JP2006171067A - 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ Download PDF

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美恵子 掛川
Takeshi Imamura
剛 今村
Sumio Kamoi
澄男 鴨井
善之 ▲高▼野
Yoshiyuki Takano
Tomohito Terajima
智史 寺嶋
Noriyuki Kamiya
紀行 神谷
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Abstract

【課題】スクリュピッチムラの無い均一の画像を得ることができる現像装置と、かかる現像装置を有するプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置13は現像ローラ15と現像剤剥取りブレード28を備えている。現像ローラ15はマグネットローラ33と現像スリーブ32を備えている。マグネットローラ33は固定されている。マグネットローラ33は固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を備えている。現像スリーブ32の外表面上には固定磁極N1,N4により現像剤剥取り領域Rが形成されている。現像剤剥取りブレード28は端部28aが現像剤剥取り領域Rに摺接するように固定的に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等に用いられる現象装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジに関し、さらに詳しくは、非磁性の円筒体に担持された現像剤を、感光体と非磁性の円筒体とが間隙をもって対向する現像領域に搬送し、該感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置に関する。また、本発明は、かかる現像装置を有する画像形成装置及びプロセスカートリッジに関する。
複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置には、種々の現像装置100(例えば、特許文献1ないし3参照)が用いられる。この種の現像装置100は、図8及び図9に示すように、現像剤101を感光体ドラム102と対向する現像領域103に搬送し、感光体ドラム102上に形成された静電潜像を現像剤101により現像してトナー像を形成する現像ローラ104を備えている。
この現像ローラ104は、円筒状に形成された現像スリーブ105と、前記現像スリーブ105内に収容されかつ、当該現像スリーブ105の表面に現像剤101の穂立ちを生じさせるように磁界を形成するマグネットローラ106を備えている。この現像ローラ104には、現像剤101の穂立ちの際、現像剤101の磁性キャリアがマグネットローラ106で生じる磁力線に沿うように現像スリーブ105上に穂立ちすると共に、この穂立ちした磁性キャリアに現像剤101のトナーが付着する。
また、この種の現像装置100は、図10に示すように、前述した現像剤101を収容する収容槽107と、この収容槽107内の現像剤101を攪拌するスクリュー形状の攪拌スクリュー108と、現像ローラ104に汲み上げられた現像剤101の量を均一化する規制ブレード109と、を備えている。図9及び図10に示された現像装置100は、収容槽107と攪拌スクリュー108をそれぞれ一対備えている。
この現像装置100内の現像剤101は、図10中の矢印Kで示すように、収容槽107内を移動する。現像ローラ104から離れた側の一方の収容槽107aの一端部から補給されたトナーは、攪拌スクリューにより、該一方の収容槽107aの他端部まで攪拌スクリュー108の軸方向に沿って搬送されながら、現像剤101と攪拌される。そして、現像剤101は、一方の収容槽107aの他端部から現像ローラ104寄りの他方の収容槽107b内に移動する。
現像ローラ104寄りの他方の収容槽107bに移った現像剤101は、現像ローラ104の磁力により現像スリーブ105の表面に汲み上げられる(現像スリーブ105の表面に付着する)。その後、現像剤101は、規制ブレード109にて量が均一化された後に、感光体ドラム102と現像ローラ104とが間隔をあけて対向する現像領域103へと搬送される。現像剤101は、感光体ドラム102上に形成された静電潜像を現像して、トナー像を形成する。
図9に示す現像装置100は、現像ローラ104の下側に規制ブレード109を設け、現像ローラ104の上側で、現像した際に残った現像剤101の剤離れを行う。図8に示す現像装置100は、現像ローラ104の上側又は横側に規制ブレード109を設け、現像ローラ104の下側で、現像した際に残った現像剤101の剤離れを行う。現像装置100は、感光体ドラム102等の他のユニットのレイアウトによって、前述した図8と図9に示されたものが使い分けられている。
特開2000−194194号公報 特開2000−194195号公報 特開2000−250311号公報
しかしながら、上述した現像装置100を備えた画像形成装置は、写真などの面積率の比較的大きな画像を印刷する際に、テキスト文章などの面積率の比較的小さい画像を印刷する際と比べ、濃度ムラ(以下、「スクリュピッチムラ」という。)が目立つという問題があった。例えば、図11に示すように、面積率の大きい単色の画像111では、通紙方向に対して斜め方向のスクリュピッチムラ112が縞状に発生して、美観が損なわれる。図11において、比較的密の平行斜線で示す部分113は、比較的濃く、比較的粗の平行斜線で示す部分114は、比較的薄い。
また、面積率の大きなカラー画像では、各色のスクリュピッチムラが色相のズレとなって現れる。例えばデザイン系の職業などの一般的に市場においては、このような面積率の大きな画像を取り扱うことがあり、縞状のスクリュピッチムラによって商品価値を著しく低減してしまう。
前述したスクリュピッチムラのピッチは、図12に示すように、現像装置100内の攪拌スクリュー108のピッチと等しい。例えば、図12では、攪拌スクリュー108の山に対応する箇所が薄く、谷に対応する箇所が濃い場合を示している。スクリュピッチムラ112は、近年の高画質化を狙った磁性キャリアの小粒径化に伴い発生率が高い。スクリュピッチムラ112は、現像ローラ104の現像剤汲み上げ性が低い場合(現像ローラ104に付着する現像剤101の量が少ない場合)や、現像ローラ104から離脱した現像済みでかつトナーの濃度の低い現像剤101が攪拌スクリュー108で攪拌されずにすぐさま現像ローラ104に吸着する場合に発生しやすいこともわかっている。
攪拌スクリュー108上を移動する現像剤101が攪拌スクリュー108の山で高く谷で低いため、現像ローラ104の現像剤101の汲み上げ性が低いと、攪拌スクリュー108の谷からの現像剤101の汲み上げ量が少なくなり過ぎる。このとき、規制ブレード109を通過する現像剤101の量が少ないため、画像の濃度が薄くなり、前述したスクリュピッチムラ112が発生するという問題があった。
