JP2006179394A - クリック機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転つまみ90とクリック用部材60とを具備する。回転つまみ90にはコイルスプリング81と一対の球体83,83とを具備してなる弾発手段80を設置する。クリック用部材60にはクリック用乗越え部73及びクリック保持部75を交互に設けたクリック当接部71を設ける。クリック用乗越え部73は、一対の球体83,83に同時に当接するように対向する位置に設けられ、回転つまみ90を回転することによって、球体83,83にクリック用乗越え部73を同時に乗り越えさせて強いクリック感覚を生じさせる。
【選択図】図1
Description
(1)クリックバネの弾接部や金属球によって回転体を弾発する弾発位置は一ヶ所なので、回転体に対するクリックバネの弾接部や金属球による弾発力のバランスが悪く、回転体の回転位置によってその回転力が異なってしまう等の恐れがあった。また弾発箇所が一箇所の場合、強いクリック感覚が得られなかった。
〔第一実施形態〕
図1,図2は本発明の第一実施形態にかかるクリック機構を取り付けた回転式電子部品1−1の分解斜視図であり、図1はその上側部分、図2はその下側部分を示している。また図4は回転式電子部品1−1の概略側断面図である。これらの図に示すように回転式電子部品1−1は、取付部材10の上に、回路基板(以下この実施形態では「フレキシブル回路基板」という)20と、摺動子50を取り付けた移動型物(以下この実施形態では「摺動型物」という)30と、クリック用部材60と、弾発手段80と、円周方向に移動する移動体となる回転体(以下この実施形態では「回転つまみ」という)90とを設置して構成されている。なおクリック機構は弾発手段80を設置した回転つまみ90と、回転つまみ90に対向して設置される下記するクリック用乗越え部73を設けたクリック用部材60とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
図6は本発明の第二実施形態にかかるクリック機構を取り付けた回転式電子部品1−2の上側部分の分解斜視図である。なお回転式電子部品1−2のクリック用部材60よりも下側の部品(即ち第一実施形態で示す取付部材10とフレキシブル回路基板20と摺動型物30と摺動子50)は第一実施形態のものと全く同一なのでその図示は省略する。図6に示す回転式電子部品1−2において、第一実施形態にかかる回転式電子部品1−1と同一又は相当部分には同一符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、第一実施形態と同じである。同図に示す回転式電子部品1−2において、前記回転式電子部品1−1と相違する概要は、弾発手段80−2の構成のみである。即ち弾発手段80−2は、第一実施形態の弾発手段80のようにコイルバネ81と一対の球体83によって構成する代わりに、一枚の板バネ85によって構成されている。板バネ85は、帯状の弾性金属板を略S字状に折り曲げて構成されており、その両端の略U字状に折り曲げられている先端部分を一対の弾接部87とし、その中央の屈曲部分を屈曲変形部89としている。そして弾発手段80−2は回転つまみ90の収納部99内に収納され、同時にクリック用部材60上面のクリック部67の内側に配置され、弾発手段80−2の一対の弾接部87はそれぞれ同時にクリック当接部71に当接(弾接)している。
図8は本発明の第三実施形態にかかるクリック機構を取り付けた直線上を摺動するスライド式電子部品1−3を示す図であり、図8(a)は平断面概略図(ケース190の上側部分を切断している)、図8(b)は側断面概略図である。同図に示すようにこのスライド式電子部品1−3は、取付部材110の上に、回路基板(以下この実施形態では「フレキシブル回路基板」という)120と、摺動子150を取り付けた移動体となる移動型物(以下この実施形態では「摺動型物」という)130と、摺動型物130に収納される弾発手段180と、クリック用部材(以下この実施形態では「ケース」という)190とを設置して構成されている。なおクリック機構は弾発手段180を設置した摺動型物130と、摺動型物130の直線状のスライド方向Aの両側面に対向して設置される下記するクリック用乗越え部173を設けたケース190とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
10 取付部材
20 フレキシブル回路基板(回路基板)
29 スイッチパターン(導体パターン、電気的機能部)
30 摺動型物(移動型物)
50 摺動子(電気的機能部)
60 クリック用部材
71 クリック当接部
73 クリック用乗越え部
75 クリック用保持部
80 弾発手段
81 コイルバネ(弾発部材)
83 球体(弾接体、弾接部)
90 回転つまみ(回転体、移動体)
97 ガイド突起
99 収納部
1−2 回転式電子部品
80−2 弾発手段
85 板バネ
87 弾接部
1−3 スライド式電子部品
110 取付部材
120 フレキシブル回路基板(回路基板)
129 スイッチパターン(導体パターン、電気的機能部)
130 摺動型物(移動型物、移動体)
135 収納部
150 摺動子(電気的機能部)
171 クリック当接部
173 クリック用乗越え部
175 クリック用保持部
180 弾発手段
181 コイルバネ(弾発部材)
183 球体(弾接体)
190 ケース(クリック用部材)
Claims (5)
- 移動体を移動する際にクリック感覚を生じさせるクリック機構において、
前記クリック機構は、前記移動体と前記移動体に対向して設置されるクリック用部材とを具備し、
前記移動体と前記クリック用部材の何れか一方には、弾発部材と、前記弾発部材の両端に設置される一対の弾接体とを具備してなる弾発手段を設置し、
前記移動体と前記クリック用部材の何れか他方には、前記一対の弾接体にそれぞれ当接するクリック用乗越え部を設け、
前記移動体を前記クリック用部材に対して移動することによって、前記一対の弾接体に前記クリック用乗越え部を乗り越えさせてクリック感覚を生じさせることを特徴とするクリック機構。 - 移動体を移動する際にクリック感覚を生じさせるクリック機構において、
前記クリック機構は、前記移動体と前記移動体に対向して設置されるクリック用部材とを具備し、
前記移動体と前記クリック用部材の何れか一方には、その両端に一対の弾接部を有する弾発手段を設置し、
前記移動体と前記クリック用部材の何れか他方には、前記一対の弾接部にそれぞれ当接するクリック用乗越え部を設け、
前記クリック用乗越え部は、前記一対の弾接部に同時に当接するように対向する位置に設けられ、
前記移動体を前記クリック用部材に対して移動することによって、前記弾発手段両端の弾接部に前記クリック用乗越え部を同時に乗り越えさせてクリック感覚を生じさせることを特徴とするクリック機構。 - 前記移動体は回転体であり、前記クリック用乗越え部は、前記回転体の回転中心軸に対して対称な位置に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリック機構。
- 前記弾発手段は、前記回転体の回転中心軸を通ってその半径方向に伸びる回転体の収納部内に収納されていることを特徴とする請求項3に記載のクリック機構。
- 前記クリック機構は回転式電子部品に取り付けられ、
この回転式電子部品は、前記回転体と、前記クリック用部材と、前記回転体と一体に回転する摺動型物と、前記摺動型物の回転によってその電気的出力を変化する電気的機能部とを具備して構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のクリック機構。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004373306A JP2006179394A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | クリック機構 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004373306A JP2006179394A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | クリック機構 |
Publications (1)
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JP2006179394A true JP2006179394A (ja) | 2006-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP2004373306A Pending JP2006179394A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | クリック機構 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004373306A patent/JP2006179394A/ja active Pending
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