JP2006172594A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスク装置において、FGを用いることなくNBCAの情報が再生できるようにする。
【解決手段】光ディスク装置1は、NBCAからの情報の再生に先立って、光ピックアップを物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#1)、スピンドルモータのCLV倍速を1.04倍速に制御して(#2)、スピンドルモータの回転数を1440rpmに設定する。そして、このときのスピンドル出力を取得して(#3)、その平均値を算出し(#4)、算出された平均値を記憶する(#5)。NBCAの情報を再生する際、スピンドル出力がこの平均値になるように定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を1440rpmに制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ディスク装置に関する。
従来からDVD等の記録媒体に対する著作権保護技術の一つとして、CPRM(Content Protection for Recordable Media)等が知られている。CPRMにおいては、図14に示されるように、光ディスク2のリードインエリア21よりも更に内周に位置するNBCA(Narrow Burst Cutting Area)22に記録された情報が利用される。
ところで、NBCA22の情報を再生するためには、光ディスク2を所定回転数(1440rpm)で回転させながら、光ピックアップ11を介して情報を再生する必要がある。このようなNBCA22からの情報の再生は、CAV(Constant Angular Velocity)制御系を有し、正確に角速度制御することができる光ディスク装置において問題にならない。一方、NBCA22の情報は、YAGレーザ等によって光ディスク2の反射面を飛ばすことによって記録されるため、NBCA22ではCLV(Constant Linear Velocity)制御できない。このため、CLV制御により情報を再生する光ディスク装置(例えば、DVD−R/RW等)においては、別途、FG(Frequency Generator)等の角速度を正確に制御するための回路、機構等を搭載することが必要となる。しかしながら、CLV制御系以外に、FG等を付加することは装置の大型化やコストアップを招き好ましくない。
なお、FGを用いることなくNBCA22からの情報の再生ができるようにした光ディスク装置等として、光ディスク2のリードインエリア21の再生に対応した回転速度になるようにCLV制御した後、このCLV制御をオフにすると共に、光ピックアップをNBCA22に移動させてNBCA22の情報を再生する装置や、スピンドルモータを所定期間だけ加速動作させた後、惰性回転状態に切り換えることでNBCA22の情報を再生する装置、スピンドルモータの加速動作をNBCA22に存在する同期信号に基づいて制御することでNBCA22の情報を再生する方法等が知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献4参照)
特開平11−73648号公報 特開平10−228646号公報 特開平10−228713号公報 特開平8−287590号公報
しかしながら、光ディスク2のNBCA22の情報を再生する際に用いられる所定回転数に対応する線速度でCLV制御し、このときに得られるスピンドルモータに対する制御特徴量に基づいて、上記所定回転数を維持してNBCAの情報を再生することができる装置は知られていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、FGを用いることなくNBCAからの情報の読み出しが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光ディスクの記録面にレーザ光を照射して、該光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、前記光ディスクのNBCA(Narrow Burst Cutting Area)の情報を再生するために前記スピンドルモータの回転数を所定回転数に制御し、前記光ピックアップを介してNBCAの情報を再生させるNBCA情報再生制御手段と、を備えた光ディスク装置において、前記スピンドルモータをPWM(Pulse Width Modulation)制御するためのスピンドル出力を、前記スピンドルモータに対して出力する出力手段と、前記出力手段にCLV(Constant Linear Velocity)制御信号を出力して、前記スピンドルモータをCLV制御するCLV制御手段と、前記出力手段に定電圧制御信号を出力して、前記スピンドルモータを定電圧制御する定電圧制御手段と、前記光ディスクのNBCAの情報を再生する際に用いられる前記所定回転数に対応する、前記光ディスクの任意の物理アドレスにおける線速度を算出する線速度算出手段と、前記所定物理アドレスにおいて、前記線速度算出手段により算出された線速度でCLV制御し、このときの前記スピンドルモータに対する制御特徴量を検出する制御特徴量検出手段と、前記制御特徴量検出手段により検出された制御特徴量について、前記光ディスク1回転分の平均値を算出する平均値算出手段とを備え、前記制御特徴量が、前記スピンドル出力、前記スピンドルモータの逆起電圧、前記スピンドル出力のDuty比、及び前記CLV制御信号のいずれかであって、前記NBCA情報再生制御手段は、前記NBCAの情報を再生する際、前記制御特徴量の平均値になるように前記スピンドルモータを定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を前記所定回転数に制御し、FG(Frequency Generator)を用いることなくNBCAの情報を再生することを特徴とする。
