している状態において、固定レール、インナーメンバおよび可動レールは近接する。そして、固定レールおよび可動レールの外側突条がインナーメンバの内側突条よりも外よりで対向している状態において、固定レール、インナーメンバおよび可動レールは離隔する。
このように、固定レール、インナーメンバおよび可動レールが幅方向に移動することにより、一対のスライドレールの先端側が基端側よりも広く配置されていても、一対の可動レールは、間隔が一定に維持されながら固定レールから出し入れされる。
また、前記本発明に係るスライドレールにおいて、前記ローラは、固定レールの先端側、可動レールの基端側、インナーメンバの基端側で、かつ、固定レールと対向する面、インナーメンバの先端側で、かつ、可動レールと対向する面に回転自在に取り付けられていることが好ましい。
このスライドレールによれば、固定レールから引き出されたインナーメンバおよび可動レールは部分的に重なり合うが、この重なり合っている部分の両端部がローラに支承される。すなわち、固定レールの先端側に取り付けられたローラと、インナーメンバの基端側で、かつ、固定レールと対向する面に取り付けられたローラによって、固定レールとインナーメンバとが重なり合っている部分の両端部が支承される。また、可動レールの基端側に取り付けられたローラと、インナーメンバの先端側で、かつ、可動レールと対向する面に取り付けられたローラによって、可動レールとインナーメンバとが重なり合っている部分の両端部が支承される。このように、両レールおよびインナーメンバが重なり合っている部分の両端部を支承するローラにより、インナーメンバおよび可動レールは、安定した状態で、しかもスムーズに固定レールから出し入れされる。
また、前記本発明に係るスライドレールにおいて、固定レールの先端側とインナーメンバの先端側に取り付けられるローラが、前記可動レールの基端側とインナーメンバの基端側に取り付けられるローラよりも多くの対で構成されていることが好ましい。
このスライドレールによれば、インナーメンバと可動レールが固定レールから出し入れされるときに、固定レールとインナーメンバの先端側に固定レールとインナーメンバの中間部よりも大きな荷重が加えられても、ローラが基端側よりも先端側の方が多い対で構成されることにより、ローラに加えられる荷重が分散され、ローラが破損しにくいようにすることができるとともに、インナーメンバと可動レールをスムーズに出し入れすることができる。
また、前記本発明に係るスライドレールにおいて、前記固定レールの基端部と前記可動レールの先端部とに、前記インナーメンバの基端部と先端部とに接離する突起がそれぞれ設けられ、前記固定レールの先端側および可動レールの基端側とインナーメンバの中間部とに接離する突起がそれぞれ設けられていることが好ましい。
このスライドレールによれば、各突起がストッパとして作用する。すなわち、インナーメンバと可動レールは、固定レールの先端側および可動レールの基端側に設けられた突起と、インナーメンバの中間部に設けられた突起とが当接するまで引き出すことができ、逆に、可動レールの先端部に設けられた突起がインナーメンバの先端部を押圧することにより、インナーメンバが固定レールと重なり合うように押し込まれ、そして、インナーメンバの基端部が固定レールの基端部に設けられた突起に当接するまでインナーメンバが押し込まれる。
また、前記と異なる本発明に係るスライドレールは、間隔を開けて対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールと、該両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバと、前記両レールが前記インナーメンバ上を相対的にスライドするようにするためのボールリテーナとを備えているスライドレールであって、前記固定レールおよび可動レールは、ウェブ部の両側縁に外側フランジ部が内向きに設けられ、該外側フランジ部の内面に外側凹条が形成されており、前記インナーメンバは、前記外側フランジ部と対向する内側フランジ部が設けられ、該内側フランジ部に前記外側凹条と対向する内側凹条が形成されており、前記ボールリテーナは、前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置され、かつ、前記外側凹条と内側凹条とに係入するボールを備えていることを特徴としている。
このスライドレールによれば、固定レールおよび可動レールの外側フランジ部とインナーメンバの内側フランジ部は、ボールリテーナに備えられたボールを挟んで上下に対向するように配置される。このボールが外側凹条と内側凹条に挟まれた状態で回転することにより、インナーメンバが固定レールからスムーズに出し入れされ、可動レールがインナーメンバからスムーズに出し入れされる。そして、インナーメンバによって、可動レールは固定レールと全く重ならなくなるまで引き出される。
