JP2006181871A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006181871A JP2004378023A JP2004378023A JP2006181871A JP 2006181871 A JP2006181871 A JP 2006181871A JP 2004378023 A JP2004378023 A JP 2004378023A JP 2004378023 A JP2004378023 A JP 2004378023A JP 2006181871 A JP2006181871 A JP 2006181871A
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Yoshiaki Oginoya
嘉章 萩野谷
Teruo Maeda
輝夫 前田
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Abstract

【課題】 整備性を向上させる。
【解決手段】 筐体150の側面152の上方には、幅狭の段差部156が形成され、この段差部156の上面には、前述した着脱フレーム120の固定軸126を回転自在に軸支するV字状の軸受部158が設けられている。着脱フレーム120の固定部128の当接面128Aが被当接面150Aと当接する。そして、ビス孔130にビスを通し固定する。筐体150の軸受部158と着脱フレーム120の固定軸126、筐体150の被当接面150Aと着脱フレーム120の固定部128の当接面128Aとで、筐体150と着脱フレーム120との位置決めがなされる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光走査装置を有する画像形成装置に関する。
近年のレーザプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置は、画像形成速度の高速化と画質の高解像度化に重点が置かれている。特に、フルカラー機の高速化の手段として、各色毎の感光体に複数の光走査装置からそれぞれ光ビームを同時に出射して走査して潜像を形成し、各色の感光体上に各色トナー像を形成したのち、色を合わせる方法がある。
さて、図21に示す従来の画像形成装置1000は、板金フレーム1032の左右側板1032a,1032bの第一開口部1034a〜1034hの端面に感光体ドラム1001の同心円部を突き当てて位置決めするとともに、スキャナーユニット1003を第二開口部1035a〜1035hの端面に突き当て位置決めしている。左右側板1032a,1032bの第一開口部1034a〜1034h、及び、第二開口部1035a〜1035hは、同一のプレス金型で加工しているので、加工限界に左右されずに、抜きのバラツキ内で寸法公差を抑えることができる。よって、感光体ドラムと1001とスキャナーユニット1003とを低コストで高精度に位置決めする板金フレーム1032となっている。(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、このような板金フレーム1032の構成は、感光体ドラム1001を外さずに、スキャナーユニット1003を交換する為には、後板1032cを取外す必要があるが、後板1032cを外すと板金フレーム1032全体の強度が低下する。よって、例えば、市場でスキャナーユニット1003を交換する際に、左右側板1032a,1032bに歪みが生じる。このため、スキャナーユニット1003を一つのみ取り外して交換しても、全てのスキャナーユニット1003と感光体ドラム1001との位置関係がズレる。このため、カラーレジストレーションが崩れ、画質が悪化する。よって、全てのスキャナーユニット1003のスキュー調整や倍率調整の調整を行う必要があり、整備性が良くない。また、前述したように、強度を維持するため、後板1032を取り外さないで光走査装置を交換するには、感光体ドラム1001を外して、感光体ドラム1001側からスキャナーユニット1003を外す必要があり、やはり整備性が良くない。
更に、このような板金フレーム1032の構成は、図24(A)に示すように、左右側板1032a,1032bの間隔L1は、感光体ドラム1001の長さL2以上が必要であるので、感光体ドラム1001より幅狭(L3)のスキャナーユニット1003を保持している部分も同様の幅となる。このため図24(B)に示すように、無駄なスペースZが発生する。
なお、板金成形の場合、図24(C)のように、板金フレーム1033の左右側板1033a,1033bを曲げ、スキャナーユニット1003の幅L3に合わせL4とする構成とすると、無駄なスペースZ(図24(B)参照)は生まれない。しかし、曲げ1033dがある構成は、精度が悪いので、感光体ドラム1001及びスキャナーユニット1003を高精度に取り付けることができない。
図22に示す従来の画像形成装置1100は、フレーム1110のサイドフレーム1102の間に架設した基板(図示略略)で閉塞し、更に上下を遮蔽板1105で仕切り、光走査装置1103Y〜1103Kを配置して密閉する構成とすることで、光走査装置1103Y〜1103K間を、所定の温度差内に維持し、色ズレを防止している。(例えば、特許文献2を参照)。
しかし、密閉する構成のため、各光走査装置1103Y〜1103Kのスキュー調整などは、フレーム1110から取り外して行う必要があり、整備性が良くない。また、遮蔽板1005で仕切っているので部品点数が多く、高コストであり、重量も重くなる。更に、このようなフレーム構成も、上記、図24の説明と同様に、無駄なスペースZが発生する。
