JP2006171376A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IPSモードを用いた透過表示領域において良好な黒表示が得られ、これにより高コントラストで表示品位に優れた半透過半反射型の液晶表示装置を提供する。
【解決手段】透過表示領域Aと反射表示領域Bとを備えた液晶表示装置であって、反射表示領域Bには、第1基板10側に選択的にパターン形成された反射層11と、第2基板20側に偏光板50の透過軸50pに対して20度〜25度の角度をなす遅相軸21pを有した状態で選択的にパターン形成されたλ/2の位相差層21とを備えている。透過表示領域Bは、インプレーンスイッチモードで電界無印加時に黒表示となる構成である。一方、反射表示領域は、電界無印加時に液晶層30を構成する液晶分子mの配向軸が偏光板40の透過軸と平行に配向してλ/4に相当する位相差を持ち、液晶層30と位相差層21との位相差により黒表示となる構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に関し、特には反射表示領域においてインプレーンスイッチングモードを用いた半透過半反射表示が可能な液晶表示装置に関する。
インプレーンスイッチング(In Plane Switching:IPS)モードの液晶表示装置においては、2枚の基板間に狭持させた液晶層への電界のON/OFFにより、液晶分子を基板面と平行に回転駆動させることで画像表示が行われる。このようなIPSモードの液晶表示装置における光学構成は、基板の外側にクロスニコルに偏光板を配置し、電界をOFFさせた状態では液晶分子の配向軸が一方の偏光板の透過軸に対して平行となり、電界をONさせた状態では液晶分子の配向軸が偏光板の透過軸に対して45°となるように、液晶分子を回転駆動させる。
これにより、電界をOFFさせた状態においては、入射側の偏光板から入射した光は、液晶層において位相差を生じることなく出射側の偏光板に達し、ここで吸収されて黒表示となる。一方、電界をONさせた状態においては、液晶分子の配向方向が偏光板の透過軸に対して45°となり、液晶層を通過する光hに位相差が生じる。そこで、液晶層を通過する光hにλ/2の位相差が生じるように、液晶層の膜厚(セルギャップ)を調整する。これにより、入射側の偏光板から入射した光が、液晶層を通過することにより90°回転した直線偏光となり、出射側の偏光板を透過して白表示となる。
以上のようなIPSモードの液晶表示装置は、広い視野角特性を有することが知られている。また、電界がOFFの状態においては、液晶層に位相差を生じさせることなく黒表示を行うため、光漏れによる黒浮きが生じることがなく、高コントラストでの表示が可能である。
近年、モバイル用途の液晶表示装置として、暗状態、外光下での視認性を向上させた半透過半反射型の液晶表示装置が広く適用されている。半透過半反射型の液晶表示装置は、ECBモードで液晶分子を縦方向にスイッチングさせて表示を行うため、視野角特性が十分ではない。そこで、上述したように、視野角特性に優れたIPSモードを適用した半透過半反射型の実現が望まれている。
ところが、IPSモードの液晶表示装置では、クロスニコルの状態に配置された一方の偏光板と液晶分子の配向軸を一致させて黒表示が行われる。このため、上述した透過型のIPSモードの液晶表示装置の構成において、ただ単に出射側の偏光板と液晶層との間に反射板を設けて反射表示領域を構成しただけでは、電圧無印加時に白表示となってしまい、透過表示領域の黒表示に合わせることができない。
そこで、透過表示領域にλ/2の位相差層を設けることで、電界をOFFにした状態で、液晶層をλ/2層として機能させてクロスニコルに配置した偏光板で透過光を吸収させて黒表示とし、電界をONにした状態で、液晶層における液晶分子を偏光板の透過軸と平行にすることで白表示とする構成が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2003−344837号公報
ところで、表示装置における表示品位を決める1つの要素としてコントラストがあげられる。高いコントラストを得るためには、黒表示の明るさをできるだけ抑える必要がある。そして、半透過半反射型の液晶表示装置においては、特に透過表示領域に対して高いコントラストが要求されている。
しかしながら、特許文献1に開示された液晶表示装置では、透過表示領域および反射表示領域の両方において、位相差板や液晶層の位相差を利用した黒表示が行われる。このため、IPSモード本来の良好な黒表示が得られる透過表示領域においても、位相差板のばらつきや液晶層の厚さのばらつきが黒表示に対して大きな影響を及ぼすようになり、黒浮きが生じやすく、安定して量産することが困難となる。
さらに、液晶層の屈折率は温度に大きく依存するため、周囲の環境の温度によって液晶層の位相差が大きく変化することも、黒表示の安定性を劣化させる要因となる。
