JP2006167198A - 使い捨て吸収性物品および包装パック - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に折畳状態から展開状態にできる使い捨て吸収性物品を提供する。
【解決手段】使い捨て吸収性物品1を折畳状態にする場合、左側半部分11と前記右側半部分12とを透液性表面シート体2が向き合うように長手方向線Aを基準とする折曲げにより重ね合わせる。前側半部分13と後側半部分14とを不透液性裏面シート体3が向かい合うように幅方向線Bを基準とする折曲げにより重ね合わせる。前側フラップ部16には、使い捨て吸収性物品1を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部20を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、容易に折畳状態から展開状態にできる使い捨て吸収性物品および包装パックに関するものである。
従来、例えば透液性表面シート体と、不透液性裏面シート体と、これら両シート体間に配設された吸収体とを備え、長手方向に沿った2本の長手方向線によって略3等分に分割されるように幅方向一端側には左側部分が形成されるとともに幅方向他端側には右側部分が形成されかつ幅方向中央には中間部分が形成され、幅方向に沿った2本の幅方向線によって略3等分に分割されるように長手方向一端側には前側部分が形成されるとともに長手方向他端側には後側部分が形成されかつ長手方向中央には中間部分が形成された略縦長状の使い捨て吸収性物品であって、外包装体内へ収容する折畳状態時には、左側部分、中間部分および右側部分が長手方向線を基準とする2回の折曲げにより重ね合わされ、前側部分、中間部分および後側部分が幅方向線を基準とする2回の折曲げにより重ね合わされる使い捨て吸収性物品が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−293029号公報
しかしながら、上記従来の使い捨て吸収性物品では、長手方向線および幅方向線を基準とする合計4回の折曲げにより折畳状態にされるため、使い捨て吸収性物品を折畳状態から展開状態にする際に手間取るおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、容易に折畳状態から展開状態にできる使い捨て吸収性物品およびこの使い捨て吸収性物品を収容した包装パックを提供することを目的とする。
請求項1記載の使い捨て吸収性物品は、透液性表面シート体と、不透液性裏面シート体と、前記両シート体間に配設された吸収体とを備え、長手方向に沿った長手方向線によって略2等分に分割されるように、幅方向一端側には左側半部分が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分が形成され、幅方向に沿った幅方向線によって略2等分に分割されるように、長手方向一端側には前側半部分が形成されるとともに長手方向他端側には後側半部分が形成され、長手方向両端部には、前記吸収体より外方に位置する前側フラップ部および後側フラップ部が形成された略縦長状の使い捨て吸収性物品であって、前記左側半部分と前記右側半部分とは、前記透液性表面シート体が向き合うように、前記長手方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、前記前側半部分と前記後側半部分とは、前記不透液性裏面シート体が向かい合うように、前記幅方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、前記前側フラップ部には、前記使い捨て吸収性物品を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部が設けられているものである。
そして、長手方向線および幅方向線を基準とする合計2回の折曲げにより折畳状態にされるため、前側フラップ部に設けられた摘み部を摘んで容易に折畳状態から展開状態にすることが可能である。
請求項2記載の使い捨て吸収性物品は、請求項1記載の使い捨て吸収性物品において、摘み部は、前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているものである。
そして、摘み部が前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているため、より一層容易に折畳状態から展開状態にすることが可能となり、しかも、前後を間違えることがなく、装着ミスを抑制可能である。
