JP2006165750A - 画像形成装置システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 スキャン画像の判別機能を装置内コントローラと外部コントローラの双方に持たずに、外部コントローラの持つ電子文書のプリントのための色調整処理を確実に行うことができるようにする。
【解決手段】 画像形成装置が、走査したイメージが画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像か否かを判別し、画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像と判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出し、走査したイメージが画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像でないと判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出しない機能を有する。
【選択図】 図13
【解決手段】 画像形成装置が、走査したイメージが画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像か否かを判別し、画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像と判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出し、走査したイメージが画質調整のためにプリント手段にてプリントした画像でないと判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出しない機能を有する。
【選択図】 図13
Description
本発明は、コントローラ機能を提供する画像形成装置とコンピュータ端末からなる画像形成装置システムに関するものである。
コンピュータ上で扱う文書を画像形成装置にてプリントする場合、プリンタドライバを使用し、プリンタドライバから送出されるPDLをコントローラにてイメージに展開して画像形成装置にてプリントがなされるが、特にカラーで画像形成できる画像形成装置である場合は、キャリブレーションと呼ばれる色味調整の機能がコントローラに搭載されている(例えば、特許文献1)。この色味調整では、コントローラから規定の画像を画像形成装置にてプリントし、プリントした画像を画像形成装置のスキャナにて読み取り、読み取ったイメージとプリントに用いたイメージとを照合、つまりプリント時に画像形成装置に送出したイメージと実際に紙にプリントされたイメージの差を判別し、その差をなくすようコントローラにて色味調整の度合いを認識でき、PDLを展開しプリントする際に色味調整の度合いを考慮したイメージにすることにより、画質の向上を図っている。
また、ネットワークに接続可能なスキャナを持つ画像形成装置においてはネットワーク上のコンピュータ端末から、画像形成装置のスキャナに載置した原稿をスキャンさせコンピュータ端末で扱うことが可能なフォーマットのファイルでイメージを取得するリモートスキャン機能を有している。
特開2003-334994号公報
しかしながら、これらの色味調整のスキャンと、リモートスキャンとではその目的が画質向上とコンピュータ端末でのイメージファイル取得とでその目的が違うことから、それぞれ独立にその付加機能が追加されるなどして、同様な機能がコントローラと画像形成装置とに搭載されてしまっている場合がある。
特にカラーの画像形成装置では、複製が許されない画像のプリントを防ぐため画像認識機能を持たせ、複製不可の画像のプリントを防止する機能がある。一方コントローラの色味調整では色味調整のためのプリント出力以外の画像を誤ってスキャナに載置してしまい間違った色味調整がなされてしまうことを防ぐために、色味調整のためにスキャンされた画像が、色味調整のためのプリント出力かを判別する機能を有している。
このように画像形成装置とコントローラが接続された1つのシステムではそれぞれの利便性のために画像判別の機能が複数存在してしまっており、コストの増大という問題を抱えていた。またコントローラに画像判別の機能を持たない場合では、上述したように色味調整のためのプリント出力以外の画像を誤ってスキャナに載置してしまい間違った色味調整がなされてしまうという問題が起こってしまう。
上述した問題を解決するため、本発明に係る画像形成装置システムは、ネットワークに接続されたコンピュータ端末と画像形成装置において、前記コンピュータ端末は、前記コンピュータ端末で扱われる文書を画像形成装置でプリントするためのデータに変換するプリントデータ変換手段と、前記変換手段により変換された前記プリントデータを前記ネットワークを介して前記画像形成装置に送出する送出手段と有し、前記画像形成装置は前記送出手段により送出された前記プリントデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記プリントデータをイメージに展開する展開手段と前記展開手段により展開されたイメージを、前記画像形成装置内にてプリントするプリント手段と、前記画像形成装置にて原稿を走査し、イメージとして読み取る読取手段と、前記読取手段によって走査されたイメージと、前記画像形成装置に保持されている画像とを照合して、走査されたイメージが保持されている画像と同じ画像かを判別する画像判別手段と、前記読取手段によって走査されたイメージを、前記展開手段に送出する手段と、前記読取手段によって走査されたイメージを、前記ネットワークに接続されたコンピュータ端末に送出する