JP2006187103A - コア及びブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コア4には巻線が巻装される複数のティース4aが等角度間隔に放射状に設けられ、ティース4a間には巻線が収容されるスロット4bが形成される。各ティース4aの先端面には径方向外側から擬似スロット4dが凹設される。擬似スロット4dの軸方向から見た開口部面積S1は、スロット4bの軸方向から見た開口部面積S2の70%以上で110%未満であって、90%(面積比S1/S2=0.9)に設定されている。
【選択図】 図2
Description
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコア及び前記巻線を有するステータと、前記ステータの外周面に対向する内周面を有するヨーク及び該ヨークの内周面に固定されたロータマグネットを有するロータとを備えたブラシレスモータを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、擬似スロットの軸方向から見た開口部面積は、スロットの軸方向から見た開口部面積の70%以上で110%未満となるように設定されるため、擬似スロットの開口部面積が70%であっても、従来技術と同じコギングトルクとなり、それ以外の範囲で従来技術よりコギングトルクを低減することができる。
また、前記円筒部3aには、ステータコア4が外嵌固定される。ステータコア4は、複数枚のコア材が積層してなる積層型コアである。ステータコア4には、図2に示すように、放射状に延び前記巻線5(図1参照)が巻装される複数の(本実施の形態では18本)ティース4aが設けられ、該ティース4a間には巻線5を収容するためのスロット4bが形成される。また、ステータコア4の略中央部には、各ティース4aの基端部を連結し、円筒部3aに外嵌される筒部4cが形成されている。
(1)擬似スロット4dの軸方向から見た開口部面積S1は、スロット4bの軸方向から見た開口部面積S2の90%(面積比S1/S2=0.9)に設定されている。よって、コギングトルクが低減され、面積比(S1/S2)−コギングトルク特性(図4参照)において最低となる。しかも、開口部面積S1が開口部面積S2の90%(面積比S1/S2=0.9)前後では、変化率が小さいため、例えば、製造誤差等が生じて90%前後となっても、コギングトルクが略最低となり、例えば製造精度を低くすることができる。
・上記実施形態では、擬似スロット4dを、軸方向から見て円弧形状に形成されるとしたが、擬似スロットの形状はこれに限定されず、変更してもよい。
・上記実施の形態では、擬似スロット4dの軸方向から見た開口部面積S1を、スロット4bの軸方向から見た開口部面積S2の90%(面積比S1/S2=0.9)に設定したが、70%(面積比S1/S2=0.7)以上で110%(面積比S1/S2=1.1)未満となるように設定すれば、他の値に変更してもよい。例えば、開口部面積S1を開口部面積S2の70%(S1/S2=0.7)としても従来技術と同じコギングトルクとなる。又、70%より大きく110%(S1/S2=1.1)未満の範囲となるようにすれば従来技術よりコギングトルクを低減することができる。又、前記開口部面積S1が前記開口部面積S2の80%(S1/S2=0.8)より大きく100%(S1/S2=1.0)未満の範囲となるようにすれば従来技術よりコギングトルクを大幅に低減することができる。
(イ)請求項2に記載のコアにおいて、前記擬似スロットの軸方向から見た開口部面積は、前記スロットの軸方向から見た開口部面積の90%に設定されたことを特徴とするコア。このようにすると、擬似スロットの軸方向から見た開口部面積は、スロットの軸方向から見た開口部面積の90%に設定されるため、コギングトルクが最低となる。しかも、90%前後では、変化率が小さいため、例えば、製造誤差等が生じて90%前後となっても、コギングトルクが略最低となり、例えば製造精度を低くすることができる。
(ハ)請求項1、2及び上記(イ)のいずれか1つに記載のコアにおいて、前記擬似スロットは、軸方向から見て四角形状に凹設されたことを特徴とするコア。
Claims (4)
- 巻線が巻装される複数のティースが等角度間隔に放射状に設けられ、前記ティース間に前記巻線が収容されるスロットが形成されたコアであって、
前記ティースの先端面には径方向外側から擬似スロットが凹設され、
前記擬似スロットの軸方向から見た開口部面積は、前記スロットの軸方向から見た開口部面積の70%以上で110%未満となるように設定されたことを特徴とするコア。 - 請求項1に記載のコアにおいて、
前記擬似スロットの軸方向から見た開口部面積は、前記スロットの軸方向から見た開口部面積の80%より大きく100%未満となるように設定されたことを特徴とするコア。 - 請求項1又は2に記載のコアにおいて、
前記擬似スロットは、軸方向から見て円弧形状に凹設されたことを特徴とするコア。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコア及び前記巻線を有するステータと、
前記ステータの外周面に対向する内周面を有するヨーク及び該ヨークの内周面に固定されたロータマグネットを有するロータと
を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004377313A JP2006187103A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コア及びブラシレスモータ |
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JP2004377313A JP2006187103A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コア及びブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006187103A true JP2006187103A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36739779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004377313A Pending JP2006187103A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コア及びブラシレスモータ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006187103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011188685A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型電動機 |
US20190140494A1 (en) * | 2017-11-07 | 2019-05-09 | Industrial Technology Research Institute | Electric motor with low cogging torque |
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2004
- 2004-12-27 JP JP2004377313A patent/JP2006187103A/ja active Pending
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CN109756092A (zh) * | 2017-11-07 | 2019-05-14 | 财团法人工业技术研究院 | 具有低顿转矩的电动机 |
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