攪拌スクリュー108上を移動する現像剤101が攪拌スクリュー108の山で高く谷で低いため、現像ローラ104から離脱して攪拌スクリュー108の谷に落下した現像済みの現像剤101は、図14及び図16に示すように、現像ローラ104から離れているため、すぐさま現像ローラ104に付着しない。一方、現像ローラ104から離脱して攪拌スクリュー108の山に落下した現像済みの現像剤101は、図13及び図15に示すように、現像ローラ104に近いため、すぐさま現像ローラ104に付着してしまう。このため、現像ローラ104の攪拌スクリュー108の山に相対する箇所では、現像済みの現像剤101が現像ローラ104の外表面から離脱することなく、再度、感光体ドラム102上に形成された静電潜像の現像に用いられる。このように、特に、現像ローラ104の攪拌スクリュー108の山に相対する箇所から現像済みの現像剤が離脱しにくいために、前述したスクリュピッチムラ112が発生するという問題があった。
このような問題を解決するために、前述した特許文献1に示された現像装置では、現像剤の量と現像ローラのマグネットローラの磁束密度分布を規定してスクリュピッチムラを減少させることを試みている。
また、前述した特許文献2に示された現像装置では、スクリュピッチムラの原因を、現像済みの現像剤を収容槽内でトナーなどと十分に攪拌することなく、再度、現像ローラに汲み上げることを減少させることを試みている。さらに、前述した特許文献3に示された現像装置では、攪拌スクリューの寸法を規制することにより、スクリュピッチムラの低減を図っている。
前述した特許文献1ないし特許文献3に示された現像装置は、現像ローラ104から離脱した現像剤101がすぐさま現像ローラ104に付着することを防止できない。したがって、前述した特許文献1ないし特許文献3に示された現像装置は、現像ローラ104の攪拌スクリュー108の山に相対する箇所から現像済みの現像剤101を確実に離脱させることが困難で、前述したスクリュピッチムラ112を完全に消せないという問題があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、スクリュピッチムラの無い均一の画像を得ることができる現像装置、かかる現像装置を有するプロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の現像装置は、マグネットローラの固定磁極として、上記マグネットローラを内包する非磁性の円筒体に現像剤の収容槽内から現像剤を吸引する現像剤汲上げ磁極と、上記円筒体に吸引された上記現像剤のトナーを感光体に受け渡す現像磁極と、が少なくとも設けられ、且つ、上記現像磁極から上記現像剤汲上げ磁極に至る間に、現像済みの現像剤を上記円筒体の外表面から上記収容槽内に向かって剥取る現像剤剥取り領域が、非磁性の上記円筒体の外表面に設けられた現像装置において、上記円筒体に残留した現像済みの現像剤を該円筒体の外表面から剥ぎ取る非磁性体で構成される現像剤剥取りブレードが、上記円筒体の外表面の上記現像剤剥取り領域に相対するように、固定的に設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の現像装置は、請求項1に記載の現像装置において、上記現像剤剥取りブレードが、上記現像剤剥取り領域に摺接するように、固定的に設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の現像装置は、請求項2に記載の現像装置において、上記非磁性の円筒体の外表面に対する法線方向の磁気力が、上記現像剤剥取り領域の上記現像剤剥取りブレードが摺接する位置で、上記現像済みの現像剤を該円筒体の外表面から引き離す向きに選定されていることを特徴としている。
請求項4に記載の現像装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記現像剤汲上げ磁極と、上記現像剤汲上げ磁極に隣接して該現像剤汲上げ磁極と協働して上記現像剤剥取り領域を形成する隣接磁極と、を互いに同極となるように設けて、これらの磁極の間に、上記現像剤汲上げ磁極及び上記隣接磁極と異極となる磁極を形成することを特徴としている。
請求項5に記載の現像装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記現像剤汲上げ磁極と、上記現像剤汲上げ磁極に隣接して該現像剤汲上げ磁極と協働して上記現像剤剥取り領域を形成する隣接磁極と、を互いに同極となるように設けるとともに、これらの磁極の間に、上記現像剤汲上げ磁極及び上記隣接磁極と同極又は異極となる磁極を設けたことを特徴としている。
請求項6に記載の現像装置は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記マグネットローラの固定磁極として、上記現像済みの現像剤を上記収容槽まで搬送する搬送磁極が、上記現像磁極から上記現像剤汲上げ磁極に至る間に少なくとも1つ設けられているとともに、上記現像剤剥取り領域が、少なくとも一つの搬送磁極のうち最も上記現像剤汲上げ磁極寄りの搬送磁極と上記現像剤汲み上げ磁極に至る間に設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の現像装置は、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記現像剤剥取りブレードが、可撓性を有していることを特徴としている。
請求項8に記載の現像装置は、請求項2ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記現像剤剥取りブレードの上記円筒体に摺接する端部が、ブラシ状に仕上げられていることを特徴としている。
請求項9に記載の現像装置は、請求項1ないし請求項8のうちいずれか一項に記載の現像装置において、上記トナーの平均粒径が3μm以上でかつ7μm以下であることを特徴としている。
請求項10に記載の現像装置は、請求項9に現像装置において、上記トナーが、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子であることを特徴としている。
請求項11に記載のプロセスカートリッジは、現像装置を少なくとも有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴としている。
請求項12に記載の画像形成装置は、感光体と、帯電装置と、現像装置と、を少なくとも有する画像形成装置において、前記現像装置として、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴としている。
請求項1に記載の現像装置においては、現像剤剥取り領域に現像剤剥取りブレードを相対させている。このため、現像剤剥取り領域から現像済みの現像剤を確実に剥ぎ取ることができる。また、現像剤剥取り領域即ち非磁性の円筒体から離脱した現像剤が、現像剤剥取りブレードによって、すぐさま非磁性の円筒体に付着することが防止される。このため、現像済みの現像剤が、非磁性の円筒体から離脱することなく、再度、感光体の静電潜像の現像に用いられることを防止できる。したがって、スクリュピッチムラの発生を防止でき、均一で高品質な画像を得ることができる。
請求項2に記載の現像装置においては、現像剤剥取り領域に現像剤剥取りブレードを摺接されているので、現像剤剥取り領域から現像済みの現像剤を確実に剥ぎ取ることができる。
請求項3に記載の現像装置においては、現像剤剥取りブレードが、法線方向の磁気力が現像剤を非磁性の円筒体の外表面から引き離す向きに選定された箇所に摺接している。このため、現像剤剥取りブレードが確実に現像済みの現像剤を非磁性の円筒体から確実に剥ぎ取ることができる。また、現像剤に現像剤剥取りブレードなどから付与される摩擦力を抑制でき、現像剤の劣化を防止することができる。
請求項4に記載の現像装置においては、現像剤汲上げ磁極と隣接磁極との間にこれらと異極の磁極を形成しているので、非磁性の円筒体の外表面上に現像剤剥取り領域を確実に形成することができる。
請求項5に記載の現像装置においては、現像剤汲上げ磁極と隣接磁極との間にこれらと異極又は同極の磁極を設けているので、非磁性の円筒体の外表面上に現像剤剥取り領域を確実に形成することができる。
請求項6に記載の現像装置においては、現像磁極と現像剤汲上げ磁極との間に少なくとも搬送磁極を一つ設けているので、現像済みの現像剤を現像磁極から現像剤剥取り領域まで確実に搬送できる。また、現像剤剥取り領域を、現像剤汲上げ磁極と搬送磁極とで形成するので、現像剤剥取り領域を形成するための専用の磁極を設ける必要がない。したがって、マグネットローラなどの小型化を図ることができる。
請求項7に記載の現像装置においては、現像剤剥取りブレードを可撓性のものにしたことにより、該ブレードと非磁性の円筒体との接触圧が平準化される。このため、現像済みの現像剤の機械的剥取り作用自体が、非磁性の円筒体の全長に亘って、一様に働くという効果が奏される。
請求項8に記載の現像装置においては、現像剤剥取りブレードの非磁性の円筒体と摺接する端部をブラシ状ない櫛歯状にしたことにより、低い接触圧でも、現像済みの現像剤の拭い取り・清掃作用が確保できるので、現像剤の劣化を抑制できるという効果が奏される。
また、現像剤剥取りブレードの非磁性の円筒体と摺接する端部をブラシ状ない櫛歯状にしたことにより、非磁性の円筒体の外表面に凹凸があっても、該円筒体の外表面から現像済みの現像剤を確実に離脱させることができる。
請求項9に記載の現像装置においては、現像剤のトナーの平均粒径が7μm以下に選定されたことにより、粒状度に優れ、かつスクリュピッチムラの無い優れた画像を得ることができる。
請求項10記載の発明によれば、トナーが乳化重合法又は懸濁重合法によるものに選定されたことにより、トナーの球形度が良好であるので、画像上に残留する濃度ムラが視認的に改善されるという効果が奏される。
請求項11に記載のプロセスカートリッジにおいては、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を有しているため、粒状度に優れ、かつスクリュピッチムラの無い優れた画像を得られるプロセスカートリッジを提供することができる。
請求項12に記載の画像形成装置においては、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を用いているため、粒状度に優れ、かつスクリュピッチムラの無い優れた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1ないし図5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の要部を示す断面図である。図2は、図1に示された画像形成装置の本発明の一実施の形態にかかる現像装置の断面図である。図3は、図2中のA−B−C−D線に沿う断面図である。図4は、図2に示された現像装置の要部を示す斜視図である。図5は、図2に示された現像装置の動作状況を示す説明図である。
画像形成装置1は、図1に示すように、装置本体2(図1に一部のみ示す)と、給紙ローラ3と、転写部材4と、定着装置5と、図示しないレーザ書き込み装置と、プロセスカートリッジ6とを少なくとも備えている。
装置本体2は、例えば、箱状に形成され、フロア上などに設置される。装置本体2は、給紙ローラ3と、転写部材4と、定着装置5と、レーザ書き込み装置と、プロセスカートリッジ6とを収容している。給紙ローラ3は、転写材としての記録紙7を転写部材4と後述する感光体ドラム8との間に送り出す。
転写部材4は、無端状のベルトであり、後述の感光体ドラム8の接線方向に往動する。転写部材4は、給紙ローラ3から繰り出された記録紙7を感光体ドラム8の外周面に押し付けて、感光体ドラム8上のトナー像を記録紙7に転写する。転写部材4は、トナー像を転写した記録紙7を定着装置5に向けて送り出す。定着装置5は、転写部材4から送られた記録紙7を押圧加熱することで、感光体ドラム8から記録紙7上に転写されたトナー像を、該記録紙7に定着させる。レーザ書き込み装置は、後述の帯電ローラ9により一様に帯電された感光体ドラム8の外周面にレーザ光10を照射して、静電潜像を形成する。
プロセスカートリッジ6は、装置本体2に着脱自在である。プロセスカートリッジ6は、カートリッジケース11と、帯電装置としての帯電ローラ9と、感光体(像担持体ともいう)としての感光体ドラム8と、クリーニング装置としてのクリーニングブレード12と、現像装置13と、を備えている。このため、画像形成装置1は、帯電ローラ9と、感光体ドラム8と、クリーニングブレード12と、現像装置13と、を少なくとも備えている。
カートリッジケース11は、装置本体2に着脱自在で、かつ帯電ローラ9と、感光体ドラム8と、クリーニングブレード12と、現像装置13と、を収容している。帯電ローラ9は、感光体ドラム8の外周面を一様に帯電する。感光体ドラム8は、現像装置13の後述する現像ローラ15と間隔をあけて配されている。感光体ドラム8は、軸芯を中心として回転自在な円柱状又は円筒状に形成されている。感光体ドラム8は、レーザ書き込み装置により、外表面上に静電潜像が形成される。感光体ドラム8は、外周面上に形成されかつ担持する静電潜像にトナーが付着して現像し、こうして得られたトナー像を転写部材4との間に位置付けられた記録紙7に転写する。クリーニングブレード12は、記録紙7にトナー像を転写した後に、感光体ドラム8の外周面に残留した転写残トナーを除去する。
現像装置13は、図1ないし図3に示すように、現像剤供給部14と、ケース27と、現像剤担持体としての現像ローラ15と、規制部材としての規制ブレード16と、仕切部材としての現像剤剥取りブレード28とを少なくとも備えている。
