JP2006171834A - 電子フォームモジュール及び電子フォーム処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ入力前の使用する時点で電子フォームを構成する項目を種別毎に明確化すると共に、入力データに基づいて入力不要項目を動的に明確化することで、利用者に必要以上の負担をかけることなく入力を行わせることができる電子フォームシステムを提供する。
【解決手段】 電子フォームシステム100において、端末装置10が有する電子フォームは、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103及び表示テーブル105を予め有している。端末装置10は、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103及び表示テーブル105に基づいて、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるよう明示的に表示する。つまり、電子フォームをダウンロードし、データを入力する前の使用する時点で、利用者は、視覚的に電子フォームを構成する項目の種別を把握することができる。よって、入力前段階で電子フォームの入力にかかる負荷を判断することができ、利用者の心理的負担を軽減することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、利用者による電子フォームへの入力を支援する技術に関する。
従来から、利用者が入力したデータに対応して、次の入力欄を表示したり、入力欄を制御したりする電子フォームが知られている(例えば、特許文献1)。また、利用者が入力したデータに対応して、各処理段階において利用者が入力すべき項目を強調表示する電子フォームが知られている(例えば、特許文献2)。このような電子フォームは、利用者が入力したデータに基づいて次の項目を新たに表示させたり、強調したりすることで入力支援機能を発揮している。
しかし、従来の電子フォームは、利用者が電子フォームをダウンロードして使用する時点で、どの項目が必須項目、未確定項目、任意項目であるかを明確化するものではなかった。即ち、従来の電子フォームは、利用者がデータを入力した時点で初めて入力支援機能を発揮するものであり、入力前の使用する時点で入力支援機能を発揮するものではなかった。また、従来の電子フォームは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式で表示される場合、スクロールやページ切り換えをしなければ、利用者が電子フォーム全体を確認することができなかった。即ち、従来のHTML形式の電子フォームは、利用者が一目で電子フォームを構成する全ての項目を把握することは困難であった。
一方、紙媒体による申込において利用者は、その申込処理に際して「どれだけの記載が必要か」、「どの程度の要求事項があるのか」、「どれだけ手間がかかるのか」といったことを申込書等から視覚的に判断し、あまりに負荷がかかると判断した場合にはその申込を止めてしまうことが多く見られる。
特開2002−83260号公報 特開2003−6558号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、データ入力前の使用する時点で電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明確化して表示すると共に、入力データに基づいて入力不要項目を動的に明確化することで、利用者に必要以上の負担をかけることなく入力を行わせる電子フォームを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、複数の項目から構成される電子フォームに関するデータを含み、コンピュータ上で動作する電子フォームモジュールであって、前記電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、前記項目の種別を定義する項目情報と、前記種別の表示を定義する表示情報と、前記フォーム定義情報、前記項目情報及び前記表示情報に基づいて、前記電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明示的に表示する表示機能と、備える。
本発明の別の観点では、データ部分と、コンピュータ上で実行されるプログラム部分とを有する電子フォーム処理プログラムであって、前記データ部分は、複数の項目から構成される電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、前記項目の種別を定義する項目情報と、前記種別の表示を定義する表示情報と、を有し、前記プログラム部分は、前記フォーム定義情報、前記項目情報及び前記表示情報に基づいて、前記電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明示的に表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記のように構成された電子フォームモジュール又は電子フォーム処理プログラムを有するコンピュータにおいて、電子フォームは、複数の項目から構成されており、各項目には種別が割り当てられている。また、電子フォームモジュール又は電子フォーム処理プログラムは、フォーム定義情報、項目情報及び表示情報を予め有している。コンピュータは、フォーム定義情報、前記項目情報及び前記表示情報に基づいて、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるよう明示的に表示する。つまり、電子フォームをダウンロードし、データを入力する前の時点で、利用者は、視覚的に電子フォームを構成する項目の種別を把握することができる。よって、入力前段階で電子フォームの入力にかかる負荷を判断することができ、利用者の心理的負担を軽減することができる。
