JP2006162869A - ダブルクラッドファイバとその製造方法及びダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム - Google Patents

ダブルクラッドファイバとその製造方法及びダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム Download PDF

Info

Publication number
JP2006162869A
JP2006162869A JP2004352957A JP2004352957A JP2006162869A JP 2006162869 A JP2006162869 A JP 2006162869A JP 2004352957 A JP2004352957 A JP 2004352957A JP 2004352957 A JP2004352957 A JP 2004352957A JP 2006162869 A JP2006162869 A JP 2006162869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
clad fiber
preform
core
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004352957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4249121B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Aikawa
和彦 愛川
Katsuhiro Takenaga
勝宏 竹永
Yasushi Kan
寧 官
Kuniharu Himeno
邦治 姫野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2004352957A priority Critical patent/JP4249121B2/ja
Publication of JP2006162869A publication Critical patent/JP2006162869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4249121B2 publication Critical patent/JP4249121B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 簡単な構造で高NAを有するダブルクラッドファイバとその製造方法及びダブルクラッドファイバ製造用プリフォームの提供。
【解決手段】 コア部11と、該コア部を囲む内側クラッド層12と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔13とこれらの空孔間の構造支持部14とからなる空孔形成層15と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層16とを有するダブルクラッドファイバにおいて、前記構造支持部の屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなるとともに、内側クラッド層で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAが0.4以上であることを特徴とするダブルクラッドファイバ10。
【選択図】 図6

Description

本発明は、コア部と、該コア部を囲む内側クラッド層と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔とこれらの空孔間の構造支持部とからなる空孔形成層と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層とを有するダブルクラッドファイバに関し、特に、機械強度に優れ、高い開口数(Numerical Aperture、以下、NAと記す。)を有するダブルクラッドファイバとその製造方法及びダブルクラッドファイバ製造用プリフォームに関する。
フォトニック結晶ファイバは、光ファイバ中に空孔を有することで、従来のコア/クラッド構造の光ファイバでは得ることができない特性を実現することが可能である。そのためフォトニック結晶ファイバは、様々な種類の機能性ファイバや将来の伝送用ファイバとして期待され研究が進められている。このフォトニック結晶ファイバは、その導波原理から屈折率導波型ファイバとフォトニック・バンドギャップ型ファイバに大別することができる。
屈折率導波型ファイバは、空孔の低屈折率性を利用し空孔にて等価的なクラッドを構成させるものであり、広帯域シングルモード特性、超低非線形(大実効断面積)特性、超高非線形特性、偏波保持特性、超高NAマルチモード特性などを得ることが可能である。
フォトニック・バンドギャップ型ファイバは、クラッドに周期構造を形成することで光をファイバ内側に閉じ込めるファイバである。
屈折率導波型ファイバの一例としてダブルクラッドファイバがある。このダブルクラッドファイバは、内側クラッド層の面積を小さくして励起光密度を高くし、また、励起光の入射効率を高めるために高NAである必要があり、これを達成するために内側クラッド層の周囲に空孔を配置することで大きなNAをもつ構造とし、光増幅器やファイバレーザーの高出力化を目的とした開発が進められている。空孔を有することで高いNAを得ているファイバの構造としては、例えば特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許文献1には、高いNAを有するダブルクラッドファイバの一例として、図1に示すように、シングルモードコア1と、それを囲むマルチモード内側クラッド層2と該マルチモード内側クラッド層2の外周に設けられた多数の空孔3と各空孔3間の支持構造体4からなる層と、該層を囲む外側クラッド層5とを備えたファイバ構造が開示されている。このような構造を有するダブルクラッドファイバの場合、内側クラッド層が空孔を含む層で囲まれているため、大きなNAが得られ易い。
