JP2006172396A - エネルギ利用時の認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギの利用契約にかかる手続きを確実に行うことができるエネルギ利用時の認証システムを提供する。
【解決手段】エネルギを提供するエネルギ供給元2とエネルギ供給先4との間のエネルギ利用契約にかかる認証手続きを行うエネルギ利用時の認証システムであって、エネルギ供給先4毎にエネルギを供給するエネルギ供給源5と、当該エネルギ供給源5に入力される信号と連動してエネルギ供給を制御するように動作する認証装置6とを具備し、認証装置6は、エネルギ供給先4からの認証情報の入力操作によりエネルギの利用に関する状態変化を受け付けると共に、当該状態変化にかかる情報をエネルギ供給元2との間で通信するための認証通信手段61と、エネルギ供給元2で状態変化が受け付けられた場合に、その状態変化に応じた利用状態となるようにエネルギ供給先4のエネルギ供給源5を制御する信号を送出する状態制御手段62とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エネルギを提供するエネルギ供給元とエネルギを利用するエネルギ供給先との間のエネルギ利用契約にかかる認証手続きを行うためのエネルギ利用時の認証システムに関する。
従来から、エネルギの利用にあたっては、エネルギを提供するエネルギ供給元(例えば、電力会社、ガス会社、水道会社)が、エネルギを利用するエネルギ供給先(例えば、一般家庭、企業)の使用場所などのエネルギ供給先に関する情報を特定することで、エネルギ供給元とエネルギ供給先との間で利用契約を締結することが前提となっている。
例えば、電力会社においては、電力の利用を希望する一般利用者などが、利用前に電気使用申込書の送付、電話連絡などにより転宅時の再使用契約、農事用電力の復活などの所定の契約手続きを行う必要がある。
このような方法では、例えば、転宅後の清掃時又は部屋案内時などの短期間の臨時利用においては、電話連絡などの所定の手続きを行うことなく無断で使用されてしまうという問題があった。又、農事用電力の利用においては、1人の利用者が複数件の契約箇所(例えば、複数の田畑)を持っている場合があるため、利用場所を特定することが困難となるという問題もあった。
そこで、従来においては、例えば、プリペイドカードを用いてエネルギの使用料金を調定するシステム(特許文献1)が提案されている。さらに、プリペイドカードを用いた技術としては、例えば、前払いでガス料金を回収する装置(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、これらの技術は、エネルギの利用契約にかかる業務全般を確実に遂行できるシステムではなかった。すなわち、一定のセキュリティを維持しながら、エネルギの利用者、利用場所などの情報を確実に特定して所定の手続きを行うことができるようなシステムではなかった。
特開平6−074783号公報 特開平8−167076号公報
本発明はこのような事情に鑑み、エネルギ供給元とエネルギ供給先との間でエネルギの利用契約にかかる一連の手続きを確実且つ容易に行うことができるエネルギ利用時の認証システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、エネルギを提供するエネルギ供給元とエネルギを利用するエネルギ供給先との間のエネルギ利用契約にかかる認証手続きを行うためのエネルギ利用時の認証システムであって、エネルギ供給先毎にエネルギを供給するためのエネルギ供給源と、エネルギ供給源と接続されており、当該エネルギ供給源に入力される信号と連動してエネルギ供給を制御するように動作する認証装置とを具備し、前記認証装置は、エネルギ供給先からの認証情報の入力操作によりエネルギの利用に関する状態変化を受け付けると共に、当該状態変化にかかる情報をエネルギ供給元との間で通信するための認証通信手段と、前記エネルギ供給元で状態変化が受け付けられた場合に、その状態変化に応じた利用状態となるように前記エネルギ供給先のエネルギ供給源を制御する信号を送出する状態制御手段とを備えることを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第1の態様では、エネルギ供給元でエネルギ供給先からの認証情報の入力操作に伴うエネルギの利用に関する状態変化が受け付けられた場合に、その状態変化に応じた利用状態となるようにエネルギ供給先のエネルギ供給源が制御されるため、エネルギ供給元とエネルギ供給先の間で一定のセキュリティを維持しながらエネルギの利用状態を確実に把握することができ、エネルギの利用契約を確実且つ容易に行うことが可能となる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記状態制御手段は、状態変化としてエネルギ供給元から利用許可を示す信号を受け付けた場合、前記エネルギ供給源に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第2の態様では、状態変化としてエネルギ供給元からの利用許可を受け付けた場合、エネルギ供給源に対してエネルギ供給の開始が指示される。これにより、エネルギ供給元とエネルギ供給先の間でエネルギの状態変化を確実に把握することができるため、エネルギの利用契約を確実且つ容易に行うことが可能となる。