JP2006167440A - パチンコ玉研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 コンパクトでかつ十分な研磨機能を有するパチンコ玉研磨装置を提供する。
【構成】 パチンコ玉を挟むように配置され、少なくとも一方が研磨機能を有する第1の面及び第2の面と、第1の面及び第2の面の間のパチンコ玉を周方向に移動させる第1の手段と、を有する研磨部が多段に重ねられ、研磨部間においてパチンコ玉を移動させる第2の手段が備えられる。
【選択図】図1

Description

この発明はパチンコ玉研磨装置に関する。
パチンコ玉研磨装置として、パチンコホールの各島において揚送中にベルト間にパチンコ玉を挟みこんでこれを研磨するタイプのものが一般的に使用されている。
上記タイプのパチンコ玉研磨装置は大きな容積が必要になるので、コンパクト化等の目的のため、回転研磨盤と固定研磨盤との間にパチンコ玉を挟みこんで回転研磨盤の回転によりこれを研磨するタイプが提案されている(特開昭59−156681号公報参照)。この研磨装置では研磨盤の中央からパチンコ玉を供給し、その外周側から排出する。パチンコ玉は回転研磨盤の回転に伴い回転しながら、その遠心力で外周側へ移動される。
後者のタイプのパチンコ玉研磨装置によれば研磨装置がコンパクト化されるが、
パチンコ玉を効率よく研磨することは困難であった。これは、パチンコ玉と研磨盤との接触距離を充分に取れないことに起因している。研磨盤を大径にすれば十分な接触距離を確保できるがコンパクト化の要請に反することとなる。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねてきた結果、下記に規定する本件発明に想到した。即ち、
パチンコ玉を挟むように配置され、少なくとも一方が研磨機能を有する第1の面及び第2の面と、該第1の面及び第2の面の間のパチンコ玉を周方向に移動させる第1の手段と、を有する研磨部が多段に重ねられ、
前記研磨部間において前記パチンコ玉を移動させる第2の手段が備えられる、ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置。
このように構成されたパチンコ玉研磨装置によれば、研磨部が多段に重ねられるので、各研磨部の径を大きくしなくても、即ち装置のコンパクト化を維持したまま、パチンコ玉と研磨面との間に充分な接触距離が確保される。よって、優れた研磨機能を奏するものとなる。
この発明の他の局面のパチンコ玉研磨装置によれば、研磨部が上下方向に重ねられる。
これにより、パチンコ玉の移動が重力に沿ったものとなるので、その移動が円滑になる。
この発明の他の局面のパチンコ玉研磨装置によれば、第2の移動手段として、上下に重ねられる研磨部を連通する開口部を採用した。
これにより、上段の研磨部から下段の研磨部へ自由落下によりパチンコ玉を移動させることができるので、装置構成が簡素化される。よって、装置の耐久性が向上するとともに安価に提供可能となる。
この発明の他の局面のパチンコ玉研磨装置によれば、開口部が仮想スパイラル線上に配置される。即ち、連続する研磨部において開口部が上下方向に連続していない。より好ましくは、上側の開口部とその次に配置される開口部とは、研磨部を平面から見たとき、研磨部におけるパチンコ玉の回転方向と逆方向に連続するように配置される。これにより、研磨部において上側の開口部から落下してきたパチンコ玉を下側の開口部から放出する間の、パチンコ玉−研磨面間の距離を最大にすることができる。
この発明の他の局面によれば、第1の面及び第2の面は固定されており、第1の移動手段は第1の面及び第2の面の間で回転する羽根からなるものとした。
第1の面と第2の面とを固定することにより、パチンコ玉と研磨面との間の接触抵抗を安定化でき、もって研磨作業を確実に行える。また、第2の移動手段として回転部材を用いることにより、パチンコ玉を第1の面及び第2の面間でその周方向に移動させることが可能となる。
この発明の他の局面によれば、第1の面及び第2の面の何れか一方が湿潤状態にある第1の研磨部を上段側に配置し、第1の面及び第2の面の何れか一方が吸水材料を有するものとした第2の研磨部を下段側に配置する構成とした。
