JP2006186776A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像読取装置の縦置き状態においても原稿を原稿台上に載置する操作を容易とする、操作性を向上させた技術を提供する。
【解決手段】 スタンドS33は、縦置き状態で装置本体1に対して原稿カバー6が開放された場合に、原稿カバー6が当接することにより、原稿カバー6の原稿台ガラス2に対する開放角度が鋭角となる範囲に原稿カバー6を規制する受け部55を備える。
【選択図】 図29

Description

本発明は、原稿台上に載置された原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に関するものである。
従来、この種の画像読取装置においては、特許文献1に開示されるように、画像読取装置本体をスタンドに立て掛けて縦置き状態に保持したものが知られている。
このように、画像読取装置を縦置き状態にすることにより、設置面積の確保が困難となるような場合であっても好適に使用することができる。
特開2000−156756号公報
ところで、特許文献1に開示された画像読取装置において、縦置きの際に、原稿台に原稿を押さえる原稿カバーと装置本体とを回動可能にする回動中心が設置面に対して略垂直、すなわち、原稿カバーの回動動作(回動方向)が設置面に略平行であった。また、縦置き時に、原稿カバーを開放した場合に、装置本体に対して大きく(90度〜135度位)開放するように構成されていた。
このため、原稿台に原稿をセットする場合、操作者(ユーザ)は原稿を原稿台に載置することが困難となることが懸念されていた。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、画像読取装置の縦置き状態においても原稿を原稿台上に載置する操作を容易とする、操作性を向上させた技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
画像読取装置本体が立て掛けられることにより画像読取装置本体を縦置き状態に保持することが可能なスタンドと、
画像読取装置本体に開放可能に設けられ、原稿台に載置された原稿を押さえるカバー部材と、
を備え、前記原稿台に載置され前記カバー部材により押さえられた原稿の画像情報を読み取る画像読取装置において、
前記スタンドは、縦置き状態で画像読取装置本体に対して前記カバー部材が開放された場合に、該カバー部材が当接することにより、該カバー部材の前記原稿台に対する開放角度が鋭角となる範囲で該カバー部材を規制する規制部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置の縦置き状態においても原稿を原稿台上に載置する操作を容易とする、操作性を向上させた技術を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであ
り、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(全体構成)
図1は本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明するための模式図である。
図1に示すように、画像読取装置(画像読取装置本体)Sは、画像読取装置Sの本体部分(以下、装置本体という)1の上面に取り付けられた原稿台ガラス(原稿台)2上にセット(載置)された原稿を、画像読取手段としてのコンタクトイメージセンサ3を原稿台ガラス2に平行に走査させることにより、原稿に記載された画像を読み取るものである。
図2は、本実施の形態のコンタクトイメージセンサ3の概略断面図である。図3は、図1のA−A断面を示す図である。図4はコンタクトイメージセンサ3が設けられたキャリッジユニットの概略斜視図である。
コンタクトイメージセンサ3は、図2に示すように、その内部には原稿照射用の光源である三色のLED3R,3G,3B、原稿からの反射光をコンタクトイメージセンサ3の受光素子上に結像するロッドレンズアレイ3L、およびイメージセンサ3Sが組込まれている。三色の光源を順次切り替えて点灯し、イメージセンサ3Sが各色ごとの原稿からの反射光を読み取ることにより、色分解読み取りをする。
前記コンタクトイメージセンサ3は、センサーホルダー103に軸支され、図3に示すように、センサーホルダー103上に位置決めされたバネ104により、摺動性の良い材質からなるスペーサ101,102を介して、原稿台ガラス2に圧接されている。
センサーホルダー103は、図1に示すように、装置本体1に固定されたガイドシャフト4上を摺動するスライダ5上に固定支持される。ここで、図4に示す、コンタクトイメージセンサ3、センサーホルダー103、バネ104、スライダ5など、スライダ5と一体化されたユニットを、以下、キャリッジ501ということとする。
また、スライダ5には、走査駆動源であるモータからの動力を伝達するベルト15が固定される。モータの正逆回転により、キャリッジ501は原稿台ガラス2の範囲の往復走査が可能になっている。
また、センサー3の電気的入出力のためのフレキケーブル105は、片側をセンサー3に接続され、画像読取装置本体のコントロールボード(図示せず)に、反対側を接続されている。