図23に示す画像形成装置1200は、光走査装置1009を仮保持する仮保持部材1222を設け、各光走査装置1209の装填が終了後、開閉部材1221を閉じ筐体強度が完成するとともに、開閉部材1221の設けた位置決め部1221aによって、位置決めが完了する構成となっている。(例えば、特許文献3を参照)。
しかし、このような構成とすると、下からN番目の光走査装置1009を外す場合、N番目の光走査装置1009の下方に装填されている他の光走査装置1009も外す必要がある。また、複数の光走査装置1009を外すので、交換後の色ズレ補正も手間がかかる。よって、整備性が良くない。
特開2002−189324号公報 特開2003−11421号公報 特開2003−248367号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、整備性が良い画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、被走査体上を走査し露光する光ビームを出射する光走査装置と、複数の前記被走査体を回転自在に支持する筐体と、複数の前記被走査体に対応した複数の前記光走査装置が内部に取り付けられ、前記筐体に着脱可能である略箱形状の着脱フレームと、前記光走査装置が前記着脱フレームに取り付けられる取付位置を、該光走査装置が前記着脱フレームに取り付けられた状態で調整可能な調整機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
請求項1に記載の画像形成装置は、筐体に複数の被走査体が回転自在に支持されている。また、略箱形状の着脱フレームに複数の被走査体に対応した複数の光走査装置が内部に取り付けられている。そして、筐体に着脱フレームが着脱可能に取り付けられる。また、調整機構によって、光走査装置が着脱フレームに取り付けられる取付位置を調整することで、光ビームの被走査体への走査位置を調整できる。
このような構成としたので、複数の光走査装置を着脱フレームごと一括して着脱できる。更に、調整機構により、光走査装置が着脱フレームに取り付けられた状態で取付位置を調整できる。よって、光走査装置の着脱フレームへの取付位置の治具を用いて調整した後に、着脱フレームを筐体に取り付けて組み立てることで、組立後に光ビームの被走査体への走査位置の調整が不要となる。また、例えば、市場で光走査装置を一つのみ交換した際の調整も容易である。つまり、組立性及び整備性が良い。
また、着脱フレームの幅は光走査装置の幅を基準に設定できる。よって、筐体幅より狭くできるので、無駄なスペースが減少する。したがって、省スペースであり、また、重量も減少し、コストダウンにもなる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記調整機構は、前記被走査体を走査する光ビームの副走査方向の傾きを調整するスキュー調整機構を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、光走査装置が着脱フレームに取り付けられた状態でスキュー調整できる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1、又は請求項2に記載の構成において、前記調整機構は、前記被走査体上を走査する光ビームの走査幅と主走査方向の傾き調整する倍率調整機構を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、光走査装置が着脱フレームに取り付けられた状態で倍率調整できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記着脱フレームは、前記筐体の被当接面に当接し、前記光ビームの射出方向の位置決めする当接面を備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、筐体の被当接面に、着脱フレームは当接面が当接し位置決めしている。
したがって、例えば、当接する着脱フレームの当接面を、着脱フレームの筐体側に形成すると、被走査体と当接面とが近くなるので、例えば、着脱フレームに歪みが生じても、光ビームが被走査体上を走査し露光する位置への影響が少ない。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項4に記載の構成において、前記着脱フレームから主走査方向に突出し、前記筐体の軸受に回転自在に支持される固定軸を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、着脱フレームから主走査方向に突出した固定軸を筐体の軸受が支持される。よって、筐体と着脱フレームとの着脱が、より容易である。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の構成において、複数の前記被走査体の一つは、黒色の画像形成に寄与するブラック用被走査体であり、複数の前記光走査装置の一つは、前記ブラック用被走査体を走査し露光するブラック用光ビームを出射するブラック用光走査装置であって、前記固定軸は、前記ブラック用光走査装置から出射した前記ブラック用光ビームの光路上、又は光路の近傍に配設されていることを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置は、固定軸を中心に着脱フレームが回動し、位置決め位置がズレた場合、光ビームが被走査体上を走査し露光する位置のズレは、固定軸上、又固定軸の近傍を通る光ビームには少ない。
