JP2006191411A - カメラ制御装置、画像表示装置、カメラ制御方法、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

カメラ制御装置、画像表示装置、カメラ制御方法、画像表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 広いズーム範囲で良好な画像を配信する。
【解決手段】
PTZカメラ10で撮影された画像は、画像バッファ220に蓄積される。広角カメラ20で撮影された画像は、画像バッファ230に蓄積される。画像処理部210は、画像バッファ230の画像に必要部分を切り出しと歪補正等の画像変換処理を施す。カメラ管理部200は、制御権の有無を判別し、PTZカメラ10及び広角カメラ20のどちらを制御するかを判別し、それぞれ制御部90,100を介してカメラ10,20を制御する。画像処理部210は、カメラ管理部200の指示に従い、PTZカメラ10と広角カメラ20とのスムーズなカメラ切り替え処理などを実行する。
【選択図】
図2

Description

本発明は、カメラ制御装置、方法及びプログラムに関し、より具体的には、同一被写体を同時に撮影可能な2つのカメラを遠隔制御、またはこれらカメラの画像を表示する装置、方法及びプログラムに関する。
ネットワ−ク経由で遠隔地のカメラを制御するいわゆるネットワ−クカメラが市販されている。ネットワ−クカメラには視線方向、ズ−ム又はその両方を制御できるものがあるが、複数人から発せられる制御要求を同時に実施することは不可能である。このため、同時に一人の使用者に対して制御権を付与し、制御権を持つ使用者からの制御要求に対してのみカメラ制御を行う方法が用いられている。このような制御権によるカメラ制御は、テレビ会議システム、並びに、特許文献1及び特許文献2に見られるような監視カメラシステムに適用されている。
視線方向を制御可能なカメラであっても、視野角より離れた角度に位置する複数の被写体を同時に撮影することは不可能である。これに対する解決方法として、魚眼レンズ又は回転双曲面鏡を用いて広角で被写体を撮影し、その部分画像を画像処理し歪を補正して、異なる撮影方向又は画角の画像を複数人に送信する方法が広く知られている。このような画像変換方法又は配信方法が特許文献3及び特許文献4に記載されている。
また、広角カメラと姿勢制御可能なカメラとを組み合わせたカメラ装置が、特許文献5及び特許文献6に記載されている。予め合成したパノラマ画像中の領域を指定することにより、姿勢制御可能なカメラの撮影方向とズ−ム倍率を指定する方法が知られている。特許文献6で記載されているカメラ装置では、広角カメラにより、パノラマ画像を実時間で表示可能である。
特開平5−292497号公報 特開平8−340529号公報 特許第2939087号 特許第3012142号 特開平9−055930号公報 特開2000−032319号公報
従来の監視カメラシステムは、制御権を持つ使用者からの制御要求に対してのみカメラの制御を行ったので、例えば複数人により制御要求に対して応対可能なものではなかった。
一方、広角撮影画像の部分画像を画像処理し歪を補正して、複数人に画角又は撮影方向の異なる画像を送信する従来の方法の場合、拡大倍率や、解像度の点で問題があった。
また合成パノラマ画像中の領域を指定することで撮影方向やズーム倍率を指定する従来の方法では、指定範囲に限界があり、良好な操作性を得にくい。
そこで、本発明は、複数人の制御要求に柔軟に対応できると共に、幅広い画像サイズや解像度、および、拡大倍率の画像を配信できるカメラ制御装置、方法及びプログラムを提示することを目的とする。
本発明に係るカメラ制御装置は、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとを制御するカメラ制御装置であって、当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段と、カメラ制御信号に従い、当該第1のカメラの当該光学ズーム及び当該画像生成手段及び当該画像切り替え手段を制御する制御手段とを具備し、当該制御手段は、当該第1のカメラの当該光学ズームがワイド側の所定値にあるときに、当該画像生成手段を制御して当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えさせることを特徴とする。
本発明に係るカメラ制御装置は、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとを制御するカメラ制御装置であって、当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段と、当該第1のカメラの当該光学ズーム、当該画像生成手段及び当該画像切り替え手段を制御する制御手段とを具備し、当該制御手段は、当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するとき、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御し、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせることを特徴とする。
本発明に係るカメラ制御方法は、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとをカメラ制御信号に従い制御する方法であって、当該第1のカメラの当該光学ズームをテレ側からワイド側の所定値に制御するときに、当該第2のカメラの出力画像から当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を画像生成手段により生成し、当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えることを特徴とする。
本発明に係るカメラ制御方法は、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとをカメラ制御信号に従い制御する方法であって、画像生成手段により、当該第1のカメラの出力画像から、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値に相当する画角の画像を生成し、当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えることを特徴とする。
本発明に係るカメラ制御プログラムは、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラと、当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段とを具備するシステムを制御するコンピュータプログラムであって、当該第1のカメラの当該光学ズームがワイド側の所定値にあるときに、当該画像生成手段を制御して当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えさせることを特徴とする。
