JP2006177331A - 内燃機関の吸入空気調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内燃機関の排出ガス成分NOXの低減と吸入空気導入管や燃焼室の汚れの原因となるEGR装置の代わりになる装置。また、低中負荷運転時の燃焼効率の向上による有害な排出ガスの低減と排気ガス温度の上昇によるDPFおよび触媒の活性化。
【解決の手段】 空気を温度調節しその一部または全部を湿度調整し内燃機関の状態に合わせた最適な空気を送る。低負荷運転時は吸入空気の高温化によって燃焼効率向上と排出ガス温度を上昇させ、DPF装置や触媒装置を活性させ有害な排出ガスを低減する。また、吸入空気中の水分量を加湿器によって調整することによって排出ガス成分NOXを低減する。また、EGR装置のように排出ガスを再循環させないので吸入空気導入管や燃焼室が汚れず内燃機関の寿命も延びる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の吸入空気導入管に関するものである。
従来の内燃機関の吸入空気導入管には、冷間時に吸入空気を暖めて内燃機関の燃焼を促進させるものがある。
内燃機関の排出ガスの成分NOXを低減させる装置としてEGR装置がある。これは、排出ガスの一部を循環させ吸入空気とともに燃焼室に送り込み燃焼温度を下げてNOXの低減を図る装置である。
内燃機関の排出ガスの成分NOXは吸入空気中の水分量によって排出量が変化する。また、空気中の水分が多いほど水分によって最高燃焼温度が下がるのでNOXの排出量が減る。
ディーゼルエンジンの排出ガス成分PMを低減する装置としてDPF装置がある。これは、排出ガス中のPMを触媒やフィルターを使い、捕集したり燃焼することによりPMを低減させる装置である。
ディーゼルエンジンの排出ガス対策は、エンジンの燃焼効率を高めればPMが減りNOXが増えるという相関関係がある。
空気の温度が上昇すると飽和水蒸気量も上昇する。
吸入空気を暖めると燃焼が促進されるが、熱い空気は空気密度が低くなり、燃焼室に入る空気量が減るため出力が低下する。
NOXを低減させるEGR装置は、排出ガスを再循環させるため排出ガス中のススやPMが吸入空気導入管や燃焼室に入るため、燃焼室や吸入空気導入管にススやPMが蓄積するためエンジンに悪影響を与える。また、エンジンオイルも汚れるためさらに悪影響を与える。
DPF装置は排出ガス中のPMを触媒やフィルターを使い、捕集したり燃焼することによりPMを低減させる装置だが、排出ガス温度が低いとPMを燃焼することができないため装置にPMが蓄積され目詰まりをおこしエンジンの出力が低下する。
また、ディーゼルエンジンの低負荷運転時は排気ガス温度が低いためDPF装置の性能が発揮できない。そのため、渋滞時や都内のノロノロ運転ではDPF装置は目詰まりしてエンジンが不調になる。
本発明は、以上のようないろいろな問題を解決するのが目的である。
本発明は上述の目的を達成するために内燃機関の運転状態によって、吸入空気の温度と吸入空気中の水分を変化させ、NOX低減し、低負荷運転時の排出ガス温度を高くしDPF装置の性能を発揮させ、PM・CO・HC・CO2を低減する。
また、内燃機関の運転状態にあわせて吸入空気の温度と空気中の水分量を調整することにより有害な排出ガスを低減する。
まず、低負荷運転時に吸入空気を熱交換器によって高温にする。そして、吸入空気が高温になることによって燃焼が促進され排出ガス温度が高くなり、DPF装置の性能が向上する。そのため、DPF装置によってPM・CO・HC・CO2が低減される。
また、吸入空気が高温になるので空気密度は低くなり必要な酸素が低下するため、スロットルバルブを開くことになり、吸入行程時のポンピングロスが減るため燃料消費量を減らすことができる。
しかし、高温になった吸入空気が圧縮工程で高温になりすぎ異常燃焼を引き起こすので、加湿器によって吸入空気中の水分を多量に増加し、その水分によって異常燃焼を抑える。
加湿器の加湿量は、吸入空気導入管等に水滴として付着しない量を加湿する。また、バルブ等によって調節し、加湿が必要ないときは加湿した水分が漏れたり逆流しないようにする。
高負荷運転時には高出力が必要なため吸入空気は原則的には加熱しない。なぜなら、吸入空気が高温だと空気密度が低くなり空気中の酸素が低下し出力が低下するためである。また、高負荷運転時はNOXが増加する傾向があるので、加湿器により加湿し空気中の水分量を増加し燃焼時の最高燃焼温度を抑えNOXを低減する。
高負荷運転時は排気温度が高いのでDPF装置の性能が発揮され、PM・CO・HCが低減される。
低中負荷運転時には、通常の吸入空気と過熱した吸入空気を混合し、その空気の一部または全部を加湿器に通して加湿する。また、空気の湿度は100%超えないようにし吸入空気導入管内で水滴にならないようにする。
内燃機関の種類・構造・運転状態等によって、吸入空気の温度と吸入空気中の水分量を制御し有害な排出ガス低減する。
加湿器は気化式加湿器、超音波式加湿器および加熱式加湿器等を使用し、吸入空気導入管等に水滴の付着しない範囲で加湿し、内燃機関の運転状態によって制御する。また、加湿空気が必要ないときは加湿器側バルブにより加湿空気が漏れたり逆流しないようにする。
熱交換器は排気ガスや冷却水等の内燃機関の熱を利用した熱交換器や電気式等を使用し、内燃機関の運転状態によって制御する。また加熱空気が必要ないときは加熱空気用バルブにより、加熱空気が漏れたり逆流しないようにする。
NOXを低減するためには空気中の水分量が多いとNOXが低減できるが空気温度が低いと空気中の飽和水蒸気量は低くなるので排出ガス中のNOXが増える。そこで、空気温度を高くすると飽和水蒸気量も増えるので、空気温度を高めてその空気に加湿することによって多量の水分が含まれるので排出ガス中のNOXを低減することができる。また、加湿する量は飽和水蒸気量より少なくし吸入空気導入管内で水滴等が発生しないようにする。
