JP2006191548A - 携帯情報端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者が操作ボタンに割り当てられている機能を容易に認識できるようにし、操作性を向上すること。
【解決手段】電子ペーパ62により操作内容の表示を行う操作ボタン23と、本装置で使用する機能の選択を行う機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に応じて、電子ペーパ62に表示する操作内容の表示を切り替える表示切替手段とを備え、本装置で使用する機能に応じて、操作ボタン23に表示する操作内容を切り替えることができるので、操作性が向上する。
【選択図】図3
【解決手段】電子ペーパ62により操作内容の表示を行う操作ボタン23と、本装置で使用する機能の選択を行う機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に応じて、電子ペーパ62に表示する操作内容の表示を切り替える表示切替手段とを備え、本装置で使用する機能に応じて、操作ボタン23に表示する操作内容を切り替えることができるので、操作性が向上する。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数機能と、ボタン(キー)の押下による入力機能を有する携帯情報端末に関する。
従来、携帯電話をはじめとする携帯情報端末(以下、端末とする)の操作は、ボタンやキー(以下、ボタン(キー)とする)により行われている。
端末の操作者は、ボタン(キー)を押下することにより当該ボタンに割り当てられている所望の機能を実行する。
またボタン(キー)は操作者にとって、押下する位置を容易に判別することができ、誤操作を引き起こし難い特徴を有する。
また現在では端末の多機能化が進み、ボタン(キー)による入力においては、1つのボタン(キー)に複数の機能を割り当てる機能が提供され、限られた数のボタン(キー)でより多くの機能を使用する技術が開発されてきた(特許文献1参照)。
またボタンの表面に画像を表示し、ボタンの押下することで表示画像を変化させるものもある(特許文献2参照)
特開2001−309014号公報
特開2004−178551号公報
しかし、この従来技術では、ボタン(キー)に割り当てた機能を操作者に認識させるために、1個のボタン(キー)に複数の機能を表す文字等を表記しなければならず、より小型化が進む端末では、これを表記するスペースがなく、ボタン(キー)に割り当てられている機能を認識する事が困難なものとなっている。
さらに、現在では一つの端末に複数の機能を有するものがある。例えば携帯電話では、本来の通話機能に加えメール機能やカメラ機能といった多岐にわたる機能が一つの端末に存在しており、各々の機能に対応する内容をするボタン(キー)に表記するのは非常に困難である。
また1つのボタン(キー)に複数の機能が割り当てられているということは、現在使用している機能でどのボタン(キー)がどのように割り当てられているかを判別するには、ボタン(キー)に表示された内容を参照する方法があるが、必ずしも表示された内容と割り当てられた機能が一致しているとは限らない、即ち現在使用している機能でどのボタン(キー)に割り当てられているかを一見することができないという不都合があり、操作者の誤操作を招く恐れがある。
これらの問題を解決手段として、先に挙げた特許文献2がある。しかし、特許文献2では、文字入力という限られた機能のみに言及されており、現在の携帯端末装置の多機能化、例えば携帯電話のような複数の機能を有していた場合のボタン(キー)表示を切り替えることについては言及されていない。
また、現在では、用途によって、端末の持ち方を変えて使用する場合がある。例えば携帯電話の場合、通話時またはメール送受信時は、端末を縦に持ち、カメラ撮影やテレビ視聴といった場合は、端末を横に持って(置いて)使用するという場合がある。その場合、端末の持ち方を変える、すなわち端末の使用形態を変えて使用する、例えば端末を90度回転させて使用すると、ボタンに表記された内容も90度回転してしまい、操作者にとって表示を見ることが困難となってしまうという問題が発生する。
そこで本発明は、ボタン(キー)や画面を有する端末において、複数の機能を有し、ボタン(キー)や画面にそれぞれの機能に対応した割当がなされている場合において、それぞれの機能でのボタン(キー)や画面の内容を表示するとともに、端末の使用形態によってボタン(キー)や画面の表示を最適に表示することができる携帯情報端末装置を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の携帯情報端末装置は、電子ペーパにより操作内容の表示を行う操作ボタンと、本装置で使用する機能の選択を行う機能選択手段と、前記機能選択手段により選択された機能に応じて、前記電子ペーパに表示する操作内容の表示を切り替える表示切替手段とを備える。
