JP2006186697A - 直交変調回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高安定な出力搬送波精度を保つことができ、かつデジタル信号処理に使用するサンプリングクロック周波数の安定度に、アップコンバートするローカル信号の安定度が影響を受けることのない直交変調回路の提供。
【解決手段】 I,Qデジタルベースバンド信号の処理に用いたサンプリング周波数4nfbで、A/D91においてローカル信号(LF)をアナログ・デジタル変換する。そのデジタルローカル信号(LF)を用いてI,Qデジタルベースバンド信号を直交変調する。
【選択図】 図1
【解決手段】 I,Qデジタルベースバンド信号の処理に用いたサンプリング周波数4nfbで、A/D91においてローカル信号(LF)をアナログ・デジタル変換する。そのデジタルローカル信号(LF)を用いてI,Qデジタルベースバンド信号を直交変調する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、直交変調回路に関し、特にI,Qデジタルベースバンド信号を直交搬送波に直交変調する直交変調回路に関する。
テレビ放送システムや、音声、携帯電話通信システムにおいて、信号変調方式として直交変調方式が広く採用されている(特許文献1,2参照)。この直交変調方式は、送信するベースバンド信号のI,Q成分(直交成分)を、出力搬出波の周波数と等しい周波数を有する一対の直交搬送波を用いて変調する方式である。
従来の直交変調回路は、規定のサンプリング周波数にてデジタル信号処理されたデジタルベースバンド信号のI,Q成分の各々を、デジタル・アナログ変換器(以下、D/Aと表示する)によりアナログ変換し、規定の直交搬送波を用いてアナログ変調を行い、規定の出力搬送周波数を有する信号を得るようになっており、アナログ直交変調方式と呼ばれる。
図4は従来のアナログ直交変調方式を用いた送信装置の一例の構成図である。同図を参照すると、従来のアナログ直交変調方式を用いた送信装置の一例は、Iデジタルベースバンド信号処理部1と、Qデジタルベースバンド信号処理部2と、サンプリング周波数(fb)発生部16と、D/A17,18と、ローパスフィルタ(以下、LPFと表示する)19,20と、アナログ直交変調部21と、ローカル信号(lf)発振器26とを含んで構成される。
また、アナログ直交変調部21は、直交搬送波生成回路8と、加算器10と、乗算器22,23を含んで構成される。
Iデジタルベースバンド信号処理部1はIデジタルベースバンド信号を処理する。Qデジタルベースバンド信号処理部2はQデジタルベースバンド信号を処理する。D/Aコンバータ17,18はI,Qベースバンド信号をサンプリング周波数(fb)発生部16によるサンプリング周波数(fb)によりアナログ信号へ変換するD/Aコンバータである。LPF19,20はD/Aコンバータ17,18の出力における高周波成分の抑圧を行う。アナログ直交変調部21は、ローカル信号(lf)発振器26からのローカル信号(lf)を用いて直交搬送波生成回路8にて一対の直交する搬送波を生成し、乗算器(ミキサ)22,23によりLPF19,20からのベースバンド信号を、この一対の直交搬送波の周波数(lf)へアップコンバートするようになっている。
ここで、I信号をcosωt、Q信号をsinωt、一対の直交搬送波をcosωct、sinωctとすると、直交変調信号は、
cosωct×cosωt=(1/2){cos(ωct+ωt)+
cos(ωct−ωt)}・・・・・(1)
sinωct×sinωt=(1/2){cos(ωct+ωt)−
cos(ωct−ωt)}・・・・・(2)
となる。よって、アナログ直交変調部21の出力は、
(1)式+(2)式=cos(ωct−ωt)・・・・・・・・(3)
となる。
cosωct×cosωt=(1/2){cos(ωct+ωt)+
cos(ωct−ωt)}・・・・・(1)
sinωct×sinωt=(1/2){cos(ωct+ωt)−
cos(ωct−ωt)}・・・・・(2)
となる。よって、アナログ直交変調部21の出力は、
(1)式+(2)式=cos(ωct−ωt)・・・・・・・・(3)
となる。
この(3)式から判るように、アナログ直交変調方式における変調出力の周波数安定度は、外部の同期2信号に同期したローカル信号から生成する直交搬送波の周波数安定度のみに依存している。