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記状態制御手段は、状態変化としてエネルギ供給元から利用停止を示す信号を受け付けた場合、前記エネルギ供給源に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第3の態様では、状態変化としてエネルギ供給元からの利用停止を受け付けた場合に、エネルギ供給源に対してエネルギ供給の停止が指示される。これにより、エネルギ供給元とエネルギ供給先の間でエネルギの状態変化を確実に把握することができるため、エネルギの利用契約を確実且つ容易に行うことが可能となる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記エネルギ供給元は、エネルギ供給先毎のエネルギ利用契約を管理するための管理センタを具備しており、前記管理センタは、エネルギ供給先からのエネルギに関する状態変化を受け付けて正当性を認証すると共に、当該エネルギ供給先に対する状態変化を許可する認証手段と、エネルギ供給先からの状態変化に基づいて利用情報を特定する利用情報特定手段と、エネルギ供給先からの状態変化として利用終了要求を受け付けた場合に、利用情報に基づいてエネルギの利用料金を決済する決済手段とを備えることを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第4の態様では、エネルギ供給先の正当性が認証されると状態変化が許可され、エネルギ供給先からの状態変化に基づいて利用情報が特定され、エネルギ供給先からの利用終了要求を受け付けた場合に、利用情報に基づいて利用料金が決済される。これにより、エネルギ供給元では、エネルギ供給先からの状態変化に基づく利用情報を確実に把握して決済を行うことができるため、エネルギ供給元とエネルギ供給先間の利用契約を確実且つ容易に行うことが可能となる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記認証受付手段がクレジットカードによる状態変化を受け付けた場合、同時に設定された所定期間内に利用するエネルギの想定利用金額にかかる情報をエネルギ供給元へ送信することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第5の態様では、所定期間内に利用するエネルギの想定利用金額がエネルギ供給元へ送信されるため、クレジットカードを用いた場合であっても、料金徴収を含めた利用契約を確実且つ容易に行うことができる。
本発明の第6の態様は、第4又は5の態様において、前記管理センタは、エネルギ供給先からのエネルギの想定利用金額にかかる情報が受け付けられた場合に、当該想定利用金額の使用率が閾値以内であるか否かを監視する利用限度額監視手段をさらに具備することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第6の態様では、想定利用金額の使用率が監視されるため、料金徴収を含めた利用契約を確実に行うことができる。
本発明の第7の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記認証受付手段がプリペイドカードによる状態変化を受け付けた場合、状態変化にかかる情報と共に、カードに含まれる利用可能金額にかかる情報をエネルギ供給元へ送信することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第7の態様では、カードに含まれる利用可能金額がエネルギ供給元へ送信されるため、プリペイドカードを用いた場合であっても、料金徴収を含めた利用契約を確実且つ容易に行うことができる。
本発明の第8の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記認証装置は、前記認証受付手段がプリペイドカードから受け付けた状態変化が利用許可である場合に、カード残高が利用可能金額以内であるか否かを監視する利用限度額監視手段をさらに具備することを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第8の態様では、状態変化が利用許可となった場合にカード残高が監視されるため、料金徴収を含めた利用契約を確実に行うことができる。
本発明の第9の態様は、第1〜8の何れかの態様において、前記エネルギ供給先と前記エネルギ供給元との間の通信は、電力搬送通信であると共に、前記エネルギ供給源は、エネルギとして電力を供給するブレーカであることを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第9の態様では、電気配線を利用して、電力の利用契約にかかる手続きを確実且つ容易に行うことができる。
本発明の第10の態様は、第1〜9の何れかの態様において、エネルギ供給元とエネルギ供給先との間の利用契約は農事用電力に関するものであり、状態変化にかかる情報として、利用期間、利用場所、及び利用状態を含む情報が送信されることを特徴とするエネルギ利用時の認証システムにある。
かかる第10の態様では、農事用電力の状態変化にかかる情報が送信される。これにより、エネルギ供給元では、農事用電力の状態変化にかかる利用期間、利用場所、利用状態などを確実に特定することができるため、農事用電力の利用契約を確実且つ容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、エネルギ供給元とエネルギ供給先の間で一定のセキュリティを維持しながらエネルギの利用状態を確実に把握することができるため、エネルギ供給元とエネルギ供給先との間でエネルギの利用契約にかかる一連の手続きを確実且つ容易に行うことができるエネルギ利用時の認証システムを提供することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