本構成によって、携帯情報端末装置において任意の機能を選択した場合に、表示切替手段により、操作ボタンの表示が、選択された機能に対応した内容に変更されるため、操作性が向上する。
また、本発明の携帯情報端末装置は、操作内容の表示を行う操作ボタンと、本装置の位置情報を検出する位置センサーと、前記位置センサーの検出する位置情報に基づいて、前記操作ボタンに表示する操作内容の表示方向を切り替える表示切替手段とを備える。
本構成によって、携帯情報端末装置の持ち方を変える等の使用形態が変わった場合でも、その使用形態に適した方向で操作ボタンに操作内容を表示することができ、操作者にとって表示内容が常に見易い向きにあり、操作性が向上する。
本発明の携帯情報端末装置によると、機能に対応した内容を表示し、また使用形態に適した方向で内容を表示することで、操作者はボタン(キー)を誤って押下することなく、操作性の向上を図ることができる。
まず、図1に本発明に係る携帯情報端末装置の概略を示す。
携帯情報端末装置10は、図1(A)に示すように、携帯情報端末装置10が有する機能によって、操作ボタン11の内容を変更することを特徴とし、また、図1(B)に示すように、携帯情報端末装置10の持ち方を変える等の使用形態を変更したときに操作ボタン11の表示を、その使用形態に適した内容にすることを特徴とする。
以下に、本発明に係る携帯情報端末装置の実施の形態を示す。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る携帯情報端末装置について、図2〜図8を用いて説明する。
本発明の実施の形態1に係る携帯情報端末装置について、図2〜図8を用いて説明する。
図2は、実施の形態1に係る携帯情報端末装置20の概略図である。図3は、実施の形態1に係る携帯情報端末装置20の構成を示すブロック図である。
携帯情報端末装置20は、携帯情報端末装置20を操作するために配列された複数の操作ボタン23(操作キー)を有し、携帯情報端末装置20が有する機能の選択で使用するため、あるいは各機能で使用するための映像を、後述する制御部25に制御されて表示を行う画面21を有する。この操作ボタン23は、携帯情報端末装置20が有する各種機能に応じた操作内容を表示し、それらの操作内容の表示の変更(切り替え)が可能である。操作ボタン23での操作内容の表示については、後ほど詳しく説明する。また、携帯情報端末装置20は、画面21上で各機能を選択するための一覧表示であるメニューを表示させるメニュー表示ボタン24を有する。また、どの機能を使用するかを選択する機能選択ボタン22を有する。制御部25は、CPUおよびメモリ等から実現され、機能選択ボタン22、メニュー表示ボタン24、操作ボタン23が押下されることによって、画面21への表示や操作ボタン23での操作内容の表示の制御や、各種ボタン入力に応じた内部での処理プログラムの実行を行う等、携帯情報端末装置20全体の制御を行う。
ここで、携帯情報端末装置20は、例えば、携帯電話等のように、電話機能やメール機能、及びインターネット機能等を備えるものを指し、メニュー表示ボタン24は、これらの機能を選択するための一覧表示を画面21に表示するボタンである。そして、機能選択ボタン22はメニュー表示ボタン24により画面21表示された一覧表示から任意の機能を選択するためのボタンであり、機能選択ボタン22が押下されることで、制御部25が有する機能選択手段によって機能が選択され、制御部25によって選択された機能に応じた処理が実行される。操作ボタン23は、電話機能を使用するときは、操作内容として、電話番号を入力するための“0〜9”の数字を表示し、メール機能を使用するときは、文字を入力するための“あ、か、さ、〜、わ”の文字の表示等を行い、操作ボタン23が押下されることで、表示されている操作内容に対応した動作を制御部25が実行する。なお、操作ボタン23の操作内容の表示は、制御部25が有する表示切替手段によって、機能選択手段により選択された機能ごとに切り替えられる。
また、表示内容は、先に述べた“あ、か、さ、〜、わ”の文字や、“0〜9”の数字のみでなく、携帯情報端末装置20が有する機能に対応した記号等でも良い。
図4は、操作ボタン23の操作内容の表示を切り替える処理を示すフローチャートである。
まず、メニュー表示ボタン24が押下され、制御部25においてメニュー表示を行うと判断されると、制御部25の制御により画面21に機能の一覧表示であるメニューが表示され、メニュー表示ボタン24が押下されなければ制御部25は何も行わない(ステップS11)。
