JP2021121262A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタを好適に配置し、循環風路における圧力損失の低減を図ることが可能な衣類乾燥機を提供する。【解決手段】衣類乾燥機において、循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタを備える。前記フィルタは、前記循環風路内における蒸発器の上流側に位置し、その蒸発器における上流側の面と当該フィルタとが対向するように配置されている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
従来より、衣類乾燥機として、例えば衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えた洗濯乾燥機が知られている。洗濯乾燥機においては、乾燥室として機能する水槽の外側に循環風路を設け、その水槽内の空気を、循環風路を通して送風装置の送風作用により循環させるとともに、当該循環風の除湿と加熱を、ヒートポンプの蒸発器と凝縮器により行う構成としている。
ところで、衣類乾燥機の内部には例えば外箱上面側に位置させて、前記循環風に含まれる糸屑等のリントを捕獲するためのフィルタが設けられている。この場合、フィルタは、外箱上面側から取り外すことができ、これをユーザがブラシなどを用いて定期的に清掃作業を行い、フィルタの目詰まりを防止するようにしている。また、従来より、係るリント捕獲用のフィルタの清掃を自動で行うようにしたものも供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−135789号公報
しかしながら、衣類乾燥機にあっては、外箱内の限られたスペース内にヒートポンプを配置する必要があり、フィルタもその設置スペースの制約を受ける。例えば特許文献1のフィルタ装置は、外箱上部の狭小なスペースに収まる円筒形状をなしており、循環風路の途中部を狭めるようにして介在する。このフィルタ装置の円筒形状における上流側は導入部として開口し、下流側は側面円弧状のフィルタ面とされている。このため、フィルタの面積を大きくとることができず、リントが堆積し易くなり、さらには循環風がフィルタ装置を通過する際の圧力損失も増大する虞がある。
そこで、フィルタを好適に配置し、循環風路における圧力損失の低減を図ることが可能な衣類乾燥機を提供する。
実施形態の衣類乾燥機は、給気口及び排気口を有する外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられる回転槽と、前記外槽の外側において前記給気口と前記排気口との間を連通させるように設けられた循環風路と、前記回転槽内の空気を、前記循環風路を通して循環させるファン装置と、前記循環風路内に配置された蒸発器及び凝縮器を含んで構成され、前記循環風路内を流れる空気を除湿及び加熱するヒートポンプと、前記循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、を備え、前記フィルタは、前記循環風路内における前記蒸発器の上流側に位置し、その蒸発器における上流側の面に対して当該フィルタが対向するように配置されている。
洗濯乾燥機の内部を模式的に示す縦断右側面図 洗濯乾燥機の内部をヒートポンプと共に模式的に示す背面図 ヒートポンプダクト部分をフィルタ及び清掃体と共に模式的に示す背面図 フィルタと蒸発器のリントを除去するときの様子を模式的に示す背面図 清掃体の動作を説明するための拡大図 洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示す洗濯乾燥機1は、ドラム10内の衣類を洗濯する洗濯機としての機能と、ドラム10内の衣類を乾燥する衣類乾燥機としての機能を備えた、いわゆる横軸型のドラム式洗濯機である。
洗濯乾燥機1において外郭をなす外箱2は、矩形箱状をなしている。外箱2の前面部2aは、やや前下がりの傾斜状に形成されており、前面部2aには、図示しない洗濯物出入口を開閉する扉3が設けられている。外箱2における天板部2bの前部には、電源オンオフキーや表示部を備えた操作パネル4(図1、図6参照)が設けられている。前記表示部は、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパネルを有し、ユーザに対する種々の表示や、運転コース等の設定を行うことができる。
図1、図2に示すように、外箱2の内部には、ドラム10と、このドラム10を収容する水槽5が設けられている。ドラム10は、内部に衣類を収容することが可能な有底円筒状をなす回転槽であり、水槽5は、水を溜めることが可能な有底円筒状をなす外槽である。
水槽5は、その軸線が前後方向を向く横向きで、且つやや前上がりの傾斜状態で、図示しないサスペンションにより弾性的に支持されている。水槽5の前面開口部は、ベローズ5aを介して前記洗濯物出入口に接続されている。
