JP2006168615A - 自動車用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降時の利便性を向上させるとともに、乗員保護性能を向上させることが可能な自動車用シート回動機構を提供する。
【解決手段】乗降時にシート本体1が回動される際に前記回動を通常位置と乗降位置の回動範囲内に規制する回動規制手段4を備え、側方衝突時にシート本体1の側面で且つ回動軸より前方の位置に、シート本体1の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により通常位置におけるシート本体1の固定状態を解除するとともに、回動規制手段4によるシート本体1の車体中央側への回動の規制を解いて、シート本体1の車体中央側への回動を許容する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用シートに関するものである。
一般に自動車に乗車する際は、まず停車時にドアを開け、続いてその開口部を通じて車室内に入りながら、車室内に設置してあるシートに着座する、という動作を行う。このとき、自動車の構成部材、例えばルーフやピラーを避けて室内に入り、座面が前方に向いたシートに着座する必要がある。特に運転席においては、ルーフやピラーに加え、さらにインストルメントパネル、ハンドルを避けて室内に入り、シートに着座しなければならないため、姿勢が不安定になり着座動作が難しい。自動車から降りる際も、乗車時と同様に姿勢が不安定になり降車動作は難しい。
このような自動車の乗降時の利便性を高めるために、乗降時にシート本体の中心線がドアの開口部方向に向くようにシート本体を水平に回動させる回動機構を持った自動車用シートが提案されている。この自動車用シートでは、通常時は、シート本体が回動しないように、操作レバーで操作されるロック機構によってシート本体の中心線が車両前方を向いてシート本体がロックされており、乗降時はこのロックを解除してシート本体の中心線がドアの開口部方向に向くようにシート本体を回動させ、回動を止めた位置でロックされる。
図28に示すように、この自動車用シートには、回動機構のシート側に凸部100A、100Bが取り付けられており、回動機構の車体側に凸部101A、101B、101C、101Dが設置されている。
ここで、通常時に凸部101Aと当接していた凸部100Aは、回動する際に凸部101Bの外側付近を通過して回動し、凸部101Cと当接して、シート本体の回動が規制される。また通常時に凸部101Bと当接していた凸部100Bは、回動する際に凸部101Cの内側付近を通過して回動し、凸部101Dと当接してシート本体の回動が規制される。
以上の動作によって、乗車時はシート本体の中心線がドアの開口部方向に向くようにシート本体を回動させた後にシート本体をロックして着座し、着座した状態でロックを解除し再び元の位置にシート本体を回動させてロックすれば、乗車時にルーフやピラー、インストルメントパネル、ハンドルを避けるようにして乗り込む必要がなくなり、容易な着座動作で乗車することが可能となる。
また降車時は、シートに着座した状態でシートのロックを解除し、次に着座したままシート本体を回動させてシート本体の中心線がドアの開口部方向に向いた任意の位置で回動を止めてロックし、その後に立ち上がるようにすれば、ルーフやピラー、インストルメントパネル、ハンドルを避けるようにして降車する必要がなくなり、容易な動作で降車することが可能となる(特許文献1参照)。
特開2002−274230号公報
このような自動車用シートにおいて、乗降時の利便性を向上させるためには、シート本体がドア開口部方向に回動(以降、外転と呼ぶ)すればよく、これと反対方向、すなわち車体中央側に回動(以降、内転と呼ぶ)する必要はないため、前述したように特許文献1では、シート本体の回動範囲はシート本体の中心線が前方からドア開口部を向く範囲に規制されており、内転はしない構造となっている。このような構造にすることで、シート本体回動時に、シート本体を誤った方向に回動させたり、必要以上に回動させてしまうことを防止する効果を得ている。
