JP2006171886A - 駐車場管理システム - Google Patents

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郁也 酒井
Hiroaki Kuriyama
裕章 栗山
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 係員が常駐せずとも稼働率を向上することのできる駐車場管理システムを提供する。
【手段】 空車率算出手段4は、各入出庫検出手段2からの出力を受けて、当該駐車場の空車率を算出する。設定料金算出手段6は、算出された空車率に基づいて設定料金を算出する。表示手段8は、この設定料金を、駐車場を利用しようとしている人に見えるように表示する。記録手段12は、設定料金の時間的変化を時刻料金データとして記録する。入庫処理手段10は、いずれかの入出庫検出手段2から入庫検出を受けると、当該入庫検出手段2の設置されている駐車場所と入庫時刻とを対応づけて、場所時刻データとして記録手段12に記録する。精算処理手段14は、ユーザからの精算指示を受けて、記録手段12から当該場所の入庫時刻を読み出す。この入庫時刻と現在時刻とに基づいて、駐車時間を算出する。さらに、時刻料金データに基づいて入庫時刻に対応する設定料金を算出する。この設定料金と駐車時間とに基づいて、請求金額を算出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は駐車場管理システムに関し、特にその効率的運用に関するものである。
無人駐車場の入出庫管理ならびに精算を行う駐車場管理システムが知られている。車が駐車すると、ロック板と呼ばれる平板が車の下方において立ち上がり、車が発進できないようになっている。このロック板は、精算を完了すれば倒れて、車の発進を邪魔しないようになる。したがって、この駐車場管理システムを用いれば、係員なしで駐車場の管理を行うことができる。
ところで、駐車場の稼働率を上げるため(つまり空車率を小さくするため)、駐車料金を時間によって変更するようにしたシステムもある。システムのコンピュータに、時間帯毎の料金を記憶しておき、これに基づいて精算を行うようにしている。しかし、このシステムでは、料金の変更パターンが固定的であり、稼働率の向上にも限界があった。
この問題を解決するため、特許文献1には、次のような駐車場管理システムが開示されている。このシステムでは、係員が駐車場の状況を確認し、これに応じて、料金体系を変更するようにしている。
特開2002−133470
しかし、特許文献1のシステムでは、係員が必要であり、駐車場の無人化という点において好ましくないという問題が生じる。また、係員の経験に頼った運営となり、係員の能力に左右されるおそれがあった。
そこで、この発明は、上記のような問題点を解決して、係員が常駐せずとも稼働率を向上することのできる駐車場管理システムを提供することを目的とする。
(1)この発明に係る駐車場管理システムは、駐車場における車の入庫または出庫を検出する入出庫検出手段と、入出庫検出手段によって検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出する空車率算出手段と、空車率算出手段によって算出された空車率に基づいて設定料金を算出する設定料金算出手段と、設定料金算出手段によって算出された設定料金を表示手段に出力する表示指示手段とを備えている。
したがって、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(2)この発明に係る駐車場管理システムは、設定料金算出手段が、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録部に記録し、入出庫検出手段は、駐車場の各駐車場所に設けられており、入出庫検出手段が入庫を検出すると、当該入出庫検出手段が設けられた駐車位置に対応付けた入庫時刻を、入庫場所時刻データとして記録手段に記録する入庫処理手段と、駐車場所を指定した精算指示を受ける精算指示入力手段と、入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫場所時刻データに基づいて、当該駐車場所に対応する入庫時刻を取得し、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段とを備えている。
したがって、各駐車場所に入出庫検出手段が設けた駐車場において、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(3)この発明に係る駐車場管理システムは、入出庫検出手段が、駐車場の各駐車場所に設けられており、入出庫検出手段が入庫を検出すると、当該入出庫検出手段が設けられた駐車位置に対応付けた入庫時刻および当該入庫時刻において設定料金算出手段が設定している設定料金を、入庫時刻料金データとして記録手段に記録する入庫処理手段と、駐車場所を指定した精算指示を受ける精算指示入力手段と、入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫時刻料金データに基づいて、精算料金を算出する精算処理手段とを備えている。
したがって、各駐車場所に入出庫検出手段が設けた駐車場において、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(4)この発明に係る駐車場管理システムは、設定料金算出手段が、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録手段に記録し、入出庫検出手段は、駐車場の出入口に設けられており、入出庫検出手段が入庫を検出すると、入庫IDに対応付けた入庫時刻を、入庫ID時刻データとして記録手段に記録するとともに、ユーザに対して入庫IDを記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、可搬性記録媒体に記録された入庫IDを読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫ID時刻データに基づいて、当該入庫IDに対応する入庫時刻を取得し、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段とを備えている。
したがって、駐車場の出入口に入出庫検出手段が設けた駐車場において、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(5)この発明に係る駐車場管理システムは、設定料金算出手段が、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録手段に記録し、入出庫検出手段は、駐車場の出入口に設けられており、入出庫検出手段が入庫を検出すると、ユーザに対して入庫時刻を記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、可搬性記録媒体に記録された入庫時刻を読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段とを備えている。