図5は図4に示すアナログ直交変調回路における各部の信号の周波数スペクトラム図である。同図(A)はサンプリング周波数(fb)でサンプリング後のI,Qデジタルベースバンド信号を示し、同図(B)は周波数(lf)のローカル信号を示し、同図(C)は中心周波数がFR(=lf)の出力搬送波信号を示している。同図(A)〜(C)よりI,Qデジタルベースバンド信号が、直接規定の搬送周波数(FR=lf)へアップコンバートされることが判る。
近年においては、直交変調回路の直交変調精度に高い精度が要求されてきており、直交変調誤差を低減すべくデジタル信号処理で行うデジタル直交変調方式が採用されている。
図6は従来のデジタル直交変調方式を用いた送信装置の一例の構成図である。同図を参照すると、従来のデジタル直交変調方式を用いた送信装置の一例は、Iデジタルベースバンド信号処理部1と、Qデジタルベースバンド信号処理部2と、サンプリング周波数(fb)発生部16と、補間フィルタ3,4と、4n逓倍回路(×4n)5と、デジタル直交変調部6と、D/A11と、乗算器15と、ローカル信号(lf+nfb)発振器17とを含んで構成される。
また、デジタル直交変調部6は、直交搬送波生成回路9と、乗算器7,8と、加算器10とを含んで構成される。
Iデジタルベースバンド信号処理部1はIデジタルベースバンド信号を処理する。Qデジタルベースバンド信号処理部2はQデジタルベースバンド信号を処理する。補間フィルタ3,4はI,Qベースバンド信号をオーバサンプリングにより4n倍(nは正の整数)のレートに速度変換を行ってフィルタリングする。4n逓倍回路(×4n)5はサンプリング周波数(fb)発生部16から出力されるサンプリングクロックを4逓倍する回路である。
デジタル直交変調部6は補間フィルタ3,4の出力信号であるI,Q信号をデジタル直交変調する。D/A11はこの変調出力を4n逓倍回路(×4n)5の出力を用いてアナログ信号に変換する。乗算器(ミキサ)15はこのD/A11によるアナログ信号をローカル信号(lf+nfb)発振器17からのローカル周波数(lf+nfb)と混合してアップコンバートする。
デジタル直交変調部6では、4n逓倍回路(×4n)5の出力から直交搬送波生成回路9により一対の直交搬送波を生成し、乗算器(ミキサ)7,8によりこの一対の直交搬送波と補間フィルタ3,4からのI,Q信号とを周波数混合し、得られた信号を加算器10により合成する。これにより、直交変調信号が出力される。こうして得られた直交変調信号は、D/A11でアナログ信号に変換され、乗算器(ミキサ)15において、目的とする出力搬送周波数(FR)にアップコンバートされる。
図7は図6に示したデジタル直交変調回路における各部の信号の周波数スペクトラム図である。同図(A)はサンプリング周波数(nfb〜4nfb)でサンプリング後のI,Qデジタルベースバンド信号を示し、同図(B)は中心周波数がnfbのデジタル直交変調出力信号を示し、同図(C)は周波数が(lf+nfb)であるローカル信号を示し、同図(D)は中心周波数がFR(=lf)の出力搬送波信号を示している。
同図を参照すると、I,Qベースバンド信号は、一度デジタル直交変調部6により規定の出力搬送周波数より低い周波数(nfb)に変換され、その後、乗算器(ミキサ)15により規定の出力搬送周波数FR(=lf)へアップコンバートされ、2段階の周波数変換されていることが判る。
上述したアナログ直交変調方式においては、直交変調誤差による変調精度の劣化が大きい。高いC/N(Carrier to Noise Ratio)を要求されるシステムにおいて、アナログ直交変調回路は搬送波信号のもれ込み(リーク)による性能の劣化や直交誤差といったアナログ直交変調特有な品質劣化が不利となり、デジタルによる直交変調方式が主流となってきている。
しかし、従来の図4に示したようなアナログ直交変調回路では、I,Qベースバンド信号のデジタル信号処理と直交変調処理とは、互いに独立しており、分離された構成であるために、出力搬送波の周波数安定度という性能に関して、デジタル信号処理に特別な配慮は必要ない。従って、出力搬送波の周波数に高精度な安定度を求める場合、ローカル信号発振器を外部からの高安定な基準信号に同期させる、つまり同期2の安定度を高くすることで実現できるという利点がある。
一方、デジタル直交変調方式では、出力搬送波(FR)の周波数安定度はデジタル直交搬送波とアップコンバート用ローカル信号の両方の安定度に依存する。従って、出力搬送波の周波数に高精度な安定度を求める場合、アナログ変調方式のようにローカル信号発振器を外部基準信号である同期2の安定度を高くするだけでは実現できない。つまり、直交変調処理するクロックは安定度の悪いデジタル信号処理系に同期しているため出力周波数の安定度の規定を満足できない。