このように構成されたパチンコ玉研磨装置によれば、パチンコ玉を水洗可能とる。
この発明の他の局面によれば、上記湿潤状態にある第1の研磨部へ実質的にハロゲンが含まれていない電解水を供給可能とする。洗浄用の水として当該電解水を用いることによりパチンコ玉が錆びることを未然に防止することができる。
かかる洗浄水は水道水をイオン交換膜、イオン交換樹脂、逆浸透膜などに通してハロゲンを除去し、更に陽イオン交換膜を用いて電解することにより得られる。当該陽イオン交換膜としてパーフルオロスルホン酸フィルムなどを用いることができる。
電解水はpHが11.0〜13.2であることが好ましい。本発明者の検討によればこのpH範囲において酸化還元電位は−950mV以下となることが多い。これにより、防錆効果に加えて、洗浄効果にも優れた水となる。更に好ましくは、pHが12.0〜12.6であり、酸化還元電位は−900mV以下とする。
かかる洗浄水は、この発明で提案する回転型のパチンコ玉研磨装置に限定されるものではなく、揚送型、その他のタイプのパチンコ玉研磨装置に応用することができる。
また、当該洗浄水を第1の研磨部へ供給可能とすることにより第1の研磨部の湿潤状態が維持され、装置の連続運転が可能となる。当該洗浄水の供給にあたり、供給量はコンピュータ制御することが好ましい。ここに、コンピュータ制御とは、予め定められたプログラムに基づき、CPUを備えた制御装置が洗浄水供給系のバルブ等の開閉を制御することにより行われる。当該制御用のプログラムは、パチンコ玉の通過量、気温、湿度、ホールの特徴などを考慮して適宜決めることができる。また。研磨部の水分状態(湿り気)をセンサで検出して、当該水分状態が常に維持されるように洗浄水の供給量を制御することもできる。
上記において、第1の手段は第1の面及び第2の面間においてパチンコ玉を周方向へ移動させることができればその構成は特に限定されない。例えば、第1の面及び/又は第2の面を回転させることにより、これを第1の移動手段とすることもできる。
第2の手段は研磨部間においてパチンコ玉を移動させることができればその構成は特に限定されるものではない。下側の研磨部から上側の研磨部へパチンコ玉を移動させてもよく、また研磨部を水平方向に配置した場合は左右方向へパチンコ玉を移動させることとなる。いずれにせよ、第2の手段は回転部材の回転軸と同方向へパチンコ玉を移動させる。
研磨装置においてパチンコ玉流れの上流側に洗浄水供給装置を配置し、下流側において当該洗浄水を乾燥させることが好ましい。また、研磨は洗浄水が供給された状態で行なうことが好ましい。
以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明の実施例のパチンコ玉研磨装置1の概略構成を示す。パチンコ玉の移動を矢印で示してある。
実施例のパチンコ玉研磨装置1は円筒形の筐体部3内に複数の研磨部20、30,40 …… を重ねて配置している。筐体部3の最上段には傾斜板5が設けられ、外部からパチンコ玉2が当該傾斜板5へ導入される。傾斜板5の下には第1の固定板7が配置される。この第1の固定板7の下面には第1の研磨部材9が取付けられている。その詳細を図2に示す。図2から明らかなように、ネジ等の汎用的な固定手段により第1の固定板7が筐体部3へ固定される。第1の研磨部材9は弾性層11を研磨層13で被覆した構成である。弾性層11は合成ゴム、エラストマー、樹脂製スポンジ等の弾性を有する材料で形成される。研磨層13はパチンコ玉2の表面の汚れを除去し、錆びを研磨できる材料であれば任意に選択することができるが、この実施例では樹脂製のネット用いた。弾性層11を備えることにより、パチンコ玉2を強い力で挟んでもパチンコ玉2が移動可能になるとともに、その結果、パチンコ玉2と研磨層13との間に強い接触抵抗が得られる。もって、パチンコ玉2に対する研磨効率が向上する。
第1の固定板7と第1の研磨部材9とには、図示右端に開口部15が形成されている。パチンコ玉2は傾斜板5の表面を転動してこの開口部15から第1の研磨部20へ導入される。図中の符号16は貫通孔であって、これへモータMの回転軸Sがフリーに貫通される。