そこで本発明は、透過表示領域において良好な黒表示が得られ、これにより高コントラストで表示品位に優れた半透過半反射型の液晶表示装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の液晶表示装置は、透過表示領域と反射表示領域とを備えた液晶表示装置であり、第1基板と第2基板との間に液晶層が挟持されると共に当該液晶層に電界を印加する電極が設けられた液晶パネルと、液晶パネルの外側にクロスニコルに配置された偏光板とを備えている。また、反射表示領域には、反射層とλ/2の位相差層とが選択的にパターン形成されている。このうち、反射層は、第1基板側に設けられている。これに対して位相差層は、その遅相軸が、偏光板の一方の透過軸に対して20度〜25度の角度を保った状態で、第2基板側に設けられている。
そして、透過表示領域は、電界の印加によって前記液晶層を構成する液晶分子が前記液晶パネルの基板面と略平行に回転すると共に、電界無印加時に当該液晶分子の配向軸が偏光板の一方の透過軸と平行に配向して黒表示となるように構成されている。一方、反射表示領域は、電界無印加時に液晶層を構成する液晶分子の配向軸が偏光板の一方の透過軸と平行に配向して当該液晶層がλ/4に相当する位相差を持つと共に、液晶層と位相差層との位相差により黒表示となるように構成されている。
以上のような構成の液晶表示装置は、透過表示領域と反射表示領域とを備えた半透過半反射型の液晶表示装置であり、反射表示領域のみにのみに選択的に位相差層が設けられている。そして、透過表示領域は、電界の印加によって液晶層を構成する液晶分子が液晶パネルの基板面と略平行に回転する、すなわちIPSモードで駆動される。また、電界の無印加時には、当該液晶分子の配向軸が前記偏光板の一方の透過軸と平行に配向して黒表示となるように構成されている。このため、透過表示領域においては、位相差層や液晶層の位相差に係わることのないIPSモード本来の良好な黒表示が行われる。
一方、反射表示領域においても、電界無印加時には、位相差層と液晶層との位相差により黒表示となるように構成されるため、透過表示領域と反射表示領域との表示状態が一致する。この際、λ/2の位相差層とλ/4の位相差層として機能する液晶層の波長依存性が互いに打ち消し合うため、色付きのない黒表示が行われる。
以上説明したように本発明の液晶表示装置は、透過表示領域においてはIPSモード本来の良好な黒表示が行われ、反射表示領域においては位相差層および液晶層における位相差の波長依存性が打ち消された色付きのない黒表示が行われる。このため、コントラストの極めて良好な半透過半反射型の表示を行うことが可能になる。
以下、本発明を適用した実施の形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1(1)は第1実施形態の液晶表示装置の断面構成図であり、図1(2)はこの表示装置における要部の光学構成を説明する平面図である。また、図2および図3はこの表示装置における光学構成を示す模式図である。これらの図に示す液晶表示装置1は、1つの画素にそれぞれ透過表示領域Aと反射表示領域Bとを有する半透過半反射型の液晶表示装置1であり、電圧無印加の際には黒表示が行われるノーマリーブラック(NB)モードとして、以下のように構成されている。
すなわち液晶表示装置1は、第1基板10と、この第1基板10の素子形成面側に対向配置された第2基板20と、これらの第1基板10と第2基板20との間に狭持された液晶層30とからなる液晶パネルを備えている。ここでは、液晶層30が、ネマチック液晶で構成されていることとする。またこの液晶パネルにおいて、第1基板10および第2基板20の外側面には、偏光板40,50が密着状態で設けられている。これらの偏光板40は、クロスニコル状態で設けられていることとする(図2参照)。また、第1基板10側の偏光板40のさらに外側には、透過表示を行うための光源となるバックライト60が設けられている。
このうち第1基板10は、ガラス基板のような透明基板からなり、その液晶層30に向かう面上に、ここでの図示を省略した薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)等の駆動用素子およびこれに接続された電極や配線が設けられ、これらが層間絶縁膜で覆われている。またこの層間絶縁膜上には、反射表示領域Bのみを覆う状態で選択的に反射層11がパターン形成されている。この反射層11が絶縁膜12で覆われている。この絶縁膜12は、後に説明する液晶層30の膜厚(セルギャップga,gb)を調整するための凸パターン12として形成されている。尚、ここでの図示は省略したが、反射層11は、その表面で光散乱させるための凹凸形状に設けられていても良い。
また、透過表示領域Aの層間絶縁膜上、および反射表示領域Bにおける凸パターン12上には、上述した電極や配線を介して駆動用素子に接続された画素電極14と共に、コモン電極15が配置されている。
