JP2006159568A - 二方向切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】板状材を一つの位置で二方向に切断することにより、段取り替えの時間と手間を省き、設置スペース及び設備投資費用を低減することにある。
【解決手段】板状材Wを切断位置3aに搬送するコンベヤ3と、切断位置の板状材の上方をX軸方向(第1の方向)に移動する第1の移動台4と、第1の移動台に設けられ切断位置の板状材をX軸方向に切断する第1の切断手段5と、切断位置の板状材の上方をY軸方向(第2の方向)に移動すべく第1の移動台に設けられた第2の移動台6と、第2の移動台に設けられ切断位置の板状材をY軸方向に切断する第2の切断手段7と、第1の切断手段によって板状材をX軸方向に切断する際に、板状材をコンベヤに保持する第1の保持手段8と、第2の切断手段によって板状材をY軸方向に切断する際に、板状材をコンベヤに保持する第2の保持手段とを備えた構成になっている。
【選択図】図1
【解決手段】板状材Wを切断位置3aに搬送するコンベヤ3と、切断位置の板状材の上方をX軸方向(第1の方向)に移動する第1の移動台4と、第1の移動台に設けられ切断位置の板状材をX軸方向に切断する第1の切断手段5と、切断位置の板状材の上方をY軸方向(第2の方向)に移動すべく第1の移動台に設けられた第2の移動台6と、第2の移動台に設けられ切断位置の板状材をY軸方向に切断する第2の切断手段7と、第1の切断手段によって板状材をX軸方向に切断する際に、板状材をコンベヤに保持する第1の保持手段8と、第2の切断手段によって板状材をY軸方向に切断する際に、板状材をコンベヤに保持する第2の保持手段とを備えた構成になっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、板状材を互いに異なる二方向に切断する二方向切断装置に関するものである。
例えば、天然石材や人工石材によって形成された板状材を二方向に切断することによって複数の四角形状の板(タイル板)を得るには、上記板状材を所定の幅に切断して複数の帯状板を切り出す第1の工程と、各帯状板を所定の長さごとに切断することによって複数の四角形状板を得る第2の工程とが少なくとも必要になる。
このため、上記切断を一つの機械で行おうとすれば、第1の工程から第2の工程に、人為的に切り換える必要があり、その段取り替えのために多くの時間と手間がかかるという問題がある。また、各工程のためにそれぞれ専用の機械を設置するとすれば、その機械を設置するための広いスペースが必要になると共に、設備投資の費用も多くかかるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、板状材を一つの位置に保持した状態で二方向に切断することができ、人為的な段取り替えのための時間と手間を省くことができると共に、設置スペース及び設備投資費用の低減を図ることのできる二方向切断装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の二方向切断装置は、板状材を二方向に切断すべく構成された二方向切断装置であって、上記板状材を切断位置に搬送するコンベヤと、上記切断位置に搬送された上記板状材の上方を当該板状材に沿って第1の方向に移動する第1の移動台と、この第1の移動台に設けられ、当該第1の移動台と共に上記第1の方向に移動することによって上記切断位置に搬送された上記板状材を上記第1の方向に切断する第1の切断手段と、上記切断位置に搬送された上記板状材の上方を当該板状材に沿って上記第1の方向とは異なる第2の方向に移動すべく上記第1の移動台に設けられた第2の移動台と、この第2の移動台に設けられ、当該第2の移動台と共に上記第2の方向に移動することによって上記切断位置に搬送された上記板状材を上記第2の方向に切断する第2の切断手段と、上記第1の切断手段によって上記板状材を上記第1の方向に切断する際に、当該板状材を上記コンベヤに保持する第1の保持手段と、上記第2の切断手段によって上記板状材を上記第2の方向に切断する際に、当該板状材を上記コンベヤに保持する第2の保持手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の二方向切断装置は、請求項1に記載の発明において、上記第2の方向は、上記第1の方向と直交することを特徴としている。
