JP2006162046A - 補助タンク装置による圧縮空気供給システム - Google Patents
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Abstract
【課題】建築現場等に容易に可搬及び設置することが可能であり、エア消費量が大きく且つ駆動時間の長い工具へ長時間連続して圧縮空気を供給することが可能な補助タンク装置による圧縮空気供給システムを提供する。
【解決手段】コンプレッサ2から供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンク11を備え、同時に複数のコンプレッサ2から圧縮空気を空気タンク11内に供給できるように空気タンク11内と連通された複数の空気供給口12、32が形成されるとともに、複数の空気供給口12、32のうちの1つを除いた各々の空気供給口32に遮断弁33を形成してコンプレッサ2に接続されていない空気供給口32を閉鎖できるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】コンプレッサ2から供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンク11を備え、同時に複数のコンプレッサ2から圧縮空気を空気タンク11内に供給できるように空気タンク11内と連通された複数の空気供給口12、32が形成されるとともに、複数の空気供給口12、32のうちの1つを除いた各々の空気供給口32に遮断弁33を形成してコンプレッサ2に接続されていない空気供給口32を閉鎖できるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、可搬タイプのコンプレッサによって釘打機やネジ締め機等の空気作動工具へ駆動用の圧縮空気を供給するようにした補助タンク装置による圧縮空気供給システムに関する。
住宅等の建築現場では圧縮空気によって作動する釘打機やネジ締め機等を使用するために、コンプレッサを現場に持ち込んでこれらの工具へ圧縮空気を供給するようにしている。コンプレッサには圧縮空気を生成する圧縮機とこの圧縮機で生成された圧縮空気を貯留する空気タンクが搭載されており、前記空気タンクに溜められた圧縮空気を減圧弁によって空気動工具を作動させる圧力に減圧して工具へ供給するようにしている。このようなコンプレッサは作業現場への搬送や現場内での設置場所の移動等が容易にできるように小型軽量化が図られており、このためこのコンプレッサに搭載されている圧縮機も小型に形成され更に空気タンクの容量も小さく設定されている。従って、エア消費量の大きい高圧の釘打機やネジ締め機での連続作業を行う際には、コンプレッサの圧縮空気を生成する能力よりもエアの消費量の方が大きくなって、空気タンク内の圧力が低下してしまい、工具へ所定の圧力の圧縮空気を供給することができなくなってしまうことがある。
上記のような場合に、コンプレッサに補助タンク装置を接続して空気タンクの全体の容量を増大させることによって、大容量の空気タンク内に大量の圧縮空気を溜めることによって空気作動工具の連続使用時間を延ばすことが行われている。このように、コンプレッサに補助タンク装置を接続して全体の空気タンク容量を増やすことによって、全体の空気タンクに溜めたエアの圧力が工具を作動させる圧力に低下するまでの時間が長くなり、この間圧縮空気工具を駆動できる時間が長くでき、釘打機やネジ締め機等による作業時間が長くできて作業効率が低下してしまうことが防止できる。
特開2004−76864号公報
従来の補助タンク装置では、コンプレッサから補助タンク装置へエアを供給する供給口が1つしか形成されていないため、補助タンク装置にコンプレッサを1台しか接続することができず、エアドライバやインパクトドライバ等のエア消費量が大きく且つ駆動時間が長い工具を使用する場合には、前述の従来技術のように補助タンク装置を接続して使用した場合でも、作業の途中で補助タンク装置と空気タンク内の圧力が低下して連続した作業ができなくなってしまう。一旦補助タンク装置と空気タンク内のエア圧が低下してしまうとこの大きな容量の補助タンク装置と空気タンク内に所定の圧力の圧縮エアを貯留させるまでの時間も長く掛かり、この間作業を中断させなければならないため作業効率を更に低下させてしまうことになる