本発明に係るカメラ制御プログラムは、撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラと、当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段とを具備するシステムを制御するコンピュータプログラムであって、当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するとき、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御し、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせることを特徴とする。
本発明に係る画像表示装置は、少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示する識別名表示手段と、前記識別名表示手段により表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示する画像表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像表示方法は、少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示し、表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択し、選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示プログラムは、画像表示装置を制御するコンピュータプログラムであって、少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示し、表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択し、選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、2つのカメラを上述のように組み合わせることで、広いズーム範囲で良好な画像を配信できる。また、複数人の制御要求に柔軟に対応できる。また、制御権を意識することなく直感的なカメラ操作ができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
(概略構成)
図1は、本発明の一実施例であるカメラ制御装置の概略構成ブロック図である。姿勢制御可能なカメラ(以下、PTZカメラと略す)10と、焦点距離及び撮影方向が固定の広角カメラ20が、カメラ制御装置30に接続されている。
PTZカメラ10は、ズ−ム調節機能を持ち、5度から50度程度の範囲で画角を制御可能である。PTZカメラ10はまた、パン・チルト機構を持ち、水平方向に−180度から180度程度、垂直方向に−30度から90度程度の範囲で撮影方向を変更可能である。この程度の画角・撮影方向を外部制御可能なカメラは、テレビ会議用又は監視用として市販されている。制御可能なパン・チルト・ズーム範囲は一例であり、本発明は特定の値に制限されるものでないことは言うまでもない。
一方、広角カメラ20は、水平方向に70度から100度程度の視野角を持つ広角レンズ又は180度程度の視野角を持つ魚眼レンズを具備するカメラ、若しくは回転双曲面鏡を用いて水平方向360度の画像を撮影する全方位カメラなどからなり、その何れであってもよい。
PTZカメラ10と広角カメラ20は、フォ−カス、露出及びシャッタスピードなどの自動制御回路を備え、光学系を制御して最適な画像を撮影する機能を有している。
PTZカメラ10と広角カメラ20は、広角レンズおよび魚眼レンズの場合、PZTカメラ10の姿勢制御中心の光軸と広角カメラ20の光軸が実質的に平行で且つ同方向を向き、撮影範囲が部分的に重複するように近接して配置する。また回転双曲面鏡の場合、回転双曲面鏡の回転軸とPTZカメラの光軸が直交するように配置する。カメラ制御装置30は、詳細は後述するが、制御信号線を介してそれぞれPTZカメラ10及び広角カメラ20を制御する。
カメラ制御装置30は、CPU40、ROM50、RAM60、画像取得回路70,80、カメラ制御回路90,100、符号化回路110、及び周辺機器インターフェース(周辺機器I/F)120を具備し、これらは、内部バスを通じて相互に接続する。
通信部130は、ネットワーク140を介し、画像データ並びにカメラ制御装置30及びカメラ10,20の状態を別の装置に送信でき、外部からの制御信号を受信できる。
符号化回路110は、画像データを圧縮符号化する。画像の圧縮符号化方式には、Motion−JPEG、MPEG1/2/4及びH.264などの方法があるが、本実施例では、何れでも良い。
カメラ制御装置30は、具体的には、上述の機能のハードウエア及びソフトウエアを具備するコンピュータからなる。その場合、不図示のビデオ回路に外部ディスプレイが接続され、マウス及びキーボードが周辺機器インターフェース120に接続される。
PTZカメラ10、広角カメラ20及びカメラ制御装置30は、外観上、一体構成であってもよい。そのような例が特許文献6に記載されている。
図2は、カメラ制御処理と画像処理の観点から見た本実施例の機能ブロック図を示す。図1に示すブロックと同じ機能のブロックには、同じ符号を付してある。
カメラ制御装置30は、カメラ管理部200、画像処理部210、画像バッファ220,230、符号化回路110、カメラ制御部90,100及び通信部130を具備する。ここで、画像バッファ220,230は物理的にはRAM50内にあり、カメラ管理部200及び画像処理部210の機能はCPU40により実現される。
画像信号の流れを説明する。PTZカメラ10で撮影された画像は、画像バッファ220に蓄積され、符号化回路110で符号化され、通信部130を通じてネットワーク140に送信される。一方、広角カメラ20で撮影された画像は、画像バッファ230に蓄積され、画像処理部210で必要部分の切り出しや歪補正などの画像変換処理を施される。画像処理部210で画像変換処理が施された画像は、符号化回路110で符号化され、通信部130を通じてネットワーク140に送信される。画像処理部210は、画像の変換処理の他に、PTZカメラ10と広角カメラ20の位置合わせ処理なども行う。
カメラ制御処理を簡単に説明する。ユ−ザからの制御要求が、ネットワ−ク140及び通信部130を介してカメラ管理部200に入力する。カメラ管理部200は、制御権の有無を判別し、PTZカメラ10及び広角カメラ20のどちらを制御するかを判別し、カメラ10,20はそれぞれ制御部90,100を介して制御する。また、カメラ管理部200は、画像処理部210を指示して、PTZカメラ10と広角カメラ20とのスムーズなカメラ切り替え処理などを実行させる。