したがって、駐車場の出入口に入出庫検出手段が設けた駐車場において、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(6)この発明に係る駐車場管理システムは、入出庫検出手段が、駐車場の出入口に設けられており、入出庫検出手段が入庫を検出すると、ユーザに対して入庫時刻および当該入庫時刻において設定料金算出手段が設定している設定料金を記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、可搬性記録媒体に記録された入庫時刻および設定料金を読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、入力された精算指示を受けて、入庫時刻および設定料金に基づいて精算料金を算出する精算処理手段とを備えている。
したがって、駐車場の出入口に入出庫検出手段が設けた駐車場において、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
(7)この発明に係る駐車場管理システムは、設定料金算出手段が、空車率に基づいて設定料金を算出した結果、設定料金を変更する必要が生じた場合に、入庫時刻から所定時間以上経過しても次の入庫がない状況となってから設定料金の変更を行うことを特徴としている。
したがって、連続して入庫がある状態の途中で料金の変更が行われることを避けることができる。
(8)この発明に係る駐車場管理システムは、設定料金算出手段が、記録手段に記録された空車率と設定料金との対応データに基づいて設定料金を決定するものであり、記録手段には、複数の対応データが記録されており、記録手段に記録されたいずれの対応データを用いるかを設定する料金パターン設定手段を備えたことを特徴としている。
したがって、地域差などを考慮した料金パターンにて運用することができる。
(9)この発明に係る駐車場管理システムは、料金パターン設定手段が、無線携帯端末からの指令を受けて、対応データの設定を行うことを特徴としている。
したがって、遠隔地からであっても料金パターンの変更を行うことができる。
(10)この発明に係る駐車場管理システムは、複数の駐車場に設置された駐車場管理システムと、各駐車場管理システムと通信可能に設けられたサーバ装置とを備えた駐車場統合管理システムであって、前記サーバ装置は、各駐車場管理システムから空車率または設定料金を受信する受信手段と、各駐車場管理システムからの空車率または設定料金を統合する統合手段と、統合された空車率または設定料金を、各駐車場管理システムに送信する送信手段とを備え、前記駐車場管理システムの表示手段は、送信されてきた他の駐車場の空車率または設定料金も表示することを特徴としている。
したがって、ユーザに対して、各駐車場の現在の料金を表示することができる。
(11)この発明に係る駐車場管理システムは、複数の駐車場に設置された駐車場管理システムと、各駐車場管理システムと通信可能に設けられたサーバ装置とを備えた駐車場統合管理システムであって、前記サーバ装置は、各駐車場管理システムから設定料金を受信する受信手段と、各駐車場管理システムからの設定料金のうち最も低額の駐車場を選択する選択手段と、選択された駐車場および設定料金を、各駐車場管理システムに送信する送信手段とを備え、前記駐車場管理システムの表示手段は、送信されてきた設定料金の最も低額な駐車場およびその設定料金も表示することを特徴としている。
したがって、ユーザに対して格安料金の駐車場を案内することができる。
(12)この発明に係る駐車場管理システムは、駐車場における車の入庫または出庫を検出する入出庫検出手段と、入出庫検出手段によって検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出する空車率算出手段と、空車率算出手段によって算出された過去の空車率に基づいて設定料金を変更する設定料金算出手段と、設定料金算出手段によって算出された設定料金を表示手段に出力する表示指示手段とを備えている。
したがって、過去の実績に基づいて、自動的に設定料金を適切に変更することができる。
(13)この発明に係る駐車場管理方法は、駐車場における車の入庫または出庫を検出し、検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出し、算出された空車率に基づいて設定料金を算出し、算出された設定料金を表示することを特徴としている。
したがって、空車率に応じた適切な設定料金をダイナミックに算出し、利用予定者に表示することができる。
「入出庫検出手段」は、実施形態においては、図4のセンサS1〜S10、図16のセンサSa、Sbがこれに該当する。なお、車の入庫・出庫が検出できるセンサであれば、光電センサ、静電容量センサなどどのようなものであってもよい。
「空車率算出手段」は、実施形態においては、図6のステップS12、図19のステップS77がこれに対応する。
「設定料金算出手段」は、実施形態においては、図7aのステップS13〜S19、図19ステップS78〜S84がこれに対応する。
「表示指示手段」は、実施形態においては、図7bのステップS54がこれに対応する。
「入庫処理手段」は、実施形態においては、図6のステップS3、S35、図18のステップS64、S65などがこれに対応する。
「精算指示入力手段」は、実施形態においては、精算ボタンがこれに対応する。
「精算処理手段」は、実施形態においては、図6のステップS4、図18のステップS70がこれに対応する。
発明を実施するための形態
1.第1の実施形態
(1)全体構成
図1に、第1の実施形態における駐車場管理システムの全体構成を示す。入出庫検出手段2は、駐車場内の各駐車場所に設置されている。入出庫検出手段2は、当該設置場所に車が駐車されているかどうかを判断する。空車率算出手段4は、各入出庫検出手段2からの出力を受けて、当該駐車場の空車率を算出する。設定料金算出手段6は、算出された空車率に基づいて設定料金を算出する。表示指示手段7は、表示手段8に対して設定料金を表示するように指示する。表示手段8は、この設定料金を、駐車場を利用しようとしている人に見えるように表示する。記録手段12は、設定料金の時間的変化を時刻料金データとして記録する。
入庫処理手段10は、いずれかの入出庫検出手段2から入庫検出を受けると、当該入庫検出手段2の設置されている駐車場所と入庫時刻とを対応づけて、場所時刻データとして記録手段12に記録する。
精算指示入力手段14は、ユーザからの精算指示入力を受ける。この精算指示入力には、当該ユーザが車を駐車した場所の情報が含まれる。精算処理手段は、この精算指示を受けて、記録手段12から当該場所の入庫時刻を読み出す。この入庫時刻と現在時刻とに基づいて、駐車時間を算出する。さらに、時刻料金データに基づいて入庫時刻に対応する設定料金を算出する。この設定料金と駐車時間とに基づいて、請求金額を算出する。この請求金額は、ユーザに対して表示される。
(2)駐車場管理システムの設置例
