JP2006176000A - 異常判定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、通信遅延に影響されずに異常判定を行う異常判定システムの提供を目的とする。
【解決手段】 異常判定手段を有するECU10及び20が通信回線40を介して接続されており、ECU20による異常判定はECU10から送信された異常判定結果に関する情報を用いて行われる異常判定システムにおいて、ECU10及び20に向けて定期的に変化する同期スタンプを送信する同期スタンプ発行ECU30を備え、ECU20はECU20自身が異常判定時点に受信している同期スタンプを保持するとともに、ECU10はECU10自身が異常判定時点に受信している同期スタンプと共に前記異常判定結果に関する情報を送信することで、ECU20の異常判定時点と同時点の異常判定結果に関する情報を用いることを可能にすることを特徴とする異常判定システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の異常判定手段が通信回線を介して相互に通信することによって異常判定を行う異常判定システムに関する。
従来から、異常検出処理を実行する異常検出オブジェクトとその異常検出オブジェクトによる異常検出結果に基づいて異常時情報を記憶するオブジェクト群とを有する自己診断機能を備えた車両用制御装置が知られている(例えば、特許文献1)。本車両用制御装置は、異常検出オブジェクトから異常時情報を無効にするよう指示があると、オブジェクト群は自身に記憶している異常時情報の消去等を行うものである。
特開2001−248494号公報
ところで、各オブジェクトが多重通信で接続された場合、その接続されるオブジェクトの数が増えるにつれて、通信回線上を流れるデータ量も増えるため、通信遅延が起こり得る可能性がある。
この点、上述の従来技術では、各オブジェクトが多重通信で接続された場合、通信遅延により異常検出オブジェクトからの異常時情報の無効指示が遅れてしまい、異常時情報が消去されずに異常と誤判定してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、通信遅延に影響されずに異常判定を行う異常判定システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一局面によれば、
第1及び第2の異常判定手段が通信回線を介して接続されており、前記第2の異常判定手段の異常判定は前記第1の異常判定手段から送信された異常判定結果に関する情報を用いて行われる異常判定システムにおいて、
前記第1及び第2の異常判定手段に向けて定期的に変化する同期情報を送信する同期情報送信手段を備え、
前記第2の異常判定手段は、該第2の異常判定手段自身が異常判定時点に受信している同期情報を保持するとともに、
前記第1の異常判定手段は、該第1の異常判定手段自身が異常判定時点に受信している同期情報と共に前記異常判定結果に関する情報を送信することで、
前記第2の異常判定手段の異常判定時点と同時点の前記異常判定結果に関する情報を用いることを可能にすることを特徴とする異常判定システムが提供される。
本局面によれば、第1の異常判定手段による異常判定時点を第2の異常判定手段側で認識することができるようになる。それによって、通信回線上で通信遅延があったとしても、第2の異常判定手段は、第1の異常判定手段から送信された異常判定結果に関する情報が異常判定に用いる情報として適した時刻のものか否かを判断できるようになる。
また、前記第1及び第2の異常判定手段が異常判定する判定対象はそれぞれ異なっており、前記第1の異常判定手段の判定対象を異常とする旨の情報が前記異常判定結果に関する情報に含まれている場合、前記第2の異常判定手段の判定対象は異常と判定されないとしてもよい。これにより、第2の異常判定手段は、第1の異常判定手段が異常判定する判定対象が異常であれば、自身が判定する判定対象を異常と誤判定することがなくなる。
本発明によれば、通信遅延に影響されずに異常判定を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。本発明の異常判定システムの実施例として、車両に搭載された場合について説明する。車両には各種のECU(Electric Control Unit)が搭載される。その各種のECUが通信回線を介して連携しあって制御することによって、車両全体としての制御が行われる。具体的には、エンジンを制御するエンジンECU、車輪のロックを防止させるABS(Antilock Brake System)ECU等が連携して車両の走行・制動制御を行う。エンジンECUは、エンジンの吸気管に設けられたスロットルバルブを駆動するスロットルモータを制御することによって、スロットルバルブの開度を変化させてエンジンに供給される空気量を調整する。ABSECUは、車輪速やブレーキ操作の有無等の検出結果に基づいてブレーキアクチュエータを制御することによって、制動時に車輪がロックしないようにする。通信回線を介して連携しあって制御するECUとして、他には、車両の旋回挙動を安定化させるVSC(Vehicle Stability Control)ECUや、車両の加速性や直進性等を確保するTRC(Traction Control)ECUが挙げられる。