請求項3に記載の二方向切断装置は、請求項1又は2に記載の発明において、上記第2の保持手段は、上記第1の移動台に設けられた上下駆動手段と、この上下駆動手段の下端部に設けられ、当該上下駆動手段によって下方に駆動された際に、上記板状材に当接して当該板状材を上記コンベヤに押圧するクランプ部とを備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の二方向切断装置は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、上記コンベヤは、上記板状材を上記切断位置に搬送すべく旋回駆動される環状の搬送ベルトを備えたベルトコンベヤによって構成されており、上記搬送ベルトは、上記板状材の切断の際に上記第1の切断手段や上記第2の切断手段によって切り込まれる深さを超える厚さに形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の二方向切断装置は、請求項4に記載の発明において、上記ベルトコンベヤは、上記搬送ベルトによって上記切断位置に搬入された板状材を当該切断位置に停止されるための切断位置検出センサと、上記搬送ベルトに設けられた被検出部を検知して、当該搬送ベルトを上記板状材の搬入開始前の原点位置に停止させるための原点位置検出センサとを備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の二方向切断装置は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、上記板状材は、天然石材板又は人工石材板であり、第1の切断手段及び第2の切断手段は、それぞれ天然石材板又は人工石材板を切断可能なブレードを備えていることを特徴としている。
請求項1〜6に記載の発明によれば、コンベヤによって板状材を切断位置に搬送した後、当該板状材を第1の保持手段によってコンベヤ上に保持してから、第1の移動台を第1の方向に移動することにより、第1の切断手段によって板状材を第1の方向に切断する。この場合、第1の切断手段を第1の移動台における第2の方向に間隔をおいて複数設けることにより、板状材を3つ以上の複数の帯状板に同時に切断することができる。
次に、板状材を第1の保持手段から第2の保持手段によって保持すべく切り換えてから、第2の移動台を第2の方向に移動することにより、第2の切断手段によって板状材を第2の方向に更に切断する。これにより、第1の方向に切断されて帯状板となった板状材が第2の方向に切断されて四角形状板になる。この場合も、第2の切断手段を第2の移動台における第1の方向に間隔をおいて複数設けることにより、より多くの四角形状板を同時に切り出すことができる。
また、第1の方向と第2の方向とが直交していれば、正方形状や長方形状の四角形状板を得ることができ、第1の方向と第2の方向とが直交していなければ、菱形状や平行四辺形状の四角形状板を得ることができる。
以上、板状材を一つの切断位置に保持した状態で当該板状材を第1の方向及び第2の方向に切断して複数の四角形状板を得ることができるので、第1の方向に切断する工程から第2の方向に切断する工程に切り換えるための人為的な段取り替えの時間及び手間を省くことができる(即ち、複数の四角形状板を効率よく切り出すことができる)と共に、設置スペース及び設備投資費用の低減を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の方向が第1の方向に対して直交しているので、複数の正方形状や長方形状の四角形状板を効率よく得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2の保持手段が上下駆動手段とクランプ部とを備えた構成になっているので、第1の移動台を第1の方向に移動させることにより板状材を第1の方向に切断する際にはクランプ部を上下駆動手段によって板状材から浮上させておくことができる。即ち、第1の移動台が第1の方向に移動する際には、第2の保持手段も板状材の上方を第1の方向に移動することになる。従って、第1の方向への切断の際に、第2の切断手段が支障になることがない。
