JP2006187790A - フレーム部材 - Google Patents

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Akira Kanda
晃 神田
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Abstract

【課題】曲げ部の両端縁における変形を極めて少なくし、研磨や矯正等の後処理を不要として効率よく製造できるだけでなく外観が良好なフレーム部材を提供する。
【解決手段】筐体の一部を構成するフレーム部材1であって、帯板状の基部6と、基部6の側縁部に形成されたフランジ部7とを備えると共に、フランジ部7を内側とし基部6の長手方向を曲げ方向とする曲げ部5を所定位置に備える。フランジ部7は、基部6の側縁から連続する第1湾曲部10を介して傾斜して延びる傾斜部8と、傾斜部8の先端縁から連続する第2湾曲部11を介して基部6に対して垂直方向に延びる先端部9とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、内部に機器本体を収容する筐体の一部を構成するフレーム部材に関する。
金属製の板材に曲げ部を形成する際には、曲げ位置に沿って(即ち、曲げ方向に直交する方向に延びる)溝部を形成し、この溝部を折り目線として曲げ加工を施すことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、内部に機器本体を収容する筐体の一部を構成する帯板状のフレーム部材にこのような曲げ部を形成した場合には、溝部がフレーム部材の両端縁に露出し、筐体の外観を損ねる不都合がある。
一方、溝部を形成することなく帯板状のフレーム部材に曲げ部を形成した場合には、図5(a)に示すように、フレーム部材12の端縁部の曲げ部の内側に位置する部分が仮想線示するように外方に向かって張り出すように変形してしまい、筐体の外観を損ねる不都合がある。特に、筐体に高級感を付与するために比較的肉厚の金属板をフレーム部材12として採用した場合には、曲げ部の両端縁の張り出し変形も大きくなる。
また、比較的薄手の板材によってフレーム部材を形成する場合には、見かけ上の厚みを表現するために、図5(b)に示すように、帯状の基部13の両端にフランジ部14を形成することが行われる。そしてこの場合には、フランジ部14を内側として曲げ部が形成されるが、曲げ部の形成に伴ってフランジ部14が図中仮想線示するように外側に変形し、外観を損ねる不都合がある。
そのため、従来では、フレーム部材に曲げ部を形成した後に、変形した部分を研磨処理等により平坦に加工したり変形した部分を矯正するといった作業が必要となり、作業工数が増加して製造効率が悪いだけでなく、前記研磨処理や矯正等を行った部分が目立ちやすく、この種のフレーム部材を筐体の一部として使用した場合に良好な外観を得ることができない不都合があった。
実開平1−68612号公報(第1図及び第5図)
かかる不都合を解消して、本発明は、曲げ部の両端縁における変形を極めて少なくし、研磨や矯正等の後処理を不要として効率よく製造できるだけでなく外観が良好なフレーム部材を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、内部に機器本体を収容する筐体の一部を構成するフレーム部材であって、金属製の帯板状の基部と、該基部の側縁部に形成されたフランジ部とを備えると共に、該フランジ部を内側とし基部の長手方向を曲げ方向とする曲げ部を所定位置に備え、前記フランジ部は、基部の側縁から連続する第1湾曲部を介して傾斜して延びる傾斜部と、該傾斜部の先端縁から連続する第2湾曲部を介して前記基部に対して垂直方向に延びる先端部とを備えることを特徴とする。
本発明のフレーム部材によれば、帯板状の基部の側縁部に前記フランジ部を設けることにより、曲げ部における張り出し変形を極めて小さくすることができる。即ち、前記フランジ部を内側とし基部の長手方向を曲げ方向とする曲げ部を形成するとき、基部の側縁に外側方向に張り出す変形が生じても、第1湾曲部を介して連設された傾斜部が僅かに膨出して先端部の歪みが吸収される。これによって、歪みによる張り出し変形を極めて小さくして目立なくすることができるだけでなく、曲げ部のフランジ部に対する研磨処理等を不要として製造効率の高いフレーム部材を提供することができる。
しかも、基部が比較的薄肉であってもその側縁部にフランジ部が設けられていることによって、あたかも肉厚であるかのような高級感のある外観を構成することができ、更に曲げ部のフランジ部における歪みが殆ど目立たないので、外観が極めて良好なフレーム部材を提供することができる。
また、本発明において、前記第1湾曲部の外側面の曲率半径は、前記第2湾曲部の外側面の曲率半径より大とされていることが好ましい。これにより、曲げ部を形成するとき基部から第1湾曲部を介して傾斜部に向かう応力を円滑に分散して傾斜部の変形を極めて小さく抑えることができるだけでなく、第2湾曲部によって先端部の突っ張り力を傾斜部にかかる曲げ応力に対抗させ、傾斜部の変形を一層小さくすることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のフレーム部材を採用した温風暖房機の斜視図、図2は本実施形態のフレーム部材を示す斜視図、図3は図2のフレーム部材の曲げ部を拡大して示す説明的斜視図、図4はフランジ部の断面説明図である。
