JP2006160353A - 易開封性容器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
接着強度や接着位置の管理が容易であり、より簡易な構成によって、容器外方から蓋体を剥離開封する際には、容易に蓋体を剥離できるようにするとともに、容器内方から蓋体に作用する引き剥がし力に対しては、蓋体が容易に剥離しないようにした易開封性容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
フランジ23の上面231に、容器内方側に未接着部(又は弱接着部)δ2が形成されるようにシール材4を接着しておき、蓋体3のヒートシール層31とシール材4とが、シール材4とフランジ23との未接着部(又は弱接着部)δ2を除く部分の接着強度よりも弱い接着強度で接着されるように、蓋体3をフランジ23にヒートシールする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、容器本体の開口周縁部にヒートシールされた蓋体の容器外方からの剥離開封を容易にしつつ、容器内方からの引き剥がしに対しては、蓋体が容易に剥離しないようにした易開封性容器及びその製造方法に関する。
従来、カップ状又はトレイ状などの所定の容器形状に成形された容器本体の開口周縁部に、ヒートシール層を備えた蓋体をヒートシールすることで、食品類などの内容物を密封収容する密封容器が広く用いられている。
この種の密封容器にあっては、容器を開封して内容物を取り出す際に、蓋体が容易に剥離開封できる易開封性が求められるとともに、内容物を密封収容した後の加熱殺菌処理や、落下衝撃などによる内圧上昇によっても蓋体が剥がれてしまわないように、高い剥離強度が要求される。
このため、容器内方から蓋体を引き剥がそうとする力に対しては高い剥離強度を示す一方、容器外方から蓋体を剥離開封する際には、容易に蓋体を剥離できるようにした易開封性の容器が各種提案されている。
例えば、特許文献1、2には、易剥離強度で積層された積層体を、蓋体と容器本体のフランジとに強固に接着せしめ、容器内方から蓋体を引き剥がそうとする力に対しては、積層体と蓋体又はフランジとの間の強固な接着力により蓋体の剥離を回避しつつ、容器外方から蓋体を剥離開封する際には、積層体自身の剥離によって容易に蓋体が剥離されるようにした容器が開示されている。
また、特許文献3〜5には、予め蓋体又はフランジに介在部材を易剥離強度で接着しておき、これらをヒートシールにより強固に接着してなる容器が開示されており、蓋体を剥離開封する際に、易剥離強度で接着された介在部材と、蓋体又はフランジとの間で容易に剥離されるようにしてある。
特開平1−294466号公報 実開昭63−70962号公報 特開昭64−45276号公報 実開昭61−180976号公報 実開昭63−28668号公報
しかしながら、これらの特許文献に開示された容器は、易開封性容器としての性能を十分に備えたものであるが、市場の要求性能の高まりに応えるためには、未だ改善の余地が残されていた。
例えば、特許文献1,2に開示された容器は、それ自身の層間剥離又は凝集剥離が可能となるように構成された積層体を用意しなければならず、構造の複雑化に伴って多くの製造工程が必要となるだけでなく、製品管理の手間も増えてしまうとともに、コスト的な不利も避けられない。
また、特許文献3〜5に開示された容器は、蓋体又はフランジに介在部材を易剥離強度で接着しておき、これらをヒートシールにより強固に接着するというものであり、後のヒートシール工程において、易剥離強度で接着された介在部材と蓋体又はフランジとの接着強度が変動してしまったり、接着強度の変動を避けるために材料やヒートシール条件が制限されてしまったりする。
このような不具合は、特許文献1,2においても同様にいえることであり、これらの従来の技術においては、接着強度の管理を厳密に行う必要があった。
また、このような従来の技術では、容器内方から蓋体を引き剥がそうとする力に対して高い剥離強度が示されるようにするために、介在部材(積層体)が強固に接着される範囲を調整して、易剥離強度で接着された部位に引き剥がし力が作用しないようにしており、例えば、特許文献1では、積層体とフランジとのシール部の内側端縁を、積層体と蓋体とのシール部の内側端縁よりも容器内方側に位置させなければならず、接着位置の管理も厳密に行わなければならなかった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、接着強度や接着位置の管理が容易であり、より簡易な構成によって、容器外方から蓋体を剥離開封する際には