JPH11213542A - センサレススピンドルモータを搭載したディスク装置及びセンサレススピンドルモータの制御方法 - Google Patents

センサレススピンドルモータを搭載したディスク装置及びセンサレススピンドルモータの制御方法

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JPH11213542A
JPH11213542A JP10019670A JP1967098A JPH11213542A JP H11213542 A JPH11213542 A JP H11213542A JP 10019670 A JP10019670 A JP 10019670A JP 1967098 A JP1967098 A JP 1967098A JP H11213542 A JPH11213542 A JP H11213542A
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rotation
spindle motor
mechanical
cycle
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JP10019670A
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Inventor
Hidemichi Kiuchi
英通 木内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御に対する着磁ばらつきの誤差要因をなくす
と共に、回転変動に対する追従性を向上させることがで
きるようにする。 【解決手段】センサレススピンドルモータ20の逆起電
圧情報200をもとに、回転数検出部11にて当該スピ
ンドルモータ20の実際の回転数の情報(実回転情報)
110を検出する。回転誤差検出部12は、当該実回転
情報110をもとに、メカニカル360度の周期の中
で、任意の電気角毎に最新のメカニカル360度の周期
の情報を更新し、その都度、更新された最新のメカニカ
ル360度の周期の情報を目標回転情報120と比較す
ることで回転誤差情報121を生成する。電流制御部1
3は、回転誤差検出部12により回転誤差情報121が
生成される毎に、当該回転誤差情報121をもとにスピ
ンドルモータ20に供給する制御電流130を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクの回転駆
動用にセンサレススピンドルモータを搭載したディスク
装置及びセンサレススピンドルモータの制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】センサレススピンドルモータによりディ
スク(記録媒体)が高速回転されるディスク装置では、
当該センサレススピンドルモータを所定の回転数(回転
速度)で回転させるための制御に、回転によって発生す
る逆起電圧の情報を用いるのが一般的である。この逆起
電圧の情報を用いて回転制御を行う方法として、メカニ
カル360度の信号を検出された回転信号として用いる
回転制御方法と、電気角の任意の角度で制御を行う回転
制御方法の2つが知られている。この2つの回転制御方
法は、信号の周波数の設定によって以下のような長所並
びに短所がある。
【0003】1)メカニカル角360度の信号を検出さ
れた回転信号として用いる方法 この方法は、メカニカル角で360度のため、モータの
着磁ばらつきを回転情報から除去できるという利点があ
る。しかし、制御周期が非常に長い(つまり制御周波数
が低い)ため、外乱等による回転変動に対するフィード
バックが遅く、追従性能が低いという欠点がある。
【0004】2)電気角の任意の角度で制御を行う方法 この方法は、メカニカルな一周ではなく、更にそれを細
分化した任意の電気角の周期で制御するため、制御周期
が短くなり、したがって外乱等の回転変動に対する追従
性能が高いという利点がある。しかし、モータの(磁石
の磁力のばらつき、物理位置のばらつき等に起因する)
着磁ばらつきの影響を受けて、制御周期(制御周波数)
が変動するという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、セン
サレススピンドルモータの回転制御に関する従来技術で
は、メカニカルな60度で回転制御を行うと、制御周波
数が低いために、外乱等による回転変動に対する追従性
が悪いという問題があり、逆に高い周波数で任意の電気
角で回転制御を行うと、着磁ばらつきの影響を受けて制
御周波数が変動するという問題があった。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、センサレススピンドルモータの回転制御
をメカニカルな360度で行うことで、制御に対する着
磁ばらつきの誤差要因をなくし、且つ制御を行う周波数
を高くすることにより、外乱等による回転変動に対する
追従性を向上させることができるセンサレススピンドル
モータを搭載したディスク装置及びセンサレススピンド
ルモータ制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサレスス
ピンドルモータの逆起電圧の情報をもとに当該スピンド
ルモータの実際の回転数の情報を検出する回転数検出手