現像剤供給部14は、収容槽17と、攪拌部材としての一対の攪拌スクリュー18と、を備えている。収容槽17は、感光体ドラム8と長さが略等しい箱状に形成されている。また、収容槽17内には、該収容槽17の長手方向に沿って延びた仕切壁19が設けられている。仕切壁19は、収容槽17内を第1空間20と、第2空間21とに区画している。また、第1空間20と第2空間21とは、両端部22,23,24,25が互いに連通している。
収容槽17は、第1空間20と第2空間21との双方に現像剤26(図5に示す)を収容する。現像剤26は、トナーと、磁性キャリア(磁性粉ともいう)とからなる。トナーは、第1空間20と、第2空間21とのうち現像ローラ15から離れた側の第1空間20の一端部23に、適宜供給される。トナーは、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子である。なお、トナーは、種々の染料又は顔料を混入・分散した合成樹脂で構成される塊を粉砕して得られても良い。トナーの平均粒径は、3μm以上でかつ7μm以下である。磁性キャリアは、第1空間20と第2空間21との双方に収容されている。磁性キャリアの粒径は、20μm以上でかつ50μm以下である。
攪拌スクリュー18は、第1空間20と第2空間21それぞれに収容されている。攪拌スクリュー18の長手方向は、収容槽17、現像ローラ15及び感光体ドラム8の長手方向と平行である。攪拌スクリュー18は、軸芯周りに回転自在に設けられており、軸芯周りに回転することで、トナーと磁性キャリアとを攪拌するとともに、該軸芯に沿って現像剤26を搬送する。
図示例では、第1空間20内の攪拌スクリュー18は、現像剤26を前述した一端部23から他端部25に向けて搬送する。第2空間21内の攪拌スクリュー18は、現像剤26を他端部24から一端部22に向けて搬送する。
前述した構成によれば、現像剤供給部14は、第1空間20の一端部23に供給されたトナーを、磁性キャリアと攪拌しながら、他端部25に搬送し、この他端部25から第2空間21の他端部25に搬送する。そして、現像剤供給部14は、第2空間21内でトナーと磁性キャリアとを攪拌し、軸芯方向に搬送しながら、現像ローラ15の外表面に供給する。
ケース27は、箱状に形成され、前述した現像剤供給部14の収容槽17に取り付けられて、該収容槽17とともに、現像ローラ15などを覆う。また、ケース27の感光体ドラム8と相対する部分には、開口部27aが設けられている。
現像ローラ15は、円柱状に形成され、第2空間21と、感光体ドラム8との間でかつ前述した開口部27aの近傍に設けられている。現像ローラ15は、感光体ドラム8と収容槽17との双方と平行である。現像ローラ15は、感光体ドラム8と間隔をあけて配されている。現像ローラ15と感光体ドラム8との間の空間は、現像剤26のトナーを感光体ドラム8に付着させて、静電潜像を現像してトナー像を得る現像領域31をなしている。現像領域31では、現像ローラ15と感光体ドラム8とが相対する。
現像ローラ15は、図2及び図3に示すように、芯金29と、円筒状のマグネットローラ(磁石体ともいう)33と、非磁性の円筒体としての円筒状の現像スリーブ32とを備えている。芯金29は、長手方向が感光体ドラム8の長手方向と平行に配され、前述したケース27に回転することなく固定されている。
マグネットローラ33は、磁性体からなる円筒状のローラ本体34と、該ローラ本体34に取り付けられた複数の固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4とを備えている。ローラ本体34即ちマグネットローラ33は、芯金29の外周に軸芯回りに回転することなく固定されている。ローラ本体34には、複数の磁極取付溝35が設けられている。磁極取付溝35は、ローラ本体34の外周面から凹でかつ該ローラ本体34即ちマグネットローラ33の軸芯(長手)方向に沿って直線状に延びている。
固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4は、長尺で棒状の磁石であり、前述した磁極取付溝35内に挿入されて、前記ローラ本体34に取り付けられている。即ち、固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4は、マグネットローラ33則ち現像ローラ15の長手方向に沿って延びており、該マグネットローラ33の全長に亘って設けられている。前述した構成のマグネットローラ33は、現像スリーブ32内に収容されている(内包されている)。
固定磁極N1は、本明細書に記した現像剤汲み上げ磁極であり、前述した攪拌スクリュー18と相対している。固定磁極N1は、N極性を有しており、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外表面上に磁気力を生じて、収容槽17の第2空間21内の現像剤26を現像スリーブ32の外表面に吸引する。
固定磁極S3は、本明細書に記した現像磁極であり、前述した感光体ドラム8と相対している。固定磁極S3は、S極性を有しており、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外表面上に磁気力を生じて、現像スリーブ32と感光体ドラム8との間に磁界を形成する。固定磁極S3は、該磁界によって磁気ブラシを形成することで、現像スリーブ32の外表面に吸引された現像剤26のトナーを感光体ドラム8に受け渡すようになっている。
前述した固定磁極N1,S3間でかつ前記固定磁極S3より後述の矢印Gの上流側に設けられた複数の固定磁極S1,N2,S2,N3は、現像前の現像剤26を搬送する現像前搬送磁極である。これら固定磁極S1,N2,S2,N3は、現像剤汲み上げ磁極としての固定磁極N1側から順に、S極性、N極性、S極性、N極性を有しており、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外表面上に磁気力を生じて、現像前の現像剤26を感光体ドラム8に向けて搬送する。また、一つの固定磁極S2は、規制ブレード16と対向する位置に配されている。この一つの固定磁極S2は、規制ブレード16と協働して、現像スリーブ32の外周面上の現像剤26の厚さを所定の厚さに保つ。
前述した固定磁極N1,S3間でかつ前記固定磁極S3より矢印Gの下流側に設けられた固定磁極N4は、現像済みの現像剤26(以下、符号26aで示す)を搬送する本明細書に記した搬送磁極である。この固定磁極N4は、N極性を有しており、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1との間に反発磁界を発生して、現像スリーブ32即ち現像ローラ15の外表面上に現像スリーブ32上から現像済みの現像剤26を収容槽17に向かって剥取る現像剤剥取り領域Rを形成する。即ち、固定磁極N4は、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1に隣接して、該固定磁極N1と協働して、現像剤剥取り領域Rを形成する。現像剤剥取り領域Rは、現像磁極としての固定磁極S3から現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1に至る間の現像スリーブ32の外表面上に設けられている。
