JP2006179268A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Tatsuya Nakamoto
達也 中本
Kiyoshi Sawai
澤井  清
Noboru Iida
飯田  登
Atsushi Sakuta
作田  淳
Ryuichi Ono
竜一 大野
Hiroyuki Fukuhara
弘之 福原
Hideki Murakami
秀樹 村上
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を送気ポンプに吸入させて送気ポンプのモータ基板や軸受を冷却することで、送気ポンプの性能安定性と信頼性の確保が可能な燃料電池装置の提供を目的とすること。
【解決手段】送気ポンプ3に吸入経路8を設けて断熱材14で断熱することで、送気ポンプ3の周囲温度より低温の空気を送気ポンプ3に吸入させて、送気ポンプ3のモータ基板や軸受を冷却することで、送気ポンプ3の性能安定性と信頼性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型の電子機器の電源として使用する燃料電池装置に関するものである。
携帯機器の電源として、その構造が比較的簡単であることからDMFC(直接メタノール燃料電池)が有望視されている。このDMFCは電解質膜を介してメタノール水溶液と空気とを化学反応させて発電するもので、空気の供給は発電部に強制的に空気を供給するアクティブタイプと、自然循環により発電部に空気を供給するパッシブタイプとが存在する。携帯機器の中でもパソコンのように比較的消費電力が大きい機器(20W〜50W)に対応するDMFCでは、送気ポンプにより発電部に比較的大量の空気(5L/min〜10L/min)を強制的に供給するアクティブタイプのものが採用されている。このような送気ポンプを用いたDMFCの基本的構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の燃料電池の構成を示す模式図である。図4に示すように、メタノール水溶液と空気とを反応させて発電するDMFC起電装置100は、電解質膜110を中心に、一方面側にアノード触媒層122、アノード集電体123、他方面にカソード触媒層132、カソード集電体133を積層したアノード側にメタノール水溶液の流路120を形成したアノード流路体121、カソード側に空気の流路130を形成したカソード流路体131を配して構成されている。アノード流路体121の流路120には燃料カートリッジ30に貯留されたメタノール水溶液が送液ポンプ41により供給され、カソード流路体131の流路130には送気ポンプ42から空気が供給される。流路120からアノード触媒層122に染み込んだメタノール水溶液は触媒作用を受けて化学反応し、生成されたプロトンが電解質膜110を透過してカソード触媒層132に染み込んだ酸素と反応することにより電力が生起され、アノード集電体123及びカソード集電体から発電出力が取り出される。
特開2004−071259号公報
しかしながら、前記従来の構成では発電時において発電部のDMFC起電装置が発熱し、熱伝達により筐体の内部が高温になり、送気ポンプの吸い込み空気の温度が上昇し、送気ポンプを駆動するモータ基板や軸受も高温になって劣化が促進し、送気ポンプの運転が不安定になったり、信頼性が低下する恐れがあるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を送気ポンプに吸入させて送気ポンプのモータ基板や軸受を冷却することで、送気ポンプの性能安定性と信頼性の確保が可能な燃料電池装置の提供を目的とすることである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の燃料電池装置は、送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を送気ポンプに吸入させる吸気構造を設けたものである。この吸気構造によって、送気ポンプを冷却させることを目的とする。
本発明の燃料電池装置は、送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を送気ポンプに吸入させて送気ポンプのモータ基板や軸受を冷却することで、送気ポンプの性能安定性と信頼
性を確保することができる。
第1の発明は、送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を送気ポンプに吸入させるための吸気部を備えたことにより、送気ポンプのモータ基板や軸受の温度上昇を低減し、基板半田部や軸受の劣化の抑制と送気ポンプの性能安定性を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の吸気部を、筐体の外郭の空気取入口に送気ポンプ本体の吸入口を設ける構造とすることにより、送気ポンプのモータ基板や軸受の温度上昇を効果的に低減することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の吸気部を、筐体の外郭の空気取入口と送気ポンプ本体の吸入口を接続する経路を設ける構造とすることにより、送気ポンプの配置場所選定の自由度の拡大を可能とするとともに、送気ポンプのモータ基板や軸受の温度上昇を効果的に低減することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の筐体の外郭に設けた空気取入口と送気ポンプ本体の吸入口を接続する経路を、断熱構造とすることにより、送気ポンプの配置場所選定の自由度の拡大を可能とするとともに、送気ポンプのモータ基板や軸受の温度上昇をさらに効果的に低減することができる。