段と、この回転数検出手段により検出された回転数の情
報を目標回転数と比較して当該目標回転数に対する回転
誤差を検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報を生成
する回転誤差検出手段と、上記回転誤差情報をもとにス
ピンドルモータに供給する電流を制御する電流制御手段
とを備えたもの(ディスク装置、センサレススピンドル
モータ制御回路)において、上記回転誤差検出手段が、
上記回転数検出手段により検出された回転数の情報をも
とに、メカニカル360度の周期の中で、任意の電気角
毎に最新のメカニカル360度の周期の情報を更新し、
その都度、更新された最新のメカニカル360度の周期
の情報を上記目標回転数と比較することで回転誤差情報
を生成するように構成されていることを特徴とする。
【0008】このような構成においては、任意の電気角
毎に、最新のメカニカル360度の周期の情報をもとに
センサレススピンドルモータを回転制御することによ
り、制御に対する着磁ばらつきの成分をなくすことが可
能となり、しかもメカニカル360度の周期情報を任意
の電気角毎に更新することにより、メカニカル360度
の周期情報を用いながら、制御を行う周波数を高くする
ことができるため、外乱等による回転変動の追従性を向
上させることが可能となる。
【0009】ここで、上記回転誤差検出手段の構成とし
て、上記回転数検出手段により検出された回転数の情報
をもとに、上記任意の電気角毎の時間情報を検出する時
間情報検出手段と、この時間情報検出手段によって検出
された時間情報をその検出順にメカニカル360度の周
期に相当する数だけ一時格納するためのリングバッファ
手段と、このリングバッファ手段に新たな時間情報が格
納される毎に(更に具体的に述べるならば、メカニカル
360度の周期に相当する数の時間情報より1つ少ない
数の時間情報が格納された後において、当該バッファ手
段に新たな時間情報が格納される毎に)、当該バッファ
手段に格納されている最新のメカニカル360度の周期
に相当する数の時間情報を加算して最新のメカニカル3
60度の周期の情報を生成する加算手段と、上記最新の
メカニカル360度の周期の情報を上記目標回転数と比
較することで回転誤差情報を生成する比較手段とを備え
た構成を適用するならば、上記任意の電気角毎に最新の
メカニカル360度の周期の情報を更新する操作を効率
的に行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係るディスク装置に適用されるセンサレススピンドルモ
ータ回転制御回路のブロック構成図である。
【0011】図1において、センサレススピンドルモー
タ回転制御回路10は、記録媒体としてのディスクを回
転駆動するための、例えば3相12極のセンサレススピ
ンドルモータ20の回転制御を司るもので、回転数検出
部11、回転誤差検出部12及び電流制御部13を備え
て構成される。
【0012】回転数検出部11は、スピンドルモータ2
0の逆起電圧の情報(逆起電圧情報)200をもとに当
該スピンドルモータ20の実際の回転数(つまりディス
クの実際の回転数)の情報(実回転情報)110を生成
する。この実回転情報110は、本実施形態のような3
相12極のセンサレススピンドルモータ20の例では、
メカニカルな360度に対して最大36倍(3×12
倍)の周波数(最大周波数は極数×相数で決まる)の情
報となる。
【0013】回転誤差検出部12は、目標とする回転数
の情報(目標回転情報)120と回転数検出部11によ
り生成された実回転情報110とを比較して、目標回転
数に対する回転誤差を検出し、その回転誤差を表す回転
誤差情報121を生成する。
【0014】電流制御部13は、回転誤差検出部12に
より生成された回転誤差情報121に応じてスピンドル
モータ20に供給する電流(制御電流)130の制御を
行う。スピンドルモータ20は、この制御電流130に
より駆動回転される。
【0015】回転誤差検出部12は、図2に示すよう
に、回転数検出部11からの実回転情報110によって
示される周期のデジタル信号を対象に、任意の電気角毎
の周期(つまりパルス幅を示す時間情報)を検出する時
間情報検出部122、この時間情報検出部122により
検出されたパルス幅の時間情報をその検出順に一時格納
するための、例えば36個の時間情報が格納可能なリン
グバッファ(循環バッファ)123、このリングバッフ
ァ123に格納された最新の連続する36個の時間情報
を加算して、最新のメカニカル360度の周期を算出す
る加算部124、及び比較部125を備えて構成されて
いる。比較部125は、目標回転情報120と加算部1
24の加算結果の示す(所望の電気角毎に更新される)
最新のメカニカル360度の周期とを比較して、回転誤
差情報121を生成する。
【0016】次に、同実施形態におけるセンサレススピ
ンドルモータ回転制御回路10の動作を、図3のタイミ
ングチャートを参照して説明する。まず、3相12極の
センサレススピンドルモータ20がセンサレススピンド
ルモータ回転制御回路10内の電流制御部13からの制
御電流130により駆動されている状態では、当該スピ
ンドルモータ20の各相、即ちU,V,Wの各相のコイ
ルには、それぞれ図3に示すように逆起電圧が発生す
