JP5066170B2 - アタッチメント、アダプタ、管理サーバ及び課金システム - Google Patents

アタッチメント、アダプタ、管理サーバ及び課金システム Download PDF

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Description

この発明は、コンセントに取り付けられるアタッチメント、アタッチメントに接続するアダプタ、コンセントを管理する管理サーバ、電力及びデータ通信を利用するユーザに課金する課金システムに関する。
通常、電気料金は、各店舗や各家庭に設置された電力量計で計測された毎月の電気使用量に基づいて課金される。このような仕組みでは、ある店舗内において、店舗の生産・営業活動とは関係ない者が無許可でコンセントに電気機器を接続して電気を使用したとしても、電力量計の管理対象はその店舗となっているため、その店舗に対して電気料金が課金されてしまう。そこで、電気を実際に使用した者に対して電気料金の課金を行なう種々のシステムが開示されている。
例えば、従来、電力利用の接続装置としての機能しか無かったコンセントを加工して、機器を接続し、RFIDタグにより電子マネーで電気料金を決済するコンセント型電力課金システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムを用いれば、ある施設においてコンセントに電気機器を接続して電力を使用する者に対して課金を行うことができる。
また、コンセントの加工を行なうことなく、外部のコンセントを利用して電気機器を使用する際に、電気機器の使用者に電気料金を課金するシステムが開示されている(例えば、特許文献2参照)。このシステムでは、コンセントに認証用アダプタを予め接続しておき、認証用アダプタが、電気機器と電力線通信(PLC)などを用いて通信を行なって、コンセントのIDと電気機器に記録された利用者IDとを紐付けし、電力使用量とともに管理サーバに送信することにより、使用者に電気料金を課金する。
特開2007−080229号公報 特開2008−131726号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、電子マネーを持った人しか利用できない。電子マネーは、一般的には、まだまだ敷居の高いものであり、電子マネーを持っていない人もまだまだ多いのが実情である。
また、特許文献1に記載のシステムを実現しようとすると、インフラ整備のために、コンセント1つ1つの加工が必要となる。このため、システム全体がコスト高となる。また、このシステムは、課金対象を電力に限定しており、コンセントに接続された電気機器(例えばパーソナルコンピュータ)のデータ通信の通信料金の課金を行うことができない。また、このシステムを用いても、コンセントジャックはむき出しのままであるため、感電や、埃などを要因とする発火などを防止することはできない。
また、特許文献2に記載のシステムを利用するためには、非接触ICカードリーダライタ付電源供給部を備えた電気機器をユーザが所有している必要がある。また、このシステムに対応すべく、非接触ICカードリーダライタ付電源供給部を備えていないすべての電気機器について、それを搭載するように改造するのは現実的ではない。
また、特許文献2に記載のシステムでは、電気料金を課金する際に、電力会社との契約者の電気料金に上乗せする形をとっている。この場合、電気料金自体は、電力会社と契約している家庭や団体の単位で請求されるものであり、必ずしも個人に対して請求されるものではない。したがって、真の利用者である個人に対して適切に電気料金を請求するシステムを構築するためには、莫大な費用と労力が必要となる。さらに、このシステムでは、課金対象を電力に限定しており、データ通信の通信料金の課金については考慮されていない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大多数の人間に利用可能で、大規模な工事を行うことなく、真の使用者に対して電力使用料金及び通信使用料金を課金するとともに、利用する際の安全性を高めることができるアタッチメント、アダプタ、管理サーバ及び課金システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明に係るアタッチメントにおいて、プラグは、電力線に接続されたコンセントのコンセントジャックに差し込まれる。給電部は、プラグから給電される電力を外部に給電する。通信部は、ユーザが使用する外部機器と無線通信を行う。計測部は、プラグから供給される電力と、プラグを介して送受信されるデータ通信量を計測する。機能部は、計測部によって計測された電力及びデータ通信量に応じた料金の電子マネー情報を、通信部を介して外部機器から引き去る第1の方法と、サーバにおいてユーザの特定情報と紐付けされた外部機器の識別情報を外部機器から取得し料金と対応付けてプラグを介してサーバに送信する第2の方法と、ユーザによる現金決済を管理する装置からの指令に基づく第3の方法とのうち、いずれかを用いて、ユーザへの課金情報を管理する。給電部は、ユーザによって購入されたアダプタに非接触で給電する。通信部は、プラグを介して受信したデータをアダプタに非接触で送信するとともに、アダプタから非接触で受信されたデータを、プラグを介して送信する。機能部は、第1の方法では、計測部によって計測された電力及びデータ通信量に応じた料金の電子マネー情報をアダプタから引き去り、第2の方法では、ユーザの特定情報と紐付けされた外部機器の識別情報をアダプタから取得し料金と対応付けてプラグを介してサーバに送信する。
