JP2006181881A - ボールペンチップ - Google Patents

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JP2006181881A JP2004378349A JP2004378349A JP2006181881A JP 2006181881 A JP2006181881 A JP 2006181881A JP 2004378349 A JP2004378349 A JP 2004378349A JP 2004378349 A JP2004378349 A JP 2004378349A JP 2006181881 A JP2006181881 A JP 2006181881A
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Abstract

【目的】 ボールホルダー内における小径抱持室に、ボールの移動範囲内に交差しない内方突出部を形成することによって、塗布時においてボールが最大限前後横移動した状態で小径抱持室に当接した状態でも、内方突出部がボールに当接しないことによって、ボールの回転が円滑で良好な塗布をすることができ、塗布液の塗布性を向上させるものとなる。
【構成】 筆記部材としてのボールと、このボールを塗布液通路の先端開口部より一部突出させつつ前後移動並びに回転可能に抱持するボールホルダーとから少なくともなり、先端開口部とその後側のボール受座の最小内径部分とをボールの直径よりも小径に形成することによってボールが前後に移動可能な範囲としてのボール抱持室を備え、このボール抱持室は先端開口部側の大径抱持室と、これより後方に位置する小径抱持室とを有し、この小径抱持室に塗布液通路となる複数の縦溝を形成すると共に、前記ボールの移動範囲内に交差しない内方突出部を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塗布液を被塗布面に転写する塗布部材としてのボールと、このボールを先端開口部より一部突出させつつ前後移動並びに回転可能に抱持するボールホルダーとから少なくともなるボールペンに関する。
ボールペンのペン先部材であるボールペンチップは、基本的に、紙面などの被塗布面と接触しながら回転して塗布液を被塗布面に転写する塗布部材であるボールと、そのボールの一部を開口部より臨出した状態で回転自在に抱持するボールホルダーとから構成されている。
塗布時にボールに付着した塗布液のうち、被塗布面に転写塗布されなかった塗布液は、ボールの回転に伴って、ボールホルダーの先端開口部とボールの隙間からボールホルダー内部に回収される。回収された塗布液はボールホルダー内に戻った後、再び塗布されることになる。
通常、手書きの塗布ではボールペンを被塗布面に対して斜めになるように把持して塗布されるが、ボールペンチップが被塗布面に対して傾斜して塗布圧を受けることになるので、塗布時にボールの中心がボールホルダーの軸線上から大きくずれることがあり、そのような場合、塗布方向の後側に位置するボールホルダーの先端開口部とボールとの間の隙間が小さくなり、被塗布面に転写塗布されなかった塗布液の回収が出来なくなる場合がある。回収されなかった塗布液はボールホルダー先端の外側に出て堆積し、この堆積した塗布液が被塗布面にまとまって付着すると、「ぼて」と呼ばれる塗布跡不良となる。
この「ぼて」を防止するためには、上述のボールのずれを小さくしてボールホルダーの先端開口部とボールとの間の隙間が小さくなることを防止すればよく、ボールのずれを小さくする手段として、ボールホルダーの先端部に形成されたボール抱持室内の、後方部を小径抱持室として、それよりも先端側を大径抱持室にするボールペンチップが開示されている(特許文献1および特許文献2)。
小径抱持室がボールの横ずれを小さくして回収口の隙間を安定させる狙いとなっている。小径抱持室とボールのクリアランスが小さいことから起こる吐出不足を補うために、小径抱持室には周状に縦溝が複数設置されている。
特開2002−200878号公報 特開2002−254878号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されているものでは、縦溝と塗布液流通溝を1つの刃物で同時に加工をしていたため、刃物の耐久性や剪断加工の加工抵抗から縦溝の幅を大きくできないという問題点があった。縦溝の幅が小さいと塗布液の供給が不十分となっていた。