(カメラ切り替え処理)
図3、図4及び図5を参照して、PTZカメラ10と広角カメラ20の切り替え処理を説明する。図3は、PTZカメラ10と広角カメラ20の配置の平面図を示す。本実施例では、図3に示すように、PTZカメラ10と広角カメラ20は、できるだけ接近して配置される。これは、両カメラ10,20間の視差による画像のずれを小さくするためである。このように配置した場合、3次元空間上の点Pの位置がカメラから十分離れている場合、PTZカメラ10の画像Itと、広角カメラ20の変換画像Iwをほぼ一致させることができる。ただし、実際には視差は0でなく、また広角画像の歪を完全に補正することは困難であるので、両者を完全に一致させることは困難である。
図4は、PTZカメラ10と広角カメラ20で得られる倍率の範囲を模式的に示す。PTZカメラ10の倍率範囲のテレ端側をZttと示し、ワイド端側をZtwと示している。また、広角カメラ20の倍率範囲のテレ端側をZwtと示し、ワイド端側をZwwと示している。カメラ10,20のカメラ倍率範囲の一部が重複するように、それぞれの倍率範囲が設定されている。図4からもわかるように、テレ端側の倍率範囲はPTZカメラ10が占めており、ワイド端側の倍率範囲は広角カメラ20が占めている。従って、広角カメラ20が低倍率側を受け持ち、PTZカメラ10が高倍率側を受け持っていると考えることもできる。
詳細は後述するが、本実施例では、PTZカメラ10がワイド端Ztw付近に制御された場合、画像処理部210は、PTZカメラ10の撮影画像から広角カメラ20の撮影画像に切り替える。これにより、ユーザが制御可能な倍率範囲も、広角カメラ20のそれに変更され、ユーザは、より広角な画像を得ることができる。逆に、広角カメラ20がテレ端Zwt付近に制御された場合、画像処理部210は、広角カメラ20の撮影画像からPTZカメラ10の撮影画像に切り替える。ユーザが制御可能な倍率範囲は、PTZカメラ10のそれに変更される。但し、後で説明するように、PTZカメラ10の制御権を得られない場合、PTZカメラ10に切り替えることなく、そのまま広角カメラ20の撮影画像を電子的に拡大することも可能である。この場合には、拡大した分だけ画像は粗くなる。
(カメラ10,20の切り替え)
広角カメラ20からPTZカメラ10への切り替えと、PTZカメラ10から広角カメラ20への切り替えがあるが、まず、PTZカメラ10から広角カメラ20への切り替えを説明する。
ここでは、PTZカメラ10の撮影画像と広角カメラ20の撮影画像から生成された変換画像とを比較し、広角画像における最適な切り替え位置を求める。以下、図5を参照して、その手順を説明する。
まず、PTZカメラ10の現在の姿勢とズーム倍率を広角画像の変換フィルタに伝える(S401)。変換フィルタは画像処理部210で動作するソフトウェアモジュ−ルであり、パン、チルト及びズ−ム値を指定すると、広角画像から歪のない画像を生成する。変換フィルタは広角カメラ20の撮影画像にアクセスし(S402)、広角カメラ20から所望範囲の歪みの無い又は少ない画像を生成する(S403)。広角カメラ20から生成された画像とPTZカメラ10の画像とを比較する(S404)。実際には最適な変換位置は、初期探索位置の近傍にある。そこで、初期位置の周囲に対しても同様な画像生成と比較を行い、最も比較結果の良好な画像を得られる位置を広角画像上で求める。なお、最適な変換位置の決定作業は、あらかじめ行い記憶しておくことも可能である。また、画像の比較処理には公知の各種相関手法を用いることができる。
広角カメラ20からPTZカメラ10への切替えも基本的に同様である。但し、この場合は、PTZカメラ10を実際に動かして最適な位置を求める。最適な位置になると同時に、PTZカメラ10からの画像と比較する。従って、広角カメラ20からPTZカメラ10へ切り替えは、PTZカメラ10から広角カメラ20への切り替えと比べると、より時間を要することになる。PTZカメラから広角カメラへの切り替え時と同様に、最適な変換位置をあらかじめ記憶しておくことも可能である。また、図5に示す変換フィルタの内容は、広角画像の撮影方法によって異なるが、本実施例は、変換方法に依存しないので、詳細な説明は省略する。
(制御権及び管理テーブル)
次に制御権を説明する。制御権には、PTZカメラ10に対する制御権と、広角カメラ20に対する制御権がある。広角カメラ20に対する制御権は、「広角カメラで撮影された画像の一部を切り出して歪を補正し、通常の画像を生成するための変換フィルタのパラメ−タを指定する権利」と定義できる。広角カメラ20は可動部を有しないので、理想的には、無限個数の画像切り出し及び変換処理を行うことができる。しかし、実際には、CPU40の負荷の都合上、有限個に限定されるので、制御権も有限個となる。一方、PTZカメラ10に対する制御権は、1つしか与えることができない。
図6は、制御権を管理するための管理テ−ブルの一例を示す。管理テーブルには、カメラ装置に接続しているユ−ザの一覧と、各ユ−ザがどのカメラの映像を見ているか、また広角カメラ20及びPTZカメラ10の制御権を保持しているかなどの情報が格納される。この管理テーブルはまた、ユ−ザの管理にも使用され、ユ−ザが現在見ている画像のパン、チルト及びズ−ム値などのパラメ−タも管理するが、これらに関しては、図6には表示を省略してある。
図6に示す管理テーブル例で、ユーザがどのような状態にあるかを具体例に説明する。制御権のNoneは、制御権を持たないことを意味する。ユ−ザ1は、広角カメラ20に対する制御権(Wide1)を持ち、広角カメラ20の映像(Wide1)を受信している。ユ−ザ2は、制御権を持たず、ユ−ザ1と同じ映像(Wide1)を受信している。ユ−ザ3は、広角カメラ20とPTZカメラ10の両方の制御権(Tele、Wide2)を持ち、PTZカメラ10の映像(Tele)を受信している。
ユ−ザ3が広角カメラ20とPTZカメラ10の両方の制御権(Tele、Wide2)を持つ理由として、ユーザ3がPTZカメラ10で望遠画像を見ている状態であると推測できる。もし、ユーザ3が望遠画像から望遠画像以外(広角カメラ20のズ−ム領域)に戻ってきた場合、ユーザ3が広角カメラ20の制御権(Wide2)を持っていないと、PTZカメラ10から広角カメラ20への切り替えができない。広角カメラ20に切り替えられなければ、画像が表示されない。逆に、図3、図4及び図5を参照して説明したように、PTZカメラ10の制御権(Tele)が無くても、広角カメラ20の制御権(Wide)があれば、電子的な拡大処理によって、PTZカメラ10と同一画角の画像を表示することが可能である。
広角カメラ20の制御権(Wide)を持つユ−ザがPTZカメラ10のズ−ム領域への制御を希望するが、PTZカメラ10の制御権(Tele)が空いていない場合、順番を付与した上で制御権待ちに入る。図6のPTZ制御権待ちがこれにあたり、制御権が空いた場合、番号順に制御権が割り当てられる。すなわち、PTZカメラ10の制御権(Tele)が空いた場合、制御権待ちの最上位のユーザにPTZカメラ10の制御権(Tele)が付与され、残りのユーザは制御権待ちの順位が1ずつ上がる。
