JP2006160329A - 保温シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な食器に盛られた料理を配達する際に、簡単かつ確実に料理を冷め難くする。
【解決手段】 柔軟な耐熱シート層10と、耐熱シート層10に積層された柔軟な保温シート層11の少なくとも二層を有し、宅配用の食器3を載せた盆2を食器3ごと包む保温シート1であって、略矩形状の盆載置領域1aと、盆載置領域1aの平行な二対の縁辺のうち、一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる巻き掛けフラップ部1bと、他の一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる係止フラップ部1cとを有し、少なくとも係止フラップ部1cに、盆を包んだときに重なり合う縁辺が離れないようにする係止手段12が設けられ、耐熱シート層10が上面になるよう展開され、その耐熱シート層10上に載せられた盆2を包むことに用いられる上記の保温シート1により、食器3が載せられた盆2を包む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、様々な食器に盛られた料理を配達する際に、料理が冷めないようにするために用いられる保温シートに関する。
現在、蕎麦やラーメンを始めとし、ピザ、弁当、洋食など、様々な種類の料理が、オートバイなどで宅配されるようになっている。
これらの料理には、熱い、又は、温かいものが圧倒的に多く、料理完成から配達完了までの間に、できるだけ料理が冷めないようにしなければならない。
このため、最近では、オートバイの後部に、保温ボックスを取り付けておき、その中に配達すべき料理を収納して保温、配達するケースが増えており、その保温技術も向上している。
このような保温ボックスにいれて保温できるのは、ピザのように、扁平なの箱に収納してあったり、弁当箱のような定型箱に収納してあったりする場合が多く、出し入れや平積みが容易にできるものがほとんどである。
このため、最近の宅配用の料理は、定型の箱や容器に入っているものが圧倒的に多く、定型の箱等を用いることを前提に、各宅配業者に対して保温手段が提供、提案されている。
しかしながら、蕎麦屋や中華食堂のような飲食店による出前サービスの場合、注文に応じて食器の大きさ、形状、数等が多様である。また、このような食器は、樹脂フィルムで密封されることが多い。
このような食器を宅配する場合、これらの食器を一皿ずつ扱うと、手間と時間がかかるため、所謂そば盆にまとめて載せられた上で運ばれる。
そば盆は、その大きさによる規格があり、その規格として、三つ膳、四つ膳、五つ膳(ごんべい)、六つ膳(ろんじ)、せいなん及び八つ膳(ばかだい)の6種がある。
これらのそば盆は、注文の料理及び品数によって使い分けるようになっているが、保温ボックスを最大サイズのそば盆を収納できる大きさにすると、保温ボックスを巨大にせざるをせず、無駄が多い。
また、料理が盛られた食器が多数載った重たいそば盆を、料理がこぼれないように保温ボックスに出し入れする作業も非常に難しく、できたとしても時間がかかってしまう。
ここで時間がかかってしまうと、料理が急激に冷めてしまうので、保温ボックスは実用的ではない。
また、食器に盛られた料理は、完成した直後に、速やかに保温する必要があるが、保温ボックスを利用すると、全ての料理が揃うまで、そば盆上に放置せざるを得ず、効果的な保温ができないという問題があった。
このため、現在、このような出前の場合は、なんらの保温手段も講じられることなく、冷めないうちにできるだけ早く配達するしかなかった。
例えば、料理が盛られた様々な食器をオートバイで宅配する場合、食器が載せられたそば盆は、オートバイの後部に取り付けられた出前機にセットされる。
この出前機は、出前機の荷台に載せたそば盆を、上方からバネの力を用いて、荷台シートで押さえつけるものである。
この出前機を用いれば、そば盆の規格に関わらず、迅速かつ確実にそば盆ごと食器を挟んで固定できる。
しかしながら、食器を剥き出しの状態で直接出前機にセットするため、オートバイの走行中に食器に直接外気が当たり、料理の完成から配達までの時間を短縮しても、あっという間に料理が冷めてしまうという問題があった。
この問題を解決するためには、保温性のある巾着状の袋を、食器が載ったそば盆に被せ、出前機にセットするという方法が考えられるが、その袋を外すときに、袋の縁が食器に引っかかって、食器をひっくり返してしまう恐れがあり、使い勝手が悪いという問題がある。
また、大きなそば盆が収容可能な袋で、小さなそば盆を保温しようとすると、袋がだぶついてしまい、持ち運びなどの際に袋がずれたり、引っかかったりして、食器がひっくり返ったり、そば盆ごとズレ落ちることもあるという問題もある。
また、配達する料理によっては、例えば、鍋焼きうどんや釜飯のように、食器自体が非常に高温になっているものもあり、袋の内側が焦げてしまうという問題もある。