また、多層の空孔を設けたダブルクラッドファイバも検討され、その構造、特性が開示されている。特許文献2には、図2に示すように、長手方向に延びるコア6と、該コア6を囲む内側クラッド層7と、該内側クラッド層7を囲んで多層に設けられた空孔8と、該空孔8を囲む外側クラッド層9とを備え、ファイバ横断面において所定格子パターンが形成されてファイバ半径方向にフォトニック結晶構造が構成されているファイバが開示されている。そして、空孔8は、クラッドで囲まれた部分の波長630nmの光に対するNAが0.2以上となるようにファイバ横断面における孔径及び孔ピッチがそれぞれ設定されている。
特開平11−142672号公報 特開2004−77891号公報
しかしながら、本発明者らの検討結果によると、特許文献1に記載されたような構造の場合、空孔の形状、内側クラッド層と外側クラッド層の間の空孔形成層の空孔占有率に依存してNAが変化する可能性があることが確認された。例えば、空孔が図3のような形状をしている場合のNAは0.7と高い値が得られたが、図4に示すように空孔が円形に近い形状である場合のNAは0.3と低い値であった。
ここで空孔占有率とは、ファイバの横断面において、空孔の内側に近接する円(内側クラッド層外周)と外側に近接する円(外側クラッド層内周)の間の領域(すなわち、空孔形成層)全体の断面積に対して空孔断面積の占める割合のことであり、模式的に示すと図5のようになり、また式で示すと次式のようになる。
空孔占有率(%)=[空孔断面積/(空孔断面積+構造支持部断面積)]×100
この空孔形状の調整は、線引き時の圧力を調整することで可能となり、図4(図5(a))に示すようなほぼ円形の空孔3や図3(図5(b))に示すような丸みを持った台形状の空孔3とすることが可能である。これらの空孔形状のうち、図3(図5(b))のような空孔形状に調整すると、内側クラッド層2と外側クラッド層5を結び付けている構造支持体4の部分が薄くなり、ファイバ強度の劣化や、ファイバ接続時の切断加工時に、接続可能な端面が得られないという問題を生じる。
また、図2のように、多層に配置された多数の空孔を、空孔サイズやピッチを維持しながらファイバ化するのは多くの困難を伴う。例えば、これらの空孔を形成するため、プリフォームにドリルなどを用いて空孔を開ける場合には、空孔間の厚みが薄すぎると加工時に割れを生じ易くなり安定して作製することが困難である。また、多くの空孔を有するファイバを製造する場合は、空孔となる多数本のキャピラリを組み込んでプリフォームを作製することが一般的であるが、プリフォームへのキャピラリ組み込み工程や、一体化工程、線引き工程が複雑化し、安定した空孔サイズ・形状・ピッチを維持したファイバが得られず、高コストなファイバとなっていた。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、簡単な構造で高NAを有するダブルクラッドファイバとその製造方法及びダブルクラッドファイバ製造用プリフォームの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、コア部と、該コア部を囲む内側クラッド層と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔とこれらの空孔間の構造支持部とからなる空孔形成層と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層とを有するダブルクラッドファイバにおいて、前記構造支持部の屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなるとともに、内側クラッド層で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAが0.4以上であることを特徴とするダブルクラッドファイバを提供する。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、前記構造支持部の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、前記空孔形成層の横断面における空孔断面積の割合である空孔占有率が50%以上であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバにおいて、前記空孔形成層の横断面における空孔断面積の割合である空孔占有率が75%以上であることが好ましい。
また本発明は、筒状のサポート管内に、コア/クラッド構造を有するコアロッドと該コアロッドの外周に多数本のキャピラリを配置してプリフォームを作製し、該プリフォームを線引き加工して、コア部と、該コア部を囲む内側クラッド層と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔とこれらの空孔間の構造支持部とからなる空孔形成層と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層とを有するダブルクラッドファイバを製造する方法において、前記キャピラリとしてそのキャピラリの屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなる管を用いるとともに、製造されるファイバの内側クラッド層で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAが0.4以上となるように線引きすることを特徴とするダブルクラッドファイバの製造方法を提供する。
