JP2006190995A5 - 発光素子およびその作製方法 - Google Patents

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Claims (99)

  1. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む層を有していることを特徴とする発光素子。
  2. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層のうち、一方の電極に接する層は、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含むことを特徴とする発光素子。
  3. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層で構成され、
    前記第1の層は、発光性の物質を含み、
    前記第2の層は、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含み、
    前記第3の層は、ホールを発生する材料を含むことを特徴とする発光素子。
  4. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、フェノール樹脂のいずれかであることを特徴とする発光素子。
  5. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、前記有機化合物が、ピリジン骨格、イミダゾール骨格、トリアゾール骨格、オキサジアゾール骨格、チアジアゾール骨格、オキサゾール骨格、チアゾール骨格のいずれか一若しくは複数を有することを特徴とする発光素子。
  6. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物は、リチウム酸化物、カルシウム酸化物、バリウム酸化物のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  7. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含む層を有し、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  8. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層のうち、一方の電極に接する層は、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含み、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  9. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層、第4の層で構成され、
    前記第1の層は、第1の有機化合物と、バインダー物質と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、第2の有機化合物と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含み、
    前記第4の層は、第3の有機化合物と、バインダー物質と、前記第3の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  10. 請求項乃至請求項のいずれか一において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂のいずれかであることを特徴とする発光素子。
  11. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、高分子化合物である有機化合物と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含む層を有し、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  12. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層のうち、一方の電極に接する層は、高分子化合物である有機化合物と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含み、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  13. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層、第4の層で構成され、
    前記第1の層は、高分子化合物である有機化合物と、有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、有機化合物と、該有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含み、
    前記第4の層は、高分子化合物である有機化合物と、該有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記高分子化合物である有機化合物は、一般式(1)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  15. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(2)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  16. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(3)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  17. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(4)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  18. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(5)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、nは2以上の整数である。)
  19. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(6)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  20. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(7)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  21. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(8)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  22. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(9)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  23. 請求項11乃至請求項13のいずれか一において、前記有機化合物は、一般式(10)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子。
    Figure 2006190995
    (式中、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  24. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層で構成され、
    前記第1の層は、第1の有機化合物と、第1のバインダー物質と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、第2の有機化合物と、第2のバインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  25. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層で構成され、
    前記第1の層は、高分子化合物である第1の有機化合物と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  26. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層で構成され、
    前記第1の層は、第1の有機化合物と、バインダー物質と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、高分子化合物である第2の有機化合物と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  27. 一対の電極間に、発光物質を含む層を有し、
    前記発光物質を含む層は、順次積層された第1の層、第2の層、第3の層で構成され、
    前記第1の層は、高分子化合物である第1の有機化合物と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の複合材料を含み、
    前記第2の層は、発光性の物質を含み、
    前記第3の層は、高分子化合物である第2の有機化合物と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の複合材料を含み、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  28. 請求項24乃至請求項26のいずれか一において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子。
  29. 請求項24乃至請求項26のいずれか一において、前記第1の有機化合物が、アリールアミン骨格を有することを特徴とする発光素子。
  30. 請求項24乃至請求項26のいずれか一において、前記第2の有機化合物が、ピリジン骨格、イミダゾール骨格、トリアゾール骨格、オキサジアゾール骨格、チアジアゾール骨格、オキサゾール骨格、チアゾール骨格のいずれか一若しくは複数を有することを特徴とする発光素子。
  31. 請求項24乃至請求項26のいずれか一において、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物は、リチウム酸化物、カルシウム酸化物、バリウム酸化物のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子。
  32. 第1の電極上に、発光物質を含む第1の層を形成する工程と、
