JP2006182214A - ブレーキバキュームホースの配管構造 - Google Patents

ブレーキバキュームホースの配管構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、左ハンドル車と右ハンドル車とでブレーキブースタの共通化を図り、ブレーキバキュームホースと周辺部品との干渉を防止することが可能なブレーキバキュームホースの配管構造を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、ブレーキブースタ1とエンジンの負圧作用源たるインテークマニホールド9との間を連結するブレーキバキュームホース2の配管構造において、ブレーキブースタ1にニップル5を有する回転可能な負圧保持用チェックバルブ6を設けると共に、ブレーキブースタ1のリザーバタンク4にブレーキバキュームホース2を保持するフック部7を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブレーキブースタにエンジン負圧を供給するブレーキバキュームホースの配管構造に関するものである。
従来から、自動車のブレーキ系統においては、エンジンのインテークマニホールド内の吸気(負圧)を利用して踏力を倍加する真空倍力式ブレーキブースタが広く用いられている。そのため、ブレーキブースタとインテークマニホールドとは、ブレーキバキュームホースを介して互いに連結されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−180477号公報
例えば、図4に示すようなブレーキバキュームホースの配管構造において、エンジンのシリンダヘッド部から引き出されたインテークマニホールド51の接続部52には、ブレーキバキュームホース53の一端部が連結されている。また、このブレーキバキュームホース53の他端部は、ブレーキブースタ54(54a,54b)に設けられた負圧保持用チェックバルブのニップル55に連結されている。
しかしながら、上述した従来のブレーキバキュームホースの配管構造では、ブレーキバキュームホース53を接続するチェックバルブのニップル55が図4(a)に示す左ハンドル車用のブレーキブースタ54aと図4(b)に示す右ハンドル車用のブレーキブースタ54bとで左右対称の位置に配設されているので、左ハンドル車と右ハンドル車で異なるブレーキブースタ54a,54bが使用されていた。このため、従来の配管構造では、使用するブレーキブースタの個数が多くなることから、部品コスト高を招くと共に、保守管理上不利であった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、左ハンドル車と右ハンドル車とでブレーキブースタの共通化を図り、ブレーキバキュームホースと周辺部品との干渉を防止することが可能なブレーキバキュームホースの配管構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、ブレーキブースタとエンジンの負圧作用源との間を連結するブレーキバキュームホースの配管構造において、前記ブレーキブースタにニップルを有する回転可能な負圧保持用チェックバルブを設けると共に、前記ブレーキブースタのリザーバタンクに前記ブレーキバキュームホースを保持するフック部を設けている。
また、本発明において、前記フック部は、前記リザーバタンクの車両後方上部であって、前記ブレーキブースタの車両前方側上部の傾斜部分の前方位置に車両後方へ向かって突出して設けられ、前記フック部の上端部は、前記ブレーキブースタの上端部よりも低い位置に配置されている。
さらに、本発明において、前記フック部の車両前方側には、アクセルケーブルを保持する第2のフック部が設けられている。
上述の如く、本発明に係るブレーキバキュームホースの配管構造は、ブレーキブースタとエンジンの負圧作用源との間を連結するものであり、前記ブレーキブースタにニップルを有する回転可能な負圧保持用チェックバルブを設けると共に、前記ブレーキブースタのリザーバタンクに前記ブレーキバキュームホースを保持するフック部を設けているので、左ハンドル車と右ハンドル車とで共通のブレーキブースタを使用でき、コストダウンおよび保守点検向上を図ることができる。しかも、回転可能なチェックバルブおよびフック部によってブレーキバキュームホースを所望の方向に導くことが可能となるので、周辺部品との干渉を確実に防止することができる。
また、本発明において、前記フック部は、前記リザーバタンクの車両後方上部であって、前記ブレーキブースタの車両前方側上部の傾斜部分の前方位置に車両後方へ向かって突出して設けられ、前記フック部の上端部は、前記ブレーキブースタの上端部よりも低い位置に配置されているので、エンジンルーム内のスペースを有効に利用できると共に、ブレーキバキュームホースの振動を防止することができる。
さらに、本発明において、前記フック部の車両前方側には、アクセルケーブルを保持する第2のフック部が設けられているので、エンジンルーム内のスペースを有効に利用できると共に、アクセルケーブルの振動を防止することができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明に係るブレーキバキュームホースの配管構造の実施の形態を示している。本実施形態のブレーキバキュームホースの配管構造が適用される真空倍力式ブレーキブースタ1は、図1〜図3に示す如く、車室内に設けられたブレーキペダル(図示せず)に連動して作動するものであり、ブレーキバキュームホース2を通して導入される負圧により踏力を倍加して伝達するように構成されている。このため、ブレーキブースタ1には、踏力を液圧に変換するマスタシリンダ3およびリザーバタンク4が設けられている。そして、マスタシリンダ3は、図示しない油圧用配管を介して各車輪のホイールシリンダに接続され、油圧用配管を通して液圧が伝達されるようになっている。
また、ブレーキブースタ1には、ニップル5を有する負圧保持用のチェックバルブ6が設けられている。このニップル5は、ブレーキバキュームホース2の他端部2bを連結し、油を注入するための穴の明いた突起であり、チェックバルブ6の外周部に一体的に設けられ、外方へ向かって横向きに突設されている。また、チェックバルブ6は、車両前方側上部に取付けられており、ブレーキブースタ1を左ハンドル車用および右ハンドル車用で共通仕様とすべく、回転可能な構造となっている。したがって、ニップル5は、チェックバルブ6を回転させることによって所望の方向へ向けられるようになっている。
