JP2006171186A - 顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液浸系対物レンズを用いた半導体ウエハ等の標本の外観検査後に、標本上に残存する液体を速やかに乾燥して、標本への塵埃等の付着やウォーターマークの発生を著しく減少させることができる顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】 ウエハWの外観検査を行う顕微鏡装置1において、、ウエハWを保持する保持ステージ31及び保持ステージ31を傾斜させる駆動部32を有する液体乾燥装置30と、検査ステージ21と保持ステージ31との間でウエハWの搬送を行うウエハ搬送装置40とを備え、外観検査終了後、吸引ノズル22dにより液体Eが吸引されたウエハWを、搬送アーム42により検査ステージ21から保持ステージ31へ搬送した後に、この保持ステージ31を駆動部32により傾斜させ(図2中の矢印(1)参照)且つ回転部33により回転させて(図2中の矢印(2)参照)、該ウエハWの表面に残留した液体Eを振り切って、ウエハWを乾燥させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体ウエハ等の標本の外観検査を行う顕微鏡装置に関し、特に液浸系の対物レンズを有する顕微鏡観察装置を内蔵した顕微鏡装置に関する。
半導体回路素子の製造工程では、半導体ウエハ等の標本に形成された回路パターンの欠陥や異物などの観察(外観検査)が、顕微鏡装置を用いて行われている(例えば、特許文献1を参照)。顕微鏡装置とは、標本を自動搬送する機構と、光学系の顕微鏡観察装置とを結び付けたものである。
このような半導体ウエハ等の外観検査を目的とする顕微鏡観察装置では、近年のパターン線幅の微細化に伴い、より高解像度の対物レンズが求められている。このような対物レンズにおける分解能Rは、結像に関与する光の波長をλとし、該対物レンズの開口数をN.A.としたとき、次式(1)で表すことができる。
R =0.61×(λ/N.A.) …(1)
上記の式(1)より、対物レンズにおいて高い分解能Rを達成するためには、開口数N.A.を上げる、波長λを短くすることいった手段を取ることが有効であることが分かる。開口数N.A.は、標本と対物レンズの間の媒質の屈折率をnとし、光軸と対物レンズの最も外側に入る光線とがなす角をθとしたとき、次式(2)で表すことが出来る。
N.A. =n×sinθ …(2)
そこで、開口数N.A.を上げるため、生物を観察する顕微鏡観察装置には、従来の標本と対物レンズの先端との間を空気で満たす乾燥系の対物レンズではなく、標本と対物レンズとの間を水やオイルなどの液体で満たす液浸系の対物レンズを備えたものが知られている。
特開2004−172480号公報
ところで、液浸系の対物レンズを備えた顕微鏡観察装置では、観察終了後、標本と対物レンズとの間を満たした液体を、作業者が拭き取って回収している。半導体ウエハの観察に使用される顕微鏡観察装置でも、高解像度の観察を行うために、液浸系対物レンズを使用することが想定される。この場合、外観検査終了後に、液体を拭き取り回収しきれずに微量な液体がウエハ上に残存すると、この残存した微量な液体に塵埃等が付着して、デバイスを形成した際にパターンの短絡や接続不良を招くおそれがあった。
また、このような液浸系の対物レンズによる半導体ウエハの外観検査で使用される液体とは超純水であり、ウエハ上に残存した超純水が半導体ウエハ上に残っている時間が延びると、ウォーターマーク形成の可能性が増大することになり、半導体ウエハを傷めてしまう。ウォーターマークとは、ウエハ中のシリコンが残存液体(超純水)中に溶出して乾燥後に残るシミ(シリコン酸化物)のことをいう。