JP2007206108A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画面を表示(デュアル・ビュー表示等)可能な携帯型電子機器において、複数の画面中からアクティブ画面を容易に選択することを可能ならしめる。
【解決手段】第1画面と第2画面を含む互いに異なる複数の画面を表示可能な表示装置11と、所定面に対する携帯型電子機器1の傾き、または、携帯型電子機器1の加速度を計測するセンサ15と、センサ15の計測結果に基づいて、前記複数の画面の内からアクティブ画面を自動的に選択する制御部13と、を備えている。例えば、機器を左に傾けると第1画面がアクティブとなり、機器を右に傾けると第2画面がアクティブとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機、携帯情報端末、デジタルビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等の携帯型電子機器(携帯端末)に関し、特に、複数の画面を表示可能な表示手段を備えた携帯型電子機器に関する。
現在、パーソナルコンピュータ等では、1つの表示装置に複数のウィンドウが同時に表示されることが多い。ユーザは、何れかのウィンドウを選択してアクティブにし、アクティブになったウィンドウに対して所望の操作を行う。
しかしながら、表示エリアの比較的狭い画面を有する携帯電話機等の携帯型電子機器において、一画面中に複数のウィンドウを同時に表示すると、各々のウィンドウが小さくなって視認性に問題が生じうる。
これを考慮し、複数の表示装置を設けた携帯電話機も提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
一方、左右2方向に異なる情報(画像)を同時に表示する、所謂デュアル・ビュー表示機能を有した表示装置が提案され(例えば、下記特許文献2及び3参照)、商品化に向けた開発が盛んである。デュアル・ビュー表示機能を備えた表示装置を用いれば、表示装置の左側に位置するユーザが映画の映像を視聴しながら、表示装置の右側に位置するユーザがデジタルスチルカメラで撮影した画像を編集する、といったことが可能となる。
特開2004−215273号公報 特開2003−177357号公報 特開2005−284592号公報
従来の複数の表示装置を設けた携帯電話機では、複数の画面が単に並べられているだけであるため、携帯電話機自体の大きさが大きくなるという欠点がある。
携帯電話機のような機器の大きさに制限がある携帯型電子機器において、例えば、デュアル・ビュー表示装置を用いることにより、1つの表示装置にて複数の画面を表示できるようにすれば、機器を小さく保ちつつより多くの情報を表示することが可能となるため、非常に有用である。デュアル・ビュー表示装置等を用いた場合、ユーザは、複数の画面の内の何れかの画面を選択してアクティブ画面とし、例えば、該アクティブ画面上で所望の操作を行ったりすることになる。
そのような場合、ユーザが操作したいと思う画面、或いは、着目しようとする画面(即ち、アクティブ画面)を、上記複数の画面の中から、容易に選択できるようにすることは肝要である。
本発明は、上記の点に鑑み、複数の画面中からアクティブ画面を容易に選択することを可能ならしめる携帯型電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る携帯型電子機器は、第1視野角方向から視認することのできる画面と前記第1視野角方向と異なる第2視野角方向から視認することのできる画面とを含む、互いに異なる複数の画面を表示可能な表示手段を備えた携帯型電子機器であって、所定面に対する当該携帯型電子機器の傾き、または、当該携帯型電子機器の加速度を計測するセンサと、前記センサの計測結果に基づいて、前記複数の画面の内からアクティブ画面を自動的に選択し、他の画面を非アクティブ画面とする制御手段と、を備えていることを特徴とする。
これにより、機器を小さく保ったまま複数画面表示が可能となる。そして、携帯型電子機器を傾けるなどの簡易な操作によってアクティブ画面を選択することが可能となり、ユーザにとっての利便性が高まる。
具体的には例えば、前記制御手段は、前記センサの計測値と所定の閾値との比較結果に基づいて、前記アクティブ画面の選択を行う。
そして例えば、前記閾値を設定するための閾値設定手段を更に備え、前記閾値を変更可能としている。
また、具体的には例えば、外部からの操作を受け付ける操作受付手段を更に備え、前記操作受付手段によって受け付けられた操作は、前記アクティブ画面上の操作として取り扱われる。
そして例えば、前記操作受付手段を用いた前記アクティブ画面上の操作によって、前記非アクティブ画面の表示画像を変化させることが可能である。
また、具体的には例えば、前記非アクティブ画面に表示すべき画像の画像データを保持する画像データ保持手段を更に備えている。
そして例えば、前記画像データ保持手段は、前記非アクティブ画面に表示すべき画像の画像データとして与えられた最新の画像データを保持し、前記非アクティブ画面には、その最新の画像データによる画像が表示される。
上記のような画像データ保持手段を設けることにより、非アクティブ画面を参照しながらの作業が容易となる。
また例えば、前記制御手段は、前記アクティブ画面に表示している画像を、前記非アクティブ画面に表示すべき画像として転送可能である。
これにより、例えば、受信メールやWebページを参照しながらのメール作成の容易化などが期待できる。