放射状溝と小径抱持室の縦溝とを異なる刃物で形成した場合、小径抱持室の縦溝の後方には削られた金属片が離脱せずに、所謂「バリ」と称される内方突出部が形成される。この内方突出部は塗布液が後方へ移動するような衝撃がかかった場合に塗布液の移動を規制するものであり、その結果ボール抱持室内に気泡を混入させることを防ぎ、その結果、塗布液の追従塗布性を向上させるものとなる。また、縦溝と放射状溝をボールホルダー軸線に対する周方向にずらした位置に配置すると、塗布液流路が曲路となるため衝撃に対する塗布液の移動にはさらに効果的であった。
さらに塗布時には、塗布液が縦溝を通過する際に、内方突出部がボール受座との間に一時保留部を形成することになり、塗布部方向への衝撃がかかった際にも塗布液が勢いよく流出することを防止している。
また、この内方突出部は、塗布液内の不純物や、塗布液が経時的に増粘するなどして変化することによって形成される高粘度の固まりが、ボールホルダー先端部へ流出することを防止し、その結果、塗布液がつまってしまうという問題を防止している。
しかしながら、この内方突出部がボール抱持室内に大きく突出してしまうと、塗布部材であるボールと干渉してボールの回転を妨げ、その結果、塗布が円滑に行われないことによる塗布不良や、ボールとの接触によって生じる金属音が不快であるといった問題点があった。
即ち、本発明は、筆記部材としてのボールと、このボールを塗布液通路の先端開口部より一部突出させつつ前後移動並びに回転可能に抱持するボールホルダーとから少なくともなり、先端開口部とその後側のボール受座の最小内径部分とをボールの直径よりも小径に形成することによってボールが前後に移動可能な範囲としてのボール抱持室を備え、このボール抱持室は先端開口部側の大径抱持室と、これより後方に位置する小径抱持室とを有し、この小径抱持室に塗布液通路となる複数の縦溝を形成すると共に、前記ボールの移動範囲内に交差しない内方突出部を形成したボールペンチップを要旨とする。
本発明のボールペンチップは、ボール抱持室内に形成した小径抱持室に、塗布液通路となる複数の縦溝と内方突出部とを備えており、その内方突出部によって塗布液に衝撃がかかった場合に塗布液の急激な移動を規制し、ボール抱持室内に気泡が入ることを防いだりボールホルダー先端開口部から塗布液が勢いよく過剰に流出することを防ぐことができ、更に塗布時においてボールが最大限前後横移動した状態で小径抱持室に当接した状態でも、内方突出部がボールに当接しないことによって、ボールの回転が円滑で良好な塗布をすることができ、塗布液の塗布性を向上させるものとなる。
具体例を図面に基づいて説明する。
図1に示したものは、ボールペンチップの縦断面図であり、図1のI部拡大図を図2に、図1のII部拡大図を図3に、ボールを除いた状態の要部縦断面斜視図を図4に示す。
筆記部材であるボール1が、ボールホルダー2が有する貫通した塗布液通路としての中心孔2aの先端側部分をかしめ加工によって縮径化された先端開口部3aから一部臨出した状態で回転自在に抱持されている。ボール1は、超硬材やセラミックスなどとすることができ、ボールホルダー2は、ステンレスや黄銅、洋白などの合金を含む金属含有材料または単一金属などとすることができる。また、ボールホルダー2は、中心孔2aの途中部分に、内方への凸部分であるボール受座3bにて前記ボール1の後方移動範囲を規制し、先端開口部3aとボール受座3bとの間をボール抱持室3としている。
ボール受座3bは、縦断面形状が直線状であるすり鉢形状を有しており、ボールホルダー2の内面を切削した時に形成されてしまった筋目を無くすために、前記ボール受座3bに略同角度のテーパー形状ピンを押し付け、ボール受座3bの表面部分を鏡面状に塑性変形させたものである。また、ボール受座3bを、ボール1を先端側から押圧して、ボール1と同等の曲率形状の曲面を形成して、ボール1との間に塗布液を介在させることによってボール1の回転を滑らかなものとしても良い。
中心孔2aは、後方(図1の下方向側)から順に、後孔4と、その後孔4に連通した中孔5と、中孔5およびボール受座3bに連通した複数の放射状溝6が形成され、ボール抱持室3に至っている。尚、図示の例における放射状溝6は、その全体がボール抱持室3と後孔4に直線状に連通しているものを示しているが、中孔5の途中までとして後孔4に貫通させなくても良い。放射状溝6は、その最も外側に位置する部分がボール1とボール受座3bとが接触する部分よりも外側に開口しており、常にインキが流出可能な部分を確保している。即ち、塗布時にボール1が塗布圧を受けて後退し、その後退動作によってボール1がボール受座3bに接触するが、前記放射状溝6によって塗布液流通路が塞がれることなく、ボール抱持室3内に塗布液が供給されるようになっている。