詳しい図示は省略するが、外箱2内の上部には、給水機構6(図2で一部のみ図示)が設けられている。給水機構6は、水道等の給水源に接続されるホース接続口6a、メイン給水弁6bを含む複数の給水弁6b,6c、それら給水弁6b,6cを介して各別に給水するための給水経路(図2で一部の給水経路6dのみ図示)を備えている。給水機構6のメイン給水弁6bが開放されることにより、水槽5内に水が供給される。また、詳しくは後述するように、給水弁6cが開放されることにより、ドレンタンク40内に水が供給されるようになっている。
水槽5の後側底部には排水口7が設けられている。排水口7には、排水弁8を介して排水管9が接続されている。排水弁8が閉鎖された状態でメイン給水弁6bが開放されることにより水槽5内に水が供給された場合、その水は水槽5内に貯留される。排水弁8が開放されることに伴い、水槽5内に貯留されていた水は、排水管9を通して機外へ排出される。
ドラム10は、水槽5と同様の前記傾斜状態で、所謂横軸周りに回転可能に配置されている。ドラム10の前面開口部は、水槽5の前面開口部及び洗濯物出入口に連通しており、扉3を開放することで、洗濯物出入口から、水槽5とドラム10の各前面開口部を通してドラム10に対して衣類を出し入れすることができる。ドラム10には、図1に示すように多数の脱水孔10aが設けられている。なお、脱水孔10aは、洗濯運転時には通水用の孔部、乾燥運転時の通風孔の孔部として機能する。
水槽5の背面側には、例えばDCブラシレスモータからなるドラムモータ11が設けられている。ドラムモータ11の回転軸は、水槽5の背面を貫通してドラム10の背面に連結されており、ドラム10は、ドラムモータ11により直接回転駆動される。
図1に示すように、水槽5における前側上部の右寄り部位には、空気を排出するための排気口12が設けられ、図2に示す背面側上部の左寄り部位には、乾燥風を供給するための給気口13が設けられている。そして、図1、図2に示すように、外箱2内部には、水槽5の外側において給気口13と排気口12との間を連通させる循環風路15が設けられている。循環風路15は、その入口側が水槽5の排気口12に接続され、出口側が給気口13に接続されている。
循環風路15は、排気ダクト16、後部排気ダクト17、ヒートポンプダクト18、及び給気ダクト19をこの順に連通接続したダクトとして構成されている。
図1に示すように、排気ダクト16は、外箱2内の右側上部を前後方向に延びており、その前端部が蛇腹部16aを介して前記排気口12に接続され、その後端部が後部排気ダクト17の上端部に接続されている。図2に示すように、後部排気ダクト17は、水槽5の後方を下方に延び、その下端がヒートポンプダクト18の右端部(同図で左端側)に接続されている。ヒートポンプダクト18は、外箱2下部の後方寄りの位置にて右左方向に延び、その左端側(同図で右端側)にファン装置20が設けられている。ファン装置20は、例えばファンケーシング20c内に遠心ファン20a及びこれを駆動するファンモータ20bを備えている。ファンケーシング20cの出口部に、給気ダクト19の下端部が接続されている。給気ダクト19は、外箱2内の左側に位置して水槽5後方を上方に延び、その上端部が前記給気口13に接続されている。
図2に示すように、ヒートポンプダクト18内には、ヒートポンプ21を構成する蒸発器22と凝縮器23が配設されている。ヒートポンプ21は、圧縮機24と、凝縮器23と、減圧手段たる絞り弁25と、蒸発器22とを、冷媒配管26によりサイクル接続した冷凍サイクルとして構成されている。ヒートポンプ21において、蒸発器22は乾燥風から湿気を除去する除湿手段、凝縮器23は乾燥風を加熱する加熱手段として機能する。
即ち、ヒートポンプ21は、乾燥運転時に圧縮機24が駆動されることにより、圧縮機24から吐出された高温高圧の冷媒が凝縮器23に流入し、凝縮器23で放熱して凝縮される。凝縮器23で液化した冷媒は、絞り弁25を通って減圧され、蒸発器22に流入する。蒸発器22での熱交換により気化した冷媒は、圧縮機24に戻される。圧縮機24に戻された冷媒は、再び圧縮され高温高圧となって吐出されるという循環が行われる。
上記したヒートポンプ21の駆動とともに、ファン装置20が駆動されることにより、図1、図2に矢印Aで示すように、ドラム10乃至水槽5内の空気が、排気口12から排気ダクト16、後部排気ダクト17を通ってヒートポンプダクト18に至る。このとき、ヒートポンプダクト18を通る空気は、これに含まれるリントがフィルタ30により捕獲されるが、係るフィルタ30について詳しくは後述する。
また、ヒートポンプダクト18を通る空気は、蒸発器22及び凝縮器23を順に通った後、給気ダクト19に流れ、給気口13及び脱水孔10aを通ってドラム10内に供給されるという循環が行われる。こうして、ドラム10内の衣類から湿気を奪って多量の蒸気を含んだ空気が、ヒートポンプダクト18内の蒸発器22部分を通って冷却されることにより、蒸気が凝縮されて除湿され、その除湿空気が凝縮器23部分を通ることにより加熱されて乾いた温風となり、再びドラム10内に供給され、衣類の乾燥に供される。