このようなウォーターマーク、すなわちシリコン酸化物がウエハ表面に形成されると、デバイスを形成した際にコンタクト不良を招くおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、液浸系対物レンズを用いた半導体ウエハ等の標本の外観検査後に、標本上に残存する液体を速やかに乾燥して、標本への塵埃等の付着やウォーターマークの発生を著しく減少させることができる顕微鏡装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明は、半導体ウエハ等の標本の外観検査を行う顕微鏡装置において、前記標本を保持する検査ステージ、液浸系の対物レンズ、前記対物レンズの先端と前記標本との間に液体を供給する供給手段(例えば、本実施形態における供給ノズル22c)、及び、前記液体を前記標本から吸引する吸引手段(例えば、本実施形態における吸引ノズル22d)を有する顕微鏡観察装置と、前記標本を保持する保持ステージ、及び、前記保持ステージを傾斜させる駆動手段(例えば、本実施形態における駆動部32)を有する液体乾燥機構(例えば、本実施形態における液体乾燥装置30)と、前記検査ステージと前記保持ステージとの間で前記標本の搬送を行う搬送手段(例えば、本実施形態におけるウエハ搬送装置40)とを備え、外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記保持ステージへ搬送した後に、この保持ステージを前記駆動手段により傾斜させて、前記標本の表面に残留した前記液体を流して、前記標本を乾燥させるように構成される。
なお、前記液体乾燥機構は、前記保持ステージを回転させる回転手段(例えば、本実施形態における回転部33)を有し、外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記保持ステージへ搬送した後に、この保持ステージを前記駆動手段により傾斜させ且つ前記回転手段により回転させて、前記標本の表面に残留した前記液体を振り切って、前記標本を乾燥させるように構成してもよい。
また、前記駆動手段は、前記保持ステージが保持する前記標本が重力方向に沿うように、前記保持ステージを傾斜させるように構成してもよい。
また、前記顕微鏡装置の上部に、下向きの空気流を発生させるフィルタユニット(例えば、本実施形態におけるファンフィルタユニット50)を備え、前記駆動手段は、前記フィルタユニットが発生する前記空気流の流れに沿うように、前記保持ステージを傾斜させるように構成してもよい。
また、本発明は、半導体ウエハ等の標本の外観検査を行う顕微鏡装置において、前記標本を保持する検査ステージ、液浸系の対物レンズ、前記対物レンズの先端と前記標本との間に液体を供給する供給手段、及び、前記液体を前記標本から吸引する吸引手段を有する顕微鏡観察装置と、前記検査ステージと所定位置との間で前記標本の搬送を行う搬送手段と、前記搬送手段を傾斜させる第2駆動手段とを備え、外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記所定位置へ搬送する間に、この搬送手段を前記第2駆動手段により傾斜させて、前記標本の表面に残留した前記液体を流して、前記標本を乾燥させるように構成できる。
以上説明したように、本発明によれば、液浸系対物レンズを用いた半導体ウエハ等の標本の外観検査後に、該標本を保持する保持ステージを傾斜させることによって、標本の表面に残留した液体を除去して、標本上に残存する液体を速やかに乾燥して、標本への塵埃等の付着やウォーターマークの発生を著しく減少させることができる顕微鏡装置を実現することができた。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1(a),(b)に示すように、本発明の顕微鏡装置1は、半導体ウエハ等の標本(以下、ウエハWと称する)の外観検査を行うものであり、装置フレーム10と、該フレーム10の内部に納められた顕微鏡観察装置20と、液体乾燥装置30と、ウエハ搬送装置40と、ファンフィルタユニット50とを備えて構成される。なお、図1中の矢印はファンフィルタユニット50によるダウンフローの向きを示している。
なお、装置フレーム10には図示しない外壁が設けられており、顕微鏡装置1は、この外壁により外部と隔離されている(後述のカセット載置台12及びカセット41は、装置フレーム10の外部に位置する)。
顕微鏡観察装置20は、図2及び図3に示すように、装置フレーム10内の水平テーブル11上に設置された、ウエハWを保持する検査ステージ21と、この検査ステージ21の上方を覆うように設置された観察装置22とを有する。なお、図2中の矢印はファンフィルタユニット50によるダウンフローの向きを示し、図3中の矢印は外部から後述するULPAフィルタ付ファン22fを介してウエハWに吹き出される空気の流れを示すものである。