上記電子フォームモジュールの一態様では、前記項目は、他の項目に対する入力に応じて種別が変化する未確定項目を含む。ここで、未確定項目とは、利用者の入力内容や選択内容により種別が変化する項目である。これによれば、利用者の入力データにより種別が動的に変化する未確定項目であっても、変化後の種別毎に視覚的に区別できるように明示的に表示することができる。
上記電子フォームモジュールの一態様では、前記種別は、必須項目、未確定項目、入力不要項目及び任意項目を含むものであって、前記項目情報は、前記未確定項目が必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかになる場合の条件が規定されており、前記電子フォームに入力されたデータを入力データとして取得する入力データ取得機能と、前記入力データが前記項目情報に規定された条件に合致するか否かを判定する判定機能と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記未確定項目を必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかに特定する特定機能と、をさらに備える。
上記のように構成された電子フォームモジュールを有するコンピュータにおいて、各項目に割り当てられている種別は、必須項目、未確定項目、入力不要項目及び任意項目である。ここで、必須項目とは、必ずデータを入力しなければならない項目である。入力不要項目とは、利用者が入力する必要がない項目である。未確定項目とは、利用者の入力内容や選択内容により種別が変化する項目であって、未確定項目は、必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかに変化するものとする。つまり、未確定項目は、利用者の入力したデータに基づいて種別が動的に変化する項目である。コンピュータは、取得した入力データが項目情報に規定された条件に合致するか否かを判定し、その判定結果に基づいて未確定項目を必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかに特定する。これによれば、電子フォームの項目を、利用者の入力データにより動的に変化した後の種別毎に視覚的に区別できるよう明示的に表示することができる。つまり、データを入力した後動的に変化した項目の種別を、利用者は視覚的に容易に把握することができる。
上記電子フォームモジュールの他の一態様では、前記必須項目の位置にカーソルを移動させるタブ機能をさらに備える。これによれば、利用者は容易に必須項目への入力を行うことができる。また、利用者によるデータの入力漏れを防止することができる。
上記電子フォームモジュールのさらに他の一態様では、前記表示情報は、各種別を表示する形態を定義する。各種別を区別して表示する方法としては、具体的に、項目を色分けする方法、タイトル項目名を太字にする方法、タイトル項目名を囲み文字としてネガ/ポジの形式で反転させる方法、入力項目枠を細枠から太枠に変化させる方法、入力項目枠を実線から破線に変化させる方法、入力項目枠をフラッシュ表示にする方法などが考えられる。よって、表示情報は、上記各方法に対応する各形態を定義している。これによれば、電子フォームモジュールを有するコンピュータは、例えば、電子フォームを構成する全ての項目を、種別毎に色分けして表示することができる。具体的に必須項目は赤色、入力不要項目は灰色等に定義されている場合、利用者は、各項目の色に基づいて視覚的に容易に種別を把握することができる。よって、電子フォームを入力する際の手間の判断や電子フォームを入力する目的の把握を的確に行うことができる。
本発明によれば、データ入力前の使用する時点で電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明確化して表示すると共に、入力データに基づいて入力不要項目を動的に明確化することで、利用者に必要以上の負担をかけることなく入力を行わせることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[電子フォームシステム]
まず、本発明の電子フォームシステムについて図1及び図2を参照して説明する。図1は、電子フォームシステム100の概略構成を示す。また、図2は、電子フォームの例である。
図1に示す電子フォームシステム100は、電子フォームをダウンロードして使用する時点で、当該電子フォームを構成する項目を種別毎に明確化することで、利用者がデータを入力する前の段階で電子フォームへの入力、即ち申込にかかる負荷を判断可能とするものである。また、電子フォームシステム100は、利用者の入力データに基づいて入力不要項目を動的に明確化することで、利用者の入力支援を行うものである。ここで、電子フォームとは、図2に示すように、複数の項目、罫線、枠などから構成されている。なお、項目には、「K01」や「K02」といった各項目を識別する項目IDが付与されている。