この発明によれば、電子マネー決済による前払いの第1の方法や、ユーザと紐付けされた外部機器の識別情報等を用いた後払いの第2の方法や、現金決済による前払いの第3の方法のいずれかを用いたユーザへの課金が可能である。これにより、大多数のユーザが利用可能となる。また、これらの方法は、いずれも、ユーザ個人への課金が可能な方法である。さらに、この発明によれば、電子マネーによる決済も可能であるし、電子マネー以外の方法でも決済が可能となるので、外部機器に電子マネー機能を搭載するなどの工事が不要となる。
また、このアタッチメントはコンセントに取り付けられるだけなので、コンセント等の工事は不要である。また、データ通信にも課金が可能である。さらには、コンセントジャックをアタッチメントにより防塵することができるので、利用する際の安全性も向上する。
以上のことから、この発明によれば、大多数の人間に利用可能で、大規模な工事を必要とすることなく、真の使用者に対して電力使用料金及び通信使用料金を課金できるとともに、利用する際の安全性を高めることができる。
この発明の実施の形態1に係る課金システムの構成を示す斜視図である。 図2(A)は、図1のアタッチメントの上面図であり、図2(B)は、そのアタッチメントがコンセントに取り付けられた状態を示す図であり、図2(C)は、そのアタッチメントをアダプタ側から見た図である。 図3(A)は、アダプタをアタッチメント側から見た図であり、図3(B)は、アダプタの上面図である。 図1のアタッチメントの内部構成を示すブロック図である。 図1のアダプタの内部構成を示すブロック図である。 図1のアダプタの購入時に行われるアダプタ前処理を行うシステムの構成を示すブロック図である。 アダプタ前処理のフローチャートである。 アダプタが装着されたときのアタッチメントの処理のフローチャートである。 アダプタが盗難・紛失した時の管理サーバの処理のフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る課金システムの構成を示す斜視図である。 図10のアタッチメントの処理のフローチャートである。
次に、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
図1に示すように、この実施の形態に係る課金システム100は、アタッチメント1と、アダプタ2とを備える。アタッチメント1は、電力線3に接続されたコンセント4に取り付けられる。
電力線3を流れる電力は交流であってもよいし、直流であってもよい。また、コンセント4は、家庭等に取り付けられた既存のものでよい。
まず、アタッチメント1及びアダプタ2の外部構造について説明する。
図2(A)に示すように、アタッチメント1は、コンセントプラグ10を具備している。コンセントプラグ10の先端には、コンセント4に固定する固定部としての返しがついている。図2(B)に示すように、コンセントプラグ10が、電力線3に接続されたコンセント4のコンセントジャック40に差し込まれることにより、アタッチメント1とコンセント4とが接続される。
図2(B)では、アタッチメント1とコンセント4との接続状態を明らかにするために、コンセント4が一部破砕して示されている。図2(B)に示すように、コンセントプラグ10の返しにより、アタッチメント1は、コンセント4にワンタッチで取り付けられるようになるが、専用の工具(不図示)を用いなければ、アタッチメント1がコンセント4から簡単には外れないようになっている。
また、図2(A)乃至図2(C)に総合的に示すように、アタッチメント1のアダプタ2側の面には、嵌合部としての2つの噛み合わせ溝11が設けられている。この噛み合わせ溝11には、アダプタ2が嵌め込まれる。
アダプタ2は、アタッチメント1と電磁誘導により接続される。アダプタ2は、電磁誘導により、アタッチメント1から非接触にて電力を供給され、電磁誘導により、アタッチメント1との間でデータ送受信を行う。
図3(A)、図3(B)に示すように、アダプタ2のアタッチメント1側の面には、嵌合部としての噛み合わせ突起21が設けられている。この噛み合わせ突起21がアタッチメント1の噛み合わせ溝11に嵌め込まれることにより、アタッチメント1とアダプタ2とが、簡単にはずれないようになっている。
なお、アタッチメント1に噛み合わせ突起21を設け、アダプタ2に噛み合わせ溝11を設けるようにしてもよい。また、噛み合わせ溝11と噛み合わせ突起21の代わりに、磁石を設けて、アタッチメント1とアダプタ2とが簡単にはずれないようにしてもよい。
続いて、アタッチメント1及びアダプタ2の内部構成について説明する。
まず、アタッチメント1の構成について説明する。図4には、アタッチメント1の内部構成が示されている。図4に示すように、アタッチメント1は、アタッチメント機能部12、給電部13、通信部14及び表示部15を備える。
アタッチメント機能部12は、CPU等で構成され、計測部31、電子マネー処理部32及び通信信号処理部33を備える。
計測部31は、電力線3から流れる電力を計測するとともに、電力線3を送受信される通信パケットを監視し、その通信量を計測する。計測部31は、計測された電力に基づいて電気使用料金を算出し、通信パケットの監視結果に基づいて、通信使用料金を算出する。
電子マネー処理部32は、計測部31によって算出された電気使用料金又は通信使用料金に応じて、アダプタ2に格納された電子マネーの残高から料金を引き去る。
