JP2006163331A - 顎歯模型用の歯牙形状 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、歯科医師を目指す学生が、口腔内作業を体験し、治療の練習をする顎歯模型用に用いる歯牙である。具体的には支台歯形成、窩洞形成等の形体付与を体験する為に用いる歯牙形体に関し、削除形成部と形成界面部の界面形状を備え、形成評価基準を備えるようにする。形成界面部が無削除形状部と削除形状部の少なくともどちらかが一方と組成が異なるようにする。
【選択図】図1
Description
しかし、エポキシ樹脂やメラニン樹脂の単一成形では、窩洞形成や支台歯形成した場合に、上手くできているかどうかの確認は大学の先生に目視で確認し指導を受けることが、一般的であった。
この方法では人が基準となっている為、体調や測定時の環境の状態などで評価の基準が若干ずれることが想定され、更には熟練を要した方でしか評価できない為に、多大な労力を要していた。
今日では、形成した歯牙を3DデータをPCにて採得して、先生が成形したデータと重ね合わせ、評価するシステムが報告されている。
しかし、この方法では3Dデータを成形ごとに採得する必要があり、多くの学生の評価を短時間で評価することは難しかった。
特開平5−241498には、歯科医学生が歯髄腔部まで進行したウ蝕などの病変を治療するために、象牙質の病変部分を切削し、リーマー又はファイルにより歯髄腔部の病変を除去する歯内療法を修得するための教育実習に用いるのに適した歯牙模型を提供するとある。
牙形状部材の内部に、ヌープ硬度10以下の軟素材で又は空洞として形成された髄室部と根管部とからなる歯髄腔部を有し、少なくとも前記髄室部を取り巻く象牙質部がヒドロキシアパタイトと(メタ)アクリル酸エステル系樹脂を主成分とする素材から成ることを特徴とする歯牙模型が紹介されている。
本発明では歯髄部分の病変の治療には用いることができるのみで評価もできない。ましてや、支台歯形成、窩洞形成などの治療を評価することができない。
しかし、天然歯の形状を具体的に示し、実践に近い切削体験をすることができる可能性を秘めているが、支台歯形成、窩洞形成などの治療を評価することができない。
しかし、本発明では評価として、非接触・高速3次元形状測定装置を用いなければならない為、設備も大掛りであり形状測定時間に時間が掛るため、容易に授業なので評価に用いることができなかった。
更に、試験においても、個々の評価を先生が目視にて確認しなければならなかった。今までの顎歯模型用歯牙では一人で練習をする場合、成形の良否判定ができなかった。試験などで支台歯形成や窩洞形成の良否を確認する場合などでは、大量に成形性を確認する必要があり、大学の先生などがその形成を評価しなければならない為に多大な時間を要していた。3Dデータを用いた評価であっても多大な時間を要していた。特別な知識や経験が無い者が高価な機器を使わないで、素早く簡単に評価できる材料が求められていた。
簡易に形成不良部分を把握して再形成する場合などは、未熟者であっても簡単に形成を確認する方法が求められていた。
天然歯と同じような切削感を得られる顎歯模型用の歯牙であって、支台歯形成や窩洞形成の良否を簡単に確認できる歯牙が求められている。
本発明は、口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、歯牙の無削除形状部と形成界面部の界面形状が、支台歯形成時の最小支台歯形状であり、削除形状部と形成界面部の界面形状が、支台歯形成時の最大支台歯形状であることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、歯牙の無削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最小窩洞形状であり、削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最大窩洞形状であることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、形成界面部に発行顔料を含有することを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、多層成形技術を用いて作製された形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、無削除形状部と削除形状部を成形し、無削除形状部と削除形状部を接着させる接着層を形成界面部とした形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、無削除形状部と削除形状部の接着界面に形成界面部の厚さを制御するための膜厚制御部が有することを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙である。
本発明は、CIM技術を用いて無削除形状部と削除形状部を射出成形し、無削除形状部と削除形状部を形成界面部で密着させ、脱脂、焼成の工程を経て顎歯模型用歯牙を製造する形成評価基準付き顎歯模型用歯牙製造方法である。
授業などで、何十人もの生徒の形成程度を評価することは容易なことではなく、時間がかかる作業である。しかし、本発明をもちいれば、生徒自身が形成の状態を確認でき、修正を施すことができる。更に、優秀な生徒が更に高度な技術を取得する為や、他の生徒より早く取得するために練習する場合、生徒単独であっても容易に練習を繰返すことができる。
