JP2006170164A - ブローバイガス還元装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水分が混入したオイルをクランクケース内部に戻すことを極力防止し、潤滑性能の低下を抑制する。
【解決手段】 エンジン10のブローバイガスから気液を分離するエレメント32により上下に2分割される上部空間34A及び下部空間34Bからなる密閉空間34が形成されるブローバイガスフィルタ36と、上部空間34Aと吸気系とを連通する気体戻し通路38と、ブローバイガスフィルタ36の最下部に配設され、下部空間34Bを外部開放する開閉弁40と、下部空間34Bの上下方向中間部において、下部空間34Bとクランクケース18内部とを連通する液体戻し通路46と、を含んでブローバイガス還元装置を構成する。そして、ブローバイガスから分離された液体を下部空間34Bに貯留してオイルと水分とを更に分離させ、その上部に存在するオイルのみをクランクケース18内部へと戻すようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジン10のブローバイガスから気液を分離するエレメント32により上下に2分割される上部空間34A及び下部空間34Bからなる密閉空間34が形成されるブローバイガスフィルタ36と、上部空間34Aと吸気系とを連通する気体戻し通路38と、ブローバイガスフィルタ36の最下部に配設され、下部空間34Bを外部開放する開閉弁40と、下部空間34Bの上下方向中間部において、下部空間34Bとクランクケース18内部とを連通する液体戻し通路46と、を含んでブローバイガス還元装置を構成する。そして、ブローバイガスから分離された液体を下部空間34Bに貯留してオイルと水分とを更に分離させ、その上部に存在するオイルのみをクランクケース18内部へと戻すようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ブローバイガス還元装置において、ブローバイガスに含まれる水分を処理する技術に関する。
ピストン隙間を通ってクランクケース内へと漏れたブローバイガスを処理する装置として、特開2001−182520号公報(特許文献1)に記載されたブローバイガス還元装置が提案されている。かかるブローバイガス還元装置は、気液を分離するフィルタを用いて、ブローバイガスから分離したオイルをクランクケース内に戻す一方、オイルが分離されたブローバイガスを吸気系に戻す構成が採用されている。
特開2001−182520号公報
ところで、CNG(Compressed Natural Gas)などの天然ガスを燃料とするガスエンジンでは、ブローバイガスにはオイルミストだけではなく水分が多く含まれている。このため、水分が混入したオイルをクランクケース内に戻すと、オイルの乳化による潤滑性能の低下などが起こるおそれがあった。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、ブローバイガスから分離された液体を貯留してオイルと水分とを更に分離させ、その上部に存在するオイルのみをクランクケース内に戻すことで、潤滑性能の低下を抑制したブローバイガス還元装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、ブローバイガスから分離された液体を貯留してオイルと水分とを更に分離させ、その上部に存在するオイルのみをクランクケース内に戻すことで、潤滑性能の低下を抑制したブローバイガス還元装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、エンジンのブローバイガスから気液を分離する気液分離手段と、前記気液分離手段により分離された気体を吸気系に戻す気体戻し通路と、前記気液分離手段により分離された液体を貯留する液体貯留手段と、前記液体貯留手段の上部に存在する液体をクランクケース内部に戻す液体戻し通路と、前記液体貯留手段に貯留される液体を外部に排出する液体排出手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記液体貯留手段に貯留される液体の水位を検出する水位検出手段と、前記水位検出手段により検出された水位が所定上限値に達したときに、前記液体排出手段を遠隔作動させて液体を外部に排出する液体排出制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記液体排出制御手段は、前記液体排出手段を所定時間だけ作動させることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記液体排出制御手段は、前記液体排出手段を所定時間だけ作動させることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記液体排出制御手段は、前記水位検出手段により検出される水位が所定下限値に低下するまで、前記液体排出手段を作動させることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、エンジンのブローバイガスから気液を分離するエレメントにより上下に2分割される上部空間及び下部空間からなる密閉空間が形成されるブローバイガスフィルタと、前記上部空間と吸気系とを連通する上部空間連通路と、前記ブローバイガスフィルタの最下部に配設され、前記下部空間を外部開放する開閉弁と、前記下部空間の上下方向中間部において、該下部空間とクランクケース内部とを連通する下部空間連通路と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、エンジンのブローバイガスから気液を分離するエレメントにより上下に2分割される上部空間及び下部空間からなる密閉空間が形成されるブローバイガスフィルタと、前記上部空間と吸気系とを連通する上部空間連通路と、前記ブローバイガスフィルタの最下部に配設され、前記下部空間を外部開放する開閉弁と、前記下部空間の上下方向中間部において、該下部空間とクランクケース内部とを連通する下部空間連通路と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、エンジンのブローバイガスは、気液分離手段により気体及び液体に分離される。