ボール抱持室3には、後側の小径抱持室3cと先端開口部側の大径抱持室3dが形成されており、小径抱持室3cの壁部分はボール1の横方向の移動を規制する横規制部3eとなっており、図示のものでは大径抱持室3dとの境界となる段部分がボール1の中心位置に最も近く接触する実質的な移動規制部分となっている。この横規制部3eは、塗布時にボールペンを倒し込んだり、速い速度で塗布移動させた場合にボール1がボールホルダー2の軸線から横方向に大きくずれようとしたときに、壁となって横移動を規制するものである。ボール1をボール受座3bに押し付けた状態で、ボール1と横規制部3eとの間には、適度な隙間を確保することによって塗布液の流通が円滑となり、塗布が良好となるが、塗布液および塗布跡の状態によって、ボールの横移動をなるべくさせたくない場合には、この隙間を小さくしたり、隙間をなくして常にボール1と横規制部3eを接触させても良い。横規制部3eの軸方向の位置は、ボール1をボール受座3bに押し付けた状態で、ボールホルダー2の軸線上で、ボール1の中心から前方向にボール径の20%の位置から後方向にボール径の20%の位置の範囲に設置することが望ましい。
小径抱持室3cには塗布液の流通路となる縦溝7が先端側を大径抱持室3dに連通するように放射状に複数配置されている。これは横規制部3eを効果的に配置するために、ボール1と小径抱持室3cの間の隙間を小さくすると塗布液の流通が不足するため、大径抱持室3dへの塗布液の流通を確保するために設置している。さらに、小径抱持室3cには内方突出部8が形成されており、これによって、ボールペンに衝撃がかかり、塗布液に急激な前後方向への荷重がかかった場合でも、塗布液の移動を抑制し、ボールホルダー2内への気泡の混入または塗布液の漏れだしを防止する効果が得られている。
さらに、ボールペンチップの先端要部拡大図を図5に、図5の内方突出部8のボール1の中心に最も近い部分に相当するIII−III’断面図を図6に、図5の横規制部3eにおけるIV−IV’断面図を図7に示す。
ボール1を最後退させてボール受座3に当接させた状態で、ボールホルダー2の先端からのボール1の突出量Aをボール1の直径の25%以上40%以下、望ましくは30%以上35%以下とし、内方突出部8はボールホルダー2の先端から軸線上の距離でボール1の直径の30%以上60%以下の位置に内方突出部8の少なくとも一部が配置されるようなし、内方突出部8が形成する軸線と垂直方向に描きえる最大内接円の直径D1はボール1の直径の85%以上100%以下になるように形成され、ボールホルダー2の先端から、ボール1と小径抱持室3cとが最接近している横規制部3eの位置までの軸線上の距離Cをボール1の直径の15%以上30%以下、小径抱持室3cの内径をボール1の直径の92%以上105%以下とし、ボール1がボールホルダー2の軸線に対して最大に前後乃至横方向に移動して、横規制部3eに当接した状態(ボール1が最も内方突出部8に接近した状態)でも内方突出部8にボール1が接触することがないため、塗布時にボール1が内方突出部8に干渉しないことによって、ボール1の回転が円滑で良好な塗布をすることができ、その結果、塗布液の塗布時の流通性と不意の後退防止とを両立させるものとなる。
縦溝7は、幅をボール径の15%以上50%以下、縦溝7の最外側部分に沿って描き得る最大外接円の直径をボール1の径の100%以上110%以下とし、縦溝7の長さをボール1の直径の5%以上50%以下とし、この縦溝7を放射状に複数配置することで塗布液が縦溝7に詰まったり、流通を妨げなくすることができる。また、大径抱持室3dの内径はボール1の直径の100%以上110%以下にすることで塗布液を十分に塗布することができる。中孔5の内径はボール1の直径の45%以上80%以下とすることで塗布液を十分に流通させることができる。また、ボールホルダー2内にボール1を前方付勢するコイルスプリング等の弾撥部材(図示せず)を配置し、ボール1を被塗布面と接触していない状態で、先端開口部3aの内側縁に当接させてボール1と先端開口部3aとの隙間を塞ぐことによって、塗布液の乾燥や洩れだしを防止するような場合にも、その弾発部材の挿入設置時に引っかかって設置不良となることがないので好ましい。