更に、形成途中で、形成品の状態を確認したり、形成程度、形成工程の状況を把握することができる。
大量の生徒を同時に試験する場合であっても、先生自らが形成性の評価をすることがなくても、形成評価基準付き顎歯模型用歯牙形成確認装置を用いて容易に判定することができる。
本発明を用いれば、各大学間の評価の有意差がなく、同一評価内容で評価することができる。
本発明の顎歯模型は、人体の中で最も硬い天然歯牙の代用物質であり、通常の材料では切削時に軟らかく感じてしまうのに対し、天然歯牙と同様な切削感を得ることができる。本発明の歯牙は400000回転/分という高速回転するダイヤモンド研削材(エアータービン使用)を用いた切削ができ人の口腔内と同様な環境で同じような体験ができる。
形成した窩洞形成や支台歯形成の歯牙の形体であっても許容範囲があり、許容範囲の小さい形体であることが好ましい。更に、最小形体であることが好ましい。また、その形体が理想の窩洞形成や支台歯形成の歯牙の形体であることも好ましい。
また、その形体が理想の窩洞形成や支台歯形成の歯牙の形体であることも好ましい。
また、歯牙の無削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最小窩洞形状であり、削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最大窩洞形状であることが好ましい。
全体的には、歯根方向から歯牙の無削除形状部、形成界面部、削除形状部と順に層状をなすこととなる。
膜厚制御部として、歯牙の無削除形状部と削除形状部を先に成形又は仮成形し、形成界面部を後で設ける場合は、厚さを規定する為に歯牙の無削除形状部と削除形状部一方又は双方に厚さを規定する隆起部や突起部を設けることが好ましい。好ましくは突起部である。
隆起部や突起部を設けた場合、支台歯形成または窩洞形成の形成時の切削面にこの部分が露出することとなる。
また、同様に形成界面部の厚さを規定する為に形成界面部を形成する材料に成形厚を決定する充填材を入れることもできる。例えば、アルミナ約100μm充填材を形成界面部を形成する材料に混合し無削除形状部と削除形状部に挟み込むことにより、約100μmの形成界面部を得ることができる。
即ち、セラミックスで成形された無削除形状部と削除形状部を樹脂で接合し、接着層を形成界面部とした場合が好ましい。
本接着層に用いられる樹脂は熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、化学重合性樹脂を用いることができ、その中で、熱硬化性樹脂、化学重合性樹脂が好ましい。更に、メラミン樹脂及びエポキシ樹脂が好ましい。
基本的に接合できる接合材であれば何でも良いが、樹脂の変わりに、セメントや石膏を用いることができる。
歯牙の組成がアルミナシリケートガラスであることが好ましい。
更に好ましくは歯牙の組成がAl2O3が5〜40%、SiO2が40〜90%であり、また更に好ましくはAl2O3が20〜35%、SiO2が45〜70%であり、また更にAl2O3が25〜33%、SiO2が55〜65%であることが好ましい。
酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化リチウムの内1つ以上を1〜15%、更には3〜10%含有することが好ましい。
副原料として、弁柄、三酸化コバルト、酸化ニッケル、重クロム酸カリ、酸化クロム、二酸化マンガン、過マンガン酸カリ、五酸化バナジウム、金属セレン、亜セレン酸ソーダ、酸化第二銅、硫酸銅、酸化第一銅、塩化金、硝酸銀、硫黄華、硫化ソーダ、蛍石、ケイフッ化ソーダ、アパタイトを加えることは好ましく、更に無削除形状部と削除形状部には、蛍石、ケイフッ化ソーダ、アパタイトを加えることは好ましい。
セラミックスが削除形状部に用いられていれば十分であるが、無削除形状部と削除形状部がセラミックスで作製されていることが好ましい。
セラミックスで切削部分を作製することにより、天然歯に近い切削感が得られる。
CIM技術を用いて、多層成形技術を用いて無削除形状部と形成界面部、削除形状部を成形し、本発明の歯牙とすることができる。
更に、無削除形状部と削除形状部を射出成形し、脱脂、焼成の工程を経て、焼成された無削除形状部と削除形状部を界面を熱硬化性樹脂や化学重合性樹脂を用いて密着させ、形成界面部とすることも好ましい。
また、CIM技術を用いて、多層成形し、本発明の形成界面部と削除形状部を成形し、熱硬化性樹脂や化学重合性樹脂、熱可塑性樹脂で成形された無削除形状部を接着することも好ましい。
CIM技術を用いて製造する方法として、無削除形状部と削除形状部を射出成形し、無削除形状部と削除形状部を形成界面部で密着させ、脱脂、焼成の工程を経て顎歯模型用歯牙を製造する形成評価基準付き顎歯模型用歯牙製造方法が好ましい。形成界面部は射出成形されることが好ましい。
形成界面部が無削除形状部と削除形状部同じ組成のセラミックス粉末も水で練った泥材であることは好ましい。
また、ポリスルホン系、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトンなども適宜使用できる。