さて、ブラック(黒色)の画像は濃いのでズレが目立ちやすい。したがって、ブラック用光ビームの光路の近傍に固定軸を配設して、ブラック用光ビームが被走査体上を走査し露光する位置のズレを少なくすることで、黒色の画像のズレを少なくしている。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項5、又は請求項6に記載の構成において、複数の前記被走査体の一つは、黄色の画像形成に寄与するイエロー用被走査体であり、複数の前記光走査装置の一つは、前記イエロー用被走査体を走査し露光するイエロー用光ビームを出射するイエロー用光走査装置であって、複数の前記光走査装置のうち、前記イエロー用光走査装置を前記固定軸から最も遠い位置に取り付けることを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、固定軸を中心に着脱フレームが回動し、位置決め位置がズレた場合、光ビームが被走査体上を走査し露光する位置のズレは、固定軸から最も遠い光ビームが最もズレる。
さて、イエロー(黄色)の画像は淡いのでズレが目立ちにくい。したがって、イエロー用光ビームを固定軸から最も遠くに配設して、ズレによる画像への影響を最小限に留めている。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記光走査装置は、各種光学部品を保持する光学箱を備え、前記光学箱は、前記各種光学部品を保持する光学箱本体と、前記光学箱本体に取り付けられるカバーと、で構成されており、前記カバーが、前記着脱フレームに取り付けられ、前記調整機構は、前記カバーに設けられていることを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置は、光学箱本体と光学箱本体に取り付けられるカバーと光学箱が構成されており、カバーが着脱フレームに取り付けられる。調整機構はカバーに設けられている。
取付位置の調整の際には応力が加わるので高い強度が必要であるが、調整機構はカバーに設けられ、光学箱本体に設けられていない、よって、光学箱本体の強度を必要以上に高くする必要がない。したがって、例えば、補強リブなどが必要ないので、光学箱本体の成形が容易である。また、このため、光学箱本体に保持される各種光学部品の配置精度も高い。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項8に記載の構成において、前記カバーは、金属製であることを特徴としている。
請求項9に記載の画像形成装置は、カバーが熱伝導性の良い金属製であるので、光走査装置の放熱効果が高い。また、着脱フレームも金属製とすると、カバーを介して着脱フレームに熱が伝導するので、より放熱効果が高くなる。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の構成において、前記調整機構に加え、前記光走査装置には、第二倍率調整機構を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の画像形成装置は、調整機構に加え、第二倍率調整機構を備えている。よって、例えば、市場で光走査装置を一つのみ交換する際、事前に倍率調整を治具で行っておけば、スキュー調整のみで良い。また、倍率調整が必要な場合も調整幅が少ないので、調整が容易である。
更に、調整機構の倍率調整を、例えば、調整ビスなどの別部品を取り付けて行う構成とすると、調整ビスなどの別部品は通常不要であり、必要時にのみ用意すれば良い。よって、コストダウンとなる。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の構成において、前記光走査装置は、前記着脱フレームの一方の側面と前記一方の側面と対向する他方の側面とに、弾性部材で取り付けられることを特徴としている。
請求項11に記載の画像形成装置は、着脱フレームの一方の側面と他方の側面とに、弾性部材で取り付けられている。よって、調整機構による光走査装置の取付位置を調整する際、取付位置の変化に応じ、弾性部材が弾性変形するので、調整が容易である。また、取り付け作業、及び取り外し作業の際も、例えば、ビスによる固定と比較すると、作業が容易である。
請求項12に記載の画像形成装置は、請求項11に記載の構成において、前記着脱フレームの前記他方の側面へ前記弾性部材で前記光走査装置を取り付けた状態において、前記他方の側面の前記弾性力による前記光走査装置の回転に伴い、前記他方の側面に当接する回転防止部材を、該光走査装置に備えることを特徴としている。
請求項12に記載の画像形成装置は、着脱フレームの他方の側面の弾性部材のみで光走査装置を固定すると、他方の側面の弾性部材の弾性力によって光走査装置が回転する。しかし、他方の側面に回転防止部材が当接し回転を防止し固定される。よって、作業性が良い。
請求項13に記載の画像形成装置は、請求項11、又は請求項12に記載の構成において、前記弾性部材の弾性力によって、前記光走査装置が主走査方向にガイドされるガイド機構を備え、前記ガイド機構によって、前記着脱フレームの一方、又は他方の側面に前記光走査装置が当接し位置決めされることを特徴としている。
請求項13に記載の画像形成装置は、弾性部材の弾性力によって、光走査装置が付ガイド機構によって主走査方向にガイドされ、着脱フレームの一方、又は他方の側面に光走査装置が当接し位置決めされるので、位置決め精度が高い。また、例えば、振動や衝撃などが加わっても、位置決めされた状態が維持される。
請求項14に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の構成において、前記光走査装置は、各種光学部品を保持する光学箱を備え、前記調整機構は、前記光学箱に形成され、前記着脱フレームの取付孔から突出した調整部と、前記着脱フレームに形成された当接部と、前記調整部と前記当接部との距離を調整する調整ビスと、を備えることを特徴としている。
請求項14に記載の画像形成装置は、着脱フレームの取付孔から突出した調整部と着脱フレームに形成された当接部との距離を調整ビスで調整することで、容易に取付位置を調整できる。
