JP2006189141A - 変速機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 変速機において、入力軸が無回転の状態からでも、既に回転している出力軸にさらに加速させることができる機構を提供する。
【解決手段】 遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、太陽歯車、内歯車を組み合わせる。遊星歯車内のAローラーとBローラー軸を入力軸盤穴に挿入し、入力軸盤と入力軸を直結する。内歯車を出力軸と直結する。
遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、ローラー軸の組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車と内歯車の間に組み込む。
このように構成した変速機により上記課題を解決する。
【選択図】 図1
【解決手段】 遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、太陽歯車、内歯車を組み合わせる。遊星歯車内のAローラーとBローラー軸を入力軸盤穴に挿入し、入力軸盤と入力軸を直結する。内歯車を出力軸と直結する。
遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、ローラー軸の組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車と内歯車の間に組み込む。
このように構成した変速機により上記課題を解決する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力軸が無回転の状態からでも、既に回転している出力軸にさらに加速させることができる機構に関するものである。
従来の回転機器においては、既に回転している出力軸にさらに加速する際には、その時点における入力軸の回転数からさらに回転数を上げなければならない。
出力軸の回転数を上げようとするのであれば、その加速分の力だけが必要であるのに、従来の回転機器では入力軸の回転数を加速前の回転数まで上げるためのエネルギーを無駄に使用している。本発明は、入力側エネルギーの無駄を低減するために、入力軸が無回転の状態からでも既に回転している出力軸にさらに加速させることができる機構とした。
上記課題を解決するために、遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、太陽歯車、内歯車を組み合わせる。遊星歯車内のAローラー軸とBローラー軸を入力軸盤穴に挿入し、入力軸盤と入力軸を直結する。内歯車を出力軸と直結する。
遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、ローラー軸の組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車と内歯車の間に組み込む。
遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、ローラー軸の組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車と内歯車の間に組み込む。
本発明は、出力軸を加速させるための入力軸のエネルギーを低減させることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照にして説明すると、図1において太陽歯車1と内歯車3の間に遊星歯車2を組み込む。遊星歯車2の内にAローラー4とBローラー5を組み込む。
Aローラー4は太陽歯車1と遊星歯車2が接する方向に寄せて組み合わせる。Bローラー5はAローラー4から反時計回り90度の位置に組み合わせる。この組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車1と内歯車3の間に組み込む。
図2において、一つのセットである遊星歯車部分の詳細を示す。Aローラー4はAローラー軸6により入力軸盤9と連結されている。Aローラー軸6はクランク形態で2軸で構成されている。Bローラー5はBローラー軸7により入力軸盤9と連結されている。
図3において、各部品が組み合わされた状態の断面図を示す。内歯車3と出力軸10は直結されている。
Aローラー4は太陽歯車1と遊星歯車2が接する方向に寄せて組み合わせる。Bローラー5はAローラー4から反時計回り90度の位置に組み合わせる。この組み合わせを1セットとし、複数セットを太陽歯車1と内歯車3の間に組み込む。
図2において、一つのセットである遊星歯車部分の詳細を示す。Aローラー4はAローラー軸6により入力軸盤9と連結されている。Aローラー軸6はクランク形態で2軸で構成されている。Bローラー5はBローラー軸7により入力軸盤9と連結されている。
図3において、各部品が組み合わされた状態の断面図を示す。内歯車3と出力軸10は直結されている。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載している効果を奏する。
出力軸が無回転の状態において、入力軸を左回転させると各歯車が噛み合っているので内歯車は左回転する。次に入力軸の回転を停止させるとBローラーにより遊星歯車が公転を停止し自転する。惰性で内歯車が左回転していると遊星歯車が左回転し、太陽歯車は右回転する。この状態から入力軸を左回転させると、遊星歯車は左回転に自転しながら左回転方向に公転するので内歯車の左回転数が上がる。
上記のとおり、入力軸が無回転の状態からでも、既に回転している内歯車が加速されるので連結されている出力軸を加速させることができる。
出力軸が無回転の状態において、入力軸を左回転させると各歯車が噛み合っているので内歯車は左回転する。次に入力軸の回転を停止させるとBローラーにより遊星歯車が公転を停止し自転する。惰性で内歯車が左回転していると遊星歯車が左回転し、太陽歯車は右回転する。この状態から入力軸を左回転させると、遊星歯車は左回転に自転しながら左回転方向に公転するので内歯車の左回転数が上がる。
上記のとおり、入力軸が無回転の状態からでも、既に回転している内歯車が加速されるので連結されている出力軸を加速させることができる。
実施例1では入力軸を左回転させる例をあげたが、右回転させる場合においても出力軸への加速効果を奏する。この場合はBローラーの位置を180度変えて設置する。
実施例1では、Aローラー4を太陽歯車1と遊星歯車2が接する方向に寄せて組み合わせたが、Aローラー4を内歯車3と遊星歯車2が接する方向に寄せて組み合わせて、またAローラー軸6の入力軸盤側の軸をAローラー4より外周側に設置することにより太陽歯車1を出力軸とすることができる。
本発明は、入力軸が無回転の状態からでも、既に回転している出力軸にさらに加速させることができるので、入力軸の回転数を加速前の回転数まで上げるためのエネルギーの無駄を低減させることができる。
従って、加速することが必要な回転機器に使用することでエネルギーの無駄を低減することができる。
従って、加速することが必要な回転機器に使用することでエネルギーの無駄を低減することができる。
1は太陽歯車である。
2は遊星歯車である。
3は内歯車である。
4はAローラーである。
5はBローラーである。
6はAローラー軸である。
7はBローラー軸である。
8は入力軸である。
9は入力軸盤である。
10は出力軸である。
2は遊星歯車である。
3は内歯車である。
4はAローラーである。
5はBローラーである。
6はAローラー軸である。
7はBローラー軸である。
8は入力軸である。
9は入力軸盤である。
10は出力軸である。
Claims (1)
- 遊星歯車、遊星歯車内のAローラーとBローラー、太陽歯車、内歯車、出力軸を組み合わせ、遊星歯車内のAローラー軸とBローラー軸、入力軸盤、入力軸を組み合わせて構成された変速機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005024206A JP2006189141A (ja) | 2005-01-03 | 2005-01-03 | 変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005024206A JP2006189141A (ja) | 2005-01-03 | 2005-01-03 | 変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006189141A true JP2006189141A (ja) | 2006-07-20 |
Family
ID=36796533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005024206A Pending JP2006189141A (ja) | 2005-01-03 | 2005-01-03 | 変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006189141A (ja) |
-
2005
- 2005-01-03 JP JP2005024206A patent/JP2006189141A/ja active Pending
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