図2に、第1の実施形態による駐車場管理システムの設置例を示す。この実施形態では、駐車場所PP1〜PP10の10台分のスペースを確保している。各駐車場所には、センサS1〜S10、ロック板L1〜L10が設けられている。また、精算などの処理を行う精算機20、設定料金などを表示する表示パネル22が設けられている。この実施形態では、液晶表示装置によって表示パネルを構成しているが、その他、プラズマディスプレイなどを用いても良い。
図3に、センサSとロック板Lの動作を示す。センサSは、駐車場所PPの後端部に設けられている。センサSは、超音波発信器および超音波受信器を備えている。超音波送信器は、図の2点鎖線ERで示すように超音波を放射している。
駐車場所PPに車がないときには、超音波受信器は反射波を受信せず、空車であることを検出できる。一方、駐車場所PPに車が停車していると、超音波受信器は車からの反射波を受信するので、車が駐車していることを検出できる。このようにして、センサSは、駐車場所が空車であるか否かの検出信号を出力する。空車であればOFFを出力し、車が駐車されていればONを出力する。
ロック板Lは、ロック板駆動機構(図示せず)によって、倒れた状態24と起立状態26とに駆動される。倒れた状態24であれば、駐車している車は出庫できるが、起立状態26では、ロック板Lが邪魔をして出庫できないようになっている。
(3)駐車場管理システムのハードウエア構成
図4に、駐車場管理システムのハードウエア構成を示す。精算機20は、操作入力のための入力部32、精算金を投入するための入金機構34、精算金などを表示するためのディスプレイ36、各部を制御するCPU38、ハードディスク40、CPU38のワーク領域であるメモリ42、I/Oポート30を備えている。
ハードディスク40には、図5に示すように、管理プログラム50、標準的な設定料金を示す標準設定料金データ52、設定料金の変化履歴を示す設定料金変化データ54、入庫された場所とその時刻とを対応づけて記録する入庫場所時刻データ56、現在の設定料金を記録した現在設定料金データ58などが記録されている。
CPU38は、I/Oポート30を介して、各駐車場所PP1〜PP10に設置されたセンサS1〜S10の出力を取得する。また、CPU38は、I/Oポート30を介して、ロック板駆動機構LC1〜LC10を制御する。
設定料金などを表示するための表示パネル22は、CPU38のバスラインに接続されている。
(4)管理プログラムの処理
図6〜図8に、ハードディスク40に記録された管理プログラムのフローチャートを示す。以下、このフローチャートにしたがって、管理システムの動作を説明する。
図6のステップS1において、CPU38は、いずれかのセンサS1〜S10が、空車状態から入庫状態に変化したかどうかを判断する(つまり、新規入庫があったかどうかを判断する)。たとえばセンサS4からの信号により、新規入庫があったと判断すると、CPU38は、当該センサS4に対応する駐車場所のロック板駆動機構LC4を駆動させて、ロック板L4を起立状態にする(ステップS3)。なお、CPU38は、新規入庫を検出すると直ちにロック板を起立させるのではなく、若干の時間的余裕(たとえば、2分の遅延)をもってロック板起立を行う。
ロック板起立を行った後、CPU38は、内部タイマに基づいて現在時刻を取得する。この現在時刻と入庫された駐車場所を対応づけて、入庫場所時刻データ56としてハードディスクに記録する(ステップS35)。図11に、入庫場所時刻データ56の例を示す。この実施形態では、各駐車場所PP1〜PP10毎に、入庫時刻と出庫時刻を記録するテーブルを用意している。上記のステップS35では、駐車場所に対応するテーブルの入庫時刻欄に、現在時刻が記録される。
CPU38は、上記の処理を行った後、ステップS5以下の設定料金算出処理に進む。
なお、ステップS1において、新規入庫が検出されなければ、精算機20の精算ボタン(入力部20)が押されたかどうかを判断する(ステップS2)。精算ボタンが押されていなければ、ステップS1に戻って処理を繰り返す。精算ボタンが押されていれば、精算処理(ステップS4)を実行した後、ステップS5以下の設定料金算出処理に進む。
ステップS5において、CPU38は、計算のため空車場所カウンタT、空車率をクリアする(ステップS5)。さらに、駐車場所カウンタnもクリアする(ステップS6)。これらカウンタは、メモリ42に記録される。
CPU38は、まず、駐車場カウンタnをインクリメントし「1」とする(ステップS7)。次に、センサSnがONであるかどうか(つまり車が駐車されているかどうか)を判断する(ステップS8)。つまり、n=1であるから、駐車場所PP1に車が駐車されており、センサS1がONであるかどうかを判断する。
センサがOFFであれば(駐車されていなければ)、空車場所カウンタTをインクリメントし(ステップS9)、ステップS10に進む。センサがONであれば(駐車されていれば)、ステップS10に進む。
ステップS10では、CPU38は、駐車場所カウンタnが「10」に達したかどうか(つまり、全ての駐車場所について処理したか)を判断する。nが「10」に達していなければ、再び、ステップS7以下を繰り返し実行する。したがって、nが「10」に達した時には、空車場所カウンタTには、空車となっている場所の数が記録される。たとえば、駐車場が図2のような状況であれば、空車場所カウンタTは「5」となる。
次に、CPU38は、ハードディスク40に記録している標準設定料金データ54を読み出す(ステップS11)。ここでは、標準設定料金データ54として、「200円/時間」が記録されていたものとする。
CPU38は、上記で算出した空車場所カウンタTの値に基づいて、空車率を算出する。つまり、空車率=(T/10)*100を算出する。ここで、「10」は全駐車場所の数である。駐車場所カウンタTが「5」であれば、空車率は、「50%」と算出される。
次に、CPU38は、算出した空車率に基づいて設定料金を算出する。まず、空車率が80%以上かどうかを判断する(ステップS13)。80%以上であれば、設定料金を標準設定料金の5割引として算出する。つまり、「100円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が80%未満であれば、次に、空車率が50%以上であるかどうかを判断する(ステップS14)。50%以上であれば、設定料金を標準設定料金の4割引として算出する。つまり、「120円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が50%未満であれば、次に、空車率が20%以上であるかどうかを判断する(ステップS15)。20%以上であれば、設定料金を標準設定料金の3割引として算出する。つまり、「140円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が20%未満であれば、設定料金を標準設定料金のままとして算出する。つまり、「200円/時間」が設定料金として算出される。