次に、制御部25が、機能選択ボタン22が押下されて、制御部25の機能選択手段により画面21上で表示されているメニューの中からいずれかの機能が選択されたかを判断する(ステップS12)。ステップS12で、いずれの機能も選択されていなければ、何も行わずに表示切替処理を終了する。ステップS12で、いずれかの機能が選択された場合、制御部25が、機能選択手段により選択された機能と操作ボタン23に表示する操作内容および操作ボタン23の押下時に実行するプログラムを対応付したデータ(機能対応テーブル)を呼び出す(ステップS13)。
ステップS13で呼び出される機能対応テーブルの具体的な内容例を図5に示す。図5に示すテーブル40では、メニューテーブル41と、メニューに対応した機能情報テーブル42、その際どの操作ボタン23にどのような内容を表示するかを示したボタン表示データ43を有し、また機能情報テーブル42に対応して、どのボタン操作ボタン23にどの処理プログラムを割当てるかを示したプログラム割当てテーブル44を有する。このテーブル44の処理プログラムは、対応する操作ボタン23が押下されたときに、制御部25により実行される。
次に、ステップS13で制御部25が呼び出した機能対応テーブルとステップS12で機能選択手段に選択された機能の対応付けを制御部25が行う(ステップS14)。この時点で、操作ボタン23にどのような内容を表示するか、またボタン押下時にどのような処理プログラムが制御部25によって実行されるかが決定される。
その後、操作ボタン23に、機能選択手段によって選択した機能に対応した操作内容を表示するように表示切替手段が表示内容を切り替え(ステップS15)、表示切替処理を終了する。
操作ボタン23に内容を表示し、割付けられた機能を選択する構成として、特許文献2に開示された液晶モニタのようなディスプレイ(以下、液晶モニタとする)とタッチパネルやボタンで構成したり、透明あるいは半透明なボタン部と、電子ペーパならびにタクトスイッチで構成することで実現できる。ここでは、後者の電子ペーパを用いた構成について説明する。
図6に、電子ペーパの動作原理の一例を示す。
電子ペーパには、各種の駆動方式があるが、図6では、電気泳動方式を例にとって説明する。
電気泳動方式では、表示画素として、マイナスに帯電した黒色カーボン51とプラスに帯電した白色の酸化チタン52を透明な樹脂で包んだマイクロカプセル53を使用する。
マイクロカプセル53を含む塗料をフィルム上に塗布し、上部に透明電極54を設けて下部に駆動電極55を設ける。駆動電極55は、液晶パネルと同様TFT(Thin Film Transistor)基板に形成する。
透明電極54と駆動電極55との間に電圧をかけることで、酸化チタン52と黒色カーボン51が上下に移動する。この際、駆動電極55をプラスにすれば、マイナスに帯電した黒色カーボン51が下になり、駆動電極55をマイナスにすれば、プラスに帯電した酸化チタン52が下になる。
よって、上部から見ると、透明電極54を通して白と黒のパターンが表示され、液晶パネルと同様に多数の格子状駆動電極55を設ければ、自由に文字や画像を表示することができる。
図7に電子ペーパを用いた、操作ボタン23の表示内容を変更するための構成を示す。これは電子ペーパが10分の数ミリ程度の厚さしかなく、またフレキシブルつまり、ペーパを曲げることができるという特徴を利用している。
タクトスイッチ61の上部に電子ペーパ62を配置し、さらにその上部に透明または半透明なボタンあるいはボタン群を配置する。この透明または半透明なボタンあるいはボタン群を、ボタン部63とする。
これにより、図3の表示切替処理において、ステップS14にて制御部25がタクトスイッチ61に押下時に実行する処理プログラムの割当てを行い、ステップS15にて表示切替手段が、選択された機能に応じた操作内容を電子ペーパに表示するように切り替え処理を行うことで、ボタン部63に選択した機能に対応した内容を表示することが可能となる。
実施の形態1の携帯情報端末装置20によれば、機能選択手段により選択された機能に対して、表示切替手段により、操作ボタン23の表示が、選択された機能に対応した内容に適宜変更されるため、操作者は操作ボタン23を誤って押下することなく操作することができ、ユーザーインターフェースの操作性が向上する。また、操作ボタン23の操作内容の表示に電子ペーパ62を用いる構成にすることで、操作ボタン23の押下時の衝撃に強く、さらに現在主な端末で使用されているボタン部63とタクトスイッチ61の構成を極力変更することなく上記機能を実現することができる。
なお、電子ペーパはモノクロに限らず、カラー表示できるものであってもよい。
また、電子ペーパ62は、図7に示すように、ボタン部63とタクトスイッチ61との間に介装される構成に限らない。例えば、図8に示すように、タクトスイッチ61上にボタン部63を配置し、その表面に電子ペーパ62を積層したものでもよい。
(実施形態2)
本発明の実施の形態2に係る携帯情報端末装置について、図9〜図13を用いて説明する。