図1に示すように、電子フォームシステム100において、利用者が使用する端末装置10と、サーバ12とはネットワーク2を介して通信可能に接続されている。ネットワーク2の1つの好適な例はインターネットである。ここで、端末装置10とは、各利用者が使用しており、ネットワーク2を介してサーバ12から電子フォームをダウンロードすることが可能なパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等である。また、サーバ12は、電子フォームデータベース(以下、「DB」と呼ぶ。)14に接続されている。電子フォームDB14には、種々の申込に必要な複数の電子フォームが格納されている。
利用者は、詳細は後述するが、端末装置10を使用してサーバ12からダウンロードした電子フォームを表示し、必要な項目にデータ入力を行うことで、所定の申込に必要な書類を作成するものとする。ここで、所定の申込とは、Web利用による各種申請で用いられる電子フォームによる申込であり、具体的には、金融機関におけるインターネットバンキングの各種申込、ホテル・旅館・公共施設などの各種施設利用予約申込、ポイントカードの会員申込、ポイント交換申込、自動車保険や海外旅行傷害保険などの保険申込、ツアー旅行申込、各種新規契約申込、契約内容変更申込等が挙げられる。
次に、本システムにおいて電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明確化する方法の概要について図3を参照して述べておく。図3は、種別毎に区別して表示された電子フォームの例である。本実施形態において、種別は「必須項目」、「未確定項目」、「任意項目」、「入力不要項目」の4種類とする。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、種別は任意に設定することができる。
必須項目とは、利用者が必ずデータを入力しなければならない項目である。例えば、会員向けリゾート施設利用申込の場合、必須項目は、会員番号、氏名、住所、電話番号、利用日、宿泊人数、付帯サービス付加、食事付加等が考えられる。未確定項目とは、利用者の入力内容や選択内容により種別が変化する項目であって、本実施形態において未確定項目は、必須項目又は入力不要項目に変化するものとする。例えば、会員向けリゾート施設利用申込の場合、未確定項目は、施設利用者数、食事必要者数、種類等が考えられる。任意項目とは、利用者が任意でデータを入力する項目である。例えば、会員向けリゾート施設利用申込の場合、任意項目は、利用実績の有無、過去利用回数、利用にあたっての要望等が考えられる。入力不要項目とは、例えば管理者がデータを入力する等の理由で利用者が入力することができない項目やデータを入力する必要がない項目である。例えば、会員向けリゾート施設利用申込の場合、入力不要項目は、受付者ID、会員種別、付帯サービス利用確認等が考えられる。
利用者は電子フォームによる申込をしたいと考えた場合、まず、端末装置10により、ネットワーク2を介してサーバ12から当該申込に対応する電子フォームを要求する。サーバ12は、電子フォームDB14から利用者が要求する電子フォームを抽出し、端末装置10に送信する。そして、端末装置10は、取得した電子フォームを表示する。このとき、電子フォームは、図3(a)に示すように、各項目が、必須項目、未確定項目、任意項目、入力不要項目のいずれに該当するかが視覚的に判断できる状態で表示される。具体的に、図3(a)によれば、必須項目は白、未確定項目は縦線、任意項目は斜線、入力不要項目は網掛けで表示されている。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の色を利用することにより項目を種別毎に明確化して表示することができる。
このように、Web申込等で使用される電子フォームにおいて、サーバ12からダウンロードして使用する入力前の段階で、利用者にどの項目が必須項目、未確定項目、任意項目、入力不要項目であるかを、背景色や文字色等の違いにより視覚的に把握させることで、利用者にやさしい電子フォームを提供することができる。
利用者は、端末装置10を使用して表示した電子フォームにデータを入力する。つまり、必須項目や任意項目への入力を行う。具体的に、図3(a)に示すような電子フォームが表示されている場合、利用者は、まず、最上段の必須項目欄において、A又はBのいずれかを選択してチェックをする。このとき、電子フォームは、後述する項目テーブルと必須項目欄への入力データとに基づいて、中段の未確定項目欄A又はBのいずれか一方を必須項目に特定し、他方を入力不要項目に特定する。即ち、利用者の入力データに基づいて、未確定項目を必須項目又は入力不要項目へ動的に種別を変化させる。例えば、利用者が必須項目欄においてAにチェックをした場合、電子フォームは、図3(b)に示すように、未確定項目欄Aを白、未確定項目欄Bを網掛けで表示する。これによれば、利用者は、自分の入力によって、未確定項目欄Aが必須項目欄Aに、未確定項目欄Bが入力不要項目欄Bに変化したことを即座に視認することができる。なお、中段の任意項目欄は、利用者の入力データに基づいて特に変化しないので、図3(a)及び図3(b)に示す場合共に、斜線で表示される。
