JPS62113190A - 歯髄腔を有する歯牙模型の製造法 - Google Patents

歯髄腔を有する歯牙模型の製造法

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JPS62113190A
JPS62113190A JP60252939A JP25293985A JPS62113190A JP S62113190 A JPS62113190 A JP S62113190A JP 60252939 A JP60252939 A JP 60252939A JP 25293985 A JP25293985 A JP 25293985A JP S62113190 A JPS62113190 A JP S62113190A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明の縮訪腔を有する歯牙!!型とその製造法は歯科
系医大、又は歯科技工士学校及び歯科衛生士学校等で歯
科医療、臨床作業の勉学、研修、実習等に於て、MII
科泊僚のうち特に根管治療の実習に際して自然歯の絶対
数が不足゛の現状に於て、自然歯の1IIll腔におけ
、る内部構造及び形状を正確に表現した無分割のta制
腔を有する歯牙@盤を提供し、根管治療を自然歯使用と
全く同一の研習、実習が行える如くしたものである。
(従来の技術) 従来鐘床医は歯−切断法や、抜鮒等の根f#ra僚等の
施術の際歯l&l腔のル顧をそれ松意識せず単に器機的
に操作を行なう例がしはしはある。然しながらこの掬作
が槽液の失敗の大きな原因になることも多く、i’tの
処置を正九にやれはやるほど根管の俵雑性と旧涼の困難
性を深く再詔識することになり、生体組線の一部である
歯牙、特に@管の解剖学的′4M雑性を充分理解するこ
とが歯内僚法を成功させるj夜長の基本的理念である。
即ち前述の歯科治療の研修実習の際使用する歯牙は完全
な状態の自然歯が最適であることは勿論であるが、完全
な自然歯の絶対数が不足している現状では必然的に人工
による歯牙模型を使用して研修実習を行う方法しかなく
、そのため従来種々の人工歯が開発され使用されている
のが実情であった。
例えば添付図面:46図、第7図に示した歯髄腔を有す
る歯牙模型があり、第6図の構造は歯牙模型の歯髄腔の
頭角がセメント−エナメル境界線を貰いている部分と根
尖孔が開放されている。またその製造法としては歯髄腔
の形状を金属で鋳造し、その金属製歯fiaを内部に有
する象牙質ibを形成後、開放部0から王水を浸透させ
て金属歯髄を溶解処理し、エナメル質部を成形する方法
がある。
また添付図面中東7図に示した例の形状は、セメント−
エナメル境界線dと根尖部θに於て歯髄腔が開放されて
おり、その製造法としては金属線を使用して歯ff1T
[の形状を溝成し、その金属線を内部に有する象牙質部
すを成形後、開放部から金属線を抜去し後エナメル質部
fを成形する方法がある。然しなから、これら公知のも
のは自然歯の歯髄腔がその根尖部のみ開放され、その包
含がセメント−エナメル境界線までは到達していない構
造であるため、これら従来の歯牙模型では高度且つ微妙
な治療接待を必要とした歯髄腔に関する研修実習には全
く実用に供しないものであった、(発明が解決しようと
した問題点) 自然歯の歯髄腔は象牙質内に存在し、形状は原則的に歯
牙の外形の縮図に近いもので、歯牙の部位によってそれ
ぞれの形状があるように歯(社)腔に於ても夫々特徴を
有するものである。又、その根尖部は根尖孔どして開口
し脈管神経策が歯I腔に出入りする唯一の開口部である
。即ち自然歯の歯髄腔は根尖部のみ開口し、セメント−
エナメル境#腺までは貫通していない構造である。従っ
て、施術は歯牙の内部構造を正確に把握して細心の注意
をもって治療をする必要があるのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこの自然歯の内部構造を正確に表現した無分割
の歯牙模型と、その製造法を提供するもので、これによ
り高度の医療技術の勉学、研修及び実習に際して正確な
知識を研修者に与えるのを目的としたものである。
(作用および実施例) 以下本発明の射ましい′A施例を添付図面により説明す
る。
Wi 1図は本発明のl造法により装造した歯牙模型の
正面図、εδ2図はその内部構造を示すための縦断面図
で、図中Aは歯牙模型、1はエナメル質部、2は象牙質
部、6はセメント−エナメル境界線、4は歯1IIli
腔、5は根尖孔を夫々示しである。
第3図〜第5図は本発明の製造法の製造過程を示すvr
血図で、第6図はワックス製の歯髄腔模型を成型する陰
型の断面図、第4図は同陰型により成型されたワックス
製歯−胚模型を夫々示し、図中6.6′はシリコンf#
陰型、7はワックス注入口、8はガイド、9は分DJ面
部、10ば陰型から取出した歯髄腔模型を夫々示しであ