詳しい図示は省略するが、ヒートポンプ21や循環風路15の要部には、冷媒の温度や乾燥風の温度を検出するための複数個の温度センサ群28(図6参照)が設けられている。また、外箱2の内部には、後述の制御装置29が設けられており、この制御装置29によって温度センサ群28の検知温度に基づきヒートポンプ21及びファン装置20を駆動させるとともにドラム10を回転させて、乾燥運転を実行する。
さて、本実施形態の循環風路15において、上記したヒートポンプダクト18をメインダクトとし、その内部に蒸発器22と凝縮器23を収容可能な比較的広い空間を形成するとともに、係る内部空間の、蒸発器22の上流側に位置させてフィルタ30を配置した構成としている。また、ヒートポンプダクト18には、その壁面の一部を構成するものとしてフィルタ30用の清掃体31と蒸発器22用の清掃体32とを配置している。
係る清掃体31,32を含む清掃手段33並びにフィルタ30に係る構成について、図3以降の図面も参照しながら詳述する。なお、図3に示す蒸発器22と凝縮器23は、何れもフィンチューブタイプの熱交換器で、周知のように蛇行状に配置される冷媒配管26aと、平板状をなす多数枚のフィン27とを備え、冷媒配管26aが多数枚のフィン27を貫通した形態となっている。
図3に示すように、ヒートポンプダクト18は、外箱2内の下部において左右方向に延びており、全体として横長なケース状をなしている。ヒートポンプダクト18には、循環風の上流側から順に蒸発器22と凝縮器23が、相互に所定間隔を有して収容されている。蒸発器22と凝縮器23は、何れも多数枚のフィン27が循環風に沿う向き、つまり図3の紙面と直交する方向にフィン27が並ぶ向きで配設されている。この場合、全体として略矩形ブロック状をなす蒸発器22において、上流側となる面を「上流面22a」と称する。
そして、ヒートポンプダクト18内には、蒸発器22の上流面22aよりも上流側へ所定間隔を隔てた位置に、フィルタ30が設けられている。即ち、フィルタ30は、ヒートポンプダクト18において後部排気ダクト17寄りの位置となる入口側で、当該ダクト18内の風路を仕切るように配置されている。
図5に示すように、フィルタ30は例えば、合成樹脂製の枠体30bと、その枠体30bの開口部を塞ぐように張設された不織布製のフィルタ体30aとを備え、全体として板状に構成されている。フィルタ30の枠体30bは格子状をなし、その外周辺部がヒートポンプダクト18の内周壁に係止可能な外形寸法に設定されている。フィルタ体30aは、平面状をなすフィルタ面を構成するものであり、以下では「フィルタ面30a」と称する。
図3に示すように、フィルタ30は、フィルタ面30aが垂直となる向きで、蒸発器22の上流面22aと対向するように配置される。ここで、「対向する」とは、フィルタ面30aを略垂直とする配置形態はもとより、フィルタ面30aと蒸発器22の上流面22aとが互いに所定角度傾斜して対向する配置形態も包含する。例えば、フィルタ30全体を若干後方へ倒すようにして傾斜配置した場合でも、そのフィルタ30の上辺部と下辺部とを、ヒートポンプダクト18の上壁面18bと底壁面18aとに一致させる、つまりフィルタ30は、上記の如く当該ダクト18内の風路を仕切る態様で取付け固定されるものとする。
図3、図4に示すように、ヒートポンプダクト18の壁面たる底壁面18aには、一対の清掃体31,32を並べて配置するための開口部34が設けられている。開口部34は、フィルタ面30a或いは蒸発器22の上流面22aから除去されるリントを下方へ落とすことができるように、フィルタ面30aの上流側に対応する底壁面と蒸発器22の上流側に対応する底壁面とを切欠くようにして形成されると共に、同図の紙面と直交する方向の幅寸法が、フィルタ面30a或いは蒸発器22の上流面22aの幅寸法に対応するように設定されている。
一対の清掃体31,32は例えば、何れも弾性を有するゴム製のものであり、係る弾性材料から帯状に形成されている。この場合、清掃体31,32は、図3の紙面と直交する方向を長手方向として夫々延設されており、上流側から清掃体31と清掃体32との順に当該清掃体31,32が隙間なく並んだ状態で、前記開口部34を塞ぐように配置されている。このように、清掃体31,32が、ヒートポンプダクト18の底壁面18aの一部を構成するように開口部34に合わせて配置された位置を待機位置とする。
以下では、フィルタ30用の清掃体31及びその待機位置を、「第1清掃体31」及び「第1待機位置」、蒸発器22用の清掃体32及びその待機位置を、「第2清掃体32」及び「第2待機位置」とも称し、両者を相互に区別する。
