JP2006161700A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 副燃料ポンプの消費電力を少なくしかつ副燃料ポンプ内の固着を防止する。
【解決手段】 燃料供給装置10では、空センサ36が燃料20によって完全に液没された際に副燃料ポンプ32が作動されると共に、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されない際に副燃料ポンプ32の作動が停止される。このため、副燃料ポンプ32の消費電力を少なくできる。さらに、副燃料ポンプ32が作動されない際には、サイホン管42がサイホン作用により主室14から副室16へ燃料20を移送する。このため、空センサ36が燃料20によって完全に液没されて副燃料ポンプ32が作動されることで、副燃料ポンプ32が長時間作動されないことを抑制でき、副燃料ポンプ32内の固着を防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンへ燃料を供給する燃料供給装置に関する。
燃料供給装置としては、鞍型の燃料タンクにおける副室から主室へジェットポンプによって燃料を移送可能とされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この燃料供給装置では、主室に燃料が充分にある際に副室から主室へジェットポンプによって燃料が移送されない一方、主室に燃料が充分にない際にエンジンから燃料タンク(主室)へのリターン燃料の還流により生じる負圧によってジェットポンプが副室から主室へ燃料を吸引移送する。
ここで、この燃料供給装置では、燃料供給量を多く必要とする大排気量や高出力のエンジンである場合や、燃料タンクへのリターン燃料が少ないエンジン(コモンレールディーゼルエンジン等)である場合には、ジェットポンプのみでは副室から主室への燃料移送量が不足する。
このため、仮に、この燃料供給装置において、副室から主室へ燃料を移送する移送ポンプを別途設置したとする。
しかしながら、この場合、消費電力を少なくするために、副室に燃料がない際には移送ポンプの作動を停止させる構成にすると、一般に移送ポンプ内は燃料によって潤滑されるため、移送ポンプが長時間作動されないことで移送ポンプ内が固着する可能性がある。一方、移送ポンプ内の固着を防止するために、常に移送ポンプを作動させる構成にすると、移送ポンプの消費電力が多くなり(移送ポンプが無駄な電力を消費することになり)、燃費が悪化する。
特開2000−356174公報
本発明は、上記事実を考慮し、燃料タンクの副室から主室へ燃料を移送する副燃料ポンプの消費電力を少なくできる共に、副燃料ポンプ内の固着を防止できる燃料供給装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の燃料供給装置は、主室及び副室が設けられた燃料タンクの前記主室からエンジンへ燃料を供給する主燃料ポンプと、前記副室から前記主室へ燃料を移送する副燃料ポンプと、前記副室の燃料のレベルを検出する検出手段と、前記主室から前記エンジンへ燃料が供給されるように前記主燃料ポンプを制御すると共に、前記検出手段で検出された前記副室の燃料のレベルが所定レベル以上の場合に、前記副室から前記主室へ燃料が移送されるように前記副燃料ポンプを制御する制御手段と、前記主室と前記副室とを連通し、前記副燃料ポンプによる移送量より少ない移送量で前記主室から前記副室へ燃料を移送する連通管と、を備えている。
請求項1に記載の燃料供給装置では、制御手段の制御により主燃料ポンプが燃料タンクの主室からエンジンへ燃料を供給する。
ここで、検出手段で検出された副室の燃料のレベルが所定レベル以上の場合に、制御手段は、副室から主室へ燃料が移送されるように副燃料ポンプを制御する。このため、副燃料ポンプが常には作動されないようにすることができ、副燃料ポンプの消費電力を少なくすることができる。
さらに、副燃料ポンプによる移送量より少ない移送量で連通管によって主室から副室へ燃料が移送される。これにより、副室の燃料のレベルが所定レベル以上になって副燃料ポンプが作動されることで、副燃料ポンプが長時間作動されないことを抑制でき、副燃料ポンプ内の固着を防止することができる。
請求項2に記載の燃料供給装置は、請求項1に記載の燃料供給装置において、前記連通管としてサイホン管を用いている。
請求項2に記載の燃料供給装置では、連通管としてサイホン管を用いている。このため、簡単な構造で主室から副室へ燃料を移送することができる。
請求項3に記載の燃料供給装置は、請求項1又は2に記載の燃料供給装置において、前記連通管の一端を前記主室の底部近傍に位置するよう配置し、かつ前記連通管の他端を前記副室の底部近傍に位置するよう配置している。
請求項3に記載の燃料供給装置では、連通管の一端が主室の底部近傍に位置するよう配置されている。このため、主室の燃料が少ない際でも、連通管が主室から副室へ燃料を移送することができる。