(ビューワソフトのGUI)
図7を参照して、カメラ装置30をネットワ−ク140を介して制御し、画像を受信・表示するビュ−ワソフトのGUI(グラフィカル・ユ−ザ・インタ−フェ−ス)を説明する。図7は、ビュ−ワソフトのGUI画面例を示す。図7(a)はメインの画面を示し、図7(b)は、ズ−ム表示・指定部550の拡大図を示す。
ビュ−ワソフトのGUI500は、画像表示部510、カメラ選択部520、プリセット選択部530、パン・チルト表示・指定部540、ズ−ム表示・指定部550、カメラ制御権取得ボタン560及び制御カメラ表示アイコン570を具備する。
ズ−ム表示・指定部550は、図7(b)に示すように、PTZカメラ領域580、広角カメラ領域590、スクロールバー600、Tele移行ボタン610及びWide移行ボタン620から構成されている。
まず、ユ−ザは、カメラ選択部520を用いて、カメラを選択する。ここでは、広角カメラ20による広角画像から生成した画像とPTZカメラ10の画像のどちらも、便宜上、「カメラ」として定義している。実際、ユ−ザにとってみれば、どちらも同じ制御可能な「カメラ」であることに変わりはない。カメラ選択部520には、広角カメラ20の画像の制御権と同じ数の「カメラ」が並べられる。ここで、ある「カメラ」のズ−ム位置がPTZカメラ領域580にある場合、実際にはPTZカメラ10が選択されている場合もあるし、広角カメラ20の画像の変換画像を拡大処理している場合もある。
選択した「カメラ」のパン、チルト及びズ−ム値を指定するためには、カメラ制御権取得ボタン560を用いて、当該「カメラ」の制御権を取得する必要がある。制御権には前述したように広角カメラ20に対するものと、PTZカメラ10に対するものがあるが、制御権を取得する際に両者の違いをユーザが意識する必要はない。すなわち、ズ−ム値が広角カメラ領域590にある場合に、ユーザがカメラ制御権取得ボタン560を押下すると、広角カメラ20の制御権の取得を試みる。一方、ズーム値がPTZカメラ領域580にある場合には、広角カメラ20とPTZカメラ10の双方の制御権の取得を試みる。
PTZカメラ10又は広角カメラ20の制御権を取得すると、パン・チルト表示・指定部540及びズ−ム表示・指定部550を用いて、パン、チルト及びズ−ム値を指定できる。ここで、制御対象となるカメラは、ズ−ム値と制御権の取得状況により異なる。ズ−ムが広角カメラ領域590にある場合には広角カメラ20を制御対象とし、画像変換処理により通常画像が生成される。ズ−ム値がPTZカメラ領域580にある場合、保持している制御権の種類により、PTZカメラ10か広角カメラ20のどちらかが制御対象となる。制御カメラ表示アイコン570は制御対象のカメラを示し、例えば、広角カメラアイコン571かPTZカメラアイコン572のいずれかになる。
図7(b)を参照して、ズ−ム表示・制御部550を詳細に説明する。ズ−ム表示・制御部550は、ズ−ム値が広角カメラ領域590とPTZカメラ領域580のいずれにあるかを表示する機能と、ズ−ム値を指定する機能を持つ。現在のズ−ム値がどちらの領域580,590にあるかは、スクロ−ルバ−600の背景をPTZカメラ領域580と広角カメラ領域590で変更することにより示すことができる。また、PTZカメラ10の制御権を持つ場合、PTZカメラ領域580の背景色又は柄を変更することにより、PTZカメラ10の制御権を保持していることを示すことが可能である。
プリセット選択部530を使って、予め指定したパン、チルト及びズ−ム値に対応する画像を表示するように指示する。パン、チルト及びズ−ム値として任意の値に設定できる。しかし、PTZカメラ10の制御権を保持しない状態で、PTZカメラ領域580のズ−ム値を指定した場合、一旦、PTZカメラ10の制御権の取得を試みる。PTZカメラ10の制御権の取得が成功すれば、PTZカメラ10を制御した画像を取得表示する。PTZカメラ10の制御権の取得が失敗すれば、広角カメラ20の画像を拡大して得られる電子ズ−ム画像を取得表示する。
(ビューワからカメラを制御する際の通信手順)
次に、図8を参照して、カメラ制御装置30からビュ−ワにネットワ−ク140経由で画像を送信し、ビュ−ワからカメラ10,20を制御する動作の通信手順を説明する。図8において、カメラ制御装置30はカメラサ−バであり、ビュ−ワはクライアントである。
まず、ビュ−ワがカメラサ−バに接続要求を送信する(S601)。カメラサ−バは、可能であれば、接続を許可する(S602)。接続が許可される場合、カメラサーバは、ビュ−ワを識別するための番号をビューワに付与する。接続数の上限を超える場合、接続が拒否される。
ビュ−ワは、カメラ選択要求をカメラサーバに送信する(S603)。本実施例では、既に説明したように、広角カメラ20から切り出す個数分の「カメラ」があるが、このうちの一つに限り、PTZカメラ10への切り替えが可能である。ユ−ザは、選択要求に際して複数のカメラのうちの一つを指定する。これに対し、カメラサ−バは、選択要求で指定されたカメラを選択できる場合に、ビューワに選択成功を返信する(S604)。ビュ−ワは、カメラ選択成功信号を受信して、カメラ選択部520の表示を更新する(S605)。
次に、ビュ−ワは映像を要求する(S606)。カメラサ−バは、選択されたカメラに相当する画像を送信し(S607)、ビュ−ワは、その画像を受信して表示する(S608)。この際、カメラサ−バは、カメラ番号、取得時刻及びカメラパラメ−タなどの値を画像の付属情報として付加する。
ユーザは、カメラを制御したい場合、ビューワを使って、カメラ制御権をカメラサーバに要求する(S609)。カメラサ−バは、広角カメラ20の制御権が空いている場合には広角カメラ20の制御権を付与し(S610)、広角カメラ20の制御権の取得の成功をビュ−ワに通知する。また、カメラサーバは、図6に示す管理テーブルにある制御権管理情報を更新する。このとき、広角カメラ20に対する制御権の要求か、PTZカメラ10に対する制御権の要求かは、自動判別される。ビュ−ワには、どちらの制御権を取得したのかが通知される。PTZカメラ10の制御権を取得した場合、広角カメラ20の制御権は自動的に含まれる。これらの動作により、ビュ−ワは制御権ボタンの表示を更新する(S611)。
次に、例えば、ビュ−ワは、パン・チルトの制御要求をカメラサーバに送信する(S612)。カメラサ−バは、制御権があることを確認して、画像生成フィルタのパラメ−タを変更することにより所望のパン、チルト及びズ−ム値の画像を生成する。それ以後、ビュ−ワから新たに映像要求があった場合、更新したパラメ−タで画像を生成する。もし、S610で制御権が空いていない場合、制御権の要求は却下される。この場合、ビューワは、別のカメラに対して制御権の取得を試みることが可能である。なお、カメラサーバは、カメラ制御が成功したかどうかをビュ−ワに返信する際に、制御対象が広角カメラ20とPTZカメラ10のどちらであるかをビュ−ワに通知する。ビュ−ワは、スクロ−ルバ−600とカメラアイコン表示570を更新する。