、容易に蓋体を剥離できるようにするとともに、容器内方から蓋体に作用する引き剥がし力に対しては、蓋体が容易に剥離しないようにした易開封性容器及びその製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る易開封性容器は、ヒートシール層を内面に備えた蓋体を、前記ヒートシール層を容器本体の開口周縁部に対向させてヒートシールしてなる易開封性容器であって、前記開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材が接着されているとともに、前記蓋体のヒートシール層と前記シール材とが、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度よりも弱い接着強度で接着されるように、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなる構成としてある。
このような構成とすることにより、容器内方から蓋体に作用する引き剥がし力に対しては、蓋体が容易に剥離しないように高い剥離強度を示すとともに、容器外方からの蓋体の剥離開封を容易にして、易開封性を確保することができるが、より具体的には、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度が30N/15mm以上であり、前記蓋体のヒートシール層と前記シール材との接着強度が5〜30N/15mmであるのが好ましい。
本発明に係る易開封性容器にあっては、前記蓋体のヒートシール層と前記シール材とを、容器外方周縁側に未接着部が形成されるように接着することができる。これにより、蓋体の剥離開封をより容易なものとすることができる。
また、本発明に係る易開封性容器にあっては、前記開口周縁部の上面の容器内方側に、前記シール材との接着を阻害する処理を施して、前記開口周縁部と前記シール材との間に前記未接着部又は前記弱接着部を形成することができ、より具体的には、前記シール材との接着を阻害する処理を、凹凸加工による粗面処理、又は非貼着性材料の塗工処理とすることができる。
これにより、シール材を開口周縁部に接着する際に、未接着部又は弱接着部の形成が容易になるだけでなく、蓋体をヒートシールするとき、未接着部又は弱接着部におけるシール材が開口周縁部に接着してしまわないようにすることができる。
また、本発明に係る易開封性容器にあっては、前記シール材を単層構成とすることができ、シール材を、それ自身の層間剥離又は凝集剥離が可能となるように構成された積層体とする必要はない。
また、本発明に係る易開封性容器にあっては、前記開口周縁部を、前記容器本体の開口部の周縁に沿って水平に張り出すフランジからなるものとし、前記フランジの外周縁には、周方向に沿って垂下するスカート部を一体に形成することができる。
これにより、ヒートシール用のフランジを容器本体の開口部の周縁に沿って設ける場合であっても、蓋体を剥離開封する際に、蓋体に接着した状態のままフランジが持ち上がってしまうのを防止し、蓋体の剥離開封がより良好に行われるようにすることができる。
また、本発明に係る易開封性容器は、容器本体の開口部を覆う蓋体を前記容器本体の開口周縁部に剥離可能に設けてなる易開封性容器であって、容器本体の開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材が接着されているとともに、前記蓋体が、容器外方周縁側において前記シール材との間に未接着部が形成されるように、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度よりも弱い易剥離性の接着強度で前記シール材に接着されている構成とすることもできる。
このような構成とすることにより、容器内方から蓋体に作用する引き剥がし力に対しては、蓋体が容易に剥離しないように高い剥離強度を示すとともに、容器外方からの蓋体の剥離開封をより容易にすることができる。
また、本発明に係る易開封性容器の製造方法は、ヒートシール層を内面に備えた蓋体を、前記ヒートシール層を容器本体の開口周縁部に対向させて載置し、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなる易開封性容器の製造方法であって、前記開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材を予め接着しておき、前記蓋体のヒートシール層と前記シール材との接着強度が、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度より弱くなるように、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなる方法としてある。