る。ここで、U,V,Wの各相のコイルの一端は共通接
続されている。この場合、U,V,Wの各相のコイルに
発生する逆起電圧は、それぞれ位相が電気角で120
度、メカニカル角で20度ずつずれる。このU,V,W
の各相のコイルに発生する逆起電圧の情報が、逆起電圧
情報200として回転数検出部11に入力される。
【0017】回転数検出部11は、逆起電圧情報200
から、即ちU,V,Wの各相のコイルに発生する逆起電
圧から、各相毎にゼロクロス点を検出し、図3に示すよ
うに、各相間のゼロクロス点の時間間隔を1周期とする
電気角60度(メカニカル角10度に相当)のパルス列
からなるデジタルの回転数信号としての実回転情報11
0を生成する。明らかなように、実回転情報110の各
パルス幅、即ち電気角60度のパルス幅(時間幅)は、
スピンドルモータ20の回転数に対応しており、回転数
が大きいほど短くなる。なお、一定の回転数であって
も、スピンドルモータ20の着磁ばらつきがある場合に
は、その影響を受けて、電気角60度の各パルス幅(周
期)もばらつく。
【0018】回転数検出部11によって生成された実回
転情報110は回転誤差検出部12に入力される。回転
誤差検出部12内の時間情報検出部122は、この実回
転情報110の示す電気角60度(メカニカル角10度
に相当)のパルス列から、時系列順に各パルス0,1,
2…のパルス幅Δt0 ,Δt1 ,Δt2 …を検出(測
定)し、検出順(時系列順)にリングバッファ123に
格納していく。
【0019】本実施形態においてリングバッファ123
は、36個のパルス幅の情報(時間情報)の格納領域を
有している。したがってリングバッファ123では、当
該バッファ123に36個のパルス幅の情報が格納され
た後は、つまり当該バッファ123がFULL(フル)
状態となった後は、新たに1個パルス幅の情報が検出さ
れる毎に、その時点で最も古い当該バッファ123内の
パルス幅の情報、即ち36個(電気角60度での36周
期)前のパルス幅の情報が当該検出された新たなパルス
幅の情報に更新される(置き換えられる)。
【0020】このように、36個のパルス幅情報の格納
領域を有するリングバッファ123では、当該バッファ
123に36個のパルス幅の情報が格納された後は、常
に電気角60度(メカニカル10度)での最新の連続す
る36パルス(36周期)分のパルス幅情報が格納され
ることになる。
【0021】回転誤差検出部12内の加算部124は、
リングバッファ123に連続する35パルスの各パルス
幅情報が格納されると、以後当該バッファ123に後続
の新たなパルスのパルス幅情報が格納される毎に、即ち
当該バッファ123内に最新の連続する36パルスの各
パルス幅情報が揃う毎に、その最新の連続する36パル
スの各パルス幅情報を加算する。この加算部124の加
算結果は、最新のメカニカル360度の周期Ti を示
す。
【0022】例えば、リングバッファ123に電気角6
0度(メカニカル10度)での連続する35個のパルス
0,1,2,…34のパルス幅情報Δt0 ,Δt1 ,Δ
t2,…Δt34が格納されている状態で、次のパルス3
5のパルス幅情報Δt35が格納された場合には、その時
点におけるリングバッファ123内の連続する36個の
パルス0,1,2,…34,35のパルス幅Δt0 ,Δ
t1 ,Δt2 ,…Δt34,Δt35の加算部124による
加算結果(Δt0 +Δt1 +Δt2 +…+Δt34+Δt
35)は、図3に示すように、パルス0の開始時点(タイ
ミング)t0 を基準とする最新のメカニカル360度の
周期T0 を示す。
【0023】同様に、次のパルス36のパルス幅情報Δ
t36が格納された状態では、即ちその時点で最も古いパ
ルス0のパルス幅情報Δt0 が最新のパルス幅情報Δt
36に置き換えられた状態では、その時点におけるリング
バッファ123内の連続する36個のパルス1,2,3
…35,36のパルス幅Δt1 ,Δt2 ,Δt3 ,…Δ
t35,Δt36の加算部124による加算結果(Δt1 +
Δt2 +Δt3 +…+Δt35+Δt36)は、図3に示す
ように、パルス1の開始時点(タイミング)t1 を基準
とする最新のメカニカル360度の周期T1 を示す。
【0024】このように加算部124は、電気角60度
毎に、当該電気角60度の周期ではなくて、最新のメカ
ニカル360度の周期Ti を示す。回転誤差検出部12
内の比較部125は、電気角60度(メカニカル角10
度)の周期で、加算部124によりリングバッファ12
3内の連続する36個のパルス幅情報に対する加算が行
われて、最新のメカニカル360度の周期Ti が求めら
れる毎に、そのメカニカル360度の周期Ti を目標回
転情報120と比較することで、目標回転数に対する回
転誤差を検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報12
1を生成する。この回転誤差情報121は電流制御部1
3に送られる。
【0025】電流制御部13は、回転誤差検出部12
(内の比較部125)から送られた回転誤差情報121
に従って、当該情報121の示す回転誤差をゼロにする
方向に制御電流130を生成してスピンドルモータ20
に供給し、当該モータ20を駆動制御する。
【0026】このように本実施形態では、電気角60度
(メカニカル角10度)毎に、最新のメカニカル360