本発明のダブルクラッドファイバの製造方法において、前記キャピラリを構成する材料の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバの製造方法において、前記プリフォーム内のキャピラリ同士を溶着させてキャピラリ間の隙間を塞いだ後、該プリフォームを線引き加工することが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバの製造方法において、前記プリフォームを作製する際に、片端を封止したキャピラリを用いてプリフォームを作製し、次に、適切な圧力下でキャピラリを両端封止し、その後にキャピラリ同士を溶着させてキャピラリ間の隙間を塞ぐことが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバの製造方法において、筒状のサポート管内に、コア/クラッド構造を有するコアロッドと該コアロッドの外周に多数本のキャピラリを配置してプリフォームを作製し、一体化する際に、キャピラリ間の隙間を塞ぎ、その後、線引き工程において、プリフォームに均一な圧力を加えながら線引きを行うことが好ましい。
また本発明は、コア/クラッド構造を有するコアロッドとそれを囲む複数本のキャピラリとが筒状のサポート管内に充填されてなるダブルクラッドファイバ製造用プリフォームであって、前記キャピラリの屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなる管であることを特徴とするダブルクラッドファイバ製造用プリフォームを提供する。
本発明のダブルクラッドファイバ製造用プリフォームにおいて、前記キャピラリを構成する材料の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバ製造用プリフォームにおいて、前記キャピラリの片端が封止されていることが好ましい。
本発明のダブルクラッドファイバは、内側クラッド層と外側クラッド層の間の空孔形成層における空孔以外の部分である構造支持部を純粋石英よりも低い材料から構成したことにより、この構造支持部を極端に薄くしなくても大きなNAを有するダブルクラッドファイバを得ることができる。
そのため、部品として使用するために必要なファイバ強度の劣化を抑え、十分な機械強度を持ちながら高いNAが得られる優れたファイバを提供できる。
また、所定のNAを得るために構造支持部の厚さを通常よりも大きくすることができるので、ファイバ端面の切断等の加工を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図6は、本発明に係るダブルクラッドファイバの一例を示す断面図である。このダブルクラッドファイバ10は、コア部11と、該コア部11よりも屈折率の低い材料からなり該コア部11を囲む内側クラッド層12と、該内側クラッド層12を囲む多数の空孔13とこれらの空孔13間の構造支持部14とからなる空孔形成層15と、該空孔形成層15を囲む外側クラッド層16とを備えて構成されている。このダブルクラッドファイバ10は、前記構造支持部14の屈折率が、純粋石英の屈折率よりも低い材料からなるとともに、内側クラッド層12で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAが0.4以上であることを特徴としている。
このダブルクラッドファイバ10の好ましい実施形態において、各部の構成材料としては、例えば、コア部11がゲルマニウム(Ge)を添加した石英ガラス、内側クラッド層12及び外側クラッド層16が純粋石英ガラス、空孔形成層15の構造支持部14がフッ素(F)を添加した石英ガラスなどが挙げられるが、本発明はこれに限定されない。
このダブルクラッドファイバ10は、構造支持部14の屈折率を純粋石英の屈折率よりも低い材料で構成するとともに、内側クラッド層12で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAを0.4以上として構成したことにより、空孔形成層15における空孔占有率が低くても、NAの低下を抑制することができる。そのため、空孔形成層15の構造支持部14を厚めに形成することができるため、高NA化に伴うファイバ強度の劣化を抑制することができ、接続時のファイバ端面出しなどでのファイバ切断において問題なく切断、加工することができる。
また、このダブルクラッドファイバ10において、構造支持部14を構成するフッ素添加石英ガラスは、比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることが好ましい。このような構造を有することにより、空孔形成層15における空孔占有率が低くても、NAの低下を抑制する効果がより高められ、空孔形成層15の構造支持部14を厚めに形成することによって、接続時のファイバ端面出しなどでのファイバ切断において問題なく切断、加工することができ、ファイバ加工性をより向上することができる。
また、このダブルクラッドファイバ10において、空孔形成層15の空孔占有率は、50%以上であることが好ましい。このような構造を有することにより、このダブルクラッドファイバ10は、実用上十分なファイバ強度や加工性を維持しながら、より大きなNAを有するダブルクラッドファイバ10を得ることが可能になる。
また、このダブルクラッドファイバ10において、空孔形成層15の空孔占有率は、75%以上であることがより好ましい。このような構造を有することにより、内側クラッド層12で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAを0.7以上とすることが可能となる。