ところで側方衝突の際には、ドアに衝撃が加わり、ドアが車室内側に変形して乗員に接近する場合が考えられる。このとき、車室内側に変形したドアとシート本体の干渉を利用してシート本体を内転させ、シート本体に着座した乗員をシート本体ごと車体中央側に向けることができれば、乗員をドアから遠ざけることが可能であり、乗員保護性能の向上が期待できる。
しかしながら、従来技術においては、回動機構を有したシート本体であっても、前述したようにシート本体の内転防止機構が設けられているため、このような乗員保護性能を向上させる機能を実現することができないという問題がある。
本発明の課題は、乗降時の利便性を向上させるとともに、乗員保護性能を向上させることが可能な自動車用シートを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、自動車のシート本体が、通常時は車体前方を向いた通常位置で固定され、乗降時は前記固定状態を解除することにより、近接ドア開口部に向けて前記シート本体の回動軸を中心に回動自在となり、前記近接ドア開口部に対向する乗降位置まで回動したときにその乗降位置で固定される一方、乗降終了時に前記乗降位置での固定状態を解除することにより前記通常位置に向けて前記回動軸を中心に回動自在となる自動車用シートであって、乗降時に前記シート本体が回動される際に前記回動を前記通常位置と前記乗降位置の回動範囲内に規制する回動規制手段を備え、側方衝突時に前記シート本体の側面で且つ前記回動軸より前方の位置に、前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記通常位置における前記シート本体の固定状態を解除するとともに、前記回動規制手段による前記シート本体の車体中央側への回動の規制を解いて、前記シート本体の車体中央側への回動を許容することを特徴とする。
上記構成によれば、乗車時に通常位置で固定されているシート本体の固定状態を解除してシート本体を近接ドア開口部方向に回動させ、近接ドア開口部に対向する乗降位置まで回動させた後にその位置でシート本体を固定し、着座する。これによって、乗車時にルーフやピラー、インストルメントパネル、ハンドルを避けるようにして乗り込む必要がなくなり、容易な着座動作で乗車することが可能となる。
着座終了後は、着座したままの状態で乗降位置での固定状態を解除してシート本体を通常位置方向へ回動させ、通常位置で固定する。
また降車時はシートに着座したままの状態で通常位置での固定状態を解除し、シート本体が近接ドア開口部に対向する乗降位置までシート本体を回動させてその位置で固定し、シート本体から立ち上がる。これによって、ルーフやピラー、インストルメントパネル、ハンドルを避けるようにして降車する必要がなくなり、容易な動作で降車することが可能となる。
このとき、シート本体の回動は、通常位置と乗降位置の範囲内で回動するように、その回動が規制されており、不必要な位置へシート本体を回動させることがない。
また、側方衝突時にシート本体の側面で且つシートの回動軸より前方の位置にシート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により通常位置でのシート本体の固定状態を解除するとともに、シート本体が車体中央側に向くようにシート本体の回動の規制を解除してシート本体を車体中央側に回動させ、シート本体に着座した乗員をシート本体ごと車体中央側に向ける。この作用によって側方衝突時に乗員を近接ドアから遠ざけ、乗員保護性能を向上することができる。
本発明によれば、乗降時の利便性を向上させるとともに、乗員保護性能を向上させることが可能な自動車用シートを実現することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1〜図4は、第一の実施例の構成図である。