また例えば、他の携帯型電子機器と通信を行うための通信手段を更に備え、前記制御手段は、前記通信手段を用いて、前記非アクティブ画面に他の携帯型電子機器の表示画像を表示可能である。
これにより、例えば、他の携帯型電子機器との共同作業などの容易化が期待できる。
また例えば、外景を撮影するための撮像手段を更に備え、前記撮影手段による撮影を行う撮影モードにおいて、前記制御手段は、現在の撮影対象を表す画像とは異なる、当該携帯型電子機器に格納された画像または外部から取り込まれた画像を、前記非アクティブ画面に表示させる。
これにより、非アクティブ画面上の画像を参照しながらの撮影が可能となり、ユーザにとっての利便性が高まる。
そして例えば、前記撮影モードにおいて、前記制御手段による前記アクティブ画面の自動的な選択動作の実行は禁止される。
また例えば、前記表示手段は、前記複数の画面を表示する複数画面表示モード及び単一の画面のみを表示する単画面表示モードの何れかの表示モードにて動作可能となっていて、 当該携帯型電子機器は、前記表示手段を複数画面表示モード及び単画面表示モードの何れにて動作させるかを選択するための表示モード選択手段を更に備えている。
そして例えば、当該携帯型電子機器が、折り畳み可能な筐体を備えて構成されている場合、前記表示モード選択手段は、該筐体が折り畳まれている状態において、前記表示手段の表示モードを単画面表示モードにする。
更に例えば、前記表示モード選択手段は、前記表示手段の表示モードを選択するためのワンタッチキーを備えて構成されている。
また例えば、前記センサの計測結果に基づく前記制御手段による前記アクティブ画面の自動的な選択動作の実行を禁止して、手動による前記アクティブ画面の選択を可能とするための自動手動変更手段を更に備えている。
また例えば、前記複数の画面中の各画面に、互いに異なるタスクを割り当ててマルチタスク動作を可能とする。
上述した通り、本発明に係る携帯型電子機器によれば、機器を小さく保ったまま複数画面表示が可能となる。そして、携帯型電子機器を傾けるなどの簡易な操作によってアクティブ画面を選択することが可能となり、ユーザにとっての利便性が高まる。
以下、本発明に係る携帯型電子機器(携帯端末)の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態では、携帯型電子機器として携帯電話機を例に挙げる。また、本実施形態では、携帯電話機が折り畳み式の筐体を持っている場合を例に挙げる。図1は、本実施形態に係る携帯電話機1の概略構成ブロック図である。
図1の携帯電話機1は、表示装置11、RAM(Random Access Memory)12a及び12b、制御部13、通信部14、センサ15、キー入力部16、カメラ17、メモリ18及び折り畳み検知部19を、有して構成される。
図2は、携帯電話機1の外観図である。携帯電話機1はヒンジ等を介して折り畳み可能な筐体2を備えている。図1に示す各部(表示装置11等)は、その筐体2内に配置される。図2(a)及び(b)は、それぞれ、その折り畳みを開いた際における表面外観図及び側面外観図である。図2(a)及び(b)において、図1と同一の部分には、同一の符号を付してある。
携帯電話機1の表面側には表示装置11とキー入力部16が配置され、背面側にはカメラ17が配置される。図1の折り畳み検知部19は、図2(a)の19aと19bにて示された部位に配置された検出判定装置によって構成される。例えば、19aで示された部位にマグネット(磁石)、19bで示された部位に該マグネットからの磁気(磁力)を検出するための磁気検出器(磁力検出器)を備えることにより、上記検出判定装置(折り畳み検出部19a)は構成される。以下、19a及び19bが、それぞれ、マグネットを備えたマグネット部及び磁気検出器を備えた磁気検出部であるとして説明を行う。矢印80にて表される方向Aについては、後述する。
表示装置11は、左右に異なる情報(画像)を同時に表示する、所謂デュアル・ビュー表示機能を有している。デュアル・ビュー表示機能を有した、公知の表示装置11の基本動作原理を、図3を用いて説明する。表示装置11は、液晶表示パネル31と、液晶表示パネル31上に設けられたパララックスバリア(視差バリア;光学系分離素子)32と、を有して構成される。尚、液晶表示パネル31のパララックスバリア32の反対側には、バックライト(不図示)が配置される。
液晶表示パネル31は、2枚のガラス基板(不図示)の間に液晶層を注入することによって形成される。表示装置11は、その液晶層に印加する電界の強さを調整することによってガラス基板を通過する光の量を調整し、所望の静止画像や動画像を表示する。液晶表示パネル31は、縦横方向に複数の画素を備えて構成され、図3では、横方向(左右方向)に並ぶ、複数の画素31a及び31bを示している。画素31aと31bは、横方向に1つずつ交互に配置される。
パララックスバリア32は、不透明領域33と透光性スリット34とを横方向に交互に配列して構成される。パララックスバリア32は、液晶表示パネル31を介して表示装置11の観察者に到達する光の光路上に配置される。
液晶表示パネル31の画素31aを通過した光は、パララックスバリア32の透光性スリット34を介して、表示装置11の表示面(該表示面は液晶表示パネル31の面と平行である)に対し所定の視野角(以下、第1視野角という)に位置する観察者35aに到達する。一方、液晶表示パネル31の画素31bを通過した光は、パララックスバリア32の透光性スリット34を介して、表示装置11の表示面に対し所定の視野角(以下、第2視野角という)に位置する観察者35bに到達する。図3に示す如く、第1視野角と第2視野角は異なる視野角である。また、観察者35a及び35bは、共に携帯電話機1のユーザである。