本実施形態において、第1清掃体31は、その駆動機構としての第1ワイパー機構36に組み込まれ(図5参照)、図3の第1待機位置から図4の第1清掃位置へ移動してフィルタ面30aのリントを除去するように駆動される。第2清掃体32は、第2ワイパー機構37に組み込まれ(図5参照)、図3の第2待機位置から図4の第2清掃位置へ移動して蒸発器22の上流面22aのリントを除去するように駆動される。また、両清掃体31,32は、各々ワイパー機構36,37を介して、一の駆動モータ35により駆動されるものとする。
即ち先ず、第1ワイパー機構36は、図5に示すようにヒートポンプダクト18におけるフィルタ30の上流側にて移動可能に支持された第1ワイパーアーム36aを備え、当該ワイパーアーム36aに対して第1清掃体31がフィルタ30側へ突出するように設けられている。また、第1ワイパー機構36は、駆動モータ35の回転運動を、第1ワイパーアーム36aの直線運動に変換して伝達する変換機構36bを備える。
図示は省略するが、変換機構36bは例えば、駆動モータ35の回転軸と平行に配置されるボールねじと、当該回転軸とボールねじとの間にて駆動力を伝達するギヤ機構とを含む。ボールねじは、ボールねじ溝を有するねじ軸部と、このねじ軸部の外周面と対向する内周面にボールねじ溝を有するナットと、このナットとねじ軸部の両ボールねじ溝間に配設された多数のボールと、を備えた周知構成のものであり、ナットには第1ワイパーアーム36aが一体的に設けられている。ここで、駆動モータ35を正転駆動或いは逆転駆動させると、前記ナットが第1ワイパーアーム36aごと上下方向へ移動させる(図5の矢印102,104参照)。
これにより、第1清掃体31は、フィルタ面30a上端から下端に対応する第1清掃位置にて、当該フィルタ面30aのリントを除去するように移動させることができる。このとき、第1清掃体31は、図5に例示するようにフィルタ面30aに弾性的に当接した状態で上端から下端側へ移動させるものとする(矢印104参照)。また、第1清掃体31は、その弾性乃至可撓性により逆「へ」字状に撓むことから、フィルタ面30a下端から下方へ離れる位置つまり形状変化が戻る位置まで移動させるとともに(矢印100参照)、当該離れる位置から第1待機位置へ戻るように移動させるものとする(矢印100´参照)。
また、第1ワイパー機構36は、図5の矢印101,103に示すように、第1ワイパーアーム36aを水平方向へ移動させて、第1清掃体31をフィルタ面30aに対して当接或いは離間させるソレノイド38(図6にのみ図示)を備える。ソレノイド38は例えば、通電を受けることにより、第1清掃体31がフィルタ面30aから離間する方向(図5の矢印101方向)へ移動させるものとし、又、駆動モータ35や変換機構36bを支持する図示しないフレームを、第1ワイパーアーム36aごと同方向へ移動させるものとする。このとき、第1清掃体31が第1待機位置から矢印101方向へ移動することに伴い、第1ワイパーアーム36a等が底壁面18aと接触しないように、変換機構36bにより矢印102方向へ移動させることができる。
こうして、第1清掃体31は、駆動モータ35やソレノイド38の駆動により、矢印101,102で示すように、フィルタ面30aから離間して第1待機位置からフィルタ面30a上端に対応する位置へ移動した後、当該清掃体31先端でフィルタ面30a上端と当接する(矢印103参照)。そして、第1清掃体31は、フィルタ面30aと当接したまま矢印104方向へ移動されるとともに、その移動に応じて逆「へ」字状に撓みながらフィルタ面30a下端から下方へ離れる位置まで移動させとき(矢印100参照)、その弾性力によりフィルタ面30aのリントを下方へ弾くようにして落しきる。この場合、リントは開口部34から落下し、第1清掃体31は第1待機位置へ復帰する(矢印100´参照)。
このように、第1清掃体31は、第1ワイパー機構36により第1ワイパーアーム36aが矢印100〜104で示される縦長な略矩形の移動軌跡を描くように移動されることにより、フィルタ面30aのリントの除去並びにその第1清掃位置と第1待機位置との間での移動が可能に構成されている。
これと同様に、第2清掃体32は、第2ワイパー機構37により第2ワイパーアーム37aが矢印100〜104方向とパラレルになる移動軌跡を描くように移動されることで、蒸発器22の上流面22aのリントの除去並びにその第2清掃位置と第2待機位置との間での移動が可能に構成されるものとする。
この場合、第2ワイパーアーム37aは、ヒートポンプダクト18における蒸発器22の上流側にて移動可能に支持され、当該ワイパーアーム37aに対して第2清掃体32が蒸発器22側へ突出するように設けられる。