さらに、連通管の他端が副室の底部近傍に位置するよう配置されている。このため、連通管が主室から副室へ移送する燃料が連通管の他端から副室の燃料液面へ流下することによる音の発生を抑制することができる。
請求項4に記載の燃料供給装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記副室から前記主室へ移送される燃料が前記連通管を介して移送されるように、前記副燃料ポンプと前記連通管とを接続している。
請求項4に記載の燃料供給装置では、副燃料ポンプと連通管とが接続されることで、副室から主室へ移送される燃料が連通管を介して移送される。このため、連通管によって燃料を副室から主室へ移送することができる。
請求項5に記載の燃料供給装置は、請求項4に記載の燃料供給装置において、前記副室から前記主室へ移送される燃料が前記連通管を介して移送されている間、前記連通管から前記副室へ燃料が流出しないように流出防止手段を設けている。
請求項5に記載の燃料供給装置では、副室から主室へ移送される燃料が連通管を介して移送されている間、流出防止手段によって連通管から副室へ燃料が流出しないようにされている。このため、副燃料ポンプの燃料移送力の無駄を防止することができる。
請求項6に記載の燃料供給装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記副室から前記主室へ燃料が移送されている間、前記連通管が前記副室から燃料を吸引して前記主室へ移送する。
請求項6に記載の燃料供給装置では、副室から主室へ燃料が移送されている間、連通管が副室から燃料を吸引して主室へ移送する。このため、副室から主室への燃料移送量を多くすることができる。
請求項7に記載の燃料供給装置は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記制御手段は、前記検出手段で検出された前記副室の燃料のレベルが所定レベルより低い場合に、前記副室から前記主室へ燃料が移送されないように前記副燃料ポンプを制御する。
請求項7に記載の燃料供給装置では、検出手段で検出された副室の燃料のレベルが所定レベルより低い場合に、制御手段が、副室から主室へ燃料が移送されないように副燃料ポンプを制御する。
これにより、一旦副室の燃料のレベルが所定レベルより低くなった後には、副燃料ポンプが作動される際における副室の燃料のレベルと副燃料ポンプの作動が現実に停止される際における副室の燃料のレベルとの差は小さくなる。
このため、一旦副室の燃料のレベルが所定レベルより低くなった後には、副燃料ポンプが1回の作動で副室から主室へ移送する燃料が少なくなる。これにより、副燃料ポンプの1回の作動時間を短くでき、副燃料ポンプの消費電力を確実に少なくすることができる。
さらに、副燃料ポンプの1回の作動停止中に連通管により主室から副室へ移送される燃料が少なくなる。これにより、連通管による燃料移送量が副燃料ポンプによる燃料移送量より少ないにも拘らず、副燃料ポンプが長時間作動されないことを確実に抑制でき、副燃料ポンプ内の固着を確実に防止することができる。
また、副燃料ポンプの1回の作動停止中に連通管により主室から副室へ移送される燃料が少なくなくても、連通管による燃料移送量が副燃料ポンプによる燃料移送量より少ないため、副燃料ポンプが比較的長時間作動されない。このため、副燃料ポンプの消費電力を確実に少なくすることができる。
請求項8に記載の燃料供給装置は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記所定レベルより低い低レベルを設け、前記制御手段は、前記副室の燃料のレベルが低下して前記低レベルになったときに前記副燃料ポンプを停止し、前記副室の燃料のレベルが上昇して前記所定レベル以上になったときに前記副燃料ポンプを作動させて、前記副室の燃料のレベルが前記所定レベル以上の場合に前記副室から前記主室へ燃料が移送されるように前記副燃料ポンプを制御する。
請求項8に記載の燃料供給装置では、制御手段が、副室の燃料のレベルが低下して所定レベルより低い低レベルになったときに副燃料ポンプを停止し、副室の燃料のレベルが上昇して所定レベル以上になったときに副燃料ポンプを作動させるように、副燃料ポンプを制御する。
ここで、所定レベルと低レベルとの差を小さくすることで、一旦副室の燃料のレベルが低レベルより低くなった後には、副燃料ポンプが作動される際における副室の燃料のレベル(所定レベル)と副燃料ポンプの作動が停止される際における副室の燃料のレベル(低レベル)との差が小さくなる。
このため、一旦副室の燃料のレベルが低レベルになった後には、副燃料ポンプが1回の作動で副室から主室へ移送する燃料が少なくなる。これにより、副燃料ポンプの1回の作動時間を短くでき、副燃料ポンプの消費電力を確実に少なくすることができる。
さらに、副燃料ポンプの1回の作動停止中に連通管により主室から副室へ移送される燃料が少なくなる。これにより、連通管による燃料移送量が副燃料ポンプによる燃料移送量より少ないにも拘らず、副燃料ポンプが長時間作動されないことを確実に抑制でき、副燃料ポンプ内の固着を確実に防止することができる。