画素電極14およびコモン電極15は、透過表示領域Aおよび反射表示領域Bを挟んだ両端において、偏光板40,50の透過軸に対して45°をなす方向に平行に延設配置されていることとする(図2参照)。これにより、画素電極14−コモン電極15間に電圧を印加した場合に、第1基板10および第2基板20の基板面に対して平行で、かつ偏光板40,50の透過軸に対して45°をなす向きの電界(横電界)が、液晶層30に対して印加される構成となっている。そして、この横電界により、液晶層30を構成する液晶分子mが、偏光板40,50の透過軸に対して45°なす向きに配向する構成となっている。尚、上述した反射層11が、アルミニウムのような反射特性と導電性とを兼ね備えている場合、この反射層11は、画素電極14またはコモン電極15の中継用電極として用いられていても良い。ただし、画素電極14とコモン電極15とは絶縁状態に保たれることとする。
そして、これらの画素電極14およびコモン電極15の上部には、配向膜17が設けられている。図2中に矢印で透過軸の方向および配向方向を示したように、この配向膜17は、第1基板10側の偏光板40の透過軸に平行で、かつ第2基板20側の偏光板50の透過軸に対して90°となる向きにラビング処理または配向処理されたものであることとする。
尚、透過表示領域Aと反射表示領域Bにおける配向膜17の配向方向は、それぞれが偏光板40または偏光板50の透過軸に対して90°であれば良い。ただし各領域A,Bにおける配向状態の長期的な安定性、信頼性を得ることを考慮すると、透過表示領域Aと反射表示領域Bにおける配向膜17の配向方向は同一であることが好ましい。このため、以下の実施形態においては、各領域A,Bにおける配向膜17の配向方向が同一(第1基板10側の偏光板40の透過軸に平行)である場合を説明する。
以上により、画素電極14およびコモン電極15に電圧を印加しない電界OFF(黒表示)の状態では、液晶分子mの配向軸は偏光板40の透過軸と平行となる。一方、上記電極14−15間に電圧を印加することによりネマチック液晶からなる液晶層30に横電界を印加した電界ON(白表示)の状態では、液晶分子mの配向軸と偏光板40,50の透過軸とのなす角度θ=45°となる。
一方、以上のような第1基板10側の構成に対して、第2基板20は、ガラス基板のような透明基板からなる。この第2基板20の液晶層30に向かう面には、後に詳しく説明する位相差層21がパターン形成され、さらにここでの図示を省略したカラーフィルタが設けられ、これを覆う状態で配向膜22が設けられている。この配向膜22は、第1基板10側に設けられた配向膜17と反平行にラビング処理または配向処理されたものである。
これにより、電界OFF(黒表示)の状態では、液晶層30の膜厚方向にわたって、液晶分子mの配向軸は偏光板40の透過軸と平行となる。一方、電界ON(白表示)の状態では、液晶層30の膜厚方向にわたって液晶分子mの配向軸と偏光板40,50の透過軸とのなす角度θ=45°となる。
また位相差層21は、反射表示領域Bに対してのみ選択的に設けられ、反射層11に対向する状態で配置されていることとする。そして、この位相差層21と上述した凸パターン12との選択的な配置により、透過表示領域Aのセルギャップgaに対する反射表示領域Bのセルギャップgbが調整されている。
ここで、透過表示領域Aのセルギャップgaおよび反射表示領域Bのセルギャップgbは、図4および下記式(1)を参照して次のようにして設定されている。
Figure 2006171376
まず、上記式(1)から、電界ON(白表示)時に、透過表示領域Aにおける明るい白表示を実現するためには、液晶分子mの配向軸mpと偏光板40,50の透過軸50p,40pとのなす角度θ(θ’)=45°に設定された上記状態で、透過表示領域Aにおける液晶層30の位相差Δndを、およそλ/2とすれば良いことがわかる。このため、透過表示領域Aにおけるセルギャップgaは、透過表示領域Aにおける液晶層30の位相差Δnd(a)=λ/2となるように調整されていることとする。
以上のように設定された透過表示領域Aにおけるセルギャップgaに対して、反射表示領域Bにおけるセルギャップgbは、液晶層30の位相差Δnd(b)は、Δnd(b)=Δnd(a)/2=λ/4となるように調整されていることとする。このため、反射表示領域Bにおけるセルギャップgbは、当該反射表示領域Bにおける液晶層30の位相差Δnd(b)=λ/4となるように、すなわちセルギャップga=2gbに調整されていることとする。
そして、以上のように設定された反射表示領域Bにおける位相差Δnd(b)=λ/4に基づき、反射表示領域Bにおいて良好なコントラストを得るためには、黒表示時に可視光領域全体にわたる光の反射を抑えることが重要である。そのためには、反射表示領域Bにおいては、位相差層21と液晶層30とをあわせて広帯域λ/4(可視光の波長帯域でλ/4となる)を形成する必要がある。このため、反射表示領域Bに設ける位相差層21の位相差は、λ/2(550nmの光に対して)であることとする。
