JP2001151394A - シート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナヘッドカートリッジ - Google Patents
シート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナヘッドカートリッジInfo
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- JP2001151394A JP2001151394A JP33858299A JP33858299A JP2001151394A JP 2001151394 A JP2001151394 A JP 2001151394A JP 33858299 A JP33858299 A JP 33858299A JP 33858299 A JP33858299 A JP 33858299A JP 2001151394 A JP2001151394 A JP 2001151394A
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- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材を所望の量だけ搬送しつつ、排出の
際にシート材の表面に拍車跡をつけない。 【解決手段】 記録装置1は、シート材Pを排出するた
めの、排紙ローラ25と、排紙ローラ25とともに、選
択的に用いられる拍車ローラ26およびゴムローラ27
とを有する。スキャナヘッドカートリッジ10がキャリ
ッジ12に搭載された状態では、キャリッジ12の底面
に形成された孔43から突出したゴムローラ押しつけ部
101は、拍車ローラ切り換え板41に当接しないた
め、拍車ローラ26は拍車ローラ切り換え板41により
上方に保持され、シート材Pの排出に用いられない。
際にシート材の表面に拍車跡をつけない。 【解決手段】 記録装置1は、シート材Pを排出するた
めの、排紙ローラ25と、排紙ローラ25とともに、選
択的に用いられる拍車ローラ26およびゴムローラ27
とを有する。スキャナヘッドカートリッジ10がキャリ
ッジ12に搭載された状態では、キャリッジ12の底面
に形成された孔43から突出したゴムローラ押しつけ部
101は、拍車ローラ切り換え板41に当接しないた
め、拍車ローラ26は拍車ローラ切り換え板41により
上方に保持され、シート材Pの排出に用いられない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材搬送装
置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナ
ヘッドカートリッジに関し、特に、記録手段である記録
ヘッドカートリッジを搭載可能な、移動手段であるキャ
リッジ部に、画像の読み取り機能を有するスキャナヘッ
ドカートリッジを搭載することで、記録装置を画像読み
取り装置として機能させることが可能な記録装置に関す
る。
置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナ
ヘッドカートリッジに関し、特に、記録手段である記録
ヘッドカートリッジを搭載可能な、移動手段であるキャ
リッジ部に、画像の読み取り機能を有するスキャナヘッ
ドカートリッジを搭載することで、記録装置を画像読み
取り装置として機能させることが可能な記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータの普及に伴い、これらの出力機器であるプリ
ンタや、複写機、ファクシミリ装置等の、シート材であ
る記録用紙を搬送するとともに記録を行う、種々の記録
装置も開発されている。
ンピュータの普及に伴い、これらの出力機器であるプリ
ンタや、複写機、ファクシミリ装置等の、シート材であ
る記録用紙を搬送するとともに記録を行う、種々の記録
装置も開発されている。
【0003】特に記録用紙にインクを吐出して画像を形
成するインクジェット記録装置は、画像品位、印刷速
度、大きさ、価格などのバランスに優れ、カラー化も容
易なため様々な分野の記録装置として用いられており、
従ってその形態もいろいろなタイプが要求されている。
その一形態として、インクジェット記録ヘッドと該イン
クジェット記録ヘッドへインクを供給するインクタンク
とを一体に形成またはインクタンクを着脱可能に組み合
わせたもの(以下記録ヘッドカートリッジと称する)
を、キャリッジに装着して記録領域に配される記録用紙
の搬送方向に対して、直交に往復移動して一行ないし複
数行のライン記録を行う、いわゆるシリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置が最も一般的に普及している。
成するインクジェット記録装置は、画像品位、印刷速
度、大きさ、価格などのバランスに優れ、カラー化も容
易なため様々な分野の記録装置として用いられており、
従ってその形態もいろいろなタイプが要求されている。
その一形態として、インクジェット記録ヘッドと該イン
クジェット記録ヘッドへインクを供給するインクタンク
とを一体に形成またはインクタンクを着脱可能に組み合
わせたもの(以下記録ヘッドカートリッジと称する)
を、キャリッジに装着して記録領域に配される記録用紙
の搬送方向に対して、直交に往復移動して一行ないし複
数行のライン記録を行う、いわゆるシリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置が最も一般的に普及している。
【0004】上記形態の特徴としては、装置の小型化や
低価格化に適していると共に、容易に記録ヘッドカート
リッジの着脱、交換が可能であることがあげられる。す
なわちインクの消耗やインクジェット記録ヘッドの劣化
が生じた時にユーザが簡単に交換でき、またモノクロ専
用、あるいはカラーインク用や写真画質用の記録ヘッド
カートリッジ、さらには記録ヘッドカートリッジと同形
状の画像読み取り手段であるスキャナヘッドを有するス
キャナヘッドカートリッジに交換することで、1台の記
録装置で様々なメディアや要求に対応可能となる。
低価格化に適していると共に、容易に記録ヘッドカート
リッジの着脱、交換が可能であることがあげられる。す
なわちインクの消耗やインクジェット記録ヘッドの劣化
が生じた時にユーザが簡単に交換でき、またモノクロ専
用、あるいはカラーインク用や写真画質用の記録ヘッド
カートリッジ、さらには記録ヘッドカートリッジと同形
状の画像読み取り手段であるスキャナヘッドを有するス
キャナヘッドカートリッジに交換することで、1台の記
録装置で様々なメディアや要求に対応可能となる。
【0005】このような記録装置では、記録したばかり
の記録用紙であるシート材はインクが乾燥していない状
態になっているため、排紙するための手段として、シー
ト材に接触する面積が少ない拍車ローラを使用している
場合が多い。
の記録用紙であるシート材はインクが乾燥していない状
態になっているため、排紙するための手段として、シー
ト材に接触する面積が少ない拍車ローラを使用している
場合が多い。
【0006】同様に、スキャナヘッドにより原稿を読み
取る際にも、拍車ローラにより原稿の排紙が行われる。
この読み取り原稿であるシート材が、例えば、搬送しに
くい形状の原稿や名刺等などのサイズの小さい原稿であ
る場合、拍車ローラの接触領域を稼ぐことで、所望の量
だけ搬送しながら排出可能とするため、表紙が透明なシ
ートで構成されている挟み込みシートを使用する場合が
ある。
取る際にも、拍車ローラにより原稿の排紙が行われる。
この読み取り原稿であるシート材が、例えば、搬送しに
くい形状の原稿や名刺等などのサイズの小さい原稿であ
る場合、拍車ローラの接触領域を稼ぐことで、所望の量
だけ搬送しながら排出可能とするため、表紙が透明なシ
ートで構成されている挟み込みシートを使用する場合が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、挟み込
みシートを拍車ローラで排出すると、拍車の跡が透明シ
ートに残るため、挟み込みシートの耐久性を確保できな
いという欠点があった。
みシートを拍車ローラで排出すると、拍車の跡が透明シ
ートに残るため、挟み込みシートの耐久性を確保できな
いという欠点があった。
【0008】また、挟み込みシート以外にも、表面の軟
らかい原稿や写真等を拍車ローラで排出すると、拍車ロ
ーラの跡が残る場合があった。このため、原稿に拍車跡
がつかないようにするため、排出の際、拍車ローラと原
稿との接触を解除させる手段があったが、原稿であるシ
ート材を所望の搬送状態で搬送することが困難な場合が
あった。
らかい原稿や写真等を拍車ローラで排出すると、拍車ロ
ーラの跡が残る場合があった。このため、原稿に拍車跡
がつかないようにするため、排出の際、拍車ローラと原
稿との接触を解除させる手段があったが、原稿であるシ
ート材を所望の搬送状態で搬送することが困難な場合が
あった。
【0009】そこで本発明は、スキャナヘッドにより原
稿を読み取る際、シート材に拍車跡をつけずにシート材
を排出させつつ、シート材を所望の量だけ搬送可能なシ
ート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジお
よびスキャナヘッドカートリッジを提供することを目的
とする。
稿を読み取る際、シート材に拍車跡をつけずにシート材
を排出させつつ、シート材を所望の量だけ搬送可能なシ
ート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジお
よびスキャナヘッドカートリッジを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシート材搬送装置は、シート材を搬送する搬