検査ステージ21は、試料台21aと、XYZステージ21bと、自動焦点検出装置(不図示)とからなる。
試料台21aは、XYZステージ21bにより鉛直方向に移動可能、及び、水平面内で移動可能に指示されている。なお、ウエハWは、本実施形態では、カセット41から搬送されて試料台21aの上面に載置され、例えば真空吸着により固定的に支持される。
XYZステージ21bは、ウエハWの焦点合わせのときに、試料台21aを鉛直方向に移動させる。なお、この焦点合わせ動作は、自動焦点検出装置(不図示)がオートフォーカス機能を用いて行う。また、XYZステージ21bは、ウエハWの予め定めた観察点を、接眼レンズ22a及び対物レンズ22bの視野内に位置決めする際に、試料台21aを水平面内で移動させる。
観察装置22は、接眼レンズ22aと、対物レンズ22bと、供給ノズル22c(図2参照)と、吸引ノズル22d(図2参照)と、照明光源22e(図3参照)と、ULPAフィルタ付ファン22f(図3参照)とからなる。
対物レンズ22bは、液浸系の対物レンズであり、その先端(下面)とウエハWとの間が液体Eで満たされたときに、光学系の収差が補正されるように設計されている。なお、対物レンズ22bの先端が、液体Eに触れる部分となる。また、本実施形態では、液体Eとして超純水を想定しているが、これに限定されるものではない。
供給ノズル22cは、対物レンズ22bの先端とウエハWとの間に液体Eを供給するものである。なお、液体Eの供給は、液浸観察の前に制御部(不図示)により自動的に行われる。吸引ノズル22dは、外観検査終了時に前述の液体EをウエハWから吸引するものである。これら供給ノズル22c及び吸引ノズル22dは、それぞれ対物レンズ22bの周囲に固定され、先端が対物レンズ22bの先端近傍に配置される。
照明光源22eは、ウエハWの外観検査を行うときに点灯して、ウエハWを照らす。なお、観察波長として本実施形態では可視域を想定している。また、照明光源22eは、ウエハWを照らすだけではなく、余熱を利用して装置フレーム10内部の温度を上げ、ウエハWの外観検査後に、吸引ノズル22dにより吸引し切れず、ウエハWの表面に残留した液体Eを乾燥させるための加熱ヒータとしての機能も担っている。
なお、照明光源22eにおける観察波長は上記に限定されるものではなく、例えば紫外域であった場合は、接眼レンズ22aからの観察はできないため、接眼レンズ22aの代わりにCCDカメラなどを設けて撮像し、モニタ装置に表示して観察する。
ULPAフィルタ付ファン22fは、ULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)と呼ばれる高性能フィルタが取り付けられたファンであり、エアユニット(送風機)50によって送風される空気中から塵埃等を除去して、清浄な空気をウエハWに吹き付けるものである。このULPAフィルタ付ファン22を照明光源22eに加えて設置することにより、さらに効率良くウエハWの表面に残留した液体Eを乾燥させることが可能である。
上記のような構成の観察装置22では、接眼レンズ22aの視野位置にウエハWの拡大像(パターン像)が形成され、この像によりウエハWの外観検査が行われる。また、対物レンズ22bの先端とウエハWとの間を満たす液体Eの屈折率(>1)に応じて、対物レンズ22bの開口数を1より大きくすることができ、乾燥系の装置(対物レンズの開口数≦1)と比較して解像度を確実に向上させることができる。
液体乾燥装置30は、ウエハWを保持する保持ステージ31と、保持ステージ31を傾斜させる駆動部32と、保持ステージ31を回転させる回転部33とからなり、外観検査終了後、吸引ノズル22dにより液体Eが吸引されたウエハWを、ウエハ搬送装置40により(顕微鏡観察装置20の)検査ステージ21から(液体乾燥装置30の)保持ステージ31へ搬送した後に(図2中の矢印(1)参照)、この保持ステージ31を駆動部32により傾斜させ且つ回転部33により回転させて(図2中の矢印(2)参照)、ウエハWの表面に残留した液体Eを振り切って、ウエハWを乾燥させるようになっている(図2参照)。そして、このようにウエハWを乾燥させた後は、保持ステージ31を傾斜・回転する前の位置に戻す(図2中の矢印(3)参照)。なお、駆動部32は、保持ステージ31が保持するウエハWが重力方向に沿うように、もしくはファンフィルタユニット50が発生する空気流の流れに沿うように、保持ステージ31を傾斜させる。