RAM12aは、画素31a(画像31aの全部)によって表現される画像の画像データを格納し(記憶し)、RAM12bは、画素31b(画像31bの全部)によって表現される画像の画像データを格納する(記憶する)。RAM12a及び12b(画像データ保持手段)に格納される画像データは、携帯電話機1のユーザの操作等に応じ、制御部13によって更新される。
例えば、ある同一のタイミングにおいて、RAM12aにはメールの作成画面が格納されて画素31a(画像31aの全部)によって該メールの作成画面が表示される一方で、RAM12aには上記作成画面とは異なるメールの受信画面が格納されて画素31b(画像31bの全部)によって該メールの受信画面が表示される。
この場合、上記メールの作成画面は第1視野角の方向から視認され、上記メールの受信画面は第2視野角の方向から視認される。つまり、観察者35a及び35bの内、観察者35aのみによってメールの作成画面が視認され、観察者35bのみによってメールの受信画面が視認される。
上記の例におけるメールの作成画面のような、観察者35a及び35bの内の観察者35aのみによって視認される画面を、以下、第1画面と呼び、上記の例におけるメールの受信画面のような、観察者35a及び35bの内の観察者35bのみによって視認される画面を、以下、第2画面と呼ぶ。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)およびCPU上で実行されるプログラムによって実現され、RAM12a及び12bの記憶データを制御することによって表示装置11を制御する。さらに、制御部13は、通信部14、センサ15、キー入力部16、カメラ17、メモリ18及び折り畳み検知部19を含む、携帯電話機1の各部の動作を制御する。また、制御部13は、閾値比較部21及び閾値設定部22を有している。
通信部14は、アンテナ、送受信部及び変復調部等を有して構成され、基地局(不図示)との間で無線通信を行う。携帯電話機1は、通信部14を用いて他の電話機との間の通話が可能であり、また、更にインターネット網(不図示)などを介して、メールの送受信やWeb(World Wide Web)ページを参照可能である。また、更に他の携帯電話機との間で情報の送受信も可能である。
センサ15は、所定の面に対する携帯電話機1の傾きを計測する傾きセンサ、或いは、携帯電話機1の加速度の大きさ及び向きを計測する加速度センサである。まず、センサ15が傾きセンサであるとして説明を行う。
センサ15が傾きセンサである場合、センサ15は、公知の傾きセンサ(角度センサ)によって構成され、例えば、水平面(地面)に対する携帯電話機1の傾きを計測する。図4を参照してより具体的に説明する。図4(a)〜(c)は、図2の矢印80で表される方向Aから見た携帯電話機1の概略外観図である。図4(a)中、上方側は表示装置11が配置される携帯電話機1の表面側、下方側はカメラ17が配置される携帯電話機1の裏面側である。破線81は、水平面(地面)と平行な線である。
今、傾きセンサとしてのセンサ15が計測すべき傾きの角度をθで表す。また、水平面(地面)に対する、携帯電話機1の傾きと表示装置11の表示面の傾きは一致しているものとする(従って、双方の傾きの角度はθで表される)。
図4(a)は、表示装置11の表示面と水平面(地面)が一致している状態を示しており、この状態における角度θはゼロである。図4(b)は、携帯電話機1を、図4(a)の状態から、第1回転方向(例えば、反時計周り)に回転させた状態(即ち、左側に傾けた状態)を示しており、この状態において、角度θは正の角度を取るものとする。その回転は、携帯電話機1内を通る、携帯電話機1の長手方向と上記水平面の双方に平行な軸を中心として行われる。図4(c)は、携帯電話機1を、図4(a)の状態から、上記軸を中心として第1回転方向とは反対の第2回転方向に回転させた状態(即ち、右側に傾けた状態)を示しており、この状態において、角度θは負の角度を取るものとする。
傾きセンサとしてのセンサ15による、正負を含めた角度θの計測値は、所定時間ごとに、制御部13の閾値比較部21によって読み取られる。閾値比較部21は、センサ15から受け取った計測値と閾値設定部22に設定されている所定の閾値との比較を行う。制御部13は、その比較の結果に従って、RAM12a及び12bを制御する(詳細は後述)。
キー入力部16は、電話をかける場合に電話番号を入力するための0〜9の番号キーや通話を行うための通話キー等を含む複数のキーにて構成される。各キーは、例えば押しボタンスイッチからなり、それぞれを押し下げすることにより、それぞれに割り当てられた操作内容(情報)が制御部13に伝達される。制御部13は、キー入力部16(操作受付手段)を介して受け取ったユーザの操作内容に従って、表示装置11の表示内容の変更、カメラ17による撮影、通信部14を介した通信等の様々な処理を行う。
カメラ17は、レンズ及び撮像素子(双方不図示)などで実現される、携帯電話機1の外景を撮影するための撮像手段である。キー入力部16を操作することによって携帯電話機1の動作モードを、撮影を行うための撮影モードにした状態で、キー入力部16に所定の操作を加えることによって静止画または動画の撮影が行われる。携帯電話機1は、上記撮影モードを含む複数の動作モードの何れかにて動作する。