放射状溝6はボール1の直径の5%以上30%以下の幅で、最外側部分に沿って描き得る最大外接円の直径をボール1の直径の85%以上105%以下とし、複数放射状に配置して、中孔5と連通しつつ後部に配置された後孔4まで貫通することで塗布液の流通を円滑なものとしている。放射状溝6は貫通させずに中孔5の途中位置までとしてもよい。
先端開口部3aの内径はボール1の直径の90%から99%にすることがボール1のボールホルダー2からの外れを防止するために適切であり、これにより、塗布時にボール1がボールホルダー2の軸線に対して最大限横方向に移動して、横規制部3eに当接した状態にもボール1と先端開口部3aとの間にはボール1の直径の1%以上3%以下の隙間が確保されるため、ボール1に付着した塗布液で、被塗布面に転写塗布されなかった塗布液の回収ができ、「ぼて」と呼ばれる塗布跡不良を防ぐことができる。なお、ボール1はボール抱持室3内で前後方向にボール1の直径の3%以上15%以下、横方向にはボール1の直径の1%以上5%以下の移動が可能であり、この移動し得る空間が塗布液の流通を円滑にするものとなっている。
本発明のボールペンチップを使用した塗布具の一例を、ボールペンチップの先端要部拡大図の図5と、図5の内方突出部8のボール1の中心に最も近い部分に相当するIII−III’断面図の図6と、図5の横規制部3eにおけるIV−IV’断面図の図7に示す。
ボール1はタングステンカーバイド(WC)系の超硬ボールで、表面性状(JIS B 0601:2001参照)を表す輪郭曲線の算術平均高さ(Ra)は、0.001μm以上0.05μm以下が望ましい。塗布液として、平均粒子径が5μm以上80μm以下のアルミニウム粉やコーティングされたアルミニウム粉などの金属系顔料を水及び水性媒体中に分散させ、多糖類や高分子増粘剤などにて剪断減粘性を付与された所謂水性ゲルインキ(インキの粘度は10000mPa・s以上30000mPa・s以下(測定条件としては、25℃環境でELD型粘度計を使用し、STローターを1rpmで10分回転し、その時の値を換算表に従って換算したものである。)を使用する場合には、ボール径dが1/16インチ(1.5875mm)の径のボール1を使用して塗布液を十分に塗布することで上述の顔料が塗布跡に視認できて良好な塗布跡を得ることができる
この径のボールを使用した場合には、ボール1をボール受座3bに当接させた状態で、先端開口部3aからのボール1の突出量Aを0.495mm、内方突出部8の、ボール受座3bに当接したボール1の中心に最も近い点Pは、図5の形状の場合、ボール1の外形と最も接近している点である内方突出部8の内接円径が最小となる点であり、ボールホルダー2の先端から上記内方突出部8の点Pまでの軸線上の距離Bを0.7mm、内方突出部8の点Pの軸線上同位置における内接円径D1を1.45mm、ボールホルダー2の先端から、ボール1の外形と小径抱持室3cが最接近している横規制部3eまでの軸線上の距離Cを0.41mm、小径抱持室3cの内径のD2を1.605mm、とすることによって、点Pに相当する軸線位置におけるボール1の断面外径Y1はφ1.370mmとなり、D1>Y1となることからボール1は内方突出部8に接触しない。さらに、横規制部3eに相当する軸線位置におけるボール1の断面外径Y2はφ1.572mmとなり、ボール1が最大限横移動できる軸線における径方向の距離(D2−Y2)/2よりもボール1と内方突出部8までの軸線における径方向の距離(D1−Y1)/2の方が大きいために、塗布時にボール1が内方突出部8に干渉しないことによって、ボール1の回転が円滑で良好な塗布をすることができ、その結果、塗布液の塗布性を向上させるものとなる。
また、大径抱持室3dの内径は1.67mmとすることで塗布液を十分に塗布することができる。縦溝7は、幅を0.60mm、外接円径を1.65mmとすることで縦溝7の径方向の奥行きを0.01mmとし、縦溝7の深さを0.18mmで周状に5ヶ所配置することで塗布液が縦溝7に詰まったり、妨げることなく流通させることができる。中孔5の内径は1.10mmとすることで塗布液を十分に流通させることができ、またコイルスプリング等の弾撥部材(図示せず)をボールホルダー2内に配置することで、ボール1を先端側に付勢し、先端開口部の内縁との隙間を防ぐことによって、塗布液の乾燥や洩れだしを防止する場合には、その弾発部材の挿入設置時に引っかかって設置不良となることがないので適切である。