請求項2の発明は、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光ディスクの記録面にレーザ光を照射して、該光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、前記光ディスクのNBCAの情報を再生するために前記スピンドルモータの回転数を所定回転数に制御し、前記光ピックアップを介してNBCAの情報を再生させるNBCA情報再生制御手段と、を備えた光ディスク装置において、前記スピンドルモータを回転制御するためのスピンドル出力を、前記スピンドルモータに対して出力する出力手段と、前記出力手段にCLV制御信号を出力して、前記スピンドルモータをCLV制御するCLV制御手段と、前記出力手段に定電圧制御信号を出力して、前記スピンドルモータを定電圧制御する定電圧制御手段と、前記光ディスクの所定物理アドレスにおいて、前記光ディスクのNBCAの情報を再生する際に用いられる前記所定回転数に対応する線速度でCLV制御し、このときの前記スピンドルモータに対する制御特徴量を検出する制御特徴量検出手段とを備え、前記NBCA情報再生制御手段は、前記NBCAの情報を再生する際、前記制御特徴量に基づいて、前記スピンドルモータを定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を前記所定回転数に制御し、FGを用いることなくNBCAの情報を再生することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光ディスク装置において、前記制御特徴量が、前記スピンドル出力、前記スピンドルモータの逆起電圧、前記スピンドル出力のDuty比、及び前記CLV制御信号のいずれかであることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、光ディスクの所定物理アドレスにおいて、光ディスクのNBCAの情報を再生する際に用いられる所定回転数に対応する線速度でCLV制御して、このときのスピンドルモータに対する制御特徴量を検出し、NBCAから情報を読み出す際、この制御特徴量に基づいて、スピンドルモータを定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を所定回転数に制御するので、NBCAから情報を読み出す際にFGを用いる必要がない。このため回転数を検出するための回路等を抹消することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。図1に示されるように、光ディスク装置1は、DVD等の光ディスク2に記録された情報の再生等を行う装置であり、光ピックアップ11と、光ディスクに記憶された情報の再生動作を制御する制御IC12と、ローパスフィルタ13と、制御IC12からのスピンドル出力に基づいてスピンドルモータ15を駆動させるドライバ14と、光ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ15とを備えている。
光ピックアップ11は、半導体レーザ、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、集光レンズ、及びフォトディテクタ等を有している。半導体レーザから発振されたレーザ光は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ及び対物レンズを介して光ディスク2上に集光照射され、その反射光は、対物レンズ、ビームスプリッタ、及び集光レンズを介してフォトディテクタで受光される。フォトディテクタで検出された光の強弱は、RF信号に変換され、制御IC12に出力される。
制御IC12は、RF信号を増幅するRFアンプ31と、RF信号をディジタル信号に変換し、8/16復調、エラー訂正等を行う信号処理回路32と、信号処理回路32から入力されたディジタル信号をデコードして再生信号を得るデコード回路33と、スピンドルモータ15の回転速度を制御するためのスピンドル回転速度制御回路34と、スピンドルモータ15をPWM(Pulse Width Modulation)制御するためのスピンドル出力をスピンドルモータ15に対して出力するPWM出力回路(出力手段)35と、各種情報を記憶する記憶部36と、制御IC12全体を制御して光ディスク2からの情報の再生動作等を制御するMPU(NBCA情報再生制御手段、制御特徴量検出手段、平均値算出手段)37と、入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換してMPU37に出力するA/D変換器38とを備えている。
図2に示されるように、スピンドル回転速度制御回路34は、PWM出力回路35にCLV制御信号を出力してスピンドルモータ15をCLV制御するCLVサーボ制御回路(CLV制御手段)41と、PWM出力回路34に定電圧制御信号を出力して、スピンドルモータ15を定電圧制御する定電圧制御回路(定電圧制御手段)42と、基準クロック(図3参照)に基づいて回転速度を制御するラフサーボ制御回路43と、これら制御回路41〜43のいづれかを選択して、PWM出力回路35に制御信号を出力する選択回路44と、制御回路41〜43からの制御信号の制御値を記憶するスピンドル出力用RAM(Random Access Memory)45とを備えている。スピンドルモータ15の回転速度は、ラフサーボ制御回路43の基準クロック51に基づいてMAXL52により検出される。なお、MAXL52は、例えば、DVDなら14T+4T長、CDなら11T+11T長の最長シンクパターンを18T/22T検出で検出し、これら最長シンクパターンについて基準クロック51でカウントしたデータを保持する部分であり、スピンドルモータ15の回転速度はこのデータに基づいて検出される。