このような方法とすることにより、容器内方から蓋体に作用する引き剥がし力に対しては、蓋体が容易に剥離しないように高い剥離強度を示すとともに、容器外方からの蓋体の剥離開封を容易にした易開封性容器を製造することができる。
本発明によれば、容器本体にヒートシールされた蓋体の剥離開封を容易にして易開封性を確保しつつ、容器内方からの蓋体の引き剥がしに対しては、蓋体が容易に剥離しないようにした易開封性容器を得ることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1(a)は、本発明に係る易開封性容器の一実施形態を概略的に示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。また、図2は、図1(b)において破線で囲む部分の要部拡大図である。
図1に示す例において、容器1は、容器本体2と、容器本体2に内容物を収容した後に、容器本体2の開口周縁部にヒートシールされる蓋体3とからなっている。容器本体2は、胴部21、胴部21の下端に連なる底部22、及び胴部21の上端に連なるヒートシール用のフランジ23を有している。
フランジ23は、容器本体2の開口部の周縁に沿って水平に張り出すように形成されており、容器本体2の開口周縁部をなしている。また、フランジ23の上面231には、フランジ23の全周にわたって積層される環状のシール材4が、容器内方側に未接着部δ2が形成されるように接着されている。
このとき、フランジ23とシール材4との接着強度は、シール材4がフランジ23から容易に剥離してしまわないように、高い接着強度に設定するものとし、好ましくは30N/15mm以上、より好ましくは40N/15mm以上に設定される。
フランジ23には、ヒートシール層31を内面に備えた蓋体3がヒートシールされ、これによって容器本体2の開口部が密封されるが、この際、直接には、フランジ23の上面231に積層されたシール材4と、蓋体3のヒートシール層31とが接着される。
ヒートシールは、フランジ23の上面231に積層されたシール材4に、蓋体3のヒートシール層31を当接させた状態で、フランジ23を受け台に載置し、ヒートシールバー、高周波誘導加熱ヒートシールヘッド、誘電加熱ヒートシールヘッド、超音波ヒートシールヘッドなどにより、シール部を加熱加圧することにより行われる。
蓋体3をヒートシールするにあたり、そのヒートシール条件は、蓋体3のヒートシール層31を構成するヒートシール性樹脂や、シール材4の材料などによっても異なるが、蓋体2の剥離開封性を考慮して、蓋体3のヒートシール層31とシール材4とが、好ましくは5〜30N/15mm、より好ましくは10〜20N/15mmの接着強度で接着されるように適宜設定され、通常は、160〜220℃程度のヒートシール温度で行う。また、シールヘッドの押圧力は、通常、1.0〜2.5MPa(10〜25kg/cm)程度であり、ヒートシール時間は、通常、0.5〜2.0秒程度である。
このように、本実施形態では、フランジ23の容器内方側との間に未接着部δ2が形成されるようにして、フランジ23の上面231にシール材4を接着しておき、蓋体3をヒートシールしたときに、蓋体3のヒートシール層31とシール材4とが接着されるようにしている。
このため、例えば、容器内の圧力が高くなるなどして、図3に示すように、容器内方から外方へ向けて(図中矢印Zで示す方向に)蓋体3を剥がそうとする力が働くと、シール材4の容器内方側の未接着部δ2が、蓋体3とともに立ち上がるようになる。そして、シール材4の立ち上がりによって、蓋体3のヒートシール層31と、シール材4との界面では、図中矢印X,Yで示す方向に剪断力が発生し、蓋体3に働く引き剥がし力は、このような剪断力に変換されるため、両者を剥離しようとする力は大幅に減少する。
したがって、蓋体3のヒートシール層31とシール材4との間の接着強度を、蓋体3の剥離開封性を考慮して易剥離性の接着強度に設定しても、シール材4がフランジ23から剥離するか、又はシール材4が破断するかしなければ蓋体3は容器本体2から剥離されない。このとき、フランジ23とシール材4との接着強度は、蓋体3の剥離開封性を考慮することなく、前述したような高い接着強度に設定することができるので、容器内方から蓋体3を引き剥がそうとする力に対して、高い剥離強度を示すようになる。