メモリ18は、カメラ17の撮影によって得られた画像データや、通信部14を介して送受信した情報、登録された電話番号などを記憶する。
折り畳み検知部19は、筐体2の表面側に固定されたマグネット19a及び磁気検出部19bを備えて構成され(図2(a)参照)、携帯電話機1の筐体2が、折り畳まれた状態にあるか或いは開いた状態(折り畳まれていない状態)にあるかを検知するための部位である。筐体2が開いた状態にある場合、磁気検出部19bとマグネット部19aは接近しておらず、磁気検出部19bはマグネットによる磁気を検出しないのでオフであるが、筐体2が折り畳まれるとマグネット部19aが磁気検出部19bに接近し磁気検出部19bが磁気を検出してオンとなる。磁気検出部19bのオンまたはオフを特定する信号は制御部13に伝達され、制御部13は筐体2の折り畳み状態を認知する。
制御部13は、第1画面に表示しようとする画像の画像データをRAM12aに格納し、表示装置11はRAM12aから該画像データを読み出すことによって第1画面を表示する。同様に、制御部13は、第2画面に表示しようとする画像の画像データをRAM12bに格納し、表示装置11はRAM12bから該画像データを読み出すことによって第2画面を表示する。RAM12a及び12bは、次の画像データが与えられるまで現在格納している画像データを保持する。
制御部13は、第1画面と第2画面との内、何れか一方の画面をアクティブ画面とし、他方の画面を非アクティブ画面とする。
アクティブ画面は、現在選択されている画面を意味し、キー入力部16を介した操作等に応じて、制御部13はアクティブ画面の表示画像を更新してゆく。例えば、図5(a)に示す如く、第1画面に「暗証番号を入力してください」という記述がなされた画像が表示され、且つ、図5(b)に示す如く、第2画面に「電話番号を入力してください」という記述がなされた画像が表示されている場合を考える。第1画面(第1画面が割り当てられたタスク)は、ユーザに、何らかの暗証番号の入力を要求している。第2画面(第2画面が割り当てられたタスク)は、ユーザに、何らかの電話番号の入力を要求している。
ここで、ユーザがキー入力部16を用いて「555」という数字を入力したとする。この場合において、第1画面がアクティブ画面となっているときは、制御部13は入力された「555」を電話番号でなく暗証番号として捉えて、図6に示す如く、第1画面上に「555」の数値を表示する(第2画面上には「555」の数値は表示されない)。逆に、第2画面がアクティブ画面となっているときは、制御部13は入力された「555」を暗証番号でなく電話番号(電話番号の一部)として捉えて、第2画面上に「555」の数値を表示する(第1画面上には「555」の数値は表示されない)。
つまり、第1及び第2画面を、単一の表示装置11に同時表示されたマルチウィンドウ(複数ウィンドウ)として取り扱い、キー入力部16(操作受付手段)を用いた操作を、現在選択されているアクティブ画面(第1及び第2画面の何れか)に対する操作として取り扱う。
上記の例において、第1画面が割り当てられたタスクは暗証番号の入力を要求し、第2画面が割り当てられたタスクは電話番号の入力を要求している。つまり、制御部13は、第1画面と第2画面の夫々に、互いに異なるタスクを割り当ててマルチタスク動作を行うことが可能である。
また例えば、携帯電話機1が動画表示機能やテレビ受信機能を備えている場合は、動画や通信部14を介して受信したテレビ映像が、アクティブ画面に表示される(動画やテレビ映像に従って、アクティブ画面に対応するRAM(12aまたは12b)の記憶データが次々と更新されていく)。
制御部13は、閾値比較部21による比較結果に基づいて、アクティブ画面の選択を行う。具体的には、閾値設定部22に設定された閾値(単位は度であって、極性は正。例えば20度。)と、センサ15によって計測された角度θとの比較を行い、角度θが正であって且つ角度θの大きさが閾値以上となっている場合、第1画面をアクティブ画面として選択する。つまり、アクティブ画面が第2画面となっているときにはアクティブ画面を第1画面に切替え、アクティブ画面が第1画面となっているときにはアクティブ画面を第1画面に維持する。
一方、角度θが負であって且つ角度θの大きさが閾値以上となっている場合、第2画面をアクティブ画面として選択する。つまり、アクティブ画面が第1画面となっているときにはアクティブ画面を第2画面に切替え、アクティブ画面が第2画面となっているときにはアクティブ画面を第2画面に維持する。角度θの大きさが閾値未満の場合は、アクティブ画面の切替えは行われない。上記のような、閾値比較部21の比較結果に基づくアクティブ画面の自動的な選択動作(或いは、後述する、加速度センサを用いた場合における閾値比較部21の比較結果に基づくアクティブ画面の自動的な選択動作)を、「アクティブ画面の自動選択動作」と呼ぶ。
また、キー入力部16を用いて、ユーザが上記閾値を任意の値に変更することが可能となっている。この変更を行う際におけるキー入力部16(及び閾値設定部22)は、閾値設定手段として機能する。尚、ユーザによる閾値の変更を受けていない状態では、予め閾値設定部22に格納された初期値が、閾値比較部21にて閾値として利用される。