請求項4に記載の発明によれば、搬送ベルトが板状材の切断の際に第1の切断手段や第2の切断手段によって切り込まれる深さを超える厚さに形成されているので、搬送ベルト上において板状材を完全に切断することができると共に、その切断によって搬送ベルトが板状材の搬送に支障を来すことになるのを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ベルトコンベヤが切断位置検出センサを備えているので、板状材を切断位置に正確に搬入することができる。また、ベルトコンベヤが原点位置検出センサを備えているので、搬送ベルトの旋回移動を原点位置から開始することができる。このため、搬送ベルトにおけるほぼ同一位置で板状材の搬送を開始すると共に、搬送ベルト上のほぼ同一位置に板状材を載置した状態で当該板状材を搬送することができ、更に板状材を切断位置検出センサによって切断位置に正確に停止させることができる。これにより、搬送ベルトが第1の切断手段や第2の切断手段によって切り込まれる部分を一定の狭い範囲に制限することができる。従って、搬送ベルトが第1の切断手段や第2の切断手段によって破損を受けるのを最小限に抑えることができるので、当該搬送ベルトの耐用期間の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、板状材が天然石材板又は人工石材板であり、第1の切断手段及び第2の切断手段がそれぞれ天然石材板又は人工石材板を切断可能なブレードを備えているので、天然石材板又は人工石材板を、正方形状、長方形状、菱形状、平行四辺形状等の四角形のタイル状に効率よく切断することができる。
本発明を実施するための最良の形態としての一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この一実施の形態で示す二方向切断装置1は、図1〜図3に示すように、直角四角形状に形成された天然大理石板等の天然石材板からなる板状材WをX軸方向(第1の方向)及びこのX軸方向に直交するY軸方向(第2の方向)の二方向に切断すべく構成されたものであり、メインフレーム2と、ベルトコンベヤ(コンベヤ)3と、第1の移動台4と、第1の切断手段5と、第2の移動台6と、第2の切断手段7と、第1の保持手段8と、第2の保持手段9とを備えている。なお、板状材Wは、その直角四角形の各辺をX軸方向及びY軸方向にほぼ一致させた状態でベルトコンベヤ3上に搬入されるようになっている。また、X軸方向及びY軸方向においては、図1に示すX、Yの各矢印の方向を下流側とし、当該各矢印と反対の方向を上流側とする。ちなみに、X軸の矢印方向は、板状材Wの搬送方向である。
メインフレーム2は、X軸方向に二列並列に配置された複数の脚部21と、一方及び他方の各列の脚部21の上端部に連結されてX軸方向に平行に延在する2本の主梁部22とを備えている。各主梁部22における水平に延在する上面には、第1レール23がX軸方向に平行に延在すべく設けられている。更に、各主梁部22の上面には、第1レール23の側方に第1ラック24がX軸方向に延在すべく設けられている。このメインフレーム2は、各脚部21の下端部が基礎部Gに固定されることにより当該基礎部G上に設置されるようになっている。
ベルトコンベヤ3は、図1に示すように、2本の主梁部22の間におけるX軸方向の下流側の領域に配置されており、板状材WをX軸方向に搬送すると共に、当該板状材Wを切断位置3aに搬入すべく構成されている。そして、このベルトコンベヤ3は、図2に示すように、駆動ローラ31と、従動ローラ32と、搬送ベルト33と、駆動ローラ31の駆動手段34と、基礎部G上に設置され、駆動ローラ31、従動ローラ32及び駆動手段34等を支持するフレーム35とを備えている。
搬送ベルト33は、変形自在なゴム等の材質からなる環状の帯状部材によって形成されており、駆動ローラ31及び従動ローラ32に巻回された状態で旋回駆動されるようになっている。そして、搬送ベルト33は、駆動ローラ31と従動ローラ32との間の上位に位置する部分が水平に保持された搬送部33aになっており、この搬送部33aによって、板状材Wを切断位置3aに搬入することが可能になっている。
また、搬送ベルト33は、板状材Wの切断の際に、後述する第1の切断手段5や第2の切断手段7のブレード52aによって切り込まれることになるが、その切り込み深さを超える厚さに形成されている。
第1の移動台4は、図1〜図3に示すように、切断位置3aに搬送された板状材Wの上方を当該板状材Wに沿ってX軸方向に水平に移動すべく構成されている。そして、この第1の移動台4は、フレーム41を備えた構成になっている。
フレーム41は、図1に示すように、各第1レール23上に配置される一対の縦部材41a、41aと、各縦部材41aのX軸方向の下流側の端部同士を連結すべく設けられたブラケット部材41bと、各縦部材41aにおけるブラケット部材41bの近傍部分同士及び各縦部材41aのX軸方向の上流側の端部同士をそれぞれ連結する横部材41c、41cとを備えている。