一方、容器外方から内方に向かって蓋体3を剥がそうとする力が働くと、蓋体3のヒートシール層31とシール材との間の接着強度は、前述したように、蓋体3の剥離開封性を考慮して、シール材4とフランジ23との接着強度よりも低い易剥離性の接着強度に設定されているので、ヒートシール層31とシール材4との間の界面剥離又はヒートシール層31の凝集剥離により、蓋体3を容易に剥離開封することができるため、易開封性が確保される。
このとき、蓋体3のヒートシール層31とシール材4とを、容器外方の周縁側において、容器径方向に好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上の幅で未接着部δ1が形成されるように接着させることにより、蓋体3の剥離開封をより容易なものとすることができる。未接着部δ1は、容器1の全周にわたって形成してもよいが、任意に設定された蓋体3の開封開始部にのみ未接着部δ1を形成してもよい。
このような本実施形態によれば、従来の技術のように、シール材4を、それ自身の層間剥離又は凝集剥離が可能となるように構成された積層体とする必要はなく、例えば、市販のフィルム材などをそのまま単層で用いることができる。
また、易剥離性の接着強度に設定される蓋体3のヒートシール層31とシール材4と接着は、蓋体3をヒートシールする最終工程で行われるため、他の工程における加熱処理によって接着強度が変動することもなく、接着強度の変動を避けるために材料やヒートシール条件が制限されることもないので、その接着強度の管理が容易になる。
さらに、シール材4とフランジ23との未接着部δ2は、容器内方から外方へ向けて蓋体3を引き剥がそうとする力が働いたときに、シール材4の容器内方側の部分が蓋体3とともに立ち上がるように、好ましくは容器径方向に0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上の幅で形成されていればよく、他の構成部材との位置関係を考慮せずに単独で設定することができるので、未接着部δ2を形成する位置の管理も容易である。
本実施形態において、シール材4は、前述したように市販のフィルム材をそのまま用いることができるが、その構成材料は、フランジ23の上面231を構成する樹脂や、蓋体3のヒートシール層31を構成するヒートシール性樹脂との接着性を考慮して適宜選択することができる。
例えば、フランジ23の上面231がポリプロピレン系樹脂にて構成され、蓋体3のヒートシール層31がエチレン・プロピレン系の複合材料にて構成されている場合には、ポリプロピレン系の樹脂フィルムを用いることができる。この場合、シール材4はヒートシールによってフランジ23の上面231に接着することができるが、シール材4とフランジ23との接着手段は特に限定されず、例えば、適当な接着剤を用いて接着することもできる。
なお、容器本体2及び蓋体3に用いることができる具体的な材料については後述する。
また、シール材4のフランジ23への接着は、容器本体2を成形するのと同時に行ってもよく、容器本体2を所定の容器形状に成形した後に行ってもよい。さらに、シール材4は、容器内方側に未接着部δ2が形成されるようにフランジ23の上面231に接着された状態で形成されていれば、フィルム材を接着する以外にも、例えば、樹脂押し出し、樹脂ライニングなどの適当な手段により形成することができる。
このようなシール材4の厚みは、シール材4の容器内方側に形成された未接着部δ2が立ち上がり可能となり、かつ、蓋体3とともに立ち上がった際に容易に破断してしまわないように、その構成材料などを考慮して適宜設定されるが、好ましくは30〜150μm、より好ましくは50〜100μmである。
また、シール材4の容器径方向における幅は、容器外方からの蓋体3の剥離開封に支障を来さないように、フランジ23の幅(水平方向に張り出す長さ)を考慮して、フランジ23の外周端縁からはみ出さない程度のものとするが、図4に示すように、容器内方側に突出する長さとすることもできる。これにより、蓋体3をヒートシールする際に、内容物がこぼれてシール面に付着するのを防止して、蓋体3のヒートシールに支障を来さないようにすることができる。
なお、この場合には、容器内方側に突出させた部分も含めて未接着部δ2とする。また、容器内方側に突出させた部分では、蓋材3のヒートシール層31とのヒートシールが十分になされないこともあるが、このとき、容器内圧によって蓋材3とシール材4とが容易に剥離してしまわないように、蓋材3のヒートシール層31と未接着部δ2とのシール幅を、未接着部δ2の形成幅として前述した値以上の幅(好ましくは容器径方向に0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上)で確保するのが好ましい。