ここで、電子マネーには、例えば、Edy(登録商標)、Suica(登録商標)、PASMO(登録商標)、iD(登録商標)、QUICPay(登録商標)、SMARTPLUS(登録商標)、VISA Touch(登録商標)、nanaco(登録商標)、WAON(登録商標)などがある。また、電子マネーは、いずれか1つではなく、アタッチメント1内の電子マネー処理部32内のソフトウエア(S/W)により各種電子マネーのうちの少なくとも2つに対応させてもよい。
通信信号処理部33は、電子マネー情報、アダプタ2の識別情報(アダプタID)、チャージ情報等を、電力線3及びインターネット7を介して管理サーバ5に送信する。また、通信信号処理部33は、電気機器がインターネット7等のネットワークに接続するための各種信号処理を行なう。さらに、通信信号処理部33は、給電部13のスイッチ(S/W)43に対してオン/オフ(閉状態/開状態)の制御信号を出力する。
給電部13は、給電回路41、給電コイル42及びスイッチS/W43を備える。給電回路41は、アタッチメント機能部12から出力された電力を給電コイル42に出力する。給電コイル42は、出力された電力信号を、電磁誘導により放出する。また、S/W43は、アタッチメント機能部12(通信信号処理部33)からの制御信号によりオン/オフが制御される。S/W43がオンすることにより、給電回路41を介して、給電コイル42に電力が供給される。
通信部14は、通信回路51、通信コイル52及びR/W処理部53を備える。
通信回路51は、アタッチメント機能部12から出力されたデータ信号を変調して通信コイル52に出力する。また、通信回路51は、通信コイル52で受信された通信信号を復調してアタッチメント機能部12へ出力する。
通信コイル52は、通信回路51から出力されたデータ通信信号を電磁誘導により非接触でアダプタ2に送信するとともに、アダプタ2から電磁誘導により受信したデータ通信信号を受信する。
R/W処理部53は、アタッチメント1に装着されたアダプタ2に電気機器が接続されているか否かを検出する。アダプタ2に電気機器が接続されていない場合、R/W処理部53は、通信コイル52を、電子マネー引き去り用の決済システムのコイルとして用いる。また、R/W処理部53は、アダプタ2に電気機器が接続されると、通信回路51を介して、通信コイル52に、電磁誘導により、変調されたデータ通信信号を送信させる。
表示部15は、各種情報を表示する。表示される情報には、例えば電気使用料金、通信使用料金、使用時間、電子マネーの残高、使用可能予想時間がある。ここで、使用可能予想時間とは、その残金に応じたデータ通信可能な残り時間である。この表示を見れば、ユーザは、電子マネーの残高とデータ通信可能な残り時間を確認することができる。
次に、アダプタ2の構成について説明する。図5には、アダプタ2の内部構成が示されている。図5に示すように、アダプタ2は、受電部22、通信部23、アダプタ機能部24、記憶部25及びコンセントジャック26を備える。
受電部22は、受電コイル71及び受電回路72を備える。受電コイル71は、アタッチメント1の給電コイル42から電磁誘導により送られた電力信号を受信する。受電回路72は、受電コイル71で受信された電力信号から電力を取り出し、アダプタ機能部24に出力する。
通信部23は、通信コイル81及び通信回路82を備える。通信コイル81は、電磁誘導によりアタッチメント1の通信コイル52から送信されたデータ通信信号を受信するとともに、アダプタ機能部24から送信されたデータ通信信号を、通信コイル52に送信する。通信回路82は、通信コイル81で受信されたデータ通信信号からデータを復調してデータを再生し、アダプタ機能部24へ出力するとともに、アダプタ機能部24から出力されたデータ通信信号を変調して、通信コイル81から送出する。
アダプタ機能部24は、受電部22で受電された電力を、コンセントジャック26に出力する。
また、アダプタ機能部24は、コンセントジャック26に接続された電気機器が通信機能を有していた場合、コンセントジャック26を介して電気機器から送信されたデータ通信信号を通信部23へ中継出力するとともに、通信部23で受信されたデータ通信信号を、コンセントジャック26を介して電気機器に中継出力する。このようにして、アダプタ機能部24は、電気機器とアタッチメント1とのデータ通信を制御する。
記憶部25は、電子マネー情報の残高や、アダプタ2の識別情報(アダプタID)などを記憶する。
コンセントジャック26には、電気機器のプラグ(不図示)が接続され、コンセントジャック26から電気機器に電力が供給され、コンセントジャック26を介してアダプタ2と電気機器との間で、データ送受信が行われる。
図4に戻り、管理サーバ5は、インターネット7を介して電力線3と接続されている。管理サーバ5は、ユーザの特定情報とアダプタ2の識別情報とを対応付けたデータベースなどを管理している。管理サーバ5は、アダプタ2の利用停止情報等を登録している。
次に、この実施の形態に係る課金システム100の動作について説明する。
まず、アダプタ2の購入時に行われる前処理について説明する。
ユーザは、小売販売店等において、デポジットとしての一定の金額を支払うことによって、アダプタ2を購入する。この購入の際に、ユーザは、電気使用料金及び通信使用料金を支払う方法として、前払い方式(第1の方法)と後払い方式(第2の方法)とのいずれかを選択する。
前払い方式は、アダプタ2に電子マネーをチャージして、チャージされた電子マネーから支払いを行う方法である。また、後払い方式は、アダプタ2に固有の識別情報(アダプタID)と管理サーバ5に管理されている個人情報とを紐付けし、アダプタ2の使用時に、アダプタIDをインターネット7を介して管理サーバ5に問い合わせることにより、使用者を特定し、後からその使用者のクレジットカードなどで料金を引き落とす方法である。後払い方式にすると、アダプタ2を用いた電気使用料金を、例えば毎月の家庭電気料金に合算して請求することもできる。