放射状溝6は0.14mm幅で、外接円径を1.5mmとすることで放射状溝6の径方向の奥行きを0.2mmとし、周状に5ヶ所配置して、中孔5を貫通してその後部に配置された後孔4まで連通することで塗布液の流通を円滑なものとしている。放射状溝6は貫通させずに中孔5の途中位置までとしてもよい。ボールホルダー2の先端部の先端開口部3aの内径は1.565mmにすることがボール1のボールホルダー2からの外れを防止するために適切であり、これにより、塗布時にボール1がボールホルダー2の軸線に対して最大限横方向に移動して、小径抱持室3cに当接した状態にもボール1とボールホルダー2の先端部内縁との間には先端開口部3aが最低約0.016mmの隙間が設けられるため、ボール1に付着した塗布液で、被塗布面に転写塗布されなかった塗布液の回収ができ、「ぼて」と呼ばれる塗布跡不良を防ぐことができる。なお、ボール1はボール抱持室3内で前後方向に0.165mm、横方向に0.04mmの移動が可能であり、この移動しうる空間が塗布液の流通を円滑にするものとなっている。
図8乃至図13に基づいて、上述のボールペンチップの製造方法について説明する。
先ず、コイル材を剪断加工によって適切な長さ切断し、バレル加工によって端部の角やバリを取り、洗浄後乾燥してボールペンチップの基となるワークを得る(図示せず)。
このワークに対して、バイトなどの切削具によって、前方部にテーパー部2bを、1回または複数回に分けて形成すると共に、バイトおよびエンドミルでワークの先端部に平面部2cを切削により形成する。次いで、バイトおよびドリルでワークの先端面より後方に向けて切削加工のガイドとなる中心基準孔を形成する。次いで、ドリルで中孔5を形成し、ボール抱持室3の予備孔3fをドリルまたはバイトで切削加工する。尚、上記一連の切削加工と同時にワークの後方から前方に向けて、前記中孔5と連通するように後孔4の加工を(複数回に分けて徐々に縮径させて)施す。また、必要に応じて、塗布液収容部材または塗布液収容部材との接続部材(図示せず)との圧入位置決めのために、ワークの後端外形部に縮径部2dを形成しても良い。このようにして図8に示したようなボールを抱持する前のボールホルダー素材を得る。
次に、図9に示すように、前記ボール1を抱持しながら横移動を規制する横規制部3eの元となる段部3gと、ボール抱持室3の先端側となる大径抱持室3dの側壁部を1つの大ボールハウスバイトEによって切削加工すると共に、その大径抱持室3dの外形先端近傍に前記テーパー部2bよりも角度の開いた、かしめ用テーパー部2eを面取りバイトFにて切削・形成する。さらに、同時にボール抱持室3の先端面2fをサーフェースバイトGにて切削加工する。これらの加工を図9に示すような、3種の加工具が取り付けられた加工具で同時に加工することによって、切削工程におけるボールホルダー2の先端近傍の偏肉や中心ずれなどが防止される。
次に、図10に示したように、前記ボール1の抱持されるボール受座3bと、ボール抱持室3の後端側となる小径抱持室3cの側壁部を1つの小ボールハウスバイトHによって切削加工する。これによって大径抱持室3dと小径抱持室3cの間には横規制部3eが形成される。また、上述したように、大径抱持室3dを先に加工し、その後で小径抱持室3cを加工することによって横規制部3eには径方向へのバリが発生することなく、そのため塗布時にボール1が引っかかることなく回転することができるため塗布が良好となる。
次に、図11に示したように放射状の切削刃が形成された剪断加工具Jによって、前記中孔5に放射状溝8を形成する。本例においてはこの放射状溝8が後孔4まで貫通するように形成しているが、前述したようにボールペンチップ内に弾発部材を配置する場合に、その配置の際の引っかかりを考慮したり、また、塗布液の種類によって、塗布の量を抑えたい場合などは貫通させずに途中まで形成しても良い。この際、その中孔5内に前記剪断加工によるバリ(図示せず)が発生する場合があるが、必要に応じて同径または多少小径のドリルで再び中孔5に切削加工を施したり(図示せず)、中孔5よりも多少小径のピンによって剪断加工を施せば、前記バリを塗布品質に影響がない程度に除去することができる。