請求項3記載の使い捨て吸収性物品は、透液性表面シート体と、不透液性裏面シート体と、前記両シート体間に配設された吸収体とを備え、長手方向に沿った長手方向線によって略2等分に分割されるように、幅方向一端側には左側半部分が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分が形成され、幅方向に沿った第1幅方向線および第2幅方向線によって略3等分に分割されるように、長手方向一端側には前側部分が形成されるとともに長手方向他端側には後側部分が形成され、かつ長手方向中央には中間部分が形成され、長手方向両端部には、前記吸収体より外方に位置する前側フラップ部および後側フラップ部が形成された略縦長状の使い捨て吸収性物品であって、前記左側半部分と前記右側半部分とは、前記透液性表面シート体が向き合うように、前記長手方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、前記前側部分と前記中間部分と前記後側部分とは、前記不透液性裏面シート体が向かい合うように、前記第1幅方向線および前記第2幅方向線を基準とする折曲げにより前記後側部分が前記中間部分と前記前側部分との間に位置する状態に重ね合わされ、前記前側フラップ部には、前記使い捨て吸収性物品を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部が設けられているものである。
そして、長手方向線、第1幅方向線および第2幅方向線を基準とする合計3回の折曲げにより折畳状態にされるため、前側フラップ部に設けられた摘み部を摘んで容易に折畳状態から展開状態にすることが可能である。
請求項4記載の使い捨て吸収性物品は、請求項3記載の使い捨て吸収性物品において、摘み部は、前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているものである。
そして、摘み部が前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているため、より一層容易に折畳状態から展開状態にすることが可能となり、しかも、前後を間違えることがなく、装着ミスを抑制可能である。
請求項5記載の包装パックは、請求項1ないし4のいずれか一記載の複数の使い捨て吸収性物品と、これら複数の使い捨て吸収性物品が折畳状態で収容された外包装体とを具備し、前記使い捨て吸収性物品は、長手方向線に沿った折曲げ部分が下で幅方向両端側が上になる状態でかつ厚さ方向および上下方向にそれぞれ複数並んだ状態として、前記外包装体内に収容されているものである。
そして、使い捨て吸収性物品を外包装体内から取り出した後、その取り出した使い捨て吸収性物品を容易に折畳状態から展開状態にすることが可能である。
請求項6記載の包装パックは、請求項5記載の包装パックにおいて、少なくとも外包装体の側面のうち使い捨て吸収性物品の摘み部と対向した側面には、開封用の切込み線が設けられているものである。
そして、開封用の切込み線を利用して外包装体を開封した後、摘み部を利用して、使い捨て吸収性物品を容易に取り出せるとともに容易に展開状態にすることが可能である。
請求項1に係る発明によれば、長手方向線および幅方向線を基準とする合計2回の折曲げにより折畳状態にされるため、前側フラップ部に設けられた摘み部を摘んで容易に折畳状態から展開状態にできる。
請求項2に係る発明によれば、摘み部が前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているため、より一層容易に折畳状態から展開状態にでき、しかも、前後を間違えることがなく、装着ミスを抑制できる。
請求項3に係る発明によれば、長手方向線、第1幅方向線および第2幅方向線を基準とする合計3回の折曲げにより折畳状態にされるため、前側フラップ部に設けられた摘み部を摘んで容易に折畳状態から展開状態にできる。
請求項4に係る発明によれば、摘み部が前側フラップ部の前端より前方に向って突出しているため、より一層容易に折畳状態から展開状態にでき、しかも、前後を間違えることがなく、装着ミスを抑制できる。
請求項5に係る発明によれば、使い捨て吸収性物品を外包装体内から取り出した後、その取り出した使い捨て吸収性物品を容易に折畳状態から展開状態にできる。
請求項6に係る発明によれば、開封用の切込み線を利用して外包装体を開封した後、摘み部を利用して、使い捨て吸収性物品を容易に取り出せるとともに容易に展開状態にできる。
本発明の使い捨て吸収性物品の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は使い捨て吸収性物品(使い捨ておむつ)で、この使い捨て吸収性物品1(以下「吸収性物品1」という。)は、図1に示す展開状態において略縦長状で略矩形板状をなすものである。
吸収性物品1は、図1に示されるように、透液性表面シート体2と、不透液性裏面シート体3と、これら両シート体2,3間に配設され2つの幅広部分4およびこの幅広部分4より幅方向寸法が短い1つの幅狭部分5を有し長手方向が吸収性物品1の長手方向に一致した略縦長状で略砂時計形状をなす吸収体6と、弾性部材8の弾性復元力によって使用者への装着時に起立する左右一対のフラップ体7とを備えている。