また、副燃料ポンプの1回の作動停止中に連通管により主室から副室へ移送される燃料が少なくなくても、連通管による燃料移送量が副燃料ポンプによる燃料移送量より少ないため、副燃料ポンプが比較的長時間作動されない。このため、副燃料ポンプの消費電力を確実に少なくすることができる。
本発明では、副燃料ポンプの消費電力を少なくできる共に、副燃料ポンプ内の固着を防止できる。
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る燃料供給装置10が概略的な断面図にて示されている。なお、図面では、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係る燃料供給装置10は、車両に設けられており、燃料タンク12を備えている。燃料タンク12は、断面略逆U字形(鞍型)の容器状にされており、燃料タンク12内の下側部には一側において主室14が設けられると共に他側において副室16が設けられ、かつ、燃料タンク12内の上側部には主室14及び副室16に連通する連通室18が設けられている。
燃料タンク12内には燃料(ガソリン)20を供給(給油)可能にされており、燃料タンク12内へ供給される燃料20は主室14へ供給される。さらに、主室14に燃料20が満杯まで供給された後には、主室14から溢れた燃料20が連通室18を介して副室16へ供給される。これにより、副室16にも燃料20が満杯まで供給されることで、燃料タンク12内に燃料20が満杯(所謂満タン)まで供給される。
主室14の下部には、主燃料ポンプ(燃料ポンプ)22が設けられており、主燃料ポンプ22は、供給路としてのメイン配管24を介して、受給機構としての車両のエンジン26へ接続(連通)されている。主燃料ポンプ22及びエンジン26は燃料タンク12外に設けられた制御手段としてのECU38に配線40を介して接続されており、ECU38の制御によりエンジン26が作動(駆動)された際には、ECU38の制御により主燃料ポンプ22が作動(駆動)されることで、主室14底部近傍の燃料20が主燃料ポンプ22によって吸引されてメイン配管24を介してエンジン26へ供給される。
メイン配管24には、主燃料ポンプ22内の中間部において、リターン路としてのリターン配管28の上端が接続されており、リターン配管28は、主室14に配置されて、下端が主室14の底部近傍に配置されている。リターン配管28の中間部には圧力調整機構としてのプレッシャーレギュレータ30が設けられており、プレッシャーレギュレータ30はECU38に配線40を介して接続されている。ECU38の制御によりプレッシャーレギュレータ30が必要に応じてメイン配管24からリターン配管28を介して主室14の底部近傍へ燃料20を戻す(還流させる)ことで、主燃料ポンプ22からメイン配管24を介してのエンジン26への燃料20の供給圧力が調整される。
なお、エンジン26は、特に、燃料20供給量を多く必要とする大排気量や高出力のものや、燃料タンク12へのリターン燃料が少ないもの(コモンレールディーゼルエンジン等)にされている。
副室16の下部には、副燃料ポンプ(移送用ポンプ)32が設けられており、副燃料ポンプ32には、移送路としての移送配管34の一端が接続されている。移送配管34は副室16から連通室18を介して主室14まで配置されており、移送配管34の他端は主室14の底部近傍に配置されている。副燃料ポンプ32はECU38に配線40を介して接続されており、ECU38が副燃料ポンプ32へ信号を送ってECU38の制御により副燃料ポンプ32が作動(駆動)された際には、副室16底部近傍の燃料20が副燃料ポンプ32によって吸引されて移送配管34を介して主室14の底部近傍へ移送される。また、副燃料ポンプ32の内部は、燃料20によって潤滑される。
副室16の底部近傍には、検出手段としての空センサ36が設けられており、空センサ36が副室16底部近傍の燃料20を検出することで、空センサ36が燃料20によって完全に液没されていること(副室16の燃料20のレベル(高さ)が所定レベル(空センサ36が燃料20によって完全に液没される最低のレベル)以上であり、副室16の燃料20が略空でないこと)、及び、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されていないこと(副室16の燃料20のレベルが所定レベルより低いことであり、副室16の燃料20が略空であること)が検出される。また、空センサ36はECU38に配線40を介して接続されている。
ここで、図1の1点鎖線で示す如く、空センサ36が燃料20によって完全に液没されたことが検出された際には、空センサ36がオフにされてECU38へセンサ信号を送信しない。これにより、副燃料ポンプ32が作動される。