次に、図12に示したように放射状の切削刃が形成された剪断加工具Kによって、前記小径抱持室3cに縦溝7を形成する。この際、その小径抱持室3c内に前記剪断加工によるバリ7bが発生する。このバリ7bを、図13に示すようなテーパーピンLのL1面を押し付けることによって多少のスプリングバックを伴いながら塑性変形させて形状を変化させ、内方突出部8を形成する。また、この工程でテーパーピンLのL2面をボール受座3b面に押し付けて、塑性変形させることによってボール受座3b面の切削加工時に形成された円周状の筋目を無くすことでボール1の塗布時の回転を円滑にしたものである。塗布液の種類によってはL2面によるボール受座3bの塑性変形加工を行わなくても良い。なお、縦溝7形成時に発生するバリ7bをそのまま加工しなくてもボールが横移動した際に干渉しなければ、そのまま内方突出部8としても良い。また、上述したような加工方法ではなく、ドリル等の切削刃物によってバリ7bの先端部分を切削除去したり、ピン等で剪断加工を行って内方突出部8を形成しても良い。
次いで、ボール1をボール抱持室3に配置し、前記ボールホルダー2の先端部をかしめる。そのかしめ加工具の下端には自転可能なローラーが対向した位置に、且つ、前記ボールホルダー2の先端近傍を挟み込むように設置されており、そのローラーにはテーパー面が形成されている。このかしめ加工具によって、ボールホルダー2の先端部、具体的には、前記ローラーをかしめ用テーパー部2eに押し当て、該部分近傍を多少のスプリングバックを伴いながらも内方に向かって塑性変形させる。このかしめ加工によって、前記ボール1のボールホルダー2(ボール抱持室3)からの抜け止めがなされる。
前述したように、ボール受座3bにボール1と同等の曲率形状の曲面を形成して、ボール1との間に塗布液を介在させることによってボール1の回転を滑らかなものとしたい場合には、このかしめ工程の前および後、または前後両工程で平滑なハンマーによって前記ボール1を後方に打ち付け、その際の塑性変形によってボール1と同等の曲率形状の曲面を前記ボール受座3bに形成しても良い。
本発明のボールペンチップを使用した塗布具の一例を図14に示す。
塗布部材としてのボール1を一部臨出した状態で回転自在に抱持したボールホルダー2の後部に塗布液収容部9を接続部材10を介して接続している。尚、塗布液収容部9とボールホルダー2との間は接続部材10が必要なければ直接接続しても良い。塗布液収容部9には塗布液11とその後部に配置された追従体12が配置されている。追従体12は高粘度の液体または塗布液収容部9内を摺動可能な固体としても良く、またそれぞれを複数で組み合わせて構成しても良い。塗布液11の種類によっては、乾燥防止や洩れだし防止のために、前述しているように、弾発部材をボールホルダー2内に設置しても良く、その固定方法はボールホルダー2の内面に弾発部材を圧入固定したり、ボールホルダー2の後端部を縮径加工や内方突起加工して弾発部材の抜け止めをしたり、接続部材10内の段部によって弾発部材を抜け止めしても良い。以上のものをボールペンリフィルとして、外装体に内蔵して塗布具とする。また、後端をノックする等の操作により塗布先が出没可能となる外装体に装填しても良い。
塗布液収容部9を形成する材料としては、ポリアミド樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリエチレンナフタレート、塩化ビニル樹脂、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリアクリロニトリル、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、シリコーン樹脂、エラストマー、または上記樹脂を含む複合材などで、ブロー成形または薄肉部を有する射出成形などにより一部または全体を可撓性に富んだ容器とすることもでき、射出成形によって後端側を密閉した有底中空軸形状としてもよいし、射出成形による先端側内径が小径、後端側に向かって徐々に大径となる筒状形状とした上で尾栓(図示せず)によって閉止しても良い。また、塗布液収容部9は、それ自体を把持するものとしてもよい。
本例において、充填されている塗布液11は、
エチレングリコール(水溶性有機溶剤) 41重量%
グリセリン(水溶性有機溶剤) 5重量%
super blue GLL(青色分散顔料、山陽色素(株)製) 9重量%
アルペーストWXM U75C(金属系顔料、平均粒径40μm、東洋アルミニウム(
株)製) 4重量%
ジョンクリル450(定着剤、ジョンソンポリマー(株)製) 1重量%
キサンタンガム(増粘樹脂) 0.8重量%
EN120A(分散剤、東邦化学工業(株)製) 1重量%