このように、初期状態から利用者の入力に応じて、未確定項目や任意項目を必須項目や入力不要項目に変化させることで、各処理過程で「最低限必要な項目があとどれだけあるのか」を利用者は容易に確認することができる。
上述のように項目の種別を視覚的に区別できるよう表示された電子フォームによれば、不慣れな利用者であっても、スムーズにデータ入力を行うことができる。このとき、端末装置10が有するタブキーを利用して、複数の項目の中で、必須項目のみにカーソルを移動させるようにすることもできる。つまり、利用者は必須項目のみにデータ入力を行いたいと考えた場合、タブキーを利用して迅速に入力を行うことができる。また、必須項目に入力完了チェックをかけることで、必須項目が未入力である場合に申し込み送信やプリントアウトといった次の処理に移行できなくすることができる。これにより、入力漏れを防止することができる。
なお、本発明において、端末装置10は、電子フォームを構成する全ての項目を1つの画面上に表示することとする。具体的には、帳票のイメージでスクロール等を利用することなしに、全ての項目を1つの画面上に表示する。これは、申込における目的は何であるかを利用者に認識させ、どのくらい入力するかを視覚的に確認させることで、利用者の心理的負担を軽減させるためである。電子フォームを構成する項目が多い場合には、データ入力前の時点で表示する際は縮小表示により全ての項目を1つの画面上に表示し、データ入力する時点で各項目を拡大表示することとしてもよい。
[電子フォーム]
次に、電子フォームの機能について図4を参照して詳しく説明する。図4は、電子フォームの機能ブロック図である。端末装置10がサーバ12からダウンロードする電子フォームは、電子フォームプログラム200を有しており、端末装置10上で電子フォームモジュールとして機能する。具体的に、電子フォームは、図4に示すように、電子フォームプログラム200、フォーム定義テーブル101、入力データ取得機能102、項目テーブル103、表示機能104及び表示テーブル105から構成されている。なお、各機能は、電子フォームを取得した端末装置10が電子フォームプログラム200を実行することにより実現される。
電子フォームプログラム200は、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103及び表示テーブル105に基づいて、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるように表示するプログラムである。また、電子フォームプログラム200は、端末装置10から取得した入力データと、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103及び表示テーブル105とに基づいて、未確定項目を必須項目又は入力不要項目に動的に変化させ、変化後の種別毎に視覚的に区別できるように表示するプログラムである。
フォーム定義テーブル101は、前記電子フォーム上における罫線、枠及び項目の位置を定義する情報である。
入力データ取得機能102は、電子フォームプログラム200に従って、端末装置10から入力データを取得する機能である。
項目テーブル103は、図5に示すように、項目ID、種別及び条件から構成されている。項目IDとは、電子フォームを構成する各項目の識別情報である。種別は、各項目が必須項目、未確定項目、任意項目及び入力不要項目のいずれに該当するかを示す情報である。条件は、種別が未確定項目である項目が、必須項目又は入力不要項目に変化するための条件を規定している。なお、本実施形態では、所定の条件により未確定項目が必須項目又は入力不要項目に変化することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、所定の条件により変化する項目の種別は任意に設定することができる。例えば、未確定項目が任意項目に変化することとしてもよい。
表示機能104は、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103、表示テーブル105及び入力データ取得機能102が取得した入力データに基づいて、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるように表示する機能である。また、表示機能104は、入力データ取得機能102が取得した入力データ及び項目テーブル103の条件に基づいて、未確定項目を必須項目又は入力不要項目に変化させる機能である。
つまり、表示機能104は、利用者が電子フォームをダウンロードし、データ入力前の使用時点で、フォーム定義テーブル101、項目テーブル103及び表示テーブル105に基づいて、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるように表示する。さらに、表示機能104は、利用者による入力データが項目テーブル103の条件に一致するか否かを判定し、一致する場合には、未確定項目を必須項目又は入力不要項目に変化させる。そして、表示機能104は、変化後の項目を種別毎に視覚的に区別できるように表示する。即ち、利用者による入力データに基づいて、電子フォームの表示を動的に変化させる。なお、入力データも項目内に記入された状態で画面上に表示される。