そして、ブローバイガスから分離された気体は、気体戻し通路を通って吸気系に戻される一方、ブローバイガスから分離された液体は、液体貯留手段に貯留される。液体貯留手段に貯留された液体は、オイル及び水分を含んで構成されているため、比重違いによりオイルと水分とに更に分離され、その上部に存在するオイルが液体戻し通路を通ってクランクケース内部に戻される。また、液体貯留手段に貯留された液体は、液体排出手段により外部に排出される。このとき、液体排出手段を適切なタイミングで操作することで、その下部に存在する水分のみを外部に排出することができる。従って、水分が混入したオイルがクランクケース内部に戻されることが極力防止され、オイルの乳化による潤滑性能の低下を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、液体貯留手段に貯留される液体の水位が所定上限値に達すると、その液体が自動的に外部に排出されるので、液体排出手段を操作する手間を省くことができる。
請求項3記載の発明によれば、液体貯留手段に貯留される液体の水位が所定上限値に達すると、その液体が所定時間だけ外部に排出されるので、所定時間を適切に設定することで、液体の下部に存在する水分だけを排出させることができる。
請求項3記載の発明によれば、液体貯留手段に貯留される液体の水位が所定上限値に達すると、その液体が所定時間だけ外部に排出されるので、所定時間を適切に設定することで、液体の下部に存在する水分だけを排出させることができる。
請求項4記載の発明によれば、液体貯留手段に貯留される液体の水位が所定上限値に達すると、その水位が所定下限値に低下するまで液体が外部に排出されるので、液体の下部に存在する水分のみを高精度に排出させることができる。このため、その上部に存在するオイルが外部に排出されることを極力抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、エンジンのブローバイガスは、エレメントにより気液分離される。そして、ブローバイガスから分離された気体は、外部空間及び上部空間連通路を通って吸気系に戻される一方、ブローバイガスから分離された液体は、重力により鉛直下方に落ちて下部空間に貯留される。下部空間に貯留された液体は、オイル及び水分を含んで構成されているため、比重違いによりオイルと水分とに更に分離され、その上部に存在するオイルが下部空間連通路を通ってクランクケース内部に戻される。また、液体の下部に存在する水分は、開閉弁を適宜操作することで、外部に排出される。従って、請求項1に係る発明と同様に、水分が混入したオイルがクランクケース内部に戻されることが極力防止され、オイルの乳化による潤滑性能の低下を抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、エンジンのブローバイガスは、エレメントにより気液分離される。そして、ブローバイガスから分離された気体は、外部空間及び上部空間連通路を通って吸気系に戻される一方、ブローバイガスから分離された液体は、重力により鉛直下方に落ちて下部空間に貯留される。下部空間に貯留された液体は、オイル及び水分を含んで構成されているため、比重違いによりオイルと水分とに更に分離され、その上部に存在するオイルが下部空間連通路を通ってクランクケース内部に戻される。また、液体の下部に存在する水分は、開閉弁を適宜操作することで、外部に排出される。従って、請求項1に係る発明と同様に、水分が混入したオイルがクランクケース内部に戻されることが極力防止され、オイルの乳化による潤滑性能の低下を抑制することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明を具現化したブローバイガス還元装置の全体構成を示す。
エンジン10のシリンダブロック12には、ピストン14が往復動可能に嵌挿されるシリンダ12Aが形成される。また、シリンダブロック12の下方に形成されたスカート部12Bの下面には、オイルパン16が締結され、スカート部12B及びオイルパン16により、クランク軸を回転可能に収容しつつオイルを貯留するクランクケース18が形成される。一方、シリンダブロック12の上面には、吸気ポート20及び排気ポート22が夫々形成されると共に、図示せぬ吸気弁及び排気弁が夫々配設されたシリンダヘッド24が締結される。シリンダヘッド24の上面には、吸気弁及び排気弁を夫々開閉駆動する動弁機構が収納されるヘッドカバー26が締結される。さらに、シリンダブロック12及びシリンダヘッド24には、シリンダ12Aとピストン14との微小隙間を通ってクランクケース18内部へと漏れたブローバイガスを、ヘッドカバー26内部へと導くブローバイガス通路28が夫々形成される。
図1は、本発明を具現化したブローバイガス還元装置の全体構成を示す。
エンジン10のシリンダブロック12には、ピストン14が往復動可能に嵌挿されるシリンダ12Aが形成される。また、シリンダブロック12の下方に形成されたスカート部12Bの下面には、オイルパン16が締結され、スカート部12B及びオイルパン16により、クランク軸を回転可能に収容しつつオイルを貯留するクランクケース18が形成される。一方、シリンダブロック12の上面には、吸気ポート20及び排気ポート22が夫々形成されると共に、図示せぬ吸気弁及び排気弁が夫々配設されたシリンダヘッド24が締結される。シリンダヘッド24の上面には、吸気弁及び排気弁を夫々開閉駆動する動弁機構が収納されるヘッドカバー26が締結される。さらに、シリンダブロック12及びシリンダヘッド24には、シリンダ12Aとピストン14との微小隙間を通ってクランクケース18内部へと漏れたブローバイガスを、ヘッドカバー26内部へと導くブローバイガス通路28が夫々形成される。