上記のように、CPU38は、空車率に応じた設定料金の算出を行う。次に、CPU38は、算出した設定料金が、ハードディスク40に記録されている現在設定料金データ58と等しいかどうかを判断 する(ステップS20)。等しい場合には、CPU38は、料金変更フラグを「0」にする(ステップS21)。さらに、現在設定料金データ58に算出した設定料金を上書きする(ステップS23)。
現在設定料金データ58と算出した設定料金が異なる場合には、CPU38は、料金変更フラグを「1」にする(ステップS22)。CPU38は、ただちに、設定料金の変更を行わずに、以下のように、変更しても良い状況かどうかを判断した上、設定料金を変更するようにしている。たとえば、連続して車が入庫している状態で、途中から料金が変更(特に上昇)されることは、ユーザにとって心理的に好ましくないからである。
料金変更フラグが「1」の間、CPU38は、図7bに示す処理を、タイマ割り込みによって所定時間ごと(たとえば30秒ごと)に実行する。まず、CPU38は、現在時刻と最新の入庫時刻との差を算出する(ステップS51)。次に、CPU38は、算出した時間差が所定時間(たとえば、3分)よりも大きいかどうかを判断する(ステップS52)。小さければ、車の連続入庫の可能性があるとして、設定料金の変更を行わず終了する。
時間差が所定時間よりも大きければ、車の連続入庫の可能性はないものとして、設定料金変化データ54に現在時刻と新しい設定料金を記録する(ステップS53)。
設定料金変化データ54の例を、図9に示す。この図では、50%割引にて設定料金がスタートし、8時35分に30%割引に料金が変更され、さらに9時55分には割引なしに変更され、18時35分には30%割引に変更されたことが記録されている。
次に、CPU38は、表示パネル22に対して、設定料金の表示金額を変更するように指示する(ステップS54)。これにより、表示パネル22は、設定料金の表示を変更する。
図10に、表示パネル22の表示例を示す。たとえば、現在の空車率が10%であれば、図10Aのような料金表示がなされる。その後、空車率が30%に変化すると、図10Bにように料金表示が変更される。
次に、CPU38は、算出した設定料金を現在設定料金データ58に上書きして修正する(ステップS23)。
上記のような処理を行った後、CPU38は、ステップS1に戻って処理を繰り返す。
次に、精算処理について説明する。精算を行いたいユーザは、精算機20の入力部32から、精算ボタン(図示せず)を押す。さらに、テンキー(図示せず)を使って、自分の車を入庫した駐車場場所番号を入力する。CPU38は、これを受けて、ステップS1、ステップS2を経て、精算処理(ステップS4)に進む。
精算処理のフローチャートを図8に示す。CPU38は、まず、入力された駐車場所番号に基づいて駐車場所を特定する。さらに、入庫場所時刻データ56を読み出して、特定した駐車場所の最新の入庫時刻を取得する(ステップS31)。たとえば、図11に示すような入庫場所時刻データ56が記録されており、駐車場所がPP2であると特定された場合には、入庫時刻として「9時11分」が取得されることになる。
次に、CPU38は、設定料金変化データ54を読み出し、取得した入庫時刻に対応する設定料金を取得する(ステップS32)。図9に示すような設定料金変化データ54が記録されていた場合、「30%引き」が取得される。さらに、標準設定料金データ52を読み出し、入庫時刻における設定料金を算出する。ここでは、30%引きとして、「140円/時間」が設定料金として算出される。
次に、CPU38は、その内部タイマから現在時刻を取得し、入庫場所時刻データ56の当該駐車場所の出庫時刻として書き込む。現在時刻が「13時11分」であるとすれば、図11に示す入庫場所時刻データ56の駐車場所PP2の出庫時刻の欄の2行目に、「13時11分」が書き込まれることになる。
次に、CPU38は、入庫場所時刻データ56に記録された入庫時刻と出庫時刻とに基づいて、利用時間を算出する(ステップS34)。上記の場合であれば、利用時間として「4時間」が算出される。
さらに、CPU38は、利用時間とステップS32において取得した設定料金とに基づいて、精算料金を算出する(ステップS35)。上記の場合であれば、4×140円=560円が精算料金として算出されることになる。CPU38は、算出した精算料金を精算機20のディスプレイ36に表示し、料金投入を促す。
ユーザが、入金機構34に料金を投入すると、入金機構34はCPU38に投入金額を連絡する。CPU38は、精算料金が投入されたかどうかを判断し、まだであれば待機する(ステップS36)。投入されたことが確認できれば、CPU38は、駐車位置のロック板駆動機構LCを駆動させてロック板Lを倒れた状態にする。上記の例では、ロック板L2が倒れた状態に駆動されることになる。これにより、ユーザは、車を出庫することが可能になる。
上記のようにこの実施形態によれば、空車率に応じて、設定料金を自動的に変更して利用予定者に対して表示することができる。また、変更された設定料金に基づいて、精算処理を行うことができる。よって、空車状況に応じた料金設定をして、駐車場の稼働率を向上させることができる。
(5)他の実施形態
上記実施形態においては、設定料金変化データ54を記録しておき、入庫時刻に基づいて、入庫時刻の設定料金を取得して精算をするようにしている。しかし、図12に示す入庫時刻料金データのように、入庫時刻を記録する際(図6のステップS24)に、あわせて、その時の設定料金を記録するようにしてもよい。精算時には、入庫時刻料金データを参照するだけで、精算金額を算出することができる、
また、上記実施形態では、入庫時刻の設定料金×利用時間によって精算料金を算出している。しかし、入庫時刻の設定料金は所定時間まで(たとえば2時間まで)とし、その後は、各時刻における設定料金(あるいは基本設定料金)にて精算するようにしてもよい。この場合、表示パネル22には、図13に示すように料金案内を表示することが好ましい。
また、上記実施形態では、空車率が80%以上なら5割引、50%以上なら4割引、20%以上なら3割引、20%未満なら基本設定料金としている。しかし、入力部20からの入力によって、空車率と割引率とのパターンを変更して設定できるようにしてもよい。
さらに、精算機20に無線受信装置を設けておき、上記のパターン変更を、携帯電話などによって無線通信で変更できるようにしてもよい。
2.第2の実施形態
(1)全体構成
図14に、第2の実施形態における駐車場管理システムの全体構成を示す。入出庫検出手段2は、駐車場の出入口に設置されている。入出庫検出手段2は、ユーザが入庫ボタンを押すまたは可搬性記録媒体を取り出す等の操作をしたことを検出して、入庫を判断する。また、ユーザの精算が済んだことを検出して、出庫を判断する。
空車率算出手段4は、入出庫検出手段2からの出力を受けて、当該駐車場の空車率を算出する。設定料金算出手段6は、算出された空車率に基づいて設定料金を算出する。表示指示手段7は、表示手段8に対して設定料金を表示するように指示する。表示手段8は、この設定料金を、駐車場を利用しようとしている人に見えるように表示する。記録手段12は、設定料金の時間的変化を時刻料金データとして記録する。