また、図示は省略するが、第2ワイパー機構37は、第1ワイパー機構36の変換機構36bと同じ変換機構を備えることにより、第2清掃体32を第1清掃体と連動させるものとする(図4参照)。或いは、第2ワイパー機構37は、第2ワイパーアーム37aと第1ワイパーアーム36aを連結し、両ワイパーアーム37a,36aが並行して移動するように連動させる連動機構で構成してもよい。何れにしても、第2ワイパー機構37は、駆動モータ35やソレノイド38の駆動により、第2清掃体32を、蒸発器22の上流面22aから離間させて第2待機位置から上流面22a上端に対応する位置へ移動させた後、当該清掃体32先端が上流面22aと当接する第2清掃位置に移動させる。
そして、第2ワイパー機構37は、第2清掃体32を、蒸発器22の上流面22aと当接させたまま下方へ移動させるとともに(図4参照)、その移動に応じて逆「へ」字状に撓ませながら上流面22a下端から下方へ離れる位置まで移動させとき、その弾性力により上流面22aから除去したリントを下方へ弾くようにして開口部34から落下させる。この後、第2清掃体32は第2待機位置へ復帰する(図3、図5参照)。
図4に示すように、前記開口部34の下方であってヒートポンプダクト18における底壁面18aの下方には、ドレンタンク40が設けられるとともに、ドレンポンプ41が付設されている。ドレンタンク40は、蒸発器22で除湿した除湿水を受けて貯留し、或いはヒートポンプダクト18内に存する水を受けて貯留するドレンパンである。ドレンポンプ41は、その駆動によりドレンタンク40内の水、つまり前記除湿水を含む水を機外へ排出するようになっている。なお、図示は省略するが、洗濯乾燥機1の水路を流れる水に含まれる異物を捕捉する周知のフィルタ装置に対して、ドレンポンプ41により排出される水を通す構成とすることができる。
また、本実施形態のドレンタンク40においては、第1清掃体31及び第2清掃体32により除去されたリントを、開口部34を通して受けるようになっている(図4参照)。さらに、ドレンタンク40には、前記給水機構6の給水経路6dが接続されており(図2、図4参照)、当該ドレンタンク40内のリントを、給水経路6dから供給される水により洗い流すことが可能である。
ここで、図6は、制御装置29を中心とした洗濯乾燥機1の電気的構成を概略的に示している。制御装置29には、操作パネル4における前記タッチパネルからの操作信号が入力されるとともに、温度センサ群28等の各種センサ類からの検知信号が入力される。
また、制御装置29は、操作パネル4における前記表示部の表示を制御するとともに、給水弁6b,6c、排水弁8、ドラムモータ11、ファンモータ20b、ヒートポンプ21の圧縮機24及び絞り弁25、清掃手段33の駆動モータ35及びソレノイド38、ドレンポンプ41を制御する。このとき、制御装置29は、ファンモータ20bを可変の回転数で制御することが可能とされている。
なお、本実施形態では、「ファンモータ20bの回転」を「ファン装置20の回転」、「ドラムモータ11の回転」を「ドラム10の回転」と称する等、適宜説明を簡単化する。
制御装置29は、操作パネル4で設定される運転コースに応じて、各種センサ類からの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づき、洗濯乾燥機1の各機構を制御し、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程からなる洗濯運転や、上記した乾燥運転を自動で実行する。
上記構成の作用について、乾燥運転中にフィルタ面30a及び蒸発器22のリントの除去を行う場合を例に説明する。なお、ヒートポンプダクト18において、各清掃体31,32は何れも清掃時を除き、常には開口部34を塞ぐ夫々の待機位置にあり、ドレンタンク40のカバーとして機能する。
制御装置29は、乾燥運転を開始する際、或いは洗濯運転に連続して乾燥運転を開始する際、上記したように、ドラム10を比較的低速で正逆回転させるとともに、圧縮機24及びファン装置20を夫々駆動させる。これにより、図1、図2に矢印Aで示すように、ドラム10乃至水槽5内の空気が循環風路15を通して循環する、空気の流れが形成され、ドラム10内の衣類を乾燥させる。
こうした乾燥運転中に、衣類から出た糸屑等のリントは、空気の流れに乗って排気口12から排気ダクト16側へ排出される。排気ダクト16側へ排出されたリントは、当該排気ダクト16及び後部排気ダクト17を順に通ってヒートポンプダクト18に至り、ヒートポンプダクト18のフィルタ面30aを通過するとき、そのフィルタ面30aにて捕獲される。フィルタ面30aで捕獲されなかったリントは、下流の蒸発器22を通るとき、特には上流面22a側に付着する傾向にある。
そこで、制御装置29は、フィルタ面30aや蒸発器22の上流面22aにリントが堆積しないよう或いは下流側へリントを流さないよう、例えば乾燥運転開始から終了するまでの間に各清掃体31,32によるリントの除去を複数回或いは所定時間毎に行う。
この場合、先ず制御装置29は、リントの除去前にファン装置20を停止させる。又はファン装置20の回転数を低下させる。そして、制御装置29は、駆動モータ35及びソレノイド38を駆動して、第1清掃体31によるフィルタ面30aのリントの除去と、第2清掃体32による蒸発器22上流面22aのリントの除去とを並行して行わしめる。