図1、図2に示すように、シートクッション1Aとシートバック1Bおよびヘッドレスト1C(図2では図示省略、図7参照)で構成されるシート本体1は、シートクッション1A下面に位置するシートフレーム1Dに固定されている。シートフレーム1D下方に配置され、シート本体1を回動自在に支持する回動機構2は、上側部材2Aと下側部材2Bとで構成され、上側部材2Aが下側部材2Bに対し中心部の回動軸2C(図1、図2では図示省略、図8参照)まわりに回動自在となっている。シートフレーム1Dはこの上側部材2Aに固定されている。また下側部材2Bはベースフレーム3に固定されている。ベースフレーム3の下方の車体のフロアパネル50には、左右1対の固定部50A、50Bが設けられ(図1では左側のみ表示)、この固定部50A、50Bにスライドレール5が取り付けられている。ベースフレーム3はその左右端部3A、3Aが、車体の前後方向にスライド自在でかつ任意の位置でロック可能にスライドレール5、5に取り付けられている。
図1に示すように、乗降時にシート本体1を回動させる際に操作する操作ハンドル6Aは、第一のレバー6Bの端部61に取り付けられている。第一のレバー6Bは、その中央部に設けられた支軸6Cを中心に左右端部61、62がそれぞれ上下方向に移動可能なように、シートフレーム1Dに固定された支軸受け6Dに回動自在に支持されている。ここで第一のレバー6Bは、操作ハンドル6Aを設けた側が車体後方に位置するように取り付けられている。
支軸6C周りには、操作ハンドル6Aを操作した際に支軸が回動する方向とは反対の方向に付勢力が発生して、第一のレバー6Bを操作方向とは反対方向に押し戻す所謂ねじりスプリング6Eが取り付けられている(図2参照)。
図3はシートの回動方向を規制する部分を拡大した図である。
図3に示すように、シートフレーム1Dの下方には、第二のレバー7Aが取り付けられている。この第二のレバー7Aは、その中央部に設けられた支軸7Bを中心に、操作ハンドル6Aの操作に連動して左右端部71、72がそれぞれ上下方向に移動可能なように、シートフレーム1D下面に固定された支軸受け7Cに回動自在に支持されている。また第二のレバー7Aは、一方の端部71がシート本体1の中心方向に位置し、他方の端部72が第一のレバー6Bの車体前方に位置する端部72の下面に当接するように取り付けられている。第二のレバー7Aの上面で端部71と支軸7Bとの間には、第二のレバー7Aを下方に押圧するスプリング7Dがシートフレーム1Dの下面との間に取り付けられている。
第二のレバー7Aの端部71には、先端に凸部7Eが取り付けられた凸部保持部材7Fが、凸部7Eが下方に向いて、後述する規制部材4と当接するように取り付けられている。
図3に示すように、ベースフレーム3の上面には、凸部7Eと当接してシートの回動位置を規制する規制部材4が取り付けられている。規制部材4には、シート本体1(図示省略、図1参照)が通常位置にある場合に凸部7Eと当接する位置に第一の凹部4Aが設けられている。また、シート本体1が乗降位置にある場合に凸部7Eと当接する位置に第二の凹部4Bが設けられている。また、第一の凹部4Aと第二の凹部4Bとの間には、上面が平坦な第一の平坦部4Cが設けられている。さらに、第一の凹部4Aを挟んで平坦部4Cの反対側には、第一の凹部4Aにつながる斜面4Dを有する突起部4Eが設けられている。ここで突起部4Eの先端は、図6に示すように操作ハンドル6Aを最大に操作した際に凸部7Eの下面が位置する高さL1を超える高さに位置するように設けられている。突起部4Eと、規制部材4の車室内側端部4Gとの間には、上面が突起部4Eの高さより低い平坦面を有する第二の平坦部4Fが設けられている。また第二の凹部4Bの車室外側は、上面が高さL1を越える高さに位置する規制部材4の車室外側端部4Hに隣接している。
図4は図3に示す規制部材4を上方から見た図である。
以上の構成のうち、凸部7Eと第一の凹部4Aが通常位置固定手段を、凸部7Eと第二の凹部4Bが乗降位置固定手段を構成している。
また、規制部材4が回動規制手段を構成している。
以上の構成により、乗降時にシート本体1を回動し、通常位置または乗降位置で固定するには、次のような動作が行われる。
図5、6に示すように、操作ハンドル6Aをねじりスプリング6Eの付勢力に抗して上方(矢印B方向)に引き上げると、支軸6Cを中心にしてレバー6Bの端部62が下方(矢印C方向)に移動する。このとき端部62はレバー7Aの端部72と当接して端部72を下方(矢印C方向)に押し下げる。これにともない、図6に示すように、支軸7Bを中心にしてレバー7Aの端部71がスプリング7Dの付勢力に抗して上方(矢印D方向)に移動する。この作用により、第一の凹部4Aまたは第二の凹部4Bに係合していた凸部7Eが上方に引き上げられてその係合が解かれ、シート本体1(図示省略、図1参照)は回動が可能となる。