本発明の実施の形態2に係る携帯情報端末装置について、図9〜図13を用いて説明する。
図9は、実施の形態2に係る携帯情報端末装置70の概略図である。図10は、実施の形態2に係る携帯情報端末装置70の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同じ構成については、同じ番号を付し、機能の説明を省略する。
携帯情報端末装置70は、実施の形態1の携帯情報端末装置20と同じ構成として、操作ボタン23、機能選択ボタン22、メニュー表示ボタン24を備えている。そして、実施の形態1の携帯情報端末装置20と異なり、携帯情報端末装置70が有する機能としてカメラ機能が加わっており、カメラ機能を実現するためのレンズ71を有する。また、画面72は、実施の形態1の携帯情報端末装置20の画面21と異なり、制御部73の制御によって、カメラ機能で撮影されたデータの閲覧やファインダーとして使用することができる。そして、携帯情報端末装置70は、携帯情報端末装置70の位置情報を検出することができる位置センサー75を有する。そして、制御部73は、CPUおよびメモリ等から実現され、上述の構成を含む携帯情報端末装置70全体の制御を行う。
ここで、携帯情報端末装置70は、例えば、実施の形態1の携帯電話である携帯情報端末装置20にカメラ機能を持たせたカメラ付携帯電話等である。そして、図9に示すような携帯情報端末装置70でカメラ機能を使用する際、端末自体の持ち方を変えて使用する場合がある。例えば、図11に示すように、撮影する景色の構図を変更するために携帯情報端末装置70を持つ向きを変えて使用することがある。ここで、携帯情報端末装置70の向きを変えて使用することを、使用形態を変えて使用すると言うこととする。その際、従来の携帯情報端末装置では、使用形態を変更するとボタンに表示されている操作内容が、ユーザーの目から見て反転したままで使用するといった場合がある。したがって、操作しようとする際に、ボタン表示が分かり辛かったり、誤操作したりする場合があり、実施の形態2の携帯情報端末装置70では、このような課題を解決するものである。
ここで、位置センサー75としては、加速度センサーを用いる。
加速度センサーとは、単位時間当たりの速度の変化を検出するための回路であり、これまでは機械式のセンサーが利用されてきた。しかし、現在では半導体を用いた製品が多く使用されている。半導体を用いた加速度センサーのメリットは小型で、かつ精密な検出が可能なことである。
半導体を用いた加速度センサーには、静電容量検出方式のほか、ピエゾ抵抗効果を利用したもの、シリコン結晶異方性エッチングを利用したもの等が存在する。ここでは各方式の詳細は省略するが、いかなるものであってもよい。
加速度センサーは現在、携帯電話の傾きを測定し、画面表示を補正する機能や、移動時の揺れ具合から歩数計等に利用されている。
加速度センサーは、1軸、2軸、3軸と、軸数によって大きく3つに分けられる。3軸センサーはXYZ座標での3次元の加速度を、2軸センサーはXY座標での2次元の加速度の測定が可能なものである。
実施の形態2に係る携帯情報端末装置70では、位置センサー75として2軸の加速度センサーを用いるものとする。
これは、2軸の加速度センサーがX軸、Y軸それぞれの情報を出力し、この情報をもとに制御部73が携帯情報端末装置70の位置(回転角度)を判定することによる。X軸、Y軸の出力値と回転角度の対応例を表1に示す。表1に示すとおり、例えばX軸の出力値が0.885、Y軸の出力値が0.500の場合に、回転角度が60度と判定する。このとき、X軸、Y軸それぞれの出力値が位置情報であり、制御部73が有する表示切替手段がこの位置情報に基づいて、携帯情報端末装置70の回転角度を判定する。
そして、制御部73の表示切替手段は、携帯情報端末装置70の回転角度を60度と判定したならば、操作ボタン23の表示内容を60度回転させた状態で表示するように、操作ボタン23の表示を切り替える。
なお、選択された機能が使用形態の変更を伴う機能であるかどうかは、機能選択手段によって機能が選択された後に、制御部73により判定されているものとする。制御部73によってこの判定を行うのは、例えば携帯情報端末装置70が、カメラ付携帯電話のようにカメラ機能の他に通話機能も有している場合を考えると、操作ボタンを使用するダイヤル時には、使用形態が変わることは無く、通話中には、操作ボタンを使用しないため、通話中に端末の向きが変わっても支障はないので、使用する機能によっては、操作ボタンの操作内容の表示を回転させて変更する必要はないからである。よって、制御部73により、機能選択手段で選択された機能が使用形態が変わらない機能であると判定された場合は、この表示切替処理は行われない。