表示テーブル105は、図6に示すように、種別及び色から構成されている。ここで、種別は、各項目が必須項目、未確定項目、任意項目及び入力不要項目のいずれに該当するかを示す情報である。色は、各種別に該当する項目を何色で表示するかを示す情報である。図6によれば、種別が必須項目である項目は赤色で表示される。表示方法は、種別が必須項目の項目枠を赤色にする方法、項目全体を赤色にする方法等種々の方法を適用することができる。これによれば、利用者が各項目の種別を容易に視覚的に認識することが可能となる。なお、図6に示す表示テーブル105によれば、各項目を色により区別することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的に区別する方法としては、タイトル項目名を太字にする方法、タイトル項目名を囲み文字としてネガ/ポジの形式で反転させる方法、入力項目枠を細枠から太枠に変化させる方法、入力項目枠を実線から破線に変化させる方法、入力項目枠をフラッシュ表示にする方法など、種々の方法を本発明に適用することができる。
[入力支援処理]
次に、図7を参照して、上記電子フォームシステム100を構成する端末装置10により実行される入力支援処理について説明する。図7は、入力支援処理のフローチャートである。
利用者は、まず、端末装置10を使用して所定の電子フォームをサーバ12からダウンロードする。端末装置10において、電子フォームが有する電子フォームモジュールは、フォーム定義テーブル101を参照し、ダウンロードした電子フォームの罫線、枠、項目等の位置情報を認識する(ステップS1)。さらに、電子フォームモジュールは、項目テーブル103及び表示テーブル105を参照し、ダウンロードした電子フォームを構成する各項目の種別と、種別毎の表示方法とを認識する(ステップS2)。そして、電子フォームモジュールは、利用者がデータを入力する前の使用する時点で、図3(a)に示すように、電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に視覚的に区別できるように表示する(ステップS3)。
利用者は、次に、表示された電子フォームの必須項目や任意項目に所定のデータを入力する。すると、電子フォームモジュールは、利用者が入力した入力データを取得する(ステップS4)。そして、電子フォームモジュールは、取得した入力データが、図5に示す項目テーブル103の条件に合致するか否かを判定する(ステップS5)。合致すると判定した場合(ステップS5;Yes)、電子フォームモジュールは、項目テーブル103に規定された条件に基づいて、未確定項目の種別を必須項目又は入力不要項目のいずれかに変更し(ステップS6)、ステップS7へ進む。一方、合致しないと判定した場合(ステップS5;No)も、電子フォームモジュールは、ステップS7へ進む。
電子フォームモジュールは、再度、項目テーブル103及び表示テーブル105を参照し、種別変化後の各項目の種別と、種別毎の表示方法とを認識する(ステップS7)。そして、電子フォームモジュールは、利用者のデータ入力により種別が動的に変化した後の項目を、種別毎に視覚的に区別できるように表示する(ステップS8)。このとき、電子フォームモジュールは、ステップS4で取得した入力データに基づいて、当該入力データを対応する項目に入力した状態で表示する。これにより、入力支援処理は完了する。
なお、上記実施形態では、項目を種別毎に色分けして表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、入力不要項目を順次網掛表示によって見えにくくしたり、入力不要項目を削除したりすることも可能である。
このように、本発明によれば、Web等を通じて利用者が各種手続の申込を行う際に、その手続に必要な項目を入力時点で明確化し、且つ、申込内容や選択内容により入力不要となった項目を視覚的に表示して項目から除外していくことで、利用者に必要以上の心理的負担をかけずに申込を行わせることができる。
具体的には、電子フォームをダウンロードして視認した段階で、その電子フォームで必要となる項目に対して、必須項目・未確定項目・任意項目・入力不要項目といった種別を項目の背景色や文字色等で区別させることにより、データ入力の前の段階で申込にかかる負荷を判断可能としている。よって、「入力を始めたら項目が多すぎて途中で負担に感じてしまう」、「申込に本当に必要な項目以外に、任意項目や記入不要項目まで書かされてしまう心配がある」といった従来の弊害を解決することができる。
この電子フォームシステムによって、データ入力前の使用する時点で電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明確化して表示すると共に、入力データに基づいて入力不要項目を動的に明確化することで、利用者に必要以上の負担をかけることなく入力を行わせることができる。
本発明における電子フォームシステムの概略構成を示す図である。 電子フォームの例を示す。 種別毎に区別して表示された電子フォームの例を示す。 電子フォームの機能ブロック図である。 項目テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 表示テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 本発明における入力支援処理のフローチャートである。