一方、操作ハンドル6Aから手を離すと、ねじりスプリング6Eの付勢力によってレバー6Bは初期位置に戻り、レバー6Bの端部62が上方に移動する。これによってレバー7Aの端部72の押圧が解除されるため、スプリング7Dの付勢力によりレバー7Aの端部71が下方に押されて、レバー7Aの端部71に取り付けられた凸部保持部材7Fの先端に備えられた凸部7Eが規制部材4に押圧される。このとき、シート本体が通常位置にある場合には、凸部7Eと第一の凹部4Aが係合して、シートが固定され、シートは回動しない状態となる。シート本体が乗降位置にある場合には、凸部7Eと第二の凹部4Bとが係合してシートが固定され、シートは回動しない状態となる。
次に、図7〜図18を用いて、本実施例の作用について説明する。
図7は図2の構成図を作用の説明のために簡略化した図であり、シートフレーム1D下面の構成部材は凸部7Eとスプリング7Dのみを示し、その他は省略している。
図8は、図7を上から見た平面図であり、図9は図8におけるSA1−SA1断面を表した断面図である。
通常時のシート本体1は、シート本体1の中心線LCが車両前方に向かって配置されている。このとき、図9に示すように、シートフレーム1D下面に取り付けられた凸部7Eは、スプリング7Dの付勢力によってベースフレーム3に取り付けられた規制部材4に押圧されており、凸部7Eが規制部材4に設けられた第一の凹部4Aと係合してシート本体1(図示省略、図7参照)が回動しないように固定されている。
次に操作ハンドル6Aを上方に引き上げると(図5参照)、前述した動作により凸部7Eが上方に引き上げられ、第一の凹部4Aとの係合が解除される。これにより、シート本体1が回動機構2の回動軸2C周りに回動可能となり、乗降時にシート本体1の中心線LCがドア開口部方向に向くように、シート本体1を外転することができる。
図10は、通常時のシート本体1のロックを解除し、ドアを外転した場合の各部の位置関係を表す図であり、図11は図10におけるSA2−SA2断面を表した図である。
図11に示すように、この状態では凸部7Eが規制部材4の第一の平坦部4C上に位置している。このとき、操作ハンドル6Aから手を放していれば、凸部7Eはスプリング7Dによって平坦部4Cに押圧されている。一方、操作ハンドル6Aを最大に操作した状態を維持していれば、凸部7Eの下面は高さL1の位置となって、平坦部4Cには接していない状態となる。操作ハンドル6Aを最大に操作してシート本体1(図示省略、図10参照)を回動させる場合は、凸部7E下面と平坦部4Cとの摩擦が発生しないため、操作ハンドル6Aから手を放してシート本体1を回動させる場合に比べ、シート本体1をより滑らかに回動させることが可能である。
図12はシート本体1をドア開口部方向に最大に回動させ乗降時の位置とした場合の各部の位置関係を表す図であり、図13は図12におけるSA3−SA3断面を表した図である。
図13に示すように、この状態では凸部7Eが規制部材4の第二の凹部4Bに係合してスプリング7Dにより下方に押圧されており、この位置でシート本体1(図示省略、図12参照)は固定される。
シート本体1を乗降時の位置から通常時の位置に戻す場合も、上記と同等の動作によってシートの回動が可能となる。
なお、シート本体1をドア開口部方向に最大に回動させた場合のシートの回動位置は、乗降時の乗降動作がしやすい位置に設定されていればよく、図12に示される位置に限定されるものではない。
以上のように、本実施例においては、シート本体1は、通常時はシート本体1の中心線LCが車両前方に向かう位置で固定され、乗降時は操作ハンドル6Aを操作することでシート本体1の中心線LCがドア開口部方向に向くように回動させることが可能となり、乗降時の位置に回動させた位置で固定される。これによって、乗降時の利便性を向上させることが可能になる。