特に、スチレン系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリアセタール系、飽和ポリエステル系、ポリカーボネートが好ましい。
熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、化学重合性樹脂の中で、熱可塑性樹脂、化学重合性樹脂が好ましい。
特に、無削除形状部、削除形状部、形成界面部の組合せにより、好ましい場合が存在する。
削除形状部については、無削除形状部と同様に熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、化学重合性樹脂のどれであっても特に問題が無い。顎歯模型の一般的活用においては、熱硬化性樹脂や化学重合性樹脂を用いることが好ましい。
形成界面部については、熱硬化性樹脂や化学重合性樹脂を用いることが好ましい。
無削除形状部、削除形状部、形成界面部が熱硬化性樹脂又は化学重合性樹脂適宜用いることが好ましい。
その他樹脂成型をするための通常用いられるものは適宜配合できる。
無機フィラーとして、石英、無定形シリカ、超微粒子シリカ、チッ化ケイ素、炭化ケイ素、炭化ホウ素等が挙げられる。これら無機フィラーの平均粒子径は特に制限はないが、0.001〜100μmの範囲が好ましく、より好ましくは0.01〜10μmの範囲である。上記無機フィラーの中でも、超微粒子シリカであるアエロジル又は超微粒子シリカ複合粒子を用いることができる。アエロジルを具体的に例示するとアエロジル200、アエロジルOX50、アエロジルR972、アエロジルR974、アエロジルR8200、アエロジルR711、アエロジルDT4、酸化アルミニウムC、二酸化チタンP25等が挙げられる。
また、有機重合体中に無機粒子を含有した有機無機複合フィラーを用いることもできる。
蛍光材用いることができるものとして、蛍光顔料、蛍光染料や蛍光樹脂なども用いることができる。蛍光顔料として、有機系蛍光顔料や無機系蛍光顔料が好ましく用いられる。但し、配合母材に応じて、適宜選択しなければならない。蛍光顔料と同様に蓄光顔料も用いることができる。
顔料を含ませ、形成界面部を明確にすることによって、初心者でも窩洞形成や支台歯形成の練習を容易にすることができる。
蛍光顔料を含ませ、形成界面部を明確にすることによって、試験などで窩洞形成や支台歯形成の熟練度を容易に確認することができる。
励起エネルギー発生装置とは、X線・放射線発生装置、紫外線発生装置、電子線発生装置、磁場発生装置などが挙げられる。好ましくは紫外線発生装置である。
歯牙に用いられる蛍光材として紫外線励起の蛍光材を用いて、紫外線ランプにて形成程度確認することは好ましい。
本発明の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙の成型方法として、多層成形技術を用いて作製することができる。
(石膏型)
歯牙形体の無削除形状部及び削除形状部をワックスで成型し、ロストワックス法にて陰型石膏型を作製した。
液状原料用のセラミックス原料としてのアルミナ粉体(Al2O3が19%、SiO2が74%、平均粒径0.15μm)100gを溶媒として水を用いポットミル中において混合・粉砕・分散し、スラリーを作製した。得られたスラリーをあらかじめ用意した歯牙形体の陰型石膏型に鋳込成形し、1500〜1750℃で焼成して歯牙形状のアルミナ焼結体を得た。
得られた歯牙形状アルミナ焼結体の無削除形状部及び削除形状部を黒色顔料を混ぜたエポキシ樹脂、メラニン樹脂で接合し、実施例1(エポキシ樹脂)、2(メラニン樹脂)を得た。得られた歯牙形状アルミナ焼結体の無削除形状部及び削除形状部を蛍光顔料を混ぜたエポキシ樹脂、メラニン樹脂で接合し、実施例3(エポキシ樹脂)、4(メラニン樹脂)を得た。
第1大臼歯の窩洞形成用の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙の削除形状部の接合面に形成界面部の厚さを規定する約100μm隆起部を設けた石膏型を用いて、実施例1〜4のやり方と同様に試験片を作製し、実施例31〜34とした。
歯牙形体の無削除形状部及び削除形状部をCAD技術用いて金型を掘出し、目的形状を作製した。
原料としてのCIM用アルミナペレット(Al2O3が19%、SiO2が74%、平均粒径0.15μm)100gを用いて、歯牙形体の金型に、射出成形し射出体を得た。
作製された無削除形状部及び削除形状部の形をした射出体をワセリンで泥状にしたアルミナ粉末で接合した。
接合後、600℃3時間にて脱脂し、1300℃で焼結して歯牙形体を作製した。
接合に用いたワセリン中に、黒色顔料、蛍光顔料を添加したものを実施例5(黒色顔料)、6(蛍光顔料)とした。
第1大臼歯の窩洞形成用の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙の削除形状部の接合面に形成界面部の厚さを規定する約100μm隆起部を設けた石膏型を用いて、実施例5,6と同様に試験片を作製し、実施例35、36とした。
(金型)
歯牙形体の無削除形状部及び削除形状部をCAD技術用いて金型を掘出し、目的形状を作製した。
エポキシ樹脂と硬化剤を練和し、離形材塗布した歯牙形体の金型に注入し、1昼夜放置することで成形体を得た。
作製された無削除形状部及び削除形状部の形をした成形体をエポキシ樹脂と硬化剤を練和し接合させ歯牙形体を作製した。