ヘッドカバー26の内部空間は、ブローバイガス導入路30を介して、気液分離手段としてのエレメント32により上下に2分割される上部空間34A及び下部空間34Bからなる密閉空間34が形成されたブローバイガスフィルタ36に連通接続される。詳しくは、ヘッドカバー26の内部空間は、ブローバイガスフィルタ36の下部空間34Bの上部に連通接続される。また、上部空間34Aは、上部空間連通路としての気体戻し通路38を介して、吸気ポート20を含んで構成される吸気系に連通接続される。ここで、エレメント32としては、いわゆるオイルミストフィルタを用いる一方、下部空間34Bは、液体貯留手段として機能する。
一方、ブローバイガスフィルタ36の最下部には、必要に応じて下部空間34Bを外部開放すべく、常閉式の電磁開閉弁(以下「開閉弁」という)40(液体排出手段)が配設される。また、ブローバイガスフィルタ36の下部には、エレメント32により分離された液体であって、下部空間34Bに貯留される液体の水位を検出する水位センサ42(水位検出手段)が配設される。そして、水位センサ42の出力は、コンピュータを内蔵したコントロールユニット44へと入力され、そのROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムによって実現される液体排出制御手段により、開閉弁40が開閉制御される。さらに、下部空間34Bであってその最下部から所定距離だけ上方に位置する部位は、下部空間連通路としての液体戻し通路46を介して、クランクケース18の内部へと連通接続される。
図2は、コントロールユニットユニット44において、エンジン10の始動後所定時間ごとに繰り返し実行される制御プログラムの第1実施形態を示す。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ2では、水位が所定上限値以上となったか否かを判定する。ここで、所定上限値は、エレメント32によりブローバイガスから分離された液体を外部排出すべきか否かを判定するための閾値であって、下部空間34Bの容積及び液体戻し通路46の接続位置などを考慮して適宜設定される。そして、水位が所定上限値以上となったならばステップ3へと進み(Yes)、開閉弁40を所定時間開弁させる。一方、水位が所定上限値未満であれば処理を終了する(No)。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ2では、水位が所定上限値以上となったか否かを判定する。ここで、所定上限値は、エレメント32によりブローバイガスから分離された液体を外部排出すべきか否かを判定するための閾値であって、下部空間34Bの容積及び液体戻し通路46の接続位置などを考慮して適宜設定される。そして、水位が所定上限値以上となったならばステップ3へと進み(Yes)、開閉弁40を所定時間開弁させる。一方、水位が所定上限値未満であれば処理を終了する(No)。
かかるブローバイガス還元装置によれば、シリンダ12Aとピストン14との微小隙間を通ってクランクケース18の内部へと漏れたブローバイガスは、ブローバイガス通路28を通ってヘッドカバー26の内部空間へと導かれる。ヘッドカバー26の内部空間へと導かれたブローバイガスは、ブローバイガス導入路30を通ってブローバイガスフィルタ36へと導入される。ブローバイガスフィルタ36において、エレメント32によりブローバイガスから気液が分離される。そして、分離された気体は、吸気負圧により上部空間34A及び気体戻し通路38を通って吸気系へと戻される一方、分離された液体は、重力により下部空間34Bへと落下し、その下部に貯留される。このとき、液体を構成する水分及びオイルは比重が異なることから、図1に示すように、下部に水分が、上部にオイルが存在することとなる。
そして、下部空間34Bに貯留される液体の水位が、液体戻し通路46の接続部位まで上昇すると、その上部に存在するオイルのみが、液体戻し通路46を通ってクランクケース18の内部へと戻される。このため、クランクケース18には、水分が導入されることが極力防止され、オイルに水分が混入することで潤滑性能が低下することを抑制することができる。また、下部空間34Bに貯留される液体の水位が所定上限値まで上昇したときには、開閉弁40が所定時間開弁されるので、この所定時間を適宜設定することで、液体の下部に存在する水分のみが外部へと排出される。
図3は、コントロールユニットユニット44において、エンジン10の始動後所定時間ごとに繰り返し実行される制御プログラムの第2実施形態を示す。
ステップ11では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ12では、水位が所定上限値以上となったか否かを判定する。そして、水位が所定上限値以上となったならばステップ13へと進む一方(Yes)、水位が所定上限値未満であれば処理を終了する(No)。
ステップ11では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ12では、水位が所定上限値以上となったか否かを判定する。そして、水位が所定上限値以上となったならばステップ13へと進む一方(Yes)、水位が所定上限値未満であれば処理を終了する(No)。
ステップ13では、開閉弁40を開弁させる。
ステップ14では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ15では、水位が所定下限値以下となったか否かを判定する。ここで、所定下限値は、ブローバイガスから分離された液体の外部排出を停止すべきか否かを判定するための閾値であって、下部空間34Bの容積などを考慮して適宜設定される。そして、水位が所定下限値以下になったならばステップ16へと進み(Yes)、開閉弁40を閉弁させる。一方、水位が所定下限値より大であればステップ14へと戻る(No)。
ステップ14では、水位センサ42から水位を読み込む。
ステップ15では、水位が所定下限値以下となったか否かを判定する。ここで、所定下限値は、ブローバイガスから分離された液体の外部排出を停止すべきか否かを判定するための閾値であって、下部空間34Bの容積などを考慮して適宜設定される。そして、水位が所定下限値以下になったならばステップ16へと進み(Yes)、開閉弁40を閉弁させる。一方、水位が所定下限値より大であればステップ14へと戻る(No)。