そして、吸収性物品1の長手方向に沿った1本の長手方向線(仮想線)Aによって吸収性物品1が略2等分に分割されるように、吸収性物品1の幅方向一端側には左側半部分11が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分12が形成されている。
また、吸収性物品1の幅方向に沿った1本の幅方向線(仮想線)Bによって吸収性物品1が略2等分に分割されるように、吸収性物品1の長手方向一端側には前側半部分13が形成されるとともに長手方向他端側には後側半部分14が形成されている。
さらに、吸収性物品1の長手方向両端部には、吸収体6の長手方向端部より外方に位置し長手方向が吸収性物品1の幅方向に一致した長手状をなす前側フラップ部16および後側フラップ部17がそれぞれ形成されている。なお、吸収体6の幅広部分4の幅方向寸法と吸収性物品1全体の幅方向寸法とが等しく、吸収性物品1の幅方向両端部には吸収体6の幅向端部より外方に位置するフラップ部は形成されていない。
また、吸収性物品1の前側フラップ部16の長手方向中央部(左右方向中央部)には、吸収性物品1を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部20が一体に設けられている。例えば前側フラップ部16は互いに接合された透液性表面シート体2および不透液性裏面シート体3にて構成され、これら両シート体2,3の一部が摘み部20となっている。
そして、図2に示されるように、吸収性物品1の折畳状態では、左側半部分11と右側半部分12とは、透液性表面シート体2が向き合うように、長手方向線Aを基準とする1回の折曲げにより重ね合わされている。また、吸収性物品1の折畳状態では、前側半部分13と後側半部分14とは、不透液性裏面シート体3が向かい合うように、幅方向線Bを基準とする1回の折曲げにより重ね合わされている。例えば右側半部分12が左側半部分11に対して長手方向線Aを基準に折り畳まれ、その後、後側半部分14が前側半部分13に対して幅方向線Bを基準に折り畳まれて、吸収性物品1が所望の折畳状態となっている。
図3および図4には、複数の吸収性物品1を略矩形板状の折畳状態にして外包装体22内に収容した包装パック(吸収性物品のパック詰め商品)21が示されている。
図3から明らかなように、吸収性物品1は、長手方向線Aに沿った折曲げ部分(折返部)1aが下で幅方向両端部1bが上に位置する状態で、かつ厚さ方向および上下方向にそれぞれ複数並んだ状態(例えば厚さ方向に6つ、上下方向に2つで、合計12)として、外包装体22内にやや圧縮されて収容されている。
この外包装体22は、外形略直方体状をなす袋状のもので、この外包装体22の上面幅方向両端には取手23が設けられている。また、図4から明らかなように、外包装体22の4つの側面のうち吸収性物品1の摘み部20と対向した1つの側面と外包装体22の上面とには、開封用の切込み線24がその側面中央および上面中央を通るように設けられている。
そして、包装パック21内の吸収性物品1の使用時においては、開封用の切込み線24を利用して外包装体22を開封した後、摘み部20を利用して、吸収性物品1を外包装体22内から容易に取り出せるとともに、吸収性物品1を容易に折畳状態から展開状態にできる。
また、吸収性物品1の摘み部20が前側フラップ部16の長手方向中央部に設けられているため、吸収性物品1の前後を間違えるようなことがなく、使用者への装着ミスを抑制できる。
さらに、吸収性物品1を展開状態にした場合に、吸収性物品1の幅方向中央部(左右対称の位置)には長手方向線Aに沿って折り目が残っているため、その折り目を吸収性物品1の幅方向中央位置の目印にでき、使用者への装着ミスをより一層抑制できる。
また、開封用の切込み線24が外包装体22の摘み部20と対向した側面に設けられているため、摘み部20の位置しない側の側面を開けてしまうことがない。
さらに、吸収性物品1は、長手方向線Aに沿った折曲げ部分1aが下で幅方向両端部1bが上に位置する状態で外包装体22内に収容されているため、包装パック21の安定性が図られる。
なお、図5および図6に示すように、摘み易さを向上させてより一層容易に展開状態にできるように、摘み部20を前側フラップ部16の長手方向中央部前端より前方に向けて突出させてもよい。この場合、折畳状態では、摘み部20は、前側フラップ部16の端部および後側フラップ部17の端部の両方から突出した状態なる。例えば製造において、吸収性物品1は連続につながって生産され、隣合う前端部と後端部が切断されるので、摘み部20が突出状になった分、後側フラップ部17にその摘み部20に対応した凹状部30が形成されるようにすれば材料に無駄がでない。
また、図7および図8に示すように、コンパクト性の観点から、吸収性物品1を長手方向線A、第1幅方向線B1および第2幅方向線B2を基準とする合計3回の折曲げにより折畳状態にするようにしてもよい。
図7および図8に示す吸収性物品1は、図1に示すものと同様、透液性表面シート体2、不透液性裏面シート体3、吸収体6およびフラップ体7等を備えている。