一方、図1の2点鎖線で示す如く、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されていないことが検出された場合には、空センサ36がオンにされてECU38へセンサ信号を送信する。これにより、副燃料ポンプ32の作動が停止される。
主室14と副室16との間には、連通室18を介して、連通管としてのサイホン管42が配置されており、サイホン管42の一端は主室14の底部近傍に配置されると共に、サイホン管42の他端は副室16の底部近傍に配置されている。サイホン管42の他端には流出防止手段(流出防止機構)としてのジェットポンプ44が設けられており、ジェットポンプ44には分岐路としての分岐配管46の一端が接続されてジェットポンプ44がサイホン管42と分岐配管46とを連通すると共に、分岐配管46の他端は移送配管34の副室16配置部分に接続されている。ジェットポンプ44には円筒状のオリフィス48が設けられており、オリフィス48は、開口部48Aにおいてサイホン管42の他端を副室16の底部近傍へ開口させている。
ここで、副燃料ポンプ32が作動された際には、上述の如く副室16底部近傍の燃料20が副燃料ポンプ32によって吸引されて移送配管34を介して主室14の底部近傍へ移送されるのみならず、移送配管34を移送される燃料20が分岐配管46、ジェットポンプ44、及びサイホン管42を介して主室14の底部近傍へ移送される。しかも、分岐配管46からジェットポンプ44を介してサイホン管42へ移送される燃料20がジェットポンプ44内で移送経路を小さくされることにより移送速度を速くされてジェットポンプ44内に負圧が生じることで、副室16底部近傍の燃料20がオリフィス48の開口部48Aから吸引されてオリフィス48、ジェットポンプ44、及びサイホン管42を介して主室14の底部近傍へ移送される。
一方、副燃料ポンプ32が作動されない際には、サイホン管42内が完全に燃料20で満たされると共に、主室14の燃料20液面20Aが副室16の燃料20液面20Bよりも高い場合に、主室14底部近傍の燃料20がサイホン作用によりサイホン管42、ジェットポンプ44、及びオリフィス48を介してオリフィス48の開口部48Aから副室16の底部近傍へ僅かずつ移送される。
次に、本実施の形態の作用をECU38によって実行されるポンプ制御ルーチンを説明しながら説明する。
以上の構成の燃料供給装置10では、図2に示す如く、燃料タンク12内に燃料20が供給された後に、エンジン26が作動されることで、ステップ100において、主燃料ポンプ22が作動されて、主室14の燃料20が主燃料ポンプ22によってメイン配管24を介してエンジン26へ供給される。
次に、ステップ102において、空センサ36がオンにされているか否かが判断される。
ステップ102において、空センサ36がオフにされている(空センサ36が燃料20によって完全に液没されて副室16の燃料20が略空でない)と判断されると、ステップ104において、副燃料ポンプ32が作動される。これにより、副室16の燃料20が副燃料ポンプ32によって移送配管34を介して主室14へ移送されるのみならず、移送配管34を介して移送される燃料20が分岐配管46、ジェットポンプ44、及びサイホン管42を介して主室14へ移送される。しかも、副室16の燃料20がオリフィス48の開口部48Aから吸引されてオリフィス48、ジェットポンプ44、及びサイホン管42を介して主室14へ移送される。
一方、ステップ102において、空センサ36がオンにされている(空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されずに副室16の燃料20が略空である)と判断されると、ステップ106において、副燃料ポンプ32が作動されない。これにより、主室14の燃料20がサイホン作用によりサイホン管42、ジェットポンプ44、及びオリフィス48を介してオリフィス48の開口部48Aから副室16へ僅かずつ移送される。
ステップ106の次には、ステップ108において、副燃料ポンプ32の停止が所定時間継続したか否かが判断される。ステップ108において、副燃料ポンプ32の停止が所定時間継続していると判断されると、副室16へサイホン作用により移送する燃料20が主室14になく、主室14の燃料20が略空であると判断することができるので、ステップ110において、主室14及び副室16の燃料20が略空の際に点灯される車両の給油ランプ(図示省略)が点灯される。
ステップ104の後、ステップ108における否定判定の後、又はステップ110の後には、ステップ112において、エンジン26が停止されたか否かが判断される。
ステップ112において、エンジン26が作動していると判断されると、再度ステップ102に戻される。
一方、ステップ112において、エンジン26が停止されたと判断されると、ステップ114において、主燃料ポンプ22が停止されて主室14からエンジン26への燃料20の供給が停止される。さらに、ステップ116において、副燃料ポンプ32が作動しているか否かが判断される。ステップ116において、副燃料ポンプ32が作動していると判断されると、ステップ118において、副燃料ポンプ32が停止されて、処理が終了される。一方、ステップ116において、副燃料ポンプ32が作動していないと判断されると、処理が終了される。