本発明は、建築現場等に容易に可搬及び設置することが可能であり、エアドライバやインパクトドライバ等のエア消費量が大きく且つ駆動時間の長い工具へ、長時間連続して圧縮空気を供給することが可能な補助タンク装置による圧縮空気供給システムを提供することを課題する。
本発明の補助タンク装置による圧縮空気供給システムは、コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクを備え、複数台のコンプレッサと接続することによって同時に複数のコンプレッサから圧縮空気を前記空気タンク内に供給できるように前記空気タンク内と連通された複数の空気供給口が形成されるとともに、前記複数の空気供給口のうちの1つを除いた各々の空気供給口に遮断弁を形成してコンプレッサに接続されていない空気供給口を閉鎖できるようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクと、該空気タンク内に圧縮空気を取り込むための1つの空気供給口とを備えるとともに1つの補助タンク装置を除いた他の補助タンク装置の空気供給口に該空気供給口と空気タンク内とを開閉できるようにした遮断弁を形成してなる複数の補助タンク装置によって構成され、前記補助タンク装置を複数組み合わせて各補助タンク装置の空気タンク内を連通管によって連通させて一体に構成し、各々の空気供給口を介して接続される複数のコンプレッサから同時に圧縮空気を前記空気タンク内へ供給するようにしたことを特徴とする。
本発明の補助タンク装置による圧縮空気供給システムによれば、コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクを備え、複数台のコンプレッサと接続することによって同時に複数のコンプレッサから圧縮空気を前記空気タンク内に供給できるように前記空気タンク内と連通された複数の空気供給口を形成しているので、これらの空気供給口に複数のコンプレッサを接続して複数台のコンプレッサから圧縮空気を空気タンク内に供給でき、大型の釘打機や複数台の釘打機等の大量の圧縮空気を消費する作業を連続して行うことが可能となり作業効率を向上できる。また、複数の空気供給口のうちの1つを除いた各々の空気供給口に遮断弁を形成してコンプレッサを接続していない空気供給口を空気タンク内と遮断させることができ、コンプレッサ1台から複数台まで任意の台数を接続して使用することが可能となる。
また、請求項2の発明は、コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクと、該空気タンク内に圧縮空気を取り込むための1つの空気供給口とを備えるとともに1つの補助タンク装置を除いた他の補助タンク装置の空気供給口に該空気供給口と空気タンク内とを開閉できるようにした遮断弁を形成してなる複数の補助タンク装置によって構成され、前記補助タンク装置を複数組み合わせて各補助タンク装置の空気タンク内を連通管によって連通させて一体に構成し、各々の空気供給口を介して接続される複数のコンプレッサから同時に圧縮空気を前記空気タンク内へ供給するようにしているので、使用するコンプレッサの台数に応じて、また、使用する空気作動工具の台数に応じて前記補助タンク装置を複数組み合わせてシステムを形成するこができ、任意の複数台のコンプレッサを接続して圧縮空気を空気タンク内に供給することができ、大型の釘打機や複数台の釘打機等の大量の圧縮空気を消費する作業に併せて圧縮空気供給システムを構成することができコストの低減が可能となる。
本発明は、建築現場等に容易に可搬及び設置することが可能であり、エアドライバやインパクトドライバ等のエア消費量が大きく且つ駆動時間の長い工具へ、長時間連続して圧縮空気を供給するという目的を、コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクを備え、複数台のコンプレッサと接続することによって同時に複数のコンプレッサから圧縮空気を前記空気タンク内に供給できるように前記空気タンク内と連通された複数の空気供給口が形成されるとともに、前記複数の空気供給口のうちの1つを除いた各々の空気供給口に遮断弁を形成してコンプレッサに接続されていない空気供給口を閉鎖できるようにしたことによって実現したものであり、以下により詳細な実施例を説明する。