この実施の形態では、小売販売店等のコンセント4に装着されたアタッチメント1を用いて、アダプタ2の前処理を行うものとする。図6に示すように、小売販売店等に配設された電力線3には、アダプタ2の前処理を行うための端末6が接続されている。端末6は、各種電子マネーの決済を行うことができる端末である。
また、電力線3には、コンセント4が接続され、コンセント4にアタッチメント1が接続されている。購入時には、アダプタ2は、アタッチメント1に装着するものとする。
図7に示すように、端末6において、前払い方式が選択されると(ステップS1;Yes)、アタッチメント1からアダプタ2に対して電子マネーのチャージが行われる(ステップS2)。
電子マネーのチャージ処理について詳細に説明する。まず、端末6にユーザが支払った金額データが入力されると、その金額データを含む通信パケットが、端末6から送信され、電力線3、コンセント4、コンセントプラグ10を経て、アタッチメント機能部12に入力される。
これを受けて、アタッチメント機能部12の通信信号処理部33は、給電部13のS/W43をオンして、アダプタ2への電力供給を開始させる。また、電子マネー処理部32は、通信部14のR/W処理部53を介して、金額データ(電子マネー情報)を、アダプタ2のアダプタ機能部24に送信する。アダプタ機能部24は、その金額データを、電子マネー情報として、記憶部25に格納する。これにより、電子マネーのチャージが完了する。
一方、端末6において、後払い方式が選択されると(ステップS1;No)、端末6は、インターネット7を介して管理サーバ5にアクセスして、アダプタ2のアダプタIDと、購入者のクレジットカード番号などの個人情報との紐付けを行う(ステップS3)。より具体的には、アダプタ2の購入をクレジットカードで決済すると、端末6から、アダプタIDと個人情報とが、インターネット7を介して、管理サーバ5に送信される。管理サーバ5は、アダプタIDと個人情報とを、登録する。これにより、アダプタIDと、購入者の個人情報との紐付けが完了する。
紐付け完了後、アダプタ2が使用されると、その使用料金が、クレジットカード等から引き落とされるようになる。この仕組みによれば、アダプタ2を、チャージレスで使用することができる。
ステップS2、S3終了後、アダプタ2の前処理が終了する。これ以降、アダプタ2は、購入済みのアダプタ2として使用可能になる。
次に、購入済みのアダプタ2がアタッチメント1に装着される際の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
図8に示すように、まず、アタッチメント機能部12は、アダプタ2が装着されるまで待つ(ステップS11;No)。アダプタ2がアタッチメント1に装着されると、給電コイル42に生じる電圧が小さくなる。そこで、アタッチメント機能部12は、この電圧を監視して、アダプタ2が装着されたことを検出する。
アダプタ2がアタッチメント1に装着されると(ステップS11;Yes)、アタッチメント機能部12は、通信部14を介して、アダプタ2からアダプタIDを取得し、管理サーバ5に、そのアダプタIDが登録済みであるか否かを問い合わせ、管理サーバ5から登録済みであるか否かの登録情報を取得する(ステップS12)。
続いて、アタッチメント機能部12は、取得された登録情報を参照して、アダプタIDが登録済みであるか否かを判定する(ステップS13)。
アダプタIDが登録済みであると(ステップS13;Yes)、ステップS14乃至S17は省略される。アダプタIDが登録済みであった場合(ステップS13;Yes)、後払い方式が選択されており、料金の決済方法(クレジットカードなど)に係るユーザの特定情報とアダプタIDとの紐付けを設定済みであることから、電子マネーに頼ることなくユーザが電力と通信の提供を受けることができるため、ステップS14乃至S17を行う必要がないからである。
一方、アダプタIDが登録済みでない場合(ステップS13;No)、アタッチメント機能部12は、通信部14を用いて、アダプタ2と通信を行い、記憶部25に格納された電子マネー情報(残高)を取得する(ステップS14)。
続いて、アタッチメント機能部12は、電子マネー情報(残高)と使用可能予想時間を表示部15に表示させる(ステップS15)。
続いて、アタッチメント機能部12は、電子マネーのチャージが必要であるか否かを判定する(ステップS16)。例えば、残金が残りわずかで、使用可能予想時間が必要な接続時間より短い場合には、電子マネーのチャージが必要であると判定され(ステップS16;Yes)、アタッチメント機能部12は、電子マネーのチャージを行なう(ステップS17)。
電子マネーのチャージは、様々な方法を用いて行うことができる。例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)機能を有する携帯端末やカードを翳すなどして、アタッチメント機能部12のR/W処理部53に、チャージする金額を予め書き込んでおき、このタイミングで、R/W処理部53が、チャージする金額をアダプタ2に送信するようにしてもよい。1回当たりのチャージ金額は、例えば、**円/**分というように、アダプタ2を購入するときにユーザが任意に設定しておくようにしてもよい。