以上により、例えば図3(A)に示す如く、燃料タンク12内に燃料20が満杯まで供給されて、主室14及び副室16に燃料20が満杯まで供給された後に、エンジン26が作動されると、主燃料ポンプ22が作動されると共に副燃料ポンプ32が作動されて、主室14に燃料20が満杯まで供給された状態が維持されると共に、副室16の燃料20が徐々に減少される。その後、副室16の燃料20が略空になると、主燃料ポンプ22が作動されると共に副燃料ポンプ32が作動されず、主室14の燃料20が徐々に減少されて主室14の燃料20が略空になる。
さらに、主室14及び副室16の燃料20が満杯の状態から略空になるまでに、エンジン26の作動が停止されると、主室14から副室16へ燃料20がサイホン作用により僅かずつ移送される。これにより、空センサ36が燃料20によって完全に液没された後に、エンジン26が作動されると、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されなくなるまで、副燃料ポンプ32が作動されて副室16から主室14へ燃料20が移送される。
また、例えば図3(B)に示す如く、燃料タンク12の主室14のみに燃料20が供給された後に、エンジン26が作動されると、主燃料ポンプ22が作動されると共に副燃料ポンプ32が作動されず、主室14の燃料20が徐々に減少されて主室14の燃料20が略空になる。
さらに、主室14の燃料20が略空の状態になるまでに、エンジン26の作動が停止されると、主室14から副室16へ燃料20がサイホン作用により僅かずつ移送される。これにより、空センサ36が燃料20によって完全に液没された後に、エンジン26が作動されると、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されなくなるまで、副燃料ポンプ32が作動されて副室16から主室14へ燃料20が移送される。
また、図3(B)では、燃料タンク12の主室14のみに燃料20が供給されることが繰り返されて、上記と同様の動作が繰り返される。
これにより、図3(A)及び図3(B)の何れの場合も、主室14の燃料20液面20Aを副室16の燃料20液面20Bより高い位置に維持でき、エンジン26への燃料20供給量が不足することを防止できる。
ここで、空センサ36が燃料20によって完全に液没されている際には、副燃料ポンプ32が作動される。また、空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されない際には、副燃料ポンプ32の作動が停止される。このため、副燃料ポンプ32の消費電力を少なくすることができ(副燃料ポンプ32による無駄な電力消費を防止でき)、車両の燃費を向上させることができる。
さらに、副燃料ポンプ32が作動されない際には、サイホン管42がサイホン作用により主室14から副室16へ燃料20を移送可能とされている。これにより、空センサ36が燃料20によって完全に液没されて副燃料ポンプ32が作動されることで、燃料20が副室16から主室14へ移送される。したがって、特に図3(B)の如く燃料タンク12の主室14のみに燃料20が供給されることが連続して行われた場合でも、副燃料ポンプ32が長時間作動されないことを抑制でき、副燃料ポンプ32内の固着を防止することができる。
また、一旦空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されなくなった後(図2のステップ114以降)には、副室16へ燃料20が追加供給された場合を除き、副燃料ポンプ32が作動される際における副室16の燃料20のレベルと副燃料ポンプ32の作動が現実に停止される際における副室16の燃料20のレベルとの差は小さくなる。
このため、一旦空センサ36の少なくとも一部が燃料20によって液没されなくなった後には、副室16へ燃料20が追加供給された場合を除き、副燃料ポンプ32が1回の作動で副室16から主室14へ移送する燃料20が少なくなる。これにより、副燃料ポンプ32の1回の作動時間を短くでき、副燃料ポンプ32の消費電力を確実に少なくすることができる。しかも、副燃料ポンプ32を小型化でき、低コスト化を図ることができる。
さらに、副燃料ポンプ32の1回の作動停止中にサイホン管42により主室14から副室16へ移送される燃料が少ない。これにより、サイホン管42のサイホン作用による主室14から副室16への燃料20移送量(燃料20移送速度)は副燃料ポンプ32の燃料20移送量(燃料20移送速度)に比し圧倒的に少ないにも拘らず、副燃料ポンプ32が長時間作動されないことを確実に抑制でき、副燃料ポンプ32内の固着を確実に防止することができる。