手段と、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の動作と展開手段の動作を指示する画面を表示する操作表示手段と、前記画像形成装置は、操作表示手段に前記画像形成装置の動作を指示する画面を表示しているか、または展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別する画面判別手段と、前記画像形成装置に対し前記ネットワークを介して前記コンピュータ端末から動作指示を受け付けるネットワーク動作指示手段とを有し、前記画像形成装置が前記読取手段にて原稿を走査する指示を、受けた際に前記画面判別手段により前記展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別し、前記展開手段の動作を指示する画面を表示していると判別された場合は、前記読取手段にて原稿を走査し、走査したイメージが特定の画像か否かを前記画像判別手段にて判別し、判別された結果に応じて、走査したイメージを展開手段に送出するか否かを動作を切り替える機能を有する。
特に上記画像形成装置システムにおいて、前記画像形成装置が前記読取手段にて原稿を走査する指示を、受けた際に前記画面判別手段により前記展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別し、前記展開手段の動作を指示する画面を表示していると判別された場合は、前記読取手段にて原稿を走査し、走査したイメージが前記展開手段が画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像か否かを前記画像判別手段にて判別し、画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像と判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出し、前記画像判別手段にて走査したイメージが前記展開手段が画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像でないと判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出しない機能を有する。
以上説明したように、本発明によれば、スキャン画像の判別機能を装置内コントローラと外部コントローラの双方に持たずに、外部コントローラの持つ電子文書のプリントのための色調整処理を確実に行うことができる。
または、外部コントローラに画像判別機能を有していなくても、色味調整のための原稿と異なるイメージが外部コントローラに送出されないため、誤った色味調整をふせぐことが可能である。
[システムの概要説明]
図1は本発明の実施系システムの構成を示すブロック図、図2は実施系システムにおける画像形成装置の構成図である。本システムが有する機能についての概要を図1、2を用いて説明する。
図1は本発明の実施系システムの構成を示すブロック図、図2は実施系システムにおける画像形成装置の構成図である。本システムが有する機能についての概要を図1、2を用いて説明する。
画像形成装置101はフルカラーでスキャンまたは、プリントなどが可能なカラースキャナ/プリンタ機器であり、内部ネットワーク102、画像データ転送のためのVideoケーブル103を介して外部コントローラ104と接続されており、さらに外部コントローラ104は、もう一方の外部ネットワーク105を介してコンピュータ端末106が接続されているネットワークシステムに接続されている。
画像形成装置101は、スキャナ部201、プリンタ部202を有しており、スキャナ部201から読み取った画像をプリンタ部202にてプリントするコピー機能を備えている。また、ユーザが画像形成装置101の機能の実行を指示したり、機能実行時の動作設定を行ったり、またあるいは画像形成装置101の状態をユーザに知らせるための操作部203も備えている。
こうした画像形成装置101のスキャナ部201、プリンタ部202の動作や、操作部108からのユーザ指示/状態表示は、画像形成装置内部の装置内コントローラ204によって処理される。装置内コントローラ204では、スキャナ部201、プリンタ部202にて扱われる画像データの処理や、外部コントローラとの内部ネットワーク102と接続されるネットワークとのデータ送受信をも行っており、画像形成装置101の全体の動作制御、状態管理、画像処理は装置内コントローラ204で行われる。また、プリンタ部202の先にはステイプルなどの後処理を行うフィニッシャ部205が接続される。
また、本システムでは、コンピュータ端末106で作成したドキュメントをPDLデータとして外部ネットワーク105を介して外部コントローラ104に送信し、外部コントローラ104で、受信したPDLデータをイメージに展開し、画像形成装置101にてプリント可能なデータ形式にしてVideoケーブル103を介して画像形成装置101に送信するとともに、プリント時の動作設定やVideoケーブル103にて送出する画像データの諸情報を内部ネットワーク102にて通信して、プリントするというネットワークプリンタ機能も備えている。この外部コントローラ104においては、コンピュータ端末106から送出されたPDLを色空間変換を行うプロファイルを用いて、Red/Green/Blue(RGB)の色空間、またはCyan/Magenta/Yellow/Black(CMYK)の色空間の2種類の色空間でイメージに展開する機能をもち、Videoケーブル103上もRGBとCMYKの2種類の色空間の画像を転送できるようになっている。