入庫処理手段10は、入出庫検出手段2から入庫検出を受けると、ユーザに対して発行した可搬性記録媒体18に記録されている入庫IDと同じ入庫IDを、記録部12に記録する。この際、入庫IDだけでなく、入庫時刻もあわせて記録する(入庫ID時刻データ)。 ユーザは、入庫時に受け取った可搬性記録媒体18を保持する。
精算処理手段16は、ユーザが挿入した可搬性記録媒体18を読み取る(精算指示入力)。可搬性記録媒体18に記録されている入庫IDに基づいて、記録部12に記録されている入庫ID時刻データを参照して、入庫時刻を取得する。この入庫時刻と現在時刻とに基づいて、駐車時間を算出する。さらに、時刻料金データに基づいて入庫時刻に対応する設定料金を算出する。この設定料金と駐車時間とに基づいて、請求金額を算出する。この請求金額は、ユーザに対して表示される。
(2)駐車場管理システムの設置例
図15に、第2の実施形態による駐車場管理システムの設置例を示す。この実施形態では、駐車場所PP1〜PP12の12台分のスペースを確保している。入口Eには、磁気カード(可搬性記録媒体)の発券機60および入口ゲート機構62が設けられている。入口ゲート機構62は、棒状のゲートを備えており、ゲートをおろすことにより、車の侵入を防いでいる。また、ゲートをあげることにより、車の侵入を可能としている。なお、発券機60には、超音波センサSaが設けられており、入口Eに車が入ってきたことを検出できるようになっている。
出口Oには、精算機20および出口ゲート機構66が設けられている。出口ゲート機構62は、棒状のゲートを備えており、ゲートをおろすことにより、車の退出を防いでいる。また、ゲートをあげることにより、車の退出を可能としている。また、出口ゲート機構66には、出口Oに車が存在するか否かを検出する超音波センサSbが設けられている。
また、この駐車場には、設定料金などを表示する表示パネル22が設けられている。この実施形態では、液晶表示装置によって表示パネルを構成しているが、その他、プラズマディスプレイなどを用いても良い。
(3)駐車場管理システムのハードウエア構成
図16に、駐車場管理システムのハードウエア構成を示す。精算機20は、操作入力のための入力部32、精算金を投入するための入金機構34、精算金などを表示するためのディスプレイ36、各部を制御するCPU38、ハードディスク40、CPU38のワーク領域であるメモリ42、磁気カードを読み取るためのカードリーダ74、I/Oポート30を備えている。
ハードディスク40には、図17に示すように、管理プログラム50、標準的な設定料金を示す標準設定料金データ52、設定料金の変化履歴を示す設定料金変化データ54、入庫IDと時刻とを対応づけて記録する入庫ID時刻データ70、現在の設定料金を記録した現在設定料金データ58などが記録されている。
CPU38は、I/Oポート30を介して、入口Eの発券機60に設けられたセンサSaからの検出信号および出口ゲート機構66に設けられたセンサSbからの検出信号を取得する。また、CPU38は、I/Oポート30を介して、発券機60の発券機構72、入口ゲート機構62、出口ゲート機構66を制御する。
設定料金などを表示するための表示パネル22は、CPU38のバスラインに接続されている。
(4)管理プログラムの処理
図18〜図20に、ハードディスク40に記録された管理プログラムのフローチャートを示す。以下、このフローチャートにしたがって、管理システムの動作を説明する。
図18のステップS61において、現在入庫台数Xを「0」にする。なお、システムに電源を入れた際に、既に、入庫台数が「0」でない場合には、現在入庫台数を設定する。
CPU38は、入口Eに設けたセンサSaから車検出信号を受けたったかどうかを判断する(ステップS62)。センサSaからの信号を受けると、CPU38は、発券機構72を制御して、磁気カード18を引き抜き可能な状態に排出する。磁気カード18には、入庫IDが記録されている。
CPU38は、この磁気カードがユーザによって抜き取られたことを検出すると(ステップS63)、当該入庫IDと現在時刻をハードディスクの入庫ID時刻データ70に記録する(ステップS64)。図21に、入庫ID時刻データの例を示す。
次に、CPU38は、入口ゲート機構62を制御して、入口ゲートを開く(ステップS65)。CPU38は、センサSaが車の検出信号を出さなくなると、車がゲートを通過したと判断し(ステップS66)、入口ゲート機構62を制御して、入口ゲートを閉じる(ステップ67)。これにより、車が1台入庫したことになるので、現在入庫台数Xをインクリメントする(ステップS68)。
CPU38は、上記の処理を行った後、ステップS75以下の設定料金算出処理に進む。
なお、ステップS62において、新規入庫が検出されなければ、精算機20の精算ボタン(入力部20)が押されたかどうかを判断する(ステップS69)。精算ボタンが押されていなければ、ステップS62に戻って処理を繰り返す。精算ボタンが押されていれば、精算処理(ステップS70)を実行した後、ステップS71以下を実行する。
精算処理が終わると、CPU38は、出口ゲート機構66を制御して出口ゲートを開く(ステップS71)。続いて、CPU38は、出口ゲート機構66に設けたセンサSbが、車を検出しなくなったかどうかを判断する(ステップS72)。車が検出されなくなると、車が退出したものと判断し、CPU38は、出口ゲート機構66を制御して出口ゲートを閉じる(ステップS73)。さらに、CPU38は、現在入庫台数Xをデクリメントする(ステップS74)。その後、ステップS75以下の設定料金算出処理に進む。
ステップS75において、CPU38は、現在入庫台数Xに基づいて空車場所カウンタTを算出する。つまり、空車場所カウンタT=12−現在入庫台数として算出する。
次に、CPU38は、ハードディスク40に記録している標準設定料金データ54を読み出す(ステップS76)。ここでは、標準設定料金データ54として、「200円/時間」が記録されていたものとする。
CPU38は、上記で算出した空車場所カウンタTの値に基づいて、空車率を算出する(ステップS77)。つまり、空車率=(T/12)*100を算出する。ここで、「12」は全駐車場所の数である。駐車場所カウンタTが「6」であれば、空車率は、「50%」と算出される。
次に、CPU38は、算出した空車率に基づいて設定料金を算出する。まず、空車率が80%以上かどうかを判断する(ステップS78)。80%以上であれば、設定料金を標準設定料金の5割引として算出する。つまり、「100円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が80%未満であれば、次に、空車率が50%以上であるかどうかを判断する(ステップS79)。50%以上であれば、設定料金を標準設定料金の4割引として算出する。つまり、「120円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が50%未満であれば、次に、空車率が20%以上であるかどうかを判断する(ステップS80)。20%以上であれば、設定料金を標準設定料金の3割引として算出する。つまり、「140円/時間」が設定料金として算出される。