次に、本発明に係るダブルクラッドファイバの製造方法の一例を図7及び図8を参照して、またダブルクラッドファイバ製造用プリフォームの一例を図9を参照して説明する。
本発明の製造方法では、まず、筒状のサポート管内に、コア/クラッド構造を有するコアロッドと該コアロッドの外周に多数本のキャピラリを配置してプリフォームを作製する。
本発明の製造方法において、プリフォームの作製に用いるサポート管は、純粋石英ガラスからなることが好ましい。また、コアロッドは、横断面の中心にGeが添加されて屈折率が純粋石英の屈折率よりも高められたGe添加石英ガラスからなるコア部を純粋石英ガラスからなる内側クラッド層で囲んだコア/クラッド構造を有する円柱状のロッドが好適に用いられる。また、キャピラリは、石英ガラスにフッ素(F)を添加し、純粋石英より低屈折率のF添加石英ガラスからなる管が好適に用いられる。
本発明の製造方法において、コアロッドにはErやYbなどの希土類元素を添加することができる。特に、コア/クラッド構造をもったコアロッドのコアに前記希土類元素を添加することによって、高出力な増幅特性を有するダブルクラッドファイバを得ることができる。さらに、このコアには、前記希土類元素と共にAlやPなどを共添加することができ、AlやPなどを共添加することによって変換効率を改善することができる。
本発明の製造方法において、プリフォームの作製に用いるキャピラリは、外周の横断面形状がほぼ真円であるもの、すなわち円管状のキャピラリが好ましい。外周の横断面形状がほぼ真円のキャピラリは、円管状の母材を線引き加工して簡単に製造でき、外周の横断面形状を多角形に成形するような余分な後加工が必要なく、低コストで入手可能である。
本発明の製造方法において、プリフォームの作製に用いるサポート管は、内壁の横断面形状がほぼ真円であるもの、すなわち円管状のサポート管が好ましい。この種のサポート管は、容易に製造でき、また内壁の横断面形状を多角形に研削加工するような余分な後加工が必要なく、低コストで入手可能である。
本発明の製造方法において、このプリフォーム作製の際、片端を封止したキャピラリを用いてプリフォームを作製することが好ましい。このように片端を封止したキャピラリを用いることで、後述するプリフォーム作製工程において、キャピラリの内圧力を適切な圧力に制御しつつ、キャピラリの開口端を封じ、キャピラリを両端封止することができる。
図7は、本発明の製造方法においてプリフォーム作製工程を例示する構成図であり、この図中、符号32は外側クラッド層となる石英管、33は高屈折率のコア部とそれを囲む内側クラッド層とからなるコア/クラッド構造を持つコアロッド、34は片端を封じたキャピラリ、35は石英管32の一端に取り付けたコネクタ、36は石英ダミー棒、37はバーナーである。本例示において、石英管32は円管状であり、コアロッド33は円柱状であり、またキャピラリ34は円管状である。このプリフォームの作製工程は、まず、コアロッド33の周囲に多数本のキャピラリ34をその封止側をコネクタ35側に向けた状態で配置し、石英管32内に挿入し、石英管32の開口端から石英ダミー棒36を挿入する。次に、バーナー37で加熱して石英ダミー棒36の一端部を石英管32に溶着する。次に、キャピラリ34の内圧力を適切な圧力に制御しつつ、バーナー37で加熱してキャピラリ34の開口端を封じ、キャピラリ34を両端封止する。
次に、プリフォーム内のキャピラリ34同士を溶着させてキャピラリ34間の隙間を塞いで一体化する。
図8は、前記プリフォーム一体化工程を例示する構成図であり、この図中、符号32〜35は図7の符号32〜35と同じ構成要素であり、さらに符号38は圧力調整系、39はヒーターである。この一体化工程では、石英管32内にコネクタ35を介して圧力調整系38を接続し、管内の圧力を調整可能とし、ヒーター39によりプリフォームの局部を加熱し、必要に応じて図中矢印方向にプリフォームを延伸し、所定圧力下でプリフォーム内のキャピラリ34同士を溶着させる。さらにヒーター39とプリフォームの相対位置をプリフォーム長手方向に沿って移動させながら、プリフォーム全長にわたって加熱、延伸し、所定圧力下でプリフォーム内のキャピラリ34同士を溶着させてキャピラリ34間の隙間を塞ぐとともに、コアロッド33,キャピラリ34及び石英管32を溶着させて一体化する。
図9は、前述したプリフォーム一体化工程によって作製されたダブルクラッドファイバ製造用プリフォームの一例を示す断面図である。このプリフォーム20は、コア部21と、該コア部21を囲む内側クラッド層22と、該内側クラッド層22を囲む多数本のキャピラリ23と、該キャピラリ23を囲む外側クラッド層24とからなっている。多数本のキャピラリ22は、低屈折率のF添加石英ガラスからなり、線引き後に構造支持部となるガラス部分は、隣接するキャピラリ23同士が溶着しているとともに、内側クラッド層22及び外側クラッド層24に対しても溶着している。
本発明の製造方法では、一体化を終えたプリフォーム20を線引きし、図6に示すダブルクラッドファイバ10を製造する。
この線引き工程もプリフォーム20に均一な圧力を加えながら線引きを行うことが好ましい。前述した通り、線引き時の圧力を調整することで空孔形状を調整することが可能であり、この圧力調整によって、図6に示すように断面が丸みを持った台形状の空孔3を有するダブルクラッドファイバ10、あるいは図10に示すように断面円形の空孔43を有するダブルクラッドファイバ40等を製造することができる。なお、図10に示すダブルクラッドファイバ40は、空孔43の形状以外は図6のダブルクラッドファイバ10と同様であり、コア部41と、該コア部41よりも屈折率の低い材料からなり該コア部41を囲む内側クラッド層42と、該内側クラッド層42を囲む断面円形の多数の空孔43とこれらの空孔43間の構造支持部44とからなる空孔形成層45と、該空孔形成層45を囲む外側クラッド層46とを備えて構成されている。
