JP2008240746A - 減速機付モータ - Google Patents

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Kenichi Maeno
健一 前野
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Abstract

【課題】減速機付モータの軸方向への寸法を最小限にして、コンパクト且つ省スペースに構成することが可能な減速機付モータを提供する。
【解決手段】モータ12の駆動軸13の回転を複数の歯車で構成される歯車機構20を介して伝達する減速機を備えた減速機付モータ1であって、歯車機構20を構成する複数の歯車がモータ12の外周に沿って周方向に配列された構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの駆動軸の回転を複数の歯車で構成される歯車機構を介して伝達する減速機を備えた減速機付モータに関する。
従来の減速機付モータについては、特許文献1に開示されている構成が周知である。この文献に記載されている減速機50の構成は、図3に示すように、複数の遊星歯車51と太陽板52との組み合せ(最上段の太陽板は出力板53と称する)からなる3段の減速段A、A、Bを軸方向に連結した状態で内歯ケース54内に収納され、最終減速段及び前段減速段の各遊星歯車51が内歯ケース54の内周に設けられた内歯歯車(不図示)に噛合されて自転運動しつつ公転運動することにより、モータ55の駆動軸56の先端の入力歯車57の回転が減速されて出力軸58の回転として伝達されるものである。
上記の減速機50は、モータ55の駆動軸56の延長箇所に設けられているため、モータ55の軸延長箇所に減速機50を設けるスペースを必要とする。なお、上記文献の減速機は3段の減速段を有するものであるが、同文献における従来技術の欄に1段の減速段による減速機の構成が示されている。この1段の減速段を有する減速機においても、減速機構はモータの出力軸の延長箇所に設けられるため、モータの軸延長箇所に減速機を設けるためのスペースを必要とすることは同様である。
特開平6−337043号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、減速機付モータの軸方向への寸法を最小限にして、コンパクト且つ省スペースに構成することが可能な減速機付モータを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の減速機付モータは、モータの駆動軸の回転を複数の歯車で構成される歯車機構を介して伝達する減速機を備えた減速機付モータであって、前記歯車機構を構成する複数の歯車がモータの外周に沿って周方向に配列された構成とした。
上記した構成によれば、複数の歯車で構成される歯車機構がモータの駆動軸の延長箇所に設けられていないので、減速機付モータの縦寸法を小さくし非常にコンパクトな構成とすることができ、省スペース化を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態の例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例にかかる減速機付モータ1を示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図を示し、(c)は(a)におけるA矢視図を示し、(d)は斜視図である。なお、図1(b)、図1(c)、図1(d)においては、内部を示すためにケース本体4の側壁4aを一部切欠いた状態としてある。図2はモータ12と歯車機構20のみを示す斜視図であり、(a)は上側からの斜視図、(b)は下側からの斜視図である。
図1に示すように、減速機3はケース本体4と、上部蓋6と、下部蓋7とで外観が略円柱形状に形成されており、それぞれ不図示のねじなどによって固定されている。減速機3の内部は図1のように上下に仕切壁4aによって分けられた上部収容部9と下部収容部10とが形成されている。
減速機付モータ1は、モータ12と、複数の歯車で構成される歯車機構20を内部に有した減速機3を備えている。モータ12は減速機3の上部収容部9側の中央位置に仕切壁4aに不図示のねじで固定されて取付けられ、モータ12の駆動軸13は仕切壁4aに設けられた不図示の挿通孔を通って先端部が下部収容部10に位置している。また、歯車機構20は、それぞれ順次噛み合うことで回転を伝達するモータピニオン14、第1〜第10歯車21,22,23,24,25,26,27,28,29,30から構成される。減速機3の下部収容部10にはモータピニオン14、第1〜第4歯車21,22,23,24が収容され、上部収容部9には第6〜第10歯車26,27,28,29,30が収容されている。また、第5歯車25は大径歯車部25aが下部収容部10に位置し、小径歯車部25bが仕切壁4aに設けられた挿通孔17を通って上部収容部9まで延びている。