図3に示すように、装置本体1は、スライダー5の走査する位置の、図中右側は、センサーとクリアランス分だけ離した位置まで、薄く構成されていて、その位置に、30aを回動中心にして、スタンド(31〜33)が配置されている。
すなわち、スタンドが配置された側の、装置本体の内部部品の厚み方向は、センサーと、それに密着する部品の合計が最大厚みであり、他に必要な部品は、その高さに収まるもののみ、並列に配置した。この部分の装置本体1の厚みは、
(原稿台ガラス+密着型センサー+センサーに密着する部品+隙間+枠体)
のみである。
スタンドの詳細については、後述する。
また、スライダ5には、走査駆動源であるモータからの動力を伝達するベルト15が固
定される。モータの正逆回転により、コンタクトイメージセンサ3は原稿台ガラス2の範囲の往復走査が可能になっている。
画像読取装置の構成要素には、上記のほかにコントロールボードや電源からなる電装部がある。これらの構成要素は、原稿台ガラスを固定支持する装置本体1の中に配置されている。
また、原稿台ガラス2上には、原稿を原稿台ガラス2上に押圧するための押圧部材としての原稿カバー6が、ヒンジ部材としてのヒンジ7を介して装置本体1に開閉可能に取り付けられている。また、原稿カバー6内面の原稿台ガラス2と対向する面には、シート部材8aと弾性部材8bとからなる圧着部材としての原稿圧着シート8が貼り付けられている。ここで、原稿カバー6とヒンジ7とはカバー部材を構成している。
図5は画像読取装置による読取画像データ処理ブロック図である。
順次点滅するLEDと同期してイメージセンサ3が読み取った画像出力信号は、アンプ9に送られて増幅された後、A/Dコンバータ10によりデジタル画像信号に変換される。
A/Dコンバータ10は、そのビット数分にイメージセンサ3Sのダイナミックレンジ(原稿上の真白部と真黒部の読取出力差)を分割して、原稿上の画像の明るさに応じて階調数を割り当てる。例えば、分解能8bitのA/Dコンバータを使用している場合は白から黒に至る間を256の階調レベルに、10bitのA/Dコンバータの場合は1024の階調レベルに識別することができる。したがって、8bitのA/Dコンバータを用いた画像読取装置ではRGB三色の光源によるカラー読取では24bit=約1670万色、10bitの場合は30bit=約10億7400万色を識別できる。
画像読取装置の画像信号の出力形態は数種類あり、読み取った画像の用途によってそれに適した出力形態を選択することができる。文章を読み取ってその内容をOCR(optical character reader、光学式文字読み取り装置)にかける場合やモノクロの線画を読み取る場合には、モノクロ二値の画像が適しており、上述のRGBの光源のうちたとえばGだけを点灯して得た画像信号を、ゲートアレイ11に組み込まれた画像処理回路にて、あるしきい値にて二値化した画像データが使われる。
写真などの画像を読み取ってモノクロプリンタに出力する目的で画像を読み取る場合には、同じくG光源による画像信号を使用してディザ法や誤差拡散法といった中間調処理を用いて二値化した画像データが用いられる。カラー画像の処理を行なう場合には、多値(24bit etc.)画像データが適している。
上記画像処理回路を経た画像信号は、インタフェース回路12を介してパソコン13などの機器に出力される。
(原稿カバー・ヒンジ構成)
次に、装置本体1に対する原稿カバー6の開閉構成について説明する。
図6〜8は装置本体1と原稿カバー6とを開閉可能に連結するヒンジ構成を説明するための図である。すなわち、図6は本実施の形態の装置本体1(画像読取装置から原稿カバー6を除いた状態)を示す図、図7は原稿カバー6を示す図、図8はヒンジ7を示す図である。また、図9は原稿カバー6を閉じた状態を説明するための図、図10は原稿カバー6を略100°開いた状態を説明するための図、図11は原稿カバー6を略180°開い
た状態を説明するための図、図12,13はヒンジ7だけを略60°開いた状態(原稿カバー6は原稿台ガラス2に対して略平行に移動した状態)を説明するための図である。
図6〜13に示すように、画像読取装置には、原稿Pを原稿台ガラス2上に押圧するための原稿カバー6、及び、装置本体1と原稿カバー6とを接続するヒンジ7が設けられることにより、装置本体1に対して原稿カバー6が開閉可能となっている。
ここで、装置本体1とヒンジ7との間においては、装置本体1の後端部に設けられた凹部1aと、ヒンジ7の後端部に設けられた凸部7aとの嵌合部が支点(回動中心、回動軸)となって、装置本体1に対してヒンジ7が開閉(回動)可能となる。
また、ヒンジ7と原稿カバー6との間においては、ヒンジ7の前端部に設けられた凹部(以下、軸支部という)7bと、原稿カバー6の後端部に設けられた凸部(以下、軸支部という)6aとの嵌合部が支点(回動中心、回動軸)となって、ヒンジ7と原稿カバー6とは相対的に回動可能となる。
このように、装置本体1とヒンジ7と原稿カバー6との間においては、2つ(2点)の嵌合部を支点として、それぞれ回動可能に軸支されることとなり、これによって装置本体1に対して原稿カバー6が開閉可能となる。