次に、NBCAの情報を再生する際にスピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御するために用いられる制御特徴量を決定する制御特徴量決定処理について図4を参照して説明する。本実施形態においては、制御特徴量としてスピンドル出力が用いられる。
制御特徴量決定処理が開始されると、MPU37は、光ピックアップ11を物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#1)、スピンドルモータ15をCLV制御して、CLV倍速xを1.04倍速に設定する(#2)。このCLV倍速xは、光ディスク2のNBCAの情報を再生する際に用いられる回転数1440rpmに対応する、物理アドレス30000HEXにおける線速度であり、物理アドレス30000HEXの半径0.024m、1倍速のCLV倍速における線速度3.48m/sを用いて以下の式(1)により算出される。なお、ステップ#1においてシークする物理アドレスは、30000HEXでなくてもよく、ステップ#2おいて、各物理アドレスに応じて1440rpmに対応するCLV倍速に設定できればよい(後述する、第3乃至第6の実施形態についても同様)。
Figure 2006172594
そして、MAXL52によりCLV倍速xが1.04倍速になったことを確認した後、A/D変換器38を介してスピンドル出力を取得し(#3)、光ディスク1回転分のスピンドル出力の平均値を算出する(#4)。図5(a)は、制御特徴量決定処理時のスピンドル出力の波形(以下、スピンドル波形という)P1を示しており、ステップ#4において、Tで示される範囲(光ディスク1回転分)のスピンドル出力の平均値が算出される。そして、算出されたスピンドル出力の平均値を記憶部36に記憶し(#5)、処理を終了する。
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、スピンドル出力が上記制御特徴量決定処理により決定されたスピンドル出力の平均値になるように、図5(b)に示されるスピンドル波形P2で定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
以上のように本実施形態の光ディスク装置1によれば、光ディスク2の所定物理アドレスにおいて、光ディスク2のNBCAの情報を再生する際に用いられる1440rpmに対応する線速度でCLV制御して、このときのスピンドルモータ15に対するスピンドル出力を検出し、NBCAから情報を読み出す際、この制御特徴量に基づいて、スピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御するので、NBCAから情報を読み出す際にFGを用いる必要がない。このため回転数を検出するための回路等を抹消することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。本実施形態の光ディスク装置1は、制御特徴量決定処理において、所定物理アドレス(例えば、30000HEX)にシークすることなく制御特徴量を決定する点で第1の実施形態と異なる。なお、本実施形態において、MPU37は線速度算出手段としても機能する。
図6のフローチャートを参照して、本実施形態の制御特徴量決定処理について説明する。制御特徴量検出処理が開始されると、MPU37は、再生中の物理アドレス(以下、現アドレスという)aを取得する(#21)。そして、物理セクタ長5.1584mm、トラックピッチ0.74μm、物理アドレス30000HEXの半径0.024m、及び1倍速のCLV倍速における線速度3.48m/sの各値に基づいて、以下の式(2)を用いて、現アドレスaにおける1440rpmのCLV倍速xを算出する(#22)。そして、スピンドルモータ15の回転速度を、ステップ#22で算出したCLV倍速xに設定する(#23)。
Figure 2006172594
そして、MAXL52によりCLV倍速がx倍速になったのを確認した後、スピンドル出力をA/D変換器38を介して取得し(#24)、光ディスク1回転分について、スピンドル出力の平均値を算出する(#25)。そして、平均化されたスピンドル出力を記憶部36に記憶し(#26)、処理を終了する。
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、上記制御特徴量決定処理により決定されたスピンドル出力の平均値になるようにスピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
本実施形態の光ディスク装置1によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる他、制御特徴量を決定する際、所定物理アドレス(例えば、30000HEX)にシークすることなく制御特徴量を決定することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。本実施形態の光ディスク装置1は、NBCAの情報を再生する際に利用する制御特徴量として、スピンドルモータ15の逆起電圧を用いる点で上記第1及び第2の実施形態と異なる。
図7に示されるように、本実施形態の光ディスク装置1は、逆起電圧検出回路60を備えており、この逆起電圧検出回路60は、オペアンプ61、ドライバ14、及びスピンドルモータ15等により構成される。
次に、図8のフローチャートを参照して、本実施形態の制御特徴量決定処理について説明する。制御特徴量決定処理が開始されると、MPU37は、光ピックアップ11を物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#41)、スピンドルモータ15をCLV制御して、CLV倍速を1.04倍速に設定する(#42)。そして、MAXL52によりCLV倍速が1.04倍速になったのを確認した後、スピンドルモータの逆起電圧をA/D変換器38を介して取得し(#43)、光ディスク1回転分の逆起電圧の平均値を算出する(#44)。そして、算出された逆起電圧の平均値を記憶部36に記憶し(#45)、処理を終了する。