S614のように、ビュ−ワがPTZカメラ10のズ−ム領域への制御要求を発した場合、カメラサ−バは、PTZカメラ10の制御権が空いていれば、PTZカメラ10の制御権をビューワに付与する(S615)。制御権が空いていなければ、カメラサーバは要求の拒否をビューワに通知する。PTZカメラ10の制御権が付与された場合でも、広角カメラ20の制御権はそのままに保持される。PTZカメラ10の制御権が付与された場合、ビュ−ワは、ズ−ム表示・制御部を更新する(S618)。このとき、カメラサーバは、図5を参照して説明したような画像切り替え処理を実行する。
カメラに対する制御を終了する場合、ビューワは、制御権開放要求をカメラサ−バに送信し(S619)、カメラサ−バは、この要求に応じて制御権開放処理を実行し(S620)、図6に示す管理テーブルの制御権管理情報を更新する。制御権の開放はビュ−ワに通知され、通知を受けたビュ−ワは、制御権要求ボタンの表示を更新する。
サ−バへの接続を終了するためには、ビュ−ワは、最後に接続終了要求をカメラサーバに送信する(S622)。サ−バは、クライアントの削除処理を行い、削除成功をビューワに通知する(S623)。ビュ−ワは、削除成功の通知に従い、画像表示を停止するなどのGUI500関連処理を行う(S624)。
なお、ビュ−ワソフトにおいて、S605でカメラ変更を開始してから接続を終了するまでの間、映像の取得はGUI500とは別のプロセスで動作し続けることが通例であり、この間、ビュ−ワは、連続して画像の要求、受信及び表示を行う。
(ソフトウェアの動作手順)
図9〜図12を参照して、カメラサーバ(カメラ制御装置30)とクライアント(ビューワ)の動作手順を説明する。図9、図10及び図11は、カメラサーバの動作手順を示し、図12は、ビューワの動作手順を示す。
カメラサーバは、起動後、初期化処理を実行し(S701)、その後、画像取得プロセスを起動する(S702)。
図10は、ステップS702で起動される画像取得プロセスの処理手順のフローチャートを示す。PTZカメラ10の撮影画像がバッファ220に格納され(S730)、広角カメラ20の撮影画像がバッファ230に格納される(S731)。広角カメラ20の画像から各カメラの画像を生成する(S732,S733)。全てのカメラ画像を生成したか否かを判別する(S733)。全てのカメラ画像が生成されると、S730に戻り、次のフレ−ムの画像を取得する。画像生成プロセスとメインプロセスは、メモリを共有しており、生成済みの画像を常にメインプロセスに引渡すことが可能である。
画像生成プロセスが起動すると(S702)、ビュ−ワからのイベントを待機する(S703)。ビューワからのイベントが有ると、それが接続開始要求か否かを判断する(S704)。
接続開始要求があると(S704)、接続を許可する否かを判別する(S705)。ビュ−ワの接続数に制限値を超える場合は、接続拒否をビューワに通知する(S706)。接続拒否通知後は、S703に戻り、次のイベントを待つ。
ビューワ接続数の制限値を超えない場合(S705)、クライアントの登録処理を行う(S707)。クライアントの登録処理とは、図6に示す管理テーブルで、クライアントと制御権の管理情報を更新し、新たなクライアントを追加するプロセスである。クライアントの登録処理後、クライアントに接続許可を通知する(S708)、S703に戻って次のイベントを待つ。
S704で接続開始要求でない場合、接続終了要求か否かを判別する(S709)。接続終了要求の場合(S709)、クライアントを管理テーブルから削除し(S710)、接続の終了をクライアントに通知し(S711)、S703に戻って次のイベントを待つ。
S709で接続終了要求でない場合、画像要求か否かを判別する(S712)。画像要求の場合、ステップS702で起動された画像取得プロセスにより取得済みの画像を送信用に取得し(S713)。要求元のビュ−ワに送信する(S714)。送信終了後、S703に戻って次のイベントを待つ。
S712で画像要求でない場合、制御権要求か否かを判別する(S715)。この制御権要求イベントは、ビュ−ワの制御権要求ボタンによって発生するものであり、現在のカメラのズ−ム領域が広角カメラ領域590であれば広角カメラ20の制御権が空いているか否かを判別し、現在のカメラのズ−ム領域がPTZカメラ領域580であれば、広角カメラ20の制御権を含むPTZカメラ10の制御権が空いているか否か、そして付与可能か否かを判別する(S716)。制御権が付与可能であれば(S716)、制御権を付与し、その旨をビュ−ワに通知する(S718)。制御権が付与不可能であれば、要求失敗をビュ−ワに通知する(S717)。ステップS717,S718の後、S703に戻って次のイベントを待つ。
S715で制御権要求イベントでない場合、カメラ制御要求か否かを判別する(S719)。カメラ制御要求の場合、要求元のビューワが、制御権を具備するか否かを判別する(S720)。制御権がある場合(S720)、カメラサーバは、要求されたカメラ制御に従って、制御対象カメラを制御するカメラ制御処理を実行する(S723)。制御権がない場合、カメラサーバは、制御失敗をビュ−ワに通知する(S722)。カメラ制御処理を実行するか(S723)、又は、制御失敗をビューワに通知したら(S722)、S703に戻って次のイベントを待つ。
S719でカメラ制御要求でない場合、その他のイベント処理を実行する(S721)。その他のイベント処理の中には、制御権の返却処理などが含まれる。その他のイベント処理後、S703に戻って次のイベントを待つ。
(カメラ制御要求イベント)
図11は、カメラ制御処理(S723)の詳細なフローチャートを示す。カメラ制御要求に対して、広角カメラ20のズ−ム領域への制御が可能か否かを判別する(S801)。制御可能である場合、現在のズ−ム値が広角カメラ領域にあるか否かを判別する(S802)。広角カメラ領域である場合、カメラ制御要求に含まれる姿勢制御情報に従い、広角カメラ画像の画像取得位置を決定する(S804)。
S802で、現在のズ−ム値が広角カメラ領域では無い場合、PTZカメラから広角カメラへの切り替え処理を行う(S803)。この切り替え処理では、図3乃至図5を参照して説明したように、PTZカメラ10の画像と撮影対象および画角がほぼ等しくなるような広角カメラ20の画像変換パラメ−タを決定する。
S801で広角カメラ領域への制御ではない場合、その制御要求は、PTZカメラ10に向けたものである。従って、要求元のクライアントがPTZカメラ10に対する制御権を保持しているか否かを判別する(S805)。制御権を保持している場合、要求に従ってPTZカメラ10を制御する(S806)。