さらに、シール材4の容器内方側におけるフランジ23との接着状態は、未接着とする代わりに、シール材4の容器内方側の部分の立ち上がりを妨げない範囲で、弱接着とすることもできる。
すなわち、容器内方から外方へ向けて蓋体3を剥がそうとする力が働いたときに、弱接着部におけるシール材4とフランジとの剥離が優先してなされ、シール材4が蓋体3のヒートシール層31から剥がれてしまわなければ、シール材4の容器内方側には、シール材4と蓋体3のヒートシール層31との接着強度よりも弱い接着強度で接着された弱接着部が形成されるようにしてもよい。
なお、この場合、シール材4とフランジ23との弱接着部を除く部分の接着強度、シール材4と蓋体3のヒートシール層31との接着強度、弱接着部の接着強度の順に、接着強度が弱くなることになる。
このように、本実施形態において、シール材4の容器内方側の部分を蓋体3とともに立ち上がらせるためには、その部分のフランジ23との接着状態が未接着であるか弱接着であるかを問わず、容器内方側でのシール材4とフランジ23との接着強度に対して、シール材4と蓋体3のヒートシール層31との接着強度が相対的に強くなっていればよい。
容器内方側において、シール材4とフランジ23との間に未接着部(又は弱接着部)δ2を形成するにあたり、フランジ23の上面231の未接着部(又は弱接着部)δ2に相当する部分には、シール材4との接着を阻害する処理を施しておくのが好ましい。このような接着阻害処理としては、例えば、当該部分に凹凸加工を施して粗面にしたり、フッ素系樹脂やシリコン系樹脂などのような非貼着性の材料を塗工したりすることができる。
フランジ23の上面231の未接着部(又は弱接着部)δ2に相当する部分にシール材4との接着を阻害する処理を施すことにより、シール材4をフランジ23に接着する際に、未接着部(又は弱接着部)δ2の形成が容易になるだけでなく、蓋体3をヒートシールしたときに、未接着部(又は弱接着部)δ2におけるシール材4がフランジ23の上面231に接着して、シール材4の容器内方側の部分の立ち上がりが妨げられてしまうというような不具合を有効に回避することができる。
また、図示するような水平方向に張り出しただけのフランジ23は、ある程度の厚みがないと、蓋体3を剥離開封する際に、蓋体3に接着した状態のまま持ち上がってしまうことがあり、このような事態が生じると、蓋体3の剥離開封が妨げられてしまう。蓋体3の剥離開封がより良好に行われるようにするためには、蓋体3を剥離すようとする力が作用しても、フランジ23が容易に変形してしまわないようにするのが好ましく、このためには、例えば、図5に示すように、フランジ23の外周縁に沿って、フランジ23の外周縁を下方に折り曲げることにより、フランジ23の外周縁には、その周方向に沿って垂下するような形状のスカート部232をフランジ23と一体に設けておくのが好ましい。
このような本実施形態において、容器本体2を形成する材料には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド46等のポリアミド系樹脂、又はポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、環状オレフィン系共重合体などを用いることができる。
上記熱可塑性樹脂には、公知のプラスチック用配合剤、例えば、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、充填剤、着色剤等を配合することができる。容器本体2を不透明化する目的には、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、アルミナ、シリカ、各種クレイ、焼せっこう、タルク、マグネシヤ等の充填剤やチタン白、黄色酸化鉄、ベンガラ、群青、酸化クロム等の無機顔料や有機顔料を配合することができる。
また、容器本体2は、これらの熱可塑性樹脂からなる層に、ガスバリアー層、酸素吸収性樹脂層などの他の層を適宜積層した多層構造とすることにより、各種機能を付与することもできる。他の層は、二層構成で内層又は外層として用いることもできるし、三層構成で中間層として用いることもできる。
ガスバリアー層は、公知の任意のもの、例えば、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ナイロン樹脂(Ny)、ガスバリアー性ポリエステル樹脂(BPR)、環状オレフィン系共重合体などにより形成することもできるが、アルミ箔、スズ箔、鋼箔、ブリキ箔等の金属箔からなる層としてもよい。