る。第5図は歯牙模型Aを成型する製造過程図で、図中
11.11’はシリコンm1Q1jij!、12はW脂
性入口を夫々示しである。第6図、第7図は従来公知の
歯髄腔のある歯牙模型の製造工程を示す断面図で、図中
aはセメント−エナメル槙界線、eは根尖部、fはエナ
メル質部を夫々示しである。次に本発明の歯髄腔を有す
るQ:!f模型の1実施例を説明すると次の通りである
。まづ陰m 6.6’のワックス注入ロアがら溶解した
ワックス材を注入してワックス製歯蘭腔模型10を成型
し取出し、次に他の陰型11.1丁内に歯牙模型Aのエ
ナメル質部1を植成するキャップを封入し、史にガイド
8に合せて先に成型しであるryツクス%BB(社)腔
模型10をセメント−エナメル線に到達しないように封
入後合成樹脂注入口12から歯牙模型Aの象牙@部2を
構成するき成樹脂を注入する。この場合同合成館脂にか
明材料を使用すれば成型後M1舗腔4が透明状態で外部
から見る如くするのも実施例の1つである。つぎに合成
樹脂の硬化後、陰m11.1fを開放し取出した歯牙挨
m人を加温し、内部のワックス@歯−腔模型10をMW
し減圧下に入れ根尖孔から噴出させる。
尚、内部にワックスが少々残存した場合は石油、ベンジ
ン等の溶剤を減圧下で注入し、ワックスが溶融した後再
び減圧下で噴出させれば内部のワックスを完全に取り出
され歯髄腔4が正確に完成するのである。尚、ワックス
の除去方法はこの他、エヤーガンで吹きとばす方法や、
溶剤で溶融させることも可能である。又使用する材料は
合成樹脂材とじてエポキシ、ポリエステル、ポリウレタ
ン等に無機フィラーとして、シリカ、アルミナ、ジルコ
ニウム等を混入使用し、有機複合フィラーとしてアエロ
ジル(シリカ+アルミナ)とエチレングリコール、ジメ
タクリレート又は、その他の2つ以上の官機能基を有す
るビニルモノマーを使用する。尚、工゛ナメル質部と象
牙質部を構成する材料は各硬度差を有する材料を使用す
ることは勿論と効果は次の通りである。
使用範囲モノマーに対し60〜70W%、モノマーに対
し60〜65W%、プリネ/I/fi2!度モノマーに
対し70W%で47HB又は60〜65W%で43〜4
5HB、またプリネA/硬度に関しては従来材料である
アクリルや、エポキシでは約17HB、自然歯のエナメ
ルは実測不可能であるが、100HB以上と考えられる
。また切削感に関してはアクリルやエポキシ等の樹脂は
李擦熱によって軟化し切削が困難となるが、本品はTg
が高いため熱の影醤を受けにくい。尚、自然歯のエナメ
ル質は結晶体構造のため殆ど影曽を受けないものである
(効果) 即ち従来の歯髄腔を有する歯牙模型は添付図面にも示し
た如く、その製造法は歯−腔の形状を金属鋳造で形成し
、これを象牙質部内に挿入しその開放部から王水を浸透
させ金属製−餉を溶解処理してその後、エナメル質部を
成形する製造法や、金渦腺を便用して象牙質部内に一帥
腔を成形後、開放部から金鵡線を抜去しエナメル質部を
被冠して歯牙模型を製造するもの等があるが、これらは
伺れも歯會腔がセメント−エナメル境界線に到達するも
のであって、自然歯の歯髄腔とは全く異なる構造で、高
度かつ微妙な作条と実習を必要とした歯科治療の研1i
実習には役立たないものであった。本発明の歯髄腔を有
する歯牙模型とその製造法は、公知のこれら歯牙模型の
諸欠点を排除したもので、特に歯m腔の内部構造および
形状をセメント−エナメル境界線まで到達しない自然歯
の歯髄腔を正確に表現した無分割の歯牙模捜で、そのエ
ナメル質部と象牙質部を合成樹脂材に有機複合フィラー
又は無機フィラーを混入した材料で成型し、エナメル質
部と象牙質部の夫々に硬度差を有する如くしであるため
、自然前を使用しての歯科医療中特に根音治療の研修、
実習に自然歯使用と同様の効果を挙げ得る優れた特徴を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本開明による歯牙模型の正面図、第2図は内部
構造を示す断面図、第6図〜第5図は本発明の&il造
鶏程を示す断1面図、第6図、第7図は従来の歯牙模型
の製造過程図である。 A・・・、歯牙模型、1・・・エナメル質部、2・・・
象牙質部、3・・・セメント−エナメル境界線、4・・
・歯濾腔、5・・・根尖孔、6.6’・・・シリコン4
S14陰型、7・・・ワックス注入口、8・・・ガイド
、9・・・分割面部、1o・・・歯髄腔模型、11.1
1’・・・シリコン製陰型、12・・・合成樹脂注入口
、a・・・金属製歯−1b・・・象牙質部、C・・・開
放部、d・・・セメント−エナメル境界&、e・・・根
尖部、f・・・エナメル質部。 特許出願人 株式会社 ニ ツ シ ン第1図 す 第2図 第3図       第4図 6゛ @5図 第6図 手枕抽正書(自発) 1唱和61年θ月4 日 特許庁長官 宇 賀 瓜 部 敷      ヌヘ1.