ところで、上記に例示したECUのそれぞれは、何か異常を検出した場合、車両全体としての制御にできるだけ影響がないようにするため、他のECUやユーザに対してその異常を知らせる機能、つまり、ダイアグ機能を有している。ダイアグ機能を有するECUは、そのECU自身やセンサやアクチュエータ等の動作を周期的にチェックして、異常の有無を監視する。ECUは、ダイアグ機能により異常が検出された場合には、ユーザにその旨を警告ランプやディスプレイ等によって知らせたり、修理時に故障内容を後からでも参照できるようにメモリ(EEPROM等)にその異常コードを記憶したりする。
しかしながら、通信回線上に分散配置された複数のECUがそれぞれダイアグ機能を有する場合、その配置数が増えるにつれて、通信回線上を流れるデータ量も増えるため、通信遅延が起こり得る可能性がある。このため、通信遅延が、各ECUの誤動作の原因になることがある。
この誤動作について、より具体的に説明する。例えば、ある部品Aの故障が発生した場合、その部品Aの故障を監視するECU(以下、「ECU10」という)は部品Aを故障と判定する。ところが、実際には部品Aの故障だけで部品Bの故障はないにもかかわらず、部品Bの故障を監視するECU(以下、「ECU20」という)が部品Bを故障と判定してしまうことがある。部品Bの故障判定用ダイアグ機能(以下、「Bダイアグ」という。「Aダイアグ」も同様に定義する)を有するECU20が、部品Aの状態と部品Bの状態を直接観測し、その観測結果を比較等することによって故障判定を行っている場合があるからである。したがって、部品Aの故障を記憶するだけではなく、部品Bの故障も誤記憶してしまい、不要な部品交換を誘引してしまう。
その誤記憶の対策のため、通常は、ECU10が部品Aの故障判定結果をB故障記憶の「マスク要求」としてECU20に送信し、B故障記憶が誤って記憶されないようにしている。なお、B故障記憶とは、Bダイアグによる異常という判定結果をECU内に記憶することである(「A故障記憶」も同様に定義する)。また、「Bマスク要求」とは、AダイアグがBダイアグに向けて定期的に送信する通知であって、BダイアグがB故障記憶を行うことができる状態であるか否かを示すものである。
図3は、B故障記憶のマスク要求によってB故障記憶が誤記憶されないことを示す図である。ECU10は、部品Aを定期的に監視することによって、Aダイアグ異常判定を所定のタイミングで行っている。一方、ECU20は、部品Bを定期的に監視するとともにECU10から送信されたマスク要求を用いることによって、Bダイアグ異常判定を所定のタイミングで行っている。Aダイアグが正常判定している間では、このBマスク要求は(OFF)であり、B故障記憶を行うことができる状態である旨(マスクが不要である旨)が伝えられる。当然に、このBマスク要求が(OFF)である間に、ECU20のBダイアグが部品Bの故障を検出した場合、B故障記憶が行われる。一方、Aダイアグが異常を判定している間、通常、Bマスク要求は(ON)となり、B故障記憶が行われないよう(マスクするよう)求められる。したがって、Bダイアグを有するECU20が、部品Aの状態と部品Bの状態を直接観測し、その観測結果を比較等することによって故障判定するような場合であっても、部品Aが異常になるとマスク要求が(ON)となるため、部品Bを異常と誤判定することがない。
もっとも、これらAダイアグとBダイアグが同じECU内にある場合は、Bマスク要求が遅滞なく伝達されるため、上記のマスク要求だけでも効果が期待できる。ところが、両ダイアグが、別ECUに分かれて存在し、かつ、両ECUが多重通信で結ばれているような場合には、その通信遅延によりBマスク要求(ON)の伝達が遅れ、本来不要なB故障記憶が実行されてしまう可能性がある。つまり、Bダイアグは、Bマスク要求(ON)の伝達前の(OFF)という情報を信じて、B故障記憶を実行してしまう。
図4は、B故障記憶のマスク要求をしても通信遅延によりB故障記憶が誤記憶されることを示す図である。図3の場合と同様に、ECU10は、部品Aを定期的に監視することによってAダイアグ異常判定を所定のタイミングで行う。Aダイアグが正常判定している間ではBマスク要求(OFF)がECU20に向けて送信される。Aダイアグが異常を判定している間ではBマスク要求(ON)がECU20に向けて送信される。
しかし、図4で示されるように、ECU10から送信されたマスク要求は、通信遅延があると、ECU20に遅れて到着する。そのため、Bダイアグを有するECU20が、部品Aの状態と部品Bの状態を直接観測し、その観測結果を比較等することによって故障判定するような場合では、部品Aが異常になってからマスク要求(ON)が到着するまでの間(期間α)にBダイアグの故障判定タイミングがくると、マスク要求を(OFF)と判断してしまうため、部品Bを異常と誤判定してしまう。