本実施形態は、例えば、エネルギの利用にあたり、エネルギを提供するエネルギ供給元(例えば、電力会社、ガス会社、水道会社)とエネルギを利用するエネルギ供給先(例えば、一般家庭、企業)との間で締結されるエネルギ利用契約を確実且つ容易に行うことができるシステムを実現するものである。これにより、例えば、電力の利用にあたり、不動産会社や清掃会社などによる転宅後の臨時利用にかかる手続きを確実にする、又は、農事用電力の利用場所の特定を容易にすることも可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の認証システムの概略構成を示す図である。なお、本実施形態では、エネルギ供給元2として電力会社、エネルギ供給先4として一般家庭、エネルギ供給源5としてブレーカ52を含む分電盤51を例示している。
図示するように、本実施形態のエネルギ利用時の認証システム1では、エネルギを提供するエネルギ供給元2、エネルギを利用するエネルギ供給先4、及びエネルギの利用料金を決済する金融会社3がそれぞれネットワーク11を介して接続されており、エネルギ供給元2とエネルギ供給先4の間で所定の認証手続きが行われエネルギ利用契約が締結される。そして、必要に応じて、エネルギ供給元2と金融会社3が連携することで、エネルギ供給先4で利用されたエネルギの利用料金が決済される。なお、本実施形態における金融会社3とは、例えば、銀行、クレジット会社などを想定している。
具体的に、エネルギ供給先4には、エネルギ供給先4毎にエネルギを供給するためのエネルギ供給源5、エネルギ供給源5に入力される信号と連動してエネルギ供給を制御するように動作する認証装置6、及び使用された電力量を計測して記録する電力量計7が具備されている。エネルギ供給源5には、回路遮断器としてのブレーカ52及び電気設備を操作するためのスイッチ,計器,ヒューズ,端子類が集約されたヒューズ盤53から構成される分電盤51が設けられている。
電柱などから引き込まれた引込線10は、電力量計7を経てブレーカ52と接続されており、エネルギ供給源5に設けられたブレーカ52及びヒューズ盤53が電灯線8を介して認証装置6と接続されると共に、電力量計7が信号線9を介して認証装置6と接続されている。このような構成により、認証装置6で取得された情報、使用された電力量などがネットワーク11を介してエネルギ供給元2に設置されている管理センタ20との間で通信される。
なお、本実施形態では、電力線を通信回線として利用する電力線搬送通信により、エネルギ供給元2とエネルギ供給先4との間の通信を実現することを想定している。
ここで、本実施形態にかかる認証装置6の外観構造について簡単に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る認証装置の外観を説明する概略図である。
図示するように、認証装置6は、全体が箱状に形成されており、その前面部には、利用契約にかかる各種情報を表示するための表示部6a、暗証番号や状態コードなどを入力するための入力部6b、利用契約にかかる各種カードを差し込むための差込口6c、利用状態などを示す状態ランプ6dを有している。また、側面部には、エネルギ供給源5に設けられているブレーカ52及びヒューズ盤53を電灯線8の先端に設けられたジャックと接続するための接続端子6e及び6fが設けられている。なお、図2に示す例では、表示部6aと入力部6bを別個に設けているが、例えば、表示と入力について一対の機能をなすタッチパネル構造などを採用するようにしてもよい。
ここで、本実施形態で採用する各種カードとしては、例えば、プリペイドカード、クレジットカード、クレジット機能付きプリペイドカードなどの料金決済が可能なカードを想定している。
次に、エネルギ利用時の認証システム1のシステム構成について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の認証システムのシステム構成を示す図である。
図示するように、エネルギ供給先4に設置されている認証装置6は、認証通信手段61、状態制御手段62、利用限度額監視手段63、及びカード情報制御手段64を含み構成されている。
認証通信手段61は、エネルギ供給先4からの認証情報の入力操作によりエネルギの利用に関する状態変化を受け付けると共に、当該状態変化にかかる情報をエネルギ供給元2との間で通信する。具体的には、認証通信手段61がクレジットカードによる状態変化を受け付けた場合、同時に設定された所定期間内に利用するエネルギの想定利用金額にかかる情報をエネルギ供給元2へ送信する。又、認証通信手段61がプリペイドカードによる状態変化を受け付けた場合、状態変化にかかる情報と共に、カードに含まれる利用可能金額にかかる情報をエネルギ供給元2へ送信する。ここでいう状態変化とは、利用開始、利用停止、再使用契約、契約廃止、農事用電力の復活や休止などのエネルギの利用において発生する状態の変化を示すものである。また、認証情報とは、例えば、暗証番号、指紋情報、掌紋情報などエネルギ供給先4でエネルギを利用する者を個別に認証して特定するための情報である。
状態制御手段62は、エネルギ供給元2で状態変化が受け付けられた場合に、その状態変化に応じた利用状態となるようにエネルギ供給先4のエネルギ供給源5を制御する信号を送出する。具体的には、状態制御手段62は、状態変化としてエネルギ供給元2から利用許可を示す信号を受け付けた場合、エネルギ供給源5(ブレーカ52)に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出する。一方、状態変化としてエネルギ供給元2から利用停止を示す信号を受け付けた場合、エネルギ供給源5(ブレーカ52)に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出する。