酸素吸収性樹脂層としては、金属系の酸化触媒と酸化性有機成分とを含有するものが使用される。酸化性有機成分としては、遷移金属系触媒の触媒作用により、空気中の酸素により酸化を受ける樹脂であり、(i)炭素側鎖(a)を含み、且つ主鎖又は側鎖にカルボン酸基、カルボン酸無水物基、カルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基及びカルボニル基から成る群より選択された少なくとも1個の官能基(b)を含む樹脂、(ii)ポリアミド樹脂、(iii)エチレン系不飽和基含有重合体などが使用される。
金属系の酸化触媒としては、鉄、コバルト、ニッケル等の周期律表第VIII族金属成分が好ましいが、他に銅、銀等の第I族金属:錫、チタン、ジルコニウム等の第IV族金属、バナジウムの第V族、クロム等VI族、マンガン等のVII族の金属成分を挙げることができる。これらの金属成分の内でもコバルト成分は、酸素吸収速度が大きく、特に好適なものである。遷移金属系触媒は、上記遷移金属の低価数の無機酸塩あるいは有機酸塩あるいは錯塩の形で一般に使用される。これらの触媒は、樹脂当たり100〜1000ppmの量で用いるのがよい。
さらに、容器本体2は、上記熱可塑性樹脂からなる層及びガスバリアー層等に加えて、任意の他の樹脂層を有していてもよい。例えば、上記熱可塑性樹脂からなる層とガスバリアー層との間に熱接着性がない場合には、両樹脂層間に接着剤樹脂層を介在させることができる。接着剤樹脂としては、特に限定されないが、酸変性オレフィン系樹脂、例えば、無水マレイン酸グラフトポリエチレン、無水マレイン酸グラフトポリプロピレンなどを用いることができる。
また、本実施形態において、容器本体2にヒートシールされる蓋体3は、可撓性と密封性とを有し、内面にヒートシール層31を備えたものであれば、その具体的な構成は特に限定されない。例えば、アルミ箔、スズ箔、鋼箔、ブリキ箔等の金属箔、エチレン−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニリデン樹脂、ナイロン樹脂等の高酸素バリアー性樹脂フィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム等の熱可塑性樹脂フィルム、各種紙、又はこれらの積層体などを基材とし、このような基材の内面に、シール材4とのヒートシール性を考慮して、例えば、ポリオレフィン系樹脂、又はポリエステル系樹脂などから適宜選択されたヒートシール性樹脂からなるヒートシール層31を備えたものとすることができる。ヒートシール層31は、エチレン・プロピレン系の複合材料とするなど、上記ヒートシール性樹脂に各種改質剤を配合することにより、易剥離性の接着強度に調整することができる。
なお、本実施形態として、容器本体2側に予めシール材4を接着しておき、これに蓋体3をヒートシールする例を挙げたが、シール材4は、例えば、上記のように構成された蓋材3のヒートシール層31に、予めヒートシールするなどして接着しておいてもよい。すなわち、蓋体3を容器本体2にヒートシールするにあたり、用いる材料やヒートシール条件によっては、蓋体3として、容器本体2とのシール面にシール材4を備えたものを使用することもできる。この場合でも、容器外方の周縁側において、容器径方向に好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上の幅で未接着部δ1が形成されるように、蓋体3とシール材4とを、シール材4とフランジ23との未接着部(又は弱接着部)δ2を除く部分の接着強度よりも弱い易剥離性の接着強度で接着させることにより、蓋体3の剥離開封をより容易なものとすることができる。
次に、具体的な実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
(1)容器本体
通常の共押出しシート成形により、外層:ポリプロピレン(PP,MI=0.5)+チタン白顔料(630μm)/接着剤層:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(30μm)/バリアー層:エチレン−ビニルアルコール共重合体(180μm)/接着剤層:同上(30μm)/内層:PP(630μm)からなる3種5層の多層シート(ラミコンシート)を、総厚さ1.5mmで作製した。
このようにして得られた多層シートを用いて、通常の真空・圧空成形機により、容器外径76mm×高さ90mm(内容積約215ml)、容器径方向のフランジ幅約7mmのスカート状フランジ付き丸形容器を成形した。この際、フランジの外周に沿って幅約5mmの部分を除き、フランジの内周側の上面に凹凸加工を施した。