なお、図3に示すとおり、研磨部材には開口部150を貫通孔16へ連通させることが好ましい。これにより、当該部材の取り付け、取り外しが容易になる。
第1の研磨部20は、既述の第1の研磨部材9、第2の研磨部材19及び両研磨部材9及び19の対抗面(第1の面、及び第2の面)間で回転する回転羽根25から構成される。
第2の研磨部材19は第2の固定板17の上面に配置される。この第2の研磨部材19も、第1の研磨部材9と同様に弾性層の表面へ研磨層を被覆させた構成である。第2の固定板17の下面には第3の研磨部材21が固定されている。この第3の研磨部材21の構成も第1の研磨部材9と同様に弾性層の表面へ研磨層を被覆したものである。なお、この実施例の各研磨部材29、31、39、41、49はいずれも同等の構成をとっている。
回転羽根25の構成を図4に示す。回転羽根25はその軸受け部26においてモータMの回転軸Sに固定される。これにより、回転軸Sの回転に伴い回転することとなる。軸受け部26から放射状に羽根27が伸びている。各羽根27の先端側は補強リング28で連結されている。
第1の研磨部20において第1の研磨部材9と第2の研磨部材19との間の距離はパチンコ玉2の直径より僅かに小さくされている。羽根27は、第1の研磨部材9と第2の研磨部材19との間において両者に干渉することなく回転可能であり、両部材9、19間に存在するパチンコ玉2のほぼ中心に当接する。これにより、パチンコ玉2を効率よく第1の研磨部20においてその周方向へ移動させることができる。
更には、図5に示すとおり、回転羽根250補強リング280にボール281を回転可能に埋設することが好ましい。なお、図4と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。ボール281は上下の研磨部材(9、19)若しくはその保持部材に接触し、それらとの接触抵抗を低減する。これにより、回転羽根250にかかる負荷が低減するので、耐久性が向上するとともに、パチンコ玉研磨のスループットも向上する。
なお、羽根27には、より幅広のパチンコ玉押圧部270を付設することが好ましい。当該押圧部270によりパチンコ玉をより確実に押圧することができ、もって、パチンコ玉研磨のスループットが向上する。
第2の研磨部30及び第3の研磨部40においても一対の研磨部材と回転羽根との関係は、第1の研磨部20と同一であるのでその説明は省略する。
この実施例では、第3の研磨部40より下段にも研磨部が更に設けられているがその構成も省略してある。
なお、研磨部の段数は、研磨部材の直径、回転速度、研磨部材の単位長さあたりの研磨能力等に応じて任意に設定可能である。
上下に重ねられて連続する研磨部は開口部で連通されている。まず、第1の研磨部20の上側面を構成する第1の固定板7と第1の研磨部材9には第1の開口部15が形成されている。傾斜板5を転動したパチンコ玉2はこの第1の開口部15を介して第1の研磨部20へ導入される。
第1の研磨部20と第2の研磨部30とは第2の開口部22で連通される。この第2の開口部22は第2の研磨部材19、第2の固定板17及び第3の研磨部材21を貫通して形成される。第1の研磨部20において上下の研磨部材9、19に挟まれながら移動するパチンコ玉2は開口部22にくると、自由落下により第2の研磨部30へと導入される。
第2の研磨部30と第3の研磨部40とは第3の開口部32で連通される。この第3の開口部32は第4の研磨部材29、第3の固定板27及び第5の研磨部材31を貫通して形成される。第2の研磨部30において上下の研磨部材21、29に挟まれながら移動するパチンコ玉2は開口部32にくると、自由落下により第3の研磨部40へと導入される。
上下に重ねあわされた研磨部間においてパチンコ玉を移動させる方式として、開口部を介してパチンコ玉を自由落下させることが最も簡素な構成である。よって、研磨装置の製造コストを引き下げることができる。