請求項15に記載の画像形成装置は、請求項14に記載の構成において、複数の前記光走査装置は、上下に並んで配置され、複数の前記光走査装置の各前記調整部は、上方から平面視すると重ならないことを特徴としている。
請求項15に記載の画像形成装置は、複数の光走査装置が上下に並んで配置されているが、各調整部は上方から平面視すると重ならないので、全ての調整部を上方から見ながら調整できる。よって、調整が容易である。また、上方からドライバーなどの工具を用いて調整ができる。
請求項16に記載の画像形成装置は、請求項14、又は請求項15に記載の構成において、前記着脱フレームの一方の側面は、前記光走査装置が取り付けられ、前記調整部が突出し、前記取付孔が形成された側面部材を備え、前記側面部材は、前記着脱フレームから着脱可能であることを特徴としている。
請求項16に記載の画像形成装置は、側面部材が着脱フレームから着脱可能であるので、
着脱フレームへの光走査装置の取り付け、及び取り外しが容易に行える。
請求項17に記載の画像形成装置は、請求項16に記載の構成において、前記側面部材は、前記光走査装置毎に分割された複数の分割側面部材からなり、前記分割側面部材毎に前記着脱フレームから着脱可能としたことを特徴としている。
請求項17に記載の画像形成装置は、側面部材が光走査装置毎に分割された複数の分割側面部材からなっており、分割側面部材毎に着脱フレームから着脱可能である。
したがって、例えば、市場で光走査装置を一つのみ交換する際、他の光走査装置を取り外すなくて良い。よって、交換作業が容易である。また、他の光走査装置の取付位置には全く影響を及ぼさない。
以上説明したように本発明によれば、整備性が良いという効果がある。
本発明の実施形態の画像形成装置100について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置100の要部を簡略化し模式的に示している。画像形成装置100は、図示しないパーソナルコンピュータ等の画像データ入力装置から送られてくるカラー画像情報に基づいて画像処理を行い、電子写真方式によって記録用紙Pにフルカラー画像を形成する。
画像形成装置100は、イエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、シアン(C)用、及びブラック(K)用の4つの感光体ドラム10Y、10M、10C、10Kが、上下に一列に並んでいる、所謂タンデム型のプリントエンジンを搭載している。
なお、以降、他の部材も含め、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
さて、帯電装置(図示略)によって所定の電位に帯電した各感光体ドラム10Y、10M、10C、10Kは、各感光体ドラム10Y〜10Kに対応した各光走査装置112Y,1112M,112C,112Kから出射した光ビームLY,LM,LC,LKが走査し、潜像が形成される。なお、光ビームLY,LM,LC,LKも、YMCKに区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略し、単に「光ビームL」とする。
感光体ドラム10Y,10M,10C,10K上の潜像は、各色に対応した現像装置(図示略)によって現像され、各色トナー像が形成される。各色トナー像は中間転写体(図示略)に多重転写されフルカラートナー像となった後、一括して、記録用紙Pに転写される。フルカラートナー像が転写された記録用紙は、定着装置14に運ばれ、定着装置14によって記録用紙Pにフルカラー像が定着する。
図8に示すように、光走査装置112は、光源20から出射された光ビームLを、偏向走査装置22の回転多面鏡24で反射し、Fθレンズ26を経て、出射窓30から出射され感光体ドラム10(図1参照)上に結像し走査する。
SOSビームLSは感光体ドラム10の書き出しタイミングを決定するための光で、同期光検出装置28で検出された後、一定の遅れをもって光ビームLが走査、露光される。
さて、図26に示すように、光ビームLが感光体ドラム10上を走査する方向が主走査方向Sであり、光ビームLの走査と直交する副走査方向Mである。また、走査幅をWとする。
図1に示すように、画像形成装置100は、金属製の略箱形状の着脱フレーム120を備えている。
図3に示すように、着脱フレーム120のサイドフレーム122に各光走査装置112Y,112M,112C,112Kが上下に一列に並んで取り付けられている。なお、上から光走査装置112K、光走査装置112C、光走査装置112M、光走査装置112Yの順番で並んでいる。また、各光走査装置112Y,112M,112C,112Kは、それぞれ個別に、各種調整(光ビームLのビーム径や走査位置など)を調整完了した後に、着脱フレーム120に取り付ける。着脱フレーム120には開口124が形成されており、この開口124から光ビームLY,LM,LC,LKが出射される。
着脱フレーム120の上方には、サイドフレーム122から突出する固定軸126を備えている。なお、この固定軸126の軸方向は、主走査方向S(図25参照)と同方向である。また、着脱フレーム120の下方には、サイドフレーム122に立設する固定部128を備えている。固定部128には、ビス孔130が形成されている。
図2に示すように、画像形成装置100は、図の右側(光走査装置112側)に開口154(図4参照)が形成された略箱形状の筐体150を備え、この筐体150の側面152に各感光体ドラム10Y、10M、10C、10Kが回転自在に支持されている。なお、上から感光体ドラム10K、感光体ドラム10C、感光体ドラム10M、感光体ドラム10Yの順番で並んでいる。