また、各縦部材41aには、図2及び図3に示すように、X軸方向の各端部に、第1レール23に案内されてX軸方向に転動する複数の車輪42が設けられている。更に、各縦部材41aには、図3に示すように、第1ラック24に噛み合うピニオン43が設けられている。各ピニオン43はシャフト43aによって連結されていると共に、このシャフト43aを介してモータ44(図2参照)によって回転駆動されるようになっている。モータ44は、X軸方向の上流側の端部に位置する横部材41cに設けられている。
各横部材41cにおける水平に延在する上面には、図1及び図2に示すように、第2レール45がY軸方向に平行に延在すべく設けられている。更に、各横部材41cの上面には、第2レール45の側方に第2ラック46がY軸方向に延在すべく設けられている。また、ブラケット部材41bには、図3に示すように、X軸方向の下流側の側面に、スライドレール47がY軸方向に延在すべく設けられている。
第1の切断手段5は、図1〜図3に示すように、第1の移動台4におけるブラケット部材41bに、Y軸方向に間隔をおいて複数(この例では5個)設けられ、当該第1の移動台4と共にX軸方向に移動するようになっている。そして、各第1の切断手段5は、X軸方向を上流から下流側に移動することにより、切断位置3aに搬送された板状材Wを後述するブレード52aによってX軸方向に並列に切断するようになっている。
各第1の切断手段5は、ブラケット部材41bにおけるスライドレール47に取り付けられたスライドベース51と、このスライドベース51に上下方向に移動自在に取り付けられた切断ユニット52と、この切断ユニット52を上下方向に駆動するエアシリンダ53とを備えている。
スライドベース51は、Y軸方向に移動自在にスライドレール47に取り付けられていると共に、Y軸方向の所定の位置に固定可能になっている。これにより、各第1の切断手段5は、Y軸方向の間隔を調整することが可能になっている。
切断ユニット52は、板状材Wを切断する円板状のブレード52aと、このブレード52aを回転駆動するモータ52bとを備えている。ブレード52aは、切断ユニット52がエアシリンダ53によって上方に移動すべく駆動された際には切断位置3aに搬送された板状材Wの上方に位置し、切断ユニット52がエアシリンダ53によって下方に駆動された際にはその外周縁が切断位置3aの板状材Wを超えて搬送ベルト33にわずかに食い込む位置まで移動することが可能になっている。
第2の移動台6は、図1及び図2に示すように、切断位置3aに搬送された板状材Wの上方を当該板状材Wに沿ってY軸方向に水平に移動すべく第1の移動台4に設けられている。そして、この第2の移動台6は、X軸方向に延在すべく配置され、当該X軸方向の各端部が各第2レール45上に位置するブラケット部材61と、このブラケット部材61のX軸方向の各端部の下面に設けられ、各第2レール45に係合して当該第2レール45に沿ってY軸方向に移動自在に案内されるスライド部材62とを備えている。また、ブラケット部材61のX軸方向の各端部には、図1に示すように、各第2ラック46に噛み合うピニオン63が設けられている。各ピニオン63は、シャフト63aによって連結されていると共に、このシャフト63aを介してモータ64によって回転駆動されるようになっている。モータ64は、ブラケット部材61のY軸方向の上流側の側面に設けられている。また、ブラケット部材61にはY軸方向の下流側の側面に、スライドレール65がX軸方向に延在すべく設けられている。
第2の切断手段7は、図1に示すように、第2の移動台6におけるブラケット部材61に、X軸方向に間隔をおいて複数(この例では7個)設けられ、当該第2の移動台6と共にY軸方向に移動するようになっている。そして、各第2の切断手段7は、Y軸方向を上流から下流側に移動することにより、切断位置3aに搬送された板状材Wを後述するブレード52aによってY軸方向に並列に切断するようになっている。
各第2の切断手段7は、ブラケット部材61におけるスライドレール65に取り付けられたスライドベース51と、このスライドベース51に上下方向に移動自在に取り付けられた切断ユニット52と、この切断ユニット52を上下方向に駆動するエアシリンダ53とを備えている。また、切断ユニット52は、ブレード52aと、モータ52bとを備えている。即ち、第2の切断手段7は、上述した第1の切断手段5と同様の構成要素を備えている。
また、第2の切断手段7のスライドベース51は、スライドレール65にX軸方向に移動自在に取り付けられていると共に、X軸方向の所定の位置に固定可能になっている。これにより、各第2の切断手段7は、X軸方向の間隔が調整可能になっている。