また、先に述べた一般的な3値のデジタル直交変調方式では、直交変調処理するサンプリングレートの1/4*n(nは整数)に周波数が固定されるため任意の周波数の出力搬送波を生成できない。
この他、デジタル直交変調処理をNCO(Numeric Control Oscillator)を用いて処理するとベースバンド処理サンプリングレート(BCLK)のn倍が直交変調処理サンプリングレートとなるため直交変調出力周波数に制限がかかる。たとえば、ベースバンドサンプリングレートが12.3456MHzとした場合、この周波数のn倍から10MHzの直交変調出力を得る場合、10.0MHz/(12.3456*n)となるため精度に制限が発生する。
そこで本発明の目的は、安定な直交変調性能を必要とする直交変調方式でデジタル直交変調を採用した場合にも、アナログ直交変調方式のように高安定な出力搬送波精度を保つことができ、かつデジタル信号処理に使用するサンプリングクロック周波数の安定度に、アップコンバートするローカル信号の安定度が影響を受けることのない直交変調回路を提供することにある。
また本発明の他の目的は、システム変更に伴うデジタルサンプリング周波数変更に対して、極めて簡単に対応可能な直交変調回路を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による直交変調回路は、ベースバンド信号を直交変調する直交変調回路であって、その回路は前記ベースバンド信号を所定サンプリングレートに速度変換するベースバンド信号処理手段と、前記ベースバンド信号処理手段で処理されたベースバンド信号を直交変調する直交変調手段と、直交変調に用いる搬送波信号を生成する搬送波信号生成手段とを含み、前記直交変調手段は前記ベースバンド信号を処理する周期と、前記搬送波信号を処理する周期とを同期させる同期手段を含むことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成を有することにより、安定な直交変調性能を必要とする直交変調方式でデジタル直交変調を採用した場合にも、アナログ直交変調方式のように高安定な出力搬送波精度を保つことができ、かつデジタル信号処理に使用するサンプリングクロック周波数の安定度に、アップコンバートするローカル信号の安定度が影響を受けることのない直交変調回路が得られる。
すなわち、本発明によれば、デジタル直交変調処理に用いるサンプリングクロックとデジタル直交搬送波とを分離することで周波数性能の問題を解決でき、また、直交変調出力周波数を容易に変更できるという効果がある。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る直交変調回路の一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る直交変調回路の一例は、Iデジタルベースバンド信号処理部1と、Qデジタルベースバンド信号処理部2と、サンプリング周波数(fb)発生部16と、補間フィルタ3,4と、n逓倍回路(×n)と4逓倍回路( ×4)とからなる4n逓倍回路5と、デジタル直交変調部6と、D/A11と、ローカル信号(LF)発振器12とを含んで構成される。
また、デジタル直交変調部6はデジタル直交搬送波生成回路9と、乗算器(ミキサ)7,8と、加算器10とを含んで構成される。
さらに、デジタル直交搬送波生成回路9はアナログ・デジタル変換器(以下、A/Dと表示する)91と、FIR(Finite Impulse Response )フィルタ92と、遅延補正回路(D)93とを含んで構成される。
デジタルベースバンド信号処理部1はIデジタルベースバンド信号を処理する。Qデジタルベースバンド信号処理部2はQデジタルベースバンド信号を処理する。補間フィルタ3,4はI,Qベースバンド信号をオーバサンプリングにより4n倍(nは正の整数)のレートに速度変換を行ってフィルタリングする。4n逓倍回路5はサンプリング周波数(fb)発生部16から出力されたクロック信号を、デジタル直交変調用のレート(4nfb)に速度変換(周波数変換)する。
デジタル直交変調部6は、I,Qデジタル信号とデジタル直交搬送波信号とを周波数混合するための乗算器(デジタルミキサ)7,8と、デジタル搬送波信号である一対のデジタル直交搬送波を生成するデジタル直交搬送波生成回路9と、乗算器(デジタルミキサ)7,8の出力を合成する加算器10とを含んでいる。
D/A11はデジタル直交変調部6の出力をアナログ信号に変換するものであり、サンプリング周波数発生部16のサンプリングクロック(4nfb)により動作する。