図1は、2台のコンプレッサ2で生成された圧縮空気を空気釘打機等の空気作動工具3a、3bへ供給して空気作動工具空気作動工具3a、3bを作動させるようにした本発明の補助タンク装置による圧縮空気供給システムの実施例を示すものである。この実施例にかかる補助タンク装置による圧縮空気供給システム1は、コンプレッサで生成した圧縮空気を貯留する空気タンク11、31がそれぞれ形成されるとともに、2台のコンプレッサ2にそれぞれが接続されるようにされた2つの補助タンク装置10、30によって構成されている。更に、この実施例にかかる補助タンク装置による圧縮空気供給システム1は、高圧専用の空気作動工具へ高圧域の圧力の駆動用の圧縮空気を供給できるように、この補助タンク装置による圧縮空気供給システム1に接続されるコンプレッサ2は高圧域の圧縮空気を生成して供給できるタイプのコンプレッサ2が接続されるようにされている。
各補助タンク装置10、30にはコンプレッサ2から供給される圧縮空気を貯留する空気タンク11、31が形成されており、この空気タンク11、31内に圧縮空気を供給する空気供給口12、32が形成されている。それぞれの空気供給口12、32には一端がコンプレッサ2に接続されているエアホース4を接続するエアプラグ13が取り付けられており、このエアプラグ13に接続されるエアホース4を介して各補助タンク装置10、30の空気タンク11、32へコンプレッサ2によって生成された圧縮空気が供給されるようにされている。各補助タンク装置10、30の空気タンク11、32内は連通管5によって連結されており、この連通管5内を圧縮空気が流通することによって2つの補助タンク装置10、30の空気タンク11、32内の圧力は同一に維持されている。そして、各補助タンク装置10、30に形成されている空気取出ユニット14、36に接続されているエアホース6を介して空気作動工具3a、3bに駆動用の圧縮空気が供給されるようにしている。
図2及び図3に示すように、前記補助タンク装置10に形成されている空気供給口12には前記エアプラグ13が直接取り付けられており、このエアプラグ13を介して補助タンク装置10をコンプレッサ2とエアホース4によって接続することによって、コンプレッサ2で生成される圧縮空気が補助タンク装置10の空気タンク11内に直接供給されるようにしている。上記エアプラグ13は高圧専用のエアプラグに形成されており、高圧域の圧縮空気を生成するコンプレッサ2と接続できるようにされている。この補助タンク装置による圧縮空気供給システム1を使用するときにはこの補助タンク装置10の空気供給口12は必ずコンプレッサ2とエアホース4を介して接続するようにしている。更に、上記空気供給口12には、この補助タンク装置10と隣接して配置される補助タンク装置30の空気タンク31との間を連通させる連通管5を接続するためのニップル15が形成されており、連通管5を連結していないときにはこのニップル15に栓を螺合することによって閉鎖させている。
更に、この補助タンク装置10に形成されている空気取出ユニット14は、空気タンク11内に溜められている高圧域の圧縮空気の圧力を常圧専用の空気作動工具3aを作動させる常圧域の圧力まで減圧する減圧弁16と、前記減圧弁16によって減圧された圧力値を表示する圧力計17及び前記減圧弁16によって常圧域の圧力まで減圧された圧縮空気を空気作動工具3a等へ供給するため一端が空気作動工具3aに連結された前記エアホース6を連結する常圧専用のソケット部18とが一体のユニットとして形成されて前記空気タンク11に取り付けられており、減圧弁16によって適切な作動空気圧に減圧された圧縮空気がソケット部18に接続されるエアホース6を介して常圧専用の空気作動工具3aへ供給される。更に前記空気取出ユニット14には、端部が空気タンク11内の底部に配置されたドレンパイプ19と該ドレンパイプ19を介して空気タンク11内のドレンを空気タンク11外へ排出させるドレンコック20が形成されており、空気タンク11内の底部に溜まったドレンを必要により排出できるようにしている。