まず、位置センサー75により、携帯情報端末装置70の位置情報を取得する(ステップS21)。ここでは、位置センサー75は加速度センサーであり、携帯情報端末装置70を時計回りに回転させたときのX軸、Y軸方向の出力値を位置情報として取得する。ただし、これは実施の形態2を説明するものであって、位置情報を取得する方法は任意である。そして、制御部73が、図11において状態S1のときは0度、状態S2のときは90度、状態S3のときは180度、状態S4のときは270度というように位置センサー75から取得した位置情報から回転角度を判定する(ステップS22)。
次に、制御部73の表示切替手段が、操作ボタン23の操作内容の表示の回転角度を決定する(ステップS23)。これは、例えば図13に示すように、携帯情報端末装置70の回転角度101と形態情報端末装置70の操作ボタン23の操作内容の表示を回転させる角度情報102をテーブル化したもので、例えば回転角度101が90度の場合は、携帯情報端末装置70は回転角度情報を90度として得る。
その後、図13に示す角度情報102に対応させて操作ボタン23に表示された内容を得られた角度分、回転させる(ステップS24)。
操作ボタン23に内容を表示する構成としては、実施の形態1と同様、特許文献2に開示された液晶モニタのようなディスプレイ(以下、液晶モニタとする)とタッチパネル、ボタンで構成したり、透明あるいは半透明なボタンまたはボタン群と、電子ペーパならびにタクトスイッチで構成することで実現できる。
実施の形態2の携帯情報端末装置によれば、位置センサー75が検出するの位置情報に基づいて操作ボタン23の操作内容の表示方向を変更することによって、携帯情報端末装置70の持ち方を変える等の使用形態が変わった場合でも、その使用形態に適した方向で操作ボタン23に操作内容を表示することができ、操作者にとって表示内容が常に見易い向きにあり、ユーザーインターフェースの利便性が向上する。
また、実施の形態1の携帯情報端末装置20の操作ボタン23と同様に、操作ボタン内容の表示に電子ペーパ62を用いる構成にすることで、操作ボタン23の押下時の衝撃に強く、さらに現在主な端末で使用されているボタン部63とタクトスイッチ61の構成を極力変更することなく上記機能を実現することができる。
本発明に係る携帯情報端末装置は、機能や使用状態に応じて操作ボタンの表示を変更できるので、操作性を向上させることができ、携帯情報端末装置、小型のAV機器、リモコン装置等にも応用することができる。すなわち、一つのリモコンで複数の機能(機種)を扱う場合、例えば、DVDレコーダーのリモコンのような、DVDレコーダー本体のリモコンとテレビのリモコンを兼用するような場合、本発明に係る、機能によってボタン(キー)に内容を表示する手段を用いることによって、これまで、DVDレコーダー専用、あるいはテレビ専用のボタン(キー)共有化することができ、ボタン(キー)の個数を減らすことが可能となり、操作者の誤操作を防ぐとともに、リモコン自体の小型化も実現することができる。
10,20,70 携帯情報端末装置
11,23, 操作ボタン
21,72 画面
22 機能選択ボタン
24 メニュー表示ボタン
25、73 制御部
61 タクトスイッチ
62 電子ペーパ
63 ボタン部
71 レンズ
11,23, 操作ボタン
21,72 画面
22 機能選択ボタン
24 メニュー表示ボタン
25、73 制御部
61 タクトスイッチ
62 電子ペーパ
63 ボタン部
71 レンズ
Claims (5)
- 電子ペーパにより操作内容の表示を行う操作ボタンと、
本装置で使用する機能の選択を行う機能選択手段と、
前記機能選択手段により選択された機能に応じて、前記電子ペーパに表示する操作内容の表示を切り替える表示切替手段と、
を備える携帯情報端末装置。 - 前記操作ボタンは、電子ペーパと、透明あるいは半透明なボタン部と、タクトスイッチを備え、
前記電子ペーパは、前記ボタン部と前記タクトスイッチとの間に介装される請求項1記載の携帯情報端末装置。 - 前記操作ボタンが押下された場合、前記電子ペーパに表示された操作内容に応じた処理プログラムが実行されるように制御する制御部を備える請求項1記載の携帯情報端末装置。
- 操作内容の表示を行う操作ボタンと、
本装置の位置情報を検出する位置センサーと、
前記位置センサーの検出する位置情報に基づいて、前記操作ボタンに表示する操作内容の表示方向を切り替える表示切替手段と、
を備える携帯情報端末装置。 - 前記操作ボタンに表示される操作内容は、電子ペーパにより表示される請求項4記載の携帯情報端末装置。
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- 2005-12-06 JP JP2005351644A patent/JP2006191548A/ja active Pending
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