このように、従来からある日本食堂や、中華料理屋(ラーメン屋)の出前や宅配の際の商品の保温については、ピザなどの宅配とは異なり、現状では全くなされていない。
特開平11−152162号
本発明は、様々な食器に盛られた料理を配達する際に、簡単かつ確実に料理を冷め難くすることを目的とする。
上記の目的は、
柔軟な耐熱シート層と、耐熱シート層に積層された柔軟な保温シート層の少なくとも二層を有し、宅配用の食器を載せた盆を食器ごと包む保温シートであって、
略矩形状の盆載置領域と、盆載置領域の平行な二対の縁辺のうち、一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる巻き掛けフラップ部と、他の一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる係止フラップ部とを有し、
少なくとも係止フラップ部に、盆を包んだときに重なり合う縁辺が離れないようにする係止手段が設けられ、
耐熱シート層が上面になるよう展開され、その耐熱シート層上に載せられた盆を包むことに用いられる上記の保温シートを用いることによって達成される。
本発明に係る保温シートを用いると、誰でも簡単かつ確実に、様々な食器に盛られた料理を保温した状態で、配達できるようになる。
以下、図面に基づき、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る保温シート第一実施例を展開した状態を示す内側平面図、図2は図1に示した保温シートの外側平面図、図3は図1に示した保温シートにそば盆を載せた状態を示す説明図、図4は図3に示した保温シートで包む方法の第一段階を示す説明図、図5は図4で示した包む方法の第二段階を示す説明図、図6は図5で示した包む方法の完成段階を示す説明図、図7は本発明に係る保温シートの第二実施例の係止手段の状態を示す説明図である。
まず、図1及び図2について説明する。
図中、1は本発明に係る保温シート、10は耐熱シート層、11は保温シート層、12は係止手段である。なお、図中、点線は、縫い跡である。
保温シート1は、柔軟なシートであって、略矩形状の盆載置領域1aと、その盆載置領域1aの平行な一対の縁辺のうち、短辺側の一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる巻き掛けフラップ部1bと、他の一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる係止フラップ部1cとからなる。
この保温シート1は、図2に示したように、内層の耐熱シート層10と、外層の保温シート層11の二層構造になっており、両者は、その周縁に沿って互いに接合され、一枚のシート状になっている。
耐熱シート層10としては、例えば、アイロン台の表面に張られる耐熱生地などが挙げられるが、耐熱性や耐火性があるシートであれば織布でも不織布でも構わない。
保温シート層11としては、薄手の毛布状の生地のように、繊維の間に空隙を有し、保温性に富んだ柔軟なものであれば、どのようなものでもよく、織布でも不織布でも構わない。
係止フラップ部1cのうち、一方の係止フラップ部1cには、保温シート層11の表面に、他の一方の係止フラップ部1cには耐熱シート層11の表面に、互いに係着し得る係止手段12が設けられ、この係止手段12は面状ファスナである。
この耐熱シート層10と、保温シート層11とは、その周縁に沿って縫い合わせられる。
また、この保温シート1は、耐熱シート層10と保温シート層11がずれないよう、その盆載置領域1aの長辺付近に沿って、縫い合わせられている。
次に、図3ないし図6に基づき、上記の保温シート1の使用方法について説明する。
図中、2はそば盆、3は食器である。
この保温シート1を使用する場合は、図3に示したように、適宜の台上に保温シート1を展開し、その盆載置領域1a上にそば盆2を載せる。
次に、そば盆2上に、配達すべき料理が盛られ、必要に応じて食品保護ラップで密封された食器3を載せ、図4に示したように、一方の巻き掛けフラップ部1bをそば盆2上に巻き掛け、さらに、図5で示したように、もう一方の巻き掛けフラップ部1bをそば盆上で重ね合わせ、さらにその上に、保温シート層11側に係止手段12を有する係止フラップ部1cを重ね合わせる。
最後に、図6に示したように、そば盆上で重ねられた係止フラップ部1cの上に、残りの係止フラップ部1cを巻き掛け、係止フラップ1cに設けられた係止手段12同士を重ね合わせて係着させ、係止フラップ1cが外れないようにする。
本発明に係る保温シート1を用いる場合、保温シート1で配達すべき食器をそば盆2ごと、そば盆2を動かすことなく素早く包むことができる。
また、保温シート1の内側が、耐熱シート層10となっているため、食器が鍋焼きうどん等の鍋だったり、釜飯だったりしても、保温シート1が焦げる恐れがない。
また、耐熱シート層10と保温シート層11とが、そば盆2上で多段状に積層された状態となるので、保温シート1で極めて優れた保温機能を発揮し得るようになる。