利用限度額監視手段63は、差込口6cから差し込まれた監視対象となるカードの利用限度額を監視する。ここで監視対象となるカードとは、例えば、プリペイドカードのように認証装置6内のみで決済が可能なカードである。
カード情報制御手段64は、差込口6cから差し込まれたカードに含まれている情報を制御する。具体的には、カードに含まれる顧客情報、利用可能金額などの各種情報を読み込む又はカード内の利用可能金額を書き換えて変更する。
一方、エネルギ供給元2はエネルギ供給先4毎のエネルギ利用契約を管理するための管理センタ20を具備している。管理センタ20内には、ネットワーク11を介して認証装置6と通信可能な管理サーバ20aが設置されており、当該管理サーバ20aは、認証手段21、利用情報特定手段22、利用限度額監視手段23、決済手段24、及びデータベース200(「DB」と図示する)を含み構成されている。
認証手段21は、エネルギ供給先4からのエネルギに関する状態変化を受け付けて正当性を認証すると共に、当該エネルギ供給先4に対する状態変化を許可する。
利用情報特定手段22は、エネルギ供給先4からの状態変化に基づいて利用情報を特定する。
利用限度額監視手段23は、エネルギ供給先4からのエネルギの想定利用金額にかかる情報が受け付けられた場合に、当該想定利用金額の使用率が閾値以内であるか否かを監視する。
決済手段24は、エネルギ供給先4からの状態変化として利用終了要求を受け付けた場合に、利用情報に基づいてエネルギの利用料金を決済する。
データベース200には、エネルギ利用契約に必要な各種情報、エネルギ供給先4側から送信されてきた各種情報などが格納されている。具体的には、エネルギ利用契約に必要な各種情報として、状態変化を示すコード情報、エネルギ供給先4毎を特定する認証情報、エネルギ供給先4毎の利用場所を特定する位置情報、エネルギ供給先4側から送信されてきた各種情報として、各種カードなどに含まれる利用者情報などが挙げられる。
また、上述した構成の他に、例えば、認証装置6において、プリンタなどと接続することで利用契約にかかる各種情報を印刷する印刷手段(図示せず)を具備するようにしてもよい。
次に、本実施形態におけるエネルギ利用時の認証システム1の各動作手順について図面を用いて説明する。なお、以下に説明する各動作手順では、認証情報として暗証番号を用いる場合を例示する。また、各動作手順の説明は、必要に応じて金融会社3を例示し、金融会社3を含めた動作手順として説明する。
<暗証番号による認証手順>
図4は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の暗証番号を用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。なお、図4に示す例では、エネルギ供給先4は、農事用電力の利用契約にかかる認証手続きを想定している。
図示するように、エネルギ供給先4に設置されている認証装置6の入力部6bから、暗証番号及び状態コード番号が入力されると(S1)、認証通信手段61は、エネルギ供給元2に対して利用者情報及び状態コードを送信する(S2)。このとき、電力量計7に記録された電力量値も同時に送信されるようにすればよい。ここで送信される利用者情報とは、例えば、暗証番号、利用期間(例えば、季節単位で設定される期間)、利用場所などのエネルギ供給先4を特定する情報である。また、ここで送信される状態コードとは、利用開始状態の要求を示すコード番号である。
管理センタ20では、認証手段21が利用者情報及び状態コードを受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S3)。そして、利用情報特定手段22が状態コードに基づいて状態変化を把握し、エネルギ供給先4の利用情報が特定される(S4)。ここで特定される利用情報は、例えば、利用場所、利用状態(利用開始)、利用開始電力値などである。利用情報が特定されると、認証手段21は、状態変化を許可する利用許可信号を認証装置6に対して送信する(S5)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用許可信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用開始にかかる契約が締結されて利用開始状態となる(S6)。
所定の利用期間が経過した後、再び、エネルギ供給先4に設置されている認証装置6の入力部6bから、暗証番号及び状態コード番号が入力されると(S7)、認証通信手段61は、エネルギ供給元2に対して利用者情報及び状態コードを送信する(S8)。このとき、電力量計7に記録された電力量値も同時に送信されるようにすればよい。ここで送信される状態コードとは、利用終了状態の要求を示すコード番号である。