図4及び図5に示すように、他方の補助タンク装置30にも前記補助タンク装置10と同様に高圧専用のエアプラグ13を備えた空気供給口32が形成されており、この補助タンク装置30の空気供給口32のエアプラグ13と空気タンク31との間にはレバー34を回動操作することによってエアプラグ13と空気タンク31間の流路を開閉する遮断弁33が形成されており、この補助タンク装置30にコンプレッサ2を接続していない場合にはこの遮断弁33を閉じてこの補助タンク装置30の空気タンク31内の圧縮空気がエアプラグ13から流出してしまわないようにしている。更に、上記空気供給口32には、隣接して配置される補助タンク装置10の空気タンク11との間を連通させる連通管5を接続するためのニップル35が形成されている。
更に、この補助タンク装置30には高圧専用の空気作動工具3bへ作動用の高圧域の圧縮空気を供給する空気取出ユニット36が設けられており、この空気取出ユニット36は、空気タンク31内の圧縮空気を高圧専用の空気作動工具3bを作動させる高圧域の圧力に減圧させる減圧弁37と、前記減圧弁37によって減圧された圧力値を表示する圧力計38、及び、前記減圧弁37によって減圧された高圧域の圧縮空気を高圧専用の空気作動工具3bへ供給するため一端が高圧専用の空気作動工具3bに連結された前記エアホース6を連結する高圧専用のソケット部39とが一体のユニットとして形成されて前記空気タンク31に取り付けられている。減圧弁37によって適切な作動空気圧に減圧された高圧域の圧縮空気がソケット部39に接続されるエアホース6を介して高圧専用の空気作動工具3bへ供給される。
この補助タンク装置30と前述の補助タンク装置10とを圧縮空気供給システムとして組み合わせて使用する場合に、補助タンク装置10の空気取出ユニット14と補助タンク装置30の空気取出ユニット36に、常圧専用の空気作動工具3と高圧専用の空気作動工具を接続して2台の空気作動工具3を同時に使用できるようにしている。なお、空気取出ユニットは補助タンク装置による圧縮空気供給システム1として少なくとも1つ形成されていればよいので、空気作動工具3a、3bを1台しか使用しない場合にはこの補助タンク装置30の空気取出ユニット36又は前述の補助タンク装置10の空気取出ユニット14の何れかを省略することができる。
前記補助タンク装置10と補助タンク装置30の空気タンク11、31は長胴型に形成されており、この空気タンクの下面側には補助タンク装置10、30を床面等に設置するためのゴム等で形成されている設置脚21が取り付けられており、更にこれらの空気タンク11、31の上面にはU字状に形成されたグリップ7の両端を取り付けるための2つのブラケット22が空気タンク11、31の長手方向に沿って間隔を隔てて形成されており、U字状に形成されたグリップ7の両端部をこれらの前記ブラケット22にネジ止めして取り付け、補助タンク装置10、30をこのU字状に形成された前記グリップ7によって可搬できるようにしている。
前記補助タンク装置10、30を組み合わせて補助タンク装置による圧縮空気供給システム1として構成する場合には、図1及び図6に示すように、両補助タンク装置10、30を各々の空気タンク11、31の長手方向軸が互いに並行となるように並設して、U字状に形成された前記グリップ7を空気タンク11、31の長手方向に対して直角方向に向けて、このグリップ7の両端部を両補助タンク装置10、30のブラケット22間に取り付けることによって、このグリップ7によって2つの補助タンク装置10,30をユニット化にして一体に可搬及び設置できるようにしている。更に、補助タンク装置10の空気供給口12に形成したニップル15と補助タンク装置30の空気供給口32に形成されているニップル35間を連通管5によって接続することによって、両補助タンク装置10、30の空気タンク11、31内が連通管5を介して連通される。
上記のように、本実施例によれば、空気タンク11、31を備えた圧縮空気供給システムとして、2つの空気供給口12、32を形成しているので2つのコンプレッサ2、2から同時に圧縮空気を空気タンク11、31内へ供給し、この空気タンク11、31を介して空気作動工具3a、3bへ駆動用の圧縮空気を供給するようにしているので、圧縮空気消費量の大きな空気作動工具を連続して使用したり又は、駆動時間が長いエアモータを使用している空気作動工具を連続して使用する作業時に、空気タンク11、31内の圧力が低下して作業が中断されてしまう時間がなくなるか、又は作業中断時間を大幅に短縮でき作業効率を向上させることが可能となる。