なお、本実施の形態では、装置本体1においてヒンジ7との回動中心を構成する側を後側(後、後端側、図9に示す矢印R側)とし、装置本体1において当該回転中心に略直交する方向であって当該回転軸から離間する側を前側(前、前端側、図9に示す矢印F側)としている。ヒンジ7及び原稿カバー6においては、装置本体1に対して閉じた状態で前後を定義している。
図14は、装置本体1においてヒンジ7との嵌合部を示す図である。
ここで、装置本体1の凹部1aは、図14に詳細に示すように略ひょうたん型をしており、横置き状態(画像読取装置の通常使用状態、平置き状態、原稿台ガラス2が略水平に置かれた状態)における上下方向(原稿台ガラス2に対して略直交する方向)に二つの回動部(回動中心)A1,A2を有する。
また、ヒンジ7の後端部の凸部7aは、図8に示すように、その凸部の先端部分において径方向(凸部7aを回動軸とした場合に該回動軸に直交する方向)の両端部が略平面状にカットされており、この2つの平面の距離aは前記略ひょうたん型のくびれ部1bの幅bよりも若干小さく(a<b)設定されている。
これにより、装置本体1に対してヒンジ7がある特定の角度だけ開いたときのみ前記ひょうたん型のくびれ部分を前記凸部7aの平面部が通過し、回動部A1,A2間をヒンジ7の開き角度の条件内で任意に移動することができるものである。装置本体1に対するヒンジ7の開き角が前記特定の角度以外のときは、凸部7aは回動部A1,A2のうちいずれかの位置に回動可能に保持される。
以下に、原稿カバー6の3つの開き方の説明を行う。
図15〜23は本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図であり、特に図21〜23においては、回動部分(嵌合部)の規制状態を説明するためのものである。
(原稿カバー開放)
図9に示すような装置本体1に対して、原稿カバー6を閉じた状態から操作者(ユーザ)により原稿カバー6が開けられる場合、まず、原稿カバー6だけが軸支部6a,7bを回動中心として(図15,図17参照)開き始める。
その後、図7,8に示す原稿カバー6,ヒンジ7に設けられた回動角度規制突起部18,20によって、原稿カバー6は図21に示すようにヒンジ7に対して略40°開いた位置でその回動動作を停止される。
操作者が原稿カバー6をさらに開こうとすると、原稿カバー6はヒンジ7に対してはそれ以上の角度には開かない(回動動作が規制されている)ため、前記略40°の角度を維持したままヒンジ7の凸部7aが装置本体1の凹部1aの下ポジションの回動部A2を回動中心(軸)として開き始める(図14,図17参照)。
さらに原稿カバー6を開くと、略100°開いたところで図22に示すようにヒンジ7の後端の突起19が装置本体1の突起17に係止され、この位置で原稿カバー6を装置本体1に対して開放の姿勢(状態)で維持することができるので、操作者は原稿カバー6から手を放して原稿Pをセットすることができる。(図10参照)。
その後、原稿Pをセットして原稿カバー6を閉じると、この時働く回転モーメントと重力のバランスにより、該原稿カバー6とヒンジ7は、ヒンジ7が装置本体1上に完全に閉じられるまでは回動部A2を回動中心として(図14,図17参照)両者は一体的に(一体となって)回動し、その後、今度は軸支部6a,7bを中心として原稿カバー6だけが回動する。このような開閉動作により原稿カバー6の原稿台ガラス2側に配された原稿圧着シート8が原稿に密着し、原稿Pは原稿台ガラス2上に的確に固定される。
上記動作の間、ヒンジ7の自重が働くためその凸部7aは装置本体1の凹部1aの下方、すなわち回動部A2の位置で回動するのみである。
(厚手原稿への対応)
次に、図10に示す原稿カバー6の装置本体1に対する開放角度が略100°の位置で開放の姿勢が維持された状態から、本などの厚手の原稿Dをセットして原稿カバー6を閉じる場合について説明する。
このような場合、原稿カバー6が厚手原稿Dに接するまでは、原稿カバー6,ヒンジ7は互いに開放した時の角度関係を維持した状態のまま閉じ動作が行われるが、原稿カバー6が厚手原稿Dに接した後は図13に示すように原稿カバー6とヒンジ7は原稿Dの高さに応じてバランスを保った位置で姿勢が決まる。この時、ヒンジ7は原稿Dの厚みによってその開き角度が略0°から略60°の範囲で自由に回動し、最大約25mmの厚手原稿を押さえ付けることができるように設定されている。
(180°開き)
上述したように、原稿カバー6を開いていった際、ヒンジ7となす角度が略40°を超えると、ヒンジ7も原稿カバー6につれて回転を始めるが、略60°開いた位置(図16,図18参照)で図16に示すように原稿カバー6の回動先端部Z(原稿カバー6の前端部)を矢印Y方向(本実施の形態では原稿台ガラス2に対して略直交する方向)に引き上げると、これにつれてヒンジ7の後端の凸部7aは装置本体1の後端部に設けられた略ひょうたん型の凹部1aのくびれ部1bを通過し、回動部A2を嵌合部とする下ポジション(図18に示す状態)から回動部A1を嵌合部とする上ポジションに移動する(図19に示す状態)。
その後、原稿カバー6を引き上げたままさらに回動すると、凸部7aは略ひょうたん型の凹部1aの上ポジションの回動部A1を回動中心として回動する。この時、突起19は軸7aと一体的に上方に動くので回動しても装置本体1の突起部17に係止されず(図23参照)に図11,図20に示すように、略180°の位置までそのまま回動することができる。
この開き方は地図や雑誌等の原稿台よりも大きな原稿のスキャンに適しており、原稿にダメージを与えることが無く大きな原稿の任意の場所をスキャンすることが可能になっている。
また、この状態から原稿カバー6を閉める際には、原稿カバー6の装置本体1に対する開放角度が略60°に閉じられるまで回転部A1を回動中心として回動する。
そして、ヒンジ7後端の凸部7aが装置本体1の後端部に設けられた略ひょうたん型の凹部1aのくびれ部を通過することにより、上ポジションA1から下ポジションA2に移動する。この時、原稿カバー6及びヒンジ7の自重で自動的にヒンジ7後端の凸部7aが略ひょうたん型の凹部1aのくびれ部を通過するように構成するとよい。
その後、原稿カバー6を閉じると、ヒンジ7後端の凸部7aは下ポジションにおいて回動部A2を回動中心として回動することにより、原稿カバー6は図9に示すように装置本体1に対して完全に閉じた状態となる。
上記に説明したような3つの開き方のいずれかを選択することによって原稿の厚さ、大きさ、種類等によらず、あらゆる原稿のスキャンが可能になり、操作性が飛躍的に向上することになる。
また、原稿カバー6の回動先端部Zには、図1に示すように、磁石21が取り付けられており、前記磁石21と対向する装置本体1上には、磁石21が吸い付くための金属部材22が配置されている。
なお、原稿圧着シート8に一体的に配された弾性部材8bは、原稿カバー6を閉じて磁石21が原稿台ガラス2に密着した状態で多少つぶれるような厚さを持っているため、原稿を原稿台ガラス2上に載置し、原稿カバー6を閉じると磁石23の効果で原稿圧着シートが原稿台ガラス2に密着する。このとき原稿圧着シート8の弾性部材8bが撓むため、その反力が原稿圧着シート8を介して原稿にかかり、原稿にシワやカールがあっても伸ばされ、原稿は原稿台ガラス2に密着する。
この磁石21は特に原稿カバー6の重さが原稿に働かず、浮き気味になる縦置きの時にその効果を発揮する。なお、縦置きについての説明は、後述するスタンド構成のなかで詳細に述べる。
(スタンド構成)
次に、画像読取装置を立てた縦置き状態に保持するスタンドの構成について説明する。
図24はスタンドが装置本体1の裏面に収納された状態を説明するための図であり、図25〜28はスタンドを縦置き状態(縦置き位置)に設置する方法を説明するための図であり、図29はスタンドを縦置き状態に設置後、原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。
図24に示すように、装置本体1の横置き状態での底部(底板の裏側、底面、裏面、背面)に設けられた収納部1cに収納されて組み込まれているスタンドは、第1回動部材としてのスタンドL31,第2回動部材としてのスタンドM32,第3回動部材としてのスタンドS33の3部品から構成されている。そして、これら3部品は互いに回動可能に直列状に設けられ、折り畳まれて収納部1cに収納されている。なお、横置き状態で使用する(画像読取が行われる)場合には、スタンドは装置本体1に収納状態にある。
図30はスタンドL31を説明するための図、図31はスタンドM32を説明するための図、図32はスタンドS33を説明するための図である。ここで、図24において示す矢印(F,R)は、図9に示した矢印同様、装置本体1の前後方向を示しており、図30〜図32において示す矢印(F,R)は、それぞれのスタンドが装置本体1に収納された状態(図24参照)における装置本体1の前後方向を示している。
そして、図30に示すスタンドL31の一方の端部(装置本体1に収納された状態で後端側)に配された凸部31aが装置本体1の凹部30aと回動可能に軸支されている。また、他方の端部(装置本体1に収納された状態で前端側)に配された凹部31bが図31に示すスタンドM32の一方の端部(装置本体1に収納された状態で前端側)に配された凸部32aと回動可能に軸支されている。
さらに、前記スタンドM32の他方の端部(装置本体1に収納された状態で後端側)に配された凹部32bは図32に示すスタンドS33の端部(装置本体1に収納された状態で後端側)に配された凸部33aとこれも回動可能に軸支されている。
前記スタンドL31、スタンドM32、スタンドS33はそれぞれ凸部(軸)と凹部(穴)とに規制部として設けられた角度規制用の突起と溝との関係により回動角度が規制されており、スタンドL31は受け部34が装置本体1の受け部35に当接することで回動可能角度は略140°に、スタンドM32は突起36がスタンドL31の受け部37に当接することで回動可能角度は略80°に、またスタンドS33は突起38がスタンドM32の受け部39に当接することで回転可能角度は略70°に、それぞれ設定されている。
また、スタンドM32には図31に示す弾性部材40が図のW方向に動作するように取り外し可能に組み込まれており、図24に示す収納状態では、この弾性部材40の突出部41が図25に示す装置本体1に配された凹部42に落ち込み係合することにより、その位置を保持する。強制的に前記弾性部材40を装置本体1の凹部42から脱離させない限り、スタンドL31、スタンドM32、スタンドS33は、弾性部材40と装置本体1の凹部42との係合によって、図24に示す収納状態を維持する。
次に、図24〜28を参照して、スタンドを用いて画像読取装置を縦置き状態に設置する方法について説明する。
図24に示す収納状態から図28に示す縦置き状態にするために、まず、操作者は、装置本体1の凹部50に指を入れ、スタンドS33のつまみ部51を持ち上げる。この動作により、上記で説明したスタンドM32に組み込まれた弾性部材40は装置本体1に配された凹部42から解除される(図25参照)。
スタンドL31、スタンドM32、スタンドS33は上述した3カ所の回動軸を中心として回転可能角度範囲を回動して回り込み、それぞれが略最大回動角度回動すると、装置本体1に取り付けられた3つのスタンドのうち最も端部に位置するスタンドS33がヒンジ7を乗り越える位置まで達する(スタンドM32が装置本体1の裏面(背面、底)側から表面側(原稿カバー6側、ヒンジ7側)に向かって回り込むような状態となり、スタン
ドS33が装置本体1の表面側に略位置する)ことになる。
この位置で装置本体1の突起部52をスタンドMの凹部53に落とし込む(係合させる、嵌合させる)と、図26〜28に示すように装置本体1にスタンドを組み立てることができ、この状態でスタンドM32の外側の面を机などの略水平な設置面に置く(スタンドM32が設置面に対向する)ことによって、画像読取装置を図28に示すような縦置き状態に設置することが出来る。すなわち、装置本体1はスタンドL31,スタンドM32を介して設置面上に置かれることになる。ここで、スタンドL31やスタンドM32は、装置本体1を支持する支持部として機能し、装置本体1の突起部52及びスタンドMの凹部53は、装置本体1を縦置き状態に保持する保持部として機能している。
また、スタンドが縦置き状態として設置される場合、スタンドは、規制部としてスタンドS33の受け部55(55a)がヒンジ7の表面(横置き状態での上面)を押さえた位置で係止されることとなり、また、突起部52と凹部53との係合により、スタンドと装置本体1とが位置決めされるため、ヒンジ7は装置本体1に密着した状態で固定されることとなる。ここで、スタンドS33やスタンドM32は、保持部として機能している。なお、本実施の形態では、スタンドS33を保持部として機能させるものであるが、スタンドS33が設けられていない場合であっても、上述した装置本体1の突起部52及びスタンドMの凹部53を保持部として機能させることができる。
一方、原稿カバー6は軸支部6a,7bを支点としてヒンジ7に対して回動可能に構成されている。ここで、前記軸支部6a,7bを支点として原稿カバー6が回動した場合、前述の通り原稿カバー6はヒンジ7に対して略40°開いたところでヒンジ7に規制されることとなるが、本実施の形態では、図29に示すように、原稿カバー6がヒンジ7に対して略40°開いた位置で原稿カバー6を受ける(支える)受け部55(55b)がスタンドS33に設けられている。ここで、スタンドS33の受け部55(55b)は本発明に係る規制部を構成している。
これにより、縦置き状態での原稿カバー6の開き角度を決定することができ、原稿カバー6の自重によって軸支部6a,7bに応力が集中することを防止することができる。
また、前記スタンドS33のうち、少なくともヒンジ7や原稿カバー6に接触する部分(接触する可能性がある部分であってもよい)には、図32に示すように、高摩擦弾性部材56が設けられている。
この高摩擦弾性部材56は、図32,33に示すように縦置き状態でのスタンドS33のヒンジ7,原稿カバー6側にスタンドS33本体(の受け部55)よりも若干高く設けられているため、スタンドS33がヒンジ7や原稿カバー6に直接接触するようなことはない。
したがって、外観部品であるヒンジ7や原稿カバー6に傷や汚れがつくことを防止することができる。また、原稿カバー6を開いた際に、原稿カバー6とスタンドS33とが衝突して発生する音を防止することができる。
ここで、高摩擦弾性部材56の材料としては、ウレタン、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、シリコンなどが望ましく、硬度はHs(ショア硬さ)=30〜70度が望ましい。
一方、図24に示すスタンド収納状態、つまり通常の横置き状態でのスキャン時(画像読取時)では前記高摩擦弾性部材56の少なくとも一部は装置本体1の底面(裏面、背面
)に位置することになる。この状態で、前記高摩擦弾性部材56は装置本体1の最下面に位置するようにも構成されており、上述した機能(傷・汚れの防止、異音の防止)に加えて、さらに、横置きの際の画像読取装置全体の滑り防止部材としても機能している。
なお、スタンドは装置本体1に一体となって設けられていることが好ましいが、これに限らず、スタンドは装置本体1に対して着脱可能に設けられるものであってもよい。
次に、原稿カバー6に備えられ、原稿台ガラス2上にセットされた原稿を押さえる圧着シート8について説明する。本実施の形態の圧着シート8は、図29に示すような画像読取装置の縦置き状態において、原稿を原稿台ガラス2上の所定の位置に誘導するように構成されている。
図33に示すように、画像読取装置の縦置き状態において原稿カバー6が開けられた場合、原稿カバー6は、ヒンジ7前端の凹部7bと原稿カバー6後端部の凸部6aとの嵌合部を支点として回動し、原稿カバー6の突起部18,ヒンジ7の突起部20及びスタンドS33の受け部55(高摩擦弾性部材56)によってその回動角度が規制され、ヒンジ7に対して略40°開いた位置でその姿勢が維持される。
この時、画像読取装置の縦置き状態において圧着シート8の最下部となる端部57(圧着シート8のうちヒンジ7側の端部)は、段差58a(図10参照)近傍に位置するように設けられている。ここで、段差58aは、装置本体1と原稿台ガラス2との間に設けられた段差58(58a,58b,58c,58d)のうち、前後方向(短手方向)の後端側(ヒンジ7側)に設けられた段差である。段差58aは、原稿が原稿台ガラス2上に載置される場合に、原稿が突き当てられて、原稿台ガラス2上における原稿の位置決め部(突き当て部)として機能するものである。
図33はこの段差58a近傍を詳細に表した概略断面図である。図36は図33に示す画像読取装置の要部の拡大図である。
図33に示すように、画像読取装置の縦置き状態において原稿カバー6が開けられた場合(原稿カバー6がヒンジ7に対して略40°開いた状態)、装置本体1の原稿台ガラス2と圧着シート8(シート部材8a)最下部の端部57との距離cが、段差58aの段差(原稿台ガラス2からの高さ(距離))dよりも狭く(小さく、c<d)なるように構成されている。
上記構成により、画像読取装置の縦置き状態において、上方から原稿をセットする場合、原稿のエッジ(先端)は圧着シート8か原稿台ガラス2に沿って(誘導されて)段差58aに必ず到達するようになる。
すなわち、ある程度の高さから原稿を自由落下させても、原稿のエッジは圧着シート8か原稿台ガラス2に誘導されて段差58aに到達することとなり、操作者は原稿セット時に原稿のエッジが装置本体1の段差58aに当接するまで原稿を保持する必要がなくなる。したがって、簡単かつ確実に原稿セットを行うことができる。
さらに、どんなに強く屈曲した原稿であっても、圧着シート8か原稿台ガラス2に誘導されて段差58aまで到達するので、より確実に段差58aに突き当てることができ、より確実な原稿セットが可能になり操作性を飛躍的に向上させることができる。
(原稿台の原稿突き当て部の構成)
原稿台ガラス2と、原稿台ガラス2が組み込まれる装置本体1の開口部との間(該開口
部のヘリ(縁))には、上述したように、段差58(58a,58b,58c,58d)が設けられている(図10,図16参照)。ここで、原稿台ガラス2が組み込まれる開口部は、原稿に合わせて略矩形状(略長方形)に設けられており、段差58a,58b,58c,58dが長方形の四辺を構成している。
前記段差58のうち略直交する二つの段差58a,58bは、原稿を原稿台ガラス2に設置する際に、主走査方向及び副走査方向の原稿読み取り開始位置を決定するための原稿突き当て基準(位置決め基準)となっている。
前記原稿突き当て基準となるヒンジ7近傍に設けられた段差58aは、上述したスタンド縦置き状態にした場合に最下部に位置するため、重力によって落下する原稿を受け止めるために十分な高さを有するのが望ましい。そのため、本実施の形態では、段差58aは原稿台ガラス2のガラス面から略3mmの高さに設定されている。
一方、地図等の大きい原稿を読みとる際には、段差による原稿の浮きは極力少ない方が望ましく、すなわち、段差58は極力小さい方が望ましい。そのため、本実施の形態では、ヒンジ7近傍の原稿突き当て基準となる段差58aに対向する位置にある段差58cは、原稿台ガラス2から略0.5mmの高さに設定されている。
そして、前記二つの段差58a,58cにそれぞれ直交する二つの段差58b,58dは、図10に示すように開口部のヘリに段差ができないように略3mmの高さから略0.5mmの高さに徐変で(徐々に)高さが変わるように構成されている。
これにより、読み取り画像に悪影響を与えたり原稿を傷めたりする要因になる可能性がある不必要な段差を極力無くすことができる。
このような段差構成にすることにより、画像読取装置の縦置き状態時にセットされる原稿を確実に受け止めることができ、かつ地図等の大きい原稿の読み取り性も向上させることができる。
(圧着シート構成)
図34は、ヒンジのみ60度開きにした場合の圧着シートとヒンジの関係を説明するための図であり、図35は、本発明の実施の形態においてヒンジのみ60度開きにした場合の圧着シートとヒンジの関係を説明するための図である。
原稿カバー6に組み込まれている圧着シート8は、主に薄手の原稿を上面から押圧し原稿にシワやカールがあった場合にこれを矯正し、原稿を原稿台ガラス2に密着させ、かつ原稿に読み取り装置の照射光ではない余分な外光が入り込まないようにするのが望ましい。
そのため、圧着シート8は、原稿をできるだけ大きい範囲で覆い隠せるように構成されるべきである。一般的な圧着シートは、上述したような、原稿台ガラス2が組み込まれた開口部のヘリ(段差58a,58b,58c,58d)ぎりぎりの位置、つまり開口部よりも少しだけ小さな大きさで原稿カバーに組み込まれている。このような構成にすることで、上述したような縦置き状態での原稿設置時に、
(装置本体1の原稿台ガラス2と圧着シート8最下部の端部57との距離c)<(段差58aの段差(原稿台ガラス2からの高さ)d)
という関係を実現しやすい構成になっている。
一方、上述したような原稿カバー6,ヒンジ7の構成にあっては本などの厚手原稿Dを
原稿台ガラス2に置き、原稿カバー6を閉じると図12,図13に示すように原稿カバー6はヒンジ7との間の軸支部6a,7bを中心として自重で下方に折れ曲がり、圧着シート8が厚手原稿Dを押さえ付ける姿勢となる。この姿勢では原稿カバー6の装置本体1に対する開放角度は略0°のところで姿勢が維持される。
このような場合においては、シート部材8aと、スポンジ等の弾性部材8bとから構成された圧着シート8は、図34に示すように、装置本体1の後端部に設けられた凹部1aとヒンジ後端の凸部7aとの嵌合部を回動中心としてヒンジ7が回動可能角度範囲内で、ある角度以上回動したときに弾性部材8bがヒンジ7にぶつかってしまう(斜線部59)ことが懸念される。
これは、上述したように圧着シート8が開口部のヘリ(段差58a)ぎりぎりに位置しているため、さらに、弾性部材8bのヒンジ7近傍の端部60が、シート部材8aのヒンジ7近傍の端部57と略同じ位置(シート部材8a(原稿を押圧する面)において、軸支部6a,7bにより構成される回動軸に対して略直交する方向に座標を仮想した場合の位置が略同じ)に設けられているためと考えられる。
これを回避させるために、軸支部6a,7bの位置は変えずに、装置本体1の後端部に設けられた凹部1aとヒンジ後端の凸部7aとの嵌合部(回動中心)を装置後方にずらしてヒンジ7の回動角度を小さくして干渉を避けるか、シート部材8aの端部57を原稿突き当て部となる段差58aから離間させることが考えられる。しかし、このような方法では、装置の大型化(前者の場合)、読み取り画像への悪影響や縦置き時の原稿載置性の悪化(後者の場合)といった弊害が生じてしまう。
そこで、本実施の形態においては、図35に示すように弾性部材8bをシート部材8aよりも短くしている(軸支部6a,7bにより構成される回動軸に対して略直交する方向において、弾性部材8bの端部の方が、シート部材8aの端部よりも軸支部6a,7bから離れた位置に設けられている)。
このように構成することにより、装置を大型化させることなく、かつ原稿Dを原稿台ガラス2に確実に密着させて読み取り画像へ悪影響を及ぼすことなく、弾性部材8bがヒンジ7に接触してしまうことを防止することができる。また、縦置き状態での原稿設置も確実に行うことができるようになる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図37,38は、本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。
上述した実施の形態では、カバー部材が複数の部品(原稿カバー6、ヒンジ7)からなる場合について説明したが、これに限るものではない。
すなわち、図37に示すように、単部品よりなるカバー部材(原稿カバー)61の開き角度を、スタンドで規制しても良い。この場合、スタンドS33は、図38に示すように、閉位置のカバー部材61から所定角度(鋭角の範囲であればよいが、30度〜40度位が好ましい)開いた位置に固定されており、カバー部材61が開放される場合には、図中点線で示すように、カバー部材61はスタンドS33に突き当たって停止する。
さらに、本発明の他の実施の形態について説明する。図39,40は、本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。
上述した実施の形態では、スタンドをスタンドL31、スタンドM32、スタンドS3
3の3部品から構成するものとして説明したが、画像読取装置本体を縦置き状態に保持することが可能なスタンドであれば、これに限るものではない。
例えば、図39,40に示すように、カバー部材(原稿カバー)61の開放角度を、別部材の(画像読取装置とは別体に設けられた)スタンド201で規制しても良い。図40に示すように、スタンド201は、閉位置のカバー部材61から所定角度(鋭角の範囲であればよいが、30度〜40度位が好ましい)開いた位置に固定されており、カバー部材が開放される場合には、図中点線で示すように、カバー部材61はスタンド201の規制部202に突き当たって停止する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像読取装置が縦置き状態に設置され、カバー部材(原稿カバー6,61)が開放された場合に、スタンドに該カバー部材が当接して、該カバー部材の原稿台ガラス2に対する開放角度が鋭角の範囲で規制されるので、従来のようにカバー部材が大きく開いてしまうような場合よりも簡単に原稿を原稿台ガラス2にセットする(載置する、原稿の位置決めを行う)ことが可能となる。すなわち、操作性が向上することとなる。
また、縦置きの際に、カバー部材と装置本体1とを回動可能にする回動中心が、設置面に対して略平行であり、装置本体1の設置面側に設けられることにより、原稿セット時には、原稿台ガラス2に置かれようとしている原稿の下方には、カバー部材と装置本体1との接続部分(回動部、回動中心)が存在することとなる。このため、従来の、カバー部材と装置本体とを回動可能にする回動中心が、設置面に対して略直交するような場合のように、原稿セット時に、原稿台ガラス2から原稿が落ちてしまうようなおそれもなく、より簡単に、より確実に、原稿を原稿台ガラス2にセットすることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態のコンタクトイメージセンサの概略断面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 本発明の実施の形態のキャリッジユニットの概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置による読取画像データ処理ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開閉可能に連結するヒンジ構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開閉可能に連結するヒンジ構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開閉可能に連結するヒンジ構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを閉じた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを100度開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを略180度開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置においてヒンジだけを60度開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置においてヒンジだけを60度開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置の装置本体においてヒンジとの嵌合部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置において原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドが装置本体裏面に収納された状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドを縦置き状態に設置する方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドを縦置き状態に設置する方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドを縦置き状態に設置する方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドを縦置き状態に設置する方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドを縦置き状態に設置後、原稿カバーを開いた状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドの構成部材を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドの構成部材を示す図である。 本発明の実施の形態に係るスタンドの構成部材を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置の装置本体に設けられた突き当て部について説明するための図である。 ヒンジのみ60度開きにした場合の圧着シートとヒンジの関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態においてヒンジのみ60度開きにした場合の圧着シートとヒンジの関係を説明するための図である。 図33に示す画像読取装置の要部の拡大図である。 本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置を示す図である。
符号の説明
1 装置本体
2 原稿台ガラス
3 コンタクトイメージセンサ
4 ガイドシャフト
6 原稿カバー
7 ヒンジ
31,32,33 スタンド
55 受け部

Claims (2)

  1. 画像読取装置本体が立て掛けられることにより画像読取装置本体を縦置き状態に保持することが可能なスタンドと、
    画像読取装置本体に開放可能に設けられ、原稿台に載置された原稿を押さえるカバー部材と、
    を備え、前記原稿台に載置され前記カバー部材により押さえられた原稿の画像情報を読み取る画像読取装置において、
    前記スタンドは、縦置き状態で画像読取装置本体に対して前記カバー部材が開放された場合に、該カバー部材が当接することにより、該カバー部材の前記原稿台に対する開放角度が鋭角となる範囲で該カバー部材を規制する規制部を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記カバー部材は画像読取装置本体に回動可能に設けられ、
    画像読取装置本体に対する前記カバー部材の回動中心が、縦置き状態で、設置面に略平行かつ設置面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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