管理センタ20では、認証手段21が利用者情報及び状態コードを受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S9)。そして、利用情報特定手段22が状態コードに基づいて状態変化を把握し、エネルギ供給先4の利用情報が特定される(S10)。ここで特定される利用情報は、例えば、利用場所、利用状態(利用停止)、利用停止電力値などである。利用情報が特定されると、認証手段21は、状態変化を許可する利用停止信号を認証装置6に対して送信する(S11)。そして、決済手段24は、エネルギ供給先4に関する決済データを所定の金融会社3に送信する(S12)。これにより、エネルギ供給先4のエネルギ利用料金が決済される(S13)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用停止信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用停止にかかる契約が締結されて利用終了状態となる(S14)。
上述のような処理により、季節単位で利用される農事用電力の利用契約を暗証番号とコード番号の入力のみで確実且つ容易に行うことができる。
<プリペイドカードによる認証手順>
図5は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のプリペイドカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。図5に示す例では、エネルギ供給先4として一般家庭を想定しているが、転宅後に不動産会社や清掃会社などが臨時使用、一時使用する場合の利用契約を想定している。なお、プリペイドカードの使用は、所定の単価で設定されているカードを利用者が予め購入していることを前提としている。
図示するように、エネルギ供給先4に設置されている認証装置6の差込口6cからプリペイドカードが挿入されると共に、入力部6bからの入力操作により利用日数が設定されると(S21)、当該カードに含まれるカード情報が利用情報と共にエネルギ供給元2である管理センタ20へ送信される(S22)。ここで送信されるカード情報とは、例えば、利用可能金額などである。一方、送信される利用情報とは、例えば、利用場所、利用開始日時、利用開始電力値、利用日数などである。これらカード情報及び利用情報は、データベース200に格納して一定期間管理するようにしてもよい。
管理センタ20では、認証手段21がカード情報を受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S23)。認証が終了すると、認証手段21は、状態変化を許可する利用許可信号を認証装置6に対して送信する(S24)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用許可信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用開始にかかる契約が締結されて利用開始状態となる(S25)。
ここで、エネルギ供給元2とエネルギ供給先4の双方において、ステップS21で挿入されたプリペイドカードの残高と入力された利用日数に基づいて、電力量が利用可能な状態にあるか否かが監視される。これにより、カード残高と利用日数に基づいて、利用可能な電力量を算出又は類推する構成を採ることも可能となる。
具体的には、エネルギ供給元2である管理センタ20では、例えば、利用限度額監視手段23により利用日数に基づいて所定期間を経過したか否かを監視する(S26)。ここで所定期間が経過した場合(S26;Yes)には、利用日数の超過を示すアラームがエネルギ供給先4の認証装置6に対して通知される(S27)。これに伴い、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出することでエネルギが利用停止となる(S29)。
なお、認証装置6では、管理センタ20からのアラーム通知を受けて、利用日数が超過の状態にあることを知らせるランプが状態ランプ6dに点滅される。このとき、継続して利用する場合は、ステップS21の場合と同様に、再びプリペイドカードを挿入して利用日数を設定し直すようにしてもよい。
一方、エネルギ供給先4では、利用限度額監視手段63により、プリペイドカードの残高に基づいて利用可能な金額以内であるか否かが監視される(S28)。このとき、使用した電力量に応じてカード残高も減少していく。ここで利用可能な金額以内で無くなった場合(S28;No)に、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出することでエネルギが利用停止となる(S29)。そして、認証通信手段61は、利用が停止したことを示す利用停止通知を利用情報と共にエネルギ供給元2に対して送信する(S30)。ここで送信される利用情報とは、利用場所、利用終了日時、利用停止電力値などである。
管理センタ20では、認証手段21が利用停止通知及び利用情報を受け付けて、利用情報特定手段22によりエネルギ供給先4の利用情報が特定される(S31)。ここで特定される利用情報は、例えば、利用場所、利用期間、利用電力量などである。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用停止にかかる契約が締結されて利用終了状態となる(S32)。
上述のような処理により、転宅後に臨時又は一時的にエネルギを使用したい場合であっても、プリペイドカードを使用することで料金徴収を含めた利用契約を確実且つ容易に行うことができる。また、プリペイドカードを使用する際に、利用日数を同時に設定することで、利用契約を確実に管理することも可能となる。
<クレジットカードによる認証手順>
図6は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のクレジットカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。図6に示す例では、エネルギ供給先4として一般家庭を想定しており、一般家庭の利用者によって利用契約にかかる認証手続きを想定している。なお、クレジットカードの使用は、一般家庭の利用者が予め金融会社3との間でカード利用契約手続きを完了していることを前提としている。