現像剤剥取り領域Rは、例えば磁束密度が5mT(ミリテスラ)程度の弱い磁気力が発生した領域であり、現像スリーブ32の外表面に付着した現像済みの現像剤26aがその自重などにより現像スリーブ32の外表面から離脱する領域である。このように、本明細書では、弱い磁気力が発生して、現像済みの現像剤26aがその自重などにより現像スリーブ32の外表面から離脱する領域を、現像剤剥取り領域Rと呼ぶ。また、現像剤剥取り領域Rは、少なくとも一部の現像スリーブ32の外表面上の法線方向の磁気力が、現像済みの現像剤26aを現像スリーブ32の外表面から引き離す方向に選定されている。前述した固定磁極N4は、本明細書に記した現像剤汲み上げ磁極と同極の隣接磁極をなしている。
また、図5に示す破線は、これらの固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4が作り出す法線方向の磁力分布を表している。さらに、本実施形態では、互いに同極でかつ互いに隣接する固定磁極N1,N4により、前述したローラ本体34の固定磁極N1,N4間に、これらの固定磁極N1,N4と異極となる磁極J(図2中に点線で示す)が自然と形成されている。
現像スリーブ32は、非磁性体からなり、円筒状に形成されて、軸芯回りに回転自在に設けられている。現像スリーブ32は、マグネットローラ33を内包し(収容し)、その内周面が固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4と順に相対するように図2中の時計回りの矢印Gに沿って回転される。現像スリーブ32は、アルミニウム、ステンレス鋼(SUS)などからなる。アルミニウムは、加工性、軽さの面で優れている。アルミニウムを用いる場合には、A6063、A5056及びA3003を用いるのが好ましい。SUSを用いる場合には、SUS303、SUS304及びSUS316を用いるのが好ましい。
また、現像スリーブ32の外表面には、該現像スリーブ32即ち現像ローラ15の軸芯に沿って延びた溝が複数形成されている。また、現像スリーブ32の外表面には、周知のブラスト処理が施されて、細かい凹凸が形成されても良い。
規制ブレード16は、現像装置13の感光体ドラム8寄りの端部に設けられている。規制ブレード16は、現像スリーブ32の外表面と間隔をあけた状態で、前述したケース27に取り付けられている。規制ブレード16は、所望の厚さを越える現像スリーブ32の外周面上の現像剤26を収容槽17内にそぎ落として、現像領域31に搬送される現像スリーブ32の外周面上の現像剤26を所望の厚さにする。
現像剤剥ぎ取りブレード28は、図4に示すように、その長手方向が前述した現像ローラ15及び感光体ドラム8と平行な板状(ブレード状)に形成されている。現像剤剥ぎ取りブレード28は、ゴムなどの可撓性を有する非磁性体で構成されている。現像剤剥ぎ取りブレード28は、その幅方向の一方の端部28aが現像スリーブ32の外表面の前述した現像剤剥取り領域Rに摺接(接触)する状態で、例えば長手方向の両端部がケース27に取り付けられている。即ち、現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像剤剥取り領域Rに摺接するように、固定的に設けられている。
このように、現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像剤剥取り領域Rに相対するように、固定的に設けられている。なお、本明細書でいう現像剤剥ぎ取りブレード28が現像剤剥取り領域Rに相対するように固定的に設けられているとは、現像剤剥ぎ取りブレード28が現像剤剥取り領域Rと間隔をあけて相対するように固定的に設けられていることと、現像剤剥ぎ取りブレード28が現像剤剥取り領域Rに摺接するように固定的に設けられていることとの双方を示している。こうして、本明細書では、現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像剤剥取り領域Rに接触していても良く、現像剤剥取り領域Rと非接触であっても良い。
現像剤剥ぎ取りブレード28の現像スリーブ32に摺接する端部28aは、ブラシ状(櫛歯状ともいう)に形成されている。さらに、現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像スリーブ32の外表面上の法線方向の磁気力が、現像済みの現像剤26aを該現像スリーブ32の外表面から引き離す向きとなる位置に摺接している。即ち、現像スリーブ32の外表面上の法線方向の磁気力が、現像剤剥取り領域Rの現像剤剥ぎ取りブレード28が摺接する位置で、現像済みの現像剤26aを該現像スリーブ32の外表面から引き離す向きに選定されている。
前述した構成の現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像剤剥取り領域Rに摺接することで、現像済みの現像剤26aを現像スリーブ32の外表面から剥ぎ取るとともに、剥ぎ取った現像済みの現像剤26aがすぐさま現像スリーブ32に付着することを規制する。
また、前述した構成の現像剤剥ぎ取りブレード28は、現像スリーブ32と間隔をあけて配されていれば(即ち現像スリーブ32に接触しないように配置されていれば)、ステンレス鋼などの可撓性を有していない材料から構成されても良い。なお、勿論、この場合も現像剤剥ぎ取りブレード28は、非磁性体で構成されている。
さらに、本発明では、現像剤剥取りブレード28を、図6に示すように、前述した端部28aをブラシ状又は櫛歯状に形成することなく、板状に形成しても良い。この場合も、現像剤剥取りブレード28は、ステンレス鋼、ゴムなどの非磁性体で固定されており、望ましくはゴムなどの可撓性を有する材料で構成されている。
前述した構成の現像装置13は、現像剤供給部14でトナーと磁性キャリアとを十分に攪拌し、この攪拌した現像剤26を固定磁極N1により現像スリーブ32の外表面に吸引する。そして、現像装置13は、現像スリーブ32が矢印Gに沿って回転して、複数の搬送磁極S1,N2,S2,N3により付着した現像剤26を現像領域31に向かって搬送する。現像装置13は、規制ブレード16で所望の厚さになった現像剤26を感光体ドラム8に付着させる。こうして、現像装置13は、現像剤26を現像ローラ15に担持し、現像領域31に搬送して、感光体ドラム8上の静電潜像を現像して、トナー像を形成する。
そして、現像装置13は、現像済みの現像剤26aを、固定磁極N4で現像剤剥取り領域Rまで搬送し、図5に示すように、該現像剤剥取り領域Rから現像済みの現像剤26aを収容槽17に向かって離脱させる。さらに、現像剤剥取り領域Rに付着したままの現像済みの現像剤26aを現像剤剥取りブレード28で、現像スリーブ32の外表面からそぎ落とす。そぎ落とされた現像剤26は、現像剤剥取りブレード28によりすぐさま現像スリーブ32に付着することが規制されて、再度、第2空間21内で他の現像剤26と十分に攪拌されて、感光体ドラム8の静電潜像の現像に用いられる。