空車率が20%未満であれば、設定料金を標準設定料金のままとして算出する。つまり、「200円/時間」が設定料金として算出される。
上記のように、CPU38は、空車率に応じた設定料金の算出を行う。次に、CPU38は、算出した設定料金が、ハードディスク40に記録されている現在設定料金データ58と等しいがどうかを判断する(ステップS85)。等しい場合には、CPU38は、料金変更フラグを「0」にする(ステップS86)。さらに、現在設定料金データ58に算出した設定料金を上書きする(ステップS88)。
現在設定料金データ58と算出した設定料金が異なる場合には、CPU38は、料金変更フラグを「1」にする(ステップS87)。CPU38は、ただちに、設定料金の変更を行わずに、以下のように、変更しても良い状況かどうかを判断した上、設定料金を変更するようにしている。たとえば、連続して車が入庫している状態で、途中から料金が変更(特に上昇)されることは、ユーザにとって心理的に好ましくないからである。
料金変更フラグが「1」の間、CPU38は、図7bに示す処理を、タイマ割り込みによって所定時間ごと(たとえば30秒ごと)に実行する。まず、CPU38は、現在時刻と最新の入庫時刻との差を算出する(ステップS51)。次に、CPU38は、算出した時間差が所定時間(たとえば、3分)よりも大きいかどうかを判断する(ステップS52)。小さければ、車の連続入庫の可能性があるとして、設定料金の変更を行わず終了する。
時間差が所定時間よりも大きければ、車の連続入庫の可能性はないものとして、設定料金変化データ54に現在時刻と新しい設定料金を記録する(ステップS53)。
設定料金変化データ54の例を、図9に示す。この図では、50%割引にて設定料金がスタートし、8時35分に30%割引に料金が変更され、さらに9時55分には割引なしに変更され、18時35分には30%割引に変更されたことが記録されている。
次に、CPU38は、表示パネル22に対して、設定料金の表示金額を変更するように指示する(ステップS54)。これにより、表示パネル22は、設定料金の表示を変更する。
図10に、表示パネル22の表示例を示す。たとえば、現在の空車率が10%であれば、図10Aのような料金表示がなされる。その後、空車率が30%に変化すると、図10Bにように料金表示が変更される。
次に、CPU38は、算出した設定料金を現在設定料金データ58に上書きして修正する(ステップS88)。
上記のような処理を行った後、CPU38は、ステップS62に戻って処理を繰り返す。
次に、精算処理について説明する。精算を行いたいユーザは、精算機20の入力部32から、精算ボタン(図示せず)を押す。これにより、CPU38は、ステップS62、S69を経て、ステップS70の精算処理に進む。
精算処理のフローチャートを図20に示す。ユーザは、精算機20の磁気カードリーダ74に磁気カード18を挿入する。これを受けて、CPU38は、磁気カード18に記録された入庫IDを読み取る(ステップS91)。
CPU38は、入庫ID時刻データ70をハードディスク40から読み出す。読み取った入庫IDに基づいて、入庫ID時刻データ70を参照し、当該入庫IDに対応する入庫時刻を取得する(ステップS92)。たとえば、図21に示すような入庫ID時刻データ70が記録されており、磁気カード18に記録された入庫IDが003である場合には、入庫時刻として「9時45分」が取得されることになる。
次に、CPU38は、設定料金変化データ54を読み出し、取得した入庫時刻に対応する設定料金を取得する(ステップS93)。図9に示すような設定料金変化データ54が記録されていた場合、「30%引き」が取得される。さらに、標準設定料金データ52を読み出し、入庫時刻における設定料金を算出する。ここでは、30%引きとして「140円/時間」が設定料金として算出される。
次に、CPU38は、その内部タイマから現在時刻を取得し、入庫ID時刻データ70の当該入庫IDの出庫時刻として書き込む(ステップS94)。現在時刻が「13時11分」であるとすれば、図21に示す入庫ID「003」の出庫時刻の欄に、「13時11分」が書き込まれることになる。
次に、CPU38は、入庫ID時刻データ70に記録された入庫時刻と出庫時刻とに基づいて、利用時間を算出する(ステップS95)。上記の場合であれば、利用時間として「4時間」が算出される。
さらに、CPU38は、利用時間とステップS93において取得した設定料金とに基づいて、精算料金を算出する(ステップS96)。上記の場合であれば、4×140円=560円が精算料金として算出されることになる。CPU38は、算出した精算料金を精算機20のディスプレイ36に表示し、料金投入を促す。
ユーザが、入金機構34に料金を投入すると、入金機構34はCPU38に投入金額を連絡する。CPU38は、精算料金が投入されたかどうかを判断し、まだであれば待機する(ステップS97)。投入されたことが確認できれば、CPU38は、図18のステップS71以下を実行する。
上記のようにこの実施形態によれば、空車率に応じて、設定料金を自動的に変更して利用予定者に対して表示することができる。また、変更された設定料金に基づいて、精算処理を行うことができる。よって、空車状況に応じた料金設定をして、駐車場の稼働率を向上させることができる。
(5)他の実施形態
上記実施形態においては、入庫IDを磁気カード18に記録しておき、精算機20のハードディスク40に、入庫ID時刻データ70を記録して入庫時間を対応づけるようにしている。しかし、入庫時に磁気カード18に入庫時刻を記録するようにしてもよい。精算時には、磁気カード18に記録された入庫時刻と現在時刻とに基づいて利用時間を算出し、入庫時間に基づいて設定料金を算出し、精算を行うことができる。
なお、上記実施形態では、設定料金変化データ54を記録しておき、磁気カード18に記録された入庫IDに対応する入庫時刻に基づいて、入庫時刻の設定料金を取得して精算をするようにしている。しかし、入庫時に磁気カード18に設定料金を記録するようにしてもよい。精算時には、磁気カード18を読みとるだけで、入庫時の設定料金を取得することができる。
また、上記実施形態では、入庫時刻の設定料金×利用時間によって精算料金を算出している。しかし、入庫時刻の設定料金は所定時間まで(たとえば2時間まで)とし、その後は、各時刻における設定料金(あるいは基本設定料金)にて精算するようにしてもよい。この場合、表示パネル22には、図13に示すように料金案内を表示することが好ましい。
また、上記実施形態では、空車率が80%以上なら5割引、50%以上なら4割引、20%以上なら3割引、20%未満なら基本設定料金としている。しかし、入力部20からの入力によって、空車率と割引率とのパターンを変更して設定できるようにしてもよい。
さらに、精算機20に無線受信装置を設けておき、上記のパターン変更を、携帯電話などによって無線通信で変更できるようにしてもよい。