ウエハ搬送装置40は、カセット41と、搬送アーム42とからなる。
カセット41は、装置フレーム10の外部に設けられたカセット載置台12の上に設置された、側面の一方側が開口している箱である。この箱の内部には、互いに水平な複数段のスロットが上下に並んで設けられ、各スロット内にはウエハWが一枚ずつ収納されている。
搬送アーム42は、その先端部に設けられた吸着機構42aによりウエハWを吸着し、装置フレーム10内部におけるウエハWの搬送を行うように構成されている。なお、本実施形態では、搬送アーム42は、カセット41と顕微鏡観察装置20の検査ステージ21との間、検査ステージ21と液体乾燥装置30の保持ステージ31との間、及び、保持ステージ31とカセット41との間で、ウエハWの搬送を行う。
ファンフィルタユニット50は、装置フレーム10の上部の異なる位置に設けられた3つの送風機50a,50b,50c及び50dにより下向きの空気流を発生させて、外部から塵埃等を含んだ空気が内部に侵入することを防ぐため、該装置フレーム10内部の空気圧力を外部の空気圧力よりも高圧に保っている。なお、送風機50a〜50dがそれぞれ発生する空気流の速さは、約0.2m/s〜0.5m/sである。
また、送風機50dと装置フレーム10との間には、ULPAフィルタ等の高性能ケミカルフィルタ50eが設けられており(図1参照)、送風機50dにより送風される空気中の塵埃等を除去して、(特に、ウエハWが載置される顕微鏡観察装置20の周辺)清浄な空気を供給している。なお、このように装置フレーム10内に供給された清浄な空気を、ウエハWが載置される顕微鏡観察装置20周辺に適切に導くため、装置フレーム10の内部には、床面から上方に向かって張り出す下張出部13と、天井部から下方に向かって張り出す上張出部14とが設けられ、液体乾燥装置30を境に装置フレーム10内部の気室を分離する構造が取られている。
次に、顕微鏡装置1の動作について説明する。まず、操作者により、顕微鏡観察装置20を用いた外観検査の開始の指示(例えば、スイッチの投入)がなされると、搬送アーム42はカセット41内に収納されているウエハWを、吸着保持して引き抜いてカセット41の外部に搬出し、顕微鏡観察装置20の試料台21a上に載置する。試料台21a上にウエハWが載置されると、今度は試料台21aがウエハWを真空吸着する。試料台21aによりウエハWが吸着保持されると、XYZステージ21bを移動させ、ウエハWの所望部分を顕微鏡観察装置20の対物レンズ22bの直下に移動させる。そして、供給ノズル22cにより対物レンズ22bの先端とウエハWとの間に液体Eを供給して、これにより接眼レンズ22aからウエハW表面の外観検査が可能となる。
続いて、顕微鏡観察装置20を用いたウエハWの外観検査が終了すると、吸引ノズル22dにより対物レンズ22bの先端とウエハWとの間から液体Eを吸引して、搬送アーム42によりウエハWを検査ステージ21から液体乾燥装置30の保持ステージ31へ搬送する。そして、保持ステージ31を駆動部32により傾斜させ(図2中の矢印(1)参照)且つ回転部33により回転させて(図2中の矢印(2)参照)、該ウエハWの表面に残留した液体Eを振り切って乾燥させる。なお、このとき、駆動部32は、ウエハWが重力方向に沿うように、もしくはファンフィルタユニット50が発生する空気流の流れに沿うように、保持ステージ31を傾斜させる。このように、ウエハWを乾燥させた後に、保持ステージ31を傾斜・回転する前の位置に戻す(図2中の矢印(3)参照)。そして、搬送アーム42は保持ステージ31からウエハWを受け取り、カセット41内に収納する。これにより、顕微鏡装置1の一連の動作は終了する。
以上のような本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