しかも、副燃料ポンプ32の1回の作動停止中にサイホン管42により主室14から副室16へ移送される燃料が少なくても、サイホン管42のサイホン作用による主室14から副室16への燃料20移送量は副燃料ポンプ32の燃料20移送量に比し圧倒的に少ないため、副燃料ポンプ32が比較的長時間作動されない。このため、副燃料ポンプ32の消費電力を一層確実に少なくすることができる。
また、副燃料ポンプ32が作動される際には、ジェットポンプ44がオリフィス48の開口部48Aから副室16への燃料20の流出を防止する。このため、副燃料ポンプ32の燃料20移送力の無駄を防止することができる。
さらに、副燃料ポンプ32が作動される際には、ジェットポンプ44内に負圧が生じることで、副室16の燃料20がオリフィス48の開口部48Aから吸引されてオリフィス48、ジェットポンプ44、及びサイホン管42を介して主室14へ移送される。このため、副燃料ポンプ32が作動される際における副室16から主室14への燃料20移送量を多くすることができる。
また、サイホン管42の主室14側端が主室14の底部近傍に配置されている。このため、主室14の燃料20が少ない際でも、サイホン管42がサイホン作用により主室14から副室16へ燃料20を移送することができる。
さらに、サイホン管42の副室16側端(オリフィス48の開口部48A)が副室16の底部近傍に配置されている。このため、サイホン管42がサイホン作用により主室14から副室16へ移送する燃料20がサイホン管42の副室16側端から副室16の燃料20液面20Bへ流下することによる音の発生を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る燃料供給装置60が概略的な断面図にて示されている。
本実施の形態に係る燃料供給装置60は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
燃料供給装置60では、サイホン管42の副室16側端に、上記第1の実施の形態におけるジェットポンプ44に代えて、流出防止手段(流出防止機構)としてのバルブ62が設けられており、バルブ62には分岐配管46の一端が接続されてバルブ62がサイホン管42と分岐配管46とを連通している。バルブ62には上記第1の実施の形態と同様のオリフィス48が設けられており、オリフィス48は、開口部48Aにおいてサイホン管42の他端を副室16の底部近傍へ開口させている。
図5に示す如く、オリフィス48内は開口部48A側部が反開口部48A側部に比し径が小さくされており、オリフィス48内には開口部48A側部において球状の閉鎖弁64が設けられている。閉鎖弁64とオリフィス48内の反開口部48A側部との間には、付勢手段としてのコイルスプリング66が架け渡されており、閉鎖弁64はオリフィス48内を閉鎖しない位置に配置されている。
ここで、副燃料ポンプ32が作動された際には、副室16底部近傍の燃料20が副燃料ポンプ32によって吸引されて移送配管34を介して主室14の底部近傍へ移送されるのみならず、移送配管34を移送される燃料20が分岐配管46、バルブ62、及びサイホン管42を介して主室14の底部近傍へ移送される。しかも、分岐配管46からバルブ62を介してサイホン管42へ移送される燃料20がコイルスプリング66の付勢力に抗して閉鎖弁64をオリフィス48の開口部48A側へ押圧することで、閉鎖弁64がオリフィス48内を閉鎖して(図5の2点鎖線参照)、燃料20のオリフィス48開口部48Aから副室16への流出が防止される。
一方、副燃料ポンプ32が作動されない際には、サイホン管42内が完全に燃料20で満たされると共に、主室14の燃料20液面20Aが副室16の燃料20液面20Bよりも高い場合に、閉鎖弁64がコイルスプリング66によってオリフィス48内を閉鎖しない位置に配置されることで、主室14底部近傍の燃料20がサイホン作用によりサイホン管42、バルブ62、及びオリフィス48を介してオリフィス48の開口部48Aから副室16の底部近傍へ僅かずつ移送される。
ここで、本実施の形態でも、副燃料ポンプ32が作動される際に副室16の燃料20がオリフィス48の開口部48Aから吸引されることによる効果を除き、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第3の実施の形態]
図6には、本発明の第3の実施の形態に係る燃料供給装置80が概略的な断面図にて示されている。
本実施の形態に係る燃料供給装置80は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
燃料供給装置80では、エンジン26がディーゼルエンジン等にされており、上記第1の実施の形態における主燃料ポンプ22に代えて、主燃料ポンプとしてのフィードポンプ82が設けられている。フィードポンプ82は燃料タンク12外のエンジン26に設けられており、フィードポンプ82にはメイン配管24の一端が接続されて、メイン配管24の他端は主室14の底部近傍に配置されている。フィードポンプ82はECU38に配線40を介して接続されており、ECU38の制御によりエンジン26が作動された際には、ECU38の制御によりフィードポンプ82が作動されることで、主室14底部近傍の燃料20がフィードポンプ82によってメイン配管24を介して吸引されてエンジン26へ供給される。