符号の説明
2…ネットワーク
10…端末装置
12…サーバ
14…電子フォームDB
100…電子フォームシステム
101…フォーム定義テーブル
102…入力データ取得機能
103…項目テーブル
104…表示機能
105…表示テーブル
200…電子フォームプログラム

Claims (10)

  1. 複数の項目から構成される電子フォームに関するデータを含み、コンピュータ上で動作する電子フォームモジュールであって、
    前記電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、
    前記項目の種別を定義する項目情報と、
    前記種別の表示を定義する表示情報と、
    前記フォーム定義情報、前記項目情報及び前記表示情報に基づいて、前記電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明示的に表示する表示機能と、備えることを特徴とする電子フォームモジュール。
  2. 前記項目は、他の項目に対する入力に応じて種別が変化する未確定項目を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子フォームモジュール。
  3. 前記種別は、必須項目、未確定項目、入力不要項目及び任意項目を含むものであって、
    前記項目情報は、前記未確定項目が必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかになる場合の条件が規定されており、
    前記電子フォームに入力されたデータを入力データとして取得する入力データ取得機能と、
    前記入力データが前記項目情報に規定された条件に合致するか否かを判定する判定機能と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記未確定項目を必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかに特定する特定機能と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子フォームモジュール。
  4. 前記必須項目の位置にカーソルを移動させるタブ機能をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の電子フォームモジュール。
  5. 前記表示情報は、各種別を表示する形態を定義することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子フォームモジュール。
  6. データ部分と、コンピュータ上で実行されるプログラム部分とを有する電子フォーム処理プログラムであって、
    前記データ部分は、
    複数の項目から構成される電子フォームを構成する罫線、枠及び項目を定義するフォーム定義情報と、
    前記項目の種別を定義する項目情報と、
    前記種別の表示を定義する表示情報と、を有し、
    前記プログラム部分は、
    前記フォーム定義情報、前記項目情報及び前記表示情報に基づいて、前記電子フォームを構成する全ての項目を種別毎に明示的に表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする電子フォーム処理プログラム。
  7. 前記項目は、他の項目に対する入力に応じて種別が変化する未確定項目を含むことを特徴とする請求項6に記載の電子フォーム処理プログラム。
  8. 前記種別は、必須項目、未確定項目、入力不要項目及び任意項目から構成されており、
    前記項目情報は、前記未確定項目が必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかになる場合の条件が規定されており、
    前記プログラム部分は、
    前記電子フォームに入力されたデータを入力データとして取得する入力データ取得手段、
    前記入力データが前記項目情報に規定された条件に合致するか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記未確定項目を必須項目、入力不要項目又は任意項目のいずれかに特定する特定手段、としてさらに前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項6に記載の電子フォーム処理プログラム。
  9. 前記プログラム部分は、
    前記必須項目の位置にカーソルを移動させるタブ手段としてさらに前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項7又は8に記載の電子フォーム処理プログラム。
  10. 前記表示情報は、各種別を表示する形態を定義することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の電子フォーム処理プログラム。
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