接合に用いたエポキシ樹脂中に、黒色顔料、蛍光顔料を添加したものを実施例7(黒色顔料)、8(蛍光顔料)とした。
第1大臼歯の窩洞形成用の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙の削除形状部の接合面に形成界面部の厚さを規定する約100μm隆起部を設けた石膏型を用いて、実施例7,8と同様に試験片を作製し、実施例37、38とした。
(金型)
歯牙形体の無削除形状部及び削除形状部をCAD技術用いて金型から掘出し目的形を作製した。
メラニン樹脂と硬化剤を練和し、離形材塗布した歯牙形体の金型に注入し、1昼夜放置することで成形体を得た。
作製された無削除形状部及び削除形状部の形をした成形体をメラニン樹脂と硬化剤を練和し接合させ歯牙形体を作製した。
接合に用いたメラニン樹脂中に、黒色顔料、蛍光顔料を添加したものを実施例9(黒色顔料)、10(蛍光顔料)とした。
第1大臼歯の窩洞形成用の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙の削除形状部の接合面に形成界面部の厚さを規定する約100μm隆起部を設けた石膏型を用いて、実施例9、10と同様に試験片を作製し、実施例39、40とした。
今回の実施例に用いた蛍光顔料はブラックライトで蛍光を発するものを用いた。
筐体の一部を切り欠き、形成評価基準付き顎歯模型用歯牙を出し入れする蓋とし、内部にブラックライト蛍光灯4W(FL4BLB_toshiba、サイズ:134.5mm(管長)×15.5mm(管径))を装着できる蛍光灯用傘を黒色の着色し、取り付けた。
筐体外部には外部から電源を供給できるコードと、ブラックライト用のスイッチを設けた。本試作で、上記実施例の評価容易性の試験を行った。
2筐体
3形成評価基準付き顎歯模型用歯牙
Claims (11)
- 口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、
歯牙が無削除形状部と削除形状部、形成界面部が含まれることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。 - 請求項1記載の口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、
歯牙の無削除形状部と形成界面部の界面形状が、支台歯形成時の最小支台歯形状であり、
削除形状部と形成界面部の界面形状が、支台歯形成時の最大支台歯形状であることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。 - 請求項1記載の口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、
歯牙の無削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最小窩洞形状であり、
削除形状部と形成界面部の界面形状が、窩洞形成時の最大窩洞形状であることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。 - 請求項1〜3記載の口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、
形成界面部が無削除形状部と削除形状部の少なくともどちらか1方と組成が異なることを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。 - 請求項1〜4記載の口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙であって、
形成界面部に蛍光材を含有することを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。 - 請求項5記載の口腔内治療練習用の顎歯模型用歯牙の形成状況を確認するための確認装置であって、
顎歯模型用歯牙を収める筐体と
顎歯模型用歯牙の成形状況を確認する発光顔料の吸収波長域のランプを備えたことを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙形成確認装置。 - 多層成形技術を用いて作製された請求項1記載の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。
- 無削除形状部と削除形状部を成形し、無削除形状部と削除形状部を接着させる接着層を形成界面部とした請求項1記載の形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。
- 請求項8記載の無削除形状部と削除形状部の接着界面に形成界面部の厚さを制御するための膜厚制御部が有することを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。
- 請求項8記載の形成界面部の厚さを制御するために形成界面部の接着層に膜厚制御部材を含有することを特徴とする形成評価基準付き顎歯模型用歯牙。
- CIM技術を用いて無削除形状部と削除形状部を射出成形し、無削除形状部と削除形状部を形成界面部で密着させ、脱脂、焼成の工程を経て顎歯模型用歯牙を製造する形成評価基準付き顎歯模型用歯牙製造方法。
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