    前記第1の層上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第2の層上に、第2の電極を形成する工程とを有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  33. 第2の電極上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第2の層上に、発光物質を含む第1の層を形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  34. 第1の電極上に、発光物質を含む第1の層を形成する工程と、
    前記第1の層上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第2の層上に、ホールを発生する第3の層を形成する工程と、
    前記第3の層上に、第2の電極を形成する工程とを有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  35. 第2の電極上に、ホールを発生する第3の層を形成する工程と、
    前記第3の層上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第2の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第2の層上に、発光物質を含む第1の層を形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  36. 請求項32乃至請求項35のいずれか一項において、前記第2の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、バインダー物質と、有機化合物とを含む溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記金属が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  37. 請求項32乃至請求項35のいずれか一項において、前記第2の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、バインダー物質と、有機化合物とを含む溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記金属が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  38. 請求項36または請求項37において、前記溶液が、安定化剤をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  39. 請求項38において、前記安定化剤が、β−ジケトンであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  40. 請求項36乃至請求項39のいずれか一項において、前記溶液が、水をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  41. 請求項32乃至請求項40のいずれか一項において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  42. 請求項32乃至請求項41のいずれか一項において、前記有機化合物が、ピリジン骨格、イミダゾール骨格、トリアゾール骨格、オキサジアゾール骨格、チアジアゾール骨格、オキサゾール骨格、チアゾール骨格のいずれか一若しくは複数を有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  43. 請求項32乃至請求項42のいずれか一において、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属は、リチウム、カルシウム、バリウムのいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  44. 第1の電極上に、有機化合物と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第2の電極を形成する工程とを有し、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  45. 第2の電極上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、有機化合物と、前記有機化合物に対し電子受容性を示す無機化合物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有し、
    前記無機化合物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  46. 第1の電極上に、有機化合物と、有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を形成する工程と、
    前記第3の層上に、有機化合物と、該有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を形成する工程と、
    前記第4の層上に、第2の電極を形成する工程とを有し、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  47. 第2の電極上に、有機化合物と、該有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を形成する工程と、
    前記第4の層上に、有機化合物と、バインダー物質と、前記有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を形成する工程と、
    前記第3の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、有機化合物と、有機化合物に対し電子供与性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有し、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  48. 請求項44乃至請求項47のいずれか一において、第1の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、有機化合物とを含む溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  49. 請求項44乃至請求項47のいずれか一において、前記第1の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、有機化合物とを含む溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  50. 請求項48または請求項49において、前記第4の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、有機化合物とを含む溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  51. 請求項48または請求項49において、前記第4の層を形成する工程は、金属のアルコキシドと、有機化合物とを含む溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  52. 請求項48乃至請求項51のいずれか一項において、前記溶液が、安定化剤をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  53. 請求項52において、前記安定化剤が、β−ジケトンであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  54. 請求項48乃至請求項53のいずれか一において、前記溶液が、水をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  55. 請求項44乃至請求項47のいずれか一において、前記第1の層を形成する工程は、金属の水酸化物を解膠することにより得られたゾルと、有機化合物とを含む溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  56. 請求項48または請求項49において、前記第4の層を形成する工程は、第2の金属の水酸化物を解膠することにより得られたゾルと、有機化合物とを含む溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  57. 請求項48乃至請求項56のいずれか一において、前記溶液が、バインダー物質をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  58. 請求項57において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  59. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(1)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  60. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(2)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  61. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(3)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  62. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(4)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、nは2以上の整数である。)
  63. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(5)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、nは2以上の整数である。)
  64. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(6)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  65. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(7)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  66. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(8)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Xは、酸素原子(O)または硫黄原子(S)のいずれかひとつを表す。また、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  67. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(9)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、Yは、水素原子、アルキル基、アリール基、アルキル基またはアリール基を置換基として有するシリル基のいずれかひとつを表す。また、Zは、水素原子、またはアルキル基、または無置換または置換基を有するアリール基のいずれかひとつを表す。また、Rは、水素原子またはアルキル基を表す。また、Rは、無置換または置換基を有するアリール基、エステル基、シアノ基、アミド基、アルコキシ基、オキシカルボニルアルキル基、ジアリールアミノ基のいずれかひとつを表す。また、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  68. 請求項44乃至請求項58のいずれか一において、前記第1の層の有機化合物は、一般式(10)で示される高分子化合物であることを特徴とする発光素子の作製方法。