また、前記本発明に係るスライドレールにおいて、前記固定レールの基端部と前記可動レールの先端部とに前記インナーメンバの基端部と先端部とに接離する突起がそれぞれ設けられ、前記固定レールの先端縁と前記可動レールの基端縁とに前記ボールリテーナの先端縁と後端縁とに接離する突起が設けられ、前記インナーメンバの基端縁と先端縁とにそれぞれ前記ボールリテーナの後端縁と先端縁とに接離する突起が設けられていることが好ましい。
このスライドレールによれば、各突起はストッパとして作用する。すなわち、各ボールリテーナは、各突起の間で相対的に移動する。そして、固定レールの先端縁に設けられた突起と、インナーメンバの基端縁に設けられた突起とがボールリテーナを挟むと、これ以上インナーメンバが固定レールから引き出されず、また、インナーメンバの先端縁に設けられた突起と、可動レールの基端縁に設けられた突起とがボールリテーナを挟むと、これ以上可動レールがインナーメンバから引き出されない。逆に、可動レールの先端部に設けられた突起がインナーメンバの先端部を押圧することにより、インナーメンバが固定レールと重なり合うように押し込まれる。そして、インナーメンバの基端部が固定レールの基端部に設けられた突起に当接すると、固定レールとインナーメンバと可動レールとが完全に重なり合った状態となる。
本発明によれば、間隔が変えられるように対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールに設けられた各外側フランジ部に外側突条が形成され、そして、この両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバに設けられた内側フランジ部に内側突条が形成され、そして、外側突条と内側突条とを余裕をもって係入する溝を形成したローラが前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置されることにより、インナーメンバおよび可動レールが固定レールからスムーズに出し入れされるだけでなく、インナーメンバおよび可動レールが固定レールから幅方向にも接離する。したがって、一対のスライドレールが奥側を狭く、手前側を広くして配置されても、一対の可動レールは間隔を一定に維持しながら引き出される。
また、前記と別の本発明によれば、間隔を開けて対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールに設けられた各外側フランジ部に外側凹条が形成され、そして、この両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバに設けられた内側フランジ部に内側凹条が形成され、そして、外側凹条と内側凹条とに係入するボールを保持したボールリテーナが前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置されることにより、インナーメンバおよび可動レールが固定レールからスムーズに出し入れされる。また、インナーメンバが固定レールと可動レールとをスライド自在に連結することにより、可動レールは固定レールと重なり合わない状態となるまで引き出される。
したがって、いずれの本発明に係るスライドレールも、箱型の本体内からケースを完全に引き出すことができ、ケースの奥側に収納された被収納物を容易に取り出せるようになり、利便性を向上させることができる。
〔本発明の第1の実施形態〕
本発明に係るスライドレールの第1の実施形態について図1から図5を参照しながら説明する。このスライドレールは、例えば、冷蔵庫に備えられた野菜室などのケース1を箱型の本体2内からスムーズに出し入れするためのもので、一対または二対以上の対で使用される。
各スライドレールは、間隔が変えられるように対向して配置される長尺な板状の固定レール10および可動レール20と、この両レール10,20間にスライド自在に挟まれるインナーメンバ30と、前記固定レール10および可動レール20がインナーメンバ30上を相対的にスライドするようにするためのローラ40とを備えている。
前記固定レール10は、開口側が奥側よりもわずかに広い本体2の内壁2aに水平方向に取り付けられ、可動レール20は、手前側が奥側よりもわずかに広いケース1の側板1aに水平方向に取り付けられ、可動レール20が固定レール10に沿ってスライドするようにようにされている。また、固定レール10および可動レール20は、同じ長さであり、帯板状のウェブ部11,21の両側縁に外側フランジ部12,22が内向きに設けられ、この外側フランジ部12,22の内面に外側突条13,23が形成されている。このような固定レール10および可動レール20は、各外側フランジ部12,22が間隔を開けて突き合わされるように対向し、外側フランジ部12,22および両ウェブ部11,21よって囲まれた領域に空間部が設けられている。