尚、反射表示領域Bにおいて、位相差層21と液晶層30とで良好な広帯域λ/4条件とするためには、位相差層21の波長分散と液晶層30の波長分散とのバランスも重要となる。ここで、波長分散係数A=Δn(400nm)/Δn(550nm)とすると、好ましくは0.8<A(液晶層30)/A(位相差層21)<1.3となり、より好ましくは0.9<A(液晶層30)/A(位相差層21)<1.15となるように、各波長分散係数Aを調整しておく。
また、このλ/2の位相差層21は、その遅相軸と偏光板40,50の透過軸40p,50pとのなす角度が20°〜25°度の範囲になるよう設けられていることとする。この値は、次のようなシミュレーション結果から得た。
図5には、上述したように条件設定された液晶表示装置において、位相差層21の遅相軸21pと偏光板40,50の透過軸40p,50pとのなす角度θaを変化させた場合の、透過表示領域におけるコントラストのシミュレーション結果を示す。シミュレーション条件は、光入射角度0°、測定角度0°、偏光板偏光度99.7%、光源D65、波長分散係数A(液晶層30)=1.03、波長分散係数A(位相差層21)=1.02、反射層をミラー面として計算した。尚、光源D65は、光源規格Dにおいて太陽光に近いスペクトルを示す。
図5に示すシミュレーション結果から、位相差層21の遅相軸21pと偏光板40,50の透過軸40p,50pとのなす角度θaが20°〜25°の範囲であれば、透過表示領域において、実使用上耐え得るコントラスト20以上が得られることがわかる。また、角度θa=22.5°で、最も高いコントラストが得られることがわかり、この値を採用することが望ましい。
また、このように構成されたλ/2の位相差層21は、例えば次のようにして得られる。先ず、位相差層21の下地となる第2基板20上に、位相差層21の遅相軸の方向に合わせてラビング等の配向処理が施された配向処理膜を形成する。そして、この配向処理膜の上部に感光性の液晶性ポリマや感光性のネマチック液晶モノマを塗布し、この感光性材料層に対してパターン露光を行った後に現像処理することにより、所定方向を遅相軸とした感光性材料層を反射表示領域Bに残し、これを位相差層21とする。尚、この位相差層21における位相差の大きさは、膜厚、材料の屈折率異方性を変えることにより調整する。
以上のように構成された液晶表示装置1では、バックライトから照射された光hと検光子となる偏光板50側から入射した外光h’のうち、第2基板20側の偏光板50を検光子としてここから出射された光が表示光となる。
次に、この液晶表示装置1の動作を説明する。
図2は、画素電極14およびコモン電極15に対して電圧を印加しない状態(電界OFF時)における配向状態を示す模式図である。この図に示すように、電界OFF時においては、液晶層30内の液晶分子mは、配向膜17,22のラビング方向およびバックライト側の偏光板40の透過軸と平行で、かつ検光子となる偏光板50の透過軸と直交する向きに配向した状態となる。
このため、透過表示領域Aにおいては、偏光板40を通過したバックライトの光hは、この偏光板40の透過軸と平行な向きに液晶分子mを配向させた液晶層30内を、位相差を生じることなくそのまま通過する。このため、光hは、通常のIPSモードにおけるノーマリブラックの表示と同様に、偏光板50において吸収され、透過表示領域Aにおいては黒表示となる。したがって、セルギャップgaや位相差層の影響を全く受けることなく、光漏れのない、黒表示が可能である。
一方、反射表示領域Bにおいては、検光子となる偏光板50側から入射して直線偏光に変換された外光h’は、この偏光板50の透過軸に対して遅相軸がθ=20°〜25°に保たれたλ/2の位相差層21を通過することにより、偏光板50の透過軸に対して2θ=40°〜50°と、おおよそ45°だけ位相がずれた直線偏光となる。
この直線偏光(外光h’)は、偏光板50の透過軸と同一方向に(すなわち直線偏光)に対して45°の角度に液晶分子mを配向させたλ/4の液晶層30を通過することにより、円偏光となって反射層40に達する。その後、外光h’は、反射層40で反射して逆向きの円偏光となり、さらに液晶層30を通過することにより偏光板50の透過軸に対して135°位相がずれた直線偏光となる。さらにこの外光h’は、先のλ/2の位相差層を通過することにより、偏光板50の透過軸に対して270度(90度)位相がずれる。これにより、外光h’は、偏光板50において吸収され、透過表示領域Aにおいては黒表示となる。また、λ/2の位相差層21とλ/4の液晶層30の波長依存性が互いに打ち消しあうので、光の波長依存性がなく、色付きの少ない黒を得ることが可能である。
また図3は、画素電極14およびコモン電極15に対して電圧を印加した状態(電界ON時)における配向状態を示す模式図である。この図に示すように、電界ON時においては、液晶層30に印加される電界により、液晶層30内の液晶分子mは、基板面に平行で、かつ配向膜17,22のラビング方向および偏光板40,50の透過軸に対して45°の向きに配向した状態となる。