図示するように、利用者は、エネルギ供給先4に設置されている認証装置6の差込口6cからクレジットカードを挿入して暗証番号を入力した後(S41)、所定期間内の想定利用金額を設定する(S42)。この想定利用金額は、例えば、利用が予想される一ヶ月単位の利用金額を目安として予め設定する。なお、ステップS41で入力する暗証番号は、エネルギ供給元2との間で予め手続きをすれば、クレジットカードの利用契約時に設定した番号であってもよいし、エネルギ供給元2との利用契約時に設定した番号であってもよい。
そして、挿入されたカードに含まれるカード情報を含む利用者情報が想定利用金額と共にエネルギ供給元2である管理センタ20へ送信される(S43)。
管理センタ20では、認証手段21が利用者情報及び想定利用金額を受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S44)。認証が終了すると、認証手段21は、状態変化を許可する利用許可信号を認証装置6に対して送信する(S45)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用許可信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用開始にかかる契約が締結されて利用開始状態となる(S46)。
ここで、管理センタ20では、利用限度額監視手段23が設定した利用金額の使用率が閾値以内であるか否かを監視する(S47)。使用率が閾値以内で無くなった場合(S47;No)に、利用限度額監視手段23は、エネルギ供給先4の認証装置6に対して超過を示すアラームを通知する(S48)。この場合、例えば、アラームとは別に、予め設定している連絡先(例えば、携帯電話、メールアドレス)に通知が送信されるようにしてもよい。
認証装置6では、管理センタ20からのアラーム通知を受けて、超過の状態にあることを知らせるランプを状態ランプ6dに点滅させる。このとき、利用者は必要に応じて、再びクレジットカードを挿入して(S49)、利用金額の設定を変更すればよい(S50)。そして、利用者情報及び変更した利用金額がエネルギ供給元2である管理センタ20へ送信される(S51)。
管理センタ20では、認証手段21が利用者情報及び変更した利用金額を受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S52)。認証が終了すると、認証手段21は、継続利用にかかる状態変化を許可する継続利用許可信号を認証装置6に対して送信する(S53)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの継続利用許可信号が受け付けられると、認証装置6の状態ランプ6dを超過から未達に切り替える。これにより、エネルギ供給先4では当初の想定利用金額を超過した場合であっても、継続的にエネルギを利用することができる。
一方、管理センタ20では、利用限度額監視手段23が、利用限度額と同時に所定期間を経過したか否かを監視する(S54)。すなわち、利用開始当初に想定利用金額と共に設定した期間の経過が監視される。ここで所定期間が経過した場合(S54;Yes)には、決済通知を含む利用停止信号が認証装置6に対して送信される(S55)。そして、決済手段24は、エネルギ供給先4に関する決済データを所定の金融会社3に送信する(S56)。これにより、エネルギ供給先4のエネルギ利用料金が決済される(S57)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用停止信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用停止にかかる契約が締結されて利用終了状態となる(S58)。
上述のような処理により、所定期間内の目安として設定した想定利用金額を超過した場合にアラームが通知されるため、例えば、一般家庭のエネルギ利用において、省エネを意識させながら、料金徴収を含めた利用契約を確実且つ容易に行うことができる。
<クレジット機能付きプリペイドカードによる認証手順>
図7は、本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のクレジット機能付きプリペイドカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。図7に示す例では、エネルギ供給先4として一般家庭を想定しており、一般家庭の利用者によって利用契約にかかる認証手続きを想定している。なお、クレジット機能付きプリペイドカードの使用は、一般家庭の利用者が予め金融会社3を含めてエネルギ供給元2との間でカード利用契約手続きを完了していることを前提としている。
図示するように、まず、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間で、予めカードの利用金額を設定しておく(S61)。例えば、利用期間と共にその利用期間に応じた利用金額を設定するようにすればよい。そして、利用者がエネルギ供給先4に設置されている認証装置6の差込口6cからクレジット機能付きプリペイドカードを挿入して暗証番号を入力すると(S62)、挿入されたカードに含まれるカード情報を含む利用者情報がエネルギ供給元2である管理センタ20へ送信される(S63)。なお、ステップS62で入力する暗証番号は、エネルギ供給元2との間で予め手続きをすれば、クレジットカードの利用契約時に設定した番号であってもよいし、エネルギ供給元2との利用契約時に設定した番号であってもよい。