前述した構成の画像形成装置1は、以下に示すように、記録紙7に画像を形成する。まず、画像形成装置1は、感光体ドラム8を回転して、この感光体ドラム8の外周面を一様に帯電ローラ9により帯電する。感光体ドラム8の外周面にレーザ光10を照射して、該感光体ドラム8の外周面に静電潜像を形成する。そして、静電潜像が現像領域31に位置付けられると、現像装置13の現像スリーブ32の外表面に付着した現像剤26が感光体ドラム8の外周面に付着して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム8の外周面に形成する。
そして、画像形成装置1は、給紙ローラ3などにより搬送されてきた記録紙7が転写部材4と感光体ドラム8との間に位置して、感光体ドラム8の外周面上に形成されたトナー像を記録紙7に転写する。画像形成装置1は、定着装置5で、記録紙7にトナー像を定着する。こうして、画像形成装置1は、記録紙7に画像を形成する。
本実施形態によれば、現像剤剥取り領域Rに現像剤剥取りブレード28を摺接(相対)させている。このため、現像剤剥取り領域Rから現像済みの現像剤26aを確実に剥ぎ取ることができる。また、現像剤剥取り領域R即ち現像スリーブ32から離脱した現像剤26aが、現像剤剥取りブレード28によって、すぐさま現像スリーブ32に付着することが防止される。このため、現像済みの現像剤26aが、現像スリーブ32から離脱することなく、再度、感光体ドラム8の静電潜像の現像に用いられることを防止できる。したがって、スクリュピッチムラの発生を防止でき、均一の高品質な画像を得ることができる。
また、現像剤剥取りブレード28が、法線方向の磁気力が現像剤26aを現像スリーブ32の外表面から引き離す向きに選定された箇所に摺接している。このため、現像剤剥取りブレード28が、現像済みの現像剤26aを現像スリーブ32から確実に剥ぎ取ることができる。また、現像剤26に現像剤剥取りブレード28などから付与される摩擦力を抑制でき、現像剤26の劣化を防止することができる。
現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、隣接磁極(搬送磁極)としての固定磁極N4との間にこれらと異極の磁極Jを形成しているので、現像スリーブ32の外表面上に現像剤剥取り領域Rを確実に形成することができる。
現像磁極としての固定磁極S3と、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1との間に少なくとも搬送磁極としての固定磁極N4を設けているので、現像済みの現像剤26aを現像磁極としての固定磁極S3から現像剤剥取り領域Rまで確実に搬送できる。また、現像剤剥取り領域Rを、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、搬送磁極としての固定磁極N4と、で形成するので、現像剤剥取り領域Rを形成するための専用の磁極を設ける必要がない。したがって、マグネットローラ33などの小型化を図ることができる。
現像剤剥取りブレード28を可撓性のものにしたことにより、該ブレード28と現像スリーブ32との接触圧が平準化される。このため、現像済みの現像剤26aの機械的剥取り作用自体が、現像スリーブ32の全長に亘って、一様に働くという効果が奏される。
現像剤剥取りブレード28の現像スリーブ32と摺接する端部28aを、ブラシ状ない櫛歯状にしたことにより、低い接触圧でも、現像済みの現像剤26aの拭い取り・清掃作用が確保できるので、現像剤26の劣化を抑制できるという効果が奏される。
また、現像剤剥取りブレード28の現像スリーブ32と摺接する端部28aを、ブラシ状ない櫛歯状にしたことにより、現像スリーブ32の外表面に凹凸があっても、該現像スリーブ32の外表面から現像済みの現像剤26aを確実に離脱させることができる。
現像剤26のトナーの平均粒径が7μm以下に選定されたことにより、粒状度に優れ、かつスクリュピッチムラの無い優れた画像を得ることができる。
トナーが乳化重合法又は懸濁重合法によるものに選定されたことにより、トナーの球形度が良好であるので、画像上に残留する濃度ムラが視認的に改善されるという効果が奏される。
また、前述した現像装置13を有しているため、粒状度に優れ、かつスクリュピッチムラの無い優れた画像を得られるプロセスカートリッジ6及び画像形成装置1を提供することができる。
次に、本発明者らは、現像剤剥取りブレード28の有無等を変化させて、記録紙7にテスト画像を形成し、本発明の効果を確認した。結果を以下の表1に示す。
Figure 2006171067
(比較例)
比較例では、現像ローラ15の外径を18mm、現像スリーブ32の角速度(回転数)を294RPMとし、攪拌スクリュー18の外径を12mm、攪拌スクリュー18のピッチを20mm、攪拌スクリュー18の回転数を376RPM、攪拌スクリュー18の回転中心の位置を253°(図5に示す座標上での位置)としている。なお、図5に示す座標では、現像スリーブ32の回転中心Pから水平方向に感光体ドラム8に延びた位置を0°とし、矢印Gの逆向きに順に角度を大きくしている。さらに、前述した現像剤剥ぎ取りブレード28を設けずに、現像スリーブ32の外表面にブラスト処理を施し、前述した粉砕するなどして得られ、かつ平均粒径が10μmのトナーを用いた。
上記の条件にして現像を行い、画像形成を行ってテスト画像を出力した結果、表1に示すように、粒状度において、実用に耐えない許容限度外である結果が得られた。なお、粒状度とは、テスト画像の滑らかさを示している。さらに、スクリュピッチムラにおいては実用に耐えない許容限度外である結果が得られた。
なお、表1中の評価基準は、実用に耐え得るものを○、優れるものを◎、実用に耐え得る許容限度内であるものを△とする。実用に耐えないものを×とする。
(実施例1)
次に、実施例1において、ステンレス鋼で構成される板状の現像剥取りブレード28を、現像スリーブ32と間隔をあけて配置し、その他は比較例と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラが殆どなくなり、実用に耐え得る優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る許容限度内である結果が得られた。
(実施例2)
実施例2では、可撓性を有する材料としてのシリコーンゴムで構成される板状の現像剥取りブレード28を、現像スリーブ32に摺接させ、その他は比較例と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラがなくなり、実用に耐え得る非常に優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る許容限度内である結果が得られた。