このため、透過表示領域Aにおいては、通常のIPSモードにおけるノーマリブラックの表示と同様に、偏光板40を通過したバックライトの光hに対して、液晶層30の部分がλ/2層として機能する。このため、偏光板40を通過した光hが液晶層30を通過することで90°回転した直線偏光となり、クロスニコル状態で配置された偏光板50を透過して白表示となる。
一方、反射表示領域Bにおいては、検光子となる偏光板50側から入射した外光h’は、電界OFF時と同様に、λ/2の位相差層21を通過することにより偏光板50の透過軸に対して45°位相がずれた直線偏光となる。この外光h’は、電界の印加によって偏光板50の透過軸に対して45°をなす方向、すなわち外光h’の偏光方向と平行または垂直に液晶分子mを配向させたλ/4の液晶層30内を、位相差を生じることなくそのまま通過する。そして、次にλ/2の位相差層21を通過することにより45°ずれ、偏光板50の透過軸と平行な直線偏光に戻り、偏光板50を透過して白表示となる。
以上のように、第1実施形態の液晶表示装置1においては、電界OFF時および電界ON時において、反射表示領域Bと透過表示領域Aとにおいて同様のノーマリーブラックの表示を行うことが可能になる。尚、中間調を表示するには、画素電極14およびコモン電極15に印加する電圧により液晶分子mの回転角度を調整し、液晶分子mの配向軸mpと偏光板40,50の透過軸50p,40pとのなす角度θ(θ’)を0°〜45°の範囲で変化させれば良い。
そして特に、透過表示領域においてはIPSモード本来の良好な黒表示が行われ、反射表示領域においては位相差層および液晶層における位相差の波長依存性が打ち消された色付きのない黒表示が行われる。このため、コントラストの極めて良好な半透過半反射型の表示を行うことが可能になる。
<第2実施形態>
図6(1)は、第2実施形態の液晶表示装置の断面構成図であり、図6(2)はこの表示装置における要部の光学構成を説明する平面図である。これらの図に示す液晶表示装置1aが、図1を用いて説明した第1実施形態の液晶表示装置1と異なるところは、透過表示領域Aにも位相差層パターン21aを残した点にあり、その他の構成は同様であることとする。尚、図6においては、図1の液晶表示装置1と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
すなわち、本第2実施形態の液晶表示装置1aにおいては、図1を用いて説明した第1実施形態の液晶表示装置1における第2基板20側に、反射表示領域Bに形成された位相差層21による段差を平坦化する状態で、透過表示領域Aにも位相差パターン21aが残されている。これにより、第2基板20側の配向膜22の下地が平面に構成されている。
この位相差パターン21aは、その遅相軸21apを、偏光板50の透過軸50p(または偏光板の透過軸)と直交させる状態で設けられていることとする。
このような位相差パターン21aは、位相差層21と配向分割させることにより同時に形成される。すなわち、先ず、位相差層21と位相差パターン21aの下地となる第2基板20上に、透過表示領域Aと反射表示領域Bとがそれぞれの配向方向となるように分割処理された配向処理層を形成する。そして、この配向処理層の上に、感光性の液晶ポリマや感光性のネマチック液晶モノマを塗布し、この感光性材料層に対して露光を行った後に現像処理することにより、透過表示領域Aと反射表示領域Bとに、それぞれ所定方向を遅相軸とした感光性材料層からなる位相差層21および位相差パターン21aを得る。
そして、第1基板10側の反射表示領域Bに設けられた凸パターン12の高さのみによって、第1実施形態で説明したと同様にセルギャップga=2gbに調整されている。
このような構成の液晶表示装置1aでは、第1実施形態と同様の光学構成において、透過表示領域Aに設けた位相差パターン21aの遅相軸21apが偏光板50の透過軸50pの向きと一致している。このため、透過表示領域Aにおいて、この位相差パターン21は、第1基板10側から液晶層30を透過してきたバックライト60の光hに対して、影響を及ぼすことはない。
したがって、本第2実施形態の液晶表示装置1であっても、第1実施形態の液晶表示装置1aと同様に、透過表示領域AにおいてはIPSモード本来の良好な黒表示が行われ、反射表示領域Bにおいては位相差層および液晶層における位相差の波長依存性が打ち消された色付きのない黒表示が行われ、コントラストの極めて良好な半透過半反射型の表示を行うことが可能になる。
<第3実施形態>
図7(1)は、第3実施形態の液晶表示装置の断面構成図であり、図7(2)はこの表示装置における要部の光学構成を説明する平面図である。また、図8および図9はこの表示装置における配向状態を示す模式図である。これらの図に示す液晶表示装置1bが、図6を用いて説明した第2実施形態の液晶表示装置1aと異なるところは、反射表示領域Bに、さらに第2の位相差層25を設け、液晶層30のセルギャップをga=gbとした点にあり、他の光学構成は同様であることとする。尚、図7〜9においては、上述した各実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