管理センタ20では、認証手段21が利用者情報を受け付けて、データベース200に基づくエネルギ供給先4の正当性を認証する(S64)。認証が終了すると、認証手段21は、状態変化を許可する利用許可信号を認証装置6に対して送信する(S65)。
認証装置6では、エネルギ供給元2側からの利用許可信号が受け付けられると、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出する。これにより、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用開始にかかる契約が締結されて利用開始状態となる(S66)。
ここで、管理センタ20では、利用限度額監視手段23が設定した利用金額以内であるか否かを監視する(S67)。設定した利用金額以内で無くなった場合(S67;No)に、利用限度額監視手段23は、エネルギ供給先4の認証装置6に対して超過を示すアラームを通知する(S68)。この場合、例えば、アラームとは別に、予め設定している連絡先(例えば、携帯電話、メールアドレス)に通知が送信されるようにしてもよい。
認証装置6では、管理センタ20からのアラーム通知を受けて、超過の状態にあることを知らせるランプを状態ランプ6dに点滅させる。このとき、利用者が必要に応じて、再びクレジット機能付きプリペイドカードを挿入すると、利用限度額監視手段63は、挿入されたクレジット機能付きプリペイドカードの残高があるか否かを判断する(S69)。ここで、残高がある場合(S69;Yes)には、当該残高が利用金額以内であるか否かが監視される(S70)。このとき、使用した電力量に応じてカード残高も減少していく。一方、残高がない場合(S69;No)及び残高が利用金額以内で無くなった場合(S70;No)には、状態制御手段62がエネルギ供給源5に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出することでエネルギが利用停止となる(S71)。そして、認証通信手段61は、利用が停止したことを示す利用停止通知を利用者情報と共にエネルギ供給元2に対して送信する(S72)。ここで送信される利用者情報とは、利用場所、利用終了日時、利用停止電力値などである。
管理センタ20では、認証手段21が利用停止通知及び利用者情報を受け付けて、利用情報特定手段22によりエネルギ供給先4の利用情報が特定される(S73)。ここで特定される利用情報は、例えば、利用場所、利用期間、利用電力量などである。そして、決済手段24は、エネルギ供給先4に関する決済データを所定の金融会社3に送信する(S74)。これにより、エネルギ供給先4のエネルギ利用料金が決済されて(S75)、エネルギ供給先4とエネルギ供給元2との間でエネルギの利用停止にかかる契約が締結されて利用終了状態となる(S76)。
上述のような処理により、予め設定した利用金額を超過した場合にアラームが通知されると共に超過以降に発生する料金も確実に徴収することがため、例えば、一般家庭のエネルギ利用において、省エネを意識させながら、料金徴収を含めた利用契約を確実且つ容易に行うことができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態にかかる管理サーバ20aにおいて、例えば、カードに関する情報を管理するためのカード情報管理手段(図示せず)を具備するようにしてもよい。具体的には、設定金額と実際の利用料金との差額を預金又はポイントとして積み立てる機能、プリペイドカードの残高を現金化するための機能、利用金額毎にポイントを付与する機能、カードの設定額に応じてポイントをサービス加算するための機能などのオプション機能を設けるようにしてもよい。
上述した実施形態では、エネルギ供給源5として電力を供給するためのブレーカ52を例示しているが、これに限定されず、例えば、水を供給するための水源開閉バルブ、ガスを供給するためのガス源開閉バルブなどとすることで、水やガスなどのその他のエネルギ利用契約にも同様に適用することができる。
また、上述した実施形態では、認証情報として暗証番号を用いる場合を例示しているが、これに限定されず、エネルギ供給元2との間で予め登録処理を行うことにより、例えば、指紋、掌紋、静脈パターンなどの身体的特徴によって本人確認を行なう認証方式であるバイオメトリクス認証を採用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、エネルギの利用料金を単独で決済するシステムを例示しているが、これに限定されず、例えば、部屋の賃貸料などと同時にカード決済するようなシステムとしてもよい。
本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の認証システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る認証装置の外観を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の認証システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時の暗証番号を用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のプリペイドカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のクレジットカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係るエネルギ利用時のクレジット機能付きプリペイドカードを用いた認証システムの通信シーケンスを示す図である。