一方、電子マネーのチャージ(ステップS17)が終了した後や、残金が十分であり、チャージが必要でない場合(ステップS16;No)や、アダプタIDが登録済みである場合(ステップS13;Yes)、アタッチメント機能部12は、アダプタ2に電気機器が接続されているか否かを判定する(ステップS18)。アダプタ2に電気機器が接続されているか否かは、アダプタ2のアダプタ機能部24が、コンセントジャック26へ出力される電圧を監視することにより、検出している。アタッチメント機能部12は、アダプタ機能部24から、電気機器が接続されているか否かを示す情報を取得し、その情報によって判定を行う。
アダプタ2に電気機器が接続されていなければ(ステップS18;No)、アタッチメント機能部12は、再び、アダプタIDが登録済みであるか否かを判定する(ステップS13)。アダプタIDが登録済みでなければ(ステップS13;No)、電子マネー情報の取得(ステップS14)、残高、使用可能予想時間の表示(ステップS15)、電子マネーのチャージ(ステップS16、S17)が行われ、再び、アダプタ2に電気機器が接続されているか否かが判定される(ステップS18)。
このように、アダプタ2に電気機器が接続されず(ステップS18;No)、アダプタIDが登録済みでない場合(ステップS13;No)、アダプタ2に対し電子マネーをチャージすることができる状態が保たれる。
一方、アダプタIDが登録済みでなければ(ステップS13;No)、再び、アダプタ2に電気機器が接続されているか否かが判定される(ステップS18)。すなわち、この場合には、ステップS13→S18が繰り返される。
アダプタ2に電気機器が接続されると(ステップS18;Yes)、アタッチメント機能部12は、アダプタ2との接続を開始する(ステップS19)。この時点で、電気使用料金や通信使用料金の課金も同時に開始される。すなわち、アタッチメント機能部12は、適当なタイミングで、電力及びデータ通信量に応じた料金の電子マネー情報をアダプタ2から引き去る(第1の方法)か、アダプタIDとその料金とを対応付けて管理サーバ5に送信する(第2の方法)ことにより、課金情報を管理する。
続いて、アタッチメント機能部12は、表示部15に、使用時間・使用料金・残り料金・使用可能予想時間、すなわちコンセント4の利用状態を表示部15に表示させる(ステップS20)。続いて、アタッチメント機能部12は、接続を終了するか否かを判定する(ステップS21)。接続を終了しない場合(ステップS21;No)、アタッチメント機能部12は、コンセント4の利用状態を表示部15に表示させる(ステップS20)。
例えば、給電コイルの電圧変化により、アダプタ2が取り外されたことが検出されるなどして、接続を終了する場合(ステップS21;Yes)、アタッチメント機能部12は、処理を終了する。
次に、アダプタ2が盗難又は紛失した場合の管理サーバ5の動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、管理サーバ5は、ユーザ端末(例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末)から、インターネット7を介して、アダプタ2の利用の停止の申告を受け付けると、その旨の利用停止情報を登録する(ステップS31)。
アダプタ2がアタッチメント1に装着されると、アタッチメント1からアダプタIDが登録済みであるか否かを示す情報の送信要求が送られてくるので、管理サーバ5は、その送信要求を待つ(ステップS32;No)。
送信要求が送られてくると(ステップS32;Yes)、管理サーバ5は、送信されたアダプタIDが、利用停止情報に係るアダプタ2のアダプタIDであるか否かを判定する(ステップS33)。
利用停止情報に係るアダプタIDであった場合(ステップS33;Yes)、管理サーバ5は、接続されたアダプタ2の残金を0にする命令(残金消去命令)をアタッチメント1に送信する(ステップS34)。続いて、管理サーバ5は、回路切断命令を送信する(ステップS35)。これを受けて、アタッチメント機能部12は、アダプタ2に残金消去命令を送信し、給電部13のS/W43を開状態に制御することにより、回路を切断する。アダプタ機能部24は、残金消去命令に従って、記憶部25に格納された電子マネー情報を消去する。
利用停止情報に係るアダプタIDでなかった場合(ステップS33;No)、管理サーバ5は、アダプタIDが登録済みであるか否かを示す登録情報をアタッチメント1に送信する(ステップS36)。
ステップS35、S36終了後は、管理サーバ5は、処理を終了する。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、電子マネー決済による前払い方式(第1の方法)や、ユーザと紐付けされたアダプタ2の識別情報等を用いた後払い方式(第2の方法)とのいずれかでユーザへの課金が可能である。これにより、大多数のユーザが利用可能となる。また、これらの方法は、いずれも、ユーザ個人への課金が可能な方法である。さらに、この実施の形態によれば、電子マネーによる決済も可能であるし、アダプタ2等を用い、さらには電子マネー以外の方法でも決済が可能となるので、電気機器に電子マネー機能を搭載するなどの工事が不要となる。
また、このアタッチメント1はコンセント4に取り付けられるだけなので、家庭や商用施設(店舗)においてコンセント4等の工事は不要である。さらには、データ通信にも課金が可能である。コンセントジャック40を、アタッチメント1により防塵することができるので、利用する際の安全性も向上する。
以上のことから、この実施の形態によれば、大多数の人間に利用可能で、大規模な工事を必要とすることなく、真の電気機器のユーザに対して電力使用料金及び通信使用料金を課金できるとともに、利用する際の安全性を高めることができる。
また、コンセント4の管理者は、電気使用料金及び通信使用料金を真のユーザに課金することができるようになるので、その電気使用料金及び通信使用料金を新たな収益源とすることができる。