そして、この空間部内に前記インナーメンバ30が配置されている。インナーメンバ30は、固定レール10および可動レール20よりもわずかに短く、帯板状部31の両面に二対の内側フランジ部32が突設されている。帯板状部31の上端部33と下端部34は、前記両レール10,20の外側フランジ部12,22の間に隙間を開けて挟まれる。また、各内側フランジ部32には、前記外側フランジ部12,22と対向する内側突条35が形成されている。外側突条13,23も内側突条35も断面が円弧形状とされている。
そして、固定レール10、可動レール20およびインナーメンバ30は、相対的に幅方向にも近接・離隔することができるようにされており、両レール10,20とインナーメンバ30とが近接した状態において、外側突条13,23が内側突条35よりも内側(インナーメンバ30寄り)に位置し、両レール10,20とインナーメンバ30とが離隔した状態において、外側突条13,23が内側突条35よりも外側に位置するように、外側突条13,23と内側突条35が外側フランジ部12,22と内側フランジ部32に形成されている。
そして、外側フランジ部12,22と内側フランジ部32との間には、ローラ40が配置される。このローラ40は、両レール10,20およびインナーメンバ30に軸5によって回転自在、かつ、軸5の長さ方向に移動することができるように取り付けられている。また、ローラ40には、前記外側突条13,23と内側突条35とが余裕をもって係入する断面円弧状の溝41が形成されている。すなわち、この溝41の幅は、外側突条13,23および内側突条35の幅よりも広く、外側突条13,23および内側突条35が溝41内で幅方向にも移動することができるようにされている。
このようなローラ40は、図4(a)に示すように固定レール10の先端部で、かつ、インナーメンバ30と対向する面に上下二対で4個回転自在に取り付けられ、そして、インナーメンバ30の基端部で、かつ、固定レール10と対向する面に上下一対で2個回転自在に取り付けられ、インナーメンバ30の先端部で、かつ、可動レール20と対向する面に上下二対で4個回転自在に取り付けられ、そして、可動レール20の基端部で、かつ、インナーメンバ30に対向する面に上下一対で2個回転自在に取り付けられる。
ただし、ローラ40は、2個と4個の組合せに限定するものではなく、3個と6個の組合せ、2個と6個の組合せなど任意に設定することができる。いずれにしても、固定レール10からインナーメンバ30と可動レール20が引き出されたときに、基端側よりも先端側の方が大きな荷重が加えられるため、ローラ40の数を基端側よりも先端側の方を多くすることにより、両ローラ40加えられる荷重を分散させ、ローラ40が破損しにくいようにするとともに、インナーメンバ30と可動レール20とを固定レール10からスムーズに出し入れすることができるようにされている。
そして、固定レール10の基端部と可動レール20の先端部とには、インナーメンバ30の基端部と先端部とに接離する突起14,24が設けられている。この突起14,24は、例えば、インナーメンバ30の内側フランジ部32の端縁に接離するように、両レール10,20のウェブ部11,21に突設されている。インナーメンバ30が両レール10,20よりも短くされていることにより、両レール10,20とインナーメンバ30とが完全に重なり合っている状態において、固定レール10の先端部が可動レール20の先端部の突起24を覆い、可動レール20の基端部が固定レール10の基端部の突起14を覆う。
また、前記固定レール10の先端側および可動レール20の基端側とインナーメンバ30の中間部とには、接離する突起15,25,36がそれぞれ設けられている。インナーメンバ30の突起36が固定レール10の突起15に当接するまで、インナーメンバ30は固定レール10から引き出される。そして、可動レール20の突起25がインナーメンバ30の突起25に当接するまで、可動レール20はインナーメンバ30から引き出される。
また、図4(a)に示すように、両レール10,20には、取付け穴17,27が3か所に形成され、インナーメンバ30には連通穴37が2か所に形成されている。そして、図4(b)に示すように、インナーメンバ30が固定レール10から完全に引き出された状態で、インナーメンバ30の基端側に形成された連通穴37と固定レール10の先端側に形成された取付け穴17とが連通し、図1に示すように、3か所の取付け穴17にボルト6を挿通することによって固定レール10が本体2の内壁2aに取り付けられる。また、可動レール20がインナーメンバ30から完全に引き出された状態で、インナーメンバ30の先端側に形成された連通穴37と可動レール20の基端側に形成された取付け穴27とが連通し、3か所の取付け穴27にボルト6を挿通することによって可動レール20がケース1の側板1aに取り付けられる。
このケース1の一対の側板1aおよび本体2の内壁2aの間隔が奥側よりも手前側の方がわずかに広く形成されていると、一対のスライドレールは平行でなく、先端側(手前側)の間隔が基端側(奥側)の間隔よりもわずかに広く対向する。