上記実施例では、半導体ウエハWを載せた状態の保持ステージ31を傾斜させて、半導体ウエハW表面に残留した液体Eを流す構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、本発明の顕微鏡装置を、上記実施例と同様の構成である、半導体ウエハW等の標本を保持する検査ステージ、液浸系の対物レンズ、対物レンズの先端と標本との間に液体を供給する供給手段(供給ノズル)、及び、液体を標本から吸引する吸引手段(吸引ノズル)を有する顕微鏡観察装置に加えて、検査ステージと所定位置との間で標本の搬送を行う搬送手段と、搬送手段を傾斜させる第2駆動手段とを備える構成として、外観検査終了後、吸引手段により液体が吸引された標本を、搬送手段により検査ステージから所定位置へ搬送する間に、この搬送手段を前記第2駆動手段により傾斜させて、標本の表面に残留した液体を流して、標本を乾燥させるように構成してもよい。
本発明に係る顕微鏡装置の構成図であり、(a)は平面図、(b)は(部分)側断面図である。 本発明に係る顕微鏡装置の内部に設置されている保持ステージの動作の説明図である。 本発明に係る顕微鏡装置の内部に設置されている顕微鏡観察装置の側面図である。
符号の説明
1 顕微鏡装置
20 顕微鏡観察装置
21 検査ステージ
21a 試料台
21b XYZステージ
22 観察装置
22a 接眼レンズ
22b 対物レンズ
22c 供給ノズル(供給手段)
22d 吸引ノズル(吸引手段)
22e 照明光源
22f ULPAフィルタ付ファン
30 液体乾燥装置(液体乾燥機構)
31 保持ステージ
32 駆動部(駆動手段)
33 回転部(回転手段)
40 ウエハ搬送装置(搬送手段)
41 カセット
42 搬送アーム
50 ファンフィルタユニット(フィルタユニット)
W ウエハ
E 液体

Claims (5)

  1. 半導体ウエハ等の標本の外観検査を行う顕微鏡装置において、
    前記標本を保持する検査ステージ、液浸系の対物レンズ、前記対物レンズの先端と前記標本との間に液体を供給する供給手段、及び、前記液体を前記標本から吸引する吸引手段を有する顕微鏡観察装置と、
    前記標本を保持する保持ステージ、及び、前記保持ステージを傾斜させる駆動手段を有する液体乾燥機構と、
    前記検査ステージと前記保持ステージとの間で前記標本の搬送を行う搬送手段とを備え、
    外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記保持ステージへ搬送した後に、この保持ステージを前記駆動手段により傾斜させて、前記標本の表面に残留した前記液体を流して、前記標本を乾燥させることを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 前記液体乾燥機構は、前記保持ステージを回転させる回転手段を有し、
    外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記保持ステージへ搬送した後に、この保持ステージを前記駆動手段により傾斜させ且つ前記回転手段により回転させて、前記標本の表面に残留した前記液体を振り切って、前記標本を乾燥させることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡装置。
  3. 前記駆動手段は、前記保持ステージが保持する前記標本が重力方向に沿うように、前記保持ステージを傾斜させることを特徴とする請求項1又は2に記載の顕微鏡装置。
  4. 前記顕微鏡装置の上部に、下向きの空気流を発生させるフィルタユニットを備え、
    前記駆動手段は、前記フィルタユニットが発生する前記空気流の流れに沿うように、前記保持ステージを傾斜させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の顕微鏡装置。
  5. 半導体ウエハ等の標本の外観検査を行う顕微鏡装置において、
    前記標本を保持する検査ステージ、液浸系の対物レンズ、前記対物レンズの先端と前記標本との間に液体を供給する供給手段、及び、前記液体を前記標本から吸引する吸引手段を有する顕微鏡観察装置と、
    前記検査ステージと所定位置との間で前記標本の搬送を行う搬送手段と、
    前記搬送手段を傾斜させる第2駆動手段とを備え、
    外観検査終了後、前記吸引手段により前記液体が吸引された前記標本を、前記搬送手段により前記検査ステージから前記所定位置へ搬送する間に、この搬送手段を前記第2駆動手段により傾斜させて、前記標本の表面に残留した前記液体を流して、前記標本を乾燥させることを特徴とする顕微鏡装置。
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