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、上記制御特徴量決定処理により決定された逆起電圧の平均値になるようにスピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
本実施形態の光ディスク装置1によっても、第1の実施形態と同様に、FGを用いることなく、NBCAから情報を読み出すことができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。本実施形態の光ディスク装置1は、制御特徴量決定処理において、再生中のCLV倍速を変更することなく、制御特徴量を決定する点で第3の実施形態と異なる。
図9のフローチャートを参照して、本実施形態の制御特徴量決定処理について説明する。制御特徴量決定処理が開始されると、MPU37は、光ピックアップ11を物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#61)、現CLV倍速xを取得する(#62)。そして、現CLV倍速xにおけるスピンドルモータ15の逆起電圧をA/D変換器38を介して取得し(#63)、光ディスク1回転分の逆起電圧の平均値vを算出する(#64)。
そして、物理アドレス30000HEXの半径0.024m、及び、1倍速のCLV倍速における線速度3.48m/sに基づいて、以下の式(3)を用いて、物理アドレス30000HEX、現CLV倍速xにおける回転数rを算出する。例えば、現CLV倍速xが1.5倍速の場合、回転数rは2077rpmとなる。
Figure 2006172594
そして、スピンドルモータ15の回転数と逆起電圧の関係が一次式で表されることを利用して、以下の式(4)により、1440rpmの逆起電圧の平均値vを算出し(#65)、算出された逆起電圧の平均値vを記憶部36に記憶し(#66)、処理を終了する。
Figure 2006172594
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、上記制御特徴量決定処理により決定された逆起電圧の平均値vになるようにスピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
本実施形態の光ディスク装置1によれば、第3の実施形態と同様の効果が得られる他、任意のCLV倍速で、制御特徴量を決定することができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。本実施形態の光ディスク装置1は、NBCAの情報を再生する際に利用する制御特徴量としてスピンドル出力のDuty比を用いる点で他の実施形態と異なる。
図10に示されるように、本実施形態の光ディスク装置1においては、制御IC12内部において、PWM出力回路35からのスピンドル出力をA/D変換器38で変換し、MPU37に入力する。
図11のフローチャートを参照して、本実施形態の制御特徴量決定処理について説明する。制御特徴量決定処理が開始されると、MPU37は、光ピックアップ11を物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#81)、スピンドルモータ15をCLV制御して、CLV倍速を1.04倍速に設定する(#82)。そして、MAXL52によりCLV倍速が1.04倍速になったのを確認した後、図12(b)に示されるスピンドル出力のDuty比(図中、t2/t1で示される比)を取得し(#83)、光ディスク1回転分(図12(a)のTで示される範囲)のスピンドル出力のDuty比を平均化する(#84)。そして、平均化されたスピンドル出力を記憶部36に記憶し(#85)、処理を終了する。
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、上記制御特徴量決定処理により決定されたスピンドル出力のDuty比の平均値になるようにスピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
本実施形態の光ディスク装置1によっても、第1の実施形態と同様に、FGを用いることなく、NBCAから情報を読み出すことができる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る光ディスク装置について説明する。本実施形態の光ディスク装置1は、NBCAの情報を再生する際に利用する制御特徴量として、CLV制御信号を用いる点で他の実施形態と異なる。
図13のフローチャートを参照して、本実施形態の制御特徴量決定処理について説明する。制御特徴量決定処理が開始されると、MPU37は、光ピックアップ11を物理アドレス30000HEXへシークすると共に(#101)、スピンドルモータ15をCLV制御して、CLV倍速を1.04倍速に設定する(#102)。そして、MAXL52によりCLV倍速が1.04倍速になったのを確認した後、スピンドル出力用RAM45に記憶されているCLV制御信号(以下、スピンドル出力用RAM値という)を取得し(#103)、光ディスク1回転分のスピンドル出力用RAM値の平均値を算出する(#104)。そして、平均化されたスピンドル出力用RAM値の平均値を記憶し(#105)、処理を終了する。
NBCAの情報を再生する際、MPU37は、上記制御特徴量決定処理により決定されたスピンドル出力用RAM値の平均値になるようにスピンドルモータ15を定電圧制御することにより、スピンドルモータ15の回転数を1440rpmに制御する。
