JP2006181788A - 印刷用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でディスクを収容して位置決め保持でき、印刷機の汎用性、印刷品位を向上できる印刷用トレイを提供する。
【解決手段】トレイ本体8の平坦面8aにディスク7を収容する収容凹部9が形成され、該収容凹部9の周方向に複数箇所でディスク外周面を押圧してディスク中心に向かって位置決めする位置決め機構11が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、該ディスクを載置したままディスク面に印刷が行われる印刷用トレイに関する。
近年、パーソナルコンピュータ、音響機器、DVDレコーダーなどの電子機器の普及にともない、音楽などを記憶させたコンパクトディスク(CD)や各種データや制御プログラムなどを記憶させたCD−ROM、DVD−ROM、記憶媒体としてのCD−R、CD−RW、DVDなどの様々な多用途ディスクが利用されている。
一般にディスクは、透明なプラスチック基材(ポリカーボネート)の表面にピットと呼ばれる凹凸を形成することでデータが書き込まれており、該記録面には反射層として金属薄膜(アルミニウム薄膜)が積層形成されている。金属薄膜層の上にはUV保護層を設けてその表面にラベルなどが貼着されている。ラベル面には印刷が可能で、記録情報の読取は透明なプラスチック基材側からレーザー光を照射して行われる。
ディスクのラベルに印刷する方式としては、ディスクを製品毎に収容する収容部を設けたカード状の印刷用トレイを用いて、該印刷用トレイごと既存のオフセット印刷機に搬送してディスク面に印刷が行われていた。これにより、ディスクの外形形状が多様化しても迅速に対応可能となり、メンテナンス作業も容易となる(特許文献1参照)。
特開2002−260304号公報
しかしながら、ディスクを収容した印刷用トレイを用いてオフセット印刷を行う場合、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色インク像を印刷する度に印刷用トレイを印刷機へ供給、UV乾燥、排出を繰り返し行うため、ディスクを位置ずれしないように保持することが要求される。特に円形のディスクを印刷する場合には、方向性を認定し難いため、位置ずれやセットミスがあっても判別し難い。また、通常大量のディスクに印刷するため、印刷用トレイ自体の耐久性も要求される。
例えば、トレイ本体の収容凹部にディスクを収容して搬送する場合、ディスクを位置決めする位置決め機構はディスクを径方向に押圧して位置決めすると共にディスクの浮き上がりを抑えるため、トレイ上面(印刷面)に突出して設けられる。このため、印刷機のブランケットに位置決め機構の突出部分に対応する凹部を設けた専用のブランケットを用意する必要があり製造コストが上昇する。ブランケットはシリンダに一定のテンションで巻き付けられるため、凹部を設けるとテンションにより当該凹部周辺にゆがみが生じ印刷画像にひずみが発生するおそれがある。
また、印刷用トレイは、ディスク供給部、印刷機、UV乾燥機などの複数工程間を循環して搬送され、各工程においてトレイ本体の位置決めを行うと共にディスクの供給取出しを位置精度良く行う必要がある。この印刷用トレイの搬送路における位置決めとディスクのトレイ本体への位置決め/位置決め解除を個別に行う場合には装置構成が複雑になり、装置も大型化する。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、位置決め機構の高さを抑えてディスクを位置決めでき、合わせてトレイ本体の搬送路に対する位置決めを行うことができる印刷用トレイを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
即ち、印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイにおいて、トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部に収容されたディスク外周面を押圧して当該ディスクを基準面へ押圧して位置決めする位置決め機構が設けられていることを特徴とする。
また、位置決め機構は収容凹部に形成される基準面とは反対側に回転軸を中心に回転する回転駒が設けられ、回転駒の一端側を弾性部材によって付勢することにより他端側がディスク外周面を押圧してディスクを基準面に向かって押圧することを特徴とする。
また、トレイ本体の一部にトレイ搬送路に設けられる開閉爪が係止する切欠部が形成されており、回転駒に設けられる突起部が弾性部材による付勢により当該切欠部より外方へ突出して設けられていることを特徴とする。
また、回転駒の高さは、トレイの平坦面より低い高さ位置でディスク外周面を押圧することを特徴とする。
