JP2006186925A - 車載用センタースピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハンズフリー通話を可能とし、外観上、違和感をもたらすことのない車載用センタースピーカを提供する。
【解決手段】 無線方式により外部機器との間で信号の授受を行う通信モジュール(Bluetoothモジュール30)を内蔵するとともに、マイクロフォン6を内蔵するセンタースピーカ1である。自動車のダッシュボード5のほぼ中央位置に設置され、その結果、マイクロフォン6は、運転席や助手席への指向性が良くなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線方式により外部機器との間で信号の授受を行う通信モジュール(Bluetoothモジュール30)を内蔵するとともに、マイクロフォン6を内蔵するセンタースピーカ1である。自動車のダッシュボード5のほぼ中央位置に設置され、その結果、マイクロフォン6は、運転席や助手席への指向性が良くなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車内において、いわゆるハンズフリー通話等を実現するための新規な車載用センタースピーカに関する。
例えば、携帯電話機の使い勝手をさらに改善するという目的で、いわゆるハンズフリータイプの携帯電話機の実現が望まれている。特に、自動車内においては、携帯電話の使用が大きく制限されており、安全性等を考えてもハンズフリー通話が必要である。
このような状況から、自動車内で携帯電話を使用するためのハンズフリーキットが市販されているが、いずれもマイクロフォンやスピーカを携帯電話と接続コードにより接続しなければならず、接続が面倒であるとともに、車内においては接続コードが邪魔になるという欠点を有している。
そこで、本願出願人は、自動車内で携帯電話の無線ハンズフリー使用を可能にする自動車用Bluetooth音声通信装置を提案している(特許文献1を参照)。この自動車用Bluetooth音声通信装置は、シガーライタープラグ部を備えた筐体に、Bluetoothモジュールとスピーカ、マイクロフォンを内蔵しており、前記シガーライタープラグ部を自動車のシガーライターソケットに差し込めば、Bluetooth搭載携帯電話器との無線ネットワークが確率されて、携帯電話器の受話音はスピーカから拡声され、送話音はマイクロフォンを通じて携帯電話器に伝送される。
特開2004−72259号公報
しかしながら、この特許文献1記載の車載音声通信装置の場合、シガーライターソケットを塞ぐことになり、また、シガーライターソケットに差し込んだ場合、外観上、違和感もある。
本発明は、このような従来のものの有する欠点を解消することを目的に提案されたものであり、サラウンド用のセンタースピーカを利用することで、ハンズフリー通話を実現することを目的とする。すなわち、本発明は、音響再生におけるサラウンド用のセンタースピーカとして機能するのみならず、ハンズフリー通話を可能とし、外観上、違和感をもたらすことのない車載用センタースピーカを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の車載用センタースピーカは、無線方式により外部機器との間で信号の授受を行う通信モジュールを内蔵するとともに、マイクロフォンを内蔵することを特徴とする。
車載用のオーディオ装置として、いわゆるサラウンドシステムが普及してきており、サラウンドスピーカが用いられるようになってきている。そして、サラウンドシステムでは、センターチャンネルに対応してセンタースピーカが設置される。車載用のサラウンドシステムでは、センタースピーカは、自動車内において、ダッシュボードに設置されることが多い。
一方、自動車内でのハンズフリー通話を実現するために、種々のハンズフリーキット等が市販されているが、いずれもマイクやスピーカをオーディオシステムとは別に設置することになり、外観上の違和感等の原因となっている。
本発明では、ハンズフリー通話におけるスピーカとして、前記センタースピーカを兼用するとともに、マイクロフォンをこのセンタースピーカに組み込んでいる。したがって、ハンズフリー通話用のスピーカやマイクロフォンを別途設置する必要がなく、外観上の違和感等が解消される。また、前記センタースピーカは、自動車内のダッシュボードの中央部に設置されるため、ここにマイクロフォンを設置すれば、運転席や助手席への指向性も十分に確保される。
本発明によれば、自動車内において無線方式によりハンズフリー通話が可能であるので、接続コードを接続する煩わしさが解消され、また自動車内において接続コードが邪魔になることはない。また、オーディオ再生用のセンタースピーカにマイクロフォンを内蔵するようにしているので、ハンズフリー通話用のマイクロフォンやスピーカを別途設置する必要がなく、外観上の違和感等も解消することができる。
以下、本発明を適用した車載用センタースピーカについて、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、センタースピーカの自動車内への設置状態を示すものである。センタースピーカ1は、音楽、音声等を拡声するスピーカ2を内蔵しており、ハンドル3や各種メータ類4を備えた自動車内のダッシュボード5上に設置される。
例えば、5.1chサラウンドシステムの場合、左右スピーカの他、リアスピーカ、センタースピーカ等が設置され、前記センタースピーカ1は、この5.1chサラウンドシステムのセンタースピーカとして機能するものである。
通常、このセンタースピーカ1は、前記サラウンドシステムにおける音場再生に用いられるのみであり、スピーカとしての機能しか有していない。これに対して、本発明のセンタースピーカ1は、ハンズフリー通話用の音声通信機能を有しており、これを実現するために、マイクロフォン6や無線通信手段(図示は省略する。)を内蔵している。
センタースピーカ1は、前記ダッシュボード5の中央位置、すなわち運転席と助手席の間の位置にスピーカ2を運転者側に向けて設置される。したがって、このスピーカ2の設置面にマイクロフォン6を設置すれば、運転者あるいは助手席の搭乗者に向く。このため、運転席、助手席へのマイクロフォン6の指向性が良くなる。
さらに、前記センタースピーカ1内には、無線方式により外部機器(携帯電話器等)との間で信号の授受を行う通信モジュールであるBluetoothモジュール(図示は省略する。)が内蔵されている。Bluetoothは2.4GHz周波数帯を使用してコンピュータや携帯電話器や家電機器、或いは車載電子機器など種々の機器を無線接続して双方向通信を行うための規格であり、通信制御を行うホストとこれに1つ乃至7つのスレーブを無線接続して、パケットベースのデータ通信とリアルタイムの音声通信を行えるように構成されている。2001年現在の仕様書Ver.1.1においては、下りデータ伝送速度が721kbps、上りは57.6kbps(最大)で、これとは別に64kbpsの音声チャネルが3チャネル設けられている。
図2は、車載用のサラウンドシステムの構成例を示すものである。車載用オーディオ機