そして、吸収性物品1の長手方向に沿った1本の長手方向線(仮想線)Aによって吸収性物品1が略2等分に分割されるように、吸収性物品1の幅方向一端側には左側半部分11が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分12が形成されている。また、吸収性物品1の幅方向に沿った第1幅方向線(仮想線)B1および第2幅方向線(仮想線)B2によって略3等分に分割されるように、吸収性物品1の長手方向一端側には前側部分31が形成されるとともに長手方向他端側には後側部分32が形成されかつ長手方向中央には中間部分33が形成されている。さらに、吸収性物品1の長手方向両端部には、吸収体6の長手方向端部より外方に位置し長手方向が吸収性物品1の幅方向に一致した長手状をなす前側フラップ部16および後側フラップ部17がそれぞれ形成されている。なお、吸収体6の幅広部分4の幅方向寸法と吸収性物品1全体の幅方向寸法とが等しく、吸収性物品1の幅方向両端部には吸収体6の幅向端部より外方に位置するフラップ部は形成されていない。
また、前側フラップ部16の長手方向中央部(左右方向中央部)には、吸収性物品1を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部20が一体に設けられている。例えば前側フラップ部16は互いに接合された透液性表面シート体2および不透液性裏面シート体3にて構成され、これら両シート体2,3の一部が摘み部20となっている。なお図示しないが、摘み部20を前側フラップ部16の長手方向中央部前端より前方に向けて突出させてもよい。
そして、図8に示されるように、吸収性物品1の折畳状態では、左側半部分11と右側半部分12とは、透液性表面シート体2が向き合うように、長手方向線Aを基準とする1回の折曲げにより重ね合わされている。また、吸収性物品1の折畳状態では、前側部分31と中間部分33と後側部分32とは、不透液性裏面シート体3が向かい合うように、第1幅方向線B1および第2幅方向線B2を基準とする2回の折曲げにより後側部分32が中間部分33と前側部分31との間に位置する状態に重ね合わされている。例えば右側半部分12が左側半部分11に対して長手方向線Aを基準に折り畳まれ、その後、後側部分32が中間部分33に対して第2幅方向線B2を基準に折り畳まれ、その後、前側部分31が後側部分32に対して第1幅方向線B1を基準に折り畳まれて、吸収性物品1が所望の折畳状態となっている。なお、この図8に示す吸収性物品1も、図3および図4に示す場合と同じように外包装体22内に収容して包装パック21にする。
なお、上記いずれの実施の形態においても、摘み部20は前側フラップ部16のシート体2,3の一部にて構成されたものには限定されず、例えば前側フラップ部16にシート体2,3とは異なる別体のシートを貼り付けて摘み部20としてもよい。また、前側フラップ部16における左側半部分11の長手方向線A寄り部分と前側フラップ部16における右側半部分12の長手方向線A寄り部分とを接合し、この接合部分を摘み部20としてもよい。
また、例えば印刷、色付きのシートを貼る、色付きの接着剤を塗布する等の方法を用いて、摘み部20の色と前側フラップ部16の色とが異なるようにしてもよい。
さらに、外包装体22に設ける開封用の切込み線24は側面から上面にわたって位置するものには限定されず、例えば図9に示すように、摘み部20と対向した1つの側面に切込み線24をコ字状をなすように設けてもよい。また、摘み部20と対向した1つの側面に上下方向に延びる複数本の切込み線24を間隔をおいて設けてもよい。なお、側面から上面にわたる切込み線24は、連続していても連続していなくてもよい。開封の容易性を考慮すると連続であることが好ましいが、外包装体22をあまり開けずに吸収性物品1を1枚ずつ取り出すような場合には連続していない方がよい。
また、吸収性物品1は、展開状態で略矩形板状をなすものには限定されず、例えば砂時計状をなすもの、或いはテープ式のパンツ形状をなすもの等でもよい。
さらに、例えば図1に示す吸収性物品1において、幅方向線Bを吸収性物品1の長手方向中央の位置から後方側に若干ずらすことにより、前側半部分13を後側半部分14より若干大きくし、吸収性物品1の折畳状態時に摘み部20が後側フラップ部17の縁部より外方に位置するようにしてもよい。
また同様に、例えば図7に示す吸収性物品1において、第1幅方向線B1および第2幅方向線B2をそれぞれ吸収性物品1の長手方向3等分の位置から後方側に若干ずらすことにより、前側部分31を後側部分32や中間部分33より若干大きくし、吸収性物品1の折畳状態時に摘み部20が第2幅方向線B2に沿って位置する折返部より外方に位置するようにしてもよい。