次に、外径76mm、内径64mmのリング状のシール材(ポリプロピレン系複合フィルム:50μm)をフランジの上面に外周を揃えて重ね、シール温度200℃、シール圧力15MPa、時間1.0秒の条件でヒートシールした。
[蓋体]
通常のドライラミネート法により、外層:2軸延伸ポリエステルフィルム(12μm)/中間層:2軸延伸ナイロンフィルム(15μm)/内層:エチレン・プロピレン系複合材料(50μm)構成の蓋体を作製した。
前記容器本体に、コーンスープ180gを充填した後、前記蓋体をシール温度180℃、シール圧力15MPa、時間1.5秒のヒートシール条件で、フランジにヒートシールして充填容器を得た。この際、フランジの外周に沿って幅2.0mmの未接着部が形成されるように、シールヘッドの当接位置を調整した。その後、120℃、30分の条件で等差圧レトルト殺菌を行った。
[実施例2]
フランジの外周に沿って幅約5.5mmの部分を除いてフランジの内周側の上面に凹凸加工を施した以外は前記容器本体と同様の容器本体を用い、さらに、蓋体をフランジにヒートシールするに際して、フランジの外周に沿って幅1.0mmの未接着部が形成されるようにした以外は、実施例1と同様にして充填容器を得、同様の条件でレトルト殺菌を行った。
[実施例3]
フランジの外周に沿って幅約5.5mmの部分を除いてフランジの内周側の上面に凹凸加工を施した以外は前記容器本体と同様の容器本体を用い、さらに、蓋体をフランジにヒートシールするに際して、フランジの外周に沿って幅1.0mmの未接着部が形成されるようにした以外は、実施例1と同様にして充填容器を得、同様の条件でレトルト殺菌を行った。
[比較例1]
フランジの上面に凹凸加工を施さず、かつ、シール材をヒートシールしなかった以外は前記容器本体と同様の容器本体を用い、さらに、蓋体をフランジにヒートシールするに際して、蓋体とフランジとの間に未接着部を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして充填容器を得、同様の条件でレトルト殺菌を行った。
[比較例2]
フランジの上面に凹凸加工を施さなかった以外は前記容器本体と同様の容器本体を用い、さらに、蓋体をフランジにヒートシールするに際して、フランジの外周に沿って幅0.5mmの未接着部が形成されるようにした以外は、実施例1と同様にして充填容器を得、同様の条件でレトルト殺菌を行った。
実施例1〜3、及び比較例1,2のそれぞれにおいて、レトルト殺菌を行った後の充填容器につて、以下の評価試験を行った。その結果を表1に示す
[評価試験1]
任意に選んだ20個の充填容器を用いて、蓋体の開封感についての官能試験を行った。
[評価試験2]
任意に選んだ20個の充填容器の温度を5℃に調温して、80cmの高さから側面を下方にした状態で10回落下させる落下試験を行い、破損の有無を調べた。
なお、表1に示す値は、破損した容器の個数である。
なお、実施例1〜3、及び比較例1,2での蓋体とシール材との未接着部の径方向の長さδ1[単位:mm]、及びシール材とフランジとの未接着部の径方向の長さδ2[単位:mm]を表1に併せて示す。
また、実施例1〜3、比較例2において、レトルト殺菌を行った後のシール材とフランジとの接着強度は45N/15mm、シール材と蓋体との接着強度は12N/15mmであった。比較例1において、レトルト殺菌を行った後の蓋体とフランジとの接着強度は10N/15mmであった。
なお、接着強度の測定は、ヒートシール部を15mmの長さに切り取って、剥離に要する力を引張り試験装置で測定した。
Figure 2006160353
表1に示すように、実施例1〜3では、開封感が良好であった。また、落下試験でもシール破損するものはなく、強度的に問題なかった。
一方、蓋体をフランジに直接ヒートシールした比較例1では、開封感は良好なものの、落下試験で半数近くのものが破損してしまい、強度的に不十分なものであった。フランジ面に凹凸加工を施さなかった比較例2では、シール材とフランジとの間に未接着部が形成されず、落下試験で破損するものが多く見られた。また、比較例1,2では、レトルト殺菌において破損するものもあった。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、カップ状の丸形容器を例に挙げたが、容器形状は特に限定されるものではなく、この種の容器に用いられる種々の形状を採用することができる。
また、前述した実施形態では、開口部の周縁に沿ってヒートシール用のフランジが形成されたものを例に挙げたが、フランジが形成されていない容器にも、本発明は適用可能である。