この製造方法では、純粋石英より低屈折率のF添加石英ガラスからなるキャピラリ34を用いたことによって、得られるダブルクラッドファイバ10の空孔形成層15における空孔占有率が低くても、NAの低下を抑制することができ、空孔形成層15の構造支持部14を厚めに形成することで、高NAで加工性の良好なダブルクラッドファイバ10を製造することができる。
また、キャピラリ34を構成するF添加石英ガラスの比屈折率差を、純粋石英を基準として−0.7%以下とすることにより、ファイバ加工性をより向上することができる。
また、空孔形成層15の空孔占有率が50%以上となるように製造することで、実用上十分なファイバ強度や加工性を維持しながら、より大きなNAを有するダブルクラッドファイバ10を製造することが可能になる。
また、空孔形成層15の空孔占有率が75%以上となるように製造することで、内側クラッド層12で囲まれた部分の波長1μmにおけるNAが0.7以上の高NAファイバを製造することができる。
さらに、前述した製造方法では、サポート管となる石英管32内に、複数本のキャピラリ34と共にコアロッド33を配置してプリフォームを作製し、該プリフォーム内のキャピラリ34同士を溶着させてキャピラリ間の隙間を塞いだ後に、線引き加工によりファイバ化するので、容易に、しかも安定してキャピラリ34間の隙間を塞ぐことができ、線引き時には、均一な径の空孔に対して一つの圧力を制御すればよいので、容易に設計した通りの空孔サイズ、空孔位置を有するファイバを得ることができる。
また、コア/クラッド構造を有するコアロッド33を用いることによって、コア部にErやYbのような希土類元素を添加し、高出力なレーザ発振が可能な光増幅器用やファイバレーザ用のファイバを得ることができる。さらに、このコア部に希土類元素と共にAlやPなどを共添加することで、変換効率を改善することができる。更に、コア部にGeを添加することで、ファイバグレーティングなどを作製することも可能である。
また、横断面形状がほぼ真円のキャピラリ34と、内壁の横断面形状がほぼ真円のサポート管である石英管32を用いることができるので、特別な加工が不要であり、作製、入手が容易である。そのためファイバを低コストで作製することができる。
また、プリフォーム20を作製し、一体化する際に、キャピラリ34間の隙間を塞ぎ、その後、線引き工程において、プリフォーム断面に均一な圧力を加えながら線引きを行うことができるので、キャピラリ34間の隙間を容易に塞ぐことができ、最終的に不要な部分に空孔を残すことなくファイバを作製することができる。
また、一体化する際に、キャピラリ34間の隙間を塞ぎ、その後、線引き工程において、プリフォーム断面に均一な圧力を加えながら線引きを行うことができるので、設計した通りの空孔サイズ、位置を維持しながら、長尺のファイバを歩留まり良く製造することが可能となる。
[実施例1]
外径42mm、内径33mmの円管状をなす石英管32に、Ybを10000質量ppm及びAlを25000質量ppm添加した比屈折率差0.20%のコア部と、該コア部を囲む石英ガラスからなる内側クラッド層とを有する外径30mmのコアロッド33を挿入し、図7に示すように、石英管32とコアロッド33との間に片端を封止した外径1.5mm、内径1.0mmのキャピラリ34を詰めた。このキャピラリ34は、フッ素が添加された石英ガラスからなり、比屈折率差は純粋石英基準で−0.7%である。
その後、コネクタ35と反対側から石英ダミー棒36を挿入し、回転させながらバーナー37で石英管32と石英ダミー棒36を溶着した。その後、石英管32内部の内圧(大気圧との差圧)を−2200mmHOとし、キャピラリ34をコアロッド33の内側クラッド層外周に溶着させながら封止した。
さらに、このプリフォーム内部の内圧(大気圧との差圧)を−8000mmHOとし、一体化装置にてキャピラリ34の隙間を潰しながら一体化した。このときの一体化の様子を図8に示す。またこの一体化により得られたプリフォームの断面を図9に示す。図9に示すダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム20は、中心のコア21とそれを囲む内側クラッド層22とからなるコアロッドと、内側クラッド層22の外周に隙間なく溶着された多数のキャピラリ23と、それらを囲む外側クラッド24とからなっている。
このプリフォーム20を線引き装置にかけ、空孔部の内圧(大気圧との差圧)を+130mmHOとし、紡糸を行った。得られたダブルクラッドファイバ40の断面を図10に示す。得られたダブルクラッドファイバ40は、空孔形成層45の空孔占有率が50%、内側クラッド層42直径が195μm、外側クラッド層46外径が250μmであった。また、内側クラッド層42のNAは、0.45と高い値であった。
[比較例1]
キャピラリにフッ素添加石英ガラスではない純粋石英ガラスを用い、その他の方法は実施例1と同一の方法によりダブルクラッドファイバ作製用プリフォームを作製した。
この母材を線引き装置にかけ、空孔部の内圧(大気圧との差圧)を+120mmとし、防止を行った。得られたダブルクラッドファイバ40の断面は図10に示すものと同様であった。得られたダブルクラッドファイバ40は、空孔形成層45の空孔占有率が実施例1と同じく50%、内側クラッド層42直径は195μm、外側クラッド層46外径が250μmであった。しかし、内側クラッド層42のNAは、0.38と実施例1にくらべ低い値であった。そのため、ダブルクラッドファイバとして十分な効率を得ることができなかった。
[実施例2]
紡糸前のプリフォーム作製までは実施例1と同じ方法でプリフォームを準備した。