本発明の使い捨て吸収性物品に係る一実施の形態の展開状態を示す平面図である。 同上使い捨て吸収性物品の折畳状態を示す正面図である。 同上使い捨て吸収性物品を折畳状態にして外包装体内に収容した状態を示す斜視図である。 同上外包装体の外観斜視図である。 本発明の使い捨て吸収性物品に係る他の実施の形態の展開状態を示す平面図である。 同上使い捨て吸収性物品の折畳状態を示す正面図である。 本発明の使い捨て吸収性物品に係るさらに他の実施の形態の展開状態を示す平面図である。 同上使い捨て吸収性物品の折畳状態を示す正面図である。 外包装体の変形例を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 使い捨て吸収性物品
2 透液性表面シート体
3 不透液性裏面シート体
6 吸収体
11 左側半部分
12 右側半部分
13 前側半部分
14 後側半部分
16 前側フラップ部
17 後側フラップ部
20 摘み部
21 包装パック
22 外包装体
24 切込み線
31 前側部分
32 後側部分
33 中間部分
A 長手方向線
B 幅方向線
B1 第1幅方向線
B2 第2幅方向線

Claims (6)

  1. 透液性表面シート体と、
    不透液性裏面シート体と、
    前記両シート体間に配設された吸収体とを備え、
    長手方向に沿った長手方向線によって略2等分に分割されるように、幅方向一端側には左側半部分が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分が形成され、
    幅方向に沿った幅方向線によって略2等分に分割されるように、長手方向一端側には前側半部分が形成されるとともに長手方向他端側には後側半部分が形成され、
    長手方向両端部には、前記吸収体より外方に位置する前側フラップ部および後側フラップ部が形成された略縦長状の使い捨て吸収性物品であって、
    前記左側半部分と前記右側半部分とは、前記透液性表面シート体が向き合うように、前記長手方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、
    前記前側半部分と前記後側半部分とは、前記不透液性裏面シート体が向かい合うように、前記幅方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、
    前記前側フラップ部には、前記使い捨て吸収性物品を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部が設けられている
    ことを特徴とする使い捨て吸収性物品。
  2. 摘み部は、前側フラップ部の前端より前方に向って突出している
    ことを特徴とする請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
  3. 透液性表面シート体と、
    不透液性裏面シート体と、
    前記両シート体間に配設された吸収体とを備え、
    長手方向に沿った長手方向線によって略2等分に分割されるように、幅方向一端側には左側半部分が形成されるとともに幅方向他端側には右側半部分が形成され、
    幅方向に沿った第1幅方向線および第2幅方向線によって略3等分に分割されるように、長手方向一端側には前側部分が形成されるとともに長手方向他端側には後側部分が形成され、かつ長手方向中央には中間部分が形成され、
    長手方向両端部には、前記吸収体より外方に位置する前側フラップ部および後側フラップ部が形成された略縦長状の使い捨て吸収性物品であって、
    前記左側半部分と前記右側半部分とは、前記透液性表面シート体が向き合うように、前記長手方向線を基準とする折曲げにより重ね合わされ、
    前記前側部分と前記中間部分と前記後側部分とは、前記不透液性裏面シート体が向かい合うように、前記第1幅方向線および前記第2幅方向線を基準とする折曲げにより前記後側部分が前記中間部分と前記前側部分との間に位置する状態に重ね合わされ、
    前記前側フラップ部には、前記使い捨て吸収性物品を折畳状態から展開状態にする際に摘む摘み部が設けられている
    ことを特徴とする使い捨て吸収性物品。
  4. 摘み部は、前側フラップ部の前端より前方に向って突出している
    ことを特徴とする請求項3記載の使い捨て吸収性物品。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一記載の複数の使い捨て吸収性物品と、
    これら複数の使い捨て吸収性物品が折畳状態で収容された外包装体とを具備し、
    前記使い捨て吸収性物品は、長手方向線に沿った折曲げ部分が下で幅方向両端側が上になる状態でかつ厚さ方向および上下方向にそれぞれ複数並んだ状態として、前記外包装体内に収容されている
    ことを特徴とする包装パック。
  6. 少なくとも外包装体の側面のうち使い捨て吸収性物品の摘み部と対向した側面には、開封用の切込み線が設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の包装パック。
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