更に、第2の切断手段7におけるブレード52aは、切断ユニット52がエアシリンダ53によって上方に移動すべく駆動された際には切断位置3aに搬送された板状材Wの上方に位置し、切断ユニット52がエアシリンダ53によって下方に駆動された際にはその外周縁が切断位置3aの板状材Wを超えて搬送ベルト33にわずかに食い込む位置まで移動することが可能になっている。
第1の保持手段8は、図1〜図3に示すように、第1の切断手段5によって板状材WをX軸方向に切断する際に、当該板状材Wをベルトコンベヤ3上の切断位置3aに固定した状態に保持するように構成されている。この第1の保持手段8は、ベルトコンベヤ3のX軸方向の上流側及び下流側にそれぞれ配置されている。
ベルトコンベヤ3のX軸方向の下流側に配置された一方の第1の保持手段8は、図2及び図3に示すように、基礎部G上に設置された一対の基台部81と、各基台部81の上端部に軸受81aを介して回転自在に連結された揺動バー82と、各基台部81の上端部に設けられ、揺動バー82を上方に延在すべく支持すると共に、当該揺動バー82をX軸方向に揺動すべく駆動するエアシリンダ83(図2参照)と、各揺動バー82の上端部を連結する横向バー84(図3参照)と、横向バー84からX軸方向の上流側に突出し、かつ揺動バー82に対してほぼ直角に延在する複数(この例では4本)のクランプバー(クランプ部)85とを備えている。
各基台部81及び各揺動バー82は、図3に示すように、ベルトコンベヤ3を挟んでY軸方向の上流側及び下流側の各位置であって、ベルトコンベヤ3のX軸方向の上流側に位置する搬入コンベヤ(図示せず)からベルトコンベヤ3に搬入され、このベルトコンベヤ3から当該ベルトコンベヤ3のX軸方向の下流側に位置する搬出コンベヤ(図示せず)に搬出される板状材Wの搬送の障害とならない位置に配置されている。また、横向バー84は、ベルトコンベヤ3及び搬出コンベヤによって搬送される板状材Wの上方に位置しており、板状材Wの搬送の障害となることがない。
各クランプバー85は、第1の切断手段5の各ブレード52aの間に位置すべく、Y軸方向の位置が変更可能なように、横向バー84に連結されている。そして、各クランプバー85は、揺動バー82がエアシリンダ83によってX軸方向の上流側に揺動駆動された際に、先端部が切断位置3aに位置する板状材Wの搬送方向前方側の端部に当接すると共に、当該端部を搬送ベルト33に押圧するようになっている。
また、ベルトコンベヤ3のX軸方向の上流側に配置された他方の第1の保持手段8は、図2に示すように、基礎部G上におけるY軸方向の上流側及び下流側の各位置に設置された基台部86を備えている。各基台部86は、X軸方向に間隔をおいて基礎部Gに立設された支柱部86aと、各支柱部86aの上端部に連結されX軸方向に延在するスライドバー86bと、スライドバー86bにX軸方向に摺動自在に設けられたスライダー86cとを備えている。そして、スライダー86cの上面部に上述した軸受81aを介して揺動バー82が連結されている。また、スライドバー86bの上面部には、揺動バー82をX軸方向に揺動すべく駆動する上述のエアシリンダ83が設けられている。更に、揺動バー82には上述した横向バー84及び複数のクランプバー85が設けられている。
この場合の各基台部86及び各揺動バー82も、ベルトコンベヤ3を挟んでY軸方向の上流側及び下流側の各位置であって、上記搬入コンベヤからベルトコンベヤ3を介して上記搬出コンベヤに搬出される板状材Wの搬送の障害とならない位置に配置されている。また、横向バー84は、搬入コンベヤ及びベルトコンベヤ3によって搬送される板状材Wの上方に位置しており、板状材Wの搬送の障害となることがない。
そして、各クランプバー85は、第1の切断手段5の各ブレード52aの間に位置すべく、Y軸方向の位置が変更可能なように、横向バー84に連結されている。また、各クランプバー85は、揺動バー82がエアシリンダ83によってX軸方向の下流側に揺動駆動された際に、先端部が切断位置3aに位置する板状材Wの搬送方向後方側の端部に当接すると共に、当該端部を搬送ベルト33に押圧するようになっている。但し、各クランプバー85は、スライダー86cと共にX軸方向に移動し、X軸方向の寸法の異なる板状材Wに対しても、当該板状材Wの下流側の端部を搬送ベルト33に押圧することが可能になっている。
このように、X軸方向の上流側及び下流側の各位置に配置された一方及び他方の第1の保持手段8は、板状材Wの上流側及び下流側の各端部を搬送ベルト33に押圧することにより、当該板状材Wを切断位置3aに固定するようになっている。
第2の保持手段9は、図1〜図3に示すように、第2の切断手段7によって板状材WをY軸方向に切断する際に、当該板状材Wをベルトコンベヤ3に保持するように構成されている。そして、この第2の保持手段9は、第1の移動台4に設けられた複数のエアシリンダ(上下駆動手段)91と、このエアシリンダ91の下端部に設けられ、当該エアシリンダ91によって下方に駆動された際に、切断位置3aに位置する板状材Wに当接して当該板状材Wを搬送ベルト33に押圧するクランプ部92とを備えている。
エアシリンダ91は、第1の移動台4の各縦部材41a、41aにおける各横部材41cの近傍の4カ所の位置に設けられている。
クランプ部92は、Y軸方向の下流側の縦部材41aに配置されたエアシリンダ91の下端部に連結されたX軸方向に延在する一方のX軸方向バー92aと、Y軸方向の上流側の縦部材41aに配置されたエアシリンダ91(図面上見えない位置に配置されている)の下端部に連結されたX軸方向に延在する他方のX軸方向バー(図示せず)と、これらの一方のX軸方向バー92aと他方のX軸方向バーとに連結され、Y軸方向に延在する複数(この例では6本)のY軸方向バー92bとを備えている。Y軸方向バー92bは、各第2の切断手段7のブレード52aの間に配置すべく、X軸方向に移動可能に一方のX軸方向バー92a及び他方のX軸方向バーに連結されている。
そして、X軸方向の上流端に位置するY軸方向バー92bについては、X軸方向の上流側のクランプバー85と当たらない位置に配置することになる。また、X軸方向の下流側に位置するY軸方向バー92bについては、板状材WのX軸方向の長さに応じて移動されることになるX軸方向の下流側のクランプバー85に当たるのを避けるため、一方のX軸方向バー92a及び他方のX軸方向バーに対して着脱自在に連結されている。
また、上述したベルトベルトコンベヤ3には、図1に示すように、搬送ベルト33上の板状材Wにおける搬送方向前方側の端部を検知し、当該搬送ベルト33の旋回移動を停止することによって、板状材Wを切断位置3aに停止させるための切断位置検出センサ36と、搬送ベルト33に設けられた被検出部(図示せず)を検知して、搬送ベルト33を板状材Wの搬入開始前の原点位置に停止させるための原点位置検出センサ37とを備えている。
更に、図において、1aは、メインフレーム2の外側に配置されたフェンスである。
上記のように構成された二方向切断装置1においては、板状材Wの切断を開始する前に、原点にリセットされた状態になる。このリセット状態においては、第1の移動台4はX軸方向の上流端(X軸方向原点)に位置し、第2の移動台6はY軸方向の上流端(Y軸方向原点)に位置し、搬送ベルト33が原点位置に位置し、第1の切断手段5及び第2の切断手段7が上方端に位置し、第1の保持手段8のクランプバー85が水平状態に位置し、第2の保持手段9のY軸方向バー92bが上方端に位置した状態になっている。
そこで、X軸の矢印方向に搬送されてきた板状材Wが搬入コンベヤからベルトコンベヤ3に搬入されると、原点位置で停止した状態にある搬送ベルト33が旋回移動を開始し、板状材WをX軸方向の下流側に搬送することになる。そして、板状材Wの下流側の端部が切断位置検出センサ36位置に達すると、当該端部が切断位置検出センサ36によって検知され、搬送ベルト33が停止する。これによって、板状材Wが切断位置3aに停止した状態になる。その後、X軸方向の上流側及び下流側に位置する各第1の保持手段8が作動を開始し、各クランプバー85の先端部によって、板状材WのX軸方向の各端部が搬送ベルト33に押圧されることになる。即ち、搬送板2が切断位置3aに固定された状態になる。
次に、各第1の切断手段5が下方に移動してから、第1の移動台4がX軸方向の上流側に移動を開始することになる。これにより、各第1の切断手段5のブレード52aによって板状材WがX軸方向に並列に切断されることになる。即ち、ブレード52aが配置されたY軸方向の間隔で、板状材Wを複数の帯状板に同時に切断することができる。
この切断が完了した後、第1の切断手段5が上方端に移動する。
その後、第2の保持手段9のクランプ部92が下方に移動し、当該クランプ部92によって板状材Wが搬送ベルト33に押圧された状態になる。即ち、第1の保持手段8に加えて、第2の保持手段9によっても、板状材Wが切断位置3aに固定された状態になる。
そこで、クランプバー85の先端部を板状材Wから上方に移動すべく第1の保持手段8が作動し、第1の保持手段8による板状材Wの保持を解除する。
次に、第2の切断手段7が下方に移動した後、第2の移動台6がY軸方向の下流側に移動を開始する。これにより、帯状板となった板状材WがY軸方向に並列に切断されて四角形状板になる。即ち、Y軸方向に配置されたブレード52aの間隔で、板状材Wを複数の四角形状板に同時に切断することができる。