なお、家庭のコンセント4にアタッチメント1を設置すれば、計測部31によりコンセント4の電力消費状態を把握することが可能となる。そこで、家庭内の管理サーバ5で遠隔操作を行ない、アタッチメント1の給電部13のS/W43を閉状態とすることで待機電力の消費を抑制することもできる。
なお、この実施の形態では、アタッチメント1からアダプタ2への給電を、電磁誘導により行ったが、光などの他の手段により給電を行うようにしてもよい。また、この実施の形態では、アタッチメント1とアダプタ2との間のデータ通信を、電磁誘導により行ったが、光などの他の手段により、データ通信を行うようにしてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
上記実施の形態1では、電磁誘導による非接触伝送技術により、アタッチメント1とアダプタ2とを分離した。これに対して、この実施形態に係る課金システム100では、両者が一体化している点が、実施の形態1と異なる。また、ユーザに対する電気使用料金及び通信使用料金の課金方法が、実施の形態1に係る課金システムと異なる。
図10には、この実施の形態における課金システム100の構成が示されている。図10に示すように、課金システム100は、アタッチメント8を備えている。
アタッチメント8は、給電部13において、給電回路41、給電コイル42の代わりにコンセントジャック26が設けられており、通信部14において、通信回路51、通信コイル52の代わりに、R/W ANT54が設けられている点が、上記実施の形態1に係るアタッチメント1と異なる。R/W ANT54は、RFID機能のアンテナであり、決済用のカード9と通信を行って電子マネー決済を行うために設けられている。
アタッチメント8は、アタッチメント1と同様に、コンセント4にコンセントプラグ10を挿し込むことにより、使用される。
また、図10には、インターネット7に、アタッチメント8が装着されるコンセント4の管理者が所有し、アタッチメント8に電力供給及びデータ通信の許可指令(S/W43のオン指令)を送信する管理者の端末6が接続されている。
次に、この実施の形態に係る課金システム100の動作について説明する。図11には、アタッチメント8のアタッチメント機能部12で実行される処理のフローチャートが示されている。この実施の形態では、決済方法に電子マネー払いか現金払いのいずれかを選択できる。
まず、アタッチメント機能部12は、コンセントジャック26に電気機器が接続されるまで待つ(ステップS41;No)。コンセントジャック26に電気機器が接続されたか否かは、上記実施の形態1と同様に、コンセントジャック26に生じる電圧に基づいて検出することができる。コンセントジャック26に電気機器が接続されると(ステップS41;Yes)、アタッチメント8は、表示部15にクレジットを投入するよう促すクレジット投入メッセージを表示させる(ステップS42)。
続いて、アタッチメント8は、電子マネーで支払いを行うか否かを判定する(ステップS43)。ユーザは、例えば、コンセント4を管理している管理者の端末6を用いて、アタッチメント8に選択した支払い方法に関する情報を送信する。アタッチメント8は、受信したこの情報に基づいて電子マネーで支払いを行うか否かの判定を行う。
電子マネー払いをする場合(ステップS43;Yes)、アタッチメント機能部12は、通信部14のR/W ANT54において決済用のカード9が翳されるのが検出されるまで待つ(ステップS44;No)。
決済用のカード9が検出されると(ステップS44;Yes)、アタッチメント機能部12は、S/W43をオンする(ステップS45)。これにより、コンセントジャック26から電気機器への電力の供給及び電気機器との間のデータ送受信が開始される。この間にも、アタッチメント機能部12は、電力及びデータ通信量に応じた料金の電子マネー情報を、通信部14を介してカード9から引き去ることにより、課金情報を管理する。カード9の電子マネーの残高がなくなると、アタッチメント機能部12は、S/W43を開状態として、電気機器への電力の供給及びデータ通信を終了させる。
一方、現金払いの場合(ステップS43;No)、アタッチメント機能部12は、S/W43のオン指令の受信待ちとなる(ステップS46;No)。ユーザは、コンセント4を管理する受付などにおいて申請を行なう。受付では、端末6が操作され、申請のあったコンセント4に対して、電力線通信(PLC)によりオン指令が送信される。アタッチメント機能部12は、S/W43のオン指令を受信すると(ステップS46;Yes)、アタッチメント機能部12は、S/W43をオンする(ステップS47)。コンセントジャック26から電気機器への電力の供給及び電気機器との間のデータ送受信が開始される。
この間にも、アタッチメント機能部12は、課金情報を管理する。アタッチメント機能部12は、このオン指令とともに、決済された料金も受信している。電力及びデータ通信量が決済された料金分になると、アタッチメント機能部12は、S/W43を開状態として、電気機器への電力の供給及びデータ通信を終了させる。
なお、端末6は、アタッチメント機能部12から課金情報を受信し、その課金情報に係る電力及びデータ通信量が決済された料金分になると、アタッチメント機能部12に、オフ指令を送信するようにしてもよい。アタッチメント機能部12は、このオフ指令を受けて、S/W43を開状態として、電気機器への電力の供給及びデータ通信を終了させる。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、上記実施の形態1と同様に、大規模な工事を必要とすることなく、真の電気機器のユーザに対して電力使用料金及び通信使用料金を課金できるとともに、利用する際の安全性を高めることができる。