ローカル信号(LF)発振器12はアナログローカル信号(周波数LF)を発生する。デジタル直交搬送波生成回路9では、アナログローカル信号発振器12より出力された信号をアナログ・デジタル変換するA/D91と、A/D91の出力信号を90°位相シフトさせるFIRフィルタ92と、A/D91の出力信号を遅延補正する遅延補正回路93とを用いて一対のデジタル直交搬送波を生成する。
アナログローカル信号(LF)をA/D91にてサンプリング周波数4nfbによりA/D変換する。図2は本発明に係る直交変調回路の一例のA/D91の出力波形図である。同図を参照すると、FR=nfbの条件が成立する場合、0,1,−1の3値デジタルローカル信号がA/D91より出力される。
デジタルローカル信号からデジタル直交搬送波生成回路9において奇対称インパルス応答NタップFIRフィルタ92により90°位相シフトしたデジタル搬送波を生成する。一方、遅延補正回路93の出力はFIRフィルタ92と同等の遅延を生じさせ、この結果90°位相シフトした一対のデジタル直交搬送波がデジタル直交搬送波生成回路9により生成される。
前述の図6のデジタル直交変調器のように一対のデジタル直交搬送波を4nfbから直接生成すると、サンプリング周波数4nfbは同期1の信号に同期しているため、4nfbの周波数精度がデジタル直交搬送波の周波数精度となる。
つまり、4nfbからnfbの直交搬送波を生成する回路は1/4の比においてnfbの生成が成り立つので同期1にαという偏差が生じた場合、4nfbもαの偏差が生じ、結果的に、直交搬送波は(4nfb+α)/4となり周波数がずれることになる。
そこで、図1のデジタル直交搬送波生成回路9を用いたデジタル直交変調回路を用いることで周波数偏差の問題を解決することができる。
図1に示すローカル信号(LF)は、出力搬送波信号(FR)となり周波数精度に直結するため同期2からローカル信号(LF)を生成する。
直交搬送波生成回路9のA/D91は、サンプリング周波数の周期にてアナロ値をデジタル値に変換する機能を有している。
ここで、サンプリング周波数は4nfbとする。これはデジタル直交変調処理の周期と直交搬送波を生成する周期の同期を取ることを目的としている。
先にも述べたが4nfbは同期1の信号に依存しているため出力搬送波信号(FR)に要求されているような高い精度はなく、fbはデジタル信号処理のサンプリング周波数であるため出力搬送波(FR)と一定の関係はない。
図3はデジタル直交搬送波生成回路9にて生成されるデジタル直交搬送波(LF)の波形図である。同図に示すサンプリングクロック1は、4nfbに周波数変動のない場合とし、サンプリングクロック2は、4nfbに周波数変動αが発生した場合とする。
本発明では、A/D91のサンプリングクロック4nfbによりローカル信号(LF)をデジタル信号に変換し、デジタル直交搬送波を生成している。
図3の通り、サンプリングクロック4nfbが周波数変動して図3の本来必要とするサンプリングクロック1により黒丸印の信号が生成されるべきところが周波数変動αによりサンプリングクロック2から三角印のデジタル直交搬送波が生成されても周波数変動が発生しないことがわかる。
言い換えれば、A/D91により4nfbつまり同期1の周波数精度と分離されている。
さらに付言すれば、A/D91はサンプリングレート4nfbでローカル信号(LF)をデジタル信号に変換している。したがって、サンプリングレート4nfbが(4nfb+α)に変動すると+α分だけローカル信号(LF)のデジタルデータが増加することになるが、ローカル信号(LF)の周波数にはその影響が及ばない。ローカル信号(LF)の周波数はサンプリングレート4nfbが変動しても不変である。
以上述べたことを整理すると、図3にて説明した効果の他、次のことを実現できる。(1)デジタル信号処理の基準となる精度の低い同期信号1に出力搬送波は影響を受けない。(2)システムによって異なるデジタル信号処理の周波数fbがいかなる場合にも所要の出力搬送波を出力できる。(3)ローカル信号(LF)=出力搬送波(FR)が成り立つため周波数fbに依存しないデジタル直交変調回路を実現できる。(4)出力周波数の周波数可変はローカル信号(LF)の可変のみで容易に実現できる。つまり、いかなる要求の出力搬送波でも共通の回路にて実現できる。(5)周波数精度を同期2信号のみで管理できる。
1 Iデジタルベースバンド信号処理部
2 Qデジタルベースバンド信号処理部
3,4 補間フィルタ
5 4n逓倍回路
6 デジタル直交変調部