しかも、本実施形態のブレーキブースタ1のリザーバタンク4には、図1および図2に示す如く、ブレーキバキュームホース2の中間部分を保持して固定するフック部7が設けられている。このため、フック部7の上部は、ブレーキバキュームホース2を案内して嵌着するため、ホース外周部と対応する大きさで、開口が車両後方斜め上方に臨む側面視でC型形状に形成されていると共に、上端が外向きに開いた傾斜面となっている。また、フック部7は、リザーバタンク4の車両後方上部であって、ブレーキブースタ1の車両前方側上部の傾斜部分の前方位置に車両後方へ向かって突出して設けられている。さらに、フック部7の上端部は、図1に示す如く、ブレーキブースタ1の上端部よりも寸法hだけ低い位置に配置されている。このようなフック部7の形状および配置によって、ブレーキバキュームホース2と周辺部品との干渉が避けられるようになっている。
また、フック部7の車両前方側には、図1および図2に示す如く、アクセルケーブル(図示せず)を保持して固定する第2のフック部であるケーブルフック部8が設けられている。このケーブルフック部8は、開口が車両前方に臨む逆向き配置のC型形状に形成されている。なお、これらフック部7およびケーブルフック部8は、1つの部材に一体的に形成されている。
一方、本実施形態のブレーキバキュームホース2の一端部2aは、図3に示す如く、インテークマニホールド9に連結されるようになっている。このインテークマニホールド9は、エンジンルーム内に配設されるエンジンのシリンダヘッドから車両後方へ引き出されており、ブレーキブースタ1に負圧を供給する負圧作用源としての機能を有している。そのため、インテークマニホールド9の背面側には、ブレーキバキュームホース2の一端部2aを連結する接続部10が突設されている。
したがって、本発明の実施形態の配管構造においては、図3中の左側に示す如く、左ハンドル車にブレーキブースタ1を用いる場合、ブレーキバキュームホース2の一端部2aをインテークマニホールド9の接続部10に連結すると共に、ブレーキバキュームホース2の他端部2bをチェックバルブ6のニップル5に連結すれば、インテークマニホールド9の負圧がブレーキバキュームホース2を通してブレーキブースタ1に供給されることになる。
また、図3中の右側に示す如く、右ハンドル車にブレーキブースタ1を用いる場合、チェックバルブ6を反対側に回転させてニップル5をインテークマニホールド9の接続部10側に向けて配置する。この状態で、ブレーキバキュームホース2の一端部2aをインテークマニホールド9の接続部10に連結し、ブレーキバキュームホース2の中間部分をフック部7に押し込んで保持及び固定すると共に、ブレーキバキュームホース2の他端部2bをチェックバルブ6のニップル5に導きながら連結すれば、インテークマニホールド9の負圧がブレーキバキュームホース2を通してブレーキブースタ1に供給されることになる。
すなわち、本発明の実施形態の配管構造では、左ハンドル車および右ハンドル車のどちらに対しても、回転可能な構造のチェックバルブ6およびフック部7によってブレーキバキュームホース2と周辺部品との干渉を防ぎ、かつブレーキバキュームホース2の振動を防止しながら、1種類のブレーキブースタ1を用いることが可能となり、簡単な構造でブレーキブースタ1の共通化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るブレーキバキュームホースの配管構造が適用されたブレーキブースタを示す側面図である。 図1におけるブレーキブースタを示す平面図である。 図1におけるブレーキブースタ、インテークマニホールドおよびこれらを連結するブレーキバキュームホースの位置関係を示す平面図である。 従来の配管構造におけるブレーキブースタ、インテークマニホールドおよびこれらを連結するブレーキバキュームホースの位置関係を示すもので、(a)は左ハンドル車用の平面図、(b)は右ハンドル車用の平面図である。
符号の説明
1 ブレーキブースタ
2 ブレーキバキュームホース
4 リザーバタンク
5 ニップル
6 チェックバルブ
7 フック部
8 ケーブルフック部
9 インテークマニホールド
10 接続部

Claims (3)

  1. ブレーキブースタとエンジンの負圧作用源との間を連結するブレーキバキュームホースの配管構造において、前記ブレーキブースタにニップルを有する回転可能な負圧保持用チェックバルブを設けると共に、前記ブレーキブースタのリザーバタンクに前記ブレーキバキュームホースを保持するフック部を設けたことを特徴とするブレーキバキュームホースの配管構造。
  2. 前記フック部は、前記リザーバタンクの車両後方上部であって、前記ブレーキブースタの車両前方側上部の傾斜部分の前方位置に車両後方へ向かって突出して設けられ、前記フック部の上端部は、前記ブレーキブースタの上端部よりも低い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキバキュームホースの配管構造。
  3. 前記フック部の車両前方側には、アクセルケーブルを保持する第2のフック部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキバキュームホースの配管構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110072812A1 (en) * 2009-09-25 2011-03-31 Son Young Jun Brake for vehicle
JP2020142597A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 ボッシュ株式会社 倍力装置組立体
CN112776783A (zh) * 2021-01-04 2021-05-11 东风柳州汽车有限公司 一种汽车制动真空管路

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