JP2006182446A - パスタ用の容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】細長いパスタ容器を、コストを上げる事無く、縦にも横にも置ける様にする。また、縦に置いた場合でも、その上部から定量のパスタを取り出せる様に構成し、利便性を高める。パスタ容器は細長く、他の一般的な食品容器とは形状が大きく異なるので、その様な場所にも置く事が可能な形状とする。
【解決手段】パスタ用の麺が入る細長い容器1に蓋2が被せられる構造であり、容器1の短辺側の側壁3に、リブ4または突起を設け、蓋2の縁部5と高さを揃える。また容器短辺側の側壁3に計量も可能な貫通孔を設け、さらに利便性を高める。
【選択図】図1
【解決手段】パスタ用の麺が入る細長い容器1に蓋2が被せられる構造であり、容器1の短辺側の側壁3に、リブ4または突起を設け、蓋2の縁部5と高さを揃える。また容器短辺側の側壁3に計量も可能な貫通孔を設け、さらに利便性を高める。
【選択図】図1
Description
本発明は、主としてパスタ等の乾麺を入れて保存する、細長い容器に関する。
パスタを保存するのに適した、細長い容器は市販されているが、水平に置くか、垂直に置くか、どちらか一つの機能しかない。
細長いパスタ容器を、コストを上げる事無く、縦にも横にも置ける様にする。また、縦に置いた場合でも、その上部から定量のパスタを取り出せる様に構成し、利便性を高める。パスタ容器は細長く、他の一般的な食品容器とは形状が大きく異なるので、どの様な場所にも置く事が可能な形状が求められる。
細長いパスタ容器の短辺側の側壁に、リブまたは突起を設け、蓋の縁部と高さを揃える。また容器短辺側の側壁に、貫通孔を設け、開閉可能な蓋を設ける。
本発明によれば、通常、水平に置く為の容器が、縦にも置く事が可能となり、置き場所の選定に自由度が増す。即ち、台所等のスペースを、無駄なく使う事ができる。
水平に置いた状態で蓋を外せば中のパスタ麺を取り出す事ができる上、端部からも取り出しが可能となった。また、この孔は麺の量を計量可能に構成してある為、さらに利便性が増す。
水平に置いた状態で蓋を外せば中のパスタ麺を取り出す事ができる上、端部からも取り出しが可能となった。また、この孔は麺の量を計量可能に構成してある為、さらに利便性が増す。
パスタ用の麺が入る細長い形状の蓋付き容器の、短辺側の側壁に、リブまたは突起を設ける。このリブまたは突起の高さは、蓋の縁部と略同等に構成する事により、容器を縦にして置いた場合、前記リブまたは突起と、蓋の縁部が足となり、容器は略垂直に立つ。
また、リブまたは突起を設けた側壁と反対側の側壁に、パスタ麺を計量しながら取り出す事が可能な、貫通孔を設ける。この貫通孔は、麺の量に応じて、例えば100グラム用と、200グラム用など、複数のサイズの孔を設けても良い。
前記の貫通孔には、開閉自在な蓋や、着脱可能な栓を設ける。
また、リブまたは突起を設けた側壁と反対側の側壁に、パスタ麺を計量しながら取り出す事が可能な、貫通孔を設ける。この貫通孔は、麺の量に応じて、例えば100グラム用と、200グラム用など、複数のサイズの孔を設けても良い。
前記の貫通孔には、開閉自在な蓋や、着脱可能な栓を設ける。
図1は、本発明品の断面図を指す。パスタ用の麺が入る細長い容器1に、蓋2が被せられた構造である。容器は樹脂で一体成形される為、成形上の理由から側壁3には、型から外す為の勾配(傾斜)が付く。従って、図1では、容器短辺側の側壁3は傾斜しており、底部よりも上部の方が広がっている。また、蓋2は、容器1の開口部に被さる為、その縁部の面積は、容器底部の面積よりも大きくなる。
以上の構成で、容器を立てに置くと、容器側壁の傾斜と、蓋の縁部によって容器は傾き、簡単に転倒してしまう。そこで、容器短辺側の側壁3に、リブ4を設け、その高さを、蓋2の縁部5と略同等の高さにする。この構成により、細長いパスタ用の容器を立てて置いた場合でも、蓋2の縁部5と、リブ4が足となり、安定して置く事が可能となる。図2は、図1の右側面図であり、リブ4が2本装置されている。以上が、請求項1の実施例である。
以上の構成で、容器を立てに置くと、容器側壁の傾斜と、蓋の縁部によって容器は傾き、簡単に転倒してしまう。そこで、容器短辺側の側壁3に、リブ4を設け、その高さを、蓋2の縁部5と略同等の高さにする。この構成により、細長いパスタ用の容器を立てて置いた場合でも、蓋2の縁部5と、リブ4が足となり、安定して置く事が可能となる。図2は、図1の右側面図であり、リブ4が2本装置されている。以上が、請求項1の実施例である。
