JP2006181787A - 印刷用トレイ - Google Patents

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Akihiro Takizawa
彰博 滝沢
Junichi Otaka
順一 大高
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Abstract

【課題】簡易な構成でディスクを収容して位置決め保持でき、印刷機の汎用性、印刷品位を向上できる印刷用トレイを提供する。
【解決手段】トレイ本体8の平坦面8aにディスク7を収容する収容凹部9が形成され、該収容凹部9の周方向に複数箇所でディスク外周面を押圧してディスク中心に向かって位置決めする位置決め機構11が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、該ディスクを載置したままディスク面に印刷が行われる印刷用トレイに関する。
近年、パーソナルコンピュータ、音響機器、DVDレコーダーなどの電子機器の普及にともない、音楽などを記憶させたコンパクトディスク(CD)や各種データや制御プログラムなどを記憶させたCD−ROM、DVD−ROM、記憶媒体としてのCD−R、CD−RW、DVDなどの様々な多用途ディスクが利用されている。
一般にディスクは、透明なプラスチック基材(ポリカーボネート)の表面にピットと呼ばれる凹凸を形成することでデータが書き込まれており、該記録面には反射層として金属薄膜(アルミニウム薄膜)が積層形成されている。金属薄膜層の上にはUV保護層を設けてその表面にラベルなどが貼着されている。ラベル面には印刷が可能で、記録情報の読取は透明なプラスチック基材側からレーザー光を照射して行われる。
ディスクのラベルに印刷する方式としては、ディスクを製品毎に収容する収容部を設けたカード状の印刷用トレイを用いて、該印刷用トレイごと既存のオフセット印刷機に搬送してディスク面に印刷が行われていた。これにより、ディスクの外形形状が多様化しても迅速に対応可能となり、メンテナンス作業も容易となる(特許文献1参照)。
特開2002−260304号公報
しかしながら、ディスクを収容した印刷用トレイを用いてオフセット印刷を行う場合、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色インク像を印刷する度に印刷用トレイを印刷機へ供給、UV乾燥、排出を繰り返し行うため、ディスクを位置ずれしないように保持することが要求される。特に円形のディスクを印刷する場合には、方向性を認定し難いため、位置ずれやセットミスがあっても判別し難い。また、通常大量のディスクに印刷するため、印刷用トレイ自体の耐久性も要求される。
例えば、トレイ本体の収容凹部にディスクを収容して搬送する場合、ディスクを位置決めする位置決め機構はディスクを径方向に押圧して位置決めすると共にディスクの浮き上がりを抑えるため、トレイ上面(印刷面)に突出して設けられる。このため、印刷機のブランケットに位置決め機構の突出部分に対応する凹部を設けた専用のブランケットを用意する必要があり製造コストが上昇する。ブランケットはシリンダに一定のテンションで巻き付けられるため、凹部を設けるとテンションにより当該凹部周辺にゆがみが生じ印刷画像にひずみが発生するおそれがある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、位置決め機構の高さを抑えてディスクを位置決めすることができ、印刷機の汎用性、印刷品位を向上できる印刷用トレイを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
即ち、印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイにおいて、トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部の周方向に複数箇所でディスク外周面を押圧してディスク中心に向かって位置決めする位置決め機構が設けられることを特徴とする。
また、位置決め機構は板ばねが用いられ、収容凹部の底部に固定されるベース部より起立する起立部に連続して水平方向へ折り曲げて形成された押圧部の復元力によりディスク外周面を中心部へ向かって押圧することを特徴とする。
この場合、押圧部の高さは、トレイの平坦面より低い高さ位置でディスク外周面を押圧することを特徴とする。