そして、ケース1が図2に示すように本体2内に収納されている状態においては、両レール10,20とインナーメンバ30とは重なり合って、図1に示すように幅方向に近接している。このとき、両レール10,20の外側突条13,23は、インナーメンバ30の内側突条35よりも内側に位置している。
そして、ケース1が本体2内から引き出されると、図4に示すようにインナーメンバ30が固定レール10から突出し、可動レール20がインナーメンバ30から突出する。一対のスライドレールは、先端側でわずかに拡開しているため、一対のインナーメンバ30と可動レール20は、引き出されるにつれて、間隔が拡がる。すなわち、図3に示すように、インナーメンバ30が固定レール10から離隔し、可動レール20がインナーメンバ30から離隔する。
インナーメンバ30と可動レール20は、内側突条35と外側突条13,23がローラ40の溝41内を幅方向に移動し、さらにローラ40も幅方向(軸5の長さ方向)に移動することにより、固定レール10から離隔する。すなわち、外側突条13,23と内側突条35がローラ40の溝41内で移動することができる距離分だけ、インナーメンバ30と可動レール20が固定レール10から離隔することができる。したがって、一対の可動レール20の間隔が先端側で基端側よりもわずかに広くなっていても、ケース1を取り付けた間隔を維持して引き出される。
このようにして、ケース1は図5に示すように、奥側が本体2内に残されることなく、本体2内から完全に引き出される。このとき、両レール10,20とインナーメンバ30の中間部に設けられた突起15,25,36が図4(b)に示すように、それぞれ当接することにより、インナーメンバ30と可動レール20はこれ以上、移動せず、固定レール10とインナーメンバ30から抜け落ちないようにされている。したがって、ケース1は、本体2内から完全に引き出された状態を維持する。
逆に、ケース1を本体2内に収納するときは、前記と逆に、引き出された可動レール20とインナーメンバ30とが重なり合うように押し込まれながら、可動レール20とインナーメンバ30とが図1に示すように固定レール10の方へ近接する。このとき、可動レール20の先端部に設けられた突起24がインナーメンバ30の先端縁を押圧し、インナーメンバ30が押し下げられ、インナーメンバ30の基端縁が固定レール10の基端部に設けられた突起14に当接すると、可動レール20とインナーメンバ30が停止し、ケース1が本体2内に完全に収納される。
〔本発明の第2の実施形態〕
本発明に係るスライドレールの第2の実施形態について図6ないし図8を主として参照しながら説明する。このスライドレールは、例えば、冷蔵庫に備えられたケース1を箱型の本体2内からスムーズに出し入れするためのもので、一対または二対以上の対で使用される。
そして、このスライドレールは、間隔をあけて対向して配置される長尺な板状の固定レール50および可動レール60と、この両レール50,60間に挟まれるインナーメンバ70と、前記固定レール50および可動レール60がインナーメンバ70上をスムーズにスライドするようにするボールリテーナ80とを備えている。
前記固定レール50は、平行に対向している本体2の内壁2aに水平方向に取り付けられ、可動レール60は、平行に対向しているケース1の側板1aに水平方向に取り付けられ、可動レール60が固定レール50に沿ってスライドするようにされている。また、固定レール50および可動レール60は、同じ長さであり、帯板状のウェブ部51,61の両端縁に外側フランジ部52,62が内向きに設けられ、この外側フランジ部52,62の内面に外側凹条53,63が形成されている。このような固定レール50および可動レール60は、各外側フランジ部52,62が間隔を開けて突き合わされるように対向し、両外側フランジ部52,62間およびウェブ部51,61によって囲まれた領域に空間部が設けられている。
そして、この空間部内に前記インナーメンバ70が配置されている。インナーメンバ70は、固定レール50および可動レール60よりもわずかに短く、帯板状部71の両面に二対の内側フランジ部72が突設されている。帯板状部71の上端部73と下端部74は、前記両レール50,60の外側フランジ部52,62の間に隙間を開けて挟まれる。また、各内側フランジ部72には、前記外側凹条53,63と対向する内側凹条75が形成されている。外側凹条53,63も内側凹条75も樋形状に形成されている。
そして、この外側凹条53,63と内側凹条75に係入する複数のボール81を保持したボールリテーナ80が固定レール50とインナーメンバ70との間の空間部内と可動レール60とインナーメンバ70との間の空間部内で移動自在に配置されている。ボールリテーナ80は、弓字形に折り曲げられた基板82の両側縁に複数の小孔が形成され、この各小孔にボール81を回転自在に保持したものである。