このとき、第1ワイパー機構36が作動して、第1待機位置にある第1清掃体31を、フィルタ面30aから離間させて(図5の矢印101参照)、フィルタ面30a上端に対応する位置まで上昇させた後(矢印102参照)、当該清掃体31先端がフィルタ面30aと当接する第1清掃位置へ移動させる(矢印103参照)。これと第2ワイパー機構37が連動して、第2待機位置にある第2清掃体32を、蒸発器22上流面22aから離間させて、上流面22a上端に対応する位置まで上昇させた後、当該清掃体32先端が上流面22aと当接する第2清掃位置へ移動させる。
このように、両ワイパー機構36,37は連動して、第1清掃体31及び第2清掃体32を、夫々の清掃位置へ移動させると、フィルタ面30a或いは上流面22aと夫々当接させたまま下方へ移動させる(図4参照)。このため、第1清掃体31或いは第2清掃体32は、夫々逆「へ」字状に撓んだ状態で下方へ移動しながらフィルタ面30a或いは上流面22aのリントを除去し、フィルタ面30a下端或いは上流面22a下端から離れる位置まで移動させたとき、夫々の弾性力により除去したリントを下方へ弾くようにして開口部34から落下させる。開口部34を通して落下するリントは、ドレンタンク40で受けられる。
こうして、制御装置29は、フィルタ面30aや蒸発器22上流面22aのリントの除去を終えると、駆動モータ35を駆動して各清掃体31,32を待機位置に戻すとともに(図5の矢印100´参照)、ファン装置20をリント除去前の回転数に戻すように駆動して、リントの除去に係る一連の処理を終了する。こうした一連の処理は、上記のように乾燥運転中に複数回行われるのであるが、乾燥運転の後期では、乾燥運転初期乃至中期よりも、除去されるリントの量が多くなる一方、蒸発器22で生じる除湿水の量は少なくなる。
そこで、制御装置29は、温度センサ群28の検知温度に基づき、その検知温度が乾燥運転後期に対応する所定値以上となった判定した場合、給水弁6cを開放してドレンタンク40内に水を供給する。これにより、ドレンタンク40内のリントを、給水経路6dから供給される水により洗い流すことができ、又、ドレンタンク40内の水は、ドレンポンプ41の駆動により、洗い流したリントと共に前記異物捕捉用のフィルタ装置側へ排出することができる。
以上説明したように、本実施形態のフィルタ30は、循環風路15内における蒸発器22の上流側に位置し、その蒸発器22の上流面22aと当該フィルタ30とが対向するように配置されている。
これによれば、蒸発器22の上流面22aに対応したフィルタ面積を確保することができ、外箱上面部等に配置される従来のフィルタに比してフィルタ面積を十分に大きくすることができる。このため、循環風がフィルタ30を通過する際の圧力損失を低減させることができ、乾燥効率を向上させることが可能となる。また、例えば本実施形態の如くヒートポンプ21を洗濯乾燥機1下部に配置した場合、排気口12側の循環風路15を外箱2上面部を経由させずに下方へ延設する等、設計の自由度を高めることができ、又、フィルタ30の設置に関して省スペース化を図ることも可能となる。
清掃体31,32は、フィルタ30のフィルタ面30aで捕獲されたリントを除去することが可能な清掃体31であって、フィルタ面30aに当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面30aのリントを除去する清掃体31を備える。
これによれば、ユーザが別途、清掃用の道具を用意することなく、フィルタ面30aに堆積したリントを除去することができる。また、例えば本実施形態の如くフィルタ面30aに沿う形態の清掃体31とすることで比較的コンパクトな構成とすることができる。
制御装置29は、ヒートポンプ21によりドラム10内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行するとともに、その乾燥運転において、清掃体31,32によりリントを除去するように駆動手段を制御する。
これによれば、乾燥行程中に、フィルタ面30a等にリントが堆積しないように自動でリントを除去することができ、フィルタ面30aの目詰まり等による乾燥効率の低下を防止することができる。また、こうしたリントの除去をメンテナンスフリーで行うことが可能となる。
なお、駆動手段は、上記した駆動モータ35及びソレノイド38に限るものではない。例えば、フィルタ面30aや蒸発器22の上流面22aに沿う上下方向へ移動させる駆動モータ35と、それら当接対象面に当接し或いは離間する方向へ移動させる別の駆動モータとで構成してもよいし、夫々の方向へ移動させる他のアクチュエータを用いて構成してもよい。
循環風路15の壁面のうち例えば底壁面18aには、清掃体31,32の大きさに対応した開口部34が設けられ、清掃体31,32は、リントを除去するときを除き、開口部34に合わせた位置を夫々の待機位置として、前記壁面の一部を構成するように配置される。