送手段と、第1の排出ローラと、前記第1の排出ローラ
とは搬送する対象が異なる第2の排出ローラと、前記第
1の排出ローラと前記第2の排出ローラとのいずれかと
により前記シート材を挟み込んで、前記シート材を外部
へと排出する第3の排出ローラと、前記第3の排出ロー
ラとともに前記シート材を挟み込むローラとして、前記
第1の排出ローラのみを前記第3の排出ローラへと押し
つける方向に移動させる第1の押しつけ手段と、前記第
3の排出ローラとともに前記シート材を挟み込むローラ
として、前記第2の排出ローラのみを前記第3の排出ロ
ーラへと押しつける方向に移動させる第2の押しつけ手
段とを有する。
に本発明のシート材搬送装置は、シート材を搬送する搬
送手段と、第1の排出ローラと、前記第1の排出ローラ
とは搬送する対象が異なる第2の排出ローラと、前記第
1の排出ローラと前記第2の排出ローラとのいずれかと
により前記シート材を挟み込んで、前記シート材を外部
へと排出する第3の排出ローラと、前記第3の排出ロー
ラとともに前記シート材を挟み込むローラとして、前記
第1の排出ローラのみを前記第3の排出ローラへと押し
つける方向に移動させる第1の押しつけ手段と、前記第
3の排出ローラとともに前記シート材を挟み込むローラ
として、前記第2の排出ローラのみを前記第3の排出ロ
ーラへと押しつける方向に移動させる第2の押しつけ手
段とを有する。
【0011】上記の通り構成された本発明のシート材搬
送装置は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段によ
り第1の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせ
て排出してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段に
より、第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよい構成となっている。このため、例えば、第2
の排出ローラが第1の排出ローラよりもシート材への接
触面積の小さい拍車ローラ等のようにシート材の表面に
拍車跡を形成してしまう恐れのあるローラである場合、
表面が傷つきやすいシート材の排出を、第2の排出ロー
ラを用いずに第1の排出ローラと第3の排出ローラとに
より行うことができる。一方、表面に乾燥しきっていな
いインク等が塗布されているシート材の排出は、第1の
排出ローラを用いずに第2の排出ローラと第3の排出ロ
ーラとにより行うことができる。
送装置は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段によ
り第1の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせ
て排出してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段に
より、第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよい構成となっている。このため、例えば、第2
の排出ローラが第1の排出ローラよりもシート材への接
触面積の小さい拍車ローラ等のようにシート材の表面に
拍車跡を形成してしまう恐れのあるローラである場合、
表面が傷つきやすいシート材の排出を、第2の排出ロー
ラを用いずに第1の排出ローラと第3の排出ローラとに
より行うことができる。一方、表面に乾燥しきっていな
いインク等が塗布されているシート材の排出は、第1の
排出ローラを用いずに第2の排出ローラと第3の排出ロ
ーラとにより行うことができる。
【0012】また、本発明のシート材搬送装置は、第1
の排出ローラおよび第2の排出ローラを回転可能に保持
し、第1の排出ローラおよび第2の排出ローラを第3の
排出ローラに押しつける方向に付勢する、弾性を有する
軸と、第1の押しつけ手段による押しつけを解除するこ
とで、軸を持ち上げて第1の排出ローラと第3の排出ロ
ーラとによるシート材の挟み込みを解除する、第1の排
出ローラを第3の排出ローラから離す方向に付勢された
第1の部材と、第2の押しつけ手段による押しつけを解
除することで、軸を持ち上げて第2の排出ローラと第3
の排出ローラとによるシート材の挟み込みを解除する、
第2の排出ローラを第3の排出ローラから離す方向に付
勢された第2の部材とを有するものであってもよい。
の排出ローラおよび第2の排出ローラを回転可能に保持
し、第1の排出ローラおよび第2の排出ローラを第3の
排出ローラに押しつける方向に付勢する、弾性を有する
軸と、第1の押しつけ手段による押しつけを解除するこ
とで、軸を持ち上げて第1の排出ローラと第3の排出ロ
ーラとによるシート材の挟み込みを解除する、第1の排
出ローラを第3の排出ローラから離す方向に付勢された
第1の部材と、第2の押しつけ手段による押しつけを解
除することで、軸を持ち上げて第2の排出ローラと第3
の排出ローラとによるシート材の挟み込みを解除する、
第2の排出ローラを第3の排出ローラから離す方向に付
勢された第2の部材とを有するものであってもよい。
【0013】さらに、第1の押しつけ手段および第2の
押しつけ手段による押しつけをともに解除することで、
第1の排出ローラと第2の排出ローラとのいずれもが、
第3の排出ローラとによるシート材の挟み込みを解除す
るものであってもよい。このようにすることで、例え
ば、搬送径路に詰まったシート材の除去作業が容易に行
える。
押しつけ手段による押しつけをともに解除することで、
第1の排出ローラと第2の排出ローラとのいずれもが、
第3の排出ローラとによるシート材の挟み込みを解除す
るものであってもよい。このようにすることで、例え
ば、搬送径路に詰まったシート材の除去作業が容易に行
える。
【0014】本発明の記録装置は、本発明のシート材搬
送装置と、前記シート材搬送装置により搬送されてきた
記録用の前記シート材に対してインクを吐出することで
記録を行う記録ヘッドカートリッジ、あるいは、予め画
像の記録された読み取り用の前記シート材の画像を読み
取るスキャナヘッドカートリッジのいずれか一方を保持
可能な保持手段とを有する。
送装置と、前記シート材搬送装置により搬送されてきた
記録用の前記シート材に対してインクを吐出することで
記録を行う記録ヘッドカートリッジ、あるいは、予め画
像の記録された読み取り用の前記シート材の画像を読み
取るスキャナヘッドカートリッジのいずれか一方を保持
可能な保持手段とを有する。
【0015】上記の通り構成された本発明の記録装置
は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段により第1
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段により、
第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の排出
ローラと第3の排出ローラとの組み合わせて排出しても
よい構成となっている。このため、第2の排出ローラが
第1の排出ローラよりもシート材への接触面積が小さい
拍車ローラ等のようにシート材の表面に拍車跡を形成し
てしまう恐れのあるローラである場合、挟み込みシート
や、表面の軟らかい原稿や、写真等の表面が傷つきやす
い読み取り原稿であるシート材の排出を、第2の排出ロ
ーラを用いずに第1の排出ローラと第3の排出ローラと
により行うことができる。一方、記録直後のため、表面
のインクがまだ乾燥しきっていないシート材の排出は、
第1の排出ローラを用いずに、例えばシート材への接触
面積を小さくした第2の排出ローラと、第3の排出ロー
ラとにより行うことで、シート材表面のインクをにじま
さずにシート材を排出できる。
は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段により第1
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段により、
第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の排出
ローラと第3の排出ローラとの組み合わせて排出しても
よい構成となっている。このため、第2の排出ローラが
第1の排出ローラよりもシート材への接触面積が小さい
拍車ローラ等のようにシート材の表面に拍車跡を形成し
てしまう恐れのあるローラである場合、挟み込みシート
や、表面の軟らかい原稿や、写真等の表面が傷つきやす
い読み取り原稿であるシート材の排出を、第2の排出ロ
ーラを用いずに第1の排出ローラと第3の排出ローラと
により行うことができる。一方、記録直後のため、表面
のインクがまだ乾燥しきっていないシート材の排出は、
第1の排出ローラを用いずに、例えばシート材への接触
面積を小さくした第2の排出ローラと、第3の排出ロー
ラとにより行うことで、シート材表面のインクをにじま
さずにシート材を排出できる。
【0016】また、本発明の記録装置は、シート材を搬
送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてきた
記録用の前記シート材に対してインクを吐出することで
記録を行う記録ヘッドカートリッジ、あるいは、予め画
像の記録された読み取り用の前記シート材の画像を読み
取るスキャナヘッドカートリッジのいずれか一方を着脱
可能に保持するキャリッジとを有する記録装置におい
て、第1の排出ローラと、前記第1の排出ローラとは搬
送する対象が異なる第2の排出ローラと、前記第1の排
出ローラと前記第2の排出ローラとのいずれかとにより
前記シート材を挟み込んで、前記シート材を外部へと排
出する第3の排出ローラとを有し、前記スキャナヘッド
カートリッジを前記キャリッジに搭載することで、前記
スキャナヘッドカートリッジに設けられた第1の押しつ