各開口部15、22、32、42の配置を図6に示す。図6において符号42は第3の研磨部40とその下に配置される第4の研磨部とを連通する第4の開口部である。図6から明らかなように、各開口部15、22、32、42は仮想スパイラル線上に配置される。各研磨部においてパチンコ玉2と研磨部材との接触距離を最大化するためには、研磨部を平面から見たとき、上側の開口部とその次に配置される開口部とは、パチンコ玉の移動方向(図中矢印で示す。羽根27の回転方向に等しい)と逆方向に連続するように配置されることが好ましい。
このように構成された実施例のパチンコ玉研磨装置1によれば、開口部15から第1の研磨部20へ導入されたパチンコ玉2は、第1の研磨部材9と第2の研磨部材19に挟まれ、かつ回転羽根25に押されて回転しながら第1の研磨部20の周方向へ移動する。これにより、パチンコ玉2の表面が研磨される。このとき、第1の研磨部材9と第2の研磨部材19はともに固定板7及び17に取付けられているので、その全周にわたりパチンコ玉に対する接触圧力を均等に維持することができる。よって、パチンコ玉2に対する研磨能力が安定する。
同様に、開口部22を介して第2の研磨部30へ導入されたパチンコ玉2は第3の研磨部材21と第4の研磨部材29に挟まれながら回転羽根35に押されて第2の研磨部30の周方向へ移動する。これにより、パチンコ玉2の表面が研磨されることとなる。
研磨が終了したパチンコ玉2は、最下段の研磨部から開口部55を介して回収板56へ落とされる。
実施例の研磨装置1では、各研磨部においてパチンコ玉2が効率よくかつ安定して研磨されることとなる。1つの研磨部におけるパチンコ玉と研磨部材との接触距離は限定されているが、研磨部の段数を増加させるとそれに比例してパチンコ玉と研磨部材との接触距離も増大する。研磨部の幅(上下方向の高さ)はほぼパチンコ玉の直径に等しいので、研磨部の段数を増加させても研磨装置自体の容積は殆ど変動しない。即ち、研磨装置自体のコンパクト性を維持した状態でパチンコ玉と研磨部材との接触距離を増大可能となる。
他の実施例の図7を用いて説明する。この例では、研磨部材の開口部160に緩衝板161が設けられている。この緩衝板161はばね弾性を有する金属板からなり、開口部160で落下したパチンコ玉2が上下に重ならないようにしている。即ち、図7のようにパチンコ玉2が山になっても緩衝板161にはじかれて山が崩される。
他方、この緩衝板161が無いと、図8に示すように、山となったパチンコ玉2が羽根165に押され、開口部160のエッジにかみ込むおそれがある。かかるかみ込みが発生すると、パチンコ玉の流れが滞るので好ましくない。
この実施例では板ばねによりパチンコ玉の重なりを防止しているが、板ばねの他ブラシなどを配置してパチンコ玉の重なりを防止することもできる。
他の実施例を図9及び図10を用いて説明する。
この実施例では、図9に示すように、パチンコ玉研磨装置の上側に配置される固定板67に注水路68を設け、弾性層69、71に連続気泡を有するスポンジ状の材料を採用した。符号80は注水路68へ洗浄水を供給するための給水装置であって、タンク81及び注水量制御弁83を備えてなる。給水装置80から供給される洗浄水は固定板67の注水路68を介して各弾性層69、71へ供給され、これらを湿潤状態に保つ。図中の符号70、72はネット状の研磨層である。即ち、研磨装置に上側に連続して配置される研磨部における第1の面と第2の面が湿潤状態に保たれる。注水路を調整することにより何れか一方の面のみを湿潤状態に保つこともできる。また、この注水部から研磨機能を除去することもできる。
図9の構成を採用することにより、パチンコ玉2をウエットの状態でこれを研磨可能となる。これにより、パチンコ玉2をより美しく研磨することができる。なお、洗浄水は例えば特許第3145347号で紹介されている電解イオン水を用いることができる。即ち、逆浸透膜に接触させた水を更に電解し、pHが12.0〜12.6であり酸化還元電位が−900mV以下の電解イオン水とする。当該電解イオン水によれば、パチンコ玉が錆びることを未然に防止できるとともに、パチンコ玉の洗浄能力も向上する。
なお、図9の例では注水路68を固定板67内に設けているが、固定板の表面に溝を設けこれを注水路とすることもできる。洗浄水を弾性体69及び/又は弾性体71へ直接供給することもできる。