なお前述したように、第二の凹部4Bの車室外側は、上面が高さL1を越える高さに位置する車室外側端部4Hに隣接しているため、シート本体1を乗降位置よりさらに外転させようとしても、凸部7Eが車室外側端部4Hに当接して回動が規制され、外転させることはできない。このとき操作ハンドル6Aを最大に操作しながらシート本体1を外転させようとしても、凸部7Eが上面が高さL1を越える高さに位置する車室外側端部4Hを越えることができずに回動が規制され、外転させることはできない。この作用によって、シート本体1を通常時の位置から乗降時の位置に回動する際に、勢い余ってシート本体1が乗降時の固定位置を越えて外転してしまうことを防ぐことが可能であり、利便性が一段と向上している。
また、第一の凹部4Aの車室内側は、先端が高さL1を越える高さに位置する突起部4Eに隣接している。このため、シート本体1を通常位置よりさらに内転させようとしても、凸部7Eが突起部4Eに当接して回動が規制され、内転させることはできない。このとき操作ハンドル6Aを最大に操作しながらシート本体1を内転させようとしても、凸部7Eが先端が高さL1を越える高さに位置する突起部4Eを超えることができずに回動が規制され、内転させることができない。この作用によって、シート本体1を乗降時の位置から通常時の位置に戻す際に、勢い余ってシート本体1が通常時のロック位置を越えて内転してしまうことを防ぐことが可能であり、利便性が一段と向上している。
続いて、側方衝突時の作用について説明する。
図14は、側方衝突時にドア20の外側から荷重が加わってドア20が変形し、シート本体1の回動軸2Cより前方をドア20が押圧した状態の平面図であり、図15は図14におけるSA4−SA4断面を表した図である。また図16に、各構成部材を省略しないで図示した図15の対応図を示す。
図16に示すように、この状態では、側方衝突時の荷重によって凸部7Eが突起部4Eの斜面4Dに沿って上方に移動する。
図17は、さらに荷重が加わってドア20が変形し、ドア20がシート本体1の側面をさらに押圧した状態の平面図であり、図18は図17におけるSA5−SA5断面を表した図である(ドア20は省略)。
図17、図18で示すように、シート本体1に加わる荷重が所定値以上の場合は、荷重によって凸部7Eの下面が突起部4Eの先端を越えて、ついには第二の平坦部4Fへ移動する。この作用によって、シート本体1の内転が可能となる。したがって、シート本体1に着座した乗員をシート本体1ごと車体中央側に向けて、乗員をドアから遠ざけることが可能となり、乗員保護性能を向上させることができる。内転は凸部7Eが規制部材4の車室内側端部4Gと当接した時点で停止する。
なお、規制部材4は前述した形状に限定されるものではなく、例えば図19に示すようなものを用いても良い。
図19で示す規制部材10は、シート本体1が回動機構2の回動軸2Cまわりに回動した際に、凸部7Eが描く円弧の軌跡に沿って、規制部材4と同様の構成要素を有している。すなわち、規制部材4の第一の凹部4Aは規制部材10の第一の凹部10Aに対応し、同様に第二の凹部4Bは第二の凹部10Bに、第一の平坦部4Cは第一の平坦部10Cに、斜面4Dを有する突起部4Eは斜面10D(図示省略)を有する突起部10Eに、第二の平坦部4Fは第二の平坦部10Fに、規制部材4の車室内側端部4Gは規制部材10の車室内側端部10Gに、規制部材4の車室外側端部4Hは規制部材10の車室外側端部10Hにそれぞれ対応している。規制部材10の各部の車幅方向の位置関係は、規制部材4の各部の車幅方向の位置関係と同等である。
規制部材4をこのような形状を有する規制部材10に置き換えても、実施例1と同等の作用が得られる。
さらに凸部7Eは、規制部材4の上を転がって移動するように規制部材4に平行な支軸を有して凸部保持部材7Fに保持されても良い。このような構成にすることにより、凸部7Eが規制部材4の第一の平坦部4Cに押圧されたままシート本体1を回動させた場合に、凸部7Eと第一の平坦部4Cとの間に発生する摩擦力が弱められ、凸部7Eが凸部保持部材7Fに固定されている場合に比べ、よりなめらかにシート本体1を回動させることが可能となる。