7,8 乗算器(ミキサ)
9 デジタル直交搬送波生成回路
10 加算器
11 デジタル・アナログ変換器(D/A)
12 ローカル信号(LF)発振器
16 サンプリング周波数(fb)発生部
91 アナログ・デジタル変換器(A/D)
92 FIR(Finite Impulse Response )フィルタ
93 遅延補正回路(D)
2 Qデジタルベースバンド信号処理部
3,4 補間フィルタ
5 4n逓倍回路
6 デジタル直交変調部
7,8 乗算器(ミキサ)
9 デジタル直交搬送波生成回路
10 加算器
11 デジタル・アナログ変換器(D/A)
12 ローカル信号(LF)発振器
16 サンプリング周波数(fb)発生部
91 アナログ・デジタル変換器(A/D)
92 FIR(Finite Impulse Response )フィルタ
93 遅延補正回路(D)
Claims (5)
- ベースバンド信号を直交変調する直交変調回路であって、
前記ベースバンド信号を所定サンプリングレートに速度変換するベースバンド信号処理手段と、
前記ベースバンド信号処理手段で処理されたベースバンド信号を直交変調する直交変調手段と、
直交変調に用いる搬送波信号を生成する搬送波信号生成手段とを含み、
前記直交変調手段は前記ベースバンド信号を処理する周期と、前記搬送波信号を処理する周期とを同期させる同期手段を含むことを特徴とする直交変調回路。 - 前記同期手段はアナログ搬送波信号を前記サンプリングレートに同期させてデジタル搬送波信号に変換することを特徴とする請求項1記載の直交変調回路。
- 前記ベースバンド信号処理手段はIおよびQデジタルベースバンド信号を処理する信号処理部と、サンプリング周波数を発生するサンプリング周波数発生部と、前記IおよびQデジタルベースバンド信号を前記サンプリング周波数により速度変換する補間フィルタとを含むことを特徴とする請求項1または2記載の直交変調回路。
- 前記直交変調手段は前記同期手段と、前記同期手段の出力から90度位相シフトした信号を生成するFIRフィルタと、前記同期手段の出力から90度の位相遅延を生じさせる遅延補正回路と、前記ベースバンド信号処理手段で処理されたQベースバンド信号と前記FIRフィルタで生成された信号とを乗算する第1乗算器と、前記ベースバンド信号処理手段で処理されたIベースバンド信号と前記遅延補正回路で遅延された信号とを乗算する第2乗算器と、前記第1乗算器の出力と、前記第2乗算器の出力とを加算する加算器とを含むことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の直交変調回路。
- 前記加算器の出力を前記サンプリングレートでデジタル・アナログ変換するD/A変換器を含むことを特徴とする請求項4記載の直交変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004378388A JP2006186697A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 直交変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004378388A Pending JP2006186697A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 直交変調回路 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011527172A (ja) * | 2008-07-07 | 2011-10-20 | エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム | デジタル変調器 |
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2004
- 2004-12-28 JP JP2004378388A patent/JP2006186697A/ja active Pending
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JP2011527172A (ja) * | 2008-07-07 | 2011-10-20 | エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム | デジタル変調器 |
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