け手段により、前記第3の排出ローラとともに読み取り
用の前記シート材を挟み込むローラとして、前記第1の
排出ローラのみを前記第3の排出ローラへと押しつける
方向に移動させ、かつ、前記記録ヘッドカートリッジを
前記キャリッジに搭載することで、前記記録ヘッドカー
トリッジに設けられた第2の押しつけ手段により、前記
第3の排出ローラとともに記録用の前記シート材を挟み
込むローラとして、前記第2の排出ローラのみを前記第
3の排出ローラへと押しつける方向に移動させることを
特徴とする。
送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてきた
記録用の前記シート材に対してインクを吐出することで
記録を行う記録ヘッドカートリッジ、あるいは、予め画
像の記録された読み取り用の前記シート材の画像を読み
取るスキャナヘッドカートリッジのいずれか一方を着脱
可能に保持するキャリッジとを有する記録装置におい
て、第1の排出ローラと、前記第1の排出ローラとは搬
送する対象が異なる第2の排出ローラと、前記第1の排
出ローラと前記第2の排出ローラとのいずれかとにより
前記シート材を挟み込んで、前記シート材を外部へと排
出する第3の排出ローラとを有し、前記スキャナヘッド
カートリッジを前記キャリッジに搭載することで、前記
スキャナヘッドカートリッジに設けられた第1の押しつ
け手段により、前記第3の排出ローラとともに読み取り
用の前記シート材を挟み込むローラとして、前記第1の
排出ローラのみを前記第3の排出ローラへと押しつける
方向に移動させ、かつ、前記記録ヘッドカートリッジを
前記キャリッジに搭載することで、前記記録ヘッドカー
トリッジに設けられた第2の押しつけ手段により、前記
第3の排出ローラとともに記録用の前記シート材を挟み
込むローラとして、前記第2の排出ローラのみを前記第
3の排出ローラへと押しつける方向に移動させることを
特徴とする。
【0017】上記の通り構成された本発明の記録装置
は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段により第1
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段により、
第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の排出
ローラと第3の排出ローラとの組み合わせて排出しても
よい構成となっている。このため、第2の排出ローラが
拍車ローラ等のようにシート材の表面に拍車跡を形成し
てしまう恐れのあるローラである場合、挟み込みシート
や、表面の軟らかい原稿や、写真等の表面が傷つきやす
い読み取り原稿であるシート材の排出を、所望の量だけ
搬送しながら第2の排出ローラを用いずに第1の排出ロ
ーラと第3の排出ローラとにより行うことができる。一
方、記録直後のため、表面のインクがまだ乾燥しきって
いないシート材の排出は、第1の排出ローラを用いず
に、例えばシート材への接触面積を小さくした第2の排
出ローラと第3の排出ローラとにより行うことができ
る。
は、シート材の排出を、第1の押しつけ手段により第1
の排出ローラと第3の排出ローラとを組み合わせて排出
してもよいし、あるいは、第2の押しつけ手段により、
第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の排出
ローラと第3の排出ローラとの組み合わせて排出しても
よい構成となっている。このため、第2の排出ローラが
拍車ローラ等のようにシート材の表面に拍車跡を形成し
てしまう恐れのあるローラである場合、挟み込みシート
や、表面の軟らかい原稿や、写真等の表面が傷つきやす
い読み取り原稿であるシート材の排出を、所望の量だけ
搬送しながら第2の排出ローラを用いずに第1の排出ロ
ーラと第3の排出ローラとにより行うことができる。一
方、記録直後のため、表面のインクがまだ乾燥しきって
いないシート材の排出は、第1の排出ローラを用いず
に、例えばシート材への接触面積を小さくした第2の排
出ローラと第3の排出ローラとにより行うことができ
る。
【0018】また、本発明の記録装置は、第1の排出ロ
ーラおよび第2の排出ローラを回転可能に保持し、第1
の排出ローラおよび第2の排出ローラを第3の排出ロー
ラに押しつける方向に付勢する、弾性を有する軸と、ス
キャナヘッドカートリッジに形成された突起である第1
の押しつけ手段による押しつけを解除することで、軸を
持ち上げて第1の排出ローラと第3の排出ローラとによ
るシート材の挟み込みを解除する、第1の排出ローラを
第3の排出ローラから離す方向に付勢された第1の部材
と、記録ヘッドカートリッジに形成された突起である第
2の押しつけ手段による押しつけを解除することで、軸
を持ち上げて第2の排出ローラと第3の排出ローラとに
よるシート材の挟み込みを解除する、第2の排出ローラ
を第3の排出ローラから離す方向に付勢された第2の部
材とを有するものであってもよい。
ーラおよび第2の排出ローラを回転可能に保持し、第1
の排出ローラおよび第2の排出ローラを第3の排出ロー
ラに押しつける方向に付勢する、弾性を有する軸と、ス
キャナヘッドカートリッジに形成された突起である第1
の押しつけ手段による押しつけを解除することで、軸を
持ち上げて第1の排出ローラと第3の排出ローラとによ
るシート材の挟み込みを解除する、第1の排出ローラを
第3の排出ローラから離す方向に付勢された第1の部材
と、記録ヘッドカートリッジに形成された突起である第
2の押しつけ手段による押しつけを解除することで、軸
を持ち上げて第2の排出ローラと第3の排出ローラとに
よるシート材の挟み込みを解除する、第2の排出ローラ
を第3の排出ローラから離す方向に付勢された第2の部
材とを有するものであってもよい。
【0019】また、第1の押しつけ手段は突起であって
もよいし、第2の押しつけ手段も突起であってもよい。
もよいし、第2の押しつけ手段も突起であってもよい。
【0020】さらに、キャリッジに何も搭載していない
状態では、第1の排出ローラと第2の排出ローラとのい
ずれもが、第3の排出ローラとによりシート材を挟み込
まない解放状態となるものであってもよい。このように
することで、例えば、搬送径路に詰まった、読み取り
用、あるいは、記録用のシート材の除去作業が容易に行
える。
状態では、第1の排出ローラと第2の排出ローラとのい
ずれもが、第3の排出ローラとによりシート材を挟み込
まない解放状態となるものであってもよい。このように
することで、例えば、搬送径路に詰まった、読み取り
用、あるいは、記録用のシート材の除去作業が容易に行
える。
【0021】また、本発明のスキャナヘッドカートリッ
ジは、本発明の記録装置のキャリッジに着脱可能に搭載
される、予め画像の記録された読み取り用の前記シート
材の画像を読み取るスキャナヘッドカートリッジであっ
て、底面に前記第1の押しつけ手段である突起部が形成
されていることを特徴とする。
ジは、本発明の記録装置のキャリッジに着脱可能に搭載
される、予め画像の記録された読み取り用の前記シート
材の画像を読み取るスキャナヘッドカートリッジであっ
て、底面に前記第1の押しつけ手段である突起部が形成
されていることを特徴とする。
【0022】上記の通り構成された本発明のスキャナヘ
ッドカートリッジが本発明の記録装置に搭載されること
で、第1の押しつけ手段が、第2の排出ローラを用いず
に第1の排出ローラと第3の排出ローラとにより読み取
り用のシート材を排出するようにするため、第2の排出
ローラが拍車ローラである場合でも、シート材を傷つけ
ずに、所望の量だけ搬送しながら排出できる。
ッドカートリッジが本発明の記録装置に搭載されること
で、第1の押しつけ手段が、第2の排出ローラを用いず
に第1の排出ローラと第3の排出ローラとにより読み取
り用のシート材を排出するようにするため、第2の排出
ローラが拍車ローラである場合でも、シート材を傷つけ
ずに、所望の量だけ搬送しながら排出できる。
【0023】さらに、本発明の記録ヘッドカートリッジ
は、インクの吐出を行う記録ヘッド部と、該記録ヘッド
部にインクを供給するためのインクを収納する液体収納
容器とを有し、記録用の前記シート材に対して、前記記
録ヘッド部からインクを吐出することで記録を行い、本
発明の記録装置のキャリッジに着脱可能に搭載される記
録ヘッドカートリッジであって、底面に前記第2の押し
つけ手段である突起部が形成されていることを特徴とす
る。
は、インクの吐出を行う記録ヘッド部と、該記録ヘッド
部にインクを供給するためのインクを収納する液体収納
容器とを有し、記録用の前記シート材に対して、前記記
録ヘッド部からインクを吐出することで記録を行い、本
発明の記録装置のキャリッジに着脱可能に搭載される記
録ヘッドカートリッジであって、底面に前記第2の押し
つけ手段である突起部が形成されていることを特徴とす
る。
【0024】上記の通り構成された本発明の記録ヘッド
カートリッジが本発明の記録装置に搭載されることで、
第2の押しつけ手段が、第1の排出ローラを用いずに第
2の排出ローラと第3の排出ローラとにより記録用のシ
ート材を排出するようにするため、第2の排出ローラが
拍車ローラである場合、記録直後のため、まだ乾燥しき
っていないシート材の表面のインクをにじまさずにシー
ト材を排出できる。
カートリッジが本発明の記録装置に搭載されることで、
第2の押しつけ手段が、第1の排出ローラを用いずに第
2の排出ローラと第3の排出ローラとにより記録用のシ
ート材を排出するようにするため、第2の排出ローラが
拍車ローラである場合、記録直後のため、まだ乾燥しき
っていないシート材の表面のインクをにじまさずにシー
ト材を排出できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1は、スキャナカー
トリッジを搭載した状態の、本実施形態の記録装置の側