上述したように本発明を内燃機関に使用することで、低負荷運転時の燃焼効率の向上と排出ガス温度の高温化することができ、DPF装置を使用すれば相乗効果として、有害な排出ガスCO・HC・NOX・PM・CO2が低減できます。
ディーゼルエンジンの排出ガス対策は、エンジンの燃焼効率を高めればPMが減りNOXが増えるという相関関係があるが、本発明を使用することによってNOX・PMを低減することができる。
リンバーンエンジンは燃料消費率の低減やCO2削減のために希薄燃焼だが、希薄燃焼はNOXが大量に発生する。しかし、本発明を使用し吸入空気温度と吸入空気中の水分量調整することでNOXを低減し、さらに燃料消費率の低減やCO2削減をすることができる。
EGR装置は吸入空気導入管や燃焼室に排出ガスを再循環させるので、燃焼室や吸入空気導入管にススやPMが蓄積するためエンジンに悪影響を与える。また、エンジンオイルも汚れるためさらに悪影響を与えるが、本発明は燃焼室や吸入空気導入管にススやPMが蓄積されないため、エンジンに悪影響を与えずエンジン寿命を延ばすことができる。
地球温暖化抑制のためのCO2削減問題や自動車NOX・PM法規制等内燃機関から排出されるガスをできるだけ低減し無害化するために、本発明は非常に有効である。
本発明は内燃機関の運転状態にあわせて温度調節した空気の一部または全部を加湿器に通すことによって、内燃機関の燃焼効率を高め有害な排気ガスの低減することができる。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1は内燃機関が低負荷運転時の状態で、エアフィルタ1AFを通った外気1Aが、熱交換器3Hを通り加熱された空気が加湿器4Wを通り高温高湿度の空気となって内燃機関に送られる。
高温の吸入空気は燃焼を促進させるので、有害な排出ガスを低減する。また、排気温度が上昇する。
そのため従来では低負荷運転ではDPF装置や触媒装置の反応が悪いが、本発明により排気温度が上昇するのでDPF装置や触媒装置の反応が良くなり、排気ガスの浄化率が向上する。
各バルブ(1MV1、1MV2、1MV3,1MV4、3HV1、3HV2,4WV1、4WV2)・熱交換器3Hおよび加湿器4Wは内燃機関の運転状態によって最適に制御される。
熱交換器3Hは排気ガスや冷却水等の内燃機関の熱を利用した熱交換器や電気式等を使用し、内燃機関の運転状態によって制御する。
加湿器4Wは気化式、超音波式または加熱式等の加湿器を使用し相対湿度100%未満になるように制御し、吸入空気導入管等に水滴の付着しない範囲で加湿し、内燃機関の運転状態によって制御する。また、水分が漏れたり逆流しないようにする。
図5は、中温で中加湿の吸入空気を内燃機関に送る場合で各バルブはすべて開いている状態です。
図3は高負荷運転時で外気1Aをそのまま加湿4Wに通して低温高加湿の空気を内燃機関に送る。しかし、排出ガス中のNOXが多い場合は図2の中温高加湿の空気を送りNOXを低減する。
各バルブ(1MV1、1MV2、1MV3,1MV4、3HV1、3HV2,4WV1、4WV2)と熱交換器3Hと加湿器4Wを制御し内燃機関に最適な空気を送ることによって燃焼効率を高め、有害な排出ガスを低減し燃料消費量を減らす。
調整空気5Aは内燃機関に送る空気のことを指す。
調整空気5Aが高温で高加湿の状態 調整空気5Aが中温で高加湿の状態 調整空気5Aが低温で高加湿の状態 調整空気5Aが高温で中加湿の状態 調整空気5Aが中温で中加湿の状態 調整空気5Aが低温で中加湿の状態 調整空気5Aが高温で無加湿の状態 調整空気5Aが中温で無加湿の状態 調整空気5Aが低温で無加湿の状態
符号の説明
1A 外気
1AF エアフィルタ
1MV1 メインバルブ1
1MV2 メインバルブ2
1MV3 メインバルブ3
1MV4 メインバルブ4
3H 熱交換器
3HV1 熱交換器側バルブ1
3HV2 熱交換器側バルブ1
4W 加湿器
4WV1 加湿器側バルブ1
4WV2 加湿器側バルブ1
5A 調整空気

Claims (5)

  1. 内燃機関の吸入空気の温度を調節するためにメイン吸入空気導入管と熱交換器側導入管をバルブによって温度を調整する。
  2. 温度調整された空気をメイン空気導入管と加湿器側導入管のバルブによって湿度を調整する。
  3. 熱交換器は内燃機関の排気ガスや冷却水等の熱を利用した熱交換器、または、電気式等の熱交換器を使用する。
  4. 加湿器は気化式、超音波式または加熱式等の加湿器を使用し相対湿度100%未満になるように制御する。また通常は水を加湿するがその他液体を使用することもできる。
  5. 熱交換器、加湿器および各バルブを制御し内燃機関の運転状態あわせた最適な吸入空気の温度と湿度を供給する。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511125A (ja) * 2006-11-29 2010-04-08 スカニア シーブイ アクチボラグ 車両の冷却器装置
US8136513B2 (en) 2008-09-26 2012-03-20 Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg Internal combustion engine

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JP2010511125A (ja) * 2006-11-29 2010-04-08 スカニア シーブイ アクチボラグ 車両の冷却器装置
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