図2と図4とに示すように、筐体150には、開口154の外側に支持部155が形成されている。支持部155の上面156には、前述した着脱フレーム120の固定軸126を回転自在に軸支するV字状の軸受部158が設けられている。また、前述した着脱フレーム120の固定部128の当接面128Aが被当接面150Aと当接する。そして、ビス孔130にビスを通し固定する。また、固定軸126を軸受部158に載せた後、バネなどの弾性体(図示略)で固定する。
なお、図2に示すように、筐体150の軸受部158と着脱フレーム120の固定軸126、筐体150の被当接面150Aと着脱フレーム120の固定部128の当接面128Aとで、更に被当接面150Aに設けられたボスと着脱フレーム120の固定部128に設けられた長孔とで横方向(S方向)の位置決めがなされ、筐体150と着脱フレーム120との位置決めがなされる。
また、筐体150の被当接面150Aに当接する着脱フレーム120の当接面128Aを、着脱フレーム120の筐体150側に形成しているので、感光体ドラム10が支持されている筐体150と当接面128Aとが近い。よって、例えば、図4に示すように、記録用紙Pを格納した給紙部の角部Rが、当該画像形成装置100が設置されている設置面の凸凹等で上下に歪んだとしても、着脱フレーム120には影響が及ばない。よって、光ビームLが感光体ドラム10上を走査し露光する位置への影響が少ない。
なお、図示は省略するが、固定軸126と軸受部158とでなく、固定部128と同様の部材を上部に設けて位置決めし、固定しても良い。
このような構成としたので、図5(A)に示すように、着脱フレーム120の幅は、筐体150の幅より狭くできる。よって、オープンスペース98が生まれる。そして、図5(B)に示すように、このオープンスペース98に電源基板、制御基板などの他の部品99を配設することができる。また、このオープンスペース98に配設された他の部品99は、画像形成装置100の横方向からアクセスできるので、整備性が良い。
また、図6(A)に示すように、固定軸126は、光ビームLKの光路上にある。(請求項6に対応)。
また、光ビームLY,LM,LC,LKのうち、光ビームLYは、固定軸126の軸中心から最も遠い位置になっている。(請求項7に対応)。
したがって、図6(B)に示すように、筐体150の被当接面150Aと着脱フレーム120の固定部128の当接面128Aとの位置がズレ、α1傾きが生じた場合、最もズレが少ないのが、光路上に固定軸126の軸中心がある光ビームLKであり、最もズレが大きいのが、固定軸126の軸中心から最も遠い位置にある光ビームLYである。(図中のα2とα3とを比較)。
さて、記録用紙Pに画像した際に、最もズレの目立つ色は最も濃いブラック(黒)であり、最もズレの目立たない色は最も淡い色であるイエロー(黄)である。よって、上述したように、光ビームLY,LM,LC,LKのうち、光ビームLKのズレを最も少なくし、光ビームLYのズレを大きくする構成とすることで、画像品位に与える影響を最小限にできる。
さて、各感光体ドラム10Y、10M、10C、10Kの各色トナー像が中間転写体に多重転写されフルカラートナー像となる際の色ズレを調整する必要が生じた場合、光ビームLが感光体ドラム10上を走査する位置を調整し、色ズレを調整する。そして、図25(C)に示すように、感光体ドラム10上の副走査方向M方向の傾きθの調整を「スキュー調整」という。また、感光体ドラム10上の左右の位置ズレや図25(A)に示す傾きの調整、及び図25(B)に示す走査幅W(前後)の調整を「倍率調整」という。
つぎに、光走査装置112の概要構成,着脱フレーム120への各光走査装置112Y,112M,112C,112Kの取り付け,着脱フレーム120に取り付け後のスキュー調整及び倍率調整(図25参照)について説明する。
図7と図8とに示すように、光走査装置112の光学箱131は、上述した、光源20,偏向走査装置22,Fθレンズ26,同期光検出装置28などが保持され、光ビームLが感光体ドラム10(図1参照)に向かって出射する出射窓30を備える光学箱本体132を備え、この光学箱本体132の上面に、板金成形されたカバー134を取り付ける構成となっている。そして、このカバー134が着脱フレーム120に取り付けられる。
このような構成とすると、スキュー調整と倍率調整(詳細は後述する)に発生する応力は、光学箱本体132にはかからない。よって、光学箱本体132の強度を必要以上に高くする必要がない。したがって、例えば、補強リブなどが必要ないので、成形が容易である。(請求項8に対応)。
図8に示すように、光学箱本体132とカバー134とは、ビス2で締結される。なお、ビス孔4をビス2の直径より大きな大穴とすることで、治具を用いて水平方向の調整、すなわち、倍率調整(図25(A),(B)参照)を行うことができる。(請求項10に対応)。
なお、図9に示す変形例の構成としても良い。光学箱本体142にはボス148が形成されたブラケット146を二つ取り付けてある。そして、このブラケット146の取付位置を水平方向に調整(倍率調整)した後、カバー144をビス2で締結する。なお、ボス148が挿入されるボス孔6A,6Bは精度良く形成されている必要がある。
図7と図8とに示すように、カバー134は前端部と後端部とが上方に折り曲げられた回転防止部300が形成されている。
また、カバー134の一方の側方には、主走査方向S(図25参照)に第一調整部160が延出している。第一調整部160は、側端部分が上方に曲げられた第一曲げ部162と、後端部分が下方に曲げられた第二曲げ部164とが形成されている。また、他方の側方には、主走査方向Sに第二調整部170が2箇所から延出している。第二調整部170にも、側端部分が上方に曲げられた第一曲げ部172と、後端部分が下方に曲げられた第二曲げ部174とが形成されている。