断面図である。
トリッジを搭載した状態の、本実施形態の記録装置の側
断面図である。
【0027】記録装置1は、シート材Pを供給する給紙
トレイ2と、供給されてきたシート材Pを記録領域ある
いは読み取り領域である領域aへと搬送する紙送りロー
ラ21およびピンチローラ22と、記録用の記録ヘッド
カートリッジ11(図5参照)あるいは読み取り用のス
キャナヘッドカートリッジ10を着脱自在に搭載し、摺
動ガイド13、14の軸方向に往復走査可能に設けられ
ているキャリッジ12と、記録あるいは読み取りがなさ
れたシート材Pを記録装置1外へと排出する排紙ローラ
25、ゴムローラ27および拍車ローラ26とで概略構
成されている。
トレイ2と、供給されてきたシート材Pを記録領域ある
いは読み取り領域である領域aへと搬送する紙送りロー
ラ21およびピンチローラ22と、記録用の記録ヘッド
カートリッジ11(図5参照)あるいは読み取り用のス
キャナヘッドカートリッジ10を着脱自在に搭載し、摺
動ガイド13、14の軸方向に往復走査可能に設けられ
ているキャリッジ12と、記録あるいは読み取りがなさ
れたシート材Pを記録装置1外へと排出する排紙ローラ
25、ゴムローラ27および拍車ローラ26とで概略構
成されている。
【0028】なお、図1ではキャリッジ12には、スキ
ャナヘッドカートリッジ10が搭載された状態が示され
ている。
ャナヘッドカートリッジ10が搭載された状態が示され
ている。
【0029】以下に、キャリッジ12に搭載される記録
ヘッドカートリッジ11およびスキャナヘッドカートリ
ッジ10について説明する。
ヘッドカートリッジ11およびスキャナヘッドカートリ
ッジ10について説明する。
【0030】まず、記録ヘッドカートリッジ11につい
て説明する。記録ヘッドカートリッジ11に設けられて
いる不図示の記録ヘッドは、電気エネルギを熱エネルギ
に変換する電気熱変換体を備え、インクに熱エネルギを
与えることで気泡を発生させ、これにより生じた圧力変
化を利用して、吐出口(不図示)よりインクをシート材
Pに対して吐出することにより記録を行うものである。
て説明する。記録ヘッドカートリッジ11に設けられて
いる不図示の記録ヘッドは、電気エネルギを熱エネルギ
に変換する電気熱変換体を備え、インクに熱エネルギを
与えることで気泡を発生させ、これにより生じた圧力変
化を利用して、吐出口(不図示)よりインクをシート材
Pに対して吐出することにより記録を行うものである。
【0031】次に、スキャナヘッドカートリッジ10に
ついて説明する。スキャナヘッドカートリッジ10は不
図示のLEDからなる光源と、光電変換特性を持つセン
サとを有しており、この光源からの光を読み取り原稿で
あるシート材Pに照射し、これにより生じた読み取り原
稿の反射像を画像データとしてセンサにより検出するも
のである。
ついて説明する。スキャナヘッドカートリッジ10は不
図示のLEDからなる光源と、光電変換特性を持つセン
サとを有しており、この光源からの光を読み取り原稿で
あるシート材Pに照射し、これにより生じた読み取り原
稿の反射像を画像データとしてセンサにより検出するも
のである。
【0032】次に、シート材Pの搬送行程の概略を以下
に説明する。
に説明する。
【0033】給紙トレイ2に重ねてセットされている複
数のシート材Pは、紙のみならず、プラスチックシート
などの可とう性シートをも含むものである。特に、シー
ト材Pは、スキャナヘッドカートリッジ10により読み
取りがなされる原稿としては、搬送しにくい形状の原稿
や名刺等などのサイズの小さい原稿を読み取るための、
表紙が透明なシートで構成され、間に原稿を挟む構成の
挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、写真等を含
む。これら挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、
写真は、拍車ローラ26を用いて搬送すると表面に拍車
跡がつきやすい特性を有する。
数のシート材Pは、紙のみならず、プラスチックシート
などの可とう性シートをも含むものである。特に、シー
ト材Pは、スキャナヘッドカートリッジ10により読み
取りがなされる原稿としては、搬送しにくい形状の原稿
や名刺等などのサイズの小さい原稿を読み取るための、
表紙が透明なシートで構成され、間に原稿を挟む構成の
挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、写真等を含
む。これら挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、
写真は、拍車ローラ26を用いて搬送すると表面に拍車
跡がつきやすい特性を有する。
【0034】このようなシート材Pは、分離ローラ24
により1枚ずつ分離されてから、この分離ローラ24に
より1枚ずつ紙送りローラ21およびピンチローラ22
の方へと搬送される。
により1枚ずつ分離されてから、この分離ローラ24に
より1枚ずつ紙送りローラ21およびピンチローラ22
の方へと搬送される。
【0035】紙送りローラ21とピンチローラ22との
間に送り込まれたシート材Pは、不図示のモータにより
回転する紙送りローラ21とピンチローラ22とによっ
て、紙送りガイド23上に沿って矢印Aの方向にさらに
搬送される。
間に送り込まれたシート材Pは、不図示のモータにより
回転する紙送りローラ21とピンチローラ22とによっ
て、紙送りガイド23上に沿って矢印Aの方向にさらに
搬送される。
【0036】記録を行う記録ヘッドカートリッジ11あ
るいは読み取りを行うスキャナヘッドカートリッジ10
を搭載したキャリッジ12は、紙送りローラ21とピン
チローラ22とにより紙送りガイド23上に沿って領域
aまで搬送されてきたシート材Pに対して記録あるいは
読み取りを行うため、摺動ガイド13、14に沿って、
シート材Pの搬送方向に対し略直角方向に往復走査され
る。
るいは読み取りを行うスキャナヘッドカートリッジ10
を搭載したキャリッジ12は、紙送りローラ21とピン
チローラ22とにより紙送りガイド23上に沿って領域
aまで搬送されてきたシート材Pに対して記録あるいは
読み取りを行うため、摺動ガイド13、14に沿って、
シート材Pの搬送方向に対し略直角方向に往復走査され
る。
【0037】記録あるいは読み取りのなされたシート材
Pは、排紙ローラ25と、選択的に用いられる拍車ロー
ラ26あるいはゴムローラ27とにより、記録装置1外
へと排出される。
Pは、排紙ローラ25と、選択的に用いられる拍車ロー
ラ26あるいはゴムローラ27とにより、記録装置1外
へと排出される。
【0038】次に、拍車ローラ26およびゴムローラ2
7周りの構成および各ローラの動作に関して、排紙ロー
ラ25、拍車ローラ26およびゴムローラ27近傍の一
部を拡大した斜視図である図2を用いて説明する。
7周りの構成および各ローラの動作に関して、排紙ロー
ラ25、拍車ローラ26およびゴムローラ27近傍の一
部を拡大した斜視図である図2を用いて説明する。
【0039】拍車ローラ26およびゴムローラ27は、
弾性を有するばね軸29を同軸として回転可能に取り付
けられている。このばね軸29は、拍車ローラ26の両
側およびゴムローラ27の両側で押さえ板28の仕切り
部28aに取り付けられている。ばね軸29は、仕切り
部28aを貫通した1本の軸であってもよいし、拍車ロ
ーラ26用のばね軸29が拍車ローラ26の両側の各仕
切り部28a間に、また同様に、ゴムローラ27用のば
ね軸29が拍車ローラ26の両側の各仕切り部28a間
に、それぞれ独立して取り付けられている構成のもので
あってもよい。このばね軸29は、上述のように1本の
ばねからなるものであったとしても、拍車ローラ26の
両側およびゴムローラ27の両側で仕切り部28aによ
り仕切られ、独立していることで、ばね軸29の屈曲を
伴う拍車ローラ26およびゴムローラ27の上下動の
際、互いのポジションが影響を受けることはない。例え
ば、拍車ローラ26が図2に示すようにばね軸29の屈
曲を伴って上方に移動させられたとしても、ゴムローラ
27もこれにつられて上方に移動することはない。
弾性を有するばね軸29を同軸として回転可能に取り付
けられている。このばね軸29は、拍車ローラ26の両
側およびゴムローラ27の両側で押さえ板28の仕切り
部28aに取り付けられている。ばね軸29は、仕切り
部28aを貫通した1本の軸であってもよいし、拍車ロ
ーラ26用のばね軸29が拍車ローラ26の両側の各仕
切り部28a間に、また同様に、ゴムローラ27用のば
ね軸29が拍車ローラ26の両側の各仕切り部28a間
に、それぞれ独立して取り付けられている構成のもので
あってもよい。このばね軸29は、上述のように1本の
ばねからなるものであったとしても、拍車ローラ26の
両側およびゴムローラ27の両側で仕切り部28aによ
り仕切られ、独立していることで、ばね軸29の屈曲を
伴う拍車ローラ26およびゴムローラ27の上下動の
際、互いのポジションが影響を受けることはない。例え
ば、拍車ローラ26が図2に示すようにばね軸29の屈
曲を伴って上方に移動させられたとしても、ゴムローラ
27もこれにつられて上方に移動することはない。
【0040】拍車ローラ26は、シート材Pに対する接
触面積がゴムローラ27に比べて小さいため、記録直後
のシート材Pのまだ乾燥しきっていないインクをにじま
せることなくシート材Pを搬送するのに適した形状に形
成されているが、表面が損傷しやすいシート材Pに対し
ては拍車跡をつけやすい形状となっている。
触面積がゴムローラ27に比べて小さいため、記録直後
のシート材Pのまだ乾燥しきっていないインクをにじま
せることなくシート材Pを搬送するのに適した形状に形
成されているが、表面が損傷しやすいシート材Pに対し
ては拍車跡をつけやすい形状となっている。