そこで、本発明の異常判定システムでは、現在受信しているマスク要求が現在の故障判定をする判断材料として適しているか否かを判断できるようにしている。つまり、通信遅延しているか否かを判断して、通信遅延しているならば、現在の故障判定に必要なマスク要求を待機可能にするものである。
本発明の異常判定システムの概略構成を図1に示す。説明をしやすくするため、通信回線40には2つのECU(ECU10,20)しか接続されていないが、複数接続するものであってよい。ECU10は部品Aを、ECU20は部品Bをそれぞれ制御する。上述した例に当てはめるならば、ECU10はABSECU、部品Aはブレーキアクチュエータ、ECU20はエンジンECU、部品Bはスロットルモータである。メモリ12は、ECU10内のEEPROM等であり、A故障記憶の内容(異常コード)が記憶される。メモリ22も、同様に、ECU20内のEEPROM等であり、B故障記憶の内容(異常コード)が記憶される。
そして、通信遅延に影響されずに異常判定を行うため、同期用のスタンプ情報(以下、「同期スタンプ」という)を発行する同期スタンプ発行ECU30を設定する。この同期スタンプを導入することによって、ECU10とECU20の双方に、実際に同時点に起こった現象を同時点に起こった現象として認識することができる共通情報を保有させることができる。
もちろん、同期スタンプ発行ECU30が同期スタンプを発行するときにも、ECU10やECU20が受信するまでに通信遅延は起こり得る。しかし、ECU10とECU20は、ある時点に発行された同期スタンプという同じ時間軸上の基準を用いて判断するため、同期スタンプ発行ECU30から送信された同期スタンプがECU10やECU20へ遅れても、異常判定への影響はない。なお、同期スタンプは定期的に発行されるものであり、発行毎に例えば[001][002][003]と昇順に変化する。
それでは、同期スタンプを利用した本発明の異常判定システムの実施例について図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の異常判定システムの一実施例を示すフローである。同期スタンプ発行ECU30は、所定の間隔で同期スタンプを常時発行し、ECU10及びECU20はその同期スタンプを受信している。ECU10は、Aダイアグによる部品Aの故障を監視している(ステップ10)。故障の発生が検知された場合、ECU10は部品A故障の異常コードをメモリ12に記憶し(ステップ11)、ECU20に送信するマスク要求を(ON)に設定する(ステップ12)。故障の発生が検知されない場合には、ECU10は、マスク要求を(OFF)に設定する(ステップ13)。そして、ECU10は、ステップ12若しくは13での設定結果に応じた同期スタンプ付マスク要求をECU20に向けて送信する(ステップ14)。マスク要求は、(ON)であっても(OFF)であっても、常に同期スタンプ付で定期的に送信される。なお、マスク要求と共に送信される同期スタンプは、部品Aの故障検知時(故障判断時)に受信していた同期スタンプ情報であったり、マスク要求送信時に受信していた同期スタンプ情報であったりする。
ECU20も同様に、Bダイアグによる部品Bの故障を監視している(ステップ20)。故障の発生が検知された場合、ECU20は、その時点に受信しているマスク要求に付与されていた同期スタンプと同期スタンプ発行ECU30から直接受信した同期スタンプとを比較する(ステップ21)。その時点のマスク要求が未配の場合は、ECU20は、通信遅延と判断し、その時点のマスク要求が受信するまで待機する(ステップ22)。ECU20は、目的の同期スタンプ付マスク要求を受信すると、マスク要求の内容の確認を行って、最終判断する(ステップ23)。マスク要求が(OFF)であれば、ECU20は、部品Bを故障と判定し(ステップ25)、部品B故障の異常コードをメモリ22に記憶する(ステップ26)。マスク要求が(ON)であれば、ECU20は、部品Bを正常と判定する(ステップ24)。
したがって、本発明の異常判定システムの時間経過を図で表現すると、図5で示されるようなタイムチャートとなる。図5は、本発明の異常判定システムの一実施例のタイムチャートである。同期スタンプ発行ECU30は、所定の間隔で同期スタンプを定期的に発行し、ECU10及びECU20はその同期スタンプを受信している(図5上段)。ECU10は、部品Aを定期的に監視することによってAダイアグ異常判定を所定のタイミングで行い、Aダイアグが正常判定している間では同期スタンプ付マスク要求(OFF)[001]をECU20に向けて送信する。Aダイアグが異常を判定している間では同期スタンプ付マスク要求(OFF)[002],[003]・・・をECU20に向けて送信する。
しかし、図4の場合と異なり、期間αにBダイアグの故障判定タイミング(このタイミングでの同期スタンプ発行ECU30から直接受信した同期スタンプは[002]である)がきたとしても、マスク要求の同期スタンプが[001]のため、部品Bの異常判定は保留される。そして、先の故障判定タイミングと同じ同期スタンプ[002]をもつマスク要求を受信すると、部品Bの異常判定の保留を解除し、異常判定の最終判断を行う。このときのマスク要求は(ON)のため、ECU20は、(部品Bが故障していなければ)部品Bを正常と判定することになる。したがって、通信遅延に影響されることなく異常判定を行うことができ、部品Bを異常と誤判定することもない。
なお、各ECU間の通信は、例えばCANプロトコルで行われる。図6は、CAN通信システムを構成する各ECUが送信する1フレームのデータ内容を表した図を示す。各ECUがデータとして送信する1フレームは、自己のECUの識別番号を格納するIDフィールドと、データフィールドのデータ長を格納するコントロールフィールドと、0〜8バイトで可変する送信すべきデータを格納するデータフィールドと、巡回符号冗長検査を行うためのデータを格納するCRCフィールドと、により構成されている。各ECUは、例えば500kbpsの伝送速度を有しており、データフィールドのデータ長が8バイトである場合には120ビット程度の1フレームデータを250μs程度で送受信することが可能となっている。このデータフィールドに、同期スタンプ発行ECU30が送信する同期スタンプやECU10から送信される同期スタンプ付マスク要求の情報が格納される。
1フレームデータのIDフィールドは、送信するデータの上位に設けられており、その上位ビット(例えば11ビット)は自己のECUの識別番号(例えば3桁16進の番号)を(11桁の)2進データに変換して表している。なお、各ノードのIDフィールドにおける識別番号は、他のECUの識別番号とは互いに異なる番号となっている。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
ECU10や20が有するダイアグ機能は、部品A,Bの故障判定を行っていたが、ソフトの異常判定を行ってもよい。
また、上述のような同期スタンプを利用することによって、異常判定の同期をとるだけではなく、各ECU間の制御情報の同期をとることも可能である。例えば、VSCECUが車両の旋回挙動を確実に安定化させるためには、短い周期(例えば12ms)でそれぞれの時点で車両に生じている加速度、ヨーレート等の各パラメータを検出し、車両に適切な制動力を付与する必要がある。すなわち、VSCECUは、通信回線に接続されているGセンサやヨーレートセンサ等からの出力信号を所望のタイミングで受信する必要がある。
しかしながら、上述したような通信遅延が起こると、Gセンサやヨーレートセンサ等からの出力信号が受信されたとしても、その受信した出力信号が最新のものでないおそれがある。したがって、本発明の同期スタンプを用いることによって、VSCECUと各センサとの間の通信データを同期化させることができるので、VSC制御の応答性が悪化するのを確実に回避することができ、旋回挙動を適切に行うことが可能となる。
また、通信回線に接続されたECUは、その通信回線上の混雑状況を把握・診断することができる。すなわち、上述した実施例では、マスク要求が未配の場合には通信遅延と判断し、その時点のマスク要求が受信するまで待機するような制御をしていたが、通信遅延をフェールとみなして予めプログラムされたフェールセーフ制御に移行するようにしてもよい。
本発明の異常判定システムの概略構成を示す図である。 本発明の異常判定システムの一実施例を示すフローである。 B故障記憶のマスク要求によって部品B故障記憶が誤記憶されないことを示す図である。 B故障記憶のマスク要求をしても通信遅延により部品B故障記憶が誤記憶されることを示す図である。 本発明の異常判定システムの一実施例のタイムチャートである。 CAN通信システムを構成する各ECUが送信する1フレームのデータ内容を表した図を示す。
符号の説明
10,20 ECU
12,22 メモリ
30 同期スタンプ発行ECU
40 通信回線

Claims (2)

  1. 第1及び第2の異常判定手段が通信回線を介して接続されており、前記第2の異常判定手段の異常判定は前記第1の異常判定手段から送信された異常判定結果に関する情報を用いて行われる異常判定システムにおいて、
    前記第1及び第2の異常判定手段に向けて定期的に変化する同期情報を送信する同期情報送信手段を備え、
    前記第2の異常判定手段は、該第2の異常判定手段自身が異常判定時点に受信している同期情報を保持するとともに、
    前記第1の異常判定手段は、該第1の異常判定手段自身が異常判定時点に受信している同期情報と共に前記異常判定結果に関する情報を送信することで、
    前記第2の異常判定手段の異常判定時点と同時点の前記異常判定結果に関する情報を用いることを可能にすることを特徴とする異常判定システム。
  2. 前記第1及び第2の異常判定手段が異常判定する判定対象はそれぞれ異なっており、
    前記第1の異常判定手段の判定対象を異常とする旨の情報が前記異常判定結果に関する情報に含まれている場合、前記第2の異常判定手段の判定対象は異常と判定されない請求項1記載の異常判定システム。
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