図10の例では、洗浄水の供給系において制御装置301が備えられている。この制御装置301はCPUを備え、このCPUはメモリ303に予め保存されている制御プログラムによってバルブ83の開閉を制御する。図10において、図9と同一の要素には同一の符号を付してその説明を部分的に省略する。
バルブ83の開閉のタイミングは、パチンコ玉の洗浄量、気温、湿度、ホールの特性その他の要因を考慮して適宜決定される。時間に応じて開閉のタイミングに変化をもたせることもできる。このようなバルブ83の開閉のタイミングの調整は、入力装置305により制御プログラムのパラメータを変更することにより行うことができる。また、ネットワークインタフェース307を介して、ホールのホストコンピュータから調整することも可能である。
図11には更に他の例の洗浄水供給系を備えるパチンコ玉研磨装置を示す。なお、図10の例と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この例では、湿り気センサ309により弾性体69の湿り気(水分状態)を検出する。当該湿り気センサ309として弾性体の電気抵抗を検出する抵抗計を用いることができる。制御装置301は湿り気センサ309により検出される弾性体69の水分状態が常に一定幅に維持されるように洗浄水の供給量を調節する。
図12には、パチンコ玉研磨装置において下段側に配置される固定板97及び研磨部材の構成を示す。なお、図9と同一の機能を有する要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図12の例では、固定板97に送風路98を設けてこの送風路98へ空気を強制的に通過させるようにした。
図9〜11の構成により水分が付着したパチンコ玉が図12の構成の弾性層69、71へ接触すると、当該スポンジ状の弾性層69、71がパチンコ玉の水分を吸収し、これを乾燥させる。これにより、パチンコ玉は乾いた状態となる。しかしながら、スポンジ状の弾性層69、71が湿っているとパチンコ玉の水分を充分に吸い取れなくなるおそれがある。そこで、送風路98へ強制的に空気を送ることにより弾性層69、71を常に乾燥状態に維持し、もってその吸水効果の維持を図る。
弾性層69、71により研磨装置の下側に連続して配置される研磨部において第1の面及び第2の面が吸水性を備えるものとなる。弾性層69及び/又は弾性層71を非吸水性とすることもできる。固定板の送風路を省略することもできる。
この発明は上記発明の実施の態様及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
図1はこの発明の実施例のパチンコ玉研磨装置の概略構成を示す。 図2は同じく固定板及び研磨部材の構成を示し、図2(A)は断面図、図2(B)は底面図を示す。 図3は他の態様の研磨部材を示す。 図4は同じく回転羽根を示し、図4(A)は平面図、図4(B)は(A)におけるB−B線断面図である。 図5は他の態様の回転羽根を示し、図5(A)は平面図、図5(B)は(A)におけるB−B線断面図である。 図6は開口部の配置関係を示す平面図である。 図7は他の実施例の開口部の構造(緩衝板を有する)及びそこにおけるパチンコ玉の挙動を示す断面図である。 図8は緩衝板のない開口部におけるパチンコ玉の挙動を示す断面図である。 図9は洗浄水供給部を備えた固定板を示す断面図である。 図10は他の態様の洗浄水供給部を示す。 図11は他の態様の洗浄水供給部を示す。 図12は強制乾燥機能を備えた固定版を示す断面図である。
符号の説明
1 パチンコ玉研磨装置
2 パチンコ玉
3 筐体部
5 傾斜板
7、17、27、37、67 固定板
9、19、21、31、39、41,49 研磨部材
11 弾性層
13 研磨層
15、150、160 開口部
25、250 回転羽根
26 軸受け部
27、165 羽根
28、280 補強リング
68 注水路
69、71 スポンジ状弾性層
70、72 ネット状研磨層
80 給水装置
81 タンク
83 注水量制御弁
161 緩衝板
270 押圧部
281 ボール

Claims (14)