【0041】一方、ゴムローラ27は、ゴム等の表面が
滑りにくい特性の材質からなり、また、シート材Pに対
する接触面積が拍車ローラ26に比べて大きく、なめら
かな表面を有しているため、表面が損傷しやすいシート
材Pの表面を損傷させることなく搬送可能であるが、記
録直後のシート材Pのまだ乾燥しきっていないインクを
にじませる恐れがあるため、記録直後のシート材Pの搬
送には適していない。
滑りにくい特性の材質からなり、また、シート材Pに対
する接触面積が拍車ローラ26に比べて大きく、なめら
かな表面を有しているため、表面が損傷しやすいシート
材Pの表面を損傷させることなく搬送可能であるが、記
録直後のシート材Pのまだ乾燥しきっていないインクを
にじませる恐れがあるため、記録直後のシート材Pの搬
送には適していない。
【0042】排紙ローラ25は、図2では離れて描かれ
ているが、図1で示した通り、拍車ローラ26あるいは
ゴムローラ27とによりシート材Pを挟み込んで排出可
能なように、拍車ローラ26およびゴムローラ27に対
して、わずかの間隙を持って対向して配置されている。
この排紙ローラ25の軸とばね軸29とは、当然なが
ら、平行な関係にある。
ているが、図1で示した通り、拍車ローラ26あるいは
ゴムローラ27とによりシート材Pを挟み込んで排出可
能なように、拍車ローラ26およびゴムローラ27に対
して、わずかの間隙を持って対向して配置されている。
この排紙ローラ25の軸とばね軸29とは、当然なが
ら、平行な関係にある。
【0043】拍車ローラ切り換え板41は、2本の腕部
41aが拍車ローラ26の両側のばね軸29の下側に延
びるように配置されている。同様に、ゴムローラ切り換
え板40は、2本の腕部40aがゴムローラ27の両側
のばね軸29の下側に延びるように配置されている。こ
れらゴムローラ切り換え板40および拍車ローラ切り換
え板41は、それぞれ、支点40b、41b(図3〜図
8参照)を回転中心として回動可能に記録装置1の本体
に取り付けられている。ゴムローラ切り換え板40は、
回動時に拍車ローラ切り換え板41との干渉を避けるた
め、拍車ローラ切り換え板41よりも上方に配置されて
おり、各腕部40aは付け根の部分で折り曲げられた形
状となっている。また、ゴムローラ切り換え板40およ
び拍車ローラ切り換え板41は、それぞれ、下面側か
ら、搬送されるシート材Pと干渉しない位置に設けられ
ているばね42で付勢されている(図5〜図8参照)。
41aが拍車ローラ26の両側のばね軸29の下側に延
びるように配置されている。同様に、ゴムローラ切り換
え板40は、2本の腕部40aがゴムローラ27の両側
のばね軸29の下側に延びるように配置されている。こ
れらゴムローラ切り換え板40および拍車ローラ切り換
え板41は、それぞれ、支点40b、41b(図3〜図
8参照)を回転中心として回動可能に記録装置1の本体
に取り付けられている。ゴムローラ切り換え板40は、
回動時に拍車ローラ切り換え板41との干渉を避けるた
め、拍車ローラ切り換え板41よりも上方に配置されて
おり、各腕部40aは付け根の部分で折り曲げられた形
状となっている。また、ゴムローラ切り換え板40およ
び拍車ローラ切り換え板41は、それぞれ、下面側か
ら、搬送されるシート材Pと干渉しない位置に設けられ
ているばね42で付勢されている(図5〜図8参照)。
【0044】次に、キャリッジ12にスキャナヘッドカ
ートリッジ10を搭載した場合の、ゴムローラ27と排
紙ローラ25との位置関係を模式的に図3に、また、拍
車ローラ26と排紙ローラ25との位置関係を模式的に
図4に、それぞれ示す。
ートリッジ10を搭載した場合の、ゴムローラ27と排
紙ローラ25との位置関係を模式的に図3に、また、拍
車ローラ26と排紙ローラ25との位置関係を模式的に
図4に、それぞれ示す。
【0045】図3に示すように、スキャナヘッドカート
リッジ10の下面には、突起部であるゴムローラ押しつ
け部101が形成されている。このゴムローラ押しつけ
部101は後述するように、スキャナヘッドカートリッ
ジ10がキャリッジ12に搭載されることで、ゴムロー
ラ切り換え板40は押し下げるが、拍車ローラ切り換え
板41は押し下げない位置に設けられている。キャリッ
ジ12にスキャナヘッドカートリッジ10を搭載する
と、このゴムローラ押しつけ部101がキャリッジ12
の底面に形成されている孔43から突出する。図3にお
いて、孔43の右側(シート材Pが搬送されてくる側)
から突出したゴムローラ押しつけ部101はゴムローラ
切り換え板40の上面を押し、腕部40bを含むゴムロ
ーラ切り換え板40をばね42の付勢力に抗して支点4
0bを中心として下方に回動させる。よって、ゴムロー
ラ27はばね軸29の付勢力により、排紙ローラ25と
ともにシート材Pを挟み込んだ状態となる。このよう
に、排紙ローラ25とゴムローラ27とにより、シート
材Pを所望の量だけ搬送しながら排出することが可能と
なる。
リッジ10の下面には、突起部であるゴムローラ押しつ
け部101が形成されている。このゴムローラ押しつけ
部101は後述するように、スキャナヘッドカートリッ
ジ10がキャリッジ12に搭載されることで、ゴムロー
ラ切り換え板40は押し下げるが、拍車ローラ切り換え
板41は押し下げない位置に設けられている。キャリッ
ジ12にスキャナヘッドカートリッジ10を搭載する
と、このゴムローラ押しつけ部101がキャリッジ12
の底面に形成されている孔43から突出する。図3にお
いて、孔43の右側(シート材Pが搬送されてくる側)
から突出したゴムローラ押しつけ部101はゴムローラ
切り換え板40の上面を押し、腕部40bを含むゴムロ
ーラ切り換え板40をばね42の付勢力に抗して支点4
0bを中心として下方に回動させる。よって、ゴムロー
ラ27はばね軸29の付勢力により、排紙ローラ25と
ともにシート材Pを挟み込んだ状態となる。このよう
に、排紙ローラ25とゴムローラ27とにより、シート
材Pを所望の量だけ搬送しながら排出することが可能と
なる。
【0046】読み取り時に、ゴムローラ押しつけ部10
1の先端部はゴムローラ切り換え板40の上面を摺動す
ることとなるが、ゴムローラ押しつけ部101の先端部
およびゴムローラ切り換え板40は、ともに十分な対摩
耗性を持たせるとともにばね42の反力も最適化するこ
とで、ゴムローラ押しつけ部101の先端部およびゴム
ローラ切り換え板40の上面の摩耗による問題が生じる
ことはない。
1の先端部はゴムローラ切り換え板40の上面を摺動す
ることとなるが、ゴムローラ押しつけ部101の先端部
およびゴムローラ切り換え板40は、ともに十分な対摩
耗性を持たせるとともにばね42の反力も最適化するこ
とで、ゴムローラ押しつけ部101の先端部およびゴム
ローラ切り換え板40の上面の摩耗による問題が生じる
ことはない。
【0047】一方、図4に示すように、ゴムローラ押し
つけ部101は拍車ローラ切り換え板41に当接してい
ない。このため、拍車ローラ26は、ばね42に付勢さ
れた拍車ローラ切り換え板41により上方に保持された
ままであるので、排紙ローラ25とゴムローラ27とに
より搬送されるシート材Pには接触しない。
つけ部101は拍車ローラ切り換え板41に当接してい
ない。このため、拍車ローラ26は、ばね42に付勢さ
れた拍車ローラ切り換え板41により上方に保持された
ままであるので、排紙ローラ25とゴムローラ27とに
より搬送されるシート材Pには接触しない。
【0048】図3および図4を用いて上記の通り説明し
た状態は、図2に示した状態と同じ状態である。ただ
し、図2では、わかりやすくするため、排紙ローラ25
はゴムローラ27と離れて描かれている。
た状態は、図2に示した状態と同じ状態である。ただ
し、図2では、わかりやすくするため、排紙ローラ25
はゴムローラ27と離れて描かれている。
【0049】図2に示すように、ゴムローラ切り換え板
40の腕部40aはばね軸29に接触しておらず、よっ
て、ゴムローラ27の両側のばね軸29はほぼ直線状に
なっているのに対し、拍車ローラ切り換え板41の腕部
41bは拍車ローラ26の両側のばね軸29を持ち上げ
ているので、ばね軸29は屈曲している。なお、腕部4
1aが拍車ローラ26の両側のばね軸29を均等な力で
持ち上げているとともに、ばね軸29が塑性変形を来す
ほど持ち上げられているものではなく、腕部41aによ
る持ち上げが解除されると、ばね軸29は、屈曲した状
態からほぼ直線状に戻る。
40の腕部40aはばね軸29に接触しておらず、よっ
て、ゴムローラ27の両側のばね軸29はほぼ直線状に
なっているのに対し、拍車ローラ切り換え板41の腕部
41bは拍車ローラ26の両側のばね軸29を持ち上げ
ているので、ばね軸29は屈曲している。なお、腕部4
1aが拍車ローラ26の両側のばね軸29を均等な力で
持ち上げているとともに、ばね軸29が塑性変形を来す
ほど持ち上げられているものではなく、腕部41aによ
る持ち上げが解除されると、ばね軸29は、屈曲した状
態からほぼ直線状に戻る。
【0050】このように、キャリッジ12にスキャナヘ
ッドカートリッジ10を搭載することにより、拍車ロー
ラ26をシート材Pに非接触な状態としつつ、ゴムロー
ラ27と排紙ローラ25とによりシート材Pの排出が行
われるため、読み取り原稿であるシート材Pに拍車ロー
ラ26による拍車跡がつくことはない。
ッドカートリッジ10を搭載することにより、拍車ロー
ラ26をシート材Pに非接触な状態としつつ、ゴムロー
ラ27と排紙ローラ25とによりシート材Pの排出が行
われるため、読み取り原稿であるシート材Pに拍車ロー
ラ26による拍車跡がつくことはない。
【0051】次に、キャリッジ12に記録ヘッドカート
リッジ11を搭載した場合について説明する。
リッジ11を搭載した場合について説明する。
【0052】キャリッジ12に記録ヘッドカートリッジ
11を搭載した場合の、ゴムローラ27と排紙ローラ2