上記実施形態では、ユーザが精算ボタンを押すことによって精算指示を与えている。しかし、出口ゲートに設けたセンサS2によって車を検出すれば、CPU38は、これを精算指示であるとして処理を進めるようにしてもよい。
3.その他の実施形態
(1)上記実施形態では、予め記録されたパターンにしたがって、空車率に基づいて設定料金を変更するようにしている。しかし、固定的なパターンではなく、自動的に設定料金を変更するようにしてもよい。
たとえば、1日を15個の時簡帯に分ける。第1時間帯:0時〜5時59分、第2時間帯:6時〜6時59分、第3時間帯:7時〜7時59分・・・というように設定する。また、休日(土曜、日曜、祭日)と平日とに分ける。したがって、30個のグループに分けることができる。
CPU39は、内蔵のカレンダーにより休日と平日の区別をし、各時間帯ごとに設定料金を決定する。開始時には、それぞれについて標準設定料金(100%)が割り当てられる。図22Aに、開始時の平日の設定料金テーブルを示す。
次に、CPU38は、当日が平日であれば、この平日用の設定料金テーブルのとおり運用する。
1日が終了すると、CPU38は、各時間帯における平均空車率を算出する。ここで、各時間帯における平均空車率とは、その時間帯において、各駐車場所の空車時間率(空車であった時間/全時間)の平均値である(第1の実施形態の場合)。あるいは、当該時間帯における各分における空車率の平均値である(第2の実施形態の場合)。
次に、CPU38は、各時間帯の平均空車率に基づいて、設定料金テーブルの料金を修正する。修正アルゴリズムは次のとおりである。平均空車率が0%である時間帯は、料金を5%増加させる。平均空車率が1%〜10%である時間帯は、料金をそのままとする。平均空車率が11%〜30%である時間帯は、料金を5%減少させる。平均空車率が30%〜60%である時間帯は、料金を10%減少させる。平均空車率が60%以上である時間帯は、料金を15%減少させる。
たとえば、図22Aの設定料金テーブルに基づいて運用した結果、0時から5時59分までの平均空車率が70%であった場合、料金は現在のテーブルに記載されている料金の85%に修正される(図22B参照)。
このように修正された料金テーブルは、次の平日に使用され、さらにまたその実績によって修正が加えられる。このようにして、常に最適な設定料金を自動的に得ることができる。なお、休日用の料金テーブルについても同様に運用されて修正される。
上記では、休日か平日か、時間帯によって30個のグループを作り、各グループごとに運用実績を考慮して料金を修正するようにしている。しかし、曜日、天気(特に雨降りか否か)、気温、季節などを考慮に入れてグループ分けをしてもよい。
(2)図23に示すように、複数の駐車場に設置されている精算機20a〜20nを通信手段(有線・無線を問わない)によって、統括制御装置88に接続するようにしてもよい。なお、統括制御装置88には、通常のPCを用いることができる。
各精算機20a〜20nのCPUは、現在の設定料金(または空車率)を、統括制御装置88に送信する送信手段を有している。統括制御装置88のCPUは、受信手段によってこれを受けて、統合手段によって全ての駐車場の設定料金(または空車率)を統合する。統合した設定料金(空車率)を、送信手段により各精算機20a〜20nに送信する。
各精算機20a〜20nのCPUは、送られてきた全ての駐車場の設定料金(空車率)を受信手段によって受信する。さらに、これに基づいて、図24のような地図を表示パネル22に表示する。これにより、ユーザは、どこの駐車場が格安であるか(空いているか)を知ることができる。なお、この表示パネル22は、必ずしも駐車場に設ける必要はなく、駐車場から離れた位置に情報ボードとして設置してもよい。また、統括制御装置88がインターネット上のウエブサーバも兼ねていれば、インターネットを介して、各駐車場の状態を閲覧することができる。
また、各精算機20a〜20nのCPUは、選択手段によって最も格安の(空車率の高い)駐車場とその設定料金を選択して表示するようにしてもよい。また、統括制御装置88は、最も格安の(空車率の高い)駐車場とその設定料金を、各精算機20a〜20nに送信するようにしてもよい。各精算機20a〜20nのCPUは、最も安い駐車場とその料金を表示パネル22に表示することができる。
上記各実施形態では、CPUを用いて図1および図14の各機能を実現しているが、その一部または全部をハードウエアロジックによって構成してもよい。
第1の実施形態による駐車場管理システムの全体構成図である。 図1の駐車場管理システムを駐車場に適用した場合を示す図である。 センサSとロック板Lの動作を示す図である。 図1の駐車場管理システムのハードウエア構成である。 ハードディスク40に記録された内容を示す図である。 管理プログラム50のフローチャートである。 管理プログラム50のフローチャートである。 管理プログラム50のフローチャートである。 管理プログラム50のフローチャートである。 設定料金変化データの例を示す図である。 表示パネル22の表示例である。 入庫場所時刻データの例である。 入庫時刻料金データの例である。 表示パネル22の表示例である。 第2の実施形態による駐車場管理システムの全体構成図である。 図14の駐車場管理システムを駐車場に適用した場合を示す図である。 図14の駐車場管理システムのハードウエア構成である。 ハードディスク40に記録された内容を示す図である。 管理プログラム50のフローチャートである。 管理プログラム50のフローチャートである。 管理プログラム50のフローチャートである。 入庫ID時刻データの例を示す図である。 料金テーブルの例である。 他の実施形態によるシステムの構成を示す図である。 表示パネル22の表示例である。
符号の説明
2・・・入出庫検出手段
4・・・空車率算出手段
6・・・設定料金算出手段
8・・・表示手段
10・・・入庫処理手段
12・・・記録部
14・・・精算指示入力手段
16・・・精算処理手段

Claims (13)

  1. 駐車場における車の入庫または出庫を検出する入出庫検出手段と、
    入出庫検出手段によって検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出する空車率算出手段と、
    空車率算出手段によって算出された空車率に基づいて設定料金を算出する設定料金算出手段と、
    設定料金算出手段によって算出された設定料金を表示手段に出力する表示指示手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  2. 請求項1の駐車場管理システムにおいて、
    前記設定料金算出手段は、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録部に記録し、
    入出庫検出手段は、駐車場の各駐車場所に設けられており、
    入出庫検出手段が入庫を検出すると、当該入出庫検出手段が設けられた駐車位置に対応付けた入庫時刻を、入庫場所時刻データとして記録手段に記録する入庫処理手段と、
    駐車場所を指定した精算指示を受ける精算指示入力手段と、