このプリフォームを線引き装置にかけ、空孔部の内圧(大気圧との差圧)を+145mmHOとし、紡糸を行った。得られたダブルクラッドファイバ10の断面を図6に示す。得られたダブルクラッドファイバ10は、空孔形成層15の空孔占有率が75%、内側クラッド層12直径が195μm、外側クラッド層16外径が250μmであった。また、内側クラッド層12のNAは、0.75と非常に高い値であった。
[比較例2]
キャピラリにフッ素添加石英ガラスではない純粋石英ガラスを用い、その他の方法は実施例2と同一の方法によりダブルクラッドファイバ作製用のプリフォームを作製した。
このプリフォームを線引き装置にかけ、空孔部の内圧(大気圧との差圧)を+135mmHOとし、紡糸を行った。得られたダブルクラッドファイバ10の断面は図6のものと同様であった。得られたダブルクラッドファイバ10は、空孔形成層15の空孔占有率が75%、内側クラッド層12直径が195μm、外側クラッド層16外径が250μmであった。また、内側クラッド層12のNAは、0.65と高い値は得られているものの、実施例2に比べて低い値であった。
そのため、同様の母材を線引きする際に、空孔部の内圧(大気圧との差圧)を更に高くし+145mmHOとし、紡糸を行った。空孔形成層15の空孔占有率は85%と高くなり、また内側クラッド層12のNAは0.75と十分高い値となった。しかし、このファイバは空孔以外の構造支持部14の断面積が小さいため、僅かな側圧を加えただけでも、内側クラッド層12と外側クラッド層16間にヒビが入ってしまい、ファイバを使用することが困難であった。
ダブルクラッドファイバの従来例を示す断面図である。 ダブルクラッドファイバの別な従来例を示す斜視図である。 ダブルクラッドファイバの空孔形状の第1例を示す断面図である。 ダブルクラッドファイバの空孔形状の第2例を示す断面図である。 ダブルクラッドファイバの空孔占有率を説明するための断面図である。 本発明に係るダブルクラッドファイバの一例を示す断面図である。 本発明の製造方法におけるプリフォーム作製工程を例示する構成図である。 本発明の製造方法におけるプリフォーム一体化工程を例示する構成図である。 本発明の実施例で作製したダブルクラッドファイバ製造用プリフォームの断面図である。 本発明に係るダブルクラッドファイバの他の例を示す断面図である。
符号の説明
10,40…ダブルクラッドファイバ、11,21,41…コア部、12,22,42…内側クラッド層、13,43…空孔、14,44…構造支持部、15,45…空孔形成層、16,24,46…外側クラッド層、20…プリフォーム、23,34…キャピラリ、32…石英管、33…コアロッド、35…コネクタ、36…石英ダミー棒、37…バーナー、38…圧力調整系、39…ヒーター。

Claims (12)

  1. コア部と、該コア部を囲む内側クラッド層と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔とこれらの空孔間の構造支持部とからなる空孔形成層と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層とを有するダブルクラッドファイバにおいて、
    前記構造支持部の屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなるとともに、内側クラッド層で囲まれた部分の波長1μmにおける開口数が0.4以上であることを特徴とするダブルクラッドファイバ。
  2. 前記構造支持部の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることを特徴とする請求項1に記載のダブルクラッドファイバ。
  3. 前記空孔形成層の横断面における空孔断面積の割合である空孔占有率が50%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダブルクラッドファイバ。
  4. 前記空孔形成層の横断面における空孔断面積の割合である空孔占有率が75%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダブルクラッドファイバ。
  5. 筒状のサポート管内に、コア/クラッド構造を有するコアロッドと該コアロッドの外周に多数本のキャピラリを配置してプリフォームを作製し、該プリフォームを線引き加工して、コア部と、該コア部を囲む内側クラッド層と、該内側クラッド層を囲む多数の空孔とこれらの空孔間の構造支持部とからなる空孔形成層と、該空孔形成層を囲む外側クラッド層とを有するダブルクラッドファイバを製造する方法において、
    前記キャピラリとしてそのキャピラリの屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなる管を用いるとともに、製造されるファイバの内側クラッド層で囲まれた部分の波長1μmにおける開口数が0.4以上となるように線引きすることを特徴とするダブルクラッドファイバの製造方法。
  6. 前記キャピラリを構成する材料の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることを特徴とする請求項5に記載のダブルクラッドファイバの製造方法。
  7. 前記プリフォーム内のキャピラリ同士を溶着させてキャピラリ間の隙間を塞いだ後、該プリフォームを線引き加工することを特徴とする請求項5又は6に記載のダブルクラッドファイバの製造方法。
  8. 前記プリフォームを作製する際に、片端を封止したキャピラリを用いてプリフォームを作製し、次に、適切な圧力下でキャピラリを両端封止し、その後にキャピラリ同士を溶着させてキャピラリ間の隙間を塞ぐことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のダブルクラッドファイバの製造方法。