本実施形態の光ディスク装置1によっても、第1の実施形態と同様に、FGを用いることなく、NBCAから情報を読み出すことができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、スピンドルモータ15の制御はPWM制御によるものでなくてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図。 同光ディスク装置のスピンドル回転速度制御回路の構成を示すブロック図。 同スピンドル回転速度制御回路のラフサーボ制御回路の構成を示すブロック図。 同光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 (a)は同制御特徴量決定処理時のスピンドル波形を示す図、(b)はNBCAの情報再生時のスピンドル波形を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図。 同光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 本発明の第5の実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図。 同光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 (a)は同制御特徴量決定処理時のスピンドル波形を示す図、(b)はスピンドル出力のDuty比を示す図。 本発明の第6の実施形態に係る光ディスク装置による制御特徴量決定処理を示すフローチャート。 光ディスクのNBCAの説明図。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
11 光ピックアップ
12 制御IC
15 スピンドルモータ
33 MPU(NBCA情報再生制御手段、線速度算出手段、制御特徴量検出手段、平均値算出手段)
34 PWM出力回路(出力手段)
41 CLVサーボ制御回路(CLV制御手段)
42 定電圧制御回路(定電圧制御手段)

Claims (3)

  1. 光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光ディスクの記録面にレーザ光を照射して、該光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、前記光ディスクのNBCA(Narrow Burst Cutting Area)の情報を再生するために前記スピンドルモータの回転数を所定回転数に制御し、前記光ピックアップを介してNBCAの情報を再生させるNBCA情報再生制御手段と、
    を備えた光ディスク装置において、
    前記スピンドルモータをPWM(Pulse Width Modulation)制御するためのスピンドル出力を、前記スピンドルモータに対して出力する出力手段と、
    前記出力手段にCLV(Constant Linear Velocity)制御信号を出力して、前記スピンドルモータをCLV制御するCLV制御手段と、
    前記出力手段に定電圧制御信号を出力して、前記スピンドルモータを定電圧制御する定電圧制御手段と、
    前記光ディスクのNBCAの情報を再生する際に用いられる前記所定回転数に対応する、前記光ディスクの任意の物理アドレスにおける線速度を算出する線速度算出手段と、
    前記所定物理アドレスにおいて、前記線速度算出手段により算出された線速度でCLV制御し、このときの前記スピンドルモータに対する制御特徴量を検出する制御特徴量検出手段と、
    前記制御特徴量検出手段により検出された制御特徴量について、前記光ディスク1回転分の平均値を算出する平均値算出手段とを備え、
    前記制御特徴量が、前記スピンドル出力、前記スピンドルモータの逆起電圧、前記スピンドル出力のDuty比、及び前記CLV制御信号のいずれかであって、
    前記NBCA情報再生制御手段は、前記NBCAの情報を再生する際、前記制御特徴量の平均値になるように前記スピンドルモータを定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を前記所定回転数に制御し、FG(Frequency Generator)を用いることなくNBCAの情報を再生することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光ディスクの記録面にレーザ光を照射して、該光ディスクからの反射光を受光する光ピックアップと、前記光ディスクのNBCAの情報を再生するために前記スピンドルモータの回転数を所定回転数に制御し、前記光ピックアップを介してNBCAの情報を再生させるNBCA情報再生制御手段と、
    を備えた光ディスク装置において、
    前記スピンドルモータを回転制御するためのスピンドル出力を、前記スピンドルモータに対して出力する出力手段と、
    前記出力手段にCLV制御信号を出力して、前記スピンドルモータをCLV制御するCLV制御手段と、
    前記出力手段に定電圧制御信号を出力して、前記スピンドルモータを定電圧制御する定電圧制御手段と、
    前記光ディスクの所定物理アドレスにおいて、前記光ディスクのNBCAの情報を再生する際に用いられる前記所定回転数に対応する線速度でCLV制御し、このときの前記スピンドルモータに対する制御特徴量を検出する制御特徴量検出手段とを備え、
    前記NBCA情報再生制御手段は、前記NBCAの情報を再生する際、前記制御特徴量に基づいて、前記スピンドルモータを定電圧制御することにより、スピンドルモータの回転数を前記所定回転数に制御し、FGを用いることなくNBCAの情報を再生することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記制御特徴量が、前記スピンドル出力、前記スピンドルモータの逆起電圧、前記スピンドル出力のDuty比、及び前記CLV制御信号のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
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