    入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫場所時刻データに基づいて、当該駐車場所に対応する入庫時刻を取得し、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  3. 請求項1の駐車場管理システムにおいて、
    入出庫検出手段は、駐車場の各駐車場所に設けられており、
    入出庫検出手段が入庫を検出すると、当該入出庫検出手段が設けられた駐車位置に対応付けた入庫時刻および当該入庫時刻において設定料金算出手段が設定している設定料金を、入庫時刻料金データとして記録手段に記録する入庫処理手段と、
    駐車場所を指定した精算指示を受ける精算指示入力手段と、
    入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫時刻料金データに基づいて、精算料金を算出する精算処理手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  4. 請求項1の駐車場管理システムにおいて、
    前記設定料金算出手段は、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録手段に記録し、
    入出庫検出手段は、駐車場の出入口に設けられており、
    入出庫検出手段が入庫を検出すると、入庫IDに対応付けた入庫時刻を、入庫ID時刻データとして記録手段に記録するとともに、ユーザに対して入庫IDを記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、
    可搬性記録媒体に記録された入庫IDを読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、
    入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている入庫ID時刻データに基づいて、当該入庫IDに対応する入庫時刻を取得し、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  5. 請求項1の駐車場管理システムにおいて、
    前記設定料金算出手段は、各時刻における設定料金の変化を、設定料金データとして記録手段に記録し、
    入出庫検出手段は、駐車場の出入口に設けられており、
    入出庫検出手段が入庫を検出すると、ユーザに対して入庫時刻を記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、
    可搬性記録媒体に記録された入庫時刻を読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、
    入力された精算指示を受けて、記録手段に記録されている設定料金データを参照して、当該入庫時刻の設定料金を取得し、当該設定料金および入庫時刻に基づいて精算料金を算出する精算処理手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  6. 請求項1の駐車場管理システムにおいて、
    入出庫検出手段は、駐車場の出入口に設けられており、
    入出庫検出手段が入庫を検出すると、ユーザに対して入庫時刻および当該入庫時刻において設定料金算出手段が設定している設定料金を記録した可搬性記録媒体を排出する入庫処理手段と、
    可搬性記録媒体に記録された入庫時刻および設定料金を読み取り、ユーザからの精算指示を受ける精算指示入力手段と、
    入力された精算指示を受けて、入庫時刻および設定料金に基づいて精算料金を算出する精算処理手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかの駐車場管理システムにおいて、
    前記設定料金算出手段は、空車率に基づいて設定料金を算出した結果、設定料金を変更する必要が生じた場合に、入庫時刻から所定時間以上経過しても次の入庫がない状況となってから設定料金の変更を行うことを特徴とするもの。
  8. 請求項1〜7のいずれかの駐車場管理システムにおいて、
    前記設定料金算出手段は、記録手段に記録された空車率と設定料金との対応データに基づいて設定料金を決定するものであり、
    記録手段には、複数の対応データが記録されており、
    記録手段に記録されたいずれの対応データを用いるかを設定する料金パターン設定手段を備えたことを特徴とするもの。
  9. 請求項8の駐車場管理システムにおいて、
    前記料金パターン設定手段は、無線携帯端末からの指令を受けて、対応データの設定を行うことを特徴とするもの。
  10. 請求項1〜9のいずれかの駐車場管理システムであって、複数の駐車場に設置された駐車場管理システムと、
    各駐車場管理システムと通信可能に設けられたサーバ装置と、
    を備えた駐車場統合管理システムであって、
    前記サーバ装置は、各駐車場管理システムから空車率または設定料金を受信する受信手段と、
    各駐車場管理システムからの空車率または設定料金を統合する統合手段と、
    統合された空車率または設定料金を、各駐車場管理システムに送信する送信手段とを備え、
    前記駐車場管理システムの表示手段は、送信されてきた他の駐車場の空車率または設定料金も表示することを特徴とするもの。
  11. 請求項1〜9のいずれかの駐車場管理システムであって、複数の駐車場に設置された駐車場管理システムと、
    各駐車場管理システムと通信可能に設けられたサーバ装置と、
    を備えた駐車場統合管理システムであって、
    前記サーバ装置は、各駐車場管理システムから設定料金を受信する受信手段と、
    各駐車場管理システムからの設定料金のうち最も低額の駐車場を選択する選択手段と、
    選択された駐車場および設定料金を、各駐車場管理システムに送信する送信手段とを備え、
    前記駐車場管理システムの表示手段は、送信されてきた設定料金の最も低額な駐車場およびその設定料金も表示することを特徴とするもの。
  12. 駐車場における車の入庫または出庫を検出する入出庫検出手段と、
    入出庫検出手段によって検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出する空車率算出手段と、
    空車率算出手段によって算出された過去の空車率に基づいて設定料金を変更する設定料金算出手段と、
    設定料金算出手段によって算出された設定料金を表示手段に出力する表示指示手段と、
    を備えた駐車場管理システム。
  13. 駐車場における車の入庫または出庫を検出し、
    検出された入出庫に基づいて、当該駐車場における空車率を算出し、
    算出された空車率に基づいて設定料金を算出し、
    算出された設定料金を表示する、
    駐車場管理方法。
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