図3と図10とに示すように、着脱フレーム120の一方のサイドフレーム122には、受部182Y,182M,182C,182Kが曲げられて形成されるとともに、第一調整部160が入る、取付孔180Y,180M,180C,180Kが形成されている。なお、図18に示すように、受部182は上方に傾斜している。
また、図3では、隠れているが、他方のサイドフレーム122には、受部184Y,184M,184C,184Kが曲げられて形成されるとともに、第二調整部170が入る、取付孔180Y,180M,180C,180Kが形成されている。
そして、図10に示すように、着脱フレーム120の一方のサイドフレーム122の取付孔180に第一調整部160を入れ、他方のサイドフレーム122の取付孔180には第二調整部170を入れ、バネ190を第一調整部160,第二調整部170に引掛けて固定する。(請求項11に対応)。
なお、前述したように、カバー134は板金製であり、着脱フレーム120も金属製である。よって、光学箱131内部の熱が、カバー134を介して着脱フレーム120に伝導するので、放熱効果が高い。(請求項9対応)。
また、図10(B)に示すように、位置決めの基準面は基準面134A,134B、基準面122A,122Bである。また、この基準面134A,134Bが122A,122Bに押圧されるように、バネ190が引っ張っている。更に、図18に示すように受部182の傾斜面182Aに調整ビス166が当り、矢印Y方向(主走査方向Sと並行)に付勢されてガイドされる、つまり、基準面134Aが基準面122Aに押圧される構成となっている。(請求項13に対応)。よって、例えば、振動や衝撃などが加わっても、位置決めされた状態が維持される。
なお、バネ190以外の弾性体であっても良い、例えば、ゴムであっても良い。
また、基準面134A,134B、基準面122A,122Bは、いずれも切断工程のみの一加工工程面である。なお、切断後、曲げ工程が入ると二加工工程面である。一加工工程面は高精度であるので、このように一加工工程面同士面を当接させて、位置決めすると高精度に位置決めできる。
また、図15に示すように、一方のサイドフレーム122は、サイドフレーム122から側面部材200が着脱可能となっている。(請求項16に対応)。
なお、この側面部材200に、前述した、受部182Y,182M,182C,182K、取付孔180Y,180M,180C,180Kが形成されている。
さて、この側面部材200が、着脱しない構成の場合、第一調整部160、第二調整部170を、取付孔180Y,180M,180C,180Kに入れる為には、光走査装置112を上下左右に斜めし、また、左右に振って入れることになる。このような作業は手間がかかるうえ、着脱フレームに誤ってぶつけてしまい、着脱フレームを湾曲させてしまうことがある。
これに対し、図15に示すように、サイドフレーム122から側面部材200が着脱可能とすると、上述したような不具合が生じない。また、光走査装置112を上下左右に斜めして左右に振って入れる必要がないので、サイドフレーム122の幅も光走査装置112の幅ぎりぎりまで詰めることができる。よって、より小型化できる。
なお、図16に示す変形例のように、各取付孔180毎に分割された分割側面部材202としても良い。このような構成とすると、光走査装置112の内一つのみ交換する際に、他の光走査装置112の位置決めに影響しないので、好適である。(請求項17に対応)。
つぎに、光走査装置112の取り外し手順について説明する。
図17(a)に示すように、光走査装置112の両端をバネ190で取り付けた状態では、回転防止部300の端面300Aと他方のサイドフレーム122の側面と隙間がある。
図17(b)に示すように、第一調整部160に掛けられているバネ190を取り外すと、光走査装置112は、第二調整部170に掛けられているバネ190の付勢力で、回転する。しかし、回転防止部300の端面300Aが他方のサイドフレーム122の側面に当接し、回転が止まり、この状態で固定される。(請求項12に対応)。よって、作業が容易である。
そして、図17(c)に示すように、側面部材200を外す。そして最後に、図17(d)に示すように、第二調整部170に掛けられているバネ190を外し、光走査装置112が取り外される。
なお、取付手順は、上記の逆であり、その際も同様に、回転防止部300の端面300Aが他方のサイドフレーム122の側面に当接し、回転が止まり、この状態で固定されるので、作業が容易である。
つぎに、光走査装置112の着脱フレーム120の取付位置の調整(スキュー調整、倍率調整)の方法について説明する。
図10(A)に示すように、調整ビス166で光走査装置112をθ方向に移動し、スキュー調整を行うことができる。(図25参照)。(請求項2、請求項14に対応)。
なお、調整ビス116は、端面にローレットが形成されたつまみ部を上部に備えたローレットビスである。よって、ドライバー等の工具を用いることなく作業者が手で回転させることができる。なお、上面に十字溝が形成されており、プラスドライバーをもちいても回転できる。
そして、図13(a)に示すように、顧客先での交換作業などによって、光走査装置112Kに倍率調整(図25参照)が必要となった場合、図13(b),図11,図12に示すように、いもネジ176で倍率調整する。(請求項3、請求項14に対応)。
なお、基準面134Bと基準面122Bとが当接しての位置決めは、二つの他方の調整部のうち、いずれか一方のみである。(図10(B)の例では、感光体ドラム12側となっている)。そして、位置決めしてない他方(図10(B)の例では、の感光体ドラム12側でない方)を、いもネジ176で倍率調整する。よって、図12では、基準面134B、基準面122Bの符号に括弧を付けている。