ここで、反射表示領域Bに設けた第2の位相差層25は、液晶層30と逆位相のλ/4の位相差を有し、λ/2の位相差層21の液晶層30側に設けられていることとする。この第2の位相差層25の遅相軸25pは、偏光板50、40のいずれかの透過軸の向きと一致し、配向膜17,22のラビング方向(配向方向)とのなす角度が90°とになるよう設けられていることとする。そして、液晶層30のセルギャップga=gbとし、λ/2の位相差を有することとする。
またこの場合、液晶層30のセルギャップga=gbとするために、透過表示領域Aには、位相差パターン21aと共に、第2の位相差層25と同一層で配向分割された第2の位相差パターン25aを設ける。第2の位相差パターン25aも、その遅相軸25apを偏光板50の透過軸50p(または偏光板40の透過軸40p)と直交させることにより、光の偏光状態に影響を及ぼすことのない様に構成されていることとする。
次に、この液晶表示装置1bの動作を説明する。
図8は、画素電極14およびコモン電極15に対して電圧を印加しない状態(電界OFF時)における配向状態を示す模式図である。この図に示すように、電界OFF時においては、液晶層30内の液晶分子mは、配向膜17,22のラビング方向およびバックライト側の偏光板40の透過軸と平行で、かつ検光子となる偏光板50の透過軸と直交する向きに配向した状態となる。
そして、透過表示領域Aにおいては、第2実施形態と同様に、遅相軸を偏光板50の透過軸50pの向きと一致させた位相差パターン21aおよび第2の位相差パターン25aを設けている。このため、これらの位相差パターン21aおよび第2の位相差パターン25aが、第1基板10側から液晶層30を透過してきたバックライト60の光hに対して、影響を及ぼすことはない。したがって、第1実施形態および第2実施形態と同様にして、セルギャップgaや位相差層の影響を全く受けることなく、光漏れのない、黒表示が可能である。
一方、反射表示領域Bにおいては、検光子となる偏光板50側から入射して直線偏光に変換された外光h’は、この偏光板50の透過軸に対して遅相軸が20度〜25度に保たれたλ/2の位相差層21を通過することにより、偏光板50の透過軸に対して45°位相がずれた直線偏光となる。この直線偏光(外光h’)は、λ/4の第2の位相差層25を通過することにより、円偏光となって液晶層30に達する。
その後、この円偏光(外光h’)は、第2の位相差層25に対して逆位相のλ/2の液晶層30を通過して逆向きの円偏光となり、さらに反射層40で反射して元の円偏光に戻り、再び液晶層30を通過することによって逆向きの円偏光になる。その後、この円偏光(外光h’)は、液晶層30と逆位相としたλ/4の第2の位相差層25を再び通過することにより、偏光板50の透過軸に対して135°位相がずれた直線偏光となる。さらにこの外光h’は、先のλ/2の位相差層を通過することにより、偏光板50の透過軸に対して270度(90度)位相がずれる。これにより、外光h’は、偏光板50において吸収され、透過表示領域Aにおいては黒表示となる。
また、2/λの位相差を有する液晶層30と、これと逆位相のλ/4の第2の位相差層25とでλ/4層が構成される。このため、このλ/4層と、λ/2の位相差層21とによって良好な高帯域λ/4条件が構成され、光の波長依存性がなく、色付きの少ない黒を得ることも可能である。
また図9は、画素電極14およびコモン電極15に対して電圧を印加した状態(電界ON時)における配向状態を示す模式図である。この図に示すように、電界ON時においては、液晶層30に印加される電界により、液晶層30内の液晶分子mは、基板面に平行で、かつ配向膜17,22のラビング方向および偏光板40,50の透過軸に対して45°の向きに配向した状態となる。
このため、透過表示領域Aにおいては、通常のIPSモードにおけるノーマリブラックの表示と同様に、偏光板40を通過したバックライトの光hに対して、液晶層30の部分がλ/2層として機能する。このため、偏光板40を通過した光hが液晶層30を通過することで90°回転した直線偏光となり、クロスニコル状態で配置された偏光板50を透過して白表示となる。
一方、反射表示領域Bにおいては、検光子となる偏光板50側から入射した外光h’は、電界OFF時と同様に、λ/2の位相差層21とλ/4の第2の位相差層25を通過することにより、円偏光となって液晶層30に達する。
その後、この円偏光(外光h’)は、電界の印加によって偏光板50の透過軸に対して45°をなす方向に液晶分子mを配向させたλ/4の液晶層30内を往復で通過することにより、同じ向きの円偏光となる。その後、この外光h’は、λ/4の第2の位相差層25を再び通過することにより、偏光板50の透過軸に対して45°位相がずれた直線偏光となる。さらにこの外光は、先のλ/2の位相差層21を通過することにより、偏光板50の透過軸と平行な直線偏光に戻り、偏光板50を透過して白表示となる。