また、この実施の形態では、課金を受ける必要のないコンセント管理者がコンセント4を使用する際に、端末6を操作して、アタッチメント8のS/W43をオンすれば、コンセント4を使用することができる。
また、ユーザは、特別なアダプタ2を用意することなく、電力及びデータ通信を利用することができる。
なお、上記各実施の形態では、アタッチメント1、8と、管理サーバ5との間の通信を電力線通信としたが、他の通信方法を採用してもよい。電力線通信の場合、その通信に用いられる電力は、交流であってもよいし、直流であってもよい。
なお、上記各実施の形態において、アタッチメント1、8、管理サーバ5等により実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
この発明は、電気使用料金や通信使用料金の課金に好適であり、特に電力線通信(PLC)の課金に好適である。
1 アタッチメント
2 アダプタ
3 電力線
4 コンセント
5 管理サーバ
6 端末
7 インターネット
8 アタッチメント
9 カード
10 コンセントプラグ
11 噛み合わせ溝
12 アタッチメント機能部
13 給電部
14 通信部
15 表示部
21 噛み合わせ突起
22 受電部
23 通信部
24 アダプタ機能部
25 記憶部
26 コンセントジャック
31 計測部
32 電子マネー処理部
33 通信信号処理部
40 コンセントジャック
41 給電回路
42 給電コイル
43 スイッチ(S/W)
51 通信回路
52 通信コイル
53 R/W処理部
54 R/W ANT
71 受電コイル
72 受電回路
81 通信コイル
82 通信回路
100 課金システム

Claims (25)

  1. 電力線に接続されたコンセントのコンセントジャックに差し込まれるプラグと、
    前記プラグから給電される電力を外部に給電する給電部と、
    ユーザが使用する外部機器と無線通信を行う通信部と、
    前記プラグから供給される電力と、前記プラグを介して送受信されるデータ通信量を計測する計測部と、
    前記計測部によって計測された電力及びデータ通信量に応じた料金の電子マネー情報を、前記通信部を介して前記外部機器から引き去る第1の方法と、サーバにおいて前記ユーザの特定情報と紐付けされた前記外部機器の識別情報を前記外部機器から取得し前記料金と対応付けて前記プラグを介して前記サーバに送信する第2の方法と、前記ユーザによる現金決済を管理する装置からの指令に基づく第3の方法とのうち、いずれかを用いて、前記ユーザへの課金情報を管理する機能部と、
    を備え
    前記給電部は、
    前記ユーザによって購入されたアダプタに非接触で給電し、
    前記通信部は、
    前記プラグを介して受信したデータを前記アダプタに非接触で送信するとともに、前記アダプタから非接触で受信されたデータを、前記プラグを介して送信し、
    前記機能部は、
    前記第1の方法では、
    前記計測部によって計測された電力及びデータ通信量に応じた料金の前記電子マネー情報を前記アダプタから引き去り、
    前記第2の方法では、
    前記ユーザの特定情報と紐付けされた前記外部機器の識別情報を前記アダプタから取得し前記料金と対応付けて前記プラグを介して前記サーバに送信する、
    アタッチメント。
  2. 前記機能部は、
    前記アダプタの識別情報が前記サーバに登録されているか否かに関する情報を前記サーバから取得し、
    前記アダプタの識別情報が前記サーバに登録されていない場合に、前記第1の方法を用い、
    前記アダプタの識別情報が前記サーバに登録されている場合に、前記第2の方法を用いる、
    ことを特徴とする請求項に記載のアタッチメント。
  3. 前記機能部は、
    前記通信部を介して前記アダプタから送信される情報に基づいて、電気機器が接続されているか否かを判定し、
    前記電気機器が接続された時点で、前記計測部によって計測された電力及びデータ通信量に応じた前記料金の課金を開始する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載のアタッチメント。
  4. 前記機能部は、
    前記アダプタが、前記サーバに利用停止登録がなされたものであるか否かに関する情報を取得し、
    前記アダプタが、前記サーバに利用停止登録がなされたものである場合には、
    前記通信部を介して前記アダプタに残金消去命令を送信し、
    前記給電部における前記アダプタへの給電路を切断する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  5. 前記アダプタを保持する保持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  6. 前記保持部は、
    前記アダプタの一部と嵌め合う嵌合部又は磁石である、
    ことを特徴とする請求項に記載のアタッチメント。
  7. 前記給電部は、
    前記ユーザによって購入された前記アダプタに電磁誘導により給電する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  8. 前記通信部は、