これによれば、循環風路15内で清掃体31,32が嵩張ることがなく、又、循環風路15において、清掃体31,32を、風路抵抗が増大することのないように配置することができる。また例えば、上記したように底壁面18aにて、清掃体31,32をドレンタンク40のカバーの如く配置した場合、ドレンタンク40内の水が循環風によって、循環風路15内の蒸発器22や凝縮器23側へ飛散しないようにカバーすることができ、又、清掃体31,32により除去されるリントを、開口部34を通してドレンタンク40側へ落下させることができる。
清掃体31,32は、フィルタ面30aで捕獲されたリントを除去するための第1清掃体31と、蒸発器22の上流面22aに付着したリントを除去するための第2清掃体32と、の2つの清掃体を含む構成とされ、第1清掃体31は、フィルタ面30aに当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面30aのリントを除去し、第2清掃体32は、上流面22aに当接しながら移動することに伴い当該上流面22aのリントを除去する。
これによれば、フィルタ面30aのリントだけでなく、蒸発器22の上流面22aのリントを除去することができる。よって、フィルタ面30aを通過するような微小なリント等があっても、これが蒸発器22の上流面22aに堆積することによる風路抵抗の増大を防止することができる。
第1清掃体31と第2清掃体32とが連動するように設けられ、第1清掃体31によるフィルタ面30aのリントの除去と、第2清掃体32による上流面22aのリントの除去とを一緒に行う。
これによれば、比較的リントが堆積し易いフィルタ面30aと蒸発器22の上流面22aの清掃を効率良く行うことができる。また例えば、本実施形態のように、清掃体31,32毎の駆動手段を用いることなく両清掃体31,32を連動させることができ、構成の簡単化を図ることができる。
清掃体31,32によりリントを除去する際に、ファン装置20の回転数を低下させ又はファン装置20を停止させる。これによれば、乾燥運転中に、清掃体31,32によりリントを除去したときの、風の流れによるリントの拡散を抑制することができる。
清掃体31,32は弾性材料から形成されている。このため、清掃体31,32は自身の弾性力により、フィルタ面30aや蒸発器22の上流面22aといった当接対象面に対して、隙間無く当接させることができ、押圧力を与えてリントを除去することができる。
ドレンタンク40において、清掃体31,32により除去されたリントを受けるとともに、乾燥運転の後期に、当該ドレンタンク40内のリントを、前記除湿水とは別の給水経路6dから給水される水により洗い流す、或いは前記給水される水とともにドレンタンク40外へ排出する。
これによれば、乾燥運転の後期では、初期に比して除湿水の量が少なくなる一方、リントの量が多くなることから、給水経路6dから給水される水によって、ドレンタンク40内にリントが滞留することを抑制することができ、メンテナンスフリーを図る上で有用なものとすることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、洗濯乾燥機としては、少なくとも乾燥機能があれば洗濯機能がないものでもよい。
清掃体は、フィルタ面30aと蒸発器22の上流面22aとを夫々除去する、一の清掃体31で構成してもよい。例えば、一の清掃体31は、フィルタ面30aに当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面30aのリントを除去するときの第1清掃位置と、上流面22aに当接しながら移動することに伴い当該上流面22aのリントを除去するときの第2清掃位置と、の間での移動が可能に構成されるものとする。この場合、一の清掃体31は、上記した駆動モータ35と、当接対象面に当接し或いは離間する方向へ移動させる別の駆動モータとを駆動手段として、第1清掃位置と第2清掃位置との間での移動を、フィルタ30の下を潜る(つまり開口部34側を経由する)ようにして行うことができる。
なお、清掃手段33としては、清掃体31,32で自動的に清掃を行う構成に限らず、ユーザの手動で一の清掃体31或いは他の清掃体32で清掃を行う構成としてもよい。また、清掃体31,32によるリントの除去は、乾燥運転中に行う構成に限定するものではなく、乾燥運転終了後に行う等、適宜変更して実施しうるものである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、5は水槽(外槽)、6dは給水経路、10はドラム(回転槽)、12は排気口、13は給気口、15は循環風路、20はファン装置、21はヒートポンプ、22は蒸発器、22aは上流側の面(上流面)、23は凝縮器、29は制御装置(制御手段)、30はフィルタ、30aはフィルタ面、31は清掃体(第1清掃体)、32は清掃体(第2清掃体)、34は開口部、35は駆動モータ(駆動手段)、38はソレノイド(駆動手段)、40はドレンタンクを示す。