上記印刷用トレイを用いれば、トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部に収容されたディスク外周面を押圧して当該ディスクを基準面へ押圧して位置決めする位置決め機構が設けられているので、位置決め機構の高さを抑えてトレイ本体に設けることができる。即ち、位置決め機構の高さがディスク面(印刷面)より突出して設けられないのでブランケット側に凹部を形成する必要がなく、通常のシート材(紙、カードなど)への印刷に用いるブランケットを用いた印刷が行える。よって、印刷機の汎用性、印刷品位を向上に寄与することができる。
また、位置決め機構は収容凹部に形成される基準面とは反対側に回転軸を中心に回転する回転駒が設けられ、回転駒の一端側を弾性部材によって付勢することにより他端側がディスク外周面を押圧してディスクを基準面に向かって押圧する。これにより、収容凹部に収容されたディスクを回転駒による付勢のみで基準面に突き当てて位置決めすることができる。
また、トレイ本体の一部にトレイ搬送路に設けられる開閉爪が係止する切欠部が形成され、回転駒に設けられる突起部が弾性部材による付勢により当該切欠部より外方へ突出して設けられるので、トレイ搬送路に設けられる開閉爪が切欠部に係止してトレイ本体の位置決めを行う際に、該開閉爪が弾性部材の付勢力に抗して突起を押し戻して回転駒の他端部をディスク外周面から離間させる向きに回転させるので、ディスクの供給若しくは取出しが合わせて行える。
以下、本発明に係る印刷用トレイの好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
本願発明は、印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイに広く適用される。
先ず、図4を参照して印刷用トレイを用いた印刷機の概略構成について説明する。オフセット印刷機1は、版胴2にインキ像を形成し、該インキ像を版胴2からブランケット胴3に巻き付けられたブランケットに転写し、該ブランケットと圧胴4との間に搬送された印刷用トレイ5に保持されたディスク面にインキ像を転写する。このようなオフセット印刷機1がM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)などのUV硬化性を有するインキ毎に直列に配設されて印刷ユニットが形成される。印刷ユニットには例えば無端ベルト状に形成されて周回する搬送コンベア6が設けられている。印刷用トレイ5は搬送コンベア6に載置されて搬送され、一色毎にインキ像がブランケットより印刷用トレイ5に載置されたディスク面に印刷され、UV乾燥を行う工程を繰り返してディスク面にカラー印刷が行われるようになっている。
印刷用トレイ5は搬送コンベア6に1枚ずつ供給され、次いでディスクが印刷用トレイ5上に供給されて位置決めされたまま、各色オフセット印刷機1へ搬送されて印刷が行われる。印刷が行われたディスクは、印刷用トレイ5より回収され、印刷用トレイ5には新たなディスクが供給されて同様の印刷動作が繰り返し行われる。
次に、印刷用トレイ5の構成について図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
図1(a)(b)において、印刷用トレイ5は印刷用のディスク7を載置して印刷ユニットへ搬送され、該ディスク7を載置したままディスク面7aに印刷が行われる。印刷用トレイ5としては、取扱性、搬送性を考慮してアルミ板などの金属板やガラスエポキシ樹脂板などのプラスチック板が好適に用いられる。金属板が用いられる場合には、表面にテフロン(登録商標)コーティングなどの表面処理が施されているのが好ましい。
トレイ本体8の平坦面8aにはディスク7の収容凹部9が形成されている。収容凹部9は、ディスク7のディスク面7aを平坦面8aにほぼ揃えて収容する。尚、ディスクサイズによるが、収容凹部9は1箇所に限らず複数箇所に設けても良い。また、図2(b)において、収容凹部9の底部には、収容されるディスク7の保護シート(シリコンシート等)10が敷設されている。この保護シート10は、ディスク7の記録面側が密着して位置ずれを防止すると共に記録面が傷付くのを防止している。
図1(a)において、位置決め機構11は、収容凹部9の周方向に複数箇所(本実施例では2箇所)に設けられている。位置決め機構11はディスク外周面を押圧してディスク7を収容凹部9の基準面12へ押圧して位置決めする。具体的には、基準面12と径方向反対側には回転軸を中心に回転する回転駒13が設けられている。図2(a)において、回転駒13は、収容凹部9に隣接する凹部14にトレイ本体8の裏面側からねじ嵌合するねじ15の軸受(ナット)16を中心に回転自在に設けられる。凹部14の壁面には、弾性部材(本実施例ではコイルバネ)17の一端側が嵌め込まれている。コイルバネ17の他端側は回転駒13の一端側13aに連繋している。凹部14が形成されたトレイ本体8の一部には切欠部18が2箇所に形成されている。この切欠部18からは、回転駒13に形成される突起部19が外方へ突出して設けられる。回転駒13の一端側13aをコイルバネ17により付勢することにより他端側13bをディスク外周面に押圧してディスク7を基準面12に向かって押圧している。回転駒13の他端側13bは、ディスク外周面を押動するため円弧面に形成されている。回転駒13の高さをディスク7の高さより低く設けることで位置決め機構11の高さを印刷面より低く抑えることができる。