エンジン26には、リターン配管28の上端が接続されており、リターン配管28の下端は、主室14の底部近傍に配置されている。リターン配管28の燃料タンク12外における中間部にはプレッシャーレギュレータ30が設けられており、プレッシャーレギュレータ30はECU38に配線40を介して接続されている。ECU38の制御によりプレッシャーレギュレータ30が必要に応じてエンジン26からリターン配管28を介して主室14の底部近傍へ燃料20を戻す(還流させる)ことで、フィードポンプ82によるエンジン26への燃料20の供給圧力が調整される。
ここで、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様に流出防止手段としてジェットポンプ44を使用した構成としたが、上記第2の実施の形態と同様に流出防止手段としてバルブ62(閉鎖弁64及びコイルスプリング66を含む)を使用した構成としてもよい。
[第4の実施の形態]
本実施の形態に係る燃料供給装置90は、図1に示す上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態に係る燃料供給装置90では、空センサ36が副室16底部近傍の燃料20を検出することで、副室16の燃料20のレベル(高さ)が所定レベル(例えば空センサ36が燃料20によって完全に液没される最低のレベル)以上であること(例えば空センサ36が燃料20によって完全に液没されて、副室16の燃料20が略空でないこと)、及び、副室16の燃料20のレベルが所定レベルより低い低レベル(例えば空センサ36が燃料20によって全く液没されない最高のレベル)以下であること(例えば空センサ36が燃料20によって全く液没されずに、副室16の燃料20が略空であること)が検出される。また、所定レベルと低レベルとの差は小さくされている。
さらに、副室16の燃料20のレベルが所定レベル以上であることが検出された際には、空センサ36がオフにされてECU38へセンサ信号を送信しない。これにより、副燃料ポンプ32が作動される。
また、副燃料ポンプ32が作動されている際に、副室16の燃料20のレベルが所定レベルより低い低レベル以下になったことが検出された場合には、空センサ36がオンにされてECU38へセンサ信号を送信する。これにより、副燃料ポンプ32の作動が停止される。
次に、本実施の形態の作用をECU38によって実行されるポンプ制御ルーチンを説明しながら説明する。
以上の構成の燃料供給装置90では、図7に示す如く、燃料タンク12内に燃料20が供給された後に、エンジン26が作動されることで、ステップ200において、主燃料ポンプ22が作動されて、主室14の燃料20が主燃料ポンプ22によってメイン配管24を介してエンジン26へ供給される。
次に、ステップ202において、副室16の燃料20のレベル(L)が所定レベル(L2)以上であるか否かが判断される。
ステップ202において、副室16の燃料20のレベル(L)が所定レベル(L2)以上である(副室16の燃料20が略空でない)と判断されると、ステップ204において、フラグがリセットされて(F←0)、上記第1の実施の形態(図2)と同様に、ステップ104において、副燃料ポンプ32が作動されて、以降、上記第1の実施の形態(図2)と同様に制御される。
一方、ステップ202において、副室16の燃料20のレベル(L)が所定レベル(L2)よりも低いと判断されると、ステップ206において、副室16の燃料20のレベル(L)が低レベル(L1)以下であるか否かが判断される。
ステップ206において、副室16の燃料20のレベル(L)が低レベル(L1)以下である(副室16の燃料20が略空である)と判断されると、ステップ208において、フラグがセットされて(F←1)、上記第1の実施の形態(図2)と同様に、ステップ106において、副燃料ポンプ32が作動されず、以降、上記第1の実施の形態(図2)と同様に制御される。
一方、ステップ206において、副室16の燃料20のレベル(L)が低レベル(L1)より高い(L1<L<L2である)と判断されると、ステップ210において、フラグがセットされている(F=1)か否かが判断される。ステップ210において、フラグがリセットされている(F=0)と判断されると、上記ステップ104へ移行される。一方、ステップ210において、フラグがセットされている(F=1)と判断されると、上記ステップ106へ移行される。
また、ステップ112において、エンジン26が作動していると判断されると、再度ステップ202に戻される。