図20に本発明の第2の実施例の平面図を、図21にシート本体1のスライド部分の構造図を示す。本実施例では、シートフレーム1Dの下面にはスライド部材30が取り付けられ、ベースフレーム3にはスライド部材30を車幅方向にスライド自在に保持するレール31が固定されている。それ以外の構造については、第1の実施例と同じである。
本実施例では、図22に示すように、乗降時はシート本体1をドア開口部側に車幅方向に平行にスライドさせて、凸部7Eを第二の凹部4Bに係合させてシート本体1を固定することで、乗降時の利便性を向上させることができる。
また側方衝突時にドアの外側からシート本体に所定値以上の荷重が加わった場合は、図23に示すように、凸部7Eの下面が突起部4Eの先端を越えて、ついには第二の平坦部4Fへ移動し、シート本体1が通常時の位置よりも車室内側にスライドする。この作用によって、側方衝突時に乗員をドアから遠ざけることが可能となり、乗員保護性能を向上させることができる。
なお、本実施例の規制部材4は第1の実施例の規制部材4と同一のものを利用している。このように規制部材4の構造を第1の実施例で説明した構造とすることで、乗降時のシート本体1の移動(回転、スライド等)手段の異なる自動車用シートにおいて同一の規制部材を利用することが可能となり、構成部品を共用化できるという利点を有している。
図24に本発明の第3の実施例の正面図を、図25にその概略図を、図26に図25の平面図を示す。本実施例では、第一の実施例のシートフレーム1Dが、シートフレーム1Eに置き換わったものであり、それ以外の構造については、第1の実施例と同じである。
本実施例では、シートフレーム1Eの近接ドア側端部で、回動軸2Cより前方の部分が、第1の実施例に比べてドア20に接近した形状を有している。このような形状とすることで、側方衝突時にドア20の車室内側への変形が少ない場合でも、ドア20が容易にシートフレーム1Eの近接ドア側端部に当接し、第1の実施例に比べて側方衝突開始後早い時点でシート本体1を内転させることができる。この作用により、さらに乗員保護性能を向上させることができる。
図27に本発明の第4の実施例の概略図の平面図を示す。本実施例では、第2の実施例のシートフレーム1Dが、シートフレーム1Eに置き換わったものであり、それ以外の構造については、第2の実施例と同じである。
本実施例では、シートフレーム1Eの近接ドア側端部が、第2の実施例に比べてドア20に接近した形状を有している。このような形状とすることで、側方衝突時にドア20の車室内側への変形が少ない場合でも、ドア20が容易にシートフレーム1Eの近接ドア側端部に当接し、第1の実施例に比べて側方衝突開始後早い時点でシート本体1を車体中央部方向へスライドさせることができる。この作用により、さらに乗員保護性能を向上させることができる。
本発明の第1の実施例を車両左側方から見た構成図である。 本発明の第1の実施例を図3における矢印Aから見た図である。 本発明の第1の実施例のシートの回動方向を規制する部分の拡大図である。 本発明の第1の実施例の規制部材を示す図である。 本発明の第1の実施例の動作説明図である。 本発明の第1の実施例の他の動作説明図である。 本発明の第1の実施例の構成図の概略図である。 本発明の第1の実施例の概略図の平面図である。 図8におけるSA1−SA1断面図である。 本発明の第1の実施例の他の動作説明図である。 図10におけるSA2−SA2断面図である。 本発明の第1の実施例の他の動作説明図である。 図12におけるSA3−SA3断面図である。 本発明の第1の実施例の他の動作説明図である。 図14におけるSA4−SA4断面図である。 図15に対応する第1の実施例の構成図である。 本発明の第1の実施例の他の動作説明図である。 図17におけるSA5−SA5断面図である。 本発明の第1の実施例において他の規制部材を用いた実施例を示す図である。 本発明の第2の実施例の平面図である。 本発明の第2の実施例のシート下方部分を車両左側方から見た構成図である。 本発明の第2の実施例の動作説明図である。 本発明の第2の実施例の他の動作説明図である。 本発明の第3の実施例の正面図である。 本発明の第3の実施例の正面図の概略図である。 本発明の第3の実施例の平面図である。 本発明の第4の実施例の平面図である。 車両用シート回動機構の従来技術を示す図である。