さらに、本システムでは、画像形成装置101にてスキャンした画像をコンピュータ端末106に表示/保存するネットワークスキャン機能を有している。ネットワークスキャン機能はその操作形態から、プルスキャン機能/プッシュスキャン機能に大別される。プルスキャン機能はユーザがスキャン指示をコンピュータ端末106にて行うものであり、プッシュスキャン機能ではユーザはスキャン指示を画像形成装置101の操作部203にて行うというスキャン指示を行う形態が異なるものである。プルスキャン/プッシュスキャンいずれの機能であっても、画像形成装置101はユーザからの指示によって、スキャナ部201に予め載置された原稿画像を読み取り、読み取った画像をコンピュータ端末106にて扱うのに適した形式で、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介して、コンピュータ端末106に転送することによって実現される。
本システムの画像形成装置101はフルカラー画像を扱うため、プリンタ部202での画質向上を目的とした画質調整機能を備えている。これは画像形成装置101単体での濃度調整と、コンピュータ端末106からの電子文書のプリントとの2種類の色調整がある。
画像形成装置101単体の色調整は、プリンタ部202にて規程の画像をプリントし、その画像をスキャナ部201で読み取ることにより、プリンタ部202の特性を内部コントローラ204の画像処理にて行われる濃度調整値に反映させ、安定した画像をプリントすることができるようにしたものである。この際のプリントに用いられる規程の画像は、装置内コントローラ204にて生成される。
コンピュータ端末106からの電子文書のプリントにおける色調整は、外部コントローラ104主導で行われるもので、外部コントローラ104にて規程の画像を画像形成装置101に送信、プリントさせ、プリントされた画像をスキャナ部201で読み取り、読み取った画像を外部コントローラ104が受信することにより、外部コントローラが画像形成装置101の画像特性を認識できる。この認識された特性は、コンピュータ端末106からのPDLデータをイメージに展開する際に外部コントローラ104が考慮する値として保持される。
[装置内コントローラ109の構成]
装置内コントローラ204の構成を図4を用いて説明する。装置内コントローラ204は、CPU301、ワークメモリ302、画像処理部303、画像メモリ304、大容量記憶装置(以下、HDD)305によって構成され、画像処理部303は画像信号線306/307/308にて、それぞれスキャナ部201/プリンタ部202、及びVideoケーブル103を介しての外部コントローラ104と接続されている。またさらに画像処理部303は画像メモリ304とも接続され、画像メモリ304の先にはファクシミリ通信部306もつながっている。つまり、スキャナ部201より画像データを画像処理部303を介して画像メモリ304、HDD305に格納し、格納された画像データは再び画像メモリ304、画像処理部303を介してプリンタ部202に送出される。
装置内コントローラ204の構成を図4を用いて説明する。装置内コントローラ204は、CPU301、ワークメモリ302、画像処理部303、画像メモリ304、大容量記憶装置(以下、HDD)305によって構成され、画像処理部303は画像信号線306/307/308にて、それぞれスキャナ部201/プリンタ部202、及びVideoケーブル103を介しての外部コントローラ104と接続されている。またさらに画像処理部303は画像メモリ304とも接続され、画像メモリ304の先にはファクシミリ通信部306もつながっている。つまり、スキャナ部201より画像データを画像処理部303を介して画像メモリ304、HDD305に格納し、格納された画像データは再び画像メモリ304、画像処理部303を介してプリンタ部202に送出される。
さらにここで示す画像形成装置101はカラー画像でスキャン、プリントできる装置のためコピーなど複製してはならない画像のプリントを防ぐため、スキャンにより画像メモリ304に取り込まれたイメージを、予めHDD305に格納された複製負荷の画像情報とを照合し、複製負荷の画像か否かを判別する画像判別機能も有している。この画像判別機能にて複製負荷と判別されたイメージについてはスキャンしたイメージを直ちに消去し、プリントできない仕組みを有している。
また外部コントローラ104からも同様にVideoケーブル103を介して画像データを入力できる。ファクシミリ通信部306に対してはファクシミリ送受信に用いられる画像データの入出力ができるようになっている。このHDD305への画像格納の機能を利用して、スキャナ部201より入力された画像、あるいは外部コントローラ104からVideoケーブル103を介して入力した画像を、すぐにプリントせずにHDD305に蓄積しておき、ユーザがプリントまたはファクスしたいときに操作部203からプリント/ファクスしたり、複数のユーザ間でHDD305に蓄積した画像を共用するといったボックス機能も実現している。
さらに、HDD305に蓄積した画像をコンピュータ端末で一般的に用いられているファイルフォーマットである画像(たとえばJpegなど)に画像メモリ304と画像処理部303とで変換し、変換したファイルをネットワークインターフェイス部307、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介して所望のコンピュータ端末に送出し、コンピュータ端末にて再利用するという、ファイル送信機能をも備えている。