上記印刷用トレイを用いれば、トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部の周方向に複数箇所でディスク外周面を押圧してディスク中心に向かって位置決めする位置決め機構が設けられるので、位置決め機構の高さを抑えてトレイ本体に設けることができる。即ち、位置決め機構の高さがディスク面(印刷面)より突出して設けられていないので、ブランケット側に凹部を形成する必要がなく、通常のシート材(紙、カードなど)への印刷に用いるブランケットを用いた印刷が行える。よって、印刷機の汎用性、印刷品位を向上に寄与することができる。
位置決め機構に板ばねを用いた場合には、トレイ本体への組み付けが容易に行えるうえに、ディスクを収容凹部へ装填したり取り出したりする場合には、押圧部をアクチュエータで押動するだけでよいため、ディスク搬送装置の構成も簡略化できる。
押圧部の高さは、トレイの平坦面より低い高さ位置でディスク外周面を押圧するようになっていれば、印刷機のニップを通過する際に板ばねが変形してディスクの保持が解放されるおそれはない。
以下、本発明に係る印刷用トレイの好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
本願発明は、印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイに広く適用される。
先ず、図5を参照して印刷用トレイを用いた印刷機の概略構成について説明する。オフセット印刷機1は、版胴2にインキ像を形成し、該インキ像を版胴2からブランケット胴3に巻き付けられたブランケットに転写し、該ブランケットと圧胴4との間に搬送された印刷用トレイ5に保持されたディスク面にインキ像を転写する。このようなオフセット印刷機1がM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)などのUV硬化性を有するインキ毎に直列に配設されて印刷ユニットが形成される。印刷ユニットには例えば無端ベルト状に形成されて周回する搬送コンベア6が設けられている。印刷用トレイ5は搬送コンベア6に載置されて搬送され、一色毎にインキ像がブランケットより印刷用トレイ5に載置されたディスク面に印刷され、UV乾燥を行う工程を繰り返してディスク面にカラー印刷が行われるようになっている。
印刷用トレイ5は搬送コンベア6に1枚ずつ供給され、次いでディスクが印刷用トレイ5上に供給されて位置決めされたまま、各色オフセット印刷機1へ搬送されて印刷が行われる。印刷が行われたディスクは、印刷用トレイ5より回収され、印刷用トレイ5には新たなディスクが供給されて同様の印刷動作が繰り返し行われる。
次に、印刷用トレイ5の構成について図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
図1(a)(b)(c)において、印刷用トレイ5は印刷用のディスク7を載置して印刷ユニットへ搬送され、該ディスク7を載置したままディスク面7aに印刷が行われる。印刷用トレイ5としては、取扱性、搬送性を考慮してアルミ板などの金属板やガラスエポキシ樹脂板などのプラスチック板が好適に用いられる。金属板が用いられる場合には、表面にテフロン(登録商標)コーティングなどの表面処理が施されているのが好ましい。
トレイ本体8には印刷面となるディスク面7aと同等の高さの平坦面8aと両側に段付面が形成されたガイド部8bを有する。ガイド部8bは、印刷用トレイを供給回収する場合や、乾燥工程などにおいてエレベータ装置などに適合させるために利用される。平坦面8aにはディスク7の収容凹部9が形成されている。収容凹部9は、トレイ本体8にディスク面7aを平坦面8aにほぼ揃えて収容する(図1(b)参照)。尚、ディスクサイズによるが、収容凹部9は1箇所に限らず複数箇所に設けても良い。また、図2(a)(c)において、収容凹部9の底部には、収容されるディスク7の保護シート(テフロン(登録商標)シート、シリコンシート等)10が敷設されている。この保護シート10は、ディスク7の記録面側が密着して位置ずれを防止すると共に記録面が傷付くのを防止している。
図1(a)(c)において位置決め機構11は、収容凹部9の周方向に複数箇所(本実施例は4箇所)に設けられている。この位置決め機構11は、ディスク7の外周面を押圧してディスク中心に向かって径方向に位置決めする。このように位置決め機構11をディスク7の周囲に対向する位置に設けることで、ディスク7をバランスよく位置決めすることができる。
また、位置決め機構11としては本実施例では板ばね12が用いられている。図2(a)(b)において、板ばね12は収容凹部9の底部(裏面側)に接着固定されるベース部12aより起立する起立部12bに連続して水平方向へ折り曲げて形成された押圧部12cの復元力によりディスク周面を押圧するようになっている。押圧部12cの高さは、トレイ本体8の平坦面8aより低い高さ位置でディスク外周面を押圧するようになっている。押圧部12cの先端面12dは、ディスク外周面に沿って密着するように円弧面に形成されている。この先端面12dは、ディスク周面を傷付けないようにバリ取り加工が施されている。