5との位置関係を模式的に図5に、また、拍車ローラ2
6と排紙ローラ25との位置関係を模式的に図6に、そ
れぞれ示す。
11を搭載した場合の、ゴムローラ27と排紙ローラ2
5との位置関係を模式的に図5に、また、拍車ローラ2
6と排紙ローラ25との位置関係を模式的に図6に、そ
れぞれ示す。
【0053】図5に示すように、記録ヘッドカートリッ
ジ11の下面には、突起部である拍車ローラ押しつけ部
111が形成されている。この拍車ローラ押しつけ部1
11は、スキャナヘッドカートリッジ10のゴムローラ
押しつけ部101が図3、図4に示したように、キャリ
ッジ12の孔43の右側から突出するように形成されて
いたのに対し、左側(シート材Pを排出する側)から突
出するように形成されている。すなわち、後述するよう
に、記録ヘッドカートリッジ11がキャリッジ12に搭
載されることで、拍車ローラ切り換え板41は押し下げ
るが、ゴムローラ切り換え板40は押し下げない位置に
設けられている。
ジ11の下面には、突起部である拍車ローラ押しつけ部
111が形成されている。この拍車ローラ押しつけ部1
11は、スキャナヘッドカートリッジ10のゴムローラ
押しつけ部101が図3、図4に示したように、キャリ
ッジ12の孔43の右側から突出するように形成されて
いたのに対し、左側(シート材Pを排出する側)から突
出するように形成されている。すなわち、後述するよう
に、記録ヘッドカートリッジ11がキャリッジ12に搭
載されることで、拍車ローラ切り換え板41は押し下げ
るが、ゴムローラ切り換え板40は押し下げない位置に
設けられている。
【0054】拍車ローラ押しつけ部111は、ゴムロー
ラ切り換え板40に当接しない位置に突出している。こ
のため、ゴムローラ27は、ばね42に付勢されたゴム
ローラ切り換え板40により上方に保持されたままであ
るので、排紙ローラ25上を通過するシート材Pには接
触しない。
ラ切り換え板40に当接しない位置に突出している。こ
のため、ゴムローラ27は、ばね42に付勢されたゴム
ローラ切り換え板40により上方に保持されたままであ
るので、排紙ローラ25上を通過するシート材Pには接
触しない。
【0055】一方、図6に示すように、拍車ローラ押し
つけ部111は拍車ローラ切り換え板41の上面を押す
ことで、腕部41bを含む拍車ローラ切り換え板41を
ばね42の付勢力に抗して支点41bを中心として下方
に回動させる。よって、拍車ローラ26はばね軸29の
付勢力により、排紙ローラ25とともにシート材Pを挟
み込んだ状態となる。そして、排紙ローラ25と拍車ロ
ーラ26とによりシート材Pの搬送が可能となる。
つけ部111は拍車ローラ切り換え板41の上面を押す
ことで、腕部41bを含む拍車ローラ切り換え板41を
ばね42の付勢力に抗して支点41bを中心として下方
に回動させる。よって、拍車ローラ26はばね軸29の
付勢力により、排紙ローラ25とともにシート材Pを挟
み込んだ状態となる。そして、排紙ローラ25と拍車ロ
ーラ26とによりシート材Pの搬送が可能となる。
【0056】なお、記録時に、拍車ローラ押しつけ部1
11の先端部は拍車ローラ切り換え板41の上面を摺動
することとなるが、拍車ローラ押しつけ部111の先端
部およびゴムローラ切り換え板40は、ともに十分な対
摩耗性を持たせるとともにばね42の反力も最適化する
ことで、拍車ローラ押しつけ部111の先端部およびゴ
ムローラ切り換え板40の上面の摩耗による問題が生じ
ることはない。
11の先端部は拍車ローラ切り換え板41の上面を摺動
することとなるが、拍車ローラ押しつけ部111の先端
部およびゴムローラ切り換え板40は、ともに十分な対
摩耗性を持たせるとともにばね42の反力も最適化する
ことで、拍車ローラ押しつけ部111の先端部およびゴ
ムローラ切り換え板40の上面の摩耗による問題が生じ
ることはない。
【0057】このように、キャリッジ12に記録ヘッド
カートリッジ11が搭載されることで、ゴムローラ27
をシート材Pに非接触な状態としつつ、拍車ローラ26
と排紙ローラ25とにより、記録直後でインクが乾燥し
きっていない状態のシート材Pを排出できる。このた
め、ゴムローラ27がシート材Pに接触することで、乾
燥していないインクがにじむといったことがない。
カートリッジ11が搭載されることで、ゴムローラ27
をシート材Pに非接触な状態としつつ、拍車ローラ26
と排紙ローラ25とにより、記録直後でインクが乾燥し
きっていない状態のシート材Pを排出できる。このた
め、ゴムローラ27がシート材Pに接触することで、乾
燥していないインクがにじむといったことがない。
【0058】次に、キャリッジ12に何も搭載していな
い状態での、ゴムローラ27と排紙ローラ25との位置
関係を図7に、また、拍車ローラ26と排紙ローラ25
との位置関係を図8に、それぞれ示す。
い状態での、ゴムローラ27と排紙ローラ25との位置
関係を図7に、また、拍車ローラ26と排紙ローラ25
との位置関係を図8に、それぞれ示す。
【0059】ゴムローラ切り換え板40および拍車ロー
ラ切り換え板41は、ばね42により下方から付勢され
ており、これによりゴムローラ27と拍車ローラ26と
は上方に退避し、それぞれ排紙ローラ25と隙間を空け
て配置されている。
ラ切り換え板41は、ばね42により下方から付勢され
ており、これによりゴムローラ27と拍車ローラ26と
は上方に退避し、それぞれ排紙ローラ25と隙間を空け
て配置されている。
【0060】このように、キャリッジ12から、スキャ
ナヘッドカートリッジ10、あるいは記録ヘッドカート
リッジ11を取り外した状態にすることで、ゴムローラ
27と拍車ローラ26との両方を上方に退避させること
ができるため、シート材Pがシート材Pの搬送径路の途
中に詰まったときなどに、詰まったシート材Pの除去が
容易に行える。
ナヘッドカートリッジ10、あるいは記録ヘッドカート
リッジ11を取り外した状態にすることで、ゴムローラ
27と拍車ローラ26との両方を上方に退避させること
ができるため、シート材Pがシート材Pの搬送径路の途
中に詰まったときなどに、詰まったシート材Pの除去が
容易に行える。
【0061】なお、上述した拍車ローラ26、ゴムロー
ラ27の個数に制限はなく、ばね軸29の軸方向に並列
に複数配列されているものであってもよい。これに対応
して、ゴムローラ切り換え板40の腕部40aおよび拍
車ローラ切り換え部41の腕部41aも複数組設けられ
ているものであってもよい。また、さらに、必要であれ
ば、ばね軸29を並列したような構造であってもよい。
ラ27の個数に制限はなく、ばね軸29の軸方向に並列
に複数配列されているものであってもよい。これに対応
して、ゴムローラ切り換え板40の腕部40aおよび拍
車ローラ切り換え部41の腕部41aも複数組設けられ
ているものであってもよい。また、さらに、必要であれ
ば、ばね軸29を並列したような構造であってもよい。
【0062】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、写真等
の表面が損傷しやすい原稿の読み取りを、拍車ローラ2
6を用いずにゴムローラ27を用いて排出するため、シ
ート材を所望の量だけ搬送しつつ、原稿の表面に拍車跡
をつけずに排出することができる。
ば、挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、写真等
の表面が損傷しやすい原稿の読み取りを、拍車ローラ2
6を用いずにゴムローラ27を用いて排出するため、シ
ート材を所望の量だけ搬送しつつ、原稿の表面に拍車跡
をつけずに排出することができる。
【0063】また、キャリッジ12にスキャナヘッドカ
ートリッジ10を搭載することで、拍車ローラ26をシ
ート材Pに接触させずにゴムローラ27および排紙ロー
ラ25によりシート材Pを排出することが自動的に選択
され、また、キャリッジ12に記録ヘッドカートリッジ
11を搭載することで、ゴムローラ27をシート材Pに
接触させずに拍車ローラ26および排紙ローラ25によ
りシート材Pを排出することが自動的に選択される。こ
のため、スキャナヘッドカートリッジ10を用いて原稿
の読み取りを行う際には、シート材Pの表面が損傷しや
すいものであっても傷つけることなく、シート材を所望
の量だけ搬送しながらの排出が可能であるとともに、記
録ヘッドカートリッジ11を用いて記録を行う際に、乾
燥しきっていないインクをにじませるといったことはな
い。
ートリッジ10を搭載することで、拍車ローラ26をシ
ート材Pに接触させずにゴムローラ27および排紙ロー
ラ25によりシート材Pを排出することが自動的に選択
され、また、キャリッジ12に記録ヘッドカートリッジ
11を搭載することで、ゴムローラ27をシート材Pに
接触させずに拍車ローラ26および排紙ローラ25によ
りシート材Pを排出することが自動的に選択される。こ
のため、スキャナヘッドカートリッジ10を用いて原稿
の読み取りを行う際には、シート材Pの表面が損傷しや
すいものであっても傷つけることなく、シート材を所望
の量だけ搬送しながらの排出が可能であるとともに、記
録ヘッドカートリッジ11を用いて記録を行う際に、乾
燥しきっていないインクをにじませるといったことはな
い。
【0064】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実
施形態の記録装置に関して説明する。
施形態の記録装置に関して説明する。
【0065】図9に、シート材Pの排出される側からみ
た、本実施形態の記録装置61の一部を模式的に示す。
た、本実施形態の記録装置61の一部を模式的に示す。
【0066】記録装置61の側壁62に、ゴムローラ切
り換え板140および拍車ローラ切り換え板141が回
動可能に設けられているとともに、ゴムローラ切り換え
板140および拍車ローラ切り換え板141をそれぞれ
下方に押し下げて回動させる第1の押し下げ手段64お