符号の説明
1 シート本体
1A シートクッション
1B シートバック
1C ヘッドレスト
1D シートフレーム
1E シートフレーム
2 回動機構
2A 上側部材
2B 下側部材
2C 回動軸
3 ベースフレーム
4 規制部材
4A 第一の凹部
4B 第二の凹部
4C 第一の平坦部
4D 斜面
4E 突起部
4F 第二の平坦部
4G 車室内側端部
4H 車室外側端部
5 スライドレール
6 第一のレバー機構
6A 操作ハンドル
6B 第一のレバー
6C 支軸
6D 支軸受け
6E ねじりスプリング
7 第二のレバー機構
7A 第二のレバー
7B 支軸
7C 支軸受け
7D スプリング
7E 凸部
7F 凸部保持部材
10 規制部材
10A 第一の凹部
10B 第二の凹部
10C 第一の平坦部
10D 斜面
10E 突起部
10F 第二の平坦部
10G 車室内側端部
10H 車室外側端部
20 ドア
30 スライド部材
31 レール

Claims (12)

  1. 自動車のシート本体が、通常時は車体前方を向いた通常位置で固定され、乗降時は前記固定状態を解除することにより、近接ドア開口部に向けて前記シート本体の回動軸を中心に回動自在となり、前記近接ドア開口部に対向する乗降位置まで回動したときにその乗降位置で固定される一方、乗降終了時に前記乗降位置での固定状態を解除することにより前記通常位置に向けて前記回動軸を中心に回動自在となる自動車用シートであって、
    乗降時に前記シート本体が回動される際に前記回動を前記通常位置と前記乗降位置の回動範囲内に規制する回動規制手段を備え、
    側方衝突時に前記シート本体の側面で且つ前記回動軸より前方の位置に、前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記通常位置における前記シート本体の固定状態を解除するとともに、前記回動規制手段による前記シート本体の車体中央側への回動の規制を解いて、前記シート本体の車体中央側への回動を許容することを特徴とする自動車用シート。
  2. 自動車のシート本体を回動自在に支持する回動機構と、
    前記シート本体が前記回動機構により回動したとき車体前方を向いた通常位置で前記シート本体を固定する通常位置固定手段と、
    前記シート本体が前記回動機構により回動したとき近接ドア開口部に対向する乗降位置で前記シート本体を固定する乗降位置固定手段と、
    前記シート本体が回動される際に前記回動を前記通常位置と前記乗降位置の回動範囲内に規制する回動規制手段と、
    側方衝突時に前記シート本体の側面で且つ前記回動の中心より前方の位置に、前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記通常位置固定手段による固定状態を解除するとともに、前記回動規制手段による前記シート本体の車体中央側への回動の規制を解いて、前記シート本体の車体中央側への回動を許容することを特徴とする自動車用シート。
  3. 前記通常位置固定手段は、シート本体下面に取り付けられ、シート本体下方に位置するベース部材の上面に当接および離間可能な凸部と、前記ベース部材に設けられ、前記通常位置で前記凸部と係合する第一の凹部とで構成され、
    前記乗降位置固定手段は、前記凸部と、前記ベース部材に設けられ、前記乗降位置で該凸部と係合する第二の凹部とで構成されることを特徴とする請求項2に記載の自動車用シート。
  4. 前記回動規制手段は、前記第一の凹部の車体中央側に隣接して前記ベース部材に設けられた突起部を有し、
    側方衝突時に前記シート本体の側面で且つ前記中心軸より前方の位置に、前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記凸部が前記突起部を乗り越えることで、前記シート本体の車体中央側への回動の規制が解かれることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自動車用シート。