そして、図8に示すように固定レール50の基端部と可動レール60の先端部とには、インナーメンバ70の基端部と先端部とに接離する突起54,64が設けられている。この突起54,64は、例えば、インナーメンバ70の内側フランジ部72の端縁に接離するように、両レール50,60のウェブ部51,61に突設されている。インナーメンバ70が両レール50,60よりも短くされていることにより、両レール50,60とインナーメンバ70とが完全に重なり合っている状態において、固定レール50の先端部が可動レール60の先端部の突起54,64を覆い、可動レール60の基端部が固定レール50の基端部の突起54,64を覆う。
また、固定レール50の先端縁と可動レール60の基端縁とには、ボールリテーナ80の先端縁と後端縁とに接離する突起55,65が設けられている。さらに、インナーメンバ70の基端縁と先端縁とにもボールリテーナ80の後端縁と先端縁とに接離する突起76が設けられている。可動レール60が引き出されると、可動レール60の基端縁に設けられた突起65とインナーメンバ70の先端縁に設けられた突起76とがボールリテーナ80を挟む状態となって、インナーメンバ70も引き出される。
そして、インナーメンバ70が引き出されると、インナーメンバ70の基端縁に設けられた突起76がボールリテーナ80の基端縁に当接し、ボールリテーナ80を先端側へ移動させる。このボールリテーナ80の先端縁が固定レール50の先端縁に設けられた突起55に当接すると、インナーメンバ70がこれ以上引き出されない。
また、両レール50,60には、図7に示すように、取付け穴56,66が基端側と中間部の2か所、または図示しないが先端側にさらに1か所の合計3か所に形成される。そして、両レール50,60に3か所の取付け穴56,66が形成されるときは、インナーメンバ70には図7の仮想線に示すように連通穴77が2か所に形成されている。すなわち、両レール50,60に2か所の取付け穴56,66が形成されるときは、インナーメンバ70に連通穴77が形成されなくてもよい。いずれにしても、固定レール50と可動レール60とは、図6に示すように、取付け穴56,66にボルト6を挿通することによって平行に向き合っている本体2の内壁2aとケース1の側板1aとに取り付けられる。
そして、ケース1が図2に示すように(本実施形態では、正確には図2と異なり、本体2の内壁2aとケース1の側板1aは平行に向き合っている。)、本体2内に収納されている状態においては、両レール50,60とインナーメンバ70とは重なり合っている。そして、ケース1が本体2内から引き出されると、インナーメンバ70が固定レール50から突出し、可動レール60がインナーメンバ70から突出する。インナーメンバ70と可動レール60が完全に引き出されると、ケース1は、図5(本実施形態では、正確には図2と異なり、本体2の内壁2aとケース1の側板1aは平行に向き合っている。)に示す状態よりもさらに本体2から飛び出る状態となる。
このとき、固定レール50の先端部とインナーメンバ70の基端部に設けられた突起55,76が一方のボールリテーナ80を挟み、インナーメンバ70の先端部と可動レール60の基端部に設けられた突起76,65が他方のボールリテーナ80を挟むことにより、インナーメンバ70と可動レール60はこれ以上引き出されず、ケース1が本体2内から抜け落ちないようにされている。
逆に、ケース1を本体2内に収納するときは、前記と逆に、引き出された可動レール60とインナーメンバ70とが重なり合うように押し込まれる。そして、可動レール60の先端部に設けられた突起64がインナーメンバ70の先端縁に当接し、インナーメンバ70の基端縁が固定レール50の基端部に設けられた突起54に当接すると、これ以上、可動レール60とインナーメンバ70とが押し込まれず、ケース1が本体2内に完全に収納された状態となる。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく特許請求の範囲に記載した発明特定事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、本発明に係るスライドレールは、冷蔵庫に取り付けるだけでなく、デスクや陳列棚などに取り付けることもできる。
本発明に係る第1の実施形態におけるスライドレールであって、収納されている状態を示す側面断面図である。 本発明に係る第1の実施形態におけるスライドレールを備えた冷蔵庫であって、ケースが収納されている状態を示す平面断面図である。 本発明に係る第1の実施形態におけるスライドレールであって、引き出されている状態を示す側面断面図である。 (a)は本発明に係る第1の実施形態におけるスライドレールが引き出された状態を分解した正面図、(b)は同じく組み立てた正面図である。 本発明に係る第1の実施形態におけるスライドレールを備えた冷蔵庫であって、ケースが引き出されている状態を示す平面断面図である。 本発明に係る第2の実施形態におけるスライドレールを示す側面断面図である。 本発明に係る第2の実施形態におけるスライドレールが重なり合っているときの状態を分解した正面図である。 (a)は本発明に係る第2の実施形態におけるスライドレールが引き出されたときの状態を分解した正面図、(b)は同じく組み立てた正面図である。 従来のスライドレールを備えた冷蔵庫であって、ケース1が引き出されている状態を示す平面断面図である。