また、RAM12a及び12bは、次の画像データが与えられるまで現在格納している画像データを保持しているのであるから、RAM12aまたは12bには、非アクティブ画面に表示すべき画像の画像データとして与えられた最新の画像データが保持されることになり、非アクティブ画面には、その最新の画像データによる画像が表示されることになる。つまり例えば、第1画面の表示内容が図5(a)から図6のように遷移している間、第2画面の表示内容は図5(b)の状態で保持される。ユーザは、携帯電話機1を傾けることにより、アクティブ画面と非アクティブ画面に映る双方の画像を見ることができる。
また、制御部13は、アクティブ画面に表示している画像を、非アクティブ画面に転送する画像転送機能を備えている。
例えば、アクティブ画面として選択されている第1画面に、図7に示す如く、「1月10日15時30分か、1月12日14時00分でお願いします」という記述がなされたメールの受信画面の画像が表示されている場合を想定する。このメールに対する応答メール(返信メール)を作成する場合、ユーザはキー入力部16に所定の操作を施す。
この操作により、携帯電話機1の動作モードは、他の携帯電話機等に対して送信すべきメールを作成するメール作成モードに移行し、アクティブ画面である第1画面は、送信すべきメールの記述内容を待ち受ける表示画面になる。また、これと同時に、RAM12aに格納されている画像データがRAM12bに転送され、非アクティブ画面である第2画面に、上記メールの受信画面の画像が表示される。
この状態において、キー入力部16を用いて文言を入力することにより、該文言が第1画面に表示されていくことになるが、非アクティブ画面に受信メールの記述内容が表示されているため、返信メールの作成中に、携帯電話機1を傾けるだけで受信メールの記述内容を参照することが可能となる。
上記の画像転送機能は、様々な状況にて利用可能であり、ユーザの操作等によって任意に実行可能となっている。例えば、アクティブ画面に表示されていたWebページを非アクティブ画面に転送し、そのWebページを参照しつつ、アクティブ画面上でメールの作成を行うなどといった利用も可能である。
また、画像転送において、画像だけでなく画像に付随するリンクの情報なども、そのまま非アクティブ画面に転送するようにするとよい。
また、キー操作部16を用いたアクティブ画面上の操作にて、非アクティブ画面の表示画像は変化し得る。例えば、アクティブ画面に、図8(a)のような、カメラ17にて撮影した画像を選択するための項目表示がなされている場合、自動的に非アクティブ画面に、図8(b)のような、現在選択されている項目に対応する撮影画像が表示される。そして、キー入力部16の上下キー(不図示)を用いて選択項目を変えると、それに従って非アクティブ画面に表示される撮影画像が変化してゆく。
また、キー入力部16を用いて所定の操作を施すことにより、携帯電話機1の動作モードは共同作業モードに移行する。共同作業モードでは、複数の携帯電話機間の通信を利用する。例えば、図9に示す如く、携帯電話機1と、携帯電話機1と基地局を介して通信可能な携帯電話機51と、を考える。携帯電話機51は、携帯電話機1と同じものである。
そして、携帯電話機1と51を、それらの間で通信が可能な状態にしておいて、携帯電話機1及び51の動作モードを共同作業モードにすると、携帯電話機1のアクティブ画面(図10(a)の画面61に相当)が携帯電話機51の非アクティブ画面(図10(d)の画面64に相当)に表示され、携帯電話機51のアクティブ画面(図10(c)の画面63に相当)が携帯電話機1の非アクティブ画面(図10(b)の画面62に相当)に表示されるように、携帯電話機1及び51の各制御部13は、RAM12a及び12bを制御する。携帯電話機1(または51)の制御部13は、携帯電話機51(または1)のアクティブ画面の表示画像が変化すれば、それに従って、携帯電話機1(または51)の非アクティブ画面の表示画像を変化させる。
このような共同作業モードを利用すれば、複数のユーザによる共同作業を容易に行うことが可能となる。
また、携帯電話機1の動作モードを撮影モードにして、カメラ17を構成するレンズ(不図示)に正対する被写体(撮像対象)の撮影を行う場合、現在の被写体(撮像対象)を表す画像はアクティブ画面に表示される。ユーザは、このアクティブ画面に表示された画像を確認しつつ撮影を行うのが通常である。従って、撮影モードにおいて、アクティブ画面を切替えるために携帯電話機1を傾けるといったことは、画像確認の観点から、通常行い難い。
これを考慮し、携帯電話機1の動作モードが撮影モード以外の動作モードから撮影モードに移行した際、アクティブ画面の自動選択動作の実行は、自動的に禁止される(停止される)。但し、キー操作部16を用いた所定の操作によって、撮影モードにおいても、アクティブ画面の自動選択動作が実行されるようにすることは可能である。
撮影モードにおいて、制御部13は、非アクティブ画面に、アクティブ画面に表示される画像とは異なる、直前に撮影した画像またはユーザが設定した画像を表示する。非アクティブ画面に表示されるそれらの画像は、メモリ18から、或いは、通信部14を介して外部から取り込まれる。
例えば、非アクティブ画面に直前の撮影画像を表示することによりユーザはパノラマ画像作成の補助を得ることができる。また例えば、非アクティブ画面に写真教本の画像を表示させて撮影画像の構図の参考とする、といった利用法も考えられる。
また、表示装置11は、単一の画面のみを表示することも可能である。制御部13は、表示装置11並びにRAM12a及び12bを制御することにより、表示装置11を、第1及び第2画面を同時表示する複数画面表示モード、および、単一の画面のみを表示する単画面表示モードの何れかの表示モードにて動作させる。