図3は、請求項2の実施例である。図1に記載のリブ4の替わりに、突起6が装置されている。リブ4と同様、突起6の高さを蓋の縁部5と略同等の高さに構成すれば、容器本体を立てて置いた場合、蓋の縁部5と、突起6が足となり、安定して本発明品は立つ。従って、突起6は、その高さが重要であり、断面形状は円形・方形・楕円・長円など、何でも良い。
以上が、請求項2の実施例である。
以上が、請求項2の実施例である。
図4は、請求項3の実施例である。蓋の縁部5を、容器の底部と直角に伸ばす事で、容器のスタンド7を形成し、縦にして置いた時でも安定する。
尚、この場合、スタンド7が短いと転倒してしまうので、少なくとも容器1の深さの半分以上の長さが必要となる。以上が、請求項3の実施例である。
尚、この場合、スタンド7が短いと転倒してしまうので、少なくとも容器1の深さの半分以上の長さが必要となる。以上が、請求項3の実施例である。
図5は、請求項4の実施例であり、容器の側壁3と、蓋2の嵌合部8の断面を表す。図5の構成によれば、容器側が凸形状で、蓋側が凹形状となっており、隙間無く嵌合する。また、容器1と蓋2を樹脂で成形しておき、凹部の幅を凸部の幅よりも若干小さく設定すれば、樹脂の弾力により、しっかりと嵌合させる事ができる。以上の構成により、本発明品のパスタ容器を縦にして置いた場合でも、簡単に蓋が外れる事は無い。また、バンドやバックル等で蓋を着脱自在に固定する構造でも、同様の機能が得られる。以上が、請求項4の実施例である。
図6は、請求項5の実施例であり、図1の左側、即ち、本発明品を縦に置いた場合の上側から見た図である。容器1の側壁7に、貫通孔9を設ける。この貫通孔9のサイズにより、パスタを取り出す際、自動的に計量が可能となる。通常は、テーパー形状の栓をして、孔を塞いでおくのが最も簡単な方法であるが、開閉式の蓋を設けても同様の機能が得られる。また、貫通孔9は、図6に記載の様に、サイズを変えて複数個設けておけば、さらに利便性が増す。以上が、請求項5の実施例である。
本発明によれば、細長くて置き場所に困るパスタ用の容器が、縦にも横にも置く事が可能になり、狭い台所でも、置き場所に困る事が無い。また、パスタを入れる時は、容器の蓋を外してまとめて入れ、取り出す時は、一定量づつを計量して取り出せるので、極めて利便成が高い。
1、本発明の、細長い容器本体
2、本発明品の、蓋
3、容器本体の、短辺側の側壁
4、リブ
5、蓋の外周縁に設けた、下向きの側壁
6、突起
7、下向きの側壁を伸ばした、スタンド
8、嵌合部
9、異なるサイズの、計量用貫通孔
2、本発明品の、蓋
3、容器本体の、短辺側の側壁
4、リブ
5、蓋の外周縁に設けた、下向きの側壁
6、突起
7、下向きの側壁を伸ばした、スタンド
8、嵌合部
9、異なるサイズの、計量用貫通孔
Claims (5)
- 略長方形の底板と側壁を有し、開放された上部に蓋が着脱自在に嵌合する様に装置された容器で、その深さは、前記底板の短辺の長さに対して、0.2倍から5倍であり、なおかつ、前記底板の長辺の長さは、短辺の長さに対して、2倍以上である容器において、下記1から3の特徴を有する、パスタ用の容器。
1、蓋は、容器の開口部を覆う様に装置される。
2、容器の側壁は、垂直に対して0度から30度の範囲で傾斜しており、底板の面積よりも上部の開口部の面積の方が大きい。
3、容器短辺側の側壁の外周部に、1本以上のリブを装置し、このリブの上端部は、底板に対して略直角で、その高さは、蓋の外縁部とほぼ等しい。 - 略長方形の底板と側壁を有し、開放された上部に蓋が着脱自在に嵌合する様に装置された容器で、その深さは、前記底板の短辺の長さに対して、0.2倍から5倍であり、なおかつ、前記底板の長辺の長さは、短辺の長さに対して、2倍以上である容器において、下記1から3の特徴を有する、パスタ用の容器。
1、蓋は、容器の開口部を覆う様に装置される。
2、容器の側壁は、垂直に対して0度から30度の範囲で傾斜しており、底板の面積よりも上部の開口部の面積の方が大きい。
3、容器短辺側の側壁の外周部に、1箇所以上の凸部を設け、その高さは、蓋の外縁部とほぼ等しい。 - 略長方形の底板と側壁を有し、開放された上部に蓋が着脱自在に嵌合する様に装置された容器で、その深さは、前記底板の短辺の長さに対して、0.2倍から5倍であり、なおかつ、前記底板の長辺の長さは、短辺の長さに対して、2倍以上であり、蓋の外縁部には、容器の開口部を覆う下向きの側壁を有する容器において、その蓋は、下記のいずれかの特徴を有するパスタ用の容器。