(実施例3)
実施例3では、現像スリーブ32の外表面に溝を形成し、その他は実施例2と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラが殆どなくなり、実用に耐え得る優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る許容限度内である結果が得られた。
(実施例4)
実施例4では、可撓性を有する材料としてのシリコーンゴムで構成される板状の現像剥取りブレード28の現像スリーブ32に摺接する端部28aをブラシ状に形成し、その他は実施例3と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラがなくなり、実用に耐え得る非常に優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る許容限度内である結果が得られた。
(実施例5)
実施例5では、平均粒径が5.5μmの前述した粉砕するなどして得られたトナーを用い、その他は実施例4と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラがなくなり、実用に耐え得る非常に優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る優れた結果が得られた。
(実施例6)
実施例6では、平均粒径が5.5μmの乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子であるトナーを用い、その他は実施例5と同じ条件にしてテスト画像を出力したところ、スクリュピッチムラがなくなり、実用に耐え得る非常に優れた結果となった。さらに、粒状度において、実用に耐え得る非常に優れた結果が得られた。
このように、現像剤剥ぎ取りブレード28を設けることで、画像上も斜め状のスクリュピッチムラの無くかつ粒状度が良好な画像を得ることができることが明らかとなった。
なお、本発明では平均粒径が3μm以上でかつ7μm以下のトナーを用いる。トナーの粒径が7μmを越えると画質が劣化し、トナーの粒径が3μm未満であると、磁性キャリアからトナーが離脱しやすくなり、トナー飛散と呼ばれる現象が発生しやすくなるためである。
前述した実施形態では、現像剤剥ぎ取りブレード28を現像スリーブ32の外表面の現像剤剥取り領域Rに摺接させている。しかしながら、本発明では、現像剤剥ぎ取りブレード28を現像スリーブ32の外表面の現像剤剥取り領域Rと間隔をあけて相対させても良い。即ち、現像剤剥ぎ取りブレード28を現像スリーブ32の外表面の現像剤剥取り領域Rに非接触としても良い。
前述した実施形態では、プロセスカートリッジ6はカートリッジケース11と帯電ローラ9と感光体ドラム8とクリーニングブレード12と現像装置13とを備えている。しかしながら、本発明ではプロセスカートリッジ6は少なくとも現像装置13を備えていれば良く、カートリッジケース11と帯電ローラ9と感光体ドラム8とクリーニングブレード12を必ずしも備えていなくても良い。また、前述した実施形態では画像形成装置1は装置本体2に着脱自在なプロセスカートリッジ6を備えている。しかしながら本発明では画像形成装置1は現像装置13を備えていれば良く、プロセスカートリッジ6を必ずしも備
えていなくても良い。
また、前述した実施形態では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、該固定磁極N1と協働して現像剤剥取り領域Rを形成する固定磁極N4との間に、これらの固定磁極N1,N4と異極の磁極Jが自然と形成されている。しかしながら、本発明では、図7に示すように、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、該固定磁極N1と協働して現像剤剥取り領域Rを形成する固定磁極N4との間に、これらの固定磁極N1,N4と同極又は異極の磁極Jを積極的に設けても良い。この磁極Jは、前述した固定磁極N1,N4と勿論別体の磁石でかつ前述したローラ本体34に取り付けられている。磁極Jは、前述した固定磁極N1,N4と相互に作用しあうことで、前述した現像剤剥取り領域Rを形成する。現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、隣接磁極としての固定磁極N4との間にこれらと異極又は同極の磁極Jを設けているので、非磁性の現像スリーブ32の外表面上に現像剤剥取り領域Rを確実に形成することができる。
また、前述した実施形態では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3との間に、現像済みの現像剤26aを搬送する搬送磁極としての固定磁極N4を一つ設けている。しかしながら、本発明では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3との間に、現像済みの現像剤26aを搬送する搬送磁極としての固定磁極N4を複数設けても良い。要するに、本発明では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3との間に、現像済みの現像剤26aを搬送する搬送磁極としての固定磁極N4を少なくとも一つ設けて、これらの少なくとも一つの固定磁極N4のうち最も現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1寄りの固定磁極N4と、前記現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1との間に前述した現像剤剥取り領域Rを形成すれば良い。
また、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3との間に、搬送磁極としての固定磁極N4を設け、固定磁極N1,N4間に現像剤剥取り領域Rを形成している。しかしながら、本発明では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3とを互いに同極に形成し、これらの固定磁極N1,S3間に現像剤剥取り領域Rを形成しても良い。この場合、現像磁極としての固定磁極S3は、本発明に記した隣接磁極をなしている。
本発明では、現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1と、現像磁極としての固定磁極S3との間に少なくとも一つの固定磁極N4を設け、これらの固定磁極N1,S3,N4のうち任意の二つの間に前述した現像剤剥取り領域Rを形成しても良い。要するに、本発明では、現像磁極としての固定磁極S3から現像剤汲上げ磁極としての固定磁極N1に至る間に、現像剤剥取り領域Rを形成すれば良い。