よび第2の押し下げ手段65を有する切り換え手段63
が設けられている。この切り換え手段63は、さらに、
第1の押し下げ手段64および第2の押し下げ手段65
を駆動する駆動手段67を有する。また、この駆動手段
67は、ゴムローラ切り換え板140を押し下げるか拍
車ローラ切り換え板141を押し下げるかを判断する判
断手段66に電気的に接続されており、判断手段66の
信号を基に第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65を駆動する。
り換え板140および拍車ローラ切り換え板141が回
動可能に設けられているとともに、ゴムローラ切り換え
板140および拍車ローラ切り換え板141をそれぞれ
下方に押し下げて回動させる第1の押し下げ手段64お
よび第2の押し下げ手段65を有する切り換え手段63
が設けられている。この切り換え手段63は、さらに、
第1の押し下げ手段64および第2の押し下げ手段65
を駆動する駆動手段67を有する。また、この駆動手段
67は、ゴムローラ切り換え板140を押し下げるか拍
車ローラ切り換え板141を押し下げるかを判断する判
断手段66に電気的に接続されており、判断手段66の
信号を基に第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65を駆動する。
【0067】すなわち、判断手段66は、読み取り原稿
となるシート材を搬送する際には、切り換え手段63に
対してゴムローラ切り換え板140を押し下げる信号を
出力し、不図示のゴムローラと排紙ローラとでシート材
を排出させる。この信号は、不図示のスキャナヘッドカ
ートリッジを不図示のキャリッジに搭載した際に出力さ
れるものであってもよい。
となるシート材を搬送する際には、切り換え手段63に
対してゴムローラ切り換え板140を押し下げる信号を
出力し、不図示のゴムローラと排紙ローラとでシート材
を排出させる。この信号は、不図示のスキャナヘッドカ
ートリッジを不図示のキャリッジに搭載した際に出力さ
れるものであってもよい。
【0068】また、記録時には、判断手段66は、切り
換え手段63に対して拍車ローラ切り換え板141を押
し下げる信号を出力し、不図示の拍車ローラと排紙ロー
ラ25とでシート材を排出させる。この信号は、不図示
の記録ヘッドカートリッジをキャリッジに搭載した際に
出力されるものであってもよい。
換え手段63に対して拍車ローラ切り換え板141を押
し下げる信号を出力し、不図示の拍車ローラと排紙ロー
ラ25とでシート材を排出させる。この信号は、不図示
の記録ヘッドカートリッジをキャリッジに搭載した際に
出力されるものであってもよい。
【0069】さらに、搬送径路に詰まったシート材Pを
除去する場合には、判断手段66は、切り換え手段63
に対してゴムローラ切り換え板140および拍車ローラ
切り換え板141をともに押し下げず、ゴムローラおよ
び拍車ローラをともに上方に退避させる信号を出力す
る。この信号は、キャリッジに何も搭載されていない状
態で出力されるものであってもよい。
除去する場合には、判断手段66は、切り換え手段63
に対してゴムローラ切り換え板140および拍車ローラ
切り換え板141をともに押し下げず、ゴムローラおよ
び拍車ローラをともに上方に退避させる信号を出力す
る。この信号は、キャリッジに何も搭載されていない状
態で出力されるものであってもよい。
【0070】なお、切り換え手段63は、不図示のキャ
リッジには設けられていないので、記録時あるいは読み
取り時に、第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65の先端部が拍車ローラ切り換え板141の表
面あるいはゴムローラ切り換え板140の表面を摺動す
るものではない。
リッジには設けられていないので、記録時あるいは読み
取り時に、第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65の先端部が拍車ローラ切り換え板141の表
面あるいはゴムローラ切り換え板140の表面を摺動す
るものではない。
【0071】また、記録装置61は、判断手段66およ
び駆動手段67を含まない構成として、ユーザが使用状
況に応じてユーザ自身が判断し、かつ、手動で切り換え
手段63の第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65を駆動するような構成であってもよい。
び駆動手段67を含まない構成として、ユーザが使用状
況に応じてユーザ自身が判断し、かつ、手動で切り換え
手段63の第1の押し下げ手段64および第2の押し下
げ手段65を駆動するような構成であってもよい。
【0072】上記以外の構成は、基本的に第1の実施形
態の記録装置1と同様であるため、詳細な説明は省略す
る。
態の記録装置1と同様であるため、詳細な説明は省略す
る。
【0073】以上説明したように本実施形態によれば、
第1の実施形態と同様に、挟み込みシートや、表面の軟
らかい原稿や、写真等の表面が損傷しやすい原稿の読み
取りを、シート材を所望の量だけ搬送しながら、原稿の
表面に拍車跡をつけずに排出することができるととも
に、記録直後の、乾燥しきっていないインクをにじませ
ることなくシート材を搬送できる。
第1の実施形態と同様に、挟み込みシートや、表面の軟
らかい原稿や、写真等の表面が損傷しやすい原稿の読み
取りを、シート材を所望の量だけ搬送しながら、原稿の
表面に拍車跡をつけずに排出することができるととも
に、記録直後の、乾燥しきっていないインクをにじませ
ることなくシート材を搬送できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート材の排出を、第1の排出ローラと第3の排出ローラ
とを組み合わせ、あるいは、第2の排出ローラと第3の
排出ローラとの組み合わせて排出してもよい構成である
ため、第2の排出ローラが拍車ローラ等のようにシート
材の表面に拍車跡を形成してしまう恐れのあるローラで
ある場合、挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、
写真等の表面が傷つきやすい読み取り原稿であるシート
材を所望の量だけ搬送しつつ、第2の排出ローラを用い
ずに第1の排出ローラと第3の排出ローラとにより排出
することができる。よって、第2の排出ローラが拍車ロ
ーラ等であったとしても読み取り原稿を傷つけることが
ない。
ート材の排出を、第1の排出ローラと第3の排出ローラ
とを組み合わせ、あるいは、第2の排出ローラと第3の
排出ローラとの組み合わせて排出してもよい構成である
ため、第2の排出ローラが拍車ローラ等のようにシート
材の表面に拍車跡を形成してしまう恐れのあるローラで
ある場合、挟み込みシートや、表面の軟らかい原稿や、
写真等の表面が傷つきやすい読み取り原稿であるシート
材を所望の量だけ搬送しつつ、第2の排出ローラを用い
ずに第1の排出ローラと第3の排出ローラとにより排出
することができる。よって、第2の排出ローラが拍車ロ
ーラ等であったとしても読み取り原稿を傷つけることが
ない。
【図1】本発明の第1の実施形態の、スキャナヘッドカ
ートリッジをキャリッジに搭載した状態の記録装置の側
断面図である。
ートリッジをキャリッジに搭載した状態の記録装置の側
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の記録装置の、排紙ロ
ーラ、拍車ローラおよびゴムローラ近傍の一部を拡大し
た斜視図である。
ーラ、拍車ローラおよびゴムローラ近傍の一部を拡大し
た斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジにスキャナヘッドカートリッジを搭載した場合の、ゴ
ムローラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図で
ある。
ジにスキャナヘッドカートリッジを搭載した場合の、ゴ
ムローラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジにスキャナヘッドカートリッジを搭載した場合の、拍
車ローラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図で
ある。
ジにスキャナヘッドカートリッジを搭載した場合の、拍
車ローラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジに記録ヘッドカートリッジを搭載した場合の、ゴムロ
ーラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図であ
る。
ジに記録ヘッドカートリッジを搭載した場合の、ゴムロ
ーラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジに記録ヘッドカートリッジを搭載した場合の、拍車ロ
ーラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図であ
る。
ジに記録ヘッドカートリッジを搭載した場合の、拍車ロ
ーラと排紙ローラとの位置関係を模式的に示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジに何も搭載していない場合の、ゴムローラと排紙ロー
ラとの位置関係を模式的に示す図である。
ジに何も搭載していない場合の、ゴムローラと排紙ロー
ラとの位置関係を模式的に示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の記録装置のキャリッ
ジに何も搭載していない場合の、拍車ローラと排紙ロー
ラとの位置関係を模式的に示す図である。
ジに何も搭載していない場合の、拍車ローラと排紙ロー