図7は本発明の補助タンク装置による圧縮空気供給システムの別の実施例を示すもので、この実施例に係る補助タンク装置による圧縮空気供給システム1aは、前述の実施例の補助タンク装置10及び補助タンク装置30と、更に空気タンク全体の容積を増大するための補助タンク装置40を組み合わせて補助タンク装置による圧縮空気供給システム1aとして構成している。図8及び図9に示すように、この補助タンク装置40は、下面側に設置脚21を取り付けた長胴型の空気タンク41を備えており、この空気タンク41の上面側には隣接して配置される補助タンク装置の空気タンク内と連通させる連通管5を接続するための2つのニップル15を取り付けている連通口42が形成されている。
また、前記補助タンク装置40には、端部が空気タンク41内の底部に配置されたドレンパイプ19と該ドレンパイプ19を介して空気タンク41内のドレンを空気タンク41外へ排出させるドレンコック20が形成されており、空気タンク41内の底部に溜まったドレンを必要により排出できるようにしている。更に、この補助タンク装置40の空気タンク41の上面には前述の補助タンク装置10、30と同様にU字状のグリップ7を取り付けるためのブラケット22が形成されている。そして、この補助タンク装置40には、前記補助タンク装置10、30に形成されている空気供給口12、32と空気取出ユニット14、36は形成されていない。
この補助タンク装置40は図7に示すように、前述の補助タンク装置10及び補助タンク装置30と組み合わせて補助タンク装置による圧縮空気供給システム1aを構成して使用される。補助タンク装置40は前記補助タンク装置10、30の間に並列して配置され、2つのU字状のグリップ7の各々の両端を補助タンク装置10と補助タンク装置40のブラケット22及び補助タンク装置30と補助タンク装置40のブラケット22間にネジ止めして取り付け、更に、補助タンク装置10と補助タンク装置30の残ったブラケット22間を連結杆8によって連結することによって、3つの補助タンク装置10、30、40を一体に連結させている。
更に、補助タンク装置40の連通口40に取り付けられている1つのニップル15と補助タンク装置10の空気供給口12に取り付けられているニップル15との間を連通管5によって接続することによって補助タンク装置10の空気タンク11内と補助タンク装置40の空気タンク41内とを連通させ、更に、連通口40に取り付けられている他方のニップル15と補助タンク装置30の空気供給口32に取り付けられているニップル15間を連通管5によって接続することによって、補助タンク装置30の空気タンク31内と補助タンク装置40の空気タンク41内とを連通させている。
そして、補助タンク装置10の空気供給口12に形成されているエアプラグ13と、補助タンク装置30の空気供給口32に形成されているエアプラグ13をコンプレッサ2に接続して2台のコンプレッサ2から補助タンク装置による圧縮空気供給システム1aの3つの空気タンク11、31、41内に圧縮空気を供給するようにしている。そして、補助タンク装置10と補助タンク装置30に形成されている空気取出しユニット14、36の何れかのソケット部18、39に1つの常圧専用の空気作動工具3a、又は、高圧専用の空気作動工具3bを接続して1つの空気作動工具3よって作業をしたり、又は、補助タンク装置10と補助タンク装置30の両方のソケット部18、39に各々空気作動工具3a、3bを接続して同時に2つの空気作動工具3a、3bよる作業を行うことができる。なお、補助タンク装置10の空気供給口12のみに1台のコンプレッサ2を接続して、前記補助タンク装置30の空気供給口32に形成されている遮断弁33を閉じた状態で使用することによって、1台のコンプレッサに接続して使用する通常の補助タンク装置としての使用が可能である。
上記実施例による補助タンク装置による圧縮空気供給システム1によれば、各々に1つの空気供給口12、32を形成した補助タンク装置10、30を任意に組み合わせすることによって、接続するコンプレッサの台数や空気タンク容量等を任意に構成することが可能となり、空気作動工具3a、3bの駆動条件や作業条件に併せて任意に補助タンク装置による圧縮空気供給システム1を構成することが可能である。また、これらの補助タンク装置による圧縮空気供給システム1に空気供給口12、32や空気取出ユニット14、36を形成していない補助タンク装置40を任意に連結することによってタンク容量を増大させた補助タンク装置による圧縮空気供給システム1aを形成することができ、更にエア消費量の大きな空気作動工具3a、3bや、複数の空気作動工具の同時使用による連続作業時間を長くすることができる。