  9. 筒状のサポート管内に、コア/クラッド構造を有するコアロッドと該コアロッドの外周に多数本のキャピラリを配置してプリフォームを作製し、一体化する際に、キャピラリ間の隙間を塞ぎ、その後、線引き工程において、プリフォームに均一な圧力を加えながら線引きを行うことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のダブルクラッドファイバの製造方法。
  10. コア/クラッド構造を有するコアロッドとそれを囲む複数本のキャピラリとが筒状のサポート管内に充填されてなるダブルクラッドファイバ製造用プリフォームであって、
    前記キャピラリの屈折率が純粋石英の屈折率よりも低い材料からなる管であることを特徴とするダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム。
  11. 前記キャピラリを構成する材料の比屈折率差が純粋石英を基準として−0.7%以下であることを特徴とする請求項10に記載のダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム。
  12. 前記キャピラリの片端が封止されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のダブルクラッドファイバ製造用プリフォーム。
JP2004352957A 2004-12-06 2004-12-06 ダブルクラッドファイバの製造方法 Expired - Fee Related JP4249121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352957A JP4249121B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 ダブルクラッドファイバの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352957A JP4249121B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 ダブルクラッドファイバの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006162869A true JP2006162869A (ja) 2006-06-22
JP4249121B2 JP4249121B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=36664981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004352957A Expired - Fee Related JP4249121B2 (ja) 2004-12-06 2004-12-06 ダブルクラッドファイバの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4249121B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212947A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Mitsubishi Cable Ind Ltd ダブルクラッドファイバの製造方法及びダブルクラッドファイバ
JP2007227713A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Fujikura Ltd ファイバ間融着接続構造、光増幅器及び光ファイバレーザ
JP2010526749A (ja) * 2007-05-07 2010-08-05 コーニング インコーポレイテッド アルカリ金属酸化物を含む光ファイバー
JP2011020861A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ母材の製造方法
JP2012530000A (ja) * 2009-06-12 2012-11-29 コーニング インコーポレイテッド 厚壁及び薄壁を有する押出品を成形するための押出ダイ
JP2014048466A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujikura Ltd 光ファイバおよびその製造方法
WO2017150699A1 (ja) * 2016-03-03 2017-09-08 古河電気工業株式会社 光ファイバ、光システム及び光ファイバの製造方法
JP2020154160A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 三菱電線工業株式会社 レーザ光伝送用光ファイバ
KR20210126761A (ko) * 2019-05-30 2021-10-20 양쯔 옵티컬 파이버 앤드 케이블 조인트 스톡 리미티드 컴퍼니 광자 결정 광섬유, 그 프리폼, 제조 방법 및 응용

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212947A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Mitsubishi Cable Ind Ltd ダブルクラッドファイバの製造方法及びダブルクラッドファイバ
JP4546407B2 (ja) * 2006-02-13 2010-09-15 三菱電線工業株式会社 ダブルクラッドファイバの製造方法
JP2007227713A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Fujikura Ltd ファイバ間融着接続構造、光増幅器及び光ファイバレーザ