1、蓋の側壁のうち、少なくとも短辺側一ヶ所の下向き側壁は、容器の深さに対して、半分以上の長さを有し、その側壁は、容器底板に対して略直角である。
2、蓋の側壁のうち、少なくとも短辺側一ヶ所に、下向きの突起または凸形状を設け、その突起または凸形状の高さや長さは、容器の深さの半分以上である。 - 容器の側壁上縁部と、蓋の嵌合部は、下記のいずれかの構造である事を特徴とする、請求項1から3に記載の、パスタ用の容器。
1、一方が凹形状で他方が凸形状、または、これに類する構成であり、隙間無く嵌合する。
2、バックルやバンドなどで、蓋が固定される。
3、孔や凹部、突起、粗面等を装置する事により、蓋が容易に外れない様に構成する。 - 容器の短辺側の側壁に、略円形の貫通孔を設け、なおかつ、この孔を開閉可能な蓋を設けた事を特徴とする、請求項1から4に記載のパスタ用の容器。
開閉可能な蓋とは、一端が容器本体に揺動自在に取り付けられた構造や、容器に設けた溝に沿って板状の蓋がスライドする構造、板状の蓋が回動自在にピン結合された構造、キャップをネジ込む構造、栓を孔に嵌め込む構造などを指す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004382824A JP2006182446A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | パスタ用の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004382824A JP2006182446A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | パスタ用の容器 |
Publications (1)
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JP2006182446A true JP2006182446A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36735845
Family Applications (1)
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JP2004382824A Pending JP2006182446A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | パスタ用の容器 |
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Country | Link |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6357280U (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-16 | ||
JPS6412105U (ja) * | 1987-07-09 | 1989-01-23 | ||
JPH0667387U (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-22 | コニカ株式会社 | 写真フィルム用容器 |
JP2001031162A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-02-06 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 麺類ストッカー |
JP2004123159A (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 食品用容器 |
-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004382824A patent/JP2006182446A/ja active Pending
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