前述の実施例では、各々に空気タンク11、31が形成されるとともに空気供給口12、32が各々1つずつ形成されている補助タンク装置10、30を連結することによって、複数の空気供給口12、32が形成された補助タンクユニット1として形成しているが、1つの空気タンクに複数の空気供給口を形成して、複数のコンプレッサからこの1つの空気タンク内へ圧縮空気を供給させるようにしてもよい。更に、これらの複数の空気供給口の1つを除いた空気供給口に開閉弁を形成して構成し、コンプレッサを接続しない空気供給口を閉じられるようにすることによって、任意の台数のコンプレッサを接続して使用することが可能となる。
また、前述の実施例では、常圧専用の空気取出ユニット14が形成された補助タンク装置10と高圧専用の空気取出ユニット14を形成した補助タンク装置30を連結して補助タンク装置による圧縮空気供給システム1を構成して、常圧専用の空気作動工具と高圧専用の空気作動工具とを各1台ずつ接続して使用できるようにしているが、両方の補助タンク装置10、30に何れも常圧専用の空気取出ユニット14を形成したり、又は両方の補助タンク装置10、30の空気取出ユニット14を何れも高圧専用にしたり、更に、空気作動工具3を1台しか使用しない場合には何れかの補助タンク装置の空気取出ユニットを形成しない構成としても良い。
更に、前記補助タンク装置30の空気供給口32に形成されている遮断弁33として、実施例ではレバー34の操作によって人為的に遮断弁33を開閉操作するようにしているが、この空気供給口32のエアプラグ13に接続されたコンプレッサ2から圧縮空気が供給されている際にはこの供給圧力によって開放して圧縮空気を空気タンク31内へ供給し、エアプラグ13にコンプレッサ2が接続されていないときには自動的に閉じて空気タンク31内からエアプラグ13側への圧縮空気の流出を遮断するようにしたボール弁等を形成しても良い。
1、1a 圧縮空気供給システム
2 コンプレッサ
3a、3b 空気作動工具
5 連通管
10 補助タンク装置
11 空気タンク
12 空気供給口
14 空気取出ユニット
30 補助タンク装置
31 空気タンク
32 空気供給口
33 遮断弁
2 コンプレッサ
3a、3b 空気作動工具
5 連通管
10 補助タンク装置
11 空気タンク
12 空気供給口
14 空気取出ユニット
30 補助タンク装置
31 空気タンク
32 空気供給口
33 遮断弁
Claims (2)
- コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクを備え、複数台のコンプレッサと接続することによって同時に複数のコンプレッサから圧縮空気を前記空気タンク内に供給できるように前記空気タンク内と連通された複数の空気供給口が形成されるとともに、前記複数の空気供給口のうちの1つを除いた各々の空気供給口に遮断弁を形成してコンプレッサに接続されていない空気供給口を閉鎖できるようにしたことを特徴とする補助タンク装置による圧縮空気供給システム。
- コンプレッサから供給される圧縮空気を貯留するようにした空気タンクと、該空気タンク内に圧縮空気を取り込むための1つの空気供給口とを備えるとともに1つの補助タンク装置を除いた他の補助タンク装置の空気供給口に該空気供給口と空気タンク内とを開閉できるようにした遮断弁を形成してなる複数の補助タンク装置によって構成され、前記補助タンク装置を複数組み合わせて各補助タンク装置の空気タンク内を連通管によって連通させて一体に構成し、各々の空気供給口を介して接続される複数のコンプレッサから同時に圧縮空気を前記空気タンク内へ供給するようにしたことを特徴とする補助タンク装置による圧縮空気供給システム。
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- 2004-12-10 JP JP2004358788A patent/JP2006162046A/ja active Pending
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