以上のように、第3実施形態の液晶表示装置1bにおいても、電界OFF時および電界ON時において、透過表示領域Aと反射表示領域Bとにおいて同様のノーマリーブラックの表示を行うことが可能になる。
また透過表示領域AにおいてはIPSモード本来の良好な黒表示が行われ、反射表示領域Bにおいては、位相差層21、第2の位相差層25、および液晶層30によって波長依存性が打ち消された色付きのない黒表示が行われ、コントラストの極めて良好な半透過半反射型の表示を行うことが可能になる。
また、第2の位相差層25を設けたことにより、透過表示領域Aのセルギャップgaと反射表示領域Bのセルギャップgbとを同一にできるため、セル内に余計な段差等をつけなくても良い。
<第4実施形態>
図10は第4実施形態の液晶表示装置の断面構成図であり、図11および図12はこの表示装置における配向状態を示す模式図である。これらの図に示す液晶表示装置1cと、図1〜3を用いて説明した第1実施形態の液晶表示装置と異なるところは、反射表示領域Bに縦電界を生じさせるように電極を設けた点にあり、透過表示領域Aを含む他の構成は同様であることとする。尚、図10〜12においては、上述した各実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
すなわち、反射表示領域Bにおいては、第1基板10側には、コモン電極を設けず、セルギャップgb調整用の凸パターン12の上部に画素電極14bを設ける。そして、この画素電極14bを覆う状態で、第1実施形態と同様の配向膜17を設ける。また、第2基板20側には、位相差層21の上方に画素電極14bに対向させて対向電極27を設ける。そして、この対向電極27を覆う状態で、第1実施形態と同様の配向膜22を設ける。これにより、画素電極14b−対向電極17間に電圧を印可した場合に、第1基板10および第2基板20の基板面に対して垂直な電界(縦電界)が、液晶層30に対して印加される構成となっている。そして、この縦電界により、液晶層30を構成する液晶分子mが、基板面に対して略垂直な向きに配向する構成となっている。
また反射表示領域Bにおけるセルギャップgbは、第1実施形態と同様にセルギャップga=2gbに調整され、電界ON時における反射表示領域Bの液晶層30がλ/4の位相差を有する構成となっている。
次に、この液晶表示装置1cの動作を説明する。
図9は、画素電極14およびコモン電極15に対して電圧を印加しない状態(電界OFF時)における配向状態を示す模式図である。この図に示すように、電界OFF時においては、液晶層30内の液晶分子mの配向状態を含めたける光学構成は、第1実施形態と同様となり、透過表示領域Aにおいては、光漏れのない黒表示が可能であり、反射表示領域Bにおいては、色付きの少ない黒を得ることが可能である。
また図12は、画素電極14,14b、コモン電極15、および対向電極27に対して電圧を印加した状態(電界ON時)における配向状態を示す模式図である。
この図に示すように、透過表示領域Aでは、液晶層30に印加される横電界により、液晶層30内の液晶分子mが、基板面に平行で、かつ配向膜17,22のラビング方向および偏光板40,50の透過軸に対して45°の向きに配向した状態となる。このため、透過表示領域Aにおいては、第1実施形態と同様に白表示がなされる。
一方、反射表示領域Bでは、液晶層30に印加される縦電界により、液晶層30内の液晶分子mが基板面に対して略垂直に立ち上がる。
これにより、反射表示領域Bにおいては、検光子となる偏光板50側から入射した外光h’は、電界OFF時と同様に、λ/2の位相差層21を通過することにより偏光板50の透過軸に対して45°位相がずれた直線偏光となる。この外光h’は、電界の印加によって液晶分子mが垂直方向に立ち上がった液晶層30内を位相差を生じることなくそのまま往復して通過する。そして、次にλ/2の位相差層21を通過することにより45°ずれ、偏光板50の透過軸と平行な直線偏光に戻り、偏光板50を透過して白表示となる。
以上のように、第4実施形態の液晶表示装置1cにおいても、第1実施形態と同様に、透過表示領域Aと反射表示領域Bとにおいて同様のノーマリーブラックの表示を行うことが可能であり、また透過表示領域AにおいてはIPSモード本来の良好な黒表示が行われ、反射表示領域Bにおいては、色付きのない黒表示が行われ、コントラストの極めて良好な半透過半反射型の表示を行うことが可能になる。
尚、以上説明した第1〜第3実施形態は、コーン角を中心としてスイッチングする強誘電性液晶を用いた構成にも適用することができる。ただしこの場合、強誘電性液晶からなる液晶層30には、縦電界が印加されるように電極を配置した構成とする。このような構成であっても、縦電界によって強誘電性液晶を基板面と平行に回転させてインプレインスイッチすることができるため、上述した第1〜第3実施形態で説明した液晶表示装置と同様の表示を行うことが可能である。