器11には、センタースピーカ1の他、左右のフロントスピーカ12,13、ウーハ14、リアスピーカ15,16が接続され、5.1chサラウンド方式による音場再生が行われる。ここで、センタースピーカ1には、前記車載用オーディオ機器11が接続されてその信号が入力されるが、その他にBluetoothモジュール30からの信号も入力され、例えば通話モードにおいては、入力モードの切り替えにより、携帯電話器の通話音声が再生される。
器11には、センタースピーカ1の他、左右のフロントスピーカ12,13、ウーハ14、リアスピーカ15,16が接続され、5.1chサラウンド方式による音場再生が行われる。ここで、センタースピーカ1には、前記車載用オーディオ機器11が接続されてその信号が入力されるが、その他にBluetoothモジュール30からの信号も入力され、例えば通話モードにおいては、入力モードの切り替えにより、携帯電話器の通話音声が再生される。
図3は、センタースピーカ1において、ハンズフリー通話を実現するための音声通信部の構成を示すブロック図である。前記の通り、センタースピーカ1内には、スピーカ2の他、Bluetoothモジュール30が内蔵されるとともに、マイクロフォン6が取り付けられている。ここで、Bluetoothモジュール30は、マイクロコンピュータ31、受信部32、送信部33、受信部32と送信部33のアンテナ接続を切換えるセレクタ34を備えている。マイクロフォン6が出力する音声信号は、A/Dコンバータ35によりディジタル変換されてマイクロコンピュータ31へ入力され、マイクロコンピュータ31が出力するディジタル音声信号は、D/Aコンバータ36によりアナログ変換されてスピーカ2へ出力される。
以上の構成を有するセンタースピーカ1を自動車のダッシュボード4上に設置すれば、運転者、若しくは助手席搭乗者は、マイクロフォン6を意識することなく、携帯電話器を介してハンズフリーで通話を行うことができる。マイクロフォン6は、センタースピーカ1に内蔵されているので、外観上の違和感もない。また、非通話時には、これを5.1chサラウンドシステムのセンタースピーカとして、音場再生を楽しむことができる。
1 センタースピーカ
2 スピーカ
3 ハンドル
4 メータ類
5 ダッシュボード
6 マイクロフォン
30 Bluetoothモジュール
31 マイクロコンピュータ
32 受信部
33 送信部
34 セレクタ
35 A/Dコンバータ
36 D/Aコンバータ
2 スピーカ
3 ハンドル
4 メータ類
5 ダッシュボード
6 マイクロフォン
30 Bluetoothモジュール
31 マイクロコンピュータ
32 受信部
33 送信部
34 セレクタ
35 A/Dコンバータ
36 D/Aコンバータ
Claims (4)
- 無線方式により外部機器との間で信号の授受を行う通信モジュールを内蔵するとともに、マイクロフォンを内蔵することを特徴とする車載用センタースピーカ。
- 前記通信モジュールは、Bluetoothモジュールであることを特徴とする請求項1記載の車載用センタースピーカ。
- 5.1chサラウンド用のセンタースピーカであることを特徴とする請求項1または2記載の車載用センタースピーカ
- 自動車のダッシュボードのほぼ中央位置に設置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の車載用センタースピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004381146A JP2006186925A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 車載用センタースピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004381146A JP2006186925A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 車載用センタースピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006186925A true JP2006186925A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36739651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004381146A Pending JP2006186925A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 車載用センタースピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006186925A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102571249A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-07-11 | 阿尔派株式会社 | 车载电子设备及其控制方法 |
US9363590B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-06-07 | Sony Corporation | Playback device |
JP2019214266A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用コクピット |
-
2004
- 2004-12-28 JP JP2004381146A patent/JP2006186925A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102571249B (zh) * | 2010-12-22 | 2016-02-10 | 阿尔派株式会社 | 车载电子设备及其控制方法 |
US9363590B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-06-07 | Sony Corporation | Playback device |
JP2019214266A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用コクピット |
CN110588348A (zh) * | 2018-06-12 | 2019-12-20 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用驾驶室 |
JP7081317B2 (ja) | 2018-06-12 | 2022-06-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用コクピット |
CN110588348B (zh) * | 2018-06-12 | 2023-09-15 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用驾驶室 |
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