モータピニオン14はモータ12の駆動軸13に支持され、モータ12の駆動によって回転する。第1〜第4歯車21,22,23,24には下部蓋7と仕切壁4aとで上下端部を軸受を介して回転自在に支持された歯車軸31,32,33,34が、第6〜第9歯車26,27,28,29には上部蓋6と仕切壁4aとで上下端部を軸受を介して回転自在に支持された歯車軸36,37,38,39が、第5歯車25は上部蓋6と下部蓋7とで上下端部を軸受を介して回転自在に支持された歯車軸35が、それぞれ圧入されて一体化されており、歯車と歯車軸とが一体となって回転する構成としている。なお、この実施の形態では、第2〜第9歯車22,23,24,25,26,27,28,29はいずれも大径歯車部と小径歯車部とが同軸に一体で形成された二段歯車となっている。
第1歯車21と第2歯車22はモータピニオン14から、モータ12の径方向に配列され、図1(a)に示すように、平面視(軸方向視)で第3歯車23が最初にモータ12の外周の外側に出る配置となる。この第3歯車23以降の歯車、即ち第3〜第10歯車23,24,25,26,27,28,29,30はモータ12の外周に沿って周方向に、且つ駆動軸13とは逆の方向へ向かう螺旋状に配列されており、すべての歯車がモータ12の縦寸法内に収められている。
そして、モータピニオン14は第1歯車21の歯車部21aと噛み合い、モータピニオン14の回転が第1歯車21に伝達され、第1歯車21の歯車部21aが第2歯車22の大径歯車部22aと噛み合い、第1歯車21の回転が第2歯車22に伝達される。そして、第2歯車22の小径歯車部22bは第3歯車23の大径歯車部23aと噛み合い、第3歯車23の小径歯車部23bは第4歯車24の大径歯車部24aと噛み合い、第4歯車24の小径歯車部24bは第5歯車25の大径歯車部25aと噛み合い、第5歯車25の小径歯車部25bは第6歯車26の大径歯車部26aと噛み合い、第6歯車26の小径歯車部26bは第7歯車27の大径歯車部27aと噛み合い、第7歯車27の小径歯車部27bは第8歯車28の大径歯車部28aと噛み合い、第8歯車28の小径歯車部28bは第9歯車29の大径歯車部29aと噛み合い、第9歯車29の小径歯車部29bは第10歯車30の歯車部30aと噛み合い、順次減速されながら回転が伝達される。なお、第10歯車30に圧入された歯車軸40は、ケース2の上部蓋6から外部に突出し同軸で一体となって回転する出力軸41が設けられている。
上記のように減速機付モータ1が構成され、歯車機構20を構成するモータピニオン14、第1〜第10歯車21,22,23,24,25,26,27,28,29,30のうち、平面視(軸方向視)で最初にモータ12の外周の外側に出る配置となる第3歯車23以降の歯車、即ち第3〜第10歯車23,24,25,26,27,28,29,30は減速機3の中央に配設されたモータ12の周囲にモータ12の外周に沿って周方向に配列され、すべての歯車がモータ12の縦寸法内に収められており、モータ12の駆動軸13の延長箇所に設けられていないので、減速機付モータ1の縦寸法を小さくし非常にコンパクトな構成とすることができ、省スペース化を実現することが可能となる。
また、上記の構成によれば、モータ12が減速機3の略中央に設けられた構成となるため、減速機付モータ1の重心が中央に集中し、例えば本実施例の減速機付モータ1が取り付けられた装置内で、減速機付モータ1自体が回転する場合でも、振動の発生が少ない構成となる。
図1(a)に示すように歯車機構20をモータ12の外周の約半周分に渡って配列した構成としてあるが、必要とされる減速比などによって適宜歯車の数を増やして、モータ12外周の全周にわたって配列してあってもよい。
本発明に係る減速機付モータを示す図である。 モータと歯車機構を示す図である。 従来の減速機の分解斜視図である。
符号の説明
1 減速機付モータ
3 減速機
4 ケース本体
6 上部蓋
7 下部蓋
9 上部収容部
10 下部収容部
12 モータ
13 駆動軸
14 モータピニオン
17 挿通孔
20 歯車機構
21 第1歯車
22 第2歯車
23 第3歯車
24 第4歯車
25 第5歯車
26 第6歯車
27 第7歯車
28 第8歯車
29 第9歯車
30 第10歯車
31 第1歯車軸
32 第2歯車軸
33 第3歯車軸
34 第4歯車軸
35 第5歯車軸
36 第6歯車軸
37 第7歯車軸
38 第8歯車軸
39 第9歯車軸
40 第10歯車軸
41 出力軸

Claims (1)

  1. モータの駆動軸の回転を複数の歯車で構成される歯車機構を介して伝達する減速機を備えた減速機付モータであって、
    前記歯車機構を構成する複数の歯車がモータの外周に沿って周方向に配列されたことを特徴とする減速機付モータ。
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