第5の発明は、送気ポンプと発電部の間に断熱材を備えたことにより、発電部からの熱伝達を防止し、送気ポンプのモータ基板や軸受の温度上昇を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池装置の模式図である。
図1において、燃料電池装置4は電解質膜5を介して燃料と空気を化学反応させて電力を発生する発電部1と、筐体2に設置された空気取入口6と送気ポンプ吸入口7とを結ぶ経路8、及び空気を発電部1へ送り出す送気ポンプ3とを有する空気経路9と、燃料タンク10と液送ポンプ11とを有する液経路12から構成されており、これらが筐体2内に配置されている。
通常、燃料電池装置4に運転開始の信号を与えると送気ポンプ3や液送ポンプ11が運転を開始し発電が始まり、発電部1の温度が上昇する。次第に筐体2内の雰囲気温度も上昇し、高温の雰囲気温度の空気を吸入させた場合、送気ポンプ3駆動用モータの基板付近の温度はさらに上昇し、基板の半田部やICの耐熱温度の上限値を上回る場合があり、半田部の剥離やICの温度保護が介入し、送気ポンプ3の運転が不安定になったり停止する場合がある。また、送気ポンプ3の軸受温度も上昇し、グリス粘度が低下することでグリスが流出し、軸受の焼付きや寿命が低下する恐れもある。
そこで本発明の実施の形態1においては、空気取入口6と送気ポンプ吸入口7は経路8で漏れの無いように連結し、断熱材14で覆っている。これにより、空気取入口6から吸入した外気が経路8を通過するときに発生する温度上昇を抑制し、外気にできるだけ近い温度の空気を送気ポンプ3に導くことで、送気ポンプ3の吸い込み空気温度は低下し、送気ポンプ3および送気ポンプ3駆動用モータの基板や軸受の冷却が可能となり、基板の半田部やICの耐熱温度の上限値を下回った。同時に、送気ポンプ3は空気取入口6から離
れた位置に設置可能となり、送気ポンプ3の搭載位置を自由に設定可能となった。経路7は送気ポンプ3の吸入圧力損失が防止できる配管径を選択している。また、空気取入口15を設けることで送気ポンプ3の放熱効果がさらに高まり、送気ポンプ3の冷却を促進することもできる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における燃料電池装置の模式図である。図2において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
断熱材13は発電部1と送気ポンプ3の間に設置し、発電部1と送気ポンプ3を区画している。これにより、発電部1から送気ポンプ3への熱伝達を防止でき、送気ポンプ3の吸い込み空気温度を外気とほぼ同温度とすることが可能となり、送気ポンプ3および送気ポンプ3駆動用モータの基板や軸受のさらなる温度上昇抑制が可能となる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における燃料電池装置の模式図である。図3において、図1および図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
筐体2の外郭付近に隣接して送気ポンプ3を設置することで、送気ポンプ3の放熱効率がより高くなり、送気ポンプ3の周囲温度を低下させる役割を果たしており、送気ポンプ3の吸い込み空気温度さらに抑えることができ、送気ポンプ3および送気ポンプ3駆動用モータの基板や軸受のさらなる温度上昇抑制が可能となる。同時に、空気取入口6に送気ポンプ吸入口7が隣接しているため、経路8と断熱材14が不要となり、燃料電池装置4の小型化も可能となる。また、空気取入口15を設けることで送気ポンプ3の放熱効果がさらに高まり、送気ポンプ3の冷却を促進することもできる。
以上のように、本発明にかかる燃料電池装置は、環境温度が変化しても燃料電池装置が運転できるため、モバイル機器用の燃料電池装置の用途にも適用できる。
本発明にかかる燃料電池装置の第1実施形態を示す模式図 本発明にかかる燃料電池装置の第2実施形態を示す模式図 本発明にかかる燃料電池装置の第3実施形態を示す模式図 従来の燃料電池の構成を示す模式図
符号の説明
1 発電部
2 筐体
3 送気ポンプ
4 燃料電池装置
5 電解質膜
6 空気取入口
7 送気ポンプ吸入口
8 経路
9 空気経路
10 燃料タンク
11 液送ポンプ
12 液経路
13 断熱材
14 断熱材
15 空気取入口

Claims (5)

  1. 電解質膜を使用し燃料と空気の化学反応によって電力を発生する発電部と、前記発電部に空気を圧送する送気ポンプを、外郭に空気取入口を設置した筐体に内蔵し、前記送気ポンプの周囲温度よりも低温の空気を前記送気ポンプに吸入させるための吸気部を備えた燃料電池装置。
  2. 前記吸気部として、前記空気取入口に前記送気ポンプ本体の吸入口を備えた請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記吸気部として、前記空気取入口と前記送気ポンプ本体の吸入口を接続する経路を備えた請求項1に記載の燃料電池装置。
  4. 前記経路を断熱構造とした請求項3に記載の燃料電池装置。
  5. 電解質膜を使用し燃料と空気の化学反応によって電力を発生する発電部と、前記発電部に空気を圧送する送気ポンプを、外郭に空気取入口を設置した筐体に内蔵し、前記送気ポンプと前記発電部の間を断熱構造とした燃料電池装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108730A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Gm Global Technology Operations Inc 急速暖化のための熱集積燃料電池加湿器
JP2018113170A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

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