S805でPTZカメラ10への制御権を保持していない場合、PTZカメラ10の制御権の取得を試みる(S807)。PTZカメラ10の制御権が空いている場合には、PTZカメラ10の制御権を取得できる。制御権の取得に成功したか否かを判別し(S808)、PTZカメラ10の制御権の取得に失敗した場合、広角カメラ20の画像を拡大変換して代用するように、広角カメラ20の撮影画像に対する画像取得位置を決定する(S804)。S808において、制御権の取得に成功した場合、現在の画像が広角カメラ画像であるか否かを判別する(S809)。広角カメラ画像でない場合、既にPTZカメラ10の画像を取得、表示している状態であるので、要求に従いPTZカメラ10を制御する(S806)。
S809で現在の画像が広角カメラ20からのものである場合、PTZカメラ10への切り替え処理を行う(S810)。ここでのPTZカメラ10への切り替え処理では、図3乃至図5を参照して説明したように、PTZカメラ10を一旦現在の広角画像からの切り出し画像に合わせる処理を行う。その後、S806に進んで、所望の位置にPTZカメラ10を制御する。この処理により、ビュ−ワから見ると、現在の画像から違和感無くPTZカメラ10に切り替わり、連続して所望の位置にカメラが制御されることになる。
S804及びS806では、映像のみを受信しているユ−ザに対してもカメラパラメ−タの変更イベントを送付する。S804、S806の処理終了後、メインプロセスに戻り、S703で次のイベントを待つ。
(ビューワの処理)
図12は、クライアントであるビュ−ワの処理のフローチャートを示す。ビュ−ワが実行可能なOS(オペレーティングシステム)の条件は、GUI500をプログラム可能であることと、マルチプロセス処理が可能なことが条件である。このような条件は、特定のOSに依存することなしに実現可能である。
開始後、初期化を行い(S901)、カメラサ−バに対する接続要求を行う(S902)。ここで、接続先はIPアドレス又はホスト名により指定するが、その方法には、ユ−ザの入力又は、予め登録済みの接続先一覧から選択するなどの方法がある。接続要求に対して、図8又は図9で説明したように、接続許可又は拒否の返信が来るので、これにより接続が成功したか否かを判別する(S903)。接続に失敗した場合、終了処理を行い、終了する(S904)。
接続に成功した場合(S903)、画像受信プロセスを起動する(S905)。画像受信プロセスは、画像の要求と受信を継続的に実行する。画像受信プロセスが起動されたら、イベント受信プロセスを起動する(S906)。イベント受信プロセスは、カメラサ−バから送られてくるカメラの状態の変化や外部信号の状態などを監視して取得する。イベント受信プロセスを起動したら、イベント待ちがあるか否かを判別する(S907)。
S907でイベントが発生した場合、ユ−ザによるカメラ選択イベントかどうかを判別する(S908)。カメラ選択イベントである場合、カメラ選択処理を実行する(S909)。これは、既に述べたように、広角画像の一部を使用して作成した切り出し変換画像のうちの一つを選ぶ処理である。その後、S907のイベント待ちに戻る。
S908でカメラ選択イベントではない場合、画像受信イベント、即ち画像受信プロセスで画像が受信されたことを通知するイベントかどうかを判別する(S910)。画像受信イベントであった場合、S911で画像を表示する。
S910で画像受信イベントではなかった場合、カメラ制御権要求イベントかどうかを判別する(S912)。このイベントは、ユ−ザがビュ−ワ上のカメラ制御開始ボタンを押下した場合に発生する。カメラ制御権要求イベントであった場合、カメラサーバに対して制御権を要求する(S913)。
S912で制御権要求イベントではない場合、カメラ制御要求イベントかどうかを判別する(S914)。このイベントは、パン・チルト・ズ−ムの各スクロ−ルバ−を操作した場合に発生する。カメラ制御要求イベントである場合、カメラサ−バに対してカメラ制御要求イベントを送信する(S915)。
S914でカメラ制御要求イベントでない場合、カメラ状態通知イベントであるかどうか判別する(S916)。このイベントは、カメラサ−バが発するものであり、例えば、現在、映像のみを表示し、制御権を保持していないカメラに対して、他のクライアントの制御により表示画像が変更された場合に生じ得るものであり、例えば、その時のパン、チルト及びズ−ム値を通知するものである。状態通知イベントである場合、ビュ−ワのGUI500に反映する(S917)。
S916でカメラ状態通知イベントではない場合、そのほかのイベント処理を実行する(S918)。
以上の処理手順において、S909、S911、S913、S915、S917又はS918の処理終了後には、S907に戻って次のイベントを待機する。
本実施例では制御権を取得する際に、広角カメラ20の制御権とPTZカメラ10の制御権がとをクライアント側で意識する必要は無い。広角カメラの制御権とPTZカメラの制御権をどのようにクライアントに与えるかはサーバ側で判断する。この結果、PTZカメラが空いている場合は、クライアントは、自動的に制御権を獲得して、より解像感の高い画像を表示できる。
以上の説明例では、PTZカメラ10を1つだけ設けているが、PTZカメラ10を複数設けても良い。上述したように、PTZカメラ10が複数設置されることにより、PTZカメラ10にアクセスできるユーザ数が多くなることは、明らかである。
本実施例では、PTZカメラ10と広角カメラ20の撮影範囲が重複すればいいので、広角カメラ20の種類(広角レンズのカメラ、魚眼レンズのカメラ、全方位カメラ)には依存しない。すなわち、限定された広角レンズ20を設置しなければならないことはなく、PTZカメラ10と広角カメラ20の多様な組み合わせが可能である。
上記実施例によれば、広角カメラとPTZカメラとを組み合わせたので、広角カメラから自由な視線方向の画像を複数得ることができ、複数のユ−ザに対して配信することができる。さらに、広角カメラとPTZカメラとを組み合わせたので、ズ−ム倍率の高い画像要求に対しては、PTZカメラ画像を得ることができ、PTZカメラ画像を配信することができる。
また、PTZカメラと広角カメラとにそれぞれ制御権を持たすようにしたので、複数ユ−ザ間の制御要求を制御でき、調停手段を提供できる。さらに、ビューワソフトウェア上で制御可能な範囲を表示するので、ユーザが制御可能な範囲を直感的に理解することができ、二つのカメラの制御権を意識することなく、カメラを制御できる。
本発明の一実施例のハ−ドウェア構成で見た概略構成ブロック図である。 本実施例の機能ブロックで見た概略構成ブロック図である。 PTZカメラ10と広角カメラ20と光学配置例を示す図である。 PTZカメラ10と広角カメラ20のズーム範囲の関係を示す図である。 広角カメラ画像に対する変換フィルタを説明する模式図である。 カメラ制御権管理テーブルの一例である。 カメラ制御と画像表示を行うビュ−ワソフトのGUI例である。 カメラサ−バとビュ−ワソフト間の通信手順の一例である。 カメラサ−バの動作フロ−チャ−トである。 カメラサーバの画像取得プロセスのフローチャートである。 カメラサーバにおけるカメラ制御プロセスのフローチャートである。 ビュ−ワソフトの動作フロ−チャ−トである。