この切断が完了した後、第2の切断手段7が上方端に移動してから、第2の移動台6がY軸方向の上流端に移動する。また、クランプ部92が上方端に移動する。
その後、搬送ベルト33が旋回移動を開始し、複数の四角形状板となった板状材Wを搬出コンベヤに搬出する。そして、搬送ベルト33は、その被検出部が原点位置検出センサ37によって検知されることによって停止する。即ち、搬送ベルト33が原点位置で停止した状態になる。
そして、再び、搬入コンベヤからベルトコンベヤ3に板状材Wが搬入されると、搬送ベルト33の旋回移動が開始され、上述した動作によって、板状材Wが四角形状板に切断された後、搬出コンベヤに搬出されることになる。このようなサイクルによる板状材Wの切断は、制御装置によって全自動で行うことができる。また、手動で行うことも可能である。
以上、板状材Wを一つの切断位置3aに保持した状態で当該板状材WをX軸方向及びY軸方向に切断して複数の四角形状板を得ることができるので、X軸方向に切断する工程からY軸方向に切断する工程に切り換える際に、従来必要であった段取り替えのための時間及び手間を省くことができると共に、設置スペース及び設備投資費用の低減を図ることができる。
また、X軸方向とY軸方向とが直交しているので、板状材Wを正方形状や長方形状の四角形状板(タイル板)に切断することができる。
更に、第2の保持手段9がエアシリンダ91とクランプ部92とを備えた構成になっているので、第1の移動台4をX軸方向に移動させることにより板状材WをX軸方向に切断する際にはクランプ部92をエアシリンダ91によって板状材Wから上方に移動させておくことができる。従って、第2の切断手段7がX軸方向への切断の障害になることがない。
また、搬送ベルト33の厚さが第1の切断手段5や第2の切断手段7のブレード52aによって切り込まれる深さを超える厚さに設定されているので、搬送ベルト33上において板状材Wを完全に切断することができると共に、その切断によって、搬送ベルト33が板状材Wの搬送に支障を来すことになるのを防止することができる。
しかも、切断位置検出センサ36によって搬送ベルト33を板状材Wの切断位置3aに正確に停止させることができ、かつ原点位置検出センサ37によって搬送ベルト33を原点位置に正確に停止させることができるので、搬送ベルト33におけるほぼ一定の位置で板状材Wの搬送を開始することができると共に、搬送ベルト33上のほぼ一定の位置が板状材Wの切断位置3aに対応した状態になる。従って、搬送ベルト33がブレード52aによって切り込まれる範囲もほぼ一定の範囲となるので、切断の際に搬送ベルト33がダメージを受ける範囲を最小限に食い止めることができる。よって、ブレード52aによって切り込まれるにもかかわらず、搬送ベルト33の耐用期間が低下するのを防止することができる。
なお、上記実施の形態においては、板状材として天然石材板の板状材Wを用いた例を示したが、この板状材としては、人工大理石板等のような人工石材板からなるものや、これ以外の材質によって板状に形成されたものであってもよい。但し、板状材は、直角四角形状に形成されていることが好ましい。
また、切断する方向をX軸方向とY軸方向に設定したが、この切断する方向は、直交する方向にない第1の方向と第2の方向とからなる二方向に設定してもよい。この場合には、板状材Wを菱形状や平行四辺形状に切断することができる。
1 二方向切断装置
3 ベルトコンベヤ(コンベヤ)
3a 切断位置
4 第1の移動台
5 第1の切断手段
6 第2の移動台
7 第2の切断手段
8 第1の保持手段
9 第2の保持手段
33 搬送ベルト
36 切断位置検出センサ
37 原点位置検出センサ
52a ブレード
91 エアシリンダ(上下駆動手段)
92 クランプ部
W 板状材
3 ベルトコンベヤ(コンベヤ)
3a 切断位置
4 第1の移動台
5 第1の切断手段
6 第2の移動台
7 第2の切断手段
8 第1の保持手段
9 第2の保持手段
33 搬送ベルト
36 切断位置検出センサ
37 原点位置検出センサ
52a ブレード
91 エアシリンダ(上下駆動手段)
92 クランプ部
W 板状材
Claims (6)
- 板状材を二方向に切断すべく構成された二方向切断装置であって、
上記板状材を切断位置に搬送するコンベヤと、
上記切断位置に搬送された上記板状材の上方を当該板状材に沿って第1の方向に移動する第1の移動台と、
この第1の移動台に設けられ、当該第1の移動台と共に上記第1の方向に移動することによって上記切断位置に搬送された上記板状材を上記第1の方向に切断する第1の切断手段と、