ここで、本実施の形態では、所定レベル(L1)と低レベル(L2)との差が小さくされている。このため、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様に流出防止手段としてジェットポンプ44を使用した構成としたが、上記第2の実施の形態と同様に流出防止手段としてバルブ62(閉鎖弁64及びコイルスプリング66を含む)を使用した構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様に燃料タンク12内に主燃料ポンプ22及びプレッシャーレギュレータ30を配置した構成としたが、上記第3の実施の形態と同様に燃料タンク12内に主燃料ポンプとしてのフィードポンプ82及びプレッシャーレギュレータ30を配置した構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る燃料供給装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る燃料供給装置におけるECUによって実行されるポンプ制御ルーチンを示すフローチャートである。 (A)及び(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る燃料供給装置における主室及び副室の燃料残量(縦軸)の時間(横軸)経過による変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料供給装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料供給装置におけるバルブ(オリフィスを含む)を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る燃料供給装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る燃料供給装置におけるECUによって実行されるポンプ制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 燃料供給装置
12 燃料タンク
14 主室
16 副室
20 燃料
22 主燃料ポンプ
26 エンジン
32 副燃料ポンプ
36 空センサ(検出手段)
38 ECU(制御手段)
42 サイホン管(連通管)
44 ジェットポンプ(流出防止手段)
60 燃料供給装置
62 バルブ(流出防止手段)
80 燃料供給装置
82 フィードポンプ(主燃料ポンプ)
90 燃料供給装置

Claims (8)

  1. 主室及び副室が設けられた燃料タンクの前記主室からエンジンへ燃料を供給する主燃料ポンプと、
    前記副室から前記主室へ燃料を移送する副燃料ポンプと、
    前記副室の燃料のレベルを検出する検出手段と、
    前記主室から前記エンジンへ燃料が供給されるように前記主燃料ポンプを制御すると共に、前記検出手段で検出された前記副室の燃料のレベルが所定レベル以上の場合に、前記副室から前記主室へ燃料が移送されるように前記副燃料ポンプを制御する制御手段と、
    前記副燃料ポンプによる移送量より少ない移送量で前記主室から前記副室へ燃料が移送されるように前記主室と前記副室とを連通する連通管と、
    を備えた燃料供給装置。
  2. 前記連通管としてサイホン管を用いた請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 前記連通管の一端を前記主室の底部近傍に位置するよう配置し、かつ前記連通管の他端を前記副室の底部近傍に位置するよう配置した請求項1又は2記載の燃料供給装置。
  4. 前記副室から前記主室へ移送される燃料が前記連通管を介して移送されるように、前記副燃料ポンプと前記連通管とを接続した請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料供給装置。
  5. 前記副室から前記主室へ移送される燃料が前記連通管を介して移送されている間、前記連通管から前記副室へ燃料が流出しないように流出防止手段を設けた請求項4記載の燃料供給装置。
  6. 前記副室から前記主室へ燃料が移送されている間、前記連通管が前記副室から燃料を吸引して前記主室へ移送する請求項1〜5のいずれか1項記載の燃料供給装置。
  7. 前記制御手段は、前記検出手段で検出された前記副室の燃料のレベルが前記所定レベルより低い場合に、前記副室から前記主室へ燃料が移送されないように前記副燃料ポンプを制御する請求項1〜6のいずれか1項記載の燃料供給装置。
  8. 前記所定レベルより低い低レベルを設け、前記制御手段は、前記副室の燃料のレベルが低下して前記低レベルになったときに前記副燃料ポンプを停止し、前記副室の燃料のレベルが上昇して前記所定レベル以上になったときに前記副燃料ポンプを作動させて、前記副室の燃料のレベルが前記所定レベル以上の場合に前記副室から前記主室へ燃料が移送されるように前記副燃料ポンプを制御する請求項1〜6のいずれか1項記載の燃料供給装置。
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