41件の表示 昭和6Q年特許顔第252959号 2、発明の名称 m開腔を有する噛分模型とその製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 京都市南区唐慣平坦町8査地 4、代理人 5、補正の対象 「明細書全文」・「図面中東6は第5は第6図、」6・
 補正0内谷 別1と6リ           、\
1、゛。 虻−1 明   細  書 1、発明の名称 歯髄腔を有する歯牙模型とその製造法
。 2、特許請求の範囲 (1)  ワックス製歯髄腔模型を、その髄角が工まj
力負−象牙質境界線まで到達しないようにし、又その根
尖部が根尖孔として開放される如く象好質部内に封入し
、前記ワックスを外部に排除して歯髄腔を構成しである
ms腔を有する歯牙模型。 (2)  陰型によりワックス極歯N腔模型を成形し、
同模撤を他の陰型内に歯牙模型のエナメル質部を構成す
るキャップと共に封入した後、合成樹脂を注入し象牙質
部を構成した後取出して加温し、内部のワックスを溶融
して減圧下に入れ根尖部から噴出させ歯牙模型を製造す
る製造法。 (3)  歯牙模型を構成するエナメル質部、象牙IB
部を合成樹脂に無機フィラーを混入した材料で構成する
ことを特徴とした特許請求の範囲第1項又は、第2項に
記載の歯髄腔を有する歯牙模型とその製造法。 (4)′歯牙模型を構成するエナメル質部、象牙質部を
合成樹脂に有機複合フィラーを混入した材料で構成する
ことを特徴とした特許請求の範囲第1項又は第2項に記
載の歯髄腔を有する歯牙模型とその製造法。 6、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分動〕 本発明の6iita腔を有する歯牙模型とその製造法は
歯科系医大、又は歯科技工士学校及び歯科衛生士学校等
で歯科医療、臨床作業の勉学、研修、実習等に於て、歯
科治療のうち特に根管治療の実習に際して自然歯の絶対
数が不足の現状に於て、自然歯の一部における内部僧造
及び形状を正確に表現した無分割の歯髄腔を有する歯牙
模型を提供し、根t#治療を自然歯使用と全く同一の研
習、実習が行える如くしたものである。 (従来の技術〕 従来臨床医は歯−切断性や、抜髄等の根管治療等の施術
の際、w1fM腔の形粗をそれ程意識せず単に器機的に
操作を行なう例が屡ある。然しなからこの操作が治療の
失敗の大きな原因になることも多く、根管の処置を正確
にやればやるほど根管のIM雑性と治療の困難性を徐く
再認識することになり、生体組織の一部である歯牙、特
に根管の解剖学的複雑性を充分理解することが線内療法
を成功させる最良の基本的理念である。即ち前述の歯科
治療の研修実習の際使用する歯牙は完全な状態の自然歯
が最適であることは勿論であるが、完全な自然歯の絶対
数が不足している現状では必然的に人工による歯牙模型
を使用して研修実習を行なう方法しかなく、そのため従
来種々の人工歯が開発され使用されているのが実情であ
った。 例えば添付図面第6図、第7図に示した歯髄腔を有する
歯牙模型があり、第6図の構造は歯牙模型のl!lt[
ilt腔の頭角が、エナメル質−象牙質境界線を頁いて
いる部分と根尖孔が開放されている。又その製造法とし
ては歯myAの形状を金属で鋳造し、その蛍編製歯頭a
を内部に有する象牙質部すを形成後、開放部Oから王水
を浸透させて金編tM髄を溶解処理し、エナメル質部を
成形する方法がある。 また添付図面中筒7図に示した例の形状は、エナメル貿
−象牙策境界線改と根尖部eに於てkt伽腔が開放され
ており、その製造法としては金r=線を使用して歯εJ