ラとの位置関係を模式的に示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の記録装置の一部を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
1、61 記録装置 2 給紙トレイ 10 スキャナヘッドカートリッジ 11 記録ヘッドカートリッジ 12 キャリッジ 13、14 摺動ガイド 21 紙送りローラ 22 ピンチローラ 23 紙送りガイド 24 分離ローラ 25 排紙ローラ 26 拍車ローラ 27 ゴムローラ 28 押さえ板 28a 仕切り部 29 ばね軸 40、140 ゴムローラ切り換え板 40a、41a 腕部 40b、41b 支点 41、141 拍車ローラ切り換え板 42 ばね 43 孔 62 側壁 63 切り換え手段 64 第1の押し下げ手段 65 第2の押し下げ手段 66 判断手段 67 駆動手段 101 ゴムローラ押しつけ部 111 拍車ローラ押しつけ部 P シート材 a 領域
Claims (11)
- 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段と、 第1の排出ローラと、 前記第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の
排出ローラと、 前記第1の排出ローラと前記第2の排出ローラとのいず
れかとにより前記シート材を挟み込んで、前記シート材
を外部へと排出する第3の排出ローラと、 前記第3の排出ローラとともに前記シート材を挟み込む
ローラとして、前記第1の排出ローラのみを前記第3の
排出ローラへと押しつける方向に移動させる第1の押し
つけ手段と、 前記第3の排出ローラとともに前記シート材を挟み込む
ローラとして、前記第2の排出ローラのみを前記第3の
排出ローラへと押しつける方向に移動させる第2の押し
つけ手段とを有するシート材搬送装置。 - 【請求項2】 前記第1の排出ローラおよび前記第2の
排出ローラを回転可能に保持し、前記第1の排出ローラ
および前記第2の排出ローラを前記第3の排出ローラに
押しつける方向に付勢する、弾性を有する軸と、 前記第1の押しつけ手段による押しつけを解除すること
で、前記軸を持ち上げて前記第1の排出ローラと前記第
3の排出ローラとによる前記シート材の挟み込みを解除
する、前記第1の排出ローラを前記第3の排出ローラか
ら離す方向に付勢された第1の部材と、 前記第2の押しつけ手段による押しつけを解除すること
で、前記軸を持ち上げて前記第2の排出ローラと前記第
3の排出ローラとによる前記シート材の挟み込みを解除
する、前記第2の排出ローラを前記第3の排出ローラか
ら離す方向に付勢された第2の部材とを有する請求項1
に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項3】 前記第1の押しつけ手段および前記第2
の押しつけ手段による押しつけをともに解除すること
で、前記第1の排出ローラと前記第2の排出ローラとの
いずれもが、前記第3の排出ローラとによる前記シート
材の挟み込みを解除する請求項1または2に記載のシー
ト材搬送装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
のシート材搬送装置と、 前記シート材搬送装置により搬送されてきた記録用の前
記シート材に対してインクを吐出することで記録を行う
記録ヘッドカートリッジ、あるいは、予め画像の記録さ
れた読み取り用の前記シート材の画像を読み取るスキャ
ナヘッドカートリッジのいずれか一方を保持可能な保持
手段とを有する記録装置。 - 【請求項5】 シート材を搬送する搬送手段と、前記搬
送手段により搬送されてきた記録用の前記シート材に対
してインクを吐出することで記録を行う記録ヘッドカー
トリッジ、あるいは、予め画像の記録された読み取り用
の前記シート材の画像を読み取るスキャナヘッドカート
リッジのいずれか一方を着脱可能に保持するキャリッジ
とを有する記録装置において、 第1の排出ローラと、 前記第1の排出ローラとは搬送する対象が異なる第2の
排出ローラと、 前記第1の排出ローラと前記第2の排出ローラとのいず
れかとにより前記シート材を挟み込んで、前記シート材
を外部へと排出する第3の排出ローラとを有し、 前記スキャナヘッドカートリッジを前記キャリッジに搭
載することで、前記スキャナヘッドカートリッジに設け
られた第1の押しつけ手段により、前記第3の排出ロー
ラとともに読み取り用の前記シート材を挟み込むローラ
として、前記第1の排出ローラのみを前記第3の排出ロ
ーラへと押しつける方向に移動させ、かつ、前記記録ヘ
ッドカートリッジを前記キャリッジに搭載することで、
前記記録ヘッドカートリッジに設けられた第2の押しつ
け手段により、前記第3の排出ローラとともに記録用の
前記シート材を挟み込むローラとして、前記第2の排出
ローラのみを前記第3の排出ローラへと押しつける方向
に移動させることを特徴とする記録装置。 - 【請求項6】 前記第1の排出ローラおよび前記第2の
排出ローラを回転可能に保持し、前記第1の排出ローラ
および前記第2の排出ローラを前記第3の排出ローラに
押しつける方向に付勢する、弾性を有する軸と、 前記スキャナヘッドカートリッジに形成された前記第1
の押しつけ手段による押しつけを解除することで、前記
軸を持ち上げて前記第1の排出ローラと前記第3の排出
ローラとによる前記シート材の挟み込みを解除する、前
記第1の排出ローラを前記第3の排出ローラから離す方
向に付勢された第1の部材と、 前記記録ヘッドカートリッジに形成された前記第2の押
しつけ手段による押しつけを解除することで、前記軸を
持ち上げて前記第2の排出ローラと前記第3の排出ロー
ラとによる前記シート材の挟み込みを解除する、前記第
2の排出ローラを前記第3の排出ローラから離す方向に
付勢された第2の部材とを有する請求項5に記載の記録
装置。 - 【請求項7】 前記第1の押しつけ手段は突起である請
求項5または6に記載の記録装置。 - 【請求項8】 前記第2の押しつけ手段は突起である請
求項5ないし7のいずれか1項に記載の記録装置。 - 【請求項9】 前記キャリッジに何も搭載していない状
態では、前記第1の排出ローラと前記第2の排出ローラ
とのいずれもが、前記第3の排出ローラとにより前記シ
ート材を挟み込まない解放状態となる請求項5ないし8
のいずれか1項に記載の記録装置。 - 【請求項10】 請求項5ないし9のいずれか1項に記
載の記録装置のキャリッジに着脱可能に搭載される、予
め画像の記録された読み取り用の前記シート材の画像を
読み取るスキャナヘッドカートリッジであって、 底面に前記第1の押しつけ手段である突起部が形成され
ていることを特徴とするスキャナヘッドカートリッジ。 - 【請求項11】 インクの吐出を行う記録ヘッド部と、
該記録ヘッド部にインクを供給するためのインクを収納
する液体収納容器とを有し、記録用の前記シート材に対
して、前記記録ヘッド部からインクを吐出することで記
録を行い、請求項5ないし9のいずれか1項に記載の記
録装置のキャリッジに着脱可能に搭載される記録ヘッド
カートリッジであって、 底面に前記第2の押しつけ手段である突起部が形成され
ていることを特徴とする記録ヘッドカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33858299A JP2001151394A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | シート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナヘッドカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33858299A JP2001151394A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | シート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナヘッドカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151394A true JP2001151394A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18319542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33858299A Pending JP2001151394A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | シート材搬送装置、記録装置、記録ヘッドカートリッジおよびスキャナヘッドカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8136937B2 (en) | 2006-08-03 | 2012-03-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet printer |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33858299A patent/JP2001151394A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8136937B2 (en) | 2006-08-03 | 2012-03-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet printer |
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