符号の説明
10:PTZカメラ
20:広角カメラ
30:カメラ制御装置
40:CPU
50:ROM
60:RAM
70、80:画像取得回路
90、100:カメラ制御回路
110:符号化回路
120:周辺機器インターフェース
130:通信部
140:ネットワーク
200:カメラ管理部
210:画像処理部
220、230:画像バッファ
500:GUI
510:画像表示
520:カメラ選択部
530:プリセット選択部
540:パン、チルト表示・指定部
550:ズ−ム表示・指定部
560:カメラ制御権取得ボタン
570:カメラアイコン
571:広角カメラアイコン
572:PTZカメラアイコン
580:PTZカメラ領域
590:広角カメラ領域
600:スクロールバー
610:Tele移行ボタン
620:Wide移行ボタン

Claims (23)

  1. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、
    当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラ
    とを制御するカメラ制御装置であって、
    当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、
    当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段と、
    カメラ制御信号に従い、当該第1のカメラの当該光学ズーム及び当該画像生成手段及び当該画像切り替え手段を制御する制御手段
    とを具備し、
    当該制御手段は、当該第1のカメラの当該光学ズームがワイド側の所定値にあるときに、当該画像生成手段を制御して当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えさせることを特徴とするカメラ制御装置。
  2. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、
    当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラ
    とを制御するカメラ制御装置であって、
    当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、
    当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段と、
    当該第1のカメラの当該光学ズーム、当該画像生成手段及び当該画像切り替え手段を制御する制御手段
    とを具備し、
    当該制御手段は、当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するとき、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御し、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせることを特徴とするカメラ制御装置。
  3. 当該制御手段は更に、当該第1のカメラの当該光学ズームをテレ側から当該ワイド側の当該所定値に制御するときに、当該画像生成手段を制御して当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えさせることを特徴とする請求項2に記載のカメラ制御装置。
  4. 更に、当該第1のカメラの制御権及び当該第2のカメラの制御権を管理する制御権管理手段を具備し、
    当該制御手段は、当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するときで、当該第1のカメラの制御権を取得できるときに、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御し、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせ、当該第1のカメラの制御権を取得できないときに、当該カメラ制御信号に従い当該指定視野角に相当する画像を当該画像生成手段に生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像を出力させることを特徴とする請求項2に記載のカメラ制御装置。
  5. 当該制御権管理手段は、当該第1のカメラの制御権の要求を待ち行列で管理し、当該第1のカメラの制御権が開放されると、当該待ち行列の先頭の要求に対して当該第1のカメラの制御権を付与し、
    当該制御手段は、当該制御権管理手段により当該第1のカメラの制御権を取得したユーザに対し、当該画像生成手段の現在の出力画像の画角に対応する画角に当該第1のカメラの当該光学ズームを制御した後、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせる
    ことを特徴とする請求項4に記載のカメラ制御装置。
  6. 当該制御権管理手段は、当該第1のカメラの制御権の有するユーザに、当該第2のカメラの制御権を付与することを特徴とする請求項5に記載のカメラ制御装置。
  7. 当該画像生成手段は、画角と撮影方向の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のカメラ制御装置。
  8. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとをカメラ制御信号に従い制御する方法であって、
    当該第1のカメラの当該光学ズームをテレ側からワイド側の所定値に制御するときに、当該第2のカメラの出力画像から当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を画像生成手段により生成し、当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えることを特徴とするカメラ制御方法。
  9. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラとをカメラ制御信号に従い制御する方法であって、
    画像生成手段により、当該第1のカメラの出力画像から、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値に相当する画角の画像を生成し、
    当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替える
    ことを特徴とするカメラ制御方法。