Claims (10)

  1. 給気口及び排気口を有する外槽と、
    前記外槽内に回転可能に設けられる回転槽と、
    前記外槽の外側において前記給気口と前記排気口との間を連通させるように設けられた循環風路と、
    前記回転槽内の空気を、前記循環風路を通して循環させるファン装置と、
    前記循環風路内に配置された蒸発器及び凝縮器を含んで構成され、前記循環風路内を流れる空気を除湿及び加熱するヒートポンプと、
    前記循環風路内を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、を備え、
    前記フィルタは、前記循環風路内における前記蒸発器の上流側に位置し、その蒸発器における上流側の面と当該フィルタとが対向するように配置されている衣類乾燥機。
  2. 前記フィルタのフィルタ面で捕獲されたリントを除去することが可能な清掃体であって、前記フィルタ面に当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面のリントを除去する清掃体を備える請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記清掃体を駆動するための駆動手段と、
    前記ヒートポンプにより前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転を実行するとともに、その乾燥運転において、前記清掃体により前記リントを除去するように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備える請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 前記循環風路の壁面には、前記清掃体の大きさに対応した開口部が設けられ、
    前記清掃体は、前記リントを除去するときを除き、前記開口部に合わせた位置を待機位置として、前記壁面の一部を構成するように配置される請求項2又は3記載の衣類乾燥機。
  5. 前記清掃体は、前記フィルタ面で捕獲されたリントを除去するための第1清掃体と、前記蒸発器における上流側の面に付着したリントを除去するための第2清掃体と、の2つの清掃体を含む構成とされ、
    前記第1清掃体は、前記フィルタ面に当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面のリントを除去し、前記第2清掃体は、前記上流側の面に当接しながら移動することに伴い当該上流側の面のリントを除去する請求項2から4の何れか一項記載の衣類乾燥機。
  6. 前記第1清掃体と前記第2清掃体とが連動するように設けられ、前記第1清掃体による前記フィルタ面のリントの除去と、前記第2清掃体による前記上流側の面のリントの除去とを一緒に行う請求項5記載の衣類乾燥機。
  7. 前記清掃体は、前記フィルタ面で捕獲されたリントと前記蒸発器における上流側の面に付着したリントとを夫々除去するために、前記フィルタ面に当接しながら移動することに伴い当該フィルタ面のリントを除去するときの第1清掃位置と、前記上流側の面に当接しながら移動することに伴い当該上流側の面のリントを除去するときの第2清掃位置と、の間での移動が可能に構成されている請求項2から4の何れか一項記載の衣類乾燥機。
  8. 前記清掃体によりリントを除去する際に、前記ファン装置の回転数を低下させ又は前記ファン装置を停止させる請求項2から7の何れか一項記載の衣類乾燥機。
  9. 前記清掃体は弾性材料から形成されている請求項2から8の何れか一項記載の衣類乾燥機。
  10. 前記蒸発器で生じた除湿水を受けるドレンタンクを備え、
    前記ドレンタンクにおいて、前記清掃体により除去されたリントも受けるものとし、前記ヒートポンプにより前記回転槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転の後期に、当該ドレンタンク内のリントを、前記除湿水とは別の給水経路から給水される水により洗い流す、或いは前記給水される水とともに前記ドレンタンク外へ排出する請求項2から9の何れか一項記載の衣類乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110260637A (zh) * 2019-06-19 2019-09-20 广东碧朗节能设备有限公司 一种多用途热泵干燥机
WO2023030527A1 (zh) * 2021-09-06 2023-03-09 青岛海尔洗衣机有限公司 线屑分离装置及具有线屑分离装置的干衣机的控制方法

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