    前記プラグを介して受信したデータを前記アダプタに電磁誘導により送信するとともに、前記アダプタから電磁誘導により受信されたデータを、前記プラグを介して送信する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  9. 前記給電部は、
    コンセントジャックと、
    前記プラグから前記コンセントジャックとの間を開閉するスイッチを有し、
    前記通信部は、
    翳された前記外部機器から前記電子マネー情報を取得するアンテナを有し、
    前記機能部は、
    前記第1の方法を用いて前記電子マネー情報を、前記通信部を介して前記外部機器から引き去るか、前記第3の方法を用いて前記ユーザによる現金決済を管理する前記装置からの指令を受信すると、前記スイッチを閉状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント。
  10. 前記コンセントに固定するための固定部がさらに設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  11. 前記固定部は、
    前記プラグの先端に設けられた返しである、
    ことを特徴とする請求項10に記載のアタッチメント。
  12. 前記料金、前記電子マネーの残高、前記外部機器の接続可能残り時間及び前記コンセントの利用状態を表示する表示部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  13. 前記機能部は、
    電力線通信により、前記サーバと通信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  14. ユーザによって購入され、請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメントに装着されるアダプタであって、
    コンセントジャックと、
    前記アタッチメントから非接触で電力を受電する受電部と、
    前記アタッチメントとの間で、非接触でデータを送受信する通信部と、
    前記受電部で受電された電力の前記コンセントジャックからの出力と、前記通信部で送受信されるデータの前記コンセントジャックにおける入出力を管理する機能部と、
    電子マネー情報及び前記ユーザの特定情報と紐付けされた識別情報を記憶する記憶部と、
    を備えるアダプタ。
  15. 前記ユーザによって購入される際に、
    前記機能部は、
    前記通信部を介して受信された前記電子マネー情報を、前記記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のアダプタ。
  16. 前記機能部は、
    前記コンセントジャックにおける電圧変化に基づいて、電気機器の接続を検出し、
    前記通信部を介して、前記アタッチメントに電気機器の検出結果を送信する、
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載のアダプタ。
  17. 前記機能部は、
    前記通信部を介して、前記アタッチメントから残金消去指令を受信すると、
    前記記憶部に記憶された前記電子マネー情報を消去する、
    ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載のアダプタ。
  18. 前記アタッチメントに保持される保持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一項に記載のアダプタ。
  19. 前記保持部は、
    前記アタッチメントの一部と嵌め合う嵌合部又は磁石である、
    ことを特徴とする請求項18に記載のアダプタ。
  20. 前記受電部は、
    前記アタッチメントから電磁誘導により受電する、
    ことを特徴とする請求項14乃至19のいずれか一項に記載のアダプタ。
  21. 前記通信部は、
    前記コンセントジャックを介して受信したデータを前記アタッチメントに電磁誘導により送信するとともに、前記アタッチメントから電磁誘導により受信されたデータを、前記コンセントジャックを介して送信する、
    ことを特徴とする請求項14乃至20のいずれか一項に記載のアダプタ。
  22. 前記ユーザの特定情報と請求項14乃至21のいずれか一項に記載のアダプタの識別情報とを対応付けて登録し、
    請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメントから前記アダプタの識別情報を受信すると、
    前記識別情報が登録されているか否かを示す情報を前記アタッチメントに返信する管理サーバ。
  23. 前記アダプタの利用停止情報を登録し、
    前記アタッチメントから前記アダプタの識別情報を受信すると、
    前記識別情報に係る前記アダプタが前記利用停止情報に係るものであるか否かを示す情報を前記アタッチメントに返信する請求項22に記載の管理サーバ。
  24. 請求項乃至のいずれか一項に記載のアタッチメントと、
    請求項15乃至21のいずれか一項に記載のアダプタと、
    請求項22又は23に記載の管理サーバと、
    を備える課金システム。
  25. 請求項に記載のアタッチメントと、
    RFID機能を有する電子マネー端末と、
    前記アタッチメントが装着されるコンセントの管理者が所有し、前記アタッチメントに電力供給及びデータ通信の許可指令を送信する管理者端末と、
    を備える課金システム。
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