  10. 更に、当該第1のカメラの当該光学ズームをテレ側からワイド側の当該所定値に制御するときに、当該第2のカメラの出力画像から当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を当該画像生成手段により生成し、当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えることを特徴とする請求項9に記載のカメラ制御方法。
  11. 更に、当該第1のカメラの制御権及び当該第2のカメラの制御権を管理する制御権管理ステップを具備し、
    当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するときで、当該第1のカメラの制御権を取得できるときには、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御すると共に、当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替え、当該第1のカメラの制御権を取得できないときには、当該カメラ制御信号に従い当該画像生成手段を制御して当該画像生成手段の出力画像の画角を変更し、当該画像生成手段の出力画像を出力させることを特徴とする請求項10に記載のカメラ制御方法。
  12. 当該制御権管理ステップは、当該第1のカメラの制御権の要求を待ち行列で管理し、当該第1のカメラの制御権が開放されると、当該待ち行列の先頭の要求に対して当該第1のカメラの制御権を付与し、
    当該制御権管理ステップにより当該第1のカメラの制御権を取得したユーザに対し、当該画像生成手段の現在の出力画像の画角に対応する画角に当該第1のカメラの当該光学ズームを制御した後、当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替える
    ことを特徴とする請求項11に記載のカメラ制御方法。
  13. 当該制御権管理ステップは、当該第1のカメラの制御権の有するユーザに、当該第2のカメラの制御権を付与することを特徴とする請求項12に記載のカメラ制御方法。
  14. 当該画像生成手段は、画角と撮影方向の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成可能であることを特徴とする請求項8乃至13の何れか1項に記載のカメラ制御方法。
  15. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、
    当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラと、
    当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、
    当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段
    とを具備するシステムを制御するコンピュータプログラムであって、
    当該第1のカメラの当該光学ズームがワイド側の所定値にあるときに、当該画像生成手段を制御して当該第1のカメラの撮影画角に対応する画角の画像を生成させ、当該画像切り替え手段を制御して当該第1のカメラの出力画像から当該画像生成手段の出力画像に切り替えさせることを特徴とするカメラ制御プログラム。
  16. 撮影方向と光学ズ−ムを制御可能な第1のカメラと、
    当該第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラと、
    当該第2のカメラの撮影画像から任意の画角の画像を生成する画像生成手段と、
    当該第1のカメラの出力画像と、当該画像生成手段の出力画像を切り替える画像切り替え手段
    とを具備するシステムを制御するコンピュータプログラムであって、
    当該画像生成手段の出力画像の画角が、当該第1のカメラの当該光学ズームのワイド側の所定値における画角に相当するとき、当該第1のカメラの当該光学ズームを当該ワイド側の当該所定値に制御し、当該画像切り替え手段を制御して当該画像生成手段の出力画像から当該第1のカメラの出力画像に切り替えさせることを特徴とするカメラ制御プログラム。
  17. 少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示する識別名表示手段と、
    前記識別名表示手段により表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示する画像表示手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  18. 前記カメラは、撮影方向と光学ズームを制御可能な第1のカメラと、前記第1のカメラの撮影範囲の少なくとも一部を撮影範囲に含む、撮影方向が固定された第2のカメラであり、
    前記画像表示手段は、指定された撮影範囲に応じて、前記第1のカメラと第2のカメラのいずれか一方のカメラの画像を表示することを特徴とする請求項17に記載の画像表示装置。
  19. 第1のカメラと第2のカメラの、どちらの画像を表示しているかを表す記号を表示する記号表示手段をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の画像表示装置。
  20. 前記第1のカメラのズーム可能範囲と前記第2のカメラのズーム可能範囲とを含む全ズーム可能範囲における現在のズーム位置を表示し、現在のズーム位置または制御権の取得状態に応じて、一方のカメラのズーム可能範囲を他方のカメラのズーム可能範囲とは異なる形態で表示するズーム状態表示手段をさらに有することを特徴とする請求項18または19に記載の画像表示装置。
  21. 前記ズーム状態表示手段は1つのスクロールバーにより構成されており、一方のカメラのズーム可能範囲に対応するスクロールバーの背景領域を他方のカメラのズーム可能範囲に対応するスクロールバーの背景領域とは異なる形態で表示することを特徴とする請求項20に記載の画像表示装置。
  22. 少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示し、表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択し、選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示することを特徴とする画像表示方法。
  23. 画像表示装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    少なくとも1つのカメラに対する複数の制御権に対応する複数の識別名を表示し、表示可能な複数の識別名のいずれか一つを選択し、選択された識別名に対応する制御権に基づく撮影範囲の画像を表示することを特徴とする画像表示プログラム。
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