腔の形状を構成し、その象属線を内部に有する象牙1g
を成形後、開放部から金編鉱を抜去し後エナメル質部f
を成形する方法がある。 然しながら、これら公知のものは自然歯の歯髄腔がその
根尖部のみ開放され、その論角がエナメル質−象牙質境
界線までは到達していない構造であるため、これら従来
の歯牙模型では高度且つ微妙な治療技術を必要とした歯
髄腔に関する研修実習には全く集用に供しないものであ
った。 〔発明を解決しようとした問題点〕 自然歯の歯髄腔は象牙質内に存在し、形状は原則的に歯
牙の外形の縮図に近いもので、歯牙の部位によってそれ
ぞれの形状があるように歯熾腔に於ても夫々特徴を有す
るものである。又、その根尖部は根尖孔として開口し脈
管神経策がfM訪腔に出入りする唯一の開口部である。 即ち自然歯の歯拙腔は根尖部のみ開口し、エナメル質−
象牙質境界線までは貫通していない構造である。従って
、施術は歯牙の内部構造を正確に把握して細心の注意を
もって治療をする必要がある。 〔問題点を解決するための手設〕 本発明はこの自然歯の内部構造を正確に表現した無分割
の歯牙模型と、その製造法を提供するもので、これによ
り高度の医療技術の勉学、研修及び実習に際して正確な
知識を研修者に与えるのを目的としたものである。 〔作用および実施例〕 以下本発明の好ましい実施例を添付図面により説明する
。 第1図は本発明の製造法により製造した歯牙模型の正面
図、第2図はその内部構造を示すための縦断面図で、図
中人は歯牙模型、1はエナメル質部、2は象牙質部、3
はエナメル質−象牙質境界線、4は歯ffl腔、5は根
尖孔を夫々示しである。 第3図〜第5図は本発明の製造法の製造過程を示す断面
図で、第6図はワックス製の歯髄腔模型を成型する陰型
の断面図、第4図は同陰型により成型されたワックス装
出I腔模型を夫々示し、図中6.6′はシリコンi1m
&、7はワックス注入口、8はガイド、9は分割面部、
10は陰型から取出した歯価腔模空を夫々示しである。 第5図は歯牙模型Aを成型する製造過程図で、図中11
.11’はシリコン製陰型、12は樹脂注入口を夫々示
しである。第6図、第7図は従来公知の歯tli1腔の
ある歯牙模型の製造工程を示す断面図で、図中aはエナ
メ/1/質−象牙質境界線、θは根尖部、fはエナメ/
1zfi部を夫々示しである。次に本発明の歯髄腔を有
する歯牙模型の1実施例を説明すると次の通りである。 まづ陰型6,6″のワックス注入ロアから溶解したワッ
クス材を注入してワックス極歯開腔模型10を成型し取
出し、次に他の陰型11.1丁内に歯牙模型Aのエナメ
ル質部1を構成するキャップを封入し、更にガイド8に
合せて先に成型しであるワックス@歯髄腔模型10をエ
ナメル質−象牙質に到達しないように封入後合成!1!
脂注入012から歯牙模疲ムの象牙質部2を構成する合
成樹脂を注入する。この場合同合成樹脂に6明材料を使
用すれば、成型後歯釉腔4が透明状態で外部から見る如
くするのも実施例の1つである。つぎに合成樹脂の硬化
後、陰型11.11’を開放し取出した歯牙模型Aを加
温し、内部のワックス製歯四腔模型10を溶融し減圧下
に入れ根尖孔から噴出させる。尚、内部にワックスが少
々残存した場合は石油、ベンジン等の溶剤を減圧下で注
入し、ワックスが溶融した後再び減圧下で噴出させれば
、内部のワックスを完全に取り出され、歯髄腔4が正確
に完成するのである。尚、ワックスの除央方法はこの他
エヤーガンで吹きとばす方法や、溶剤で溶融させること
も可能である。又、使用する材料は合成(笥脂材として
エポキシ・ポリエステル・ポリウレタン等にnll7!