度の周期Ti の情報をもとにスピンドルモータ20の回
転制御を行うことにより、制御対象信号はメカニカル3
60度の周期Ti になるため、着磁ばらつきの影響をな
くすことができ、しかもメカニカルな360度の間に3
6回の回転制御を行うことができるために外乱等による
回転変動に対する追従性を向上させることもできる。
【0027】なお、以上の実施形態では、逆起電圧情報
200から得られる電気角60度(メカニカル角10
度)のパルス列からなる実回転情報110をもとに、電
気角60度の各パルスのパルス幅(時間幅)を検出し、
電気角60度(メカニカル角10度)毎に、連続する3
6個分のパルスのパルス幅からメカニカル360度の周
期Ti を求める場合について説明したが、これに限るも
のではない。
【0028】例えば、電気角60度(メカニカル角10
度)のパルス列からなる実回転情報110を任意の電気
角(周波数)に分周し、当該任意の電気角毎にメカニカ
ル360度の周期を求めて(更新して)回転制御に用い
るようにすることも可能である。このメカニカル360
度の周期の更新タイミングを決定する電気角を何度にす
るかにより、制御の能力は変化する。つまり、当該電気
角を小さく設定するほど、即ち制御を行う周波数を高く
するほど、外乱等による回転変動の追従性を一層向上す
ることが可能となる。但し、フィードバック制御が頻繁
に行われるため、回転制御回路10における各部の機能
をCPUのプログラム処理により実現する場合には、当
該CPUは回転制御処理に占有される恐れがある。した
がって、電気角を何度にするかは、CPUの能力(回転
制御回路10の処理能力)と、要求される回転変動に対
する追従性とから決定すればよい。
【0029】また以上の実施形態は、ディスク装置にお
けるセンサレススピンドルモータ回転制御回路について
説明したが、本発明はディスク装置に限らず、センサレ
ススピンドルモータを用いた装置におけるセンサレスス
ピンドルモータ回転制御回路に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、任
意の電気角毎に、最新のメカニカル360度の周期の情
報をもとにセンサレススピンドルモータを回転制御する
ようにしたので、制御に対する着磁ばらつきの影響をな
くすことができ、しかもメカニカル360度の周期情報
を任意の電気角毎に更新するようにしたので、メカニカ
ル360度の周期情報を用いながら、制御を行う周波数
を高くすることができるため、外乱等による回転変動の
追従性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るディスク装置に適用
されるセンサレススピンドルモータ回転制御回路のブロ
ック構成図。
【図2】図1中の回転誤差検出部12の構成を示すブロ
ック図。
【図3】同実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【符号の説明】
10…センサレススピンドルモータ回転制御回路 11…回転数検出部 12…回転誤差検出部 13…電流制御部 122…時間情報検出部 123…リングバッファ 124…加算部 125…比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの回転駆動用にセンサレススピ
    ンドルモータを搭載したディスク装置において、 前記スピンドルモータの逆起電圧の情報をもとに当該ス
    ピンドルモータの回転数の情報を検出する回転数検出手
    段と、 前記回転数検出手段により検出された回転数の情報を目
    標回転数と比較して当該目標回転数に対する回転誤差を
    検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報を生成する回
    転誤差検出手段と、 前記回転誤差情報をもとに前記スピンドルモータに供給
    する電流を制御する電流制御手段とを具備し、 前記回転誤差検出手段は、前記回転数検出手段により検
    出された回転数の情報をもとに、メカニカル360度の
    周期の中で、任意の電気角毎に最新のメカニカル360
    度の周期の情報を更新し、その都度、更新された最新の
    メカニカル360度の周期の情報を前記目標回転数と比
    較することで前記回転誤差情報を生成するように構成さ
    れていることを特徴とするセンサレススピンドルモータ
    を搭載したディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクの回転駆動用にセンサレススピ
    ンドルモータを搭載したディスク装置において、 前記スピンドルモータの逆起電圧の情報をもとに当該ス
    ピンドルモータの回転数の情報を検出する回転数検出手
    段と、 前記回転数検出手段により検出された回転数の情報を目
    標回転数と比較して当該目標回転数に対する回転誤差を
    検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報を生成する回
    転誤差検出手段と、 前記回転誤差情報をもとに前記スピンドルモータに供給
    する電流を制御する電流制御手段とを具備し、 前記回転誤差検出手段は、前記回転数検出手段により検