JP2010526749A (ja) * 2007-05-07 2010-08-05 コーニング インコーポレイテッド アルカリ金属酸化物を含む光ファイバー
JP2012530000A (ja) * 2009-06-12 2012-11-29 コーニング インコーポレイテッド 厚壁及び薄壁を有する押出品を成形するための押出ダイ
JP2011020861A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ母材の製造方法
JP2014048466A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Fujikura Ltd 光ファイバおよびその製造方法
WO2017150699A1 (ja) * 2016-03-03 2017-09-08 古河電気工業株式会社 光ファイバ、光システム及び光ファイバの製造方法
JP2020154160A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 三菱電線工業株式会社 レーザ光伝送用光ファイバ
JP7228429B2 (ja) 2019-03-20 2023-02-24 三菱電線工業株式会社 レーザ光伝送用光ファイバ
KR20210126761A (ko) * 2019-05-30 2021-10-20 양쯔 옵티컬 파이버 앤드 케이블 조인트 스톡 리미티드 컴퍼니 광자 결정 광섬유, 그 프리폼, 제조 방법 및 응용
JP2022522371A (ja) * 2019-05-30 2022-04-18 長飛光繊光纜股▲ふん▼有限公司 フォトニック結晶ファイバ、そのプリフォーム、製造方法及び使用
KR102565785B1 (ko) 2019-05-30 2023-08-09 양쯔 옵티컬 파이버 앤드 케이블 조인트 스톡 리미티드 컴퍼니 광자 결정 광섬유, 그 프리폼, 제조 방법 및 응용
JP7332706B2 (ja) 2019-05-30 2023-08-23 長飛光繊光纜股▲ふん▼有限公司 フォトニック結晶ファイバのプリフォーム、その製造方法及びフォトニック結晶ファイバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4249121B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10838141B2 (en) Spun round core fiber
US7526166B2 (en) High numerical aperture fiber
JP4761624B2 (ja) フォトニック結晶ファイバ及びこれに係る改良
US20030059185A1 (en) Photonic crystal fibers
US20090032983A1 (en) Method of Making An Optical Fiber
US9815731B1 (en) Tapered core fiber manufacturing methods
JP6979956B2 (ja) ファイバレーザおよび増幅器におけるライン選択のための導波路設計
JP2007316526A (ja) フォトニックバンドギャップファイバ及びファイバレーザ
US8938146B2 (en) Hollow core fiber with improvements relating to optical properties and its use, method of its production and use thereof
JP4249121B2 (ja) ダブルクラッドファイバの製造方法
JP4158391B2 (ja) 光ファイバおよびその製造方法
US7107795B2 (en) Method for forming high-density multicore phase-locked fiber laser array
JP2008078629A (ja) ファイバ・レーザおよびファイバ増幅器用の希土類がドープされ有効区域が大きい光ファイバ
JP6430832B2 (ja) 光ビームの強度の横方向空間プロファイルを、好ましくは微細構造光ファイバを用いて変換する装置
JP4476900B2 (ja) フォトニッククリスタルファイバ母材の製造方法
JP2004020836A (ja) 光ファイバ及びその製造方法
WO2002078138A1 (fr) Fibre a double gainage et procede de production d&#39;une fibre a double gainage
WO2011001850A1 (ja) フォトニックバンドギャップファイバ用母材の製造方法、及び、フォトニックバンドギャップファイバの製造方法
JP2008226885A (ja) 希土類添加フォトニックバンドギャップファイバ及び光増幅器
JP6055462B2 (ja) 三重シースシングルモード光ファイバ
JP4541264B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法および光ファイバの製造方法
JP2006160550A (ja) フォトニッククリスタルファイバとその製造方法、フォトニッククリスタルファイバ製造用プリフォーム
JP4447531B2 (ja) フォトニックバンドギャップファイバとその製造方法
JP4447528B2 (ja) フォトニックバンドギャップファイバとその製造方法
JP3586248B2 (ja) ダブルクラッドファイバの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4249121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees