JP2006188977A - 内燃機関及び内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関及び内燃機関の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自着火し難い燃料を、より確実に着火させること。
【解決手段】燃料を燃焼室10内に噴射する燃料噴射手段としてメインインジェクタ21とサブインジェクタ22とを設ける。このうち、メインインジェクタ21からは、内燃機関1を運転する際のメイン燃料となる水素を燃焼室10内に噴射し、サブインジェクタ22からは、メイン燃料である水素よりもセタン価が高い軽油をサブ燃料として燃焼室10内に噴射する。また、軽油は、水素の噴射の直前に噴射する。これにより、水素の噴射直前に、燃焼室10内で軽油を拡散燃焼できるので、圧縮行程時の燃焼室10内の温度である圧縮端温度を、水素が自着火するのに十分な温度まで上昇させることができ、その後、水素を燃焼室10内に噴射することにより、水素を拡散燃焼させることができる。この結果、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関及び内燃機関の制御方法に関するものである。特に、この発明は、拡散燃焼における燃料の着火の確実性を向上させることのできる内燃機関及び内燃機関の制御方法に関するものである。
従来の内燃機関では、燃焼に寄与できなかった燃料がそのまま大気に放出されたり、酸素不足で燃料が燃焼した場合に、燃料やエンジンオイルなどが脱水素反応を起こして炭化してこれらが大気に放出されたりすることにより、排気微粒子状物質、いわゆるパティキュレートを排出する虞がある。このパティキュレートは大気汚染や健康害に影響を及ぼす虞があるため、従来の内燃機関では、パティキュレートの排出を抑制するために様々な手段が用いられている。例えば、特許文献1では、燃焼室内に水素や酸素を注入することにより、脱水素反応を抑制したり、酸素不足によるパティキュレートの生成を抑制したりしている。これにより、パティキュレートの排出量を低減していた。
特開2001−323823号公報
しかしながら、近年の内燃機関では、さらに排出ガスの浄化を図るため、燃焼時に大気汚染に影響のある物質を生成しない燃料の使用が試みられている。例えば、水素を燃料として使用した場合には、基本的に燃焼時には水しか生成しないため、内燃機関で使用する燃料として水素を用いることにより、軽油などを燃料にしていた従来の内燃機関と比較して排出ガスの浄化を図ることができる。しかし、水素など燃焼時に大気汚染に影響のある物質の低減を図ることのできる燃料は、自着火温度が高く、着火し難いものがあるのが、このような燃料の場合、内燃機関の燃料としての使用するのは困難である、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることのできる内燃機関及び内燃機関の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る内燃機関は、拡散燃焼式の内燃機関であって、拡散燃焼をする複数の燃料のうちの主たる前記燃料であるメイン燃料を燃焼室内に噴射するメイン燃料噴射手段と、前記複数の燃料のうち前記メイン燃料よりもセタン価の高い前記燃料であるサブ燃料を、前記メイン燃料噴射手段による前記メイン燃料の噴射の直前に前記燃焼室内に噴射するサブ燃料噴射手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明に係る内燃機関の制御方法は、燃焼室内に噴射する複数の燃料のうちの主たる前記燃料であるメイン燃料よりもセタン価が高い前記燃料であるサブ燃料を前記燃焼室内に噴射するサブ燃料噴射手順と、前記サブ燃料噴射手順での前記燃焼室内への前記サブ燃料の噴射直後に前記メイン燃料を前記燃焼室内へ噴射するメイン燃料噴射手順と、を含むことを特徴とする。
これらの発明では、メイン燃料の噴射直前にサブ燃料を燃焼室内に噴射している。サブ燃料はメイン燃料よりもセタン価が高いため、燃焼室内に噴射することにより、メイン燃料を直接噴射する場合と比べて、サブ燃料は拡散燃料をし易くなる。このように、サブ燃料が拡散燃焼した直後にメイン燃料を噴射するので、メイン燃料は、サブ燃料の拡散燃焼による火炎によって点火される。これにより、メイン燃料に水素など自着火し難い燃料を使用した場合でも、メイン燃料を着火させることができる。この結果、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる。
また、この発明に係る内燃機関は、前記燃焼室内の圧縮端温度を検出する圧縮端温度検出部と、前記圧縮端温度検出部で検出した前記圧縮端温度が所定値以上であるか否かを判断する圧縮端温度判断部と、前記圧縮端温度判断部で前記圧縮端温度が所定値以上であると判断した場合には、前記サブ燃料噴射手段で前記燃焼室内に噴射する前記サブ燃料の噴射量を減量するサブ燃料噴射量調整部と、を備えることを特徴とする。
この発明では、燃焼室の圧縮端温度が所定値以上であるかを判断する圧縮端温度判断部を設けている。さらに、この圧縮端温度判断部の判断結果により、サブ燃料噴射手段で噴射するサブ燃料の噴射量を調整するサブ燃料噴射量調整部を設けている。詳細には、サブ燃料噴射量調整部は、圧縮端温度判断部が、圧縮端温度は所定値以上であると判断した場合には、サブ燃料噴射手段で噴射するサブ燃料の噴射量を減量する。このため、当該拡散燃料式内燃機関の運転時のサブ燃料の噴射量を低減できるので、サブ燃料に例えば軽油などを使用する場合には、その使用量を低減できるので、エミッションの改善を図ることができる。この結果、運転時のエミッションの改善を図ることができる。
また、この発明に係る内燃機関は、前記燃焼室内での前記メイン燃料の着火状態を検出するメイン燃料着火状態検出部と、前記メイン燃料着火状態検出部で検出した前記メイン燃料の着火状態より前記メイン燃料の着火不良があるか否かを判断するメイン燃料着火不良判断部と、を備えており、前記サブ燃料噴射量調整部は、前記メイン燃料着火不良判断部が前記メイン燃料の着火不良があると判断した場合に、前記サブ燃料噴射手段で前記燃焼室内に噴射する前記サブ燃料の噴射量を増量することを特徴とする。
この発明では、メイン燃料の着火不良があるかどうかを判断するメイン燃料着火不良判断部を設けている。さらに、メイン燃料着火不良判断部での判断結果に応じて、サブ燃料噴射手段で噴射するサブ燃料の噴射量をサブ燃料噴射量調整部で調整している。詳細には、サブ燃料噴射量調整部は、メイン燃料着火不良判断部が、メイン燃料が着火不良を起こしていると判断した場合には、サブ燃料噴射手段で噴射するサブ燃料の噴射量を増量する。このため、メイン燃料の着火不良を低減することができる。この結果、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる。
また、この発明に係る内燃機関は、前記サブ燃料噴射手段は、前記メイン燃料噴射手段による前記燃焼室内への前記メイン燃料の噴射量が不足する際に前記燃焼室内に前記サブ燃料を噴射することを特徴とする。
この発明では、メイン燃料噴射手段でのメイン燃料の噴射量が不足する際、例えば、高回転高負荷で内燃機関が運転している場合に、サブ燃料噴射手段でサブ燃料を噴射するので、メイン燃料の不足分をサブ燃料で補うことができる。この結果、高回転高負荷など、メイン燃料の噴射量が不足する状態においても内燃機関を運転することができる。
本発明にかかる内燃機関及び内燃機関の制御方法は、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる内燃機関及び内燃機関の制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。また、メイン燃料やサブ燃料はそれぞれ様々な燃料が考えられるが、以下の説明ではそれぞれ一例として、メイン燃料は水素とし、サブ燃料は軽油として説明する。
図1は、本発明の実施例に係る内燃機関の構成を示す概略図である。同図に示す内燃機関1は、複数の気筒を有しており、各気筒は、内部に燃焼室10が形成されたシリンダブロック5及びシリンダヘッド6を有している。また、シリンダブロック5の内部にはピストン7が配設されており、前記シリンダヘッド6は、シリンダブロック5におけるピストン7が上死点に向かう方向側の端部に固定されている。なお、内燃機関1が有する気筒は単数であってもよい。
前記シリンダヘッド6には吸気通路13と排気通路14とが接続されており、吸気通路13と排気通路14とは、共に燃焼室10に連通されている。このうち、吸気通路13が燃焼室10に対して開口している部分には、当該開口部分を開閉する吸気バルブ11が設けられている。また、排気通路14が燃焼室10に対して開口している部分には、当該開口部分を開閉する排気バルブ12が設けられている。また、これらの吸気バルブ11及び排気バルブ12は、基本的には回転数に応じて開閉タイミングが変更可能になっている。
また、シリンダヘッド6には、燃料を前記燃焼室10内に噴射する燃料噴射手段であるインジェクタが2つ配設されている。この2つのインジェクタのうち、一方のインジェクタは、メイン燃料となる水素を燃焼室10内に噴射するメイン燃料噴射手段であるメインインジェクタ21として設けられている。また、他方のインジェクタは、サブ燃料となる軽油を燃焼室10内に噴射するサブ燃料噴射手段であるサブインジェクタ22として設けられている。これらのインジェクタのうち、メインインジェクタ21は、水素を貯蔵する水素タンク(図示省略)に接続されており、水素タンク内の水素は、メインインジェクタ21と水素タンクとの間に位置するポンプ(図示省略)でメインインジェクタ21に圧送される。同様に、サブインジェクタ22は、軽油を貯蔵する軽油タンク(図示省略)に接続されており、軽油タンク内の軽油は、サブインジェクタ22と軽油タンクとの間に位置するポンプ(図示省略)でサブインジェクタ22に圧送される。なお、軽油の噴射量は、燃焼室10内に噴射する水素の量の数%であることが好ましい。
前記メインインジェクタ21及びサブインジェクタ22は、制御部30に接続されている。この制御部30は、圧縮端温度検出部31、圧縮端温度判断部32、水素着火状態検出部33、水素着火不良判断部34、軽油噴射量調整部35、水素噴射量調整部36を有している。
制御部30が有する圧縮端温度検出部31は、前記燃焼室10内に吸気される吸気温度と、ピストン7の作動による燃焼室10内の空間の圧縮比とによって、圧縮端温度、つまり、ピストン7が上死点の方向に移動した際の燃焼室10内の温度を算出し、推定する。その際に、吸気温度は、前記吸気通路13に設けられた吸気温センサ41によって検出する。また、圧縮端温度判断部32は、圧縮端温度検出部31に接続されており、圧縮端温度検出部31で推定した圧縮端温度が、所定値、即ち、水素が自着火するのに十分な温度であるか否かを判断する。
また、水素着火状態検出部33は、シリンダヘッド6に設けられた筒内圧センサ42に接続されている。この筒内圧センサ42は、燃焼室10の内圧を検出し、検出した結果を水素着火状態検出部33に伝達する。水素着火状態検出部33では、筒内圧センサ42から伝達された燃焼室10の内圧より、水素の着火状態を検出する。また、水素着火不良判断部34は、水素着火状態検出部33に接続されており、水素着火状態検出部33で検出された水素の着火状態より、水素に着火不良が発生しているか否かを判断する。
また、軽油噴射量調整部35は、前記圧縮端温度判断部32と前記水素着火不良判断部34とに接続されている。また、この軽油噴射量調整部35は、前記サブインジェクタ22に接続されており、サブインジェクタ22から燃焼室10内に噴射する軽油の量を調整する。その際に、圧縮端温度判断部32、或いは水素着火不良判断部34で判断した結果に基づき、サブインジェクタ22で噴射する軽油の量を増減する。例えば、圧縮端温度判断部32で、圧縮端温度が所定値以上であると判断された場合、即ち、水素が自着火するのに十分な温度であると判断された場合には、サブインジェクタ22から噴射する軽油の量を減量する。また、水素着火不良判断部34で、燃焼室10内の水素に着火不良が発生していると判断された場合には、サブインジェクタ22から噴射する軽油の量を増量する。また、水素噴射量調整部36は、前記メインインジェクタ21に接続されており、メインインジェクタ21から燃焼室10内に噴射する水素の量を調整する。
ここで、上記制御部30には、さらに記憶部(図示省略)及び処理部(図示省略)が設けられている。前記記憶部には、本発明に係る内燃機関の制御方法を実現するコンピュータプログラムが格納されている。この記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、又はフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ(CD−ROM等のような読み出しのみが可能な記憶媒体)や、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成することができる。
前記処理部は、メモリ及びCPUにより構成されている。前記内燃機関1の運転時に噴射する燃料の噴射量を調整するには、前記吸気温センサ41や前記筒内圧センサ42などの各種センサで検出した検出結果に基づいて、処理部が前記コンピュータプログラムを当該処理部に組み込まれたメモリに読み込んで演算する。その際に処理部は、適宜記憶部へ演算途中の数値を格納し、また格納した数値を取り出して演算を実行する。なお、この内燃機関の制御方法は、前記コンピュータプログラムの代わりに、制御部30とは異なる専用のハードウェアにより実現されるものであっても良い。
この実施例に係る内燃機関の制御方法によって制御される内燃機関1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。前記内燃機関1の運転は、前記ピストン7が前記シリンダブロック5内で往復運動を繰り返すことにより、吸気行程、圧縮行程、燃焼行程、排気行程を繰り返して運転する。各行程の概略は、吸気行程では、排気バルブ12は閉じ、吸気バルブ11を開いて吸気通路13から燃焼室10内に空気のみを取り入れ、圧縮行程では吸気バルブ11も閉じて燃焼室10内に取り入れた空気を圧縮する。燃焼行程では、圧縮した空気に対して燃料を噴射することにより燃料を拡散燃焼させ、排気行程では排気バルブ12を開いて、燃焼後の排気ガスを排気通路14の方向に排出する。これらの各行程のうち、燃焼行程では、上述したように燃料が拡散燃焼をするので、燃料と空気との混合気の体積が膨張すると共に圧力が上昇する。これにより、燃焼行程開始時には上死点(図示省略)付近に位置していたピストン7を下死点(図示省略)方向に移動させる。
図2は、燃料の噴射タイミングを示す図である。燃料の噴射のタイミングを詳細に説明すると、圧縮行程においてピストン7が上死点よりも下死点方向に位置している段階では、ピストン7は下死点方向から上死点方向に移動する。圧縮行程時は空気のみが圧縮されるが、圧縮行程ではピストン7が下死点方向から上死点方向に向かうに従って燃焼室10内の圧力である筒内圧は上昇する。このため、クランク角に対応して燃焼室10の内圧を示す線である筒内圧線50は、クランクシャフト(図示省略)の回転方向において上死点よりも手前から上死点の方向に向かうに従って筒内圧が上昇する方向に上昇する。前記サブインジェクタ22は、圧縮行程においてピストン7が上死点に達する直前に軽油を燃焼室10内に噴射する。このため、クランク角に対応してサブインジェクタ22が軽油を噴射するタイミングを示す線である軽油噴射タイミング線52は、クランクシャフトの回転方向において上死点より若干手前で軽油を噴射している。サブインジェクタ22が軽油を噴射した時点では、燃焼室10内の空気は圧縮行程によって断熱圧縮されているので、圧縮行程時の燃焼室10内の温度である圧縮端温度は上昇している。
また、サブインジェクタ22で噴射する軽油は、メインインジェクタ21で噴射する水素よりも自着火温度が低いため、着火し易い。即ち、サブインジェクタ22で噴射する軽油は、メインインジェクタ21で噴射する水素よりもセタン価が高くなっている。このため、この軽油を圧縮行程においてピストン7が上死点直前に位置した段階でサブインジェクタ22から燃焼室10内に噴射することにより、軽油は自着火し、さらに燃焼室10内で拡散燃焼する。このように、ピストン7が上死点直前に位置している段階から軽油を噴射したサブインジェクタ22は、軽油噴射タイミング線52で示すように、ピストン7が上死点まで移動した時点で噴射を停止する。このため、サブインジェクタ22は、少量の軽油を短時間で噴射する。また、これらのように、サブインジェクタ22で少量の軽油を燃焼室10内に噴射して軽油を拡散燃焼させることにより、圧縮端温度は上昇する。
ピストン7が上死点まで移動し、サブインジェクタ22が軽油の噴射を停止すると同時に、或いは、サブインジェクタ22による軽油の噴射直後に、メインインジェクタ21は水素を燃焼室10内に噴射する。このため、クランク角に対応してメインインジェクタ21が水素を噴射するタイミングを示す線である水素噴射タイミング線51は、クランクシャフトの回転方向において上死点で水素を噴射している。このようにメインインジェクタ21によって水素が燃焼室10内に噴射された時点では、燃焼室10内は軽油の拡散燃焼により圧縮端温度は上昇している。メインインジェクタ21で噴射する水素は、サブインジェクタ22で噴射する軽油と比較して、自着火温度が高いため、着火し難い。即ち、水素は軽油と比較してセタン価が低くなっている。このように、水素はセタン価が低いため着火し難いが、燃焼室10内は上述したようにサブインジェクタ22で噴射された軽油の拡散燃焼によって圧縮端温度が高くなっている。このため、水素も自着火して拡散燃焼をする。なお、この水素は、圧縮端温度が高くなっていることによって自着火するのみでなく、軽油の拡散燃焼による火炎に水素が接することによって水素が点火され、拡散燃焼を始める場合もある。
水素は、当該内燃機関1で使用する燃料のうち、メイン燃料として使用されており、この水素が拡散燃焼することにより、筒内圧は上昇する。このように、筒内圧が上昇すると、その圧力によってピストン7は下死点の方向に押し下げられ、燃焼室10の容積は大きくなる。これにより、筒内圧は、筒内圧線で示すように、緩やかに低減する。このように、メイン燃料として使用される水素が拡散燃焼をすることにより、確実に燃焼行程が行われる。また、水素噴射タイミング線51で示すように、メインインジェクタ21はクランクシャフトが上死点から所定の角度で回転した時点で噴射を停止する。このため、メインインジェクタ21で噴射される水素は、当該内燃機関1の運転に必要な量を燃焼行程中の所定の時間だけ噴射されるので、燃焼室10内で拡散燃焼する水素は、的確な圧力でピストン7を押し下げ、当該内燃機関1を運転させ続けることができる。
図3は、実施例に係る内燃機関の制御方法のフロー図である。また、上述した内燃機関1の吸気バルブ11及び排気バルブ12は、クランクシャフトの回転数に応じて開閉タイミングが変更可能になっているが、このように吸気バルブ11及び排気バルブ12を変更すると、圧縮比が変化する場合がある。このため、圧縮行程時の圧縮端温度が変化する場合があるので、その変化に合わせてサブインジェクタ22から噴射する軽油の量を増減する。具体的には、まず、圧縮端温度検出手順で、圧縮行程時の燃焼室10内の温度である圧縮端温度を検出する(ステップST1)。この圧縮端温度検出手順では、圧縮端温度検出部31で、ピストン7が移動することにより変化する燃焼室10の容積の最大値と最小値との比率である圧縮比と、吸気バルブ11の開閉タイミングとによって、実際の空気の圧縮比である実圧縮比を算出する。さらに、この実圧縮比と、吸気通路13に配設されている吸気温センサ41で検出した吸気温度とによって、圧縮端温度を算出して圧縮端温度を推定する。これにより、圧縮端温度が検出される。
次に、圧縮端温度判断手順で、圧縮端温度検出手順で検出した圧縮端温度が、所定値以上であるかを判断する(ステップST2)。この圧縮端温度判断手順では、圧縮端温度判断部32で、圧縮端温度が所定値、つまり、メイン燃料である水素が自着火するのに十分な温度であるか否かを判断する。圧縮端温度が所定値以上の場合には、後述するサブ燃料噴射量減量手順(ステップST3)に移行し、圧縮端温度が所定値よりも低い場合には、後述するサブ燃料噴射手順(ステップST4)に移行する。
サブ燃料噴射量減量手順では、サブインジェクタ22から噴射する軽油の量が減るように設定する(ステップST3)。前記軽油噴射量調整部35は、サブインジェクタ22から燃焼室10内に噴射する軽油の量を調整するが、サブ燃料噴射量減量手順では、サブインジェクタ22から噴射する軽油を減量するように軽油噴射量調整部35を設定する。
サブ燃料噴射手順では、軽油噴射量調整部35で設定された噴射量に応じて、サブインジェクタ22から燃焼室10内にサブ燃料である軽油を噴射する(ステップST4)。これにより、サブインジェクタ22から噴射される軽油の量が調整される。同様に、メイン燃料噴射手順で、前記水素噴射量調整部36で設定された噴射量に応じて、メインインジェクタ21から燃焼室10内にメイン燃料である水素を噴射する(ステップST5)。これにより、メインインジェクタ21から噴射される水素の量が調整される。
次に、メイン燃料着火状態検出手順で、メイン燃料噴射手順で燃焼室10内に噴射された水素の着火状態を検出する(ステップST6)。このメイン燃料着火状態検出手順では、水素着火状態検出部33で、当該水素着火状態検出部33に接続された筒内圧センサ42が検出した燃焼室10の内圧を検出し、この燃焼室10の内圧より、水素の着火状態を検出する。
次に、メイン燃料着火不良判断手順で、メイン燃料着火状態検出手順で検出した水素の着火状態より、水素の着火不良があるかを判断する(ステップST7)。このメイン燃料着火不良判断手順では、水素着火状態検出部33が検出した水素の着火状態より、水素着火不良判断部34で燃焼室10内の水素の着火不良があるか否かを判断する。水素の着火不良があると判断された場合には、後述するサブ燃料噴射量増量手順(ステップST8)に移行し、水素の着火不良は無いと判断された場合には、次のサイクルに移行する。即ち、次回の圧縮端温度検出手順(ステップST1)に移行する。
サブ燃料噴射量増量手順では、サブインジェクタ22から噴射する軽油の量が増えるように設定する(ステップST8)。前記軽油噴射量調整部35は、サブインジェクタ22から燃焼室10内に噴射する軽油の量を調整するが、サブ燃料噴射量増量手順では、サブインジェクタ22から噴射する軽油を増量するように軽油噴射量調整部35を設定する。これにより、次にサブインジェクタ22から噴射される際に、軽油が増量された状態で噴射される。実施例に係る内燃機関の制御方法は、これらを1サイクルとして、前記内燃機関1の回転に合わせてこのサイクルでステップST1〜ステップST8を繰り返す。
以上の内燃機関1は、燃焼室10内に燃料を噴射する燃料噴射手段としてメインインジェクタ21とサブインジェクタ22とを設けている。このうち、メインインジェクタ21からは、当該内燃機関1を運転する際の主たる燃料となる水素を燃焼室10内に噴射し、サブインジェクタ22からは、水素よりもセタン価が高く、自着火し易い軽油を噴射する。また、サブ燃料噴射手順では、メイン燃料噴射手順でメインインジェクタ21から水素を噴射する直前にサブインジェクタ22から軽油を噴射する。このため、水素の噴射直前に軽油が燃焼室10内で拡散燃焼するので、水素を噴射する際には、圧縮端は水素が自着火するのに十分な温度まで燃焼室10内の温度が上昇する。これにより、軽油の噴射直後に燃焼室10内に噴射された水素は自着火し、水素は拡散燃焼する。従って、メイン燃料に水素など自着火し難い燃料を使用した場合でも、メイン燃料に自着火させ、拡散燃焼をさせることができる。この結果、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる。
また、このように自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができるので、燃焼時には大気汚染に影響のある物質をあまり排出しないが、自着火し難い燃料を、内燃機関1を運転する際のメイン燃料として使用できる。例えば、上述したように、メイン燃料に、燃焼時にHCを排出しない水素を用いることができる。また、メイン燃料として水素を使用し、サブ燃料となる軽油の噴射量を水素の噴射量の数%にした場合には、軽油を使用したことによるエミッションの影響はほぼ0に等しくなる。このため、HCの排出量をほぼ0にすることができる。これらの結果、内燃機関1運転時のエミッションの改善を図ることができる。
また、水素、軽油ともに空気を圧縮した燃焼室10内に噴射され、拡散燃焼で燃焼するので、例えばガソリンエンジンなどのように、予混合火花点火を行う際の問題であるノッキングやプレイグニッションが生じることがなく、容易に燃焼コントロールを行うことができる。また、拡散燃焼では圧縮行程では空気のみを圧縮するので、圧縮行程中の比熱比を向上させることができ、熱効率を向上させることができる。
また、前記内燃機関1は、吸気バルブ11及び排気バルブ12の開閉タイミングがクランクシャフトの回転数に応じて変更できるように設けられているため、回転数に応じて適切な開閉タイミングにすることができる。これにより、始動時に始動デコンプを行ったり、運転効率を向上させたりすることができるが、このように開閉タイミングを変更すると、燃焼室10内に取り入れられた空気の実質的な圧縮比が変化する。このように、圧縮比が変化すると、圧縮端温度も変化するが、当該内燃機関1は、制御部30に圧縮端温度検出部31と圧縮端温度判断部32と軽油噴射量調整部35とを設けている。これにより、圧縮端温度検出手順で圧縮端温度を随時検出し、圧縮端温度判断手順で、圧縮端温度が、水素が自着火するのに十分な温度であるかを判断することができる。
さらに、圧縮端温度が、水素が自着火するのに十分な温度であると圧縮端温度判断手順で判断された場合には、サブ燃料噴射量減量手順で、サブインジェクタ22で噴射する軽油の量を減らすことができる。軽油は、燃焼した際に、大気汚染に影響のある物質を排出することがあるが、この軽油の噴射量を減らすことにより、大気汚染に影響のある物質の排出量を、より低減することができる。この結果、より確実にエミッションの改善を図ることができる。また、軽油の噴射量を低減できるので軽油の消費量が低減し、前記軽油タンクの容積を小さくできるので軽油タンクの軽量化を図ることができる。
また、前記制御部30には、水素着火状態検出部33と、水素着火不良判断部34とを設けている。これにより、メイン燃料着火状態検出手順で水素の着火状態を検出し、メイン燃料着火不良判断手順で燃焼室10内の水素の着火不良が発生していると判断することができる。さらに、燃焼室10内の水素の着火不良があると、メイン燃料着火不良判断手順で判断された場合には、サブ燃料噴射量増量手順で、サブインジェクタ22で噴射する軽油の量を増やすことができる。これにより、水素は着火し易くなるため、水素など自着火し難い燃料をメイン燃料として使用した場合に、着火不良を低減することができる。この結果、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができる。
なお、上述した内燃機関1では、セタン価が高いサブ燃料である軽油は、セタン価が低いメイン燃料である水素の噴射前に燃焼室10内に噴射して水素を着火させるための着火材として用いられているが、軽油は着火材以外の用途で使用してもよい。図4は、実施例に係る内燃機関の変形例における説明図である。前記内燃機関1では、軽油は水素を着火させるための着火材として用いられているため、軽油の噴射量は水素の噴射量の数%であるが、軽油は水素の着火用以外にも使用し、軽油の噴射量は必要に応じて変化させてもよい。例えば、当該内燃機関1を高回転高負荷の領域で使用する場合には、当該内燃機関1での必要な出力に対して水素の噴射量が不足する場合がある。特に、水素のような気体燃料の場合は密度が低いため、高回転高負荷時には必要な出力に対して噴射量が不足し易い。このように、水素の噴射量が不足する領域では、軽油の噴射量を増量し、水素の噴射量の不足分を軽油で補ってもよい。
例えば、図4に示すように、負荷が小さい領域では軽油は着火材としてのみ使用するため、負荷が小さい領域では負荷の増減に関わらず少量の軽油を噴射し、負荷が大きい領域に入り水素の噴射量が不足し始めたら、軽油の噴射量を増大してもよい。即ち、負荷に対する水素の噴射量を示す線である水素噴射量線61は、負荷が増大するに従って噴射量が増大し、負荷に対する軽油の噴射量を示す線である軽油噴射量線62は、低負荷領域では負荷が増大しても噴射量は一定で、高負荷領域になると負荷の増大に伴って噴射量が増大する。これにより、高回転高負荷時に不足する水素の不足分を、軽油で補うことができる。この結果、高回転高負荷など水素の噴射量が不足する状態においても、内燃機関1を運転することができる。また、高回転高負荷時における水素の噴射量に合わせてメインインジェクタ21を設定した場合には、低回転で負荷が小さい場合、即ち、水素の噴射量が小さい場合に、噴射量の制御が困難になる。このため、低負荷から中負荷にかけての水素の噴射量が制御し易い大きさでメインインジェクタ21を設定し、高回転高負荷時には軽油を噴射して水素の不足分を補うことにより、低回転低負荷から高回転高負荷までのあらゆる領域における燃料噴射の制御を、より正確に行うことができる。この結果、全ての領域において、より正確な運転が可能になる。
また、前記水素着火状態検出部33は、筒内圧センサ42で燃焼室10の内圧を検出し、この燃焼室10の内圧より水素の着火状態を検出しているが、水素の着火状態は、筒内圧センサ42で検出する以外の方法で検出してもよい。例えば、メインインジェクタ21で噴射した水素の量に対する当該内燃機関1の出力のマップを予め用意しておき、メインインジェクタ21の噴射量と、運転時の実際の出力とを比較して水素の着火状態を検出してもよい。水素の着火状態の検出は、水素の着火状態を検出でき、その状態を水素着火不良判断部34に伝達することにより水素着火不良判断部34で水素の着火不良を判断できればよい。
また、前記内燃機関1は、吸気バルブ11及び排気バルブ12の開閉タイミングが回転数に応じて変化することにより、実圧縮比を変化させているが、その他の機構によって圧縮比を変化させる構造であってもよい。圧縮比を変化させる構造がどのような構造であっても、圧縮比を変化させることによって圧縮端温度は変化するので、その変化に応じて軽油の噴射量を増減させることにより、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができ、且つ、エミッションの改善を図ることができる。
また、前記内燃機関1には、圧縮比が変化する機構が設けられているが、圧縮比が変化する機構は設けられておらず、圧縮比は固定であってもよい。圧縮比が固定の場合でも、吸気温度の変化などに応じて圧縮端温度は変化する場合があるので、この圧縮端温度の変化に応じて軽油の噴射量を増減させることにより、自着火し難い燃料を、より確実に着火させることができ、且つ、エミッションの改善を図ることができる。
また、上述した内燃機関1で使用する燃料のうち、メイン燃料は水素が用いられ、サブ燃料は軽油が用いられているが、それぞれの燃料は、これら以外でもよい。例えば、メイン燃料は、水素以外にメタン、CNG、プロパンなどを用いてもよい。この場合、サブ燃料は、メイン燃料のセタン価よりもセタン価が高い燃料を用いる。また、各燃料の噴射タイミングは上述したタイミング以外のタイミングでもよく、メイン燃料の噴射直前にサブ燃料を噴射すれば、上述したタイミング以外で噴射してもよい。従って、サブ燃料は、メイン燃料のセタン価よりもセタン価が高い燃料を使用し、メイン燃料の噴射直前にサブ燃料を噴射することにより、セタン価が低く、自着火し難い燃料をメイン燃料として使用した場合でも、より確実に着火させることができる。
以上のように、本発明にかかる内燃機関及び内燃機関の制御方法は、拡散燃焼を行う内燃機関に有用であり、特に、セタン価の低い燃料を使用する内燃機関に適している。
本発明の実施例に係る内燃機関の構成を示す概略図である。 燃料の噴射タイミングを示す図である。 実施例に係る内燃機関の制御方法のフロー図である。 実施例に係る内燃機関の変形例における説明図である。
符号の説明
1 内燃機関
5 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
7 ピストン
10 燃焼室
11 吸気バルブ
12 排気バルブ
13 吸気通路
14 排気通路
21 メインインジェクタ
22 サブインジェクタ
30 制御部
31 圧縮端温度検出部
32 圧縮端温度判断部
33 水素着火状態検出部
34 水素着火不良判断部
35 軽油噴射量調整部
36 水素噴射量調整部
41 吸気温センサ
42 筒内圧センサ
50 筒内圧線
51 水素噴射タイミング線
52 軽油噴射タイミング線

Claims (5)

  1. 拡散燃焼式の内燃機関であって、
    拡散燃焼をする複数の燃料のうちの主たる前記燃料であるメイン燃料を燃焼室内に噴射するメイン燃料噴射手段と、
    前記複数の燃料のうち前記メイン燃料よりもセタン価の高い前記燃料であるサブ燃料を、前記メイン燃料噴射手段による前記メイン燃料の噴射の直前に前記燃焼室内に噴射するサブ燃料噴射手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記燃焼室内の圧縮端温度を検出する圧縮端温度検出部と、
    前記圧縮端温度検出部で検出した前記圧縮端温度が所定値以上であるか否かを判断する圧縮端温度判断部と、
    前記圧縮端温度判断部で前記圧縮端温度が所定値以上であると判断した場合には、前記サブ燃料噴射手段で前記燃焼室内に噴射する前記サブ燃料の噴射量を減量するサブ燃料噴射量調整部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記燃焼室内での前記メイン燃料の着火状態を検出するメイン燃料着火状態検出部と、
    前記メイン燃料着火状態検出部で検出した前記メイン燃料の着火状態より前記メイン燃料の着火不良があるか否かを判断するメイン燃料着火不良判断部と、
    を備えており、
    前記サブ燃料噴射量調整部は、前記メイン燃料着火不良判断部が前記メイン燃料の着火不良があると判断した場合に、前記サブ燃料噴射手段で前記燃焼室内に噴射する前記サブ燃料の噴射量を増量することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記サブ燃料噴射手段は、前記メイン燃料噴射手段による前記燃焼室内への前記メイン燃料の噴射量が不足する際に前記燃焼室内に前記サブ燃料を噴射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 燃焼室内に噴射する複数の燃料のうちの主たる前記燃料であるメイン燃料よりもセタン価が高い前記燃料であるサブ燃料を前記燃焼室内に噴射するサブ燃料噴射手順と、
    前記サブ燃料噴射手順での前記燃焼室内への前記サブ燃料の噴射直後に前記メイン燃料を前記燃焼室内へ噴射するメイン燃料噴射手順と、
    を含むことを特徴とする内燃機関の制御方法。
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