ディスク7は収容凹部9に装填されると、2箇所に設けられた回転駒13の他端側13bに設けられた円弧面により図1(a)の矢印方向に基準面12に向けて押圧されて位置決めされる。位置決め機構11の数は2箇所に設けたが、それより増減して設けるのは任意である。
また、図3(a)(b)において、トレイ搬送路である搬送コンベア6の両側には、印刷用トレイ5を挟持して位置決めする開閉爪20a、20bがトレイ搬送方向上流側及び下流側に設けられている。開閉爪20aは所定位置でトレイ本体8の切欠部18と係合して、搬送コンベア6上で印刷用トレイ5が位置決めされる。このとき、切欠部18より外方へ突出する突起19が開閉爪20aによりコイルバネ17の付勢力に抗して突押し戻されて回転駒13の他端部13bがディスク外周面から離間する向きに回転するので、収容凹部9へのディスク7の供給若しく収容凹部9からのディスク7の取出しが同時に行える。
印刷用トレイ5へのディスク7の供給動作及び取出し動作について、図3(a)(b)を参照して説明する。図3(a)において、印刷用トレイ5にディスク7を供給する位置やや印刷用トレイ5からディスク7を取り出す位置などにおいて、搬送コンベア6の両側には、開閉爪20a、20bが回動可能に設けられている。開閉爪20a、20bを回動させる駆動源は、エアシリンダや電磁ソレノイド、或いはモータなど様々な駆動源が用いられる。
例えば印刷用トレイ5がディスク供給位置に搬送されると、図3(b)において、搬送方向下流側の開閉爪20bがトレイ搬送面に起立してトレイ先端面が突き当たり、次いで上流側の開閉爪20aが切欠部18に係合して、印刷用トレイ5のコンベア6上の位置決めが行える。また、図3(a)において、開閉爪20aが切欠部18に係合する際に突起部19を押動し回転駒13の端面13bがディスク外周面から離間する向きに回転するので、収容凹部9にディスク7を供給することができる。開閉爪20aを離間させると回転駒13はコイルバネ17に付勢されて端面13bがディスク外周面を押圧して基準面12に突き当てて位置決めがなされる。開閉爪20bを搬送面から退避させると、印刷用トレイ5は搬送コンベア6によって、下流側へ搬送される。
上述した印刷用トレイ5を用いてオフセット印刷機1で印刷する場合、位置決め機構11の高さがディスク面(印刷面)7aより突出して設けられていないので、ブランケット側に凹部を形成する必要がなく、通常のシート材(紙、カードなど)への印刷に用いるブランケットを用いた印刷が行える。よって、印刷機の汎用性、印刷品位の向上に寄与することができる。
特に、トレイ搬送路に設けられる開閉爪20a、20bが切欠部18に係止してトレイ本体8の位置決めを行う際に、該開閉爪20aがコイルバネ17の付勢力に抗して突起部19を押し戻して回転駒13の端部13bをディスク外周面から離間させる向きに回転させるので、ディスク7の供給若しくは取出しが同時に行える。
尚、上記実施例は、トレイ本体8の収容凹部9に収容されるディスク7を3辺支持により位置決めしているが、この態様に限らず支持位置を増減するのは任意である。また、回転駒13を付勢する弾性部材はコイルバネ17に限らず、板バネなど他の部材であっても良い。
印刷用トレイの平面図及び正面図である。 印刷用トレイの部分平面拡大図及び矢印A−A断面図である。 印刷用トレイの搬送コンベア上の位置決め動作を示す平面図及び正面図である。 オフセット印刷機の模式説明図である。
符号の説明
1 オフセット印刷機
2 版胴
3 ブランケット胴
4 圧胴
5 印刷用トレイ
6 搬送コンベア
7 ディスク
7a ディスク面
8 トレイ本体
8a 平坦面
9 収容凹部
10 保護シート
11 位置決め機構
12 基準面
13 回転駒
14 凹部
15 ねじ
16 軸受
17 コイルバネ
18 切欠部
19 突起部
20a、20b 開閉爪

Claims (4)

  1. 印刷用のディスクを載置して印刷機へ搬送され、ディスク面に印刷が行われる印刷用トレイにおいて、
    トレイ本体の平坦面にディスクを収容する収容凹部が形成され、該収容凹部に収容されたディスク外周面を押圧して当該ディスクを基準面へ押圧して位置決めする位置決め機構が設けられていることを特徴とする印刷用トレイ。
  2. 位置決め機構は収容凹部に形成される基準面とは反対側に回転軸を中心に回転する回転駒が設けられ、回転駒の一端側を弾性部材によって付勢することにより他端側がディスク外周面を押圧してディスクを基準面に向かって押圧することを特徴とする請求項1記載の印刷用トレイ。
  3. トレイ本体の一部にトレイ搬送路に設けられる開閉爪が係止する切欠部が形成されており、回転駒に設けられる突起部が弾性部材による付勢により当該切欠部より外方へ突出して設けられていることを特徴とする請求項2記載の印刷用トレイ。
  4. 回転駒の高さは、トレイの平坦面より低い高さ位置でディスク外周面を押圧することを特徴とする請求項2記載の印刷用トレイ。
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