単画面表示モードでは、液晶表示パネル31における画素31a及び31b(図3参照)の双方を用いて上記単一の画面が構成され、該単一の画面は、観察者35a及び35bの双方によって視認可能である。
表示装置11をどちらの表示モードで動作させるかは、キー入力部16を用いた操作によって決定可能(選択可能)である。この場合、キー入力部16(及び制御部13)は、表示モード選択手段として機能する。
また、表示装置11の表示モードを、ワンタッチで切替えることができるワンタッチキー(不図示)をキー入力部16に備えるようにしても良い。該ワンタッチキーは、例えば押しボタンスイッチにて構成され、該ワンタッチキーを押下するごとに、表示装置11の表示モードが複数画面表示モードと単画面表示モードとの間で切替わるようにする。
また、キー入力部16(自動手動変更手段)に対して所定の操作を行うことにより、アクティブ画面の自動選択動作の実行が禁止され、キー入力部16を用いたユーザによる手動の操作でアクティブ画面を任意に選択できるようになる。その手動の操作にてアクティブ画面を選択すると、アクティブ画面が選択された第1画面または第2画面に固定され、他方の画面が非アクティブ画面に固定される。
また、折り畳み検知部19(及び制御部13)によって、携帯電話機1の筐体2が折り畳まれていることが検知されると(例えば、筐体2が折り畳まれていない状態から筐体2が折り畳まれている状態に遷移すると)、制御部13は、自動的に表示装置11の表示モードを単画面表示モードにする。この場合は、折り畳み検知部19及び制御部13が、表示モード選択手段として機能することになる。
次に、図11を参照して、携帯電話機1の動作の流れを例示する。まず、携帯電話機1の電源をオンにして携帯電話機1を起動させると、表示装置11の表示モードは単画面表示モードとなる(ステップS1)。ユーザは、キー入力部16を用いた操作により、上記閾値を設定する(ステップS2)。この閾値の設定は、ユーザによる閾値の設定が一度も行われていない場合、或いは、キー入力部16を用いた操作によりユーザが閾値の設定を望んだ場合に行われる。設定された閾値は、閾値設定部22に格納される。
その後、ステップS3において、ユーザはキー入力部16を用いて、表示装置11の表示モードを単画面表示モード及び複数画面表示モードのどちらにするかを決定する。複数画面表示モードが選択された場合、表示装置11の表示モードを複数画面表示モードにしてステップS4に移行する。そして、ステップS4でタイマがリセットされてから、ステップS5に移行する。該タイマは、例えば、制御部13を実現する上記CPU内に設けられており、具体的には、ステップS4において、ステップS4からステップS5に移行して時点からの経過時間を表すタイマ変数tをゼロとする。
ステップS4の後、閾値比較部21は、予め定められたT秒が経過するごとにセンサ15から計測値を読み取り、上記アクティブ画面の自動選択動作に従って、アクティブ画面を切替えることになる。上述の如く、アクティブ画面は操作可能であるが、非アクティブ画面に対する操作は不可となる。
ステップS5では、上記アクティブ画面の自動選択動作に従って、アクティブ画面を切替える。ステップS5の後のステップS6において、撮影モードに移行したか(カメラ17が起動したか)どうかが確認され、撮影モードに移行していない場合はステップS7に移行して、タイマ変数tによって表される上記経過時間とTとが比較される。t≧Tが成立する場合はステップS8に移行し、t≧Tが成立しない場合はステップS7の処理が繰り返される。
ステップS8において、筐体2の折り畳みが検知された場合は、表示装置11の表示モードは単画面表示モードに戻され(ステップS9)、そうでない場合はステップS4に戻る。また、携帯電話機1の電源がオフとされた場合も、単画面表示モードに戻される。
ステップS6において、撮影モードへの移行が確認されると(ステップS6のY)、ステップS11に移行して、上記アクティブ画面の自動選択動作の実行は禁止され、且つ、表示装置11の表示モードは単画面表示モードとなる。
撮影モードであっても、複数画面表示モードに移行するための操作が行われたときは、複数画面表示モードに移行する(ステップS12)。但し、アクティブ画面の自動選択動作の実行は禁止されたままである。その場合、アクティブ画面を、キー入力部16を用いた操作により任意に選択可能であり、選択された画面がアクティブ画面として固定される。非アクティブ画面には、直前の撮影画像等が表示される。撮影モードが終了して他の動作モードに移行すると、例えばステップS1に戻る(ステップS13)。
次に、センサ15が携帯電話機1の加速度の大きさ及び向きを計測する加速度センサである場合について説明する。センサ15が加速度センサである場合、センサ15は、公知の加速度センサによって構成されるため、その詳細な構成の説明を割愛する。
センサ15が傾きセンサである場合と同様、加速度センサ(センサ15)の計測値は、所定時間ごとに制御部13の閾値比較部21によって読み取られる。そして、センサ15が傾きセンサである場合と同様、閾値比較部21は、センサ15から受け取った計測値と閾値設定部22に設定されている所定の閾値との比較を行い、制御部13は、その比較の結果に従って、RAM12a及び12bを制御する。
図12は、携帯電話機1の上面概観図である。ユーザは、図12に示す如く、携帯電話機1を、矢印85で表される左方向に振る、或いは、矢印86で表される右方向に振ることによって、アクティブ画面の切替えを行う。