  1. パチンコ玉を挟むように配置され、少なくとも一方が研磨機能を有する第1の面及び第2の面と、該第1の面及び第2の面の間のパチンコ玉を周方向に移動させる第1の手段と、を有する研磨部が多段に重ねられ、
    前記研磨部間において前記パチンコ玉を移動させる第2の手段が備えられる、ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置。
  2. 前記研磨部は上下方向に重ねられる、ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ玉研磨装置。
  3. 前記第2の移動手段は、上下に重ねられる研磨部間を連通する開口部である、ことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ玉研磨装置。
  4. 前記パチンコ玉の重なりを防止する手段が前記開口部に設けられている、ことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ玉研磨装置。
  5. 前記開口部は、仮想スパイラル線上に配置される、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のパチンコ玉研磨装置。
  6. 前記第1の面及び第2の面は固定されており、前記第1の移動手段は前記第1の面及び第2の面の間で回転する回転部材からなる、ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパチンコ玉研磨装置。
  7. 前記第1の面及び第2の面の何れか一方が湿潤状態にある第1の研磨部を上段側に配置し、
    前記第1の面及び第2の面の何れか一方が吸水材料を有するものとした第2の研磨部を下段側に配置した、ことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ玉研磨装置。
  8. 前記第1の研磨部に対して実質的にハロゲンが含まれていない電解水を供給する水供給手段が更に設けられている、ことを特徴とする請求項7に記載のパチンコ玉研磨装置。
  9. 前記電解水はpHが11.0〜13.2の電解イオン水である、ことを特徴とする請求項8に記載のパチンコ玉研磨装置。
  10. 前記水供給手段は予め定められたプログラムに基づき水の供給量を調節する制御装置を備える、ことを特徴とする請求項8又は9に記載のパチンコ玉研磨装置。
  11. 前記第1の研磨部の水分状態を検出する水分検出手段が更に備えられ、前記制御手段は前記水分検出手段が検出した前記第1の研磨部の水分状態に応じて前記水の供給量を調節する、ことを特徴とする請求項10に記載のパチンコ玉研磨装置。
  12. パチンコ玉研磨装置へ洗浄水を供給する装置であって、
    ハロゲンを実質的に含まず、pHが11.0〜13.2の電解イオン水をパチンコ玉研磨装置へ供給する、ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置用洗浄水供給装置。
  13. パチンコ玉研磨装置へ供給される洗浄水であって、ハロゲンを実質的に含まず、pHが11.0〜13.2の電解イオン水である、ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置用洗浄水。
  14. パチンコ玉を挟むように配置される第1の面及び第2の面と、該第1の面及び第2の面の間のパチンコ玉を周方向に移動させる第1の手段と、を有するパチンコ玉処理部が上下方向に多段に重ねられ、
    前記処理部間において前記パチンコ玉を移動させる第2の手段が備えられ、
    ハロゲンを実質的に含まず、pHが11.0〜13.2の以下の電解イオン水からなる洗浄水が第1の処理部へ供給され、
    該第1の処理部より下段の第2の処理部において前記洗浄水が乾燥され、
    前記第1の処理部及び/又はそれより下段の処理部において前記第1の面及び第2の面のいずれか一方に研磨機能が付されている、ことを特徴とするパチンコ玉研磨装置。
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