フイラーとして、シリカ・アルミナ・ジルコニウム等を
混入使用し、有機複合フィラーとしてアエロジル(シリ
カ+アルミナ)とエチレングリコール・ジメタクリレー
ト又は、その他の2つ以上の官機能基を有するビニルモ
ノマーを使用する。尚、エナメル質部と象牙質部を構成
する材料は各硬度差を有する材料を使用することは勿論
である。次に使用する有機複合フィラーの配合短と効果
は次の通りである。 使用範囲上ツマ−に対し30〜70W%、七ツマ−に対
し60〜65W%、ブリネル硬度モノマーに対し70W
96で47HB又は60〜65W%で46〜45HB、
またブリネル硬度に関しては従来材料であるアクリルや
、工ざキシでは約17HE、自然歯のエナメルは実測不
可能であるが、100HB以上と考えられる。また切削
感に関してはアクリルやエポキシ等の樹脂は摩捺熱によ
って軟化し切削が困難となるが、本品はT[が高いため
熱の影響を受けにくい。尚、自然歯のエナメル質は結晶
体構造のため殆ど影響を受けないものである。 〔効果〕 部ち、従来の@四部を有する歯牙模型は添付図面にも示
した如く、その製造法は歯髄腔の形状を金属&JJ造で
形成しこれを象牙質部内に挿入し、その開放部から王水
を滑込させ金属製歯動を溶解処理してその後、エナメル
質部を成形する製造法や金属線を使用して象牙質部内に
歯髄腔を成形後、開放部から金属線を抜表しエナメル質
部を被冠して歯牙模型を製造するもの等があるが、これ
らは何れも歯髄腔がエナメル質−象牙質境界線に到達す
るものであって、自然歯の歯t+aHとは全く異なる構
造で、高度かつ微妙な作業と実習を必要としたm科治療
の研修実習には役立たないものであった。本発明の歯髄
腔を有する歯牙模型とその製造法は、公知のこれら歯牙
模型の諸欠点を排除したもので、特に歯髄腔の内部構造
および形状をエナメル質−象牙質境界線まで到達しない
自然歯の歯髄腔を正確に表現した無分割の歯牙模型で、
そのエナメル質部ど象牙質部を合成樹脂材に有機複合フ
ィラー又は無機フィラーを混入した材料で成型し、エナ
メル質部と象牙質部の夫々に硬度差を有量様の効果を拳
げ得る優れた特徴を有するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による歯牙模型の正面図、第2図は内部
構造を示す断面図、第3図〜第5図は本発明の製造過程
を示す断面図、第6図、第7図は従来の歯牙模型の!!
!遣過程図である。 λ・・・歯牙模型、1・・・エナメル質部、2・・・象
牙質部、3・・・エナメル質−象牙質境界線、4・・・
歯髄腔、5・・・根尖孔、6.イ・・・シリコンa陰型
、7・・・ワックス注入口、8・・・ガイr19・・・
分割面部、10・・・歯lia腔模型模型 1.11’
・・・シリコン製陰型、12・・・合成樹脂注入口、a
・・・金属製歯髄、b・・・象牙質部、0・・・開放部
、d・・・エナメル質−象牙質境界線、e・・・根尖部
、f・・・エナメル質部。 特許出願人 株式会社 ニラシン 第3図 第5図 第6図 a「

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワックス製歯髄腔模型を、その髄角がセメント−
    エナメル境界線まで到達しないようにし、又その根尖部
    が根尖孔として開放される如く象牙質部内に封入し、前
    記ワックスを外部に排除して歯髄腔を構成してある歯髄
    腔を有する歯牙模型。
  2. (2)陰型によりワックス製歯髄腔模型を成形し、同模
    型を他の陰型内に歯牙模型のエナメル質部を構成するキ
    ャップと共に封入した後合成樹脂を注入し象牙質部を構
    成した後取出して加温し内部のワックスを溶融して減圧
    下に入れ根尖部から噴出させ歯牙模型を製造する製造法
  3. (3)歯牙模型を構成するエナメル質部、象牙質部を合
    成樹脂に無機フィラーを混入した材料で構成することを
    特徴とした特許請求の範囲第1項又は、第2項に記載の
    歯髄腔を有する歯牙模型とその製造法。
  4. (4)歯牙模型を構成するエナメル質部を 合成樹脂に有機複合フィラーを混入した材料で構成する
    ことを特徴とした特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の歯髄腔を有する歯牙模型とその製造法。
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