制御部13は、閾値比較部21による比較結果に基づいて、アクティブ画面の選択を行う。具体的には、閾値設定部22に設定された閾値(単位は[m/s2]あって、極性は正)と、センサ15によって計測された加速度(以下、加速度Kという)の大きさとの比較を行い、加速度Kの向きが第1方向(例えば、矢印85で表される左方向)であって且つ加速度Kの大きさが閾値以上である場合、第1画面をアクティブ画面として選択する。つまり、アクティブ画面が第2画面となっているときにはアクティブ画面を第1画面に切替え、アクティブ画面が第1画面となっているときにはアクティブ画面を第1画面に維持する。
一方、加速度Kの向きが第1方向とは反対の第2方向(例えば、矢印86で表される右方向)であって且つ加速度Kの大きさが閾値以上である場合、第2画面をアクティブ画面として選択する。つまり、アクティブ画面が第1画面となっているときにはアクティブ画面を第2画面に切替え、アクティブ画面が第2画面となっているときにはアクティブ画面を第2画面に維持する。加速度Kの大きさが閾値未満の場合は、アクティブ画面の切替えは行われない。
尚、「携帯電話機1の振り方によっては、短時間に(例えば、0.1秒)連続してアクティブ画面の切替えが行われる」といったことを防止すべく、制御部13は、センサ15の計測値に拘らず、アクティブ画面の切替えが所定時間(例えば、0.5秒)以内に複数回起こらないようにする。
また、加速度Gの大きさのみに基づいてアクティブ画面の自動選択動作を行うことも可能である。例えば、加速度Gの向きに関係なく、上記閾値以上の加速度Gの大きさが検出されるたびに、アクティブ画面を第1画面と第2画面の間で切替えるようにする。
センサ15として加速度センサを用いた場合、上記のように、閾値比較部21の比較結果に基づくアクティブ画面の自動的な選択動作(アクティブ画面の自動選択動作)が行われ、携帯電話機1における他の動作は、センサ15として傾きセンサを用いた場合におけるそれと同様となる。
尚、センサ15に傾きセンサとしての機能と加速度センサとしての機能の双方を持たせるようにし、傾きセンサの計測値と加速度センサの計測値の双方に基づいて、アクティブ画面の自動選択を行うようにしてもよい。
上記のように、1つの表示装置11で複数の画面を表示することにより、携帯型電子機器の例としての携帯電話機1を小さく保ったまま多画面表示が可能となる。これにより、従来の携帯電話機では難しかったマルチウィンドウ(マルチタスク)での作業が高速に且つ容易に行えるようになる。それに加え、センサ15によるアクティブ画面の自動選択動作により、ユーザにとっての容易な画面操作を実現する。
また、携帯電話機1は複数の画面を同時に表示してマルチタスク動作を行うことができるのではあるが、同一のタイミングにおいてアクティブとなっている画面は1つ(ユーザが見ている画面のみ)であるため、表示画面制御のためのプロセッサは1画面分で済む。
また、非アクティブ画面の表示内容を常に保存しておくことにより、その画面を参照して作業を行うことが容易となる。例えば、上述の如く、受信メールやWebページを参照しながらのメール作成の容易化や多ユーザによる共同作業の容易化が期待できる他、カメラ撮影時の補助を得るといった幅広い利用が可能となる。
<<変形等>>
上記実施形態では、液晶表示パネル31を通過した光をパララックスバリア32で左右方向に分けることで、第1画面と第2画面の2つの画面を同時表示可能な携帯電話機1を例示したが、上記実施形態の内容は、3以上の画面を同時表示可能な携帯型電子機器(携帯電話機等)にも適用可能である。例えば、液晶表示パネルを通過した光をパララックスバリアで上下左右に分けることで、互いに表示内容が異なる4つの画面を同時表示可能な携帯型電子機器を構成することができる。
また、携帯型電子機器として、携帯電話機を例に挙げて本発明の実施形態を上述したが、本発明(上述の実施の形態にて示した技術)は、携帯電話機の他、携帯情報端末、デジタルビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等の様々な携帯型電子機器(携帯端末)に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯電話機の概略構成ブロック図である。 図2は、図1の携帯電話機の外観図である。 図1の表示装置の基本動作原理を説明するための図である。 図1の携帯電話機の傾きとの関係における、図1のセンサ等の動作を説明するための図である。 図1の表示装置の表示画面例を示す図である。 図1の表示装置の表示画面例を示す図である。 図1の表示装置の表示画面例を示す図である。 図1の表示装置の表示画面例を示す図である。 図1の携帯電話機と他の携帯電話機との通信接続状態を示す図である。 図9の2つの携帯電話機の表示画面例を示す図である。 図1の携帯電話機の動作例を示すフローチャートである。 図1の携帯電話機の加速度との関係における、図1のセンサ等の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 筐体
11 表示装置
12a、12b RAM
13 制御部
14 通信部
15 センサ
16 キー入力部
17 カメラ
18 メモリ
19 折り畳み検知部
19a マグネット部
19b 磁気検出部
21 閾値比較部
22 閾値設定部
31 液晶表示パネル
31a、31b 画素
32 パララックスバリア
33 不透明領域