また、通常は、図7,図8に示し、既に説明したたように、光学箱本体132とカバー134との取付位置によって、倍率調整がなされているので、倍率調整は必要ない場合が多い。しかし、装置間の個体差や交換作業時に発生する位置決め部の傷や歪み等によって、倍率調整が必要な場合がある。このため、いもネジ176を付けていない状態で出荷し、上記のように必要なときにのみ、いもネジ176で倍率調整することで、いもネジ176がコストダウンできる。
なお、後退する方向(図中の矢印V方向と反対方向)にのみしか移動できない。よって、光走査装置112Kのみ前進させたい場合は、図14に示すように、他の光走査装置112Y,112M,112Cを後退させ、倍率調整すれば良い。
また、上述したスキュー調整、倍率調整において、光走査装置1120の取付位置の変化に応じ、バネ190が弾性変形するので、調整が容易である。
さて、図19に示す変形例のように、着脱フレーム220の一方のサイドフレーム222を傾斜させ、下方を幅広にし、各光走査装置112Y〜112Kのカバー234Y〜234Kの第一調整部160Y,160M,160C,160Kのそれぞれ長さを変化させ、上方から平面視すると、調整ビス166Y〜166Kが重ならないようにすると、上方から全ての第一調整部160Y,160M,160C,160Kが見えるので、調整が、より行いやすくなるとともに、ドライバーで上方からアクセス可能となる。つまり、整備性がより向上する。(請求項15に対応)。
あるいは、図20に示す変形例のように、各光走査装置112Y〜112Kのカバー234Y〜234Kの第一調整部160の位置を変化させ、上方から平面視すると、調整ビス166Y〜166Kが重ならないようにしても、同様に整備性がより向上する。(請求項15に対応)。
以上説明したように、画像形成装置10は、複数の光走査装置112Y,112M,112C,112Kを着脱フレーム120ごと一括して着脱できる。更に、光走査装置112Y,112M,112C,112Kが着脱フレーム120に取り付けられた状態で取付位置を調整可能(スキュー調整と倍率調整)できる。よって、光走査装置112Y,112M,112C,112Kの着脱フレーム120への取付位置の治具を用いて調整した後に、着脱フレーム120を筐体150に取り付けて組み立てることで、組立後の調整が不要となる。また、例えば、市場で光走査装置112を一つのみ交換した際の調整も容易である。つまり、組立性及び整備性が良い。
本発明の一の実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す図である。 筐体と着脱フレームとを模式的に示す図である。 着脱フレームを模式的に示す図である。 筐体を模式的に示す図である。 画像形成装置を上方から平面視し、(A)はフリースペースを示す模式図であり、(B)はフリースペースに他の備品を配設した様子に示す模式図である。 (A)は固定軸と各光ビームとの位置関係を示す模式図であり、(B)は位置ズレによる各光ビームのズレを示す模式図である。 光走査装置を示す図である。 光走査装置の光学箱本体とカバーとが離れた状態を示す図である。 光走査装置の変形例を示し、光学箱本体とカバーとが離れた状態を示す図である。 着脱フレームに光走査装置をバネで取り付けた状態を示し、(A)は後方から見、また、スキュー調整を示す図であり、(B)は上方から見た図である。 一方の調整部の倍率調整を示し、(A)は側方から見た図であり、(B)は斜視図である。 他方の調整部の倍率調整を示し、(A)は側方から見た図であり、(B)は斜視図である。 (A)は一つの光走査装置のみが斜めになっている状態を説明する図であり、(B)は一つの光走査走査装置を倍率補正した状態を説明する図である。 (A)は一つの光走査装置のみが斜めになっている状態を説明する図であり、(B)は他の光走査走査装置を倍率補正した状態を説明する図である。 側面部材の着脱フレームからの着脱を説明する図である。 分割側面部材の着脱フレームからの着脱を説明する図である。 光走査装置の着脱フレームからの取り外しを(a)から(d)への順番に説明する図である。 受部の拡大図である。 着脱フレームの変形例を模式的に示す図である。 着脱フレームの変形例を模式的に示す図である。 従来の画像形成装置の板金フレームを示す図である。 従来の画像形成装置のフレームを示す図である。 従来の画像形成装置を示す図である。 (A)従来の画像形成装置の板金フレームを上方から見た図であり、(B)は無駄なスペースを説明する図であり、(C)は板金を曲げて無駄なスペースを解消した図である。 (A)は主走査方向の傾きを、(B)は走査幅(結像位置)を、(C)は副走査方向の傾きを、それぞれ説明する図である。 光走査装置から出射した光ビームによる感光体ドラムへの走査・露光を示し、主走査方向,副走査方向,走査幅を説明する図である。
符号の説明
4 ビス孔(第二倍率調整機構)
10 感光体ドラム(被走査体)
10K ブラック用感光体ドラム(ブラック用被走査体)
10Y イエロー用感光体ドラム(イエロー用被走査体)
112 光走査装置
112K ブラック用光走査装置
112Y イエロー用光走査装置
120 着脱フレーム
122 サイドフレーム(側面)
126 固定軸
128A 当接面
131 光学箱
132 光学箱本体
134 カバー
146 ブラケット(第二倍率調整機構)
150 筐体
150A 被当接面
158 軸受部(軸受)
160 調整部
166 調整ビス(調整ビス、ガイド機構)
170 調整部
176 いもネジ(調整ビス)
180 取付孔
182 受部(当接部)
182A 傾斜面(ガイド機構)
184 受部(当接部)
190 バネ(弾性部材)
200 側面部材
202 分割側面部材
300 回転防止部材
L 光ビーム
LK ブラック用光ビーム
LY イエロー用光ビーム

Claims (17)

  1. 被走査体上を走査し露光する光ビームを出射する光走査装置と、
    複数の前記被走査体を回転自在に支持する筐体と、