符号の説明
10…固定レール
11…ウェブ部
12…外側フランジ部
13…外側突条
14…(固定レールの)突起
15…(固定レールの)突起
20…可動レール
21…ウェブ部
22…外側フランジ部
23…外側突条
24…(可動レールの)突起
25…(可動レールの)突起
30…インナーメンバ
32…内側フランジ部
35…内側突条
36…(インナーメンバの)突起
40…ローラ
41…溝
50…固定レール
51…ウェブ部
52…外側フランジ部
53…外側凹条
54…(固定レールの)突起
55…(固定レールの)突起
60…可動レール
61…ウェブ部
62…外側フランジ部
63…外側凹条
64…(可動レールの)突起
65…(可動レールの)突起
70…インナーメンバ
75…内側凹条
76…(インナーメンバの)突起
80…ボールリテーナ
81…ボール

Claims (6)

  1. 間隔が変えられるように対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールと、該両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバと、前記両レールが前記インナーメンバ上を相対的にスライドするようにするためのローラとを備えているスライドレールであって、
    前記固定レールおよび可動レールは、ウェブ部の両側縁に外側フランジ部が内向きに設けられ、該外側フランジ部の内面に外側突条が形成されており、
    前記インナーメンバは、前記外側フランジ部と対向する内側フランジ部が設けられ、該内側フランジ部に前記外側フランジ部と対向する内側突条が形成されており、
    前記ローラは、前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置され、かつ、前記各外側突条と内側突条とを余裕をもって係入する溝が形成されていることを特徴とするスライドレール。
  2. 前記ローラは、固定レールの先端側、可動レールの基端側、インナーメンバの基端側で、かつ、固定レールと対向する面、インナーメンバの先端側で、かつ、可動レールと対向する面に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
  3. 固定レールの先端側とインナーメンバの先端側に取り付けられるローラが、前記可動レールの基端側とインナーメンバの基端側に取り付けられるローラよりも多くの対で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のスライドレール。
  4. 前記固定レールの基端部と前記可動レールの先端部とに、前記インナーメンバの基端部と先端部とに接離する突起がそれぞれ設けられ、
    前記固定レールの先端側および可動レールの基端側とインナーメンバの中間部とに接離する突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のスライドレール。
  5. 間隔を開けて対向して配置される長尺な板状の固定レールおよび可動レールと、該両レール間にスライド自在に挟まれるインナーメンバと、前記両レールが前記インナーメンバ上を相対的にスライドするようにするためのボールリテーナとを備えているスライドレールであって、
    前記固定レールおよび可動レールは、ウェブ部の両側縁に外側フランジ部が内向きに設けられ、該外側フランジ部の内面に外側凹条が形成されており、
    前記インナーメンバは、前記外側フランジ部と対向する内側フランジ部が設けられ、該内側フランジ部に前記外側凹条と対向する内側凹条が形成されており、
    前記ボールリテーナは、前記外側フランジ部と内側フランジ部との間に配置され、かつ、前記外側凹条と内側凹条とに係入するボールを備えていることを特徴とするスライドレール。
  6. 前記固定レールの基端部と前記可動レールの先端部とに、前記インナーメンバの基端部と先端部とに接離する突起がそれぞれ設けられ、
    前記固定レールの先端縁と前記可動レールの基端縁とに前記ボールリテーナの先端縁と後端縁とに接離する突起が設けられ、前記インナーメンバの基端縁と先端縁とにそれぞれ前記ボールリテーナの後端縁と先端縁とに接離する突起が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のスライドレール。
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