    Figure 2006190995
    (式中、nおよびmは、それぞれ1以上の整数である。)
  69. 第1の電極上に、第1の有機化合物と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第3の層上に、第2の電極を形成する工程とを有し、
    前記遷移金属を含む酸化物は、チタン酸化物、バナジウム酸化物、モリブデン酸化物、タングステン酸化物、レニウム酸化物、ルテニウム酸化物、のいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  70. 第1の電極上に、第1の有機化合物と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第3の層上に、第3の有機化合物と、前記第3の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を形成する工程と、
    前記第4の層上に、第2の電極を形成する工程とを有する発光素子の作製方法。
  71. 第2の電極上に、第3の有機化合物と、前記第3の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を形成する工程と、
    前記第4の層上に、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第3の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第1の有機化合物と、バインダー物質と、前記第1の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有する発光素子の作製方法。
  72. 第1の電極上に、第1の有機化合物と、前記第1の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第3の層上に、第3の有機化合物と、前記第3の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第4の層上に、第2の電極を形成する工程とを有する発光素子の作製方法。
  73. 第2の電極上に、第3の有機化合物と、前記第3の有機化合物に対し電子受容性を示す遷移金属を含む酸化物とを含む第4の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第4の層上に、第2の有機化合物と、バインダー物質と、前記第2の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第3の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第3の層上に、発光物質を含む第2の層を形成する工程と、
    前記第2の層上に、第1の有機化合物と、バインダー物質と、前記第1の有機化合物に対し電子供与性を示すアルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む酸化物とを含む第1の層を、湿式法により形成する工程と、
    前記第1の層上に、第1の電極を形成する工程とを有する発光素子の作製方法。
  74. 請求項72または請求項73において、前記第4の層を形成する工程は、第3の金属のアルコキシドと、第3の有機化合物とを含む第3の溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記第3の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  75. 請求項72または請求項73において、前記第4の層を形成する工程は、第3の金属のアルコキシドと、第3の有機化合物とを含む第3の溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記第3の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  76. 請求項74または請求項75において、前記第3の溶液が、安定化剤をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  77. 請求項76において、前記安定化剤が、β−ジケトンであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  78. 請求項74乃至請求項77のいずれか一において、前記第3の溶液が、水をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  79. 請求項72または請求項73において、前記第4の層を形成する工程は、第3の金属の水酸化物を解膠することにより得られたゾルと、第3の有機化合物とを含む第3の溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記第3の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  80. 請求項74乃至請求項79のいずれか一において、前記第3の溶液が、バインダー物質をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  81. 請求項80において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  82. 請求項69乃至請求項81のいずれか一において、前記第3の有機化合物が、アリールアミン骨格を有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  83. 請求項69、70または72において、前記第1の層を形成する工程は、第1の金属のアルコキシドと、第1の有機化合物とを含む第1の溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記第1の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  84. 請求項69、70または72のいずれか一において、前記第1の層を形成する工程は、第1の金属のアルコキシドと、第1の有機化合物とを含む第1の溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記第1の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  85. 請求項83または請求項84のいずれか一において、前記第1の溶液が、安定化剤をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  86. 請求項5において、前記安定化剤が、β−ジケトンであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  87. 請求項83乃至請求項86のいずれか一において、前記第1の溶液が、水をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  88. 請求項69、70または72において、前記第1の層を形成する工程は、第1の金属の水酸化物を解膠することにより得られたゾルと、第1の有機化合物とを含む第1の溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記第1の金属は、チタン、バナジウム、モリブデン、タングステン、レニウム又はルテニウムであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  89. 請求項83乃至請求項88のいずれか一において、前記第1の溶液が、バインダー物質をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  90. 請求項89において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  91. 請求項69乃至請求項90のいずれか一において、前記第3の層を形成する工程は、第2の金属のアルコキシドと、バインダー物質と、第2の有機化合物とを含む第2の溶液を、塗布、焼成する工程であり、
    前記第2の金属が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  92. 請求項69乃至請求項90のいずれか一において、前記第3の層を形成する工程は、第2の金属のアルコキシドと、バインダー物質と、第2の有機化合物とを含む第2の溶液を塗布し、水蒸気にさらした後、焼成する工程であり、
    前記第2の金属が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  93. 請求項91または請求項92のいずれか一において、前記第2の溶液が、安定化剤をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  94. 請求項93において、前記安定化剤が、β−ジケトンであることを特徴とする発光素子の作製方法。
  95. 請求項91乃至請求項94のいずれか一において、前記第2の溶液が、水をさらに含むことを特徴とする発光素子の作製方法。
  96. 請求項91乃至請求項94のいずれか一において、前記バインダー物質が、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、またはフェノール樹脂であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  97. 請求項91乃至請求項96のいずれか一において、前記第2の金属が、リチウム、カルシウム、バリウムのいずれか一種もしくは複数種であることを特徴とする発光素子の作製方法。
  98. 請求項69乃至請求項97のいずれか一において、前記第1の有機化合物が、アリールアミン骨格を有することを特徴とする発光素子の作製方法。
  99. 請求項69乃至請求項98のいずれか一において、前記第2の有機化合物が、ピリジン骨格、イミダゾール骨格、トリアゾール骨格、オキサジアゾール骨格、チアジアゾール骨格、オキサゾール骨格、チアゾール骨格のいずれか一若しくは複数を有することを特徴とする発光素子の作製方法。
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