さらに、前述した実施形態では、マグネットローラ33のローラ本体34と別体の磁石を埋め込んで、固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を配置している。しかしながら、本発明では必ずしもマグネットローラ33のローラ本体34に磁石を埋め込んで磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を配置しなくても良い。つまり、マグネットローラ33のローラ本体34の必要な箇所を着磁して固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を配置しても良いし、マグネットローラ33のローラ本体34に周知のマグネットピースを接着固定して固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を配置しても良い。要するに本発明におけるマグネットローラ33は、実施形態で述べた固定磁極N1,S1,N2,S2,N3,S3,N4を形成するものであれば良く、本発明の主旨を満足するものであれば種々のマグネットローラ33を用いて良い。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の要部を示す断面図である。 図1に示された画像形成装置の現像装置の断面図である。 図2中のA−B−C−D線に沿う断面図である。 図2に示された現像装置の要部を示す斜視図である。 図2に示された現像装置の動作状況を示す説明図である。 図4に示された現像剤剥取りブレードの変形例を示す斜視図である。 図2に示された現像装置の変形例の断面図である。 従来の現像装置の動作状況を示す説明図である。 従来の他の現像装置の動作状況を示す説明図である。 図8中のa−b−c−d線に沿う断面図である。 従来の現像装置の画像形成時に発生していたスクリュピッチムラを示す図である。 図10に示された攪拌スクリューによるスクリュピッチムラを説明する図である。 図10中のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図10中のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図13中のXV部を拡大して示す断面図である。 図14中のXVI部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 装置本体
6 プロセスカートリッジ
8 感光体ドラム(感光体)
9 帯電ローラ(帯電装置)
13 現像装置
17 収容槽
26 現像剤
26a 現像済みの現像剤
28 現像剤剥取りブレード
28a 端部
32 現像スリーブ(非磁性の円筒体)
33 マグネットローラ
N1 固定磁極(現像剤汲み上げ磁極)
S1 固定磁極
N2 固定磁極
S2 固定磁極
N3 固定磁極
S3 固定磁極(現像磁極)
N4 固定磁極(搬送磁極、隣接磁極)
J 磁極
R 現像剤剥取り領域

Claims (12)

  1. マグネットローラの固定磁極として、上記マグネットローラを内包する非磁性の円筒体に現像剤の収容槽内から現像剤を吸引する現像剤汲上げ磁極と、上記円筒体に吸引された上記現像剤のトナーを感光体に受け渡す現像磁極と、が少なくとも設けられ、且つ、上記現像磁極から上記現像剤汲上げ磁極に至る間に、現像済みの現像剤を上記円筒体の外表面から上記収容槽内に向かって剥取る現像剤剥取り領域が、非磁性の上記円筒体の外表面に設けられた現像装置において、
    上記円筒体に残留した現像済みの現像剤を該円筒体の外表面から剥ぎ取る非磁性体で構成される現像剤剥取りブレードが、上記円筒体の外表面の上記現像剤剥取り領域に相対するように、固定的に設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 上記現像剤剥取りブレードが、上記現像剤剥取り領域に摺接するように、固定的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 上記非磁性の円筒体の外表面に対する法線方向の磁気力が、上記現像剤剥取り領域の上記現像剤剥取りブレードが摺接する位置で、上記現像済みの現像剤を該円筒体の外表面から引き離す向きに選定されていることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
  4. 上記現像剤汲上げ磁極と、上記現像剤汲上げ磁極に隣接して該現像剤汲上げ磁極と協働して上記現像剤剥取り領域を形成する隣接磁極と、を互いに同極となるように設けて、
    これらの磁極の間に、上記現像剤汲上げ磁極及び上記隣接磁極と異極となる磁極を形成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  5. 上記現像剤汲上げ磁極と、上記現像剤汲上げ磁極に隣接して該現像剤汲上げ磁極と協働して上記現像剤剥取り領域を形成する隣接磁極と、を互いに同極となるように設けるとともに、これらの磁極の間に、上記現像剤汲上げ磁極及び上記隣接磁極と同極又は異極となる磁極を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  6. 上記マグネットローラの固定磁極として、上記現像済みの現像剤を上記収容槽まで搬送する搬送磁極が、上記現像磁極から上記現像剤汲上げ磁極に至る間に少なくとも1つ設けられているとともに、上記現像剤剥取り領域が、少なくとも一つの搬送磁極のうち最も上記現像剤汲上げ磁極寄りの搬送磁極と上記現像剤汲み上げ磁極に至る間に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 上記現像剤剥取りブレードが、可撓性を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  8. 上記現像剤剥取りブレードの上記円筒体に摺接する端部が、ブラシ状に仕上げられていることを特徴とする請求項2ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  9. 上記トナーの平均粒径が3μm以上でかつ7μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のうちいずれか一項に記載の現像装置。
  10. 上記トナーが、乳化重合法又は懸濁重合法により製造された球状の微粒子であることを特徴とする請求項9記載の現像装置。
  11. 現像装置を少なくても有するプロセスカートリッジにおいて、上記現像装置として、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 感光体と、帯電装置と、現像装置と、を少なくても有する画像形成装置において、上記現像装置として、請求項1ないし請求項10のうちいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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