上記切断位置に搬送された上記板状材の上方を当該板状材に沿って上記第1の方向とは異なる第2の方向に移動すべく上記第1の移動台に設けられた第2の移動台と、
この第2の移動台に設けられ、当該第2の移動台と共に上記第2の方向に移動することによって上記切断位置に搬送された上記板状材を上記第2の方向に切断する第2の切断手段と、
上記第1の切断手段によって上記板状材を上記第1の方向に切断する際に、当該板状材を上記コンベヤに保持する第1の保持手段と、
上記第2の切断手段によって上記板状材を上記第2の方向に切断する際に、当該板状材を上記コンベヤに保持する第2の保持手段とを備えたことを特徴とする二方向切断装置。 - 上記第2の方向は、上記第1の方向と直交することを特徴とする請求項1に記載の二方向切断装置。
- 上記第2の保持手段は、上記第1の移動台に設けられた上下駆動手段と、この上下駆動手段の下端部に設けられ、当該上下駆動手段によって下方に駆動された際に、上記板状材に当接して当該板状材を上記コンベヤに押圧するクランプ部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の二方向切断装置。
- 上記コンベヤは、上記板状材を上記切断位置に搬送すべく旋回駆動される環状の搬送ベルトを備えたベルトコンベヤによって構成されており、
上記搬送ベルトは、上記板状材の切断の際に上記第1の切断手段や上記第2の切断手段によって切り込まれる深さを超える厚さに形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の二方向切断装置。 - 上記ベルトコンベヤは、上記搬送ベルトによって上記切断位置に搬入された板状材を当該切断位置に停止されるための切断位置検出センサと、上記搬送ベルトに設けられた被検出部を検知して、当該搬送ベルトを上記板状材の搬入開始前の原点位置に停止させるための原点位置検出センサとを備えていることを特徴とする請求項4に記載の二方向切断装置。
- 上記板状材は、天然石材板又は人工石材板であり、
第1の切断手段及び第2の切断手段は、それぞれ天然石材板又は人工石材板を切断可能なブレードを備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の二方向切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004352944A JP2006159568A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 二方向切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004352944A JP2006159568A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 二方向切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006159568A true JP2006159568A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36662097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004352944A Pending JP2006159568A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 二方向切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006159568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102229207A (zh) * | 2011-06-22 | 2011-11-02 | 海宁志宏墙体新型材料有限公司 | 陶粒增强加气砌块切割生产线 |
CN106626082A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-05-10 | 丁建盛 | 动态分断瓷砖的方法及其组线设备 |
-
2004
- 2004-12-06 JP JP2004352944A patent/JP2006159568A/ja active Pending
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