  5. 前記突起部は、その先端から前記第一の凹部に向かう斜面を有するとともに、前記凸部を前記ベース部から離間させた場合に前記凸部下面が位置する最大高さよりも高い位置に該突起部先端の高さが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の自動車用シート。
  6. 自動車のシート本体が、通常時は車体前方を向いた通常位置で固定され、乗降時は前記固定状態を解除することにより、近接ドア開口部に向けて前記シート本体が車幅方向にスライド自在となり、所定の乗降位置までスライドしたときにそのスライド位置で固定される一方、乗降終了時に前記乗降位置での固定状態を解除することにより前記通常位置に向けてスライド自在となる自動車用シートであって、
    乗降時に前記シート本体がスライドされる際に前記スライドを前記通常位置と前記乗降位置のスライド範囲内に規制するスライド規制手段を備え、
    側方衝突時に前記シート本体の側面に前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記通常位置における前記シート本体の固定状態を解除するとともに、前記スライド規制手段による前記シート本体の車体中央側へのスライドの規制を解いて、前記シート本体の車体中央側へのスライドを許容することを特徴とする自動車用シート。
  7. 自動車のシート本体を車幅方向にスライド自在に支持するスライド機構と、
    前記シート本体が前記スライド機構により乗車時の位置にスライドした通常位置で前記シート本体を固定する通常位置固定手段と、
    前記シート本体が前記スライド機構により近接ドア開口部方向に所定距離スライドした乗降位置で前記シート本体を固定する乗降位置固定手段と、
    前記シート本体がスライドされる際に前記スライドを前記通常位置と前記乗降位置のスライド範囲内に規制するスライド規制手段と、
    側方衝突時に前記シート本体の側面に前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記通常位置固定手段による固定状態を解除するとともに、前記スライド規制手段による前記シート本体の車体中央側へのスライドの規制を解いて、前記シート本体の車体中央側へのスライドを許容することを特徴とする自動車用シート。
  8. 前記通常位置固定手段は、シート本体下面に取り付けられ、シート本体下方に位置するベース部材の上面に当接および離間可能な凸部と、前記ベース部材に設けられ、前記通常位置で該凸部と係合する第一の凹部とで構成され、
    前記乗降位置固定手段は、前記凸部と、前記ベース部材に設けられ、前記乗降位置で該凸部と係合する第二の凹部とで構成されることを特徴とする請求項7に記載の自動車用シート。
  9. 前記スライド規制手段は、前記第一の凹部の車体中央側に隣接して前記ベース部材に設けられた突起部を有し、
    側方衝突時に前記シート本体の側面に前記シート本体の近接ドア側から所定値以上の衝撃力を受けた場合に、その衝撃力により前記凸部が前記突起部を乗り越えることで、前記シート本体の車体中央側へのスライドの規制が解除されることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載の自動車用シート。
  10. 前記突起部は、その先端から前記第一の凹部に向かう斜面を有するとともに、前記凸部を前記ベース部から離間させた場合に前記凸部下面が位置する最大高さよりも高い位置に該突起部先端の高さが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の自動車用シート。
  11. 前記シート本体の近接ドア側で前記回動の中心より前方の位置に、前記シート本体より該近接ドアに接近した部位を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自動車用シート。
  12. 前記シート本体の近接ドア側に、前記シート本体より該近接ドアに接近した部位を備えたことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の自動車用シート。
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