また、耐熱シート層10は、防風性にも富む場合が多く、このような場合には、保温シート1に包まれたパッケージに風が当たっても、内部の温度が逃げることがなく、極めて良好に保温できる。
また、保温シート1自体が柔軟なので、食器の形状や数に関係なく利用することができる上、様々な規格のそば盆に載せられた料理でも簡単かつ確実に保存できる。
このように、保温シート1に包まれたそば盆を、オートバイの後部に取り付けられた出前機に載せ、その荷台シートで押さえつけると、荷台シートに覆われた部分に、さらに、保温層ができ、保温効果が更に高まり、この状態でオートバイを走らせても、料理から熱が奪われることがなく、効率よく保温できる。
また、配達先で、保温シートからそば盆を取り出す際には、係止フラップ部1cの係止を外して、係止フラップ部1c及び巻き掛けフラップ部1bを展開するだけでよく、食器を引っ掛ける恐れもない。
また、この保温シート1は、洗濯可能なので衛生的である。
また、この保温シート1を用いれば、オートバイの後部に取り付けられている汎用の出前機を利用して配達することができ、新たな設備投資も必要がない。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。
例えば、上記の実施例では、耐熱シート層と保温シート層は、周縁で接続されているが、全面に渡って貼り合わせても、または、耐熱シート層と保温シート層がずれないよう、適当な領域を貼着、縫い合わせるようにしてもよい。
また、各フラップの形状は、食器が載せられえたそば盆を丸ごと包むことができれば、どのような形状であってもよい。
また、係止手段は、フラップ同士が離れないように係合できれば、どのようなものであってもよく、全てのフラップに係止手段を設けてもよい。
例えば、上記の実施例では、係止手段は、一方のフラップには、フラップの延伸方向に沿って平行に2条設け、他の一方のフラップには、フラップの縁辺に沿って1条設けたが、図7に示したように、両フラップ共に、平行に2条ずつの係止手段120を設けるようにしてもよい。
また、汎用のそば盆を利用する場合には、三つ膳から五つ膳までを包むための小サイズと、六つ膳から八つ膳までを包むための大サイズの2サイズがあれば、どのような仕様の配達にも対応できる。
この場合の具体的な寸法としては、例えば、各フラップの一対の縁辺の距離が、小サイズの場合、約114×92cm、大サイズの場合、約141×114cmとなるようにすればよいが、寸法は、これに限定されるものではない。
また、そば盆を用いずに、その他の盆やトレーを用いてもよい。
また、上記の実施例では、耐熱シート層と保温シート層は、それぞれ、所要の形状に切り出した1枚のものを使用したが、盆載置領域と各フラップ部の全部又は一部を別パーツで構成し、繋ぎ合わせてもよい。
また、耐熱シート層の一方の面に保温性のある材料を直接定着させ、また、反対に保温シート層の一方の面に耐熱材料を直接定着させて、耐熱シート層及び保温シート層を構成してもよい。
また、この保温シート1で包んだパッケージは、バイクの後部に取り付けられた出前機に載せられる他、自転車に取り付けられた出前機で利用することもでき、また、それ自体を車に載せるようにしてもよく、人手で宅配してもよく、その利用方法は実施例に限定されない。
本発明に係る保温シートは、様々な形状の食器に盛られた料理を配達する際に、料理を簡単かつ確実に保温できるようにするものである。
本発明に係る保温シートの第一実施例を展開した状態を示す内側平面図である。 図1に示した保温シートの外側平面図である。 図1に示した保温シートにそば盆を載せた状態を示す説明図である。 図3に示した保温シートで包む方法の第一段階を示す説明図である。 図4で示した包む方法の第二段階を示す説明図である。 図5で示した包む方法の完成段階を示す説明図である。 本発明に係る保温シートの第二実施例の係止手段の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 保温シート
1a 盆載置領域
1b 巻き掛けフラップ部
1c 係止フラップ部
10 耐熱シート層
11 保温シート層
12 係止手段
120 係止手段
2 そば盆
3 食器

Claims (1)

  1. 柔軟な耐熱シート層と、耐熱シート層に積層された柔軟な保温シート層の少なくとも二層を有し、宅配用の食器を載せた盆を食器ごと包む保温シートであって、
    略矩形状の盆載置領域と、盆載置領域の平行な二対の縁辺のうち、一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる巻き掛けフラップ部と、他の一方の一対の縁辺からそれぞれ外方向に延びる係止フラップ部とを有し、
    少なくとも係止フラップ部に、盆を包んだときに重なり合う縁辺が離れないようにする係止手段が設けられ、
    耐熱シート層が上面になるよう展開され、その耐熱シート層上に載せられた盆を包むことに用いられる上記の保温シート。
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