アミソフト(界面活性剤、味の素(株)製) 0.3重量%
水 37.9重量%
を配合し、粘度が20,000mPa(測定条件としては、25℃環境でELD型粘度計を使用し、STローターを1rpmで10分回転し、その時の値を換算表に従って換算したものである。)の水性塗布液である。
他の一例を図5に相当する図15および図15の内方突出部8のボール1の中心に最も近い部分に相当するV−V’断面図の図16と、図15の横規制部3eにおけるVI−VI’断面図の図17にて説明する。
前述のような大径の顔料を使用せずに細い幅の塗布跡を得たい場合には、塗布時において、塗布部材となるボールと被塗布面との接地面積が小さくなることが望ましく、さらに塗布液の塗布量を少なくする事が望ましい。そのためにはボール径dを0.8mmにすることが適切であり、その場合には、ボール1をボール受座3bに当接させた状態で、ボールホルダー2の先端からのボール1の突出量のAを0.25mm、内方突出部8の、ボール受座3bに当接したボール1の中心に最も近い点Pは、この図15の形状の場合、ボール1の外形と最も接近している点である内方突出部8の内接円径が最小となり、かつ最先端側の点であり、ボールホルダー2の先端から上記内方突出部8の点Pまでの軸線上の距離Bを0.30mm、内方突出部8の点Pの軸線上同位置における内接円径D1を0.78mm、ボールホルダー2の先端から、ボール1の外形と小径抱持室3cが最接近している横規制部3eまでの軸線上の距離Cを0.15mm、小径抱持室3cの内径のD2を0.81mm、とすることによって、点Pに相当する軸線位置におけるボール1の断面外径Y1はφ0.742mmとなり、D1>Y1となることからボール1は内方突出部8に接触しない。さらに、横規制部3eに相当する軸線位置におけるボール1の断面外径Y2はボールの直径となりφ0.80mmとなり、ボール1が最大限横移動できる軸線における径方向の距離(D2−Y2)/2よりもボール1と内方突出部8までの軸線における径方向の距離(D1−Y1)/2の方が大きいために、塗布時にボール1が内方突出部8に干渉しないことによって、ボール1の回転が円滑で良好な塗布をすることができ、その結果、塗布液の塗布性を向上させるものとなる。なお、この内方突出部8は、縦溝7を形成時に発生したバリの内周部を小径抱持室3cよりもやや小径の切削刃物にて切削加工して形成したものである。これにより内方突出部8の内径を正確に制御することができ、その結果、塗布時において内方突出部8がボール1に干渉することを防ぐことが確実に行える。また、ピン等による剪断加工によって形成しても良い。
また、大径抱持室3dの内径は0.84mmとすることで塗布液を十分に塗布することができる。縦溝7は、幅を0.20mm、外接円径を0.83mmとすることで縦溝7の径方向の奥行きを0.01mmとし、縦溝7の深さを0.17mmで周状に5ヶ所配置することで塗布液が縦溝7に詰まったり、妨げることなく流通させることができる。中孔5の内径は0.38mmとすることで塗布液を十分に流通させることができ、またコイルスプリング等の弾撥部材(図示せず)をボールホルダー2内に配置することで、ボール1を先端側に付勢し、先端開口部の内縁との隙間を防ぐことによって、塗布液の乾燥や洩れだしを防止する場合には、その弾発部材の挿入設置時に引っかかって設置不良となることがないので適切である。放射状溝6は0.12mm幅で、外接円径を0.8mmとすることで放射状溝6の径方向の奥行きを0.21mmとし、周状に5ヶ所配置して、放射状溝6は深さを0.15mmとして後部の後孔4まで貫通させずに中孔5の途中位置までとしている。後孔4まで放射状溝6を貫通させると、後孔4の先端側で内方のバリが発生し、上述したように弾撥部材を配置する際には、このバリの影響で設置不良となることを防ぐことができる。
本例においては、図15に示すように、放射状溝6を縦溝7と周方向において略同一位置に配置している。塗布液が高粘度の場合など、衝撃による塗布液の移動を考慮する必要がない場合にはこのような配置にしても良い。また、縦溝7と放射状溝6をそれぞれ一部が周方向に重なり合い、また一部が周方向に重なり合わないようにしたり、それぞれの設置数を同一にせずに配置しても良い。ボール受座3bには、ボール1と同等の曲率形状の曲面を形成して、ボール1との間に塗布液を介在させることによってボール1の回転を滑らかなものとしている。ボールホルダー2の先端部の先端開口部3aの内径は0.77mmにすることがボール1のボールホルダー2からの外れを防止するために適切であり、これにより、塗布時にボール1がボールホルダー2の軸線に対して最大限横方向に移動して、小径抱持室3cに当接した状態にもボール1とボールホルダー2の先端部内縁との間には先端開口部3aが最低約0.01mmの隙間が設けられるため、ボール1に付着した塗布液で、被塗布面に転写塗布されなかった塗布液の回収ができ、「ぼて」と呼ばれる塗布跡不良を防ぐことができる。なお、ボール1はボール抱持室3内で前後方向に0.04mm、横方向に0.01mmの移動が可能であり、この移動しうる空間が塗布液の流通を円滑にするものとなっている。