以上説明したように、本発明は、容器本体の開口周縁部にヒートシールされた蓋体の容器外方からの剥離開封を容易にしつつ、容器内方からの引き剥がしに対しては、蓋体が容易に剥離しないようにした易開封性容器及びその製造方法を提供する。
本発明に係る易開封性容器の一実施形態の概略を示す図である。 本発明に係る易開封性容器の一実施形態における要部拡大断面図である。 容器内方から蓋体を剥がそうとする力が作用した状態を概念的に示す説明図である。 シール材の他の例を示す要部拡大断面図である。 フランジの他の例を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 容器
2 容器本体
23 フランジ(開口周縁部)
231 上面
232 スカート部
3 蓋体
31 ヒートシール層
4 シール材
δ1 蓋体のヒートシール層とシール材との間の未接着部
δ2 シール材とフランジ(開口周縁部)との間の未接着部(弱接着部)

Claims (9)

  1. ヒートシール層を内面に備えた蓋体を、前記ヒートシール層を容器本体の開口周縁部に対向させてヒートシールしてなる易開封性容器であって、
    前記開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材が接着されているとともに、
    前記蓋体のヒートシール層と前記シール材とが、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度よりも弱い接着強度で接着されるように、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなることを特徴とする易開封性容器。
  2. 前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度が30N/15mm以上であり、前記蓋体のヒートシール層と前記シール材との接着強度が5〜30N/15mmである請求項1に記載の易開封性容器。
  3. 前記蓋体のヒートシール層と前記シール材とが、容器外方周縁側に未接着部が形成されるように接着されている請求項1〜2のいずれか1項に記載の易開封性容器。
  4. 前記開口周縁部の上面の容器内方側に、前記シール材との接着を阻害する処理を施して、前記開口周縁部と前記シール材との間に前記未接着部又は前記弱接着部を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の易開封性容器。
  5. 前記シール材との接着を阻害する処理が、凹凸加工による粗面処理、又は非貼着性材料の塗工処理である請求項4に記載の易開封性容器。
  6. 前記シール材を単層構成とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の易開封性容器。
  7. 前記開口周縁部が、前記容器本体の開口部の周縁に沿って水平に張り出すフランジからなり、前記フランジの外周縁には、周方向に沿って垂下するスカート部が一体に形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の易開封性容器。
  8. 容器本体の開口部を覆う蓋体を前記容器本体の開口周縁部に剥離可能に設けてなる易開封性容器であって、
    容器本体の開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材が接着されているとともに、
    前記蓋体が、容器外方周縁側において前記シール材との間に未接着部が形成されるように、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度よりも弱い易剥離性の接着強度で前記シール材に接着されていることを特徴とする易開封性容器。
  9. ヒートシール層を内面に備えた蓋体を、前記ヒートシール層を容器本体の開口周縁部に対向させて載置し、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなる易開封性容器の製造方法であって、
    前記開口周縁部の上面に、容器内方側に未接着部又は弱接着部が形成されるようにシール材を予め接着しておき、
    前記蓋体のヒートシール層と前記シール材との接着強度が、前記シール材と前記開口周縁部との前記未接着部又は前記弱接着部を除く部分の接着強度より弱くなるように、前記蓋体を前記開口周縁部にヒートシールしてなることを特徴とする易開封性容器の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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