符号の説明
2 エネルギ供給元
3 金融会社
4 エネルギ供給先
5 エネルギ供給源
6 認証装置
6a 表示部
6b 入力部
6c 差込口
6d 状態ランプ
6e、6f 接続端子
7 電力量計
8 電灯線
9 信号線
10 引込線
11 ネットワーク
20 管理センタ
20a 管理サーバ
21 認証手段
22 利用情報特定手段
23 利用限度額監視手段
24 決済手段
200 データベース
51 分電盤
52 ブレーカ
53 ヒューズ盤
61 認証通信手段
62 状態制御手段
63 利用限度額監視手段
64 カード情報制御手段

Claims (10)

  1. エネルギを提供するエネルギ供給元とエネルギを利用するエネルギ供給先との間のエネルギ利用契約にかかる認証手続きを行うためのエネルギ利用時の認証システムであって、
    エネルギ供給先毎にエネルギを供給するためのエネルギ供給源と、
    エネルギ供給源と接続されており、当該エネルギ供給源に入力される信号と連動してエネルギ供給を制御するように動作する認証装置とを具備し、前記認証装置は、
    エネルギ供給先からの認証情報の入力操作によりエネルギの利用に関する状態変化を受け付けると共に、当該状態変化にかかる情報をエネルギ供給元との間で通信するための認証通信手段と、
    前記エネルギ供給元で状態変化が受け付けられた場合に、その状態変化に応じた利用状態となるように前記エネルギ供給先のエネルギ供給源を制御する信号を送出する状態制御手段とを備えることを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  2. 請求項1において、前記状態制御手段は、状態変化としてエネルギ供給元から利用許可を示す信号を受け付けた場合、前記エネルギ供給源に対してエネルギ供給の開始を指示する信号を送出することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  3. 請求項1において、前記状態制御手段は、状態変化としてエネルギ供給元から利用停止を示す信号を受け付けた場合、前記エネルギ供給源に対してエネルギ供給の停止を指示する信号を送出することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記エネルギ供給元は、エネルギ供給先毎のエネルギ利用契約を管理するための管理センタを具備しており、前記管理センタは、
    エネルギ供給先からのエネルギに関する状態変化を受け付けて正当性を認証すると共に、当該エネルギ供給先に対する状態変化を許可する認証手段と、
    エネルギ供給先からの状態変化に基づいて利用情報を特定する利用情報特定手段と、
    エネルギ供給先からの状態変化として利用終了要求を受け付けた場合に、利用情報に基づいてエネルギの利用料金を決済する決済手段とを備えることを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記認証通信手段がクレジットカードによる状態変化を受け付けた場合、同時に設定された所定期間内に利用するエネルギの想定利用金額にかかる情報をエネルギ供給元へ送信することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  6. 請求項4又は5において、前記管理センタは、エネルギ供給先からのエネルギの想定利用金額にかかる情報が受け付けられた場合に、当該想定利用金額の使用率が閾値以内であるか否かを監視する利用限度額監視手段をさらに具備することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  7. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記認証通信手段がプリペイドカードによる状態変化を受け付けた場合、状態変化にかかる情報と共に、カードに含まれる利用可能金額にかかる情報をエネルギ供給元へ送信することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  8. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記認証装置は、前記認証通信手段がプリペイドカードから受け付けた状態変化が利用許可である場合に、カード残高が利用可能金額以内であるか否かを監視する利用限度額監視手段をさらに具備することを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  9. 請求項1〜8の何れかにおいて、前記エネルギ供給先と前記エネルギ供給元との間の通信は、電力搬送通信であると共に、前記エネルギ供給源は、エネルギとして電力を供給するブレーカであることを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
  10. 請求項1〜9の何れかにおいて、エネルギ供給元とエネルギ供給先との間の利用契約は農事用電力に関するものであり、状態変化にかかる情報として、利用期間、利用場所、及び利用状態を含む情報が送信されることを特徴とするエネルギ利用時の認証システム。
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