図3において、トレイ本体8の収容凹部9の周囲には4箇所に抜き孔13が穿孔されている。また、抜き穴13に隣接して収容凹部9の裏面側には凹部14が切削により形成されている。この凹部14へベース部12aを接着すると共に押圧部12cを起立部12bと共に抜き孔13をくぐらせることにより、押圧部12cの先端面12dがディスク外周面を押動可能な高さ位置(図2(a)参照)で水平方向に支持することができる。
尚、図2(c)(d)において、水平支持された押圧部12cの後端部を押圧することで、先端面12dをディスク外周面より上方に浮き上がらせてディスク7の位置決めを解放することができる。この状態でディスク7を吸着パッドなどで吸着保持して印刷用トレイ5より取り出すことができる。また、抜き孔13は、押圧部12cの後端部を押し下げて位置決めを解除する際の動作スペースとなるように設計されている。
印刷用トレイ7へのディスク7の装填動作及び取り出し動作について、図4(a)(b)(c)を参照して説明する。図4(a)において、印刷用トレイ5にディスクを供給する工程や乾燥工程などのトレイ搬送路にはアクチュエータ15が位置決め機構11(押圧部12c)に対応する位置に設けられている。アクチュエータ15は、エアシリンダや電磁ソレノイドなど様々な駆動源が用いられる。図4(b)(c)において、アクチュエータ15を作動すると、ロッド15aが板ばね12の押圧部12cを押圧するため、先端面12dが浮き上がった状態になる。この状態で、図示しないチャックなどによりディスク7を保持したまま収容凹部9へ装填したり、収容凹部9からディスク7をチャックして取り出したりできる。その後、アクチュエータ15のロッド15aを退避させると、板ばね12の復元力により押圧部12cは元の水平位置に復帰して先端面12dによりディスク7を中心部に向かって位置決めすることができる。
上述した印刷用トレイ5を用いてオフセット印刷機1で印刷する場合、位置決め機構11の高さがディスク面(印刷面)7aより突出して設けられていないので、ブランケット側に凹部を形成する必要がなく、通常のシート材(紙、カードなど)への印刷に用いるブランケットを用いた印刷が行える。よって、印刷機の汎用性、印刷品位を向上に寄与することができる。
尚、上記実施例は、位置決め機構11をディスク7の周囲で4箇所に設けた場合について説明したが、この態様に限らず位置決め機構11を増減するのは任意である。また、ディスク7の外形形状が円形の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の形状(例えば矩形状等)であっても良い。
印刷用トレイの平面図、矢印A−O−A方向の断面図及び斜視図である。 印刷用トレイの部分断面図及び部分斜視図である。 印刷用トレイの裏面側の斜視説明図である。 アクチュエータの配置を示す平面図、アクチュエータによる板ばねの押圧動作を示す矢印A−O−A方向の断面図及び部分断面図である。 オフセット印刷機の模式説明図である。
符号の説明
1 オフセット印刷機
2 版胴
3 ブランケット胴
4 圧胴
5 印刷用トレイ
6 搬送コンベア
7 ディスク
7a ディスク面
8 トレイ本体
8a 平坦面
8b ガイド部
9 収容凹部
10 保護シート
11 位置決め機構
12 板ばね
12a ベース部
12b 起立部
12c 押圧部
12d 先端面
13 抜き孔
14 凹部
15 アクチュエータ
15a ロッド

Claims (3)

  1. 印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイにおいて、
    トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部の周方向に複数箇所でディスク外周面を押圧してディスク中心に向かって位置決めする位置決め機構が設けられていることを特徴とする印刷用トレイ。
  2. 位置決め機構は板ばねが用いられ、収容凹部の底部に固定されるベース部より起立する起立部に連続して水平方向へ折り曲げて形成された押圧部の復元力によりディスク外周面を中心部へ向かって押圧することを特徴とする請求項1記載の印刷用トレイ。
  3. 押圧部の高さは、トレイの平坦面より低い高さ位置でディスク面を押圧することを特徴とする請求項2記載の印刷用トレイ。
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