34 透光性スリット

Claims (16)

  1. 第1視野角方向から視認することのできる画面と前記第1視野角方向と異なる第2視野角方向から視認することのできる画面とを含む、互いに異なる複数の画面を表示可能な表示手段を備えた携帯型電子機器であって、
    所定面に対する当該携帯型電子機器の傾き、または、当該携帯型電子機器の加速度を計測するセンサと、
    前記センサの計測結果に基づいて、前記複数の画面の内からアクティブ画面を自動的に選択し、他の画面を非アクティブ画面とする制御手段と、を備えている
    ことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記センサの計測値と所定の閾値との比較結果に基づいて、前記アクティブ画面の選択を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記閾値を設定するための閾値設定手段を更に備え、
    前記閾値を変更可能としている
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子機器。
  4. 外部からの操作を受け付ける操作受付手段を更に備え、
    前記操作受付手段によって受け付けられた操作は、前記アクティブ画面上の操作として取り扱われる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の携帯型電子機器。
  5. 前記操作受付手段を用いた前記アクティブ画面上の操作によって、前記非アクティブ画面の表示画像を変化させることが可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器。
  6. 前記非アクティブ画面に表示すべき画像の画像データを保持する画像データ保持手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の携帯型電子機器。
  7. 前記画像データ保持手段は、前記非アクティブ画面に表示すべき画像の画像データとして与えられた最新の画像データを保持し、
    前記非アクティブ画面には、その最新の画像データによる画像が表示される
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機器。
  8. 前記制御手段は、前記アクティブ画面に表示している画像を、前記非アクティブ画面に表示すべき画像として転送可能である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の携帯型電子機器。
  9. 他の携帯型電子機器と通信を行うための通信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記通信手段を用いて、前記非アクティブ画面に他の携帯型電子機器の表示画像を表示可能である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の携帯型電子機器。
  10. 外景を撮影するための撮像手段を更に備え、
    前記撮影手段による撮影を行う撮影モードにおいて、前記制御手段は、現在の撮影対象を表す画像とは異なる、当該携帯型電子機器に格納された画像または外部から取り込まれた画像を、前記非アクティブ画面に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の携帯型電子機器。
  11. 前記撮影モードにおいて、前記制御手段による前記アクティブ画面の自動的な選択動作の実行は禁止される
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯型電子機器。
  12. 前記表示手段は、前記複数の画面を表示する複数画面表示モード及び単一の画面のみを表示する単画面表示モードの何れかの表示モードにて動作可能となっていて、
    当該携帯型電子機器は、前記表示手段を複数画面表示モード及び単画面表示モードの何れにて動作させるかを選択するための表示モード選択手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11の何れかに記載の携帯型電子機器。
  13. 当該携帯型電子機器が、折り畳み可能な筐体を備えて構成されている場合、
    前記表示モード選択手段は、該筐体が折り畳まれている状態において、前記表示手段の表示モードを単画面表示モードにする
    ことを特徴とする請求項12に記載の携帯型電子機器。
  14. 前記表示モード選択手段は、前記表示手段の表示モードを選択するためのワンタッチキーを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の携帯型電子機器。
  15. 前記センサの計測結果に基づく前記制御手段による前記アクティブ画面の自動的な選択動作の実行を禁止して、手動による前記アクティブ画面の選択を可能とするための自動手動変更手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項14の何れかに記載の携帯型電子機器。
  16. 前記複数の画面中の各画面に、互いに異なるタスクを割り当ててマルチタスク動作を可能とする
    ことを特徴とする請求項1〜請求項15の何れかに記載の携帯型電子機器。
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