    複数の前記被走査体に対応した複数の前記光走査装置が内部に取り付けられ、前記筐体に着脱可能である略箱形状の着脱フレームと、
    前記光走査装置が前記着脱フレームに取り付けられる取付位置を、該光走査装置が前記着脱フレームに取り付けられた状態で調整可能な調整機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記調整機構は、前記被走査体を走査する光ビームの副走査方向の傾きを調整するスキュー調整機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整機構は、前記被走査体上を走査する光ビームの走査幅と主走査方向の傾きを調整する倍率調整機構を備えることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記着脱フレームは、前記筐体の被当接面に当接し、前記光ビームの射出方向の位置決めする当接面を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記着脱フレームから主走査方向に突出し、前記筐体の軸受に回転自在に支持される固定軸を備えることを特徴する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 複数の前記被走査体の一つは、黒色の画像形成に寄与するブラック用被走査体であり、
    複数の前記光走査装置の一つは、前記ブラック用被走査体を走査し露光するブラック用光ビームを出射するブラック用光走査装置であって、
    前記固定軸は、前記ブラック用光走査装置から出射した前記ブラック用光ビームの光路上、又は光路の近傍に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 複数の前記被走査体の一つは、黄色の画像形成に寄与するイエロー用被走査体であり、
    複数の前記光走査装置の一つは、前記イエロー用被走査体を走査し露光するイエロー用光ビームを出射するイエロー用光走査装置であって、
    複数の前記光走査装置のうち、前記イエロー用光走査装置を前記固定軸から最も遠い位置に取り付けることを特徴とする請求項5、又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記光走査装置は、各種光学部品を保持する光学箱を備え、
    前記光学箱は、前記各種光学部品を保持する光学箱本体と、前記光学箱本体に取り付けられるカバーと、で構成されており、
    前記カバーが、前記着脱フレームに取り付けられ、
    前記調整機構は、前記カバーに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記カバーは、金属製であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記調整機構に加え、前記光走査装置には、第二倍率調整機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記光走査装置は、前記着脱フレームの一方の側面と前記一方の側面と対向する他方の側面とに、弾性部材で取り付けらることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記着脱フレームの前記他方の側面へ前記弾性部材で前記光走査装置を取り付けた状態において、
    前記他方の側面の前記弾性力による前記光走査装置の回転に伴い、前記他方の側面に当接する回転防止部材を、該光走査装置に備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記弾性部材の弾性力によって、前記光走査装置が主走査方向へガイドされるガイド機構を備え、
    前記ガイド機構によって、前記着脱フレームの一方、又は他方の側面に前記光走査装置が当接し位置決めされることを特徴とする請求項11、又は請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記光走査装置は、各種光学部品を保持する光学箱を備え、
    前記調整機構は、
    前記光学箱に形成され、前記着脱フレームの取付孔から突出した調整部と、
    前記着脱フレームに形成された当接部と、
    前記調整部と前記当接部との距離を調整する調整ビスと、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 複数の前記光走査装置は、上下に並んで配置され、
    複数の前記光走査装置の各前記調整部は、上方から平面視すると重ならないことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記着脱フレームの一方の側面は、前記光走査装置が取り付けられ、前記調整部が突出し、前記取付孔が形成された側面部材を備え、
    前記側面部材は、前記着脱フレームから着脱可能であることを特徴とする請求項14、又は請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記側面部材は、前記光走査装置毎に分割された複数の分割側面部材からなり、
    前記分割側面部材毎に前記着脱フレームから着脱可能としたことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
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JP2012247510A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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