さらに他の一例を、図4に相当するボールを除いた状態の要部縦断面斜視図である図18に示す。
小径抱持室3cに設置された縦溝7を、大径抱持室3dおよびボールホルダー2の先端面2fまで連通して形成したものである。これによって塗布液の流通がさらに良くなる。縦溝7は先端面2fまで連通せずに、大径抱持室3dまでとしてもよい。
さらに他の一例を、図4に相当するボールを除いた状態の要部縦断面斜視図である図19に示す。
小径抱持室3cに設置された縦溝7と放射状溝6を連通させて形成させたものである。これは、図11に相当する刃物の外径を調整して加工されたものである。多量の吐出量を必要としない場合や、塗布量を抑えたい場合などは縦溝7の幅を狭くする必要がある。縦溝7の幅が狭い場合には放射状溝6と一体に形成することで、ひとつの工程で加工することができる。剪断加工時には縦溝7の側壁部近辺にバリが形成されるが、これがそのまま内方突出部8となる。また、図示はしていないが、このバリに追加切削加工や剪断加工、塑性変形させることで形状を変化させて内方突出部8としてもよい。
ボールペンチップの縦断面図 図1のI部拡大図 図1のII部拡大図 ボールを除いた状態の要部縦断面斜視図 ボールペンチップの先端要部拡大図 図5のIII−III’断面図 図5のIV−IV’断面図 ボールホルダーの加工途中を表す縦断面図 ボールホルダーの加工途中である大径抱持室の加工を表す要部縦断面図 ボールホルダーの加工途中である小径抱持室の加工を表す要部縦断面図 ボールホルダーの加工途中である放射状溝の加工を表す要部縦断面図 ボールホルダーの加工途中である縦溝の加工を表す要部縦断面図 ボールホルダーの加工途中である内方突起の加工を表す要部縦断面図 塗布具の一例の要部縦断面図 他の一例のボールペンチップの先端要部拡大図 図15のV−V’断面図 図15のVI−VI’断面図 他の一例のボールを除いた状態の要部縦断面斜視図 他の一例のボールを除いた状態の要部縦断面斜視図
符号の説明
1 ボール
2 ボールホルダー
2a 中心孔
2b テーパー部
2c 平面部
2d 縮径部
2e かしめ用テーパー部
2f 先端面
3 ボール抱持室
3a 先端開口部
3b ボール受座
3c 小径抱持室
3d 大径抱持室
3e 横規制部
3f 予備孔
3g 段部
4 後孔
5 中孔
6 放射状溝
7 縦溝
7b バリ
8 内方突出部
9 塗布液収容部
10 接続部材
11 塗布液
12 追従体
E 大ボールハウスバイト
F 面取りバイト
G サーフェースバイト
H 小ボールハウスバイト
J 剪断加工具
K 剪断加工具

Claims (1)

  1. 筆記部材としてのボールと、このボールを塗布液通路の先端開口部より一部突出させつつ前後移動並びに回転可能に抱持するボールホルダーとから少なくともなり、先端開口部とその後側のボール受座の最小内径部分とをボールの直径よりも小径に形成することによってボールが前後に移動可能な範囲としてのボール抱持室を備え、このボール抱持室は先端開口部側の大径抱持室と、これより後方に位置する小径抱持室とを有し、この小径抱持室に塗布液通路となる複数の縦溝を形成すると共に、前記ボールの移動範囲内に交差しない内方突出部を形成したボールペンチップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013082194A (ja) * 2011-01-31 2013-05-09 Pentel Corp ボールペンチップ
JP2013095015A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Pilot Corporation 多芯筆記具

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