CPU301はHDD305に格納されたプログラムにしたがって動作し、またさらに操作部203の制御も合わせて行う。CPU301は機器内のファクシミリ通信部306などの各処理部も制御し、さらにプリンタ部202/スキャナ部201とも画像データ送受信の同期を図るための通信を行う。同様に外部コントローラ104との内部ネットワーク102での通信のためネットワークインターフェイス部307にもアクセスする。
装置内コントローラにおいては、HDD305に格納されたデータをWebサービスなどにより内部ネットワーク102、及び外部コントローラ104を介して機器の状態をコンピュータ端末106にて参照したり、あるいはコンピュータ端末106より画像形成装置101の設定をしたりすることが可能なリモート操作サービスを提供している。
[操作部203]
図4を用いて操作部203について説明する。操作部203にはLCD表示画面401があり、ここに画像形成装置101の設定や状況が表示される。図4においては動作設定画面402にてコピー画面を参考に示しており、コピー時のズーム設定や給紙段設定、印刷部数などが表示されている。動作設定画面402は機能キー403によって、ファクシミリ機能や、外部コントローラ104からのプリント機能の画面に遷移することができる。またLCD表示画面401下部には、画像形成装置101の状態や、選択している機能画面以外の機能の状況を示すステイタスメッセージ表示部404があり、さらに右下部には、画像形成装置101の状態や、選択している機能画面以外の機能の状況についての詳細を参照する画面に遷移するシステム状況キー405がある。
図4を用いて操作部203について説明する。操作部203にはLCD表示画面401があり、ここに画像形成装置101の設定や状況が表示される。図4においては動作設定画面402にてコピー画面を参考に示しており、コピー時のズーム設定や給紙段設定、印刷部数などが表示されている。動作設定画面402は機能キー403によって、ファクシミリ機能や、外部コントローラ104からのプリント機能の画面に遷移することができる。またLCD表示画面401下部には、画像形成装置101の状態や、選択している機能画面以外の機能の状況を示すステイタスメッセージ表示部404があり、さらに右下部には、画像形成装置101の状態や、選択している機能画面以外の機能の状況についての詳細を参照する画面に遷移するシステム状況キー405がある。
またLCD表示画面401の他に数値設定を入力するテンキー406がある。さらに画像形成装置101においてコピーやファクスなどの各機能を使用する際に、使用するユーザを判別するためのIDを入力する画面に遷移するIDキー407も設けられている。リセットキー408は動作設定画面402を規定機能に戻すものであり、詳細設定キー409は画像形成装置101の動作設定の詳細やネットワーク設定などを行う画面に遷移するためのものある。スタートキー410、ストップキー411は各機能の動作開始や中止を行うためのボタンである。
[スキャナ部106の構成]
図5を用いてスキャナ部201の構成を説明する。501は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿502が置かれる。原稿502は照明ランプ503により照射され、その反射光はミラー504、505、506を経て、レンズ507によりCCD508上に結像される。ミラー504、照明ランプ503を含む第1ミラーユニット510は速度vで移動し、ミラー505、506を含む第2ミラーユニット511は速度1/2vで移動することにより、原稿502の全面を走査する。第1ミラーユニット510及び第2ミラーユニット511はモータ509により駆動する。スキャナ部201の各ユニット510、511の動作はスキャナコントローラ部512からの信号によって制御される。スキャナコントローラ部512は内部コントローラ204からの指示に応じて、各ユニット510、511の動作制御を行う。
図5を用いてスキャナ部201の構成を説明する。501は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿502が置かれる。原稿502は照明ランプ503により照射され、その反射光はミラー504、505、506を経て、レンズ507によりCCD508上に結像される。ミラー504、照明ランプ503を含む第1ミラーユニット510は速度vで移動し、ミラー505、506を含む第2ミラーユニット511は速度1/2vで移動することにより、原稿502の全面を走査する。第1ミラーユニット510及び第2ミラーユニット511はモータ509により駆動する。スキャナ部201の各ユニット510、511の動作はスキャナコントローラ部512からの信号によって制御される。スキャナコントローラ部512は内部コントローラ204からの指示に応じて、各ユニット510、511の動作制御を行う。
次に図6を用いてスキャナコントローラ部512での画像処理について説明する。入力された光学的信号がCCDセンサ601により電気信号に変換される。このCCDセンサ601はRGBラインのカラーセンサであり、R/G/Bそれぞれの画像信号としてA/D変換部602に入力される。ここでゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/Dコンバータで、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R0,G0,B0に変換される。その後、603のシェーディング補正で色ごとに、基準白色板の読み取り信号を用いた、公知のシェーディング補正が施される。更に、CCDセンサ601の各色ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ調整回路(ライン補間部)604において、副走査方向の空間的ずれが補正される。
次に、入力マスキング部605は、CCDセンサ601のR/G/Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCDセンサ601の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用いた3x3のマトリックス演算を行い、入力された(R0,G0,B0)信号を標準的な(R,G,B)信号に変換する。更に、輝度/濃度変換部(LOG変換部)606はルックアップテーブル(LUT)により構成され、RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号になるように変換される。変換された信号は、装置内コントローラ部109に送出される。
[プリンタ部107の構成]
図7に、プリンタ部の概観図を示す。701は、半導体レーザ駆動部を持つポリゴンミラーであり、発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー702、703、704をへて感光ドラム705を走査し、次の1本はミラー706、707、708をへて感光ドラム709を走査し、次の1本はミラー710、711、712をへて感光ドラム713を走査し、次の1本はミラー714、715、716をへて感光ドラム717を走査する。
図7に、プリンタ部の概観図を示す。701は、半導体レーザ駆動部を持つポリゴンミラーであり、発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー702、703、704をへて感光ドラム705を走査し、次の1本はミラー706、707、708をへて感光ドラム709を走査し、次の1本はミラー710、711、712をへて感光ドラム713を走査し、次の1本はミラー714、715、716をへて感光ドラム717を走査する。
一方、718はイエロー(Y)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム705上にイエローのトナー像を形成し、719はマゼンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム709上にマゼンタのトナー像を形成し、720はシアン(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム713上にシアンのトナー像を形成し、721はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム717上にブラックのトナー像を形成する。以上4色(Y,M,C,K)のトナー像がシートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
シートカセット722、723および、手差しトレイ724のいずれかより給紙されたシートは、レジストローラ725を経て、転写ベルト726上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム705、709、713、717には各色のトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。各色のトナーが転写されたシートは、分離され、搬送ベルト727により搬送され、定着器728によって、トナーがシートに定着される。定着器728を抜けたシートはフラッパ729により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ729を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順となる。
なお、4つの感光ドラム705、709、713、717は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベルト724により、シートは一定速度vで搬送されており、このタイミング同期がなされて、ポリゴンミラー701の半導体レーザは駆動される。
[フィニッシャ部205の構成]
図8に、フィニッシャ部205の概観図を示す。プリンタ部202の定着部728を出たシートは、フィニッシャ部205に入る。フィニッシャ部205には、サンプルトレイ801及びスタックトレイ802があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
図8に、フィニッシャ部205の概観図を示す。プリンタ部202の定着部728を出たシートは、フィニッシャ部205に入る。フィニッシャ部205には、サンプルトレイ801及びスタックトレイ802があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式によりソーティングを行うことができる。電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、前述のコア部で説明した大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次にグループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
更に、スタックトレイ802に排出する場合には、シートが排出される前のシートをジョブ毎に蓄えておき、排出する直前にステープラ805にてバインドすることも可能である。
そのほか、上記2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機804、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ806があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
更に、サドルステッチャ807は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作成する処理を行う。サドルステッチャ807で製本されたシートは、ブックレットトレイ808に排出される。
そのほか、図には記載されていないが、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、あるいはバインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのトリム(裁断)などを加えることも可能である。
また、インサータ803はトレイ809にセットされたシートをプリンタへ通さずにトレイ801、802、808のいずれかに送るためのものである。これによってフィニッシャ205に送り込まれるシートとシートの間にインサータ803にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサータ803のトレイ809にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラ810により最上部のシートから順に給送する。従って、インサータ803からのシートはそのままトレイ801、802へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャ807へ送るときには、一度パンチャ806側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェースの向きを合わせる。
[リモートスキャン]
次に図9、図10の操作画面例を用いて、リモートスキャンについて説明する。リモートスキャンとは、画像形成装置101のスキャナ部201に載置した原稿をスキャンし、読み取ったイメージを装置内コントローラ204にて、コンピュータ端末106で扱えるフォーマットのファイルに変換して、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介してコンピュータ端末106にスキャンした原稿のイメージを取り込むことである。
次に図9、図10の操作画面例を用いて、リモートスキャンについて説明する。リモートスキャンとは、画像形成装置101のスキャナ部201に載置した原稿をスキャンし、読み取ったイメージを装置内コントローラ204にて、コンピュータ端末106で扱えるフォーマットのファイルに変換して、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介してコンピュータ端末106にスキャンした原稿のイメージを取り込むことである。
ユーザはリモートスキャンで画像を取り込むにあたって次の手順を執り行う。まず、所望する原稿をスキャナ部201の原稿台ガラス501上に載置する。続いて、コピーされるのを防ぐため、画像形成装置101の操作部203にて機能キー403の“スキャン”機能キー(図9−901)を選択する。選択すると動作設定画面402に図9−902に示すように、“オンライン”状態903と“オフライン”状態904を選択するボタンが表示される。
ここでオンライン状態とは、ネットワークに接続されたコンピュータ端末106からスキャン要求があった場合に、スキャン動作を受け付け、かつ、スキャナ部201に載置した原稿をスキャンし、読み取ったイメージを装置内コントローラ204にて、コンピュータ端末106で扱えるフォーマットのファイルに変換して、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介してコンピュータ端末106にスキャンした原稿のイメージを送出する状態であることを表す。このオンライン状態のときは、スタートキー410を押下しても、コピー動作や、スキャンしたイメージを装置内コントローラ204のHDD305に蓄積するボックス蓄積は行われない。
一方、オフライン状態とは、機能キー403にてコピー機能が選択されていればスタートキー410の押下により、載置された原稿をスキャンし、コピー動作を開始できる状態である。または、機能キー403にてボックス機能が選択されていれば、スタートキー410の押下により、載置された原稿をスキャンし、スキャンしたイメージを装置内コントローラ204のHDD305に蓄積するボックス蓄積動作が行われる状態を表す。しかし、オフライン状態のときは、ネットワークに接続されたコンピュータ端末106からスキャン要求があっても、スキャン動作を受け付けず、載置した原稿をスキャンしての読み取ったイメージのフォーマット変換、コンピュータ端末106へのイメージの送出は行われない。
よってユーザがリモートスキャン機能を使用したい場合は、所望する原稿をスキャナ部201の原稿台ガラス501上に載置し、“オンライン”ボタン903を押下する。その後、コンピュータ端末106において図10の1001に示すように、リモートスキャンを行うアプリケーションより、スキャン範囲の設定1002を行い、スキャン開始を行う実行キー1003を押下する。実行キー1003の押下により、コンピュータ端末106から、1002で設定されたスキャン範囲の情報とともにリモートスキャン開始指示が外部ネットワーク105、外部コントローラ104、内部ネットワーク102を介して画像形成装置101に通知される。画像形成装置101はリモートスキャン開始指示を受信すると、スキャナ部201に載置した原稿をスキャンし、読み取ったイメージを装置内コントローラ204にて、コンピュータ端末106で扱えるフォーマットのファイルに変換して、内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介してリモートスキャン開始指示元のコンピュータ端末106にスキャンした原稿のイメージを送出する。
[外部コントローラの操作画面]
外部コントローラの操作画面は、画像形成装置101の操作部203にて機能キー403の“プリンタ”機能キー(図11−1101)を選択することで、画像形成装置101の操作部203に表示される。
外部コントローラの操作画面は、画像形成装置101の操作部203にて機能キー403の“プリンタ”機能キー(図11−1101)を選択することで、画像形成装置101の操作部203に表示される。
図11の画面例1102は、外部コントローラ104主導で行われる電子文書のプリントおける色調整の、外部コントローラ104からプリントした規程の画像をスキャナ部201で読み取る指示を行う際の画面を表している。この外部コントローラ104の操作画面は図12に示すように、外部コントローラ104が装置内コントローラ104に対し内部ネットワーク102を介して、1201のように画面種別1202と画面種別に応じた詳細情報1203を送出することによって、装置内コントローラ104が操作部203の動作設定画面402に表示する画面を生成、操作部203に表示する。画面例1102においては、外部コントローラは、画面種別1202を1204のようにボタン選択画面とし、詳細情報1203としてはタイトル文字列1205、ボタン数1206、ボタン名称1207,1208を通知することで、図11のようにタイトル1103、ボタン1104,1105が表示される。
なお、電子文書のプリントおける色調整のための外部コントローラ104からプリントした規程の画像をスキャナ部201で読み取る際の動作は、外部コントローラ104が装置内コントローラ204に対し、リモートスキャン指示を行い、装置内コントローラ204はリモートスキャンと同様に原稿をスキャン、フォーマット変換し、外部コントローラ104に対し、スキャンされたイメージを送信することで実現されている。
次に、本実施例における電子文書のプリントおける色調整のためのプリントされた規程画像を読み込みについて図13を用いて説明する。
図13のS1301においてユーザはスキャンを所望する原稿を原稿台ガラス501上に載置する。
続いてS1302において装置内コントローラはスタートキー410または内部ネットワーク102からのリモートスキャン指示待ち状態であり、スタートキー410が押下された場合は、S1303で、操作部203の動作設定画面902にてオンライン状態903とオフライン状態904のどちらが選択されているかを判別し、オンライン状態であれば、コピー動作またはボックス蓄積動作は行わず、再びS1302のスタートキー410または内部ネットワーク102からのリモートスキャン指示待ち状態に戻る。
S1303で、オフライン状態と判別されれば、S1304にてコピー動作またはボックス蓄積動作が行われる。
一方S1302で、リモートスキャン指示があった場合、S1305で、オンライン状態903とオフライン状態904のどちらが選択されているかを判別し、オフライン状態904と判断された場合は、リモートスキャン処理は受け付けずに、再びS1302のスタートキー410または内部ネットワーク102からのリモートスキャン指示待ち状態に戻る。
S1305でオンライン状態903と判断された場合は、S1306で、外部コントローラ104からの電子文書のプリントおける色調整のためのプリントされた規程画像を読み込み(以下、色調整のためのスキャン)かどうかを判別する。色調整のためのスキャンかどうかの判別においては、リモートスキャン指示を受けた際に操作部203の動作設定画面402が外部コントローラ104の操作画面を表示中の条件を満たす場合は、色調整のためのスキャンと判別し、この条件を満足しない場合は、外部ネットワーク102に接続されているコンピュータ端末106からのリモートスキャンと判別する。
S1306で色調整のためのスキャンと判別された場合は、S1307で装置内コントローラ204は原稿をスキャンし、スキャンした画像が色調整のためにプリントされた画像であるかを、画像判別機能により画像認識する。なお、色調整のためのプリント画像は規定の画像であるため画像判別機能を使用して色調整のためにプリントされた画像をスキャンしたのかを認識できる。
そしてS1308で、スキャンした画像が色調整のためにプリントされた画像であるかを判別し、色調整のためにプリントされた画像であると判断された場合は、S1309でフォーマット変換し、外部コントローラ104に対し、スキャン画像を送信する。
そして、S1310で外部コントローラ104により色調整のためにスキャンされたイメージと、色調整のためにプリントしたイメージを照合し、色調整が行われる。
一方S1308で、スキャンした画像が色調整のためにプリントされた画像と異なると判断された場合は、S1311でスキャンされた画像は、外部コントローラ104に送出されずに、色調整処理は中断される。
さらに、S1306で、コンピュータ端末106からのリモートスキャンと判断された場合は、S1312で原稿をスキャンし、スキャンされたイメージをフォーマット変換する。そして内部ネットワーク102、外部コントローラ104、外部ネットワーク105を介して、コンピュータ端末106にスキャンされたイメージが送出される。
Claims (2)
- ネットワークに接続されたコンピュータ端末と画像形成装置において、
前記コンピュータ端末は、前記コンピュータ端末で扱われる文書を画像形成装置でプリントするためのデータに変換するプリントデータ変換手段と、
前記変換手段により変換された前記プリントデータを前記ネットワークを介して前記画像形成装置に送出する送出手段と有し、
前記画像形成装置は前記送出手段により送出された前記プリントデータを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記プリントデータをイメージに展開する展開手段と前記展開手段により展開されたイメージを、前記画像形成装置内にてプリントするプリント手段と、
前記画像形成装置にて原稿を走査し、イメージとして読み取る読取手段と、
前記読取手段によって走査されたイメージと、前記画像形成装置に保持されている画像とを照合して、走査されたイメージが保持されている画像と同じ画像かを判別する画像判別手段と、
前記読取手段によって走査されたイメージを、前記展開手段に送出する手段と、
前記読取手段によって走査されたイメージを、前記ネットワークに接続されたコンピュータ端末に送出する手段と、
前記画像形成装置は、前記画像形成装置の動作と展開手段の動作を指示する画面を表示する操作表示手段と、
前記画像形成装置は、操作表示手段に前記画像形成装置の動作を指示する画面を表示しているか、または展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別する画面判別手段と、
前記画像形成装置に対し前記ネットワークを介して前記コンピュータ端末から動作指示を受け付けるネットワーク動作指示手段とを有し、
前記画像形成装置が前記読取手段にて原稿を走査する指示を、受けた際に前記画面判別手段により前記展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別し、前記展開手段の動作を指示する画面を表示していると判別された場合は、前記読取手段にて原稿を走査し、走査したイメージが特定の画像か否かを前記画像判別手段にて判別し、判別された結果に応じて、走査したイメージを展開手段に送出するか否かを動作を切り替える機能を有することを特徴とする画像形成装置システム。 - 前記請求項1の画像形成装置システムにおいて前記画像形成装置が前記読取手段にて原稿を走査する指示を、受けた際に前記画面判別手段により前記展開手段の動作を指示する画面を表示しているかを判別し、前記展開手段の動作を指示する画面を表示していると判別された場合は、前記読取手段にて原稿を走査し、走査したイメージが前記展開手段が画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像か否かを前記画像判別手段にて判別し、画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像と判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出し、前記画像判別手段にて走査したイメージが前記展開手段が画質調整のために前記プリント手段にてプリントした画像でないと判別された場合は、走査したイメージを展開手段に送出しない機能を有することを特徴とする画像形成装置システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004351026A JP2006165750A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 画像形成装置システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004351026A JP2006165750A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 画像形成装置システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006165750A true JP2006165750A (ja) | 2006-06-22 |
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ID=36667297
Family Applications (1)
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JP2004351026A Withdrawn JP2006165750A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 画像形成装置システム |
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JP (1) | JP2006165750A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8351091B2 (en) | 2008-09-24 | 2013-01-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing system and image scanner therefor |
US8514467B2 (en) | 2008-10-31 | 2013-08-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Device, computer readable medium and method for image reading |
-
2004
- 2004-12-03 JP JP2004351026A patent/JP2006165750A/ja not_active Withdrawn
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