    出された回転数の情報をもとに、任意の電気角毎の時間
    情報を検出する時間情報検出手段と、前記時間情報検出
    手段によって検出された時間情報をその検出順にメカニ
    カル360度の周期に相当する数だけ一時格納するため
    のリングバッファ手段と、前記リングバッファ手段に新
    たな時間情報が格納される毎に、当該バッファ手段に格
    納されている最新のメカニカル360度の周期に相当す
    る数の時間情報を加算して最新のメカニカル360度の
    周期の情報を生成する加算手段と、前記加算手段により
    最新のメカニカル360度の周期の情報が生成される毎
    に、当該最新のメカニカル360度の周期の情報を前記
    目標回転数と比較することで前記回転誤差情報を生成す
    る比較手段とを備えて構成されていることを特徴とする
    センサレススピンドルモータを搭載したディスク装置。
  3. 【請求項3】 センサレススピンドルモータの回転を制
    御するセンサレススピンドルモータ回転制御回路におい
    て、 前記スピンドルモータの逆起電圧の情報をもとに当該ス
    ピンドルモータの回転数の情報を検出する回転数検出手
    段と、 前記回転数検出手段により検出された回転数の情報を目
    標回転数と比較して当該目標回転数に対する回転誤差を
    検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報を生成する回
    転誤差検出手段と、 前記回転誤差情報をもとに前記スピンドルモータに供給
    する電流を制御する電流制御手段とを具備し、 前記回転誤差検出手段は、前記回転数検出手段により検
    出された回転数の情報をもとに、メカニカル360度の
    周期の中で、任意の電気角毎に最新のメカニカル360
    度の周期の情報を更新し、その都度、更新された最新の
    メカニカル360度の周期の情報を前記目標回転数と比
    較することで前記回転誤差情報を生成するように構成さ
    れていることを特徴とするセンサレススピンドルモータ
    回転制御回路。
  4. 【請求項4】 センサレススピンドルモータの回転を制
    御するセンサレススピンドルモータの制御方法におい
    て、 前記スピンドルモータの逆起電圧の情報をもとに当該ス
    ピンドルモータの回転数の情報を検出しつつ、 前記検出した回転数の情報をもとに、メカニカル360
    度の周期の中で、任意の電気角毎に最新のメカニカル3
    60度の周期の情報を更新し、 前記最新のメカニカル360度の周期の情報を更新する
    毎に、当該更新した最新のメカニカル360度の周期の
    情報を目標回転数と比較することで、目標回転数に対す
    る回転誤差を検出し、その回転誤差を表す回転誤差情報
    を生成し、 前回転誤差情報を生成する毎に、当該回転誤差情報をも
    とに前記スピンドルモータに供給する電流を制御するこ
    とを特徴とするセンサレススピンドルモータ制御方法。
  5. 【請求項5】 前記任意の電気角毎に最新のメカニカル
    360度の周期の情報を更新するために、前記検出した
    回転数の情報をもとに前記任意の電気角毎の時間情報を
    検出して、その検出した時間情報をその検出順にメモリ
    に格納し、当該メモリにメカニカル360度の周期に相
    当する数の時間情報が格納された後は、新たな時間情報
    を検出する毎に、その時間情報を当該メモリに格納する
    と共に、その時点で最も古い時間情報を当該メモリから
    削除し、前記任意の電気角毎に、当該メモリに格納され
    ているメカニカル360度の周期に相当する数の最新の
    時間情報を加算して最新のメカニカル360度の周期の
    情報を生成することを特徴とする請求項4記載のセンサ
    レススピンドルモータ制御方法。
JP10019670A 1998-01-30 1998-01-30 センサレススピンドルモータを搭載したディスク装置及びセンサレススピンドルモータの制御方法 Pending JPH11213542A (ja)

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JP10019670A Pending JPH11213542A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 センサレススピンドルモータを搭載したディスク装置及びセンサレススピンドルモータの制御方法

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JP (1) JPH11213542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596066B2 (en) 2004-12-15 2009-09-29 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus having constant voltage control of a spindle motor

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