第1実施形態の液晶表示装置の構成を示す図である。 第1実施形態の液晶表示装置における電界OFF時の配向状態を示す模式図である。 第1実施形態の液晶表示装置における電界ON時の配向状態を示す模式図である。 偏光板の透過軸と液晶分子の配向方向とのなす角度θを示す図である。 位相差層の遅相軸と偏光板の透過軸とのなす角度θaとコントラストとの関係を示すグラフである。 第2実施形態の液晶表示装置の構成を示す図である。 第3実施形態の液晶表示装置の構成を示す図である。 第3実施形態の液晶表示装置における電界OFF時の配向状態を示す模式図である。 第3実施形態の液晶表示装置における電界ON時の配向状態を示す模式図である。 第4実施形態の液晶表示装置の構成を示す断面構成図である。 第3実施形態の液晶表示装置における電界OFF時の配向状態を示す模式図である。 第4実施形態の液晶表示装置における電界ON時の配向状態を示す模式図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c…液晶表示装置、10…第1基板、11…反射層、12…凸パターン、14…画素電極、14a…画素電極、15…コモン電極、20…第2基板、21…位相差層(λ/2)、21a…位相差パターン、30…液晶層、40,50…偏光板、A…透過表示領域、B…反射表示領域、ga…セルギャップ、gb…セルギャップ、m…液晶分子

Claims (10)

  1. 透過表示領域と反射表示領域とを備えた液晶表示装置であって、
    第1基板と第2基板との間に液晶層が挟持されると共に当該液晶層に電界を印加する電極が設けられた液晶パネルと、
    前記液晶パネルの外側にクロスニコルに配置された偏光板と、
    前記反射表示領域における前記第1基板側に選択的にパターン形成された反射層と、
    前記反射表示領域における前記第2基板側に、前記偏光板の一方の透過軸に対して20度〜25度の角度をなす遅相軸を有した状態で選択的にパターン形成されたλ/2の位相差層とを備え、
    前記透過表示領域は、電界の印加によって前記液晶層を構成する液晶分子が前記液晶パネルの基板面と略平行に回転すると共に、電界無印加時に当該液晶分子の配向軸が前記偏光板の一方の透過軸と平行に配向して黒表示となり、
    前記反射表示領域は、電界無印加時に前記液晶層を構成する液晶分子の配向軸が前記偏光板の一方の透過軸と平行に配向して当該液晶層がλ/4に相当する位相差を持ち、当該液晶層と前記位相差層との位相差により黒表示となる
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記透過表示領域の液晶層は、λ/2に相当する位相差を持つ
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記透過表示領域におけるセルギャップは、反射表示領域における液晶層のセルギャップの約2倍に構成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項3記載の液晶表示装置において、
    前記反射表示領域には、セルギャップを調整するための凸パターンが設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記透過表示領域には、前記反射表示領域の位相差層と配向分割されることで前記偏光板の一方の透過軸と遅相軸を一致させた位相差パターンが設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記電極は、前記液晶パネルの基板面と略平行な横電界を印加するように設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記透過表示領域および前記反射表示領域における前記第1基板側には、前記液晶層に対して前記液晶パネルの基板面と略垂直な電界を印加するための電極が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記透過表示領域における前記第1基板側には、前記液晶層に対して前記液晶パネルの基板面に略平行な電界を印加するための電極が設けられ、
    前記反射表示領域における前記第1基板側と前記第2基板側とには、前記液晶層に対して前記液晶パネルの基板面に略垂直な電界を印加するための電極が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記反射表示領域には、電界無印加時に前記液晶層を構成する液晶分子の配向軸が前記偏光板の一方の透過軸と平行に配向した当該液晶層をλ/4に相当する位相差とするための第2の位相差層が設けられている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  10. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記位相差層は、感光性液晶高分子をパターニングして形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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