本実施形態のフレーム部材1は、図1に示すように、温風暖房機2の筐体3の一部を構成している。筐体3の内部には、図示しない暖房機本体が収容されている。フレーム部材1は、図2に示すように、上部及び両側部に位置する平坦な外壁構成部4と、複数の曲げ部5とを備えている。
更に詳しく説明すれば、フレーム部材1は、図3に一部を示すように、帯板状の基部6と、該基部6の両側縁部に形成されたフランジ部7とを備えている。基部6及びフランジ部7の表側面は、筐体3の一部として外部に露出され、フランジ部7により、フレーム部材1を実際の板厚より厚く見せている。
フランジ部7は、図4に示すように、基部6に対して傾斜して外側方向に延びる傾斜部8と、基部6に対して垂直方向にのびる先端部9とを備えている。基部6と傾斜部8とは、第1湾曲部10を介して連設され、傾斜部8と先端部9とは、第2湾曲部11を介して連設されている。フランジ部7は基部6の裏側方向に向かって形成されており、曲げ部5においては、図3に示すように、フランジ部7が曲げ方向の内側とされる。第1湾曲部10は、基部6と傾斜部8との境界が角張って形成されることを防止し、第2湾曲部11は、傾斜部8と先端部9との境界が角張って形成されることを防止している。また、第1湾曲部10の外側面の曲率半径は、第2湾曲部11の外側面の曲率半径より大とされている。
フレーム部材1は、アルミニウム合金によりフランジ部7を備えた形状に押出し成形されたものを所定の長さに切断し、所定の位置において曲げ加工を施すことにより、図2に示す形状に形成される。曲げ加工は、図示しない曲げダイスを備える加工装置により行われ、これによって図3及び図4に示すような曲げ部5が形成される。
曲げ部5を形成したとき、図4を参照して説明すれば、基部6における曲げ部5の曲げ方向内側となる部分からフランジ部7に向かって応力が作用する。一方、フランジ部7の先端部9においては、曲げ部5の曲げ方向外側に向かう突っ張り力が生じる。そして、基部6からの応力とフランジ部7の先端部9の突っ張り力とは、フランジ部7の傾斜部8に波及するが傾斜部8が極僅かに歪んで分散される。これにより、曲げ部5が形成されても、曲げ部5においては基部6の側縁から先端部9の側縁までの距離aと、基部6の表側面から先端部9の端縁までの距離bとが殆ど変化せず、傾斜部8の歪みにおいても外観上は殆ど目立たない。
また、本実施形態においては、第1湾曲部10の外側面の曲率半径が第2湾曲部11の外側面の曲率半径より大とされていることによって、基部6から第1湾曲部10を介して傾斜部8に向かう応力を円滑に分散されて傾斜部8の変形を極めて小さく抑えることができる。しかも、第1湾曲部10より小さな曲率半径の第2湾曲部11によって先端部9の突っ張り力を確実に維持して傾斜部8にかかる曲げ応力に対抗することができ、これによって傾斜部8の変形を一層小さくすることができる。
以上のように、本実施形態のフレーム部材1は、第1湾曲部10及び第2湾曲部11を介して基部6に連設された傾斜部8と先端部9とからなるフランジ部7を備えるので、図3に示すように、曲げ部5を形成しても曲げ部5における歪みが殆ど目立たず、図1に示すように温風暖房機2の筐体3の一部を構成して極めて良好な外観を得ることができる。
本発明の一実施形態のフレーム部材を採用した温風暖房機の斜視図。 本実施形態のフレーム部材を示す斜視図。 図2のフレーム部材の曲げ部を拡大して示す説明的斜視図。 フランジ部の断面説明図。 従来のフレーム部材の一部を示す説明的断面図。
符号の説明
1…フレーム部材、3…筐体、5…曲げ部、6…基部、7…フランジ部、8…傾斜部、9…先端部、10…第1湾曲部、11…第2湾曲部。

Claims (2)

  1. 内部に機器本体を収容する筐体の一部を構成するフレーム部材であって、
    金属製の帯板状の基部と、該基部の側縁部に形成されたフランジ部とを備えると共に、該フランジ部を内側とし基部の長手方向を曲げ方向とする曲げ部を所定位置に備え、
    前記フランジ部は、基部の側縁から連続する第1湾曲部を介して傾斜して延びる傾斜部と、該傾斜部の先端縁から連続する第2湾曲部を介して前記基部に対して垂直方向に延びる先端部とを備えることを特徴とするフレーム部材。
  2. 前記第1湾曲部の外側面の曲率半径は、前記第2湾曲部の外側面の曲率半径より大とされていることを特徴とする請求項1記載のフレーム部材。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934817U (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 株式会社小松製作所 塑性加工により成形される彎曲チヤンネル材
JPS609521A (ja) * 1983-06-29 1985-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 曲げ成形金型装置
JP2000176549A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属板の曲げ装置

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