かかるブローバイガス還元装置によれば、下部空間34Bに貯留される液体の水位が所定上限値以上となると、その水位が所定下限値に達するまで、液体が外部排出される。このため、先の実施形態の作用及び効果に加え、下部空間34Bに貯留される液体のうち、下部に存在する水分のみを高精度に外部排出させることができ、その上部に存在するオイルが排出されることを極力抑制することができる。
10 エンジン
18 クランクケース
32 エレメント
34 密閉空間
34A 上部空間
34B 下部空間
36 ブローバイガスフィルタ
38 気体戻し通路
40 開閉弁
42 水位センサ
44 コントロールユニット
46 液体戻し通路
18 クランクケース
32 エレメント
34 密閉空間
34A 上部空間
34B 下部空間
36 ブローバイガスフィルタ
38 気体戻し通路
40 開閉弁
42 水位センサ
44 コントロールユニット
46 液体戻し通路
Claims (5)
- エンジンのブローバイガスから気液を分離する気液分離手段と、
前記気液分離手段により分離された気体を吸気系に戻す気体戻し通路と、
前記気液分離手段により分離された液体を貯留する液体貯留手段と、
前記液体貯留手段の上部に存在する液体をクランクケース内部に戻す液体戻し通路と、
前記液体貯留手段に貯留される液体を外部に排出する液体排出手段と、
を含んで構成されたことを特徴とするブローバイガス還元装置。 - 前記液体貯留手段に貯留される液体の水位を検出する水位検出手段と、
前記水位検出手段により検出された水位が所定上限値に達したときに、前記液体排出手段を遠隔作動させて液体を外部に排出する液体排出制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載のブローバイガス還元装置。 - 前記液体排出制御手段は、前記液体排出手段を所定時間だけ作動させることを特徴とする請求項2記載のブローバイガス還元装置。
- 前記液体排出制御手段は、前記水位検出手段により検出される水位が所定下限値に低下するまで、前記液体排出手段を作動させることを特徴とする請求項2記載のブローバイガス還元装置。
- エンジンのブローバイガスから気液を分離するエレメントにより上下に2分割される上部空間及び下部空間からなる密閉空間が形成されるブローバイガスフィルタと、
前記上部空間と吸気系とを連通する上部空間連通路と、
前記ブローバイガスフィルタの最下部に配設され、前記下部空間を外部開放する開閉弁と、
前記下部空間の上下方向中間部において、該下部空間とクランクケース内部とを連通する下部空間連通路と、
を含んで構成されたことを特徴とするブローバイガス還元装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004367371A JP2006170164A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | ブローバイガス還元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004367371A JP2006170164A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | ブローバイガス還元装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006170164A true JP2006170164A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36671171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004367371A Pending JP2006170164A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | ブローバイガス還元装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006170164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102359406A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-22 | 绿田机械股份有限公司 | 一种环保动力汽油机 |
AT515458A1 (de) * | 2014-02-18 | 2015-09-15 | Ift Gmbh | Verbrennungsmotor |
JP7448463B2 (ja) | 2020-11-26 | 2024-03-12 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のガス分析装置用液体捕集装置 |
-
2004
- 2004-12-20 JP JP2004367371A patent/JP2006170164A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102359406A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-22 | 绿田机械股份有限公司 | 一种环保动力汽油机 |
AT515458A1 (de) * | 2014-02-18 | 2015-09-15 | Ift Gmbh | Verbrennungsmotor |
AT14859U1 (de) * | 2014-02-18 | 2016-07-15 | Ift Gmbh | Verbrennungsmotor |
JP7448463